るりまサーチ (Ruby 3.4)

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  1. openssl t61string
  2. asn1 t61string
  3. matrix t
  4. t61string new
  5. fiddle type_size_t

ライブラリ

クラス

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< 1 2 3 ... > >>

Hash#hash -> Integer (81640.0)

自身が保持するキーと値のハッシュ値を元にして算出した整数を返します。 自身が保持するキーや値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

自身が保持するキーと値のハッシュ値を元にして算出した整数を返します。
自身が保持するキーや値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

//emlist[例][ruby]{
a = {}
p a.hash #=> 0
a[1] = :x
p a.hash #=> 329543
//}

tsort (78361.0)

tsort はトポロジカルソートと強連結成分に関するモジュールを提供します。

tsort はトポロジカルソートと強連結成分に関するモジュールを提供します。

=== Example

//emlist[][ruby]{
require 'tsort'

class Hash
include TSort
alias tsort_each_node each_key
def tsort_each_child(node, &block)
fetch(node).each(&block)
end
end

{1=>[2, 3], 2=>[3], 3=>[], 4=>[]}.tsort
#=> [3, 2, 1, 4]

{1=>[2], 2=>[3, 4...

Object#hash -> Integer (63886.0)

オブジェクトのハッシュ値を返します。このハッシュ値は、Object#eql? と合わせて Hash クラスで、2つのオブジェクトを同一のキーとするか判定するために用いられます。

オブジェクトのハッシュ値を返します。このハッシュ値は、Object#eql? と合わせて Hash クラスで、2つのオブジェクトを同一のキーとするか判定するために用いられます。

2つのオブジェクトのハッシュ値が異なるとき、直ちに異なるキーとして判定されます。
逆に、2つのハッシュ値が同じとき、さらに Object#eql? での比較により判定されます。
そのため、同じキーとして判定される状況は Object#eql? の比較で真となる場合のみであり、このとき前段階としてハッシュ値どうしが等しい必要があります。
つまり、

A.eql?(B) ならば A.hash == B.hash

...

Hash#to_hash -> self (63748.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_hash # => {}
p hash.to_hash == hash # => true
//}

@see Object#to_hash, Hash#to_h

Data#hash -> Integer (63676.0)

自身のハッシュ値を整数で返します。 Data#eql? で比較して等しいオブジェクトは同じハッシュ値を返します。

自身のハッシュ値を整数で返します。
Data#eql? で比較して等しいオブジェクトは同じハッシュ値を返します。

//emlist[例][ruby]{
Dog = Data.define(:name, :age)
dog1 = Dog.new("Fred", 5)
p dog1.hash # => -3931425561194935428
dog2 = Dog.new("Fred", 5)
p dog2.hash # => -3931425561194935428
dog3 = Dog.new("Fred", 6)
p dog3.hash # => -4469132459285820530...

絞り込み条件を変える

String#hash -> Integer (63676.0)

self のハッシュ値を返します。 eql? で等しい文字列は、常にハッシュ値も等しくなります。

self のハッシュ値を返します。
eql? で等しい文字列は、常にハッシュ値も等しくなります。

//emlist[例][ruby]{
"test".hash # => 4038258770210371295
("te" + "st").hash == "test".hash # => true
//}

@see Hash

Float#hash -> Integer (63658.0)

ハッシュ値を返します。

ハッシュ値を返します。

//emlist[例][ruby]{
pi1 = 3.14
pi2 = 3.14
pi3 = 3.1415

pi1.hash # => 335364239
pi2.hash # => 335364239
pi3.hash # => 420540030
//}

Matrix#hash -> Integer (63652.0)

行列のHash値を返します。

行列のHash値を返します。

Method#hash -> Integer (63640.0)

自身のハッシュ値を返します。

自身のハッシュ値を返します。


//emlist[例][ruby]{
a = method(:==)
b = method(:eql?)
p a.eql? b # => true
p a.hash == b.hash # => true
p [a, b].uniq.size # => 1
//}

Struct#hash -> Integer (63640.0)

self が保持するメンバのハッシュ値を元にして算出した整数を返します。 self が保持するメンバの値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

self が保持するメンバのハッシュ値を元にして算出した整数を返します。
self が保持するメンバの値が変化すればこのメソッドが返す値も変化します。

//emlist[例][ruby]{
Dog = Struct.new(:name, :age)
dog = Dog.new("fred", 5)
p dog.hash #=> 7917421
dog.name = "john"
p dog.hash #=> -38913223
//}

[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して...

絞り込み条件を変える

UnboundMethod#hash -> Integer (63640.0)

自身のハッシュ値を返します。

自身のハッシュ値を返します。


//emlist[例][ruby]{
a = method(:==).unbind
b = method(:eql?).unbind
p a.eql? b # => true
p a.hash == b.hash # => true
p [a, b].uniq.size # => 1
//}

Rational#hash -> Integer (63622.0)

自身のハッシュ値を返します。

自身のハッシュ値を返します。

@return ハッシュ値を返します。


@see Object#hash

Time#hash -> Integer (63622.0)

self のハッシュ値を返します。

self のハッシュ値を返します。

@return ハッシュ値を返します。


@see Object#hash

Enumerator::ArithmeticSequence#hash -> Integer (63604.0)

自身のハッシュ値を返します。

自身のハッシュ値を返します。

begin, end, step, exclude_end? が等しい Enumerable::ArithmeticSequence は
同じハッシュ値を返します。

MatchData#hash -> Integer (63604.0)

self のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェクト、マッチ した位置を元にハッシュ値を計算して返します。

self のマッチ対象になった文字列、元になった正規表現オブジェクト、マッチ
した位置を元にハッシュ値を計算して返します。

絞り込み条件を変える

OpenStruct#hash -> Integer (63604.0)

self のハッシュ値を返します。

self のハッシュ値を返します。

Pathname#hash -> Integer (63604.0)

ハッシュ値を返します。

ハッシュ値を返します。

Vector#hash -> Integer (63604.0)

自分自身のハッシュ値を返します。

自分自身のハッシュ値を返します。

Array#hash -> Integer (54676.0)

自身のハッシュ値を整数で返します。ハッシュ値は自身の各要素のハッシュ値から 計算されます。Array#eql? で比較して等しい配列同士は同じハッシュ値を返します。

自身のハッシュ値を整数で返します。ハッシュ値は自身の各要素のハッシュ値から
計算されます。Array#eql? で比較して等しい配列同士は同じハッシュ値を返します。

//emlist[例][ruby]{
a = ["a", "b", 1]
a.hash #=> 321
b = a.dup
b.hash #=> 321

["a", 1, "b"].hash #=> 491
["a", 1.0, "b"].hash #=> 466227
//}

Range#hash -> Integer (54640.0)

始端と終端のハッシュ値と Range#exclude_end? の値からハッシュ値を計算して整数として返します。

始端と終端のハッシュ値と Range#exclude_end? の値からハッシュ値を計算して整数として返します。

//emlist[例][ruby]{
p (1..2).hash # => 5646
p (1...2).hash # => 16782863
//}

絞り込み条件を変える

Regexp#hash -> Integer (54640.0)

正規表現のオプションやテキストに基づいたハッシュ値を返します。

正規表現のオプションやテキストに基づいたハッシュ値を返します。

//emlist[例][ruby]{
p /abc/i.hash # => 4893115
p /abc/.hash # => 4856055
//}

IPAddr#hash -> Integer (54622.0)

ハッシュ値を返します。

ハッシュ値を返します。

@see Object#hash

BigDecimal#hash -> Integer (54604.0)

self のハッシュ値を返します。

self のハッシュ値を返します。

符号、小数部、指数部が同じ場合に同じハッシュ値を返します。

Proc#hash -> Integer (54604.0)

self のハッシュ値を返します。

self のハッシュ値を返します。

OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_hash(hash) -> OpenSSL::X509::Extension (46225.0)

ハッシュから OpenSSL::X509::Extension オブジェクトを生成します。

ハッシュから OpenSSL::X509::Extension オブジェクトを生成します。

渡すハッシュテーブルは
{"oid" => OID文字列, "value" => value文字列, "critical" => 真偽値 }
という内容が必要です。"critical" を省略した場合は false が
渡されるのと同じになります。

@param hash 生成する拡張領域のデータのハッシュテーブル
@see OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext

絞り込み条件を変える

Hash#transform_keys(hash) -> Hash (45982.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
値は変化しません。

@param hash 置き換え前のキーから置き換え後のキーへのハッシュを指定します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys(a: "a", d: "d") # => {"a"=>1, :b=>2, :c=>3}
h.transform_keys(&:to_s) # =...

Hash#to_h -> self | Hash (45919.0)

self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は self を Hash オブジェクトに変換します。

self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は
self を Hash オブジェクトに変換します。

//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_h # => {}
p hash.to_h == hash # => true

class MyHash < Hash;end
my_hash = MyHash.new
p my_hash.to_h # => {}
p my_hash.class # => MyHash
p my_hash.to_h.class # => Hash
//}

ブロックを...

Hash#to_h {|key, value| block } -> Hash (45919.0)

self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は self を Hash オブジェクトに変換します。

self を返します。Hash クラスのサブクラスから呼び出した場合は
self を Hash オブジェクトに変換します。

//emlist[例][ruby]{
hash = {}
p hash.to_h # => {}
p hash.to_h == hash # => true

class MyHash < Hash;end
my_hash = MyHash.new
p my_hash.to_h # => {}
p my_hash.class # => MyHash
p my_hash.to_h.class # => Hash
//}

ブロックを...

OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_extension(obj) -> OpenSSL::X509::Extension (45919.0)

OpenSSL::X509::Extension のインスタンスを生成して返します。

OpenSSL::X509::Extension のインスタンスを生成して返します。

引数の個数が1個である場合、それが配列、ハッシュ、文字列のいずれかである
ならば、
OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_array、
OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_hash、
OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_string、
がそれぞれ呼びだされてオブジェクトを生成します。

引数が2個以上である場合は、
OpenSSL:...

OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_extension(oid, value, critical=false) -> OpenSSL::X509::Extension (45919.0)

OpenSSL::X509::Extension のインスタンスを生成して返します。

OpenSSL::X509::Extension のインスタンスを生成して返します。

引数の個数が1個である場合、それが配列、ハッシュ、文字列のいずれかである
ならば、
OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_array、
OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_hash、
OpenSSL::X509::ExtensionFactory#create_ext_from_string、
がそれぞれ呼びだされてオブジェクトを生成します。

引数が2個以上である場合は、
OpenSSL:...

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Hash#compact -> Hash (45760.0)

compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。

compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。


//emlist[例][ruby]{
hash = {a: 1, b: nil, c: 3}
p hash.compact #=> {:a=>1, :c=>3}
p hash #=> {:a=>1, :b=>nil, :c=>3}
hash.compact!
hash #=> {:a=>1, :...

Hash#default -> object | nil (45745.0)

ハッシュのデフォルト値を返します。

ハッシュのデフォルト値を返します。

ハッシュのデフォルト値がブロックで与えられている場合、 1 番目の形式だと
返り値が nil になることに注意してください。この場合、ハッシュのデフォルト値に
ついて調べるには 2 番目の形式か Hash#default_proc を使ってください。

2 番目の形式はハッシュがデフォルト値としてブロックを持つ場合に、
self と引数 key をブロックに渡して評価し、その結果を返します。

@param key デフォルトのブロックにキーとして渡されます。

//emlist[例][ruby]{
h = Hash.new("default")
p h....

Hash#except(*keys) -> Hash (45688.0)

引数で指定された以外のキーとその値だけを含む Hash を返します。

引数で指定された以外のキーとその値だけを含む Hash を返します。

引数に指定されていて Hash に存在しないキーは無視されます。

//emlist[][ruby]{
h = { a: 100, b: 200, c: 300 }
h.except(:a) # => {:b=>200, :c=>300}
//}

@see Hash#slice, ENV.except

Hash.try_convert(obj) -> Hash | nil (45688.0)

to_hash メソッドを用いて obj をハッシュに変換しようとします。

to_hash メソッドを用いて obj をハッシュに変換しようとします。

何らかの理由で変換できないときには nil を返します。
このメソッドは引数がハッシュであるかどうかを調べるために使えます。

//emlist[][ruby]{
Hash.try_convert({1=>2}) # => {1=>2}
Hash.try_convert("1=>2") # => nil
//}

Hash#transform_keys {|key| ... } -> Hash (45682.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
値は変化しません。

@param hash 置き換え前のキーから置き換え後のキーへのハッシュを指定します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys(a: "a", d: "d") # => {"a"=>1, :b=>2, :c=>3}
h.transform_keys(&:to_s) # =...

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Hash#invert -> Hash (45676.0)

値からキーへのハッシュを作成して返します。

値からキーへのハッシュを作成して返します。

異なるキーに対して等しい値が登録されている場合、最後に定義されている値が使用されます。

//emlist[例][ruby]{
h = { "a" => 0, "b" => 100, "c" => 200, "d" => 300, "e" => 300 }
p h.invert #=> {0=>"a", 100=>"b", 200=>"c", 300=>"e"}
//}

=== 参考
値が重複していたときに備えて、変換後の値を配列として保持するには、次のようにします。

//emlist[][ruby]{
def safe_invert(o...

Hash#reject {|key, value| ... } -> Hash (45676.0)

self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要 素を削除したハッシュを返します。

self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要
素を削除したハッシュを返します。

ハッシュを返すことを除けば
Enumerable#reject とほぼ同じです。
selfを破壊的に変更したい場合はかわりにHash#delete_ifかHash#reject!を使います。

//emlist[例][ruby]{
h = { 2 =>"8" ,4 =>"6" ,6 =>"4" ,8 =>"2" }

p h.reject{|key, value| key.to_i < value.to_i} #=> {6=>"4", 8=>"2"}
//}

@see Hash#delete_if,...

Hash#transform_keys!(hash) -> self (45676.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。
値は変化しません。

@param hash 置き換え前のキーから置き換え後のキーへのハッシュを指定します。
@return transform_keys! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys! {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3...

Hash#transform_values {|value| ... } -> Hash (45658.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
キーは変化しません。

@return 置き換えたハッシュを返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values(&:to_s) #=> { a: "1", b: "2", ...

Hash#filter {|key, value| ... } -> Hash (45643.0)

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}


@see Hash#select!, ...

絞り込み条件を変える

Hash#select {|key, value| ... } -> Hash (45643.0)

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}


@see Hash#select!, ...

JSON::Generator::GeneratorMethods::Hash#to_json(state_or_hash = nil) -> String (45640.0)

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

@param state_or_hash 生成する JSON 形式の文字列をカスタマイズするため
に JSON::State のインスタンスか、
JSON::State.new の引数と同じ Hash を
指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

person = { "name" => "tanaka", "age" => 19 }
person.to_json # ...

Hash#compact! -> self | nil (45460.0)

compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。

compact は自身から value が nil のもの取り除いた Hash を生成して返します。 compact! は自身から破壊的に value が nil のものを取り除き、変更が行われた場合は self を、そうでなければ nil を返します。


//emlist[例][ruby]{
hash = {a: 1, b: nil, c: 3}
p hash.compact #=> {:a=>1, :c=>3}
p hash #=> {:a=>1, :b=>nil, :c=>3}
hash.compact!
hash #=> {:a=>1, :...

Hash#default(key) -> object | nil (45445.0)

ハッシュのデフォルト値を返します。

ハッシュのデフォルト値を返します。

ハッシュのデフォルト値がブロックで与えられている場合、 1 番目の形式だと
返り値が nil になることに注意してください。この場合、ハッシュのデフォルト値に
ついて調べるには 2 番目の形式か Hash#default_proc を使ってください。

2 番目の形式はハッシュがデフォルト値としてブロックを持つ場合に、
self と引数 key をブロックに渡して評価し、その結果を返します。

@param key デフォルトのブロックにキーとして渡されます。

//emlist[例][ruby]{
h = Hash.new("default")
p h....

Hash#default_proc=(pr) (45427.0)

ハッシュのデフォルト値を返す Proc オブジェクトを 変更します。

ハッシュのデフォルト値を返す Proc オブジェクトを
変更します。

以前のデフォルトは値(Hash#default)の場合も
Proc の場合(Hash#default_proc)でも上書きされます。

引数には to_proc で Proc オブジェクトに変換できる
オブジェクトも受け付けます。

nil を指定した場合は現在の Hash#default_proc をクリアします。

@param pr デフォルト値を返す手続きオブジェクト

//emlist[例][ruby]{
h = {}
h.default_proc = proc do |hash, key|
hash[ke...

絞り込み条件を変える

Hash#default_proc -> Proc | nil (45391.0)

ハッシュのデフォルト値を返す Proc オブジェクトを返します。 ハッシュがブロック形式のデフォルト値を持たない場合 nil を返します。

ハッシュのデフォルト値を返す Proc オブジェクトを返します。
ハッシュがブロック形式のデフォルト値を持たない場合 nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = Hash.new {|hash, key| "The #{key} not exist in #{hash.inspect}"}
p h.default #=> nil
p block = h.default_proc #=> #<Proc:0x0x401a9ff4>
p block.call({},:foo) #=> "The foo not exist in {}"

h...

Hash#transform_keys -> Enumerator (45382.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
値は変化しません。

@param hash 置き換え前のキーから置き換え後のキーへのハッシュを指定します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys(a: "a", d: "d") # => {"a"=>1, :b=>2, :c=>3}
h.transform_keys(&:to_s) # =...

Hash#reject -> Enumerator (45376.0)

self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要 素を削除したハッシュを返します。

self を複製して、ブロックを評価した値が真になる要
素を削除したハッシュを返します。

ハッシュを返すことを除けば
Enumerable#reject とほぼ同じです。
selfを破壊的に変更したい場合はかわりにHash#delete_ifかHash#reject!を使います。

//emlist[例][ruby]{
h = { 2 =>"8" ,4 =>"6" ,6 =>"4" ,8 =>"2" }

p h.reject{|key, value| key.to_i < value.to_i} #=> {6=>"4", 8=>"2"}
//}

@see Hash#delete_if,...

Hash#transform_keys! -> Enumerator (45376.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。
値は変化しません。

@param hash 置き換え前のキーから置き換え後のキーへのハッシュを指定します。
@return transform_keys! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys! {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3...

Hash#transform_keys! {|key| ... } -> self (45376.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。
値は変化しません。

@param hash 置き換え前のキーから置き換え後のキーへのハッシュを指定します。
@return transform_keys! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys! {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3...

絞り込み条件を変える

Hash#delete_if -> Enumerator (45373.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。

delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }

p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =...

Hash#delete_if {|key, value| ... } -> self (45373.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。

delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }

p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =...

Hash#reject! -> Enumerator (45373.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。

delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }

p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =...

Hash#reject! {|key, value| ... } -> self|nil (45373.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ るような要素を self から削除します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であ
るような要素を self から削除します。

delete_if は常に self を返します。
reject! は、要素を削除しなかった場合には nil を返し、
そうでなければ self を返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { 2 => "8" ,4 => "6" ,6 => "4" ,8 => "2" }

p h.reject!{|key, value| key.to_i < value.to_i } #=> { 6 => "4", 8 =...

Hash#values_at(*keys) -> [object] (45373.0)

引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。

引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。

キーに対応する要素がなければデフォルト値が使用されます。

@param keys キーを 0 個以上指定します。

@return 引数で指定されたキーに対応する値の配列を返します。
引数が指定されなかった場合は、空の配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = {1=>"a", 2=>"b", 3=>"c"}

p h.values_at(1,3,4) #=> ["a", "c", nil]
# [h[1], h[3] ,h[4]] と同じ
//}

@see Hash#...

絞り込み条件を変える

Hash#transform_values -> Enumerator (45358.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
キーは変化しません。

@return 置き換えたハッシュを返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values(&:to_s) #=> { a: "1", b: "2", ...

Hash#filter! -> Enumerator (45355.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

Hash#filter! {|key, value| ... } -> self | nil (45355.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

Hash#select! -> Enumerator (45355.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

Hash#select! {|key, value| ... } -> self | nil (45355.0)

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self に残します。

キーと値を引数としてブロックを評価した結果が真であるような要素を self
に残します。

keep_if は常に self を返します。
filter! と select! はオブジェクトが変更された場合に self を、
されていない場合に nil を返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と keep_if から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
c = ("a".."g")
c.each_with_index {|e, i| h1[i] = e }

h2 = h1.dup
h1.select!...

絞り込み条件を変える

Hash#transform_values! -> Enumerator (45355.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。
キーは変化しません。

@return transform_values! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values! {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values!(&:to_s) #=> ...

Hash#transform_values! {|value| ... } -> self (45355.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。
キーは変化しません。

@return transform_values! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values! {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values!(&:to_s) #=> ...

Hash#filter -> Enumerator (45343.0)

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}


@see Hash#select!, ...

Hash#select -> Enumerator (45343.0)

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む ハッシュを生成して返します。

key, value のペアについてブロックを評価し,真となるペアだけを含む
ハッシュを生成して返します。

ブロックが与えられなかった場合は、自身と select から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "a" => 100, "b" => 200, "c" => 300 }
h.select {|k,v| k > "a"} #=> {"b" => 200, "c" => 300}
h.select {|k,v| v < 200} #=> {"a" => 100}
//}


@see Hash#select!, ...

Hash#fetch_values(key, ...) -> [object] (45337.0)

引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。

引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。

該当するキーが登録されていない時には、ブロックが与えられていればそのブ
ロックを評価した値を返します。ブロックが与えられていない時は
KeyError が発生します。

self にデフォルト値が設定されていても無視されます(挙動に変化がありません)。

@param key 探索するキーを任意個指定します。

@raise KeyError ブロックが与えられてない時にキーの探索に失敗すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
h = { "cat" => "feline", "dog" => "canine", ...

絞り込み条件を変える

Hash#fetch_values(key, ...) { |key| ... } -> [object] (45337.0)

引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。

引数で指定されたキーに関連づけられた値の配列を返します。

該当するキーが登録されていない時には、ブロックが与えられていればそのブ
ロックを評価した値を返します。ブロックが与えられていない時は
KeyError が発生します。

self にデフォルト値が設定されていても無視されます(挙動に変化がありません)。

@param key 探索するキーを任意個指定します。

@raise KeyError ブロックが与えられてない時にキーの探索に失敗すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
h = { "cat" => "feline", "dog" => "canine", ...

Hash#shift -> [object, object] | nil (45337.0)

ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、 [key, value]という配列として返します。

ハッシュからキーが追加された順で先頭の要素をひとつ取り除き、
[key, value]という配列として返します。

shiftは破壊的メソッドです。selfは要素を取り除かれた残りのハッシュに変更されます。


ハッシュが空の場合、デフォルト値に関わらず nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = {:ab => "some" , :cd => "all"}
p h.shift #=> [:ab, "some"]
p h.shift #=> [:cd, "all"]
p h ...

Hash#to_a -> [Array] (45337.0)

キーと値からなる 2 要素の配列を並べた配列を生成して返します。

キーと値からなる 2 要素の配列を並べた配列を生成して返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = { "a" => 100, 2 => ["some"], :c => "c" }
p h1.to_a #=> c, "c"
//}

@see Hash#keys,Hash#values

Hash#compare_by_identity -> self (45319.0)

ハッシュのキーの一致判定をオブジェクトの同一性で判定するように変更します。

ハッシュのキーの一致判定をオブジェクトの同一性で判定するように変更します。

デフォルトでは、キーのオブジェクトによっては内容が同じならキーが一致しているとみなされますが、より厳密に
Object#object_idが一致しているかどうかを条件とするようにselfを変更します。

selfが変化する破壊的メソッドです。

@return selfを返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = { "a" => 100, "b" => 200, :c => "c" }
p h1.compare_by_identity? #=> false
p h1["a"] #=...

Hash#compare_by_identity? -> bool (45319.0)

ハッシュがキーの一致判定をオブジェクトの同一性を用いて行っているならば真を返します。

ハッシュがキーの一致判定をオブジェクトの同一性を用いて行っているならば真を返します。

//emlist[例][ruby]{
h1 = {}
p h1.compare_by_identity? #=> false

h1.compare_by_identity

p h1.compare_by_identity? #=> true
//}

@see Hash#compare_by_identity

絞り込み条件を変える

Hash#default=(value) (45319.0)

ハッシュのデフォルト値を value に変更します。対応する値が存 在しないキーで検索した時にはこの値を返すようになります。

ハッシュのデフォルト値を value に変更します。対応する値が存
在しないキーで検索した時にはこの値を返すようになります。

デフォルト値(ブロックを含む)が既に設定してあった場合も value で上書きします。

@param value 設定するデフォルト値です。
@return value を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = {}
p h.default #=>nil

h.default = "default"
p h.default #=>"default"
//}

@see Hash#default

Hash#delete(key) -> object | nil (45319.0)

key に対応する要素を取り除きます。

key に対応する要素を取り除きます。

@param key 取り除くキーを指定します。

@return 取り除かれた要素の値を返します。
key に対応する要素が存在しない時には nil を返します。

与えられたブロックは key にマッチする要素がなかった時に評価され、その結果を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = {:ab => "some" , :cd => "all"}

p h.delete(:ab) #=> "some"
p h.delete(:ef) #=> nil
p h.delete(:ef){|key|"#{k...

Hash#delete(key) {|key| ... } -> object (45319.0)

key に対応する要素を取り除きます。

key に対応する要素を取り除きます。

@param key 取り除くキーを指定します。

@return 取り除かれた要素の値を返します。
key に対応する要素が存在しない時には nil を返します。

与えられたブロックは key にマッチする要素がなかった時に評価され、その結果を返します。

//emlist[例][ruby]{
h = {:ab => "some" , :cd => "all"}

p h.delete(:ab) #=> "some"
p h.delete(:ef) #=> nil
p h.delete(:ef){|key|"#{k...

Hash#fetch(key) -> object (45319.0)

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。

fetchはハッシュ自身にデフォルト値が設定されていても単に無視します(挙動に変化がありません)。

@param key 探索するキーを指定します。
@param default 該当するキーが登録されていない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、キーの探索に失敗すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
h...

Hash#fetch(key) {|key| ... } -> object (45319.0)

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。

fetchはハッシュ自身にデフォルト値が設定されていても単に無視します(挙動に変化がありません)。

@param key 探索するキーを指定します。
@param default 該当するキーが登録されていない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、キーの探索に失敗すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
h...

絞り込み条件を変える

Hash#fetch(key, default) -> object (45319.0)

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。

key に関連づけられた値を返します。該当するキーが登録されてい
ない時には、引数 default が与えられていればその値を、ブロッ
クが与えられていればそのブロックを評価した値を返します。

fetchはハッシュ自身にデフォルト値が設定されていても単に無視します(挙動に変化がありません)。

@param key 探索するキーを指定します。
@param default 該当するキーが登録されていない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、キーの探索に失敗すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
h...

Hash#empty? -> bool (45301.0)

ハッシュが空の時、真を返します。

ハッシュが空の時、真を返します。

//emlist[例][ruby]{
puts({}.empty?) #=> true
//}

Hash#flatten(level = 1) -> Array (45301.0)

自身を平坦化した配列を生成して返します。

自身を平坦化した配列を生成して返します。

全てのキーと値を新しい配列の要素として展開します。
Array#flatten と違って、デフォルトではこのメソッドは自身を
再帰的に平坦化しません。level を指定すると指定されたレベルまで
再帰的に平坦化します。

@param level 展開するレベル

//emlist[例][ruby]{
a = {1=> "one", 2 => [2,"two"], 3 => "three"}
a.flatten #=> [1, "one", 2, [2, "two"], 3, "three"]
a.flatten(1) #=> [1, ...

Hash#inspect -> String (45301.0)

ハッシュの内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

ハッシュの内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { "c" => 300, "a" => 100, "d" => 400 }
h.inspect # => "{\"c\"=>300, \"a\"=>100, \"d\"=>400}"
//}

Hash#length -> Integer (45301.0)

ハッシュの要素の数を返します。

ハッシュの要素の数を返します。

//emlist[][ruby]{
h = { "d" => 100, "a" => 200, "v" => 300, "e" => 400 }
h.length #=> 4
h.size #=> 4
h.delete("a") #=> 200
h.length #=> 3
h.size #=> 3
//}

絞り込み条件を変える

Hash#to_proc -> Proc (45301.0)

self のキーに対応する値を返す Proc オブジェクトを返します。

self のキーに対応する値を返す Proc オブジェクトを返します。

//emlist[][ruby]{
h = {1 => 10, 2 => 20, 3 => 30}
[1, 2, 3].map(&h) # => [10, 20, 30]
//}

Hash#to_s -> String (45301.0)

ハッシュの内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

ハッシュの内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { "c" => 300, "a" => 100, "d" => 400 }
h.inspect # => "{\"c\"=>300, \"a\"=>100, \"d\"=>400}"
//}

st_table * st_init_table_with_size(struct st_hash_type *type, int size) (37549.0)

st_table を作成する。_with_size はサイズを指定して生成する。 struct st_hash_type はハッシュ値を得る関数と、同値判定を行う 関数を持つ。

st_table を作成する。_with_size はサイズを指定して生成する。
struct st_hash_type はハッシュ値を得る関数と、同値判定を行う
関数を持つ。

st_table * st_init_table(struct st_hash_type *type) (37501.0)

Object#to_hash -> Hash (36973.0)

オブジェクトの Hash への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

オブジェクトの Hash への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する条件は、
* ハッシュが使われるすべての場面で代置可能であるような、
* ハッシュそのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def to_hash
{'as' => 24}
end
end

it = Foo...

絞り込み条件を変える

CSV::Row#to_hash -> Hash (36925.0)

自身をシンプルなハッシュに変換します。

自身をシンプルなハッシュに変換します。

フィールドの順序は無視されます。
重複したフィールドは削除されます。

//emlist[例][ruby]{
require "csv"

row = CSV::Row.new(["header2", "header1", "header2"], [1, 2, 3])
row.to_hash # => {"header2"=>3, "header1"=>2}
//}

DBM#to_hash -> Hash (36925.0)

self をハッシュに変換して返します。

self をハッシュに変換して返します。

require 'dbm'

db1 = DBM.open('aaa.db', 0666, DBM::NEWDB)
db1[:a] = 'aaa'
db1[:b] = 'bbbbbb'
p db1.to_hash #=> {"a"=>"aaa", "b"=>"bbbbbb"}

ERB#result_with_hash(hash) -> String (36925.0)

ERB をハッシュオブジェクトで指定されたローカル変数を持つ 新しいトップレベルバインディングで実行し、結果の文字列を返します。

ERB をハッシュオブジェクトで指定されたローカル変数を持つ
新しいトップレベルバインディングで実行し、結果の文字列を返します。

@param hash ローカル変数名をキーにしたハッシュ

@see ERB#result

Rake::TaskArguments#to_hash -> Hash (36925.0)

パラメータ名と対応する値を格納したハッシュを返します。

パラメータ名と対応する値を格納したハッシュを返します。

//emlist[][ruby]{
# Rakefile での記載例とする

task default: :test_rake_app
task :test_rake_app do
arguments = Rake::TaskArguments.new(["name1", "name2"], ["value1", "value2"])
arguments.to_hash # => {:name1=>"value1", :name2=>"value2"}
end
//}

SDBM#to_hash -> Hash (36925.0)

self の各要素を格納したハッシュを返します。

self の各要素を格納したハッシュを返します。

require 'sdbm'

db1 = SDBM.open('aaa.gdbm', 0666)
db1.clear
db1['a'] = 'aaa'
db1['b'] = 'bbb'
db1['c'] = 'ccc'

p db1.to_hash #=> {"a"=>"aaa", "b"=>"bbb", "c"=>"ccc"}

絞り込み条件を変える

ENV.to_hash -> Hash (36907.0)

環境変数の名前をキーとし、対応する値をもつハッシュを返します。

環境変数の名前をキーとし、対応する値をもつハッシュを返します。

GDBM#to_hash -> Hash (36907.0)

self の各要素を格納したハッシュを返します。

self の各要素を格納したハッシュを返します。

Gem::Command.specific_extra_args_hash -> Hash (36907.0)

特別な追加引数へのアクセスを提供します。

特別な追加引数へのアクセスを提供します。

YAML::DBM#to_hash -> Hash (36907.0)

自身のキー、値をハッシュにしたものを返します。

自身のキー、値をハッシュにしたものを返します。

RDoc::Text#strip_hashes(text) -> String (36901.0)

引数から各行の行頭の # を削除します。

引数から各行の行頭の # を削除します。

@param text 文字列を指定します。

絞り込み条件を変える

JSON::Generator::GeneratorMethods::Array#to_json(state_or_hash = nil) -> String (36640.0)

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

@param state_or_hash 生成する JSON 形式の文字列をカスタマイズするため
に JSON::State のインスタンスか、
JSON::State.new の引数と同じ Hash を
指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

[1, 2, 3].to_json # => "[1,2,3]"
//}

JSON::Generator::GeneratorMethods::FalseClass#to_json(state_or_hash = nil) -> String (36640.0)

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

"false" という文字列を返します。

@param state_or_hash 生成する JSON 形式の文字列をカスタマイズするため
に JSON::State のインスタンスか、
JSON::State.new の引数と同じ Hash を
指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

false.to_json # => "false"
//}

JSON::Generator::GeneratorMethods::Float#to_json(state_or_hash = nil) -> String (36640.0)

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

@param state_or_hash 生成する JSON 形式の文字列をカスタマイズするため
に JSON::State のインスタンスか、
JSON::State.new の引数と同じ Hash を
指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

(1.0).to_json # => "1.0"
//}

JSON::Generator::GeneratorMethods::Integer#to_json(state_or_hash = nil) -> String (36640.0)

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

@param state_or_hash 生成する JSON 形式の文字列をカスタマイズするため
に JSON::State のインスタンスか、
JSON::State.new の引数と同じ Hash を
指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

10.to_json # => "10"
//}

JSON::Generator::GeneratorMethods::NilClass#to_json(state_or_hash = nil) -> String (36640.0)

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

自身から生成した JSON 形式の文字列を返します。

"null" という文字列を返します。

@param state_or_hash 生成する JSON 形式の文字列をカスタマイズするため
に JSON::State のインスタンスか、
JSON::State.new の引数と同じ Hash を
指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

nil.to_json # => "null"
//}

絞り込み条件を変える

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