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<< < 1 2 3 4 ... > >>

Socket.udp_server_recv(sockets) {|msg, msg_src| ... } -> () (9301.0)

socketsで与えられた各 UDP ソケットからデータを読み取ります。

socketsで与えられた各 UDP ソケットからデータを読み取ります。

各ソケットからメッセージを読み取るごとにブロックを呼び出します。
ブロックに渡される引数は msg と msg_src の 2 つで、
msg は受け取ったメッセージ文字列で、 msg_src は
通信相手の Socket::UDPSource オブジェクトです。

Socket.udp_server_loop はこのメソッドの用いて以下のようにして
実装できます。

require 'socket'

udp_server_sockets(host, port) {|sockets|
loop {
...

Socket.unix_server_loop(path) {|socket, client_addrinfo| ... } -> () (9301.0)

Unix サーバソケットを生成し、 新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

Unix サーバソケットを生成し、
新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

ブロックには新しい接続を表すソケットオブジェクトと、
クライアントアドレスを表す Addrinfo オブジェクトが渡されます。

ブロックの実行が終わってもソケットは close されません。
アプリケーション側が明示的に close する必要があります。

path という名前のファイルが既に存在するときは、
そのファイルのオーナである場合は先にそのファイルを削除してしまいます。
これは path が悪意あるユーザによって変更されない場合に限りは安全です。
つまり、 /tmp/malicious-us...

Socket::AncillaryData.int(family, cmsg_level, cmsg_type, integer) -> Socket::AncillaryData (9301.0)

データとして整数を保持する Socket::AncillaryData オブジェクトを生成します。

データとして整数を保持する
Socket::AncillaryData オブジェクトを生成します。

整数データのサイズおよびエンディアンは実行するホストによって異なります。

require 'socket'

p Socket::AncillaryData.int(:UNIX, :SOCKET, :RIGHTS, STDERR.fileno)
#=> #<Socket::AncillaryData: UNIX SOCKET RIGHTS 2>

@param family ソケットファミリー
@param cmsg_level プロトコル
@param cmsg_type 補...

Socket::AncillaryData.ip_pktinfo(addr, ifindex, spec_dst=addr) -> Socket::AncillaryData (9301.0)

type が IP_PKTINFO である AncillaryData を生成します。

type が IP_PKTINFO である AncillaryData を生成します。

IP_PKTINFO は非標準的拡張であり、システムによっては使えない場合があります。

require 'socket'

addr = Addrinfo.ip("127.0.0.1")
ifindex = 0
spec_dst = Addrinfo.ip("127.0.0.1")
p Socket::AncillaryData.ip_pktinfo(addr, ifindex, spec_dst)
#=> #<Socket::AncillaryData: INET IP PK...

Socket::AncillaryData.ipv6_pktinfo(addr, ifindex) -> Socket::AncillaryData (9301.0)

type が IPV6_PKTINFO である AncillaryData を生成します。

type が IPV6_PKTINFO である AncillaryData を生成します。

IPV6_PKTINFO は 3542 で定義されています。

require 'socket'

addr = Addrinfo.ip("::1")
ifindex = 0
p Socket::AncillaryData.ipv6_pktinfo(addr, ifindex)
#=> #<Socket::AncillaryData: INET6 IPV6 PKTINFO ::1 ifindex:0>

@param addr アドレス(文字列もしくは Addrinfo)
@pa...

絞り込み条件を変える

Socket::AncillaryData.new(family, cmsg_level, cmsg_type, cmsg_data) -> Socket::AncillaryData (9301.0)

新たな Socket::AncillaryData オブジェクトを生成します。

新たな Socket::AncillaryData オブジェクトを生成します。

family はソケットファミリーを指定します。
整数、文字列、シンボルを渡します。
* Socket::AF_INET, "AF_INET", "INET", :AF_INET, :INET
* Socket::AF_UNIX, "AF_UNIX", "UNIX", :AF_UNIX, :UNIX
* など

cmsg_level にはメッセージの元となるプロトコルを指定します。
整数、文字列、シンボルを渡します。
* Socket::SOL_SOCKET, "SOL_SOCKET", "SOCKET...

Socket::AncillaryData.unix_rights(*ios) -> Socket::AncillaryData (9301.0)

ios で指定したファイルのファイルデスクリプタを データとして持つ family=AF_UNIX, level=SOL_SOCKET, type=SCM_RIGHTS という Socket::AncillaryData オブジェクトを生成して返します。

ios で指定したファイルのファイルデスクリプタを
データとして持つ family=AF_UNIX, level=SOL_SOCKET, type=SCM_RIGHTS
という Socket::AncillaryData オブジェクトを生成して返します。

require 'socket'

p Socket::AncillaryData.unix_rights(STDERR)
#=> #<Socket::AncillaryData: UNIX SOCKET RIGHTS 2>

@param ios IO オブジェクトの配列
@see Socket::AncillaryData#...

Socket::Option.bool(family, level, optname, boolean) -> Socket::Option (9301.0)

整数をデータとして持つ Socket::Option オブジェクト新たに生成し返します。

整数をデータとして持つ Socket::Option オブジェクト新たに生成し返します。

family, level, optname には Socket::SOL_SOCKET のような整数の他、
文字列("SOL_SOCKET", "SOCKET")、シンボル(:SOL_SOCKET, :SOCKET)を
指定することができます。

@param family ソケットファミリー
@param level ソケットオプションレベル
@param optname オプションの名前
@param boolean データ(真偽値)

require 'socket'

p Socke...

Socket::Option.int(family, level, optname, integer) -> Socket::Option (9301.0)

整数をデータとして持つ Socket::Option オブジェクト新たに生成し返します。

整数をデータとして持つ Socket::Option オブジェクト新たに生成し返します。

family, level, optname には Socket::SOL_SOCKET のような整数の他、
文字列("SOL_SOCKET", "SOCKET")、シンボル(:SOL_SOCKET, :SOCKET)を
指定することができます。

@param family ソケットファミリー
@param level ソケットオプションレベル
@param optname オプションの名前
@param integer データ(整数)

Socket::Option.linger(onoff, secs) -> Socket::Option (9301.0)

SOL_SOCKET/SO_LINGER 用の Socket::Option オブジェクト を新たに生成し返します。

SOL_SOCKET/SO_LINGER 用の Socket::Option オブジェクト
を新たに生成し返します。

@param onoff 0/1もしくは真偽値
@param secs 整数値

絞り込み条件を変える

Socket::Option.new(family, level, optname, data) -> Socket::Option (9301.0)

Socket::Option オブジェクト新たに生成し返します。

Socket::Option オブジェクト新たに生成し返します。

family, level, optname には Socket::SOL_SOCKET のような整数の他、
文字列("SOL_SOCKET", "SOCKET")、シンボル(:SOL_SOCKET, :SOCKET)を
指定することができます。

@param family ソケットファミリー
@param level ソケットオプションレベル
@param optname オプションの名前
@param data データ(文字列)

@see Socket::Option.int, Socket::Option.bool...

Socket::UDPSource.new(remote_addr, local_addr) {|msg| ... } -> Socket::UDPSource (9301.0)

Socket::UDPSource オブジェクトを生成します。

Socket::UDPSource オブジェクトを生成します。

このメソッドはユーザは直接使いません。Socket.udp_server_loop が
内部で用います。

@param remote_addr リモートのアドレス(Addrinfo オブジェクト)
@param local_addr ローカルのアドレス(Addrinfo オブジェクト)

TCPSocket.new(host, serv, local_host=nil, local_service=nil) -> TCPSocket (9301.0)

TCPSocket.new のパラメータ host と local_host の名前解決に resolv ライブラリを使います。

TCPSocket.new のパラメータ host と local_host
の名前解決に resolv ライブラリを使います。

@param host ホスト名、またはインターネットアドレスを示す文字列を指定します。
@param service /etc/services (または NIS) に登録されているサービス名かポート番号を指定します。
@param local_host ホスト名、またはインターネットアドレスを示す文字列を指定します。
@param local_service /etc/services (または NIS) に登録さ...

TCPSocket.new(host, service, local_host=nil, local_service=nil) -> TCPSocket (9301.0)

host で指定したホストの service で指定したポートと接続したソケッ トを返します。host はホスト名、またはインターネットアドレスを 示す文字列、service は /etc/services (または NIS) に登録されている サービス名かポート番号です。

host で指定したホストの service で指定したポートと接続したソケッ
トを返します。host はホスト名、またはインターネットアドレスを
示す文字列、service は /etc/services (または NIS) に登録されている
サービス名かポート番号です。

引数 local_host, local_service を指定した場合、そのアドレス
に対して bind(2) します。

@param host ホスト名、またはインターネットアドレスを示す文字列を指定します。
@param service /etc/services (または N...

TCPSocket.open(host, serv, local_host=nil, local_service=nil) -> TCPSocket (9301.0)

TCPSocket.new のパラメータ host と local_host の名前解決に resolv ライブラリを使います。

TCPSocket.new のパラメータ host と local_host
の名前解決に resolv ライブラリを使います。

@param host ホスト名、またはインターネットアドレスを示す文字列を指定します。
@param service /etc/services (または NIS) に登録されているサービス名かポート番号を指定します。
@param local_host ホスト名、またはインターネットアドレスを示す文字列を指定します。
@param local_service /etc/services (または NIS) に登録さ...

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TCPSocket.open(host, service, local_host=nil, local_service=nil) -> TCPSocket (9301.0)

host で指定したホストの service で指定したポートと接続したソケッ トを返します。host はホスト名、またはインターネットアドレスを 示す文字列、service は /etc/services (または NIS) に登録されている サービス名かポート番号です。

host で指定したホストの service で指定したポートと接続したソケッ
トを返します。host はホスト名、またはインターネットアドレスを
示す文字列、service は /etc/services (または NIS) に登録されている
サービス名かポート番号です。

引数 local_host, local_service を指定した場合、そのアドレス
に対して bind(2) します。

@param host ホスト名、またはインターネットアドレスを示す文字列を指定します。
@param service /etc/services (または N...

UDPSocket#send(mesg, flags , dest_sockaddr=nil) -> Integer (9301.0)

4 引数の形式で UDPSocket#send 実行したとき、 パラメータ host の名前解決に resolv ライブラリを使います。

4 引数の形式で UDPSocket#send 実行したとき、
パラメータ host の名前解決に
resolv ライブラリを使います。

@param mesg 送るデータを文字列で与えます。
@param flags フラグを指定します。
@param host データを送る先のホストを指定します。
@param port データを送る先のポートを指定します。
@raise SocketError 名前解決に失敗した場合に発生します。

UDPSocket#send(mesg, flags, sockaddr_to) -> Integer (9301.0)

UDP ソケットを介してデータを送ります。

UDP ソケットを介してデータを送ります。

flags には Socket::MSG_* という定数の bitwise OR を渡します。
詳しい意味は send(2) を参照してください。

host, port の対、もしくは sockaddr_to で送り先を指定します。
送り先を省略した場合は UDPSocket#connect で接続した
先にデータを送ります。

実際に送ったデータの長さを返します。

sockaddr_to にはlib:socket#pack_string もしくは
Addrinfo オブジェクトを指定します。

host, port に関しては lib:so...

BasicSocket#do_not_reverse_lookup -> bool (9073.0)

ソケットごとのアドレスからホスト名への逆引きの設定を返します。

ソケットごとのアドレスからホスト名への逆引きの設定を返します。

真ならアドレスからホスト名への逆引きを行いません。

初期値はソケットを生成したときの
BasicSocket.do_not_reverse_lookup の値になります。

require 'socket'

BasicSocket.do_not_reverse_lookup = false
TCPSocket.open("www.ruby-lang.org", 80) {|sock|
p sock.do_not_reverse_lookup # => false
}
BasicSock...

Socket#accept -> Array (9037.0)

新しい接続を受け付けて、新しい接続に対するソケットとアドレスの ペアを返します。accept(2) を参照。

新しい接続を受け付けて、新しい接続に対するソケットとアドレスの
ペアを返します。accept(2) を参照。

たとえば IPv4 の TCP サーバソケットを生成し、accept でクライアントからの接続を受け付けるには以下のようにします。

例:

require 'socket'

serv = Socket.new(Socket::AF_INET, Socket::SOCK_STREAM, 0)
sockaddr = Socket.sockaddr_in(8080, "0.0.0.0")
serv.bind(sockaddr)
serv.listen(5)
s...

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Socket#recvfrom(maxlen, flags=0) -> [String, Addrinfo] (9037.0)

ソケットからデータを受け取ります。

ソケットからデータを受け取ります。

BasicSocket#recv と同様ですが、返り値として
データ文字列と相手ソケットのアドレスのペアが返されます。

flags には Socket::MSG_* という定数の bitwise OR を渡します。
詳しくは recvfrom(2) を参照してください。

@param maxlen ソケットから受けとるデータの最大値
@param flags フラグ
@raise Errno::EXXX recvfrom(2) がエラーを報告した場合に発生します。詳しくは
Errno と man を見てください。
例:

requi...

BasicSocket#getpeereid -> [Integer, Integer] (9019.0)

Unix ドメインソケットにおいて接続相手の euid と egid を 返します。

Unix ドメインソケットにおいて接続相手の euid と egid を
返します。

配列の最初の要素が euid, 2番目の要素が egid です。

ソケットが Unix ドメインソケットでない場合の返り値は
不定です。

require 'socket'

Socket.unix_server_loop("/tmp/sock") {|s|
begin
euid, egid = s.getpeereid

# Check the connected client is myself or not.
next if euid ...

BasicSocket#connect_address -> Addrinfo (9001.0)

ローカルマシン内で接続するのに適当なアドレスを Addrinfo オブジェクトで返します。

ローカルマシン内で接続するのに適当なアドレスを Addrinfo
オブジェクトで返します。

BasicSocket#local_address の返り値
以下の点を除いては同じものを返します。
* IPv4 の不定アドレス(0.0.0.0) は IPv4 のループバックアドレス(127.0.0.1)
に置換される
* IPv6 の不定アドレス(::) は IPv6 のループバックアドレス(::1)
に置換される

BasicSocket#local_address が接続先として不適なアドレスを返す場合は
例外 SocketError が発生します。

requ...

BasicSocket#do_not_reverse_lookup=(bool) (9001.0)

アドレスからホスト名への逆引きの設定をソケットごとに設定します。

アドレスからホスト名への逆引きの設定をソケットごとに設定します。

@param bool この値が真ならアドレスからホスト名への逆引きを行わなくなります。
@see BasicSocket#do_not_reverse_lookup

BasicSocket#getpeername -> String (9001.0)

接続の相手先のソケットの情報を取得します。sockaddr 構造体をパッ クした文字列を返します。getpeername(2) を参照してください。

接続の相手先のソケットの情報を取得します。sockaddr 構造体をパッ
クした文字列を返します。getpeername(2) を参照してください。

例:

require 'socket'

serv = TCPServer.open("", 0)
c = TCPSocket.open(*Socket.unpack_sockaddr_in(serv.getsockname).reverse)
s = serv.accept
addr = c.getpeername
p addr #=> "\002\000\267\214\177\000\000\001\...

絞り込み条件を変える

BasicSocket#local_address -> Addrinfo (9001.0)

getsockname(2) で得られたローカルアドレス情報を Addrinfo オブジェクトとして返します。

getsockname(2) で得られたローカルアドレス情報を
Addrinfo オブジェクトとして返します。

返されたオブジェクトの Addrinfo#protocol は 0 を
返すことに注意してください。

require 'socket'

TCPSocket.open("www.ruby-lang.org", 80) {|s|
p s.local_address #=> #<Addrinfo: 192.168.0.129:36873 TCP>
}

TCPServer.open("127.0.0.1", 1512) {|serv|
p serv...

BasicSocket#recv(maxlen, flags = 0) -> String (9001.0)

ソケットからデータを受け取り、文字列として返します。 maxlen は受け取る最大の長さを指定します。 flags については recv(2) を参照してください。flags の デフォルト値は 0 です。flags の指定に必要な定数は Socket クラスで定義されています。(例: Socket::MSG_PEEK)

ソケットからデータを受け取り、文字列として返します。
maxlen は受け取る最大の長さを指定します。
flags については recv(2) を参照してください。flags の
デフォルト値は 0 です。flags の指定に必要な定数は
Socket クラスで定義されています。(例: Socket::MSG_PEEK)

内部で呼び出す recv(2) が 0 を返した場合、このメソッドは "" を返します。
この意味はソケットによって異なります。
たとえば TCP では EOF を意味しますし、
UDP では空のパケットを読み込んだことを意味します。

@param maxlen 受け取...

BasicSocket#recv_nonblock(maxlen, flags = 0) -> String (9001.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 recvfrom(2) でソケットからデータを受け取ります。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
recvfrom(2) でソケットからデータを受け取ります。

引数、返り値は BasicSocket#recv と同じです。

recvfrom(2) がエラーになった場合、
EAGAIN, EINTR を含め例外 Errno::EXXX が発生します。

@param maxlen 受け取る文字列の最大の長さを指定します。

@param flags recv(2) を参照してください。

@raise IOError

@raise Errno::EXXX recvfrom(2) がエラーになった場合などに発生します。

BasicSocket#remote_address -> Addrinfo (9001.0)

getpeername(2) で得られたリモートアドレス情報を Addrinfo オブジェクトとして返します。

getpeername(2) で得られたリモートアドレス情報を
Addrinfo オブジェクトとして返します。

返されたオブジェクトの Addrinfo#protocol は 0 を
返すことに注意してください。

require 'socket'

TCPSocket.open("www.ruby-lang.org", 80) {|s|
p s.remote_address #=> #<Addrinfo: 221.186.184.68:80 TCP>
}

TCPServer.open("127.0.0.1", 1728) {|serv|
c = TCP...

BasicSocket.do_not_reverse_lookup -> bool (9001.0)

Socket#do_not_reverse_lookup の Socket オブジェクト生成時の デフォルト値を返します。

Socket#do_not_reverse_lookup の Socket オブジェクト生成時の
デフォルト値を返します。

この設定は大域的に作用します。

デフォルトは true です。

絞り込み条件を変える

BasicSocket.do_not_reverse_lookup=(bool) (9001.0)

BasicSocket#do_not_reverse_lookup の値を変更します。

BasicSocket#do_not_reverse_lookup の値を変更します。

@param bool この値が真ならアドレスからホスト名への逆引きを行わなくなります。

例:

require 'socket'

p TCPSocket.new('localhost', 'telnet').addr
TCPSocket.do_not_reverse_lookup = true
p TCPSocket.new('localhost', 'telnet').addr

=> ["AF_INET", 2253, "localhost", "127.0.0.1...

IPSocket#addr -> Array (9001.0)

ソケットの接続情報を表す配列を返します。配列の各要素は第1要 素が文字列 "AF_INET", "AF_INET6" など、第2要素が port 番号、第3要素がホストを表 す文字列、第4要素がホストの IP アドレスを表す文字列 (octet decimal や hexadecimal) です。

ソケットの接続情報を表す配列を返します。配列の各要素は第1要
素が文字列 "AF_INET", "AF_INET6" など、第2要素が port 番号、第3要素がホストを表
す文字列、第4要素がホストの IP アドレスを表す文字列 (octet
decimal や hexadecimal) です。

@raise Errno::EXXX getsockname(2) が 0 未満の値を返した場合に発生します。

例:

require 'socket'

serv = TCPServer.new("localhost", 0)
p serv.addr #=> ["...

IPSocket#peeraddr -> Array (9001.0)

接続相手先ソケットの情報を表す配列を返します。配列の各要素は IPSocket#addr メソッドが返す配列 と同じです。

接続相手先ソケットの情報を表す配列を返します。配列の各要素は
IPSocket#addr メソッドが返す配列
と同じです。

@raise Errno::EXXX getpeername(2) が 0 未満の値を返した場合に発生します。

例:

require 'socket'

TCPSocket.open("localhost", "http") {|s|
p s.peeraddr #=> ["AF_INET", 80, "localhost.localdomain", "127.0.0.1"]
p s.addr #=> ["AF_INET"...

IPSocket#recvfrom(maxlen, flags = 0) -> Array (9001.0)

recv と同様にソケットからデータを受け取りますが、 戻り値は文字列と相手ソケットのアドレス (形式は IPSocket#addr 参照) のペアです。引数につ いては BasicSocket#recv と同様です。

recv と同様にソケットからデータを受け取りますが、
戻り値は文字列と相手ソケットのアドレス (形式は
IPSocket#addr 参照) のペアです。引数につ
いては BasicSocket#recv と同様です。

@param maxlen 受け取る文字列の最大の長さを指定します。

@param flags recv(2) を参照してください。

@raise IOError

@raise Errno::EXXX recvfrom(2) がエラーになった場合などに発生します。

例:

require 'socket'

s1 = UDPSocket.new
s1.b...

IPSocket.getaddress(host) -> String (9001.0)

ホスト名からホストのアドレスを返します。ホストのアドレスは文 字列は octet decimal の文字列 (例: 127.0.0.1) です。

ホスト名からホストのアドレスを返します。ホストのアドレスは文
字列は octet decimal の文字列 (例: 127.0.0.1) です。

@param host ホスト名を文字列で指定します。

例:

require 'socket'

p IPSocket.getaddress("www.ruby-lang.org") #=> "210.163.138.100"

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OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept -> self (9001.0)

TLS/SSL 通信をサーバモードとして開始し、クライアントからの ハンドシェイク開始を待ち、クライアントとのハンドシェイクを実行します。

TLS/SSL 通信をサーバモードとして開始し、クライアントからの
ハンドシェイク開始を待ち、クライアントとのハンドシェイクを実行します。

@raise OpenSSL::SSL::SSLError ハンドシェイクに失敗した(VERIFY_PEER で
証明書の検証に失敗した場合や、プロトコル合意に失敗したなど)
場合に発生します
@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect,
OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept_nonblock

OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept_nonblock -> self (9001.0)

ノンブロッキング方式で TLS/SSL 通信をサーバモードとして開始し、 クライアントとのハンドシェイクを実行します。

ノンブロッキング方式で
TLS/SSL 通信をサーバモードとして開始し、
クライアントとのハンドシェイクを実行します。

IO が読み込み待ち、もしくは書き込み待ちになった場合は例外を
発生させ、ハンドシェイクを中断します。IO が読み込み/書き込み
可能状態になってからこのメソッドをもう一度呼ぶと
ハンドシェイクを再開します。

@raise OpenSSL::SSL::SSLError ハンドシェイクに失敗した(VERIFY_PEER で
証明書の検証に失敗した場合や、プロトコル合意に失敗したなど)
場合に発生します
(実際は OpenSSL::S...

OpenSSL::SSL::SSLSocket#cert -> OpenSSL::X509::Certificate | nil (9001.0)

自分自身を証明する証明書を返します。

自分自身を証明する証明書を返します。

自分自身を証明する証明書を使わなかった場合は nil を返します。
OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect や OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept
で SSL/TLS ハンドシェイクを行う前にこのメソッドを呼んだ
場合も nil を返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLContext#cert

OpenSSL::SSL::SSLSocket#cipher -> [String, String, Integer, Integer] (9001.0)

現在実際に使われている暗号の情報を配列で返します。

現在実際に使われている暗号の情報を配列で返します。

返される配列の形式は以下の例のように [暗号名, TLS/SSLのバージョン, 鍵長, アルゴリズムで使われる bit 数] となります。

["DES-CBC3-SHA", "TLSv1/SSLv3", 168, 168]

OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect や OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept
で SSL/TLS ハンドシェイクを行う前にこのメソッドを呼ぶと nil を返します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect -> self (9001.0)

TLS/SSl 通信をクライアントモードとして開始し、 サーバとのハンドシェイクを実行します。

TLS/SSl 通信をクライアントモードとして開始し、
サーバとのハンドシェイクを実行します。


@raise OpenSSL::SSL::SSLError ハンドシェイクに失敗した(VERIFY_PEER で
証明書の検証に失敗した場合や、プロトコル合意に失敗したなど)
場合に発生します
@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept,
OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect_nonblock

絞り込み条件を変える

OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect_nonblock -> self (9001.0)

ノンブロッキング方式で TLS/SSL 通信をクライアントモードとして開始し、 サーバとのハンドシェイクを実行します。

ノンブロッキング方式で
TLS/SSL 通信をクライアントモードとして開始し、
サーバとのハンドシェイクを実行します。

IO が読み込み待ち、もしくは書き込み待ちになった場合は例外を
発生させ、ハンドシェイクを中断します。IO が読み込み/書き込み
可能状態になってからこのメソッドをもう一度呼ぶと
ハンドシェイクを再開します。

@raise OpenSSL::SSL::SSLError ハンドシェイクに失敗した(VERIFY_PEER で
証明書の検証に失敗した場合や、プロトコル合意に失敗したなど)
場合に発生します
@raise OpenSSL::SSL::S...

OpenSSL::SSL::SSLSocket#context -> OpenSSL::SSL::SSLContext (9001.0)

SSLSocket オブジェクトを生成する時に渡されたコンテクストを返します。

SSLSocket オブジェクトを生成する時に渡されたコンテクストを返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket.new

OpenSSL::SSL::SSLSocket#hostname -> String | nil (9001.0)

TLS の Server Name Indication 拡張で利用するサーバのホスト名を返します。

TLS の Server Name Indication 拡張で利用するサーバのホスト名を返します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#hostname= で設定した値がそのまま返されます。

設定していない場合は nil を返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#hostname=

OpenSSL::SSL::SSLSocket#hostname=(hostname) (9001.0)

TLS の Server Name Indication(SNI) 拡張で利用するサーバのホスト名を設定します。

TLS の Server Name Indication(SNI) 拡張で利用するサーバのホスト名を設定します。

Server Name Indication については 3546 を参照してください。

このメソッドはハンドシェイク時にクライアント側がサーバ側に
サーバのホスト名を伝えるために用います。そのため、
クライアント側が OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect を呼ぶ前に
このメソッドでホスト名を指定する必要があります。

hostname に nil を渡すと SNI 拡張を利用しません。

サーバ側については OpenSSL::SSL::SSLCont...

OpenSSL::SSL::SSLSocket#io -> IO (9001.0)

SSLSocket オブジェクトを生成する時に渡されたソケットを返します。

SSLSocket オブジェクトを生成する時に渡されたソケットを返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket.new

絞り込み条件を変える

OpenSSL::SSL::SSLSocket#peer_cert -> OpenSSL::X509::Certificate | nil (9001.0)

接続相手の証明書オブジェクトを返します。

接続相手の証明書オブジェクトを返します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect や OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept
で SSL/TLS ハンドシェイクを行う前にこのメソッドを呼ぶと nil を返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#peer_cert_chain

OpenSSL::SSL::SSLSocket#peer_cert_chain -> [OpenSSL::X509::Certificate] | nil (9001.0)

接続相手の証明書チェインを OpenSSL::X509::Certificate オブジェクト の配列で返します。

接続相手の証明書チェインを OpenSSL::X509::Certificate オブジェクト
の配列で返します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect や OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept
で SSL/TLS ハンドシェイクを行う前にこのメソッドを呼ぶと nil を返します。

以下の順の配列を返します。
[接続相手の証明書, 下位CAの証明書,... 中間CAの証明書]
ルート CA の証明書は含まれないことに注意してください。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#peer_cert

OpenSSL::SSL::SSLSocket#pending -> Integer | nil (9001.0)

OpenSSL内部のバッファが保持している、直ちに読み取り可能な データのバイト数を返します。

OpenSSL内部のバッファが保持している、直ちに読み取り可能な
データのバイト数を返します。

ハンドシェイク開始前には nil を返します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#post_connection_check(hostname) -> true (9001.0)

接続後検証を行います。

接続後検証を行います。

検証に成功した場合は true を返し、失敗した場合は例外
OpenSSL::SSL::SSLError を発生させます。

OpenSSL の API では、
OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect や OpenSSL::SSL::SSLSocket#accept
での検証は実用的には不完全です。
CA が証明書に署名してそれが失効していないことしか確認しません。
実用上は証明書に記載されている事項を見て、接続先が妥当であるかを確認する
必要があります。通常は接続先ホストの FQDN と証明書に記載されている FQDN が
一致しているか...

OpenSSL::SSL::SSLSocket#session -> OpenSSL::SSL::Session (9001.0)

利用している SSL セッションを OpenSSL::SSL::Session オブジェクトで返します。

利用している SSL セッションを OpenSSL::SSL::Session
オブジェクトで返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#session=,
OpenSSL::SSL::SSLSocket#session_reused?

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OpenSSL::SSL::SSLSocket#session=(sess) (9001.0)

ハンドシェイクで再利用する SSL セッションを 設定します。

ハンドシェイクで再利用する SSL セッションを
設定します。

このメソッドはクライアント側でのみ有用です。
セッションを再利用する場合は、
OpenSSL::SSL::SSLSocket#connect を呼ぶ前に
このメソッドでセッションオブジェクト
(OpenSSL::SSL::Session のインスタンス)
を設定します。

サーバ側の場合 OpenSSL::SSL::SSLContext がキャッシュの保持と
管理を行います。

@param sess 設定するセッション
@see OpenSSL::SSL::SSLSocket#session,
OpenSSL::SS...

OpenSSL::SSL::SSLSocket#session_reused? -> bool (9001.0)

利用している SSL セッションが再利用されたものである 場合に真を返します。

利用している SSL セッションが再利用されたものである
場合に真を返します。

@see OpenSSL::SSL::Session,
OpenSSL::SSL::SSLSocket#session,
OpenSSL::SSL::SSLSocket#session=

OpenSSL::SSL::SSLSocket#state -> String (9001.0)

現在の状態をアルファベット 6 文字の文字列で返します。

現在の状態をアルファベット 6 文字の文字列で返します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#sync_close -> bool (9001.0)

SSLSocket を close するときにラップしているソケットも close するかどうかを 返します。

SSLSocket を close するときにラップしているソケットも close するかどうかを
返します。

true でソケットも close します。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#sync_close=(bool) (9001.0)

SSLSocket を close するときにラップしているソケットも close するかどうかを 設定します。

SSLSocket を close するときにラップしているソケットも close するかどうかを
設定します。

true でソケットも close するようになります。

@param bool 設定する真偽値

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OpenSSL::SSL::SSLSocket#sysclose -> nil (9001.0)

接続を閉じます。相手に'close notify'を送ります。

接続を閉じます。相手に'close notify'を送ります。

このメソッドは openssl ライブラリ内で管理しているバッファを
フラッシュせずに接続を閉じます。そのため、通常は
これではなく OpenSSL::Buffering#close を呼ぶべきです。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#sync_close が真である場合は
このメソッドを呼びだした時点で自身が保持しているソケット
を同時に閉じます。

OpenSSL::SSL::SSLSocket#sysread(length, buf=nil) -> String (9001.0)

データをバッファを経由せずに暗号化通信路から読み込み、 読み込んだデータを文字列で返します。

データをバッファを経由せずに暗号化通信路から読み込み、
読み込んだデータを文字列で返します。

基本的にはこのメソッドは使わず、OpenSSL::Buffering の
メソッドを使ってデータを読み込むべきです。

length で読み込むバイト数を指定します。

bufに文字列を指定するとその文字列のメモリ領域にデータを直接書き込み、
その String オブジェクトを返します。

IO#sysread と同様です。

@param length 読み込むバイト数を指定します
@param buf データを書き込むバッファ
@raise EOFError 入力が終端に逹した場合に発生します
...

OpenSSL::SSL::SSLSocket#syswrite(string) -> Integer (9001.0)

データをバッファを経由せずに暗号化通信路に書き込みます。

データをバッファを経由せずに暗号化通信路に書き込みます。

書き込んだバイト数を整数で返します。

基本的にはこのメソッドは使わず、OpenSSL::Buffering の
メソッドを使ってデータを書き込むべきです。

IO#syswrite と同様です。

@param string 書き込むデータ文字列
@raise OpenSSL::SSL::SSLError 書き込みに失敗した場合に発生します

OpenSSL::SSL::SSLSocket#to_io -> IO (9001.0)

SSLSocket オブジェクトを生成する時に渡されたソケットを返します。

SSLSocket オブジェクトを生成する時に渡されたソケットを返します。

@see OpenSSL::SSL::SSLSocket.new

OpenSSL::SSL::SSLSocket#verify_result -> Integer (9001.0)

検証結果のエラーコードを整数値で返します。

検証結果のエラーコードを整数値で返します。

エラーコードの整数値は OpenSSL::X509 に定数が定義されています。
詳しくは c:OpenSSL::X509#verify_error を見てください。
検証に成功した場合は OpenSSL::X509::V_OK を返します。

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OpenSSL::SSL::SocketForwarder#addr -> Array (9001.0)

ラップされているソケットの接続情報を返します。

ラップされているソケットの接続情報を返します。

IPSocket#addr と同様です。

OpenSSL::SSL::SocketForwarder#closed? -> bool (9001.0)

ラップされているソケットが close していたら true を返します。

ラップされているソケットが
close していたら true を返します。

OpenSSL::SSL::SocketForwarder#do_not_reverse_lookup=(bool) (9001.0)

真を渡すとアドレスからホスト名への逆引きを行わなくなります。

真を渡すとアドレスからホスト名への逆引きを行わなくなります。

BasicSocket#do_not_reverse_lookup と同様です。

@param bool 真で逆引きを抑制します

OpenSSL::SSL::SocketForwarder#fcntl(cmd, arg=0) -> Integer (9001.0)

ラップされているソケットに対してシステムコール fcntl を実行します。

ラップされているソケットに対してシステムコール fcntl を実行します。

IO#fcntl と同様です。

@param cmd IO に対するコマンドを、添付ライブラリ fcntl が提供している定数で指定します。
@param arg cmd に対する引数を整数、文字列、booleanのいずれかで指定します。
@raise Errno::EXXX fcntl の実行に失敗した場合に発生します。
@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

OpenSSL::SSL::SocketForwarder#peeraddr -> Array (9001.0)

ラップされているソケットの接続先相手の情報を返します。

ラップされているソケットの接続先相手の情報を返します。

IPSocket#peeraddr と同様です。

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Socket#accept_nonblock -> Array (9001.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 accept(2) を呼び出します。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
accept(2) を呼び出します。

引数、返り値は Socket#accept と同じです。

accept(2) がエラーになった場合、
EAGAIN, EINTR を含め例外 Errno::EXXX が発生します。

Socket#ipv6only! -> () (9001.0)

ソケットの IPV6_V6ONLY オプションを有効にします。

ソケットの IPV6_V6ONLY オプションを有効にします。

IPV6_V6ONLY オプションが使えない場合はこのメソッドは何もしません。

Socket#listen(backlog) -> 0 (9001.0)

listen(2) と同じ働きをします。

listen(2) と同じ働きをします。

0 を返します。

@param backlog 接続を保留できる最大数

@return 0 を返します。

Socket#recvfrom_nonblock(maxlen, flags=0) -> [String, Addrinfo] (9001.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 recvfrom(2) を呼び出します。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
recvfrom(2) を呼び出します。

引数、返り値は Socket#recvfrom と同じです。

recvfrom(2) がエラーになった場合、
EAGAIN, EINTR を含め例外 Errno::EXXX が発生します。
Errno::EWOULDBLOCK、Errno::EAGAIN のような待ってからリトライすることが
可能であることを意味する例外には、IO::WaitReadable が extend
されています。

@param maxlen ソケットから受けとるデータの最大値
@param flags フラグ
@rai...

Socket#sysaccept -> Array (9001.0)

接続したクライアントのファイル記述子とアドレスのペアを返すことを除 けば Socket#accept と同じです。

接続したクライアントのファイル記述子とアドレスのペアを返すことを除
けば Socket#accept と同じです。

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Socket.gethostbyname(host) -> Array (9001.0)

ホスト名または IP アドレス(指定方法に関しては lib:socket#host_formatを参照) からホストの情報を返します。

ホスト名または IP アドレス(指定方法に関しては
lib:socket#host_formatを参照)
からホストの情報を返します。

@param host 文字列でホストを指定します。

@return ホスト情報を含んだ4要素の配列を返します。

=== 返り値のホスト情報について
ホスト情報は以下の 4 要素の配列で表現されています。

* ホスト名
* ホストの別名の配列
* ホストのアドレスタイプ (整数定数)
* ホストのアドレス

第四要素のホストのアドレスは、各アドレスタイプに対応する
C のアドレス構造体を pack した文字列として表現されています。
...

Socket.gethostname -> String (9001.0)

システムの標準のホスト名を取得します。

システムの標準のホスト名を取得します。

ホストの別名やアドレスなど他の情報を得るには
Socket.getaddrinfo を使ってください。
ただし、これは不可能な場合もあります。

例:

require 'socket'

p Socket.gethostname #=> "helium.ruby-lang.org"

Socket.getnameinfo(sa, flags = 0) -> Array (9001.0)

2553 で定義された getnameinfo() の機能を提供するク ラスメソッド。 gethostbyaddr() や getservbyport() の代 わりとして用意されています。IPのバージョンに依存しないプログラムを 書くための標準的なAPIです。

2553 で定義された getnameinfo() の機能を提供するク
ラスメソッド。 gethostbyaddr() や getservbyport() の代
わりとして用意されています。IPのバージョンに依存しないプログラムを
書くための標準的なAPIです。

@param sa 文字列か配列を与えます。

@param flags 省略可能な第2引数 flags には getnameinfo(3) の第7番目の引数に指定する flags に相当する Fixnum を与えます。

@return 配列を返し、その要素はアドレスとポートを表す文字列です。

@raise SocketErr...

Socket.getservbyname(service, proto = "tcp") -> Integer (9001.0)

service, protoに対応するポート番号を返 します。protoの省略値は"tcp"です。

service, protoに対応するポート番号を返
します。protoの省略値は"tcp"です。

@param service サービス名を文字列で指定します。例えば、"ftp", "telnet" が相当します。
@param proto プロトコル名を文字列で指定します。省略値は"tcp" です。

@return ポート番号を整数で返します。

Socket.getservbyport(port, protocol_name="tcp") -> String (9001.0)

ポート番号に対応するサービスの正式名を返します。

ポート番号に対応するサービスの正式名を返します。

@param port ポート番号
@param protocol_name "tcp" や "udp" などのプロトコル名
@return サービスの正式名

require 'socket'

Socket.getservbyport(80) #=> "www"
Socket.getservbyport(514, "tcp") #=> "shell"
Socket.getservbyport(514, "udp") #=> "syslog"

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Socket.ip_address_list -> [Addrinfo] (9001.0)

ローカルの IP アドレスを配列で返します。

ローカルの IP アドレスを配列で返します。

Socket.pair(domain, type, protocol=0) -> Array (9001.0)

相互に結合されたソケットのペアを含む2要素の配列を返します。 引数の指定は Socket.open と同じです。

相互に結合されたソケットのペアを含む2要素の配列を返します。
引数の指定は Socket.open と同じです。

@param domain Socket.open を参照してください。

@param type Socket.open を参照してください。

@param protocol Socket.open を参照してください。

@see Socket.open

Socket.udp_server_loop(host, port) {|msg, msg_src| ... } -> () (9001.0)

UDP のサーバを起動して、メッセージが来るごとに ブロックを呼び出します。

UDP のサーバを起動して、メッセージが来るごとに
ブロックを呼び出します。

ブロックに渡される引数は msg と msg_src の 2 つで、
msg は受け取ったメッセージ文字列で、 msg_src は
通信相手の Socket::UDPSource オブジェクトです。

@param host 割り当てるホスト名
@param port 割り当てるポート番号
@see Socket.udp_server_sockets, Socket.udp_server_loop_on

Socket.udp_server_loop(port) {|msg, msg_src| ... } -> () (9001.0)

UDP のサーバを起動して、メッセージが来るごとに ブロックを呼び出します。

UDP のサーバを起動して、メッセージが来るごとに
ブロックを呼び出します。

ブロックに渡される引数は msg と msg_src の 2 つで、
msg は受け取ったメッセージ文字列で、 msg_src は
通信相手の Socket::UDPSource オブジェクトです。

@param host 割り当てるホスト名
@param port 割り当てるポート番号
@see Socket.udp_server_sockets, Socket.udp_server_loop_on

Socket::AF_APPLETALK -> Integer (9001.0)

Apple talk。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Apple talk。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@see socket(2linux), socket(2freebsd), ddp(7linux)

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Socket::AF_ATM -> Integer (9001.0)

ATM。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

ATM。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@see socket(2freebsd)

Socket::AF_AX25 -> Integer (9001.0)

ITU-T X.25 / ISO-8208。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

ITU-T X.25 / ISO-8208。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@see socket(2linux)

Socket::AF_CCITT -> Integer (9001.0)

@todo CCITT プロトコル。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
CCITT プロトコル。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_CHAOS -> Integer (9001.0)

@todo MIT CHAOS プロトコル。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
MIT CHAOS プロトコル。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_CNT -> Integer (9001.0)

@todo Computer Network Technology。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
Computer Network Technology。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

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Socket::AF_COIP -> Integer (9001.0)

@todo connection-oriented IP。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
connection-oriented IP。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_DATAKIT -> Integer (9001.0)

@todo datakit protocol。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
datakit protocol。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_DEC -> Integer (9001.0)

@todo DECnet protocol。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
DECnet protocol。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_DLI -> Integer (9001.0)

@todo DEC Direct data link interface。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
DEC Direct data link interface。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_E164 -> Integer (9001.0)

@todo CCITT E.164 recommendation。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
CCITT E.164 recommendation。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

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Socket::AF_ECMA -> Integer (9001.0)

@todo European computer manufacturers。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
European computer manufacturers。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_HYLINK -> Integer (9001.0)

@todo NSC Hyperchannel。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
NSC Hyperchannel。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_IMPLINK -> Integer (9001.0)

@todo ARPANET IMP。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
ARPANET IMP。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_INET -> Integer (9001.0)

IPv4。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

IPv4。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@see sys/socket.h(header), socket(2freebsd), ip(7linux)

Socket::AF_INET6 -> Integer (9001.0)

IPv6。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

IPv6。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@see sys/socket.h(header), socket(2freebsd), ipv6(7linux)

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Socket::AF_IPX -> Integer (9001.0)

IPX(Novell Internet Packet eXchange protocol)。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

IPX(Novell Internet Packet eXchange protocol)。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@see socket(3linux)

Socket::AF_ISDN -> Integer (9001.0)

@todo Integrated Services Digital Network。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
Integrated Services Digital Network。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_ISO -> Integer (9001.0)

@todo ISO Open Systems Interconnection protocols。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
ISO Open Systems Interconnection protocols。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_LAT -> Integer (9001.0)

@todo Local Area Transport protocol。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
Local Area Transport protocol。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

Socket::AF_LINK -> Integer (9001.0)

@todo Link layer interface。 Socket.open の第一引数 domain に使用します。

@todo
Link layer interface。
Socket.open の第一引数 domain に使用します。

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