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- ビルトイン (24)
クラス
- File (1)
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File
:: Stat (1) - Thread (16)
-
Thread
:: ConditionVariable (2) -
Thread
:: Mutex (1) -
Thread
:: Queue (1) - ThreadGroup (2)
検索結果
先頭5件
-
Thread
:: Mutex # sleep(timeout = nil) -> Integer (87679.0) -
与えられた秒数の間ロックを解除してスリープして、実行後にまたロックします。
与えられた秒数の間ロックを解除してスリープして、実行後にまたロックします。
@param timeout スリープする秒数を指定します。省略するとスリープし続けます。
@return タイムアウトした時は nil を、それ以外はスリープしていた秒数を返します。
@raise ThreadError 自身がカレントスレッドによってロックされていない場合に発生します。
[注意] 2.0 以降ではスリープ中でも、シグナルを受信した場合などに実行が再
開(spurious wakeup)される場合がある点に注意してください。
//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new... -
Thread
# backtrace _ locations(range) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (33640.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
# backtrace _ locations(start = 0 , length = nil) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (33640.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
ThreadGroup
# add(thread) -> self (33640.0) -
スレッド thread が属するグループを自身に変更します。
スレッド thread が属するグループを自身に変更します。
@param thread 自身に加えたいスレッドを指定します。
@raise ThreadError 自身が freeze されているか enclose されている場合に、発生します。また引数 thread が属する ThreadGroup が freeze されているか enclose されている場合にも発生します。
//emlist[例][ruby]{
puts "Initial group is #{ThreadGroup::Default.list}"
# => Initial group is [#<Thread... -
Thread
# status -> String | false | nil (33388.0) -
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず
れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ
り終了したスレッドに対して nil を返します。
Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。
例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill ... -
Thread
# join -> self (33358.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し
ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス
レッドに対して発生します。
limit を指定して、limit 秒過ぎても自身が終了しない場合、nil を返します。
@param limit タイムアウトする時間を整数か小数で指定します。単位は秒です。
@raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = ... -
Thread
# join(limit) -> self | nil (33358.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し
ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス
レッドに対して発生します。
limit を指定して、limit 秒過ぎても自身が終了しない場合、nil を返します。
@param limit タイムアウトする時間を整数か小数で指定します。単位は秒です。
@raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = ... -
Thread
# priority -> Integer (33358.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。
@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
... -
Thread
# value -> object (33358.0) -
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、 そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が 発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、
そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が
発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッドが Thread#kill によって終了した場合は、返り値は不定です。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待ち結果を出力する例です。
threads = []
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })... -
Thread
# backtrace -> [String] | nil (33340.0) -
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドがすでに終了している場合は nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C1
def m1
sleep 5
end
def m2
m1
end
end
th = Thread.new {C1.new.m2; Thread.stop}
th.backtrace
# => [
# [0] "(irb):3:in `sleep'",
# [1] "(irb):3:in `m1'",
# [2] "(irb):6:in `m2'",
# [3] ... -
Thread
# exit -> self (33340.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# kill -> self (33340.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# raise(error _ type , message , traceback) -> () (33340.0) -
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
@param error_type Kernel.#raise を参照してください。
@param message Kernel.#raise を参照してください。
@param traceback Kernel.#raise を参照してください。
Thread.new {
sleep 1
Thread.main.raise "foobar"
}
begin
sleep
rescue
p $!, $@
end
=> #<RuntimeError: foobar>
[... -
Thread
# run -> self (33340.0) -
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。 Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え を行います。
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。
Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え
を行います。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { puts "a"; Thread.stop; puts "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
puts "Got here"
a.run
a.join
# => a
# => Got here
# => c
//}
@see Thread#wakeup, Threa... -
Thread
# terminate -> self (33340.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# wakeup -> self (33340.0) -
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
c = Thread.new { Thread.stop; puts "hey!" }
sleep 0.1 while c.status!='sleep'
c.wakeup
c.join
# => "hey!"
//}
@see Thread#run, Thread.stop -
Thread
# abort _ on _ exception -> bool (33322.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate 自身を実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_o... -
Thread
:: ConditionVariable # broadcast -> self (33322.0) -
状態変数を待っているスレッドをすべて再開します。再開された スレッドは Thread::ConditionVariable#wait で指定した mutex のロックを試みます。
状態変数を待っているスレッドをすべて再開します。再開された
スレッドは Thread::ConditionVariable#wait
で指定した mutex のロックを試みます。
@return 常に self を返します。
//emlist[例][ruby]{
mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new
flg = true
3.times {
Thread.start {
mutex.synchronize {
puts "a1"
while (flg)
cv.wait(mutex)
... -
Thread
:: ConditionVariable # signal -> self (33322.0) -
状態変数を待っているスレッドを1つ再開します。再開された スレッドは Thread::ConditionVariable#wait で指定した mutex のロックを試みます。
状態変数を待っているスレッドを1つ再開します。再開された
スレッドは Thread::ConditionVariable#wait
で指定した mutex のロックを試みます。
@return 常に self を返します。
//emlist[例][ruby]{
mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new
flg = true
3.times {
Thread.start {
mutex.synchronize {
puts "a1"
while (flg)
cv.wait(mutex)
... -
Thread
:: Queue # num _ waiting -> Integer (33322.0) -
キューを待っているスレッドの数を返します。
キューを待っているスレッドの数を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(1)
q.push(1)
t = Thread.new { q.push(2) }
sleep 0.05 until t.stop?
q.num_waiting # => 1
q.pop
t.join
//} -
ThreadGroup
# enclose -> self (33322.0) -
自身への ThreadGroup#add によるスレッドの追加・削除を禁止します。 enclose された ThreadGroup に追加や削除を行うと例外 ThreadError が発生します。
自身への ThreadGroup#add によるスレッドの追加・削除を禁止します。
enclose された ThreadGroup に追加や削除を行うと例外 ThreadError が発生します。
ただし、Thread.new によるスレッドの追加は禁止されません。enclose されたスレッドグループ A に
属するスレッドが新たにスレッドを生成した場合、生成されたスレッドはスレッドグループ A に属します。
追加の例:
thg = ThreadGroup.new.enclose
thg.add Thread.new {}
=> -:2:in `add': can't ... -
Thread
# priority=(val) (33058.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。
@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
... -
File
:: Stat # birthtime -> Time (24520.0) -
作成された時刻を返します。
作成された時刻を返します。
@raise NotImplementedError Windows のような birthtime のない環境で発生します。
//emlist[][ruby]{
File.write("testfile", "foo")
sleep 10
File.write("testfile", "bar")
sleep 10
File.chmod(0644, "testfile")
sleep 10
File.read("testfile")
File.stat("testfile").birthtime #=> 2014-02-24 11:19:17 +0900... -
File
# flock(operation) -> 0 | false (24466.0) -
ファイルをロックします。
ファイルをロックします。
ロックを取得するまでブロックされます。
ロックの取得に成功した場合は 0 を返します。
File::LOCK_NB (ノンブロッキング) を指定すると、本来ならブロックされる場合に
ブロックされずに false を返すようになります。
@param operation ロックに対する操作の種類を示す定数を指定します。
どのような定数が利用可能かは以下を参照して下さい。
@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。
@raise Errno::EXXX operation に不正な整数を与えた...