るりまサーチ (Ruby 3.1)

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<< 1 2 > >>

Kernel.#format(format, *arg) -> String (598.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

...トした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)...
...表現の整数として出力します。

引数が整数でなければ関数 Kernel.#Integer と同じ規則で整数に
変換されます。

//emlist[][ruby]{
p sprintf("%d", -1) #=> "-1"
p sprintf("%d", 3.1) #=> "3"
p sprintf("%d", '0b1010') #=> "10"
//}

: u

引数の数値を符号な...

Kernel.#sprintf(format, *arg) -> String (598.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

...トした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)...
...表現の整数として出力します。

引数が整数でなければ関数 Kernel.#Integer と同じ規則で整数に
変換されます。

//emlist[][ruby]{
p sprintf("%d", -1) #=> "-1"
p sprintf("%d", 3.1) #=> "3"
p sprintf("%d", '0b1010') #=> "10"
//}

: u

引数の数値を符号な...

Kernel$$-I -> [String] (484.0)

Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

Kernel
.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。

起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、...

Kernel$$: -> [String] (484.0)

Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

Kernel
.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。

起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、...

Kernel$$LOAD_PATH -> [String] (484.0)

Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。

Kernel
.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。

起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、...

絞り込み条件を変える

Kernel.#spawn(env, program, *args, options={}) -> Integer (313.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

...din), 1(stdout), 2(stderr) 以外の
ファイルデスクリプタをすべて閉じます。
false がデフォルトです。

: :exception
Kernel
.#system のみで指定できます。
これを true に設定すると、nil や false を返す代わりに例外が発生します。
fa...
...列を指定します。
@param options オプションパラメータ Hash

@raise ArgumentError 第一引数が配列かつ要素数が 2 でない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。

@see Kernel.#system,Kernel.#exec...

Kernel.#spawn(program, *args) -> Integer (313.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

...din), 1(stdout), 2(stderr) 以外の
ファイルデスクリプタをすべて閉じます。
false がデフォルトです。

: :exception
Kernel
.#system のみで指定できます。
これを true に設定すると、nil や false を返す代わりに例外が発生します。
fa...
...列を指定します。
@param options オプションパラメータ Hash

@raise ArgumentError 第一引数が配列かつ要素数が 2 でない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。

@see Kernel.#system,Kernel.#exec...

Kernel$$hdrdir -> String (148.0)

Ruby のヘッダファイル ruby.h が存在するディレクトリです。 通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。

Ruby のヘッダファイル ruby.h が存在するディレクトリです。
通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。

Kernel.#lambda { ... } -> Proc (148.0)

与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。

...生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}

===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い

Kernel
.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのインスタンス(手続きオブジェクト)を生成しますが、
生成された手...
...。 lambda の生成する手続きオブジェクトのほうが
よりメソッドに近い働きをするように設計されています。

Kernel
.#proc は Proc.new と同じになります。
引数に & を付けることで手続きオブジェクト化したブロックは、Proc.new で...

Kernel.#proc { ... } -> Proc (148.0)

与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。

...生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}

===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い

Kernel
.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのインスタンス(手続きオブジェクト)を生成しますが、
生成された手...
...。 lambda の生成する手続きオブジェクトのほうが
よりメソッドに近い働きをするように設計されています。

Kernel
.#proc は Proc.new と同じになります。
引数に & を付けることで手続きオブジェクト化したブロックは、Proc.new で...

絞り込み条件を変える

Kernel.#exit!(status = false) -> () (118.0)

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。 status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 1 です。

...XIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit! は exit とは違って、例外処理などは一切行ないませ
ん。 Kernel.#fork の後、子プロセスを終了させる時などに用
いられます。

@param status 終了ステータスを整数か true また...
...T.sync = true #表示前に終了しないようにする
puts 'start'
begin
puts 'start1...'
exit!
ensure
puts 'end1...' #実行されない
end
puts 'end' #実行されない

#=> start
# start1...
#終了ステータス:1
//}

@see Kernel.#exit,Kernel.#abort,Kernel.#at_exit,Kernel.#fork...

Kernel.#exit(status = true) -> () (118.0)

Rubyプログラムの実行を終了します。status として整 数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

...puts "end1 with #{err.inspect}"
end

begin
puts 'start2...'
exit
ensure
puts 'end2...'
end
puts 'end' #実行されない

#=> start
# start1...
# end1 with #<SystemExit: exit>
# start2...
# end2...
#終了ステータス:0
//}

@see Kernel.#exit!,Kernel.#abort, d:spec/control#begin...

Kernel.#system(command, options={}) -> bool | nil (118.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

...# => Errno::ENOENT (No such file or directory - sad)
system('ruby -e "exit(false)"', exception: true) # => RuntimeError (Command failed with exit 1: ruby -e "exit(false)")
system('ruby -e "exit(true)"', exception: true) # => true
//}

@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)...

Kernel.#system(env, command, options={}) -> bool | nil (118.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

...# => Errno::ENOENT (No such file or directory - sad)
system('ruby -e "exit(false)"', exception: true) # => RuntimeError (Command failed with exit 1: ruby -e "exit(false)")
system('ruby -e "exit(true)"', exception: true) # => true
//}

@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)...

Kernel.#require(feature) -> bool (106.0)

Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、 同じファイルの複数回ロードはしません。

...(/prime/).size # => 0
require "prime" # => true
$LOADED_FEATURES.grep(/prime/).size # => 1
require "prime" # => false
begin
require "invalid"
rescue LoadError => e
e.message # => "cannot load such file -- invalid"
end
//}

@see Kernel.#load,Kernel.#autoload,Kernel.#require_relative...

絞り込み条件を変える

Kernel.#set_trace_func(proc) -> Proc (106.0)

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

...uby]{
set_trace_func lambda {|*arg|
p arg
}
class Foo
end
43.to_s

# ----結果----
# ["c-return", "..", 1, :set_trace_func, #<Binding:0xf6ceb8>, Kernel]
# ["line", "..", 4, nil, #<Binding:0x10cbcd8>, nil]
# ["c-call", "..", 4, :inherited, #<Binding:0x10cba98>, Class]
# ["c-return", "..", 4, :inhe...
...["class", "..", 4, nil, #<Binding:0x10cb600>, nil]
# ["end", "..", 5, nil, #<Binding:0x10cb3f0>, nil]
# ["line", "..", 6, nil, #<Binding:0x10cb1e0>, nil]
# ["c-call", "..", 6, :to_s, #<Binding:0x10cafd0>, Fixnum]
# ["c-return", "..", 6, :to_s, #<Binding:0x10cad78>, Fixnum]
//}

@see Kernel.#caller...

Kernel$$libdir -> String (100.0)

Ruby のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン" です。

Ruby のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン" です。

Kernel$$sitearchdir -> String (100.0)

サイト固有でかつマシン固有のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン/arch" です。

サイト固有でかつマシン固有のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン/arch" です。

Kernel$$sitelibdir -> String (100.0)

サイト固有のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン" です。

サイト固有のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン" です。

Kernel.#Rational(x, y = 1, exception: true) -> Rational | nil (94.0)

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

...スコアで繋いだ形式

"1.2/3" のように、分子を実数にする事も可能ですが、分母には指定できませ
ん。また、Kernel.#Integer とは違い "0x10" のような進数を表す接頭
辞を含めた指定は行えません。

//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3")...
...ational("0.3") # => (3/10)
Rational('0.3E0') # => (3/10)
Rational('0.1E1/3') # => (1/3)
Rational('1.2/3') # => (2/5)
Rational('1/3.1') # => ArgumentError
Rational('3.0', '3.0') # => (1/1)
Rational('3/3', '3/3') # => (1/1)
Rational('1_234_567') # => (1234567/1)
Rational(" \n...

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Kernel.#eval(expr) -> object (88.0)

文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。

...val('a = RUBY_RELEASE_DATE')
p a #=> "2007-03-13"

eval('def fuga;p 777 end')
fuga #=> 777

eval('raise RuntimeError', binding, 'XXX.rb', 4)
#=> XXX.rb:4: RuntimeError (RuntimeError)
# from ..:9
//}

@see Kernel.#binding,Module#module_eval,BasicObject#instance_eval,Object#method,Object#send...

Kernel.#eval(expr, bind, fname = "(eval)", lineno = 1) -> object (88.0)

文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。

...val('a = RUBY_RELEASE_DATE')
p a #=> "2007-03-13"

eval('def fuga;p 777 end')
fuga #=> 777

eval('raise RuntimeError', binding, 'XXX.rb', 4)
#=> XXX.rb:4: RuntimeError (RuntimeError)
# from ..:9
//}

@see Kernel.#binding,Module#module_eval,BasicObject#instance_eval,Object#method,Object#send...

Kernel$$_ -> String | nil (76.0)

最後に Kernel.#gets または Kernel.#readline で読み込んだ文字列です。 EOF に達した場合には、 nil になります。 (覚え方: Perlと同じ)

...最後に Kernel.#gets または Kernel.#readline で読み込んだ文字列です。
EOF に達した場合には、 nil になります。
(覚え方: Perlと同じ)

Kernel
.#print のような Perl 由来の幾つかのメソッドは、引数を省略すると代わりに $_ を利用します...
...

この変数はローカルスコープかつスレッドローカルです。
Ruby起動時の初期値は nil です。

@see Kernel.#print, Kernel.#gets, Kernel.#readline, Object::ARGF

=== 例
example.txt:
foo
bar
baz

このとき、コマンド ruby -e 'print while gets' example.txt...

Kernel$$stderr -> object (76.0)

標準エラー出力です。

...標準エラー出力です。

Ruby インタプリタが出力するエラーメッセージや
警告メッセージ、Kernel.#warn の出力先となります。
初期値は Object::STDERR です。

$stderr に代入するオブジェクトには
write という名前のメソッドが定義...

Kernel$$stdin -> object (76.0)

標準入力です。

...# 入力する
$stdin = STDIN # 元に戻す
//}

ただし、Kernel.#gets など、特定の組み込みメソッドは
$stdin オブジェクトにメソッドを転送して実装されています。
従って、Kernel.#gets などが正しく動作するには、
$stdin オブジェク...

絞り込み条件を変える

Kernel.#chomp(rs = $/) -> String (76.0)

$_.chomp とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。 コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。

$_.chomp とほぼ同じですが、置換が発生したときは、$_の内容を置き換える点が異なります。
コマンドラインオプションで -p または -n を指定した時のみ定義されます。

暗号的になりすぎるきらいがあるため、このメソッドの使用は推奨されていません。
今後はより明示的な $_.chomp を使ってください。

$_.chomp とこのメソッド chomp は以下の点で違いがあります。

* chomp は $_ の値をコピーして、コピーの方を更新し、
$_ に再代入します。

@param rs 末尾から削除する改行コードを指定します。

//emlist[例: ruby -n...

Kernel.#fail -> () (76.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に...
...end

foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}

//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end

begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}

@see Kernel.#caller...

Kernel.#fail(error_type, message = nil, backtrace = caller(0), cause: $!) -> () (76.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に...
...end

foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}

//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end

begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}

@see Kernel.#caller...

Kernel.#fail(message, cause: $!) -> () (76.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に...
...end

foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}

//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end

begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}

@see Kernel.#caller...

Kernel.#raise -> () (76.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に...
...end

foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}

//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end

begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}

@see Kernel.#caller...

絞り込み条件を変える

Kernel.#raise(error_type, message = nil, backtrace = caller(0), cause: $!) -> () (76.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に...
...end

foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}

//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end

begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}

@see Kernel.#caller...

Kernel.#raise(message, cause: $!) -> () (76.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に...
...end

foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}

//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end

begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}

@see Kernel.#caller...

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil, category: nil) -> nil (76.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

uplevel を指定しない場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param upleve...

Kernel.#spawn(command, options={}) -> Integer (73.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

...表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash
@raise Errno::EXXX 起動に失敗し、ruby インタプリタに制御が戻った場合に発生します。

@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。


@see Kernel.#system,Kernel.#exec...

Kernel.#spawn(env, command, options={}) -> Integer (73.0)

引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。

...表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash
@raise Errno::EXXX 起動に失敗し、ruby インタプリタに制御が戻った場合に発生します。

@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。


@see Kernel.#system,Kernel.#exec...

絞り込み条件を変える

Kernel#JSON(object, options = {}) -> object (70.0)

第一引数に与えられたオブジェクトの種類によって Ruby のオブジェクトか JSON 形式の文字列を返します。

第一引数に与えられたオブジェクトの種類によって Ruby のオブジェクトか JSON 形式の文字列を返します。

第一引数に文字列のようなオブジェクトを指定した場合は、それを JSON.#parse を用いてパースした結果を返します。
そうでないオブジェクトを指定した場合は、それを JSON.#generate を用いて変換した結果を返します。

@param object 任意のオブジェクトを指定します。

@param options JSON.#parse, JSON.#generate に渡すオプションを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "json...

Kernel#gem(gem_name, *version_requirements) -> bool (70.0)

$LOAD_PATH に Ruby Gem を追加します。

$LOAD_PATH に Ruby Gem を追加します。

指定された Gem をロードする前にその Gem が必要とする Gem をロードします。
バージョン情報を省略した場合は、最も高いバージョンの Gem をロードします。
指定された Gem やその Gem が必要とする Gem が見つからなかった場合は
Gem::LoadError が発生します。

バージョンの指定方法に関しては Gem::Version を参照してください。

rubygems ライブラリがライブラリバージョンの衝突を検出しない限り、
gem メソッドは全ての require メソッドよりも前に実行されます。

...

Kernel#xmp(exps, bind = nil) -> XMP (70.0)

引数 exps で指定されたRuby のソースコードとその実行結果を、標準出力に行 ごとに交互に表示します。

...定します。

@param bind Binding オブジェクトを指定します。省略した場合は、最
後に実行した XMP#puts、Kernel#xmp の
Binding を使用します。まだ何も実行していない場合は
Object::TOPLEVEL_BINDING を使用します...

Kernel$$* -> [String] (70.0)

Rubyスクリプトに与えられた引数を表す配列です。 組み込み定数 Object::ARGV の別名です。

Rubyスクリプトに与えられた引数を表す配列です。
組み込み定数 Object::ARGV の別名です。

Ruby 自身に対する引数は取り除かれています。

この変数はグローバルスコープです。

Kernel$$0 -> String (70.0)

現在実行中の Ruby スクリプトの名前を表す文字列です。

現在実行中の Ruby スクリプトの名前を表す文字列です。

OS と Ruby のバージョンによっては、この変数に代入すると ps(1) の出力が変化します。
この機能はプログラムの現在の状態を表示するのに便利です。

この変数はグローバルスコープです。

絞り込み条件を変える

Kernel$$PROGRAM_NAME -> String (70.0)

現在実行中の Ruby スクリプトの名前を表す文字列です。

現在実行中の Ruby スクリプトの名前を表す文字列です。

OS と Ruby のバージョンによっては、この変数に代入すると ps(1) の出力が変化します。
この機能はプログラムの現在の状態を表示するのに便利です。

この変数はグローバルスコープです。

Kernel.#abort -> () (70.0)

Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。

...Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。

このメソッドと Kernel.#exit との違いは、プログラムの終了ステー
タスが 1 (正確にはCレベルの定数 EXIT_FAILURE の値)固定であることと、...
...#(標準出力)
#=> start
# start1...
# end1 with #<SystemExit: error1>
# start2...
# end2...
#終了ステータス:1
#(標準エラー出力)
#=> error1
# Traceback (most recent call last):
# sample.rb:11:in `<main>': RuntimeError (RuntimeError)
//}

@see Kernel.#exit,Kernel.#exit!...

Kernel.#abort(message) -> () (70.0)

Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。

...Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。

このメソッドと Kernel.#exit との違いは、プログラムの終了ステー
タスが 1 (正確にはCレベルの定数 EXIT_FAILURE の値)固定であることと、...
...#(標準出力)
#=> start
# start1...
# end1 with #<SystemExit: error1>
# start2...
# end2...
#終了ステータス:1
#(標準エラー出力)
#=> error1
# Traceback (most recent call last):
# sample.rb:11:in `<main>': RuntimeError (RuntimeError)
//}

@see Kernel.#exit,Kernel.#exit!...

Kernel.#load(file, priv = false) -> true (70.0)

Ruby プログラム file をロードして実行します。再ロード可能です。

...
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require

=== require と load の違い

Kernel
.#require は同じファイルは一度だけしかロードしませんが、
Kernel
.#load は無条件にロードします。
また、require は拡張子.rb や...

Kernel.#exec(command, options={}) -> () (67.0)

引数で指定されたコマンドを実行します。

引数で指定されたコマンドを実行します。

プロセスの実行コードはそのコマンド(あるいは shell)になるので、
起動に成功した場合、このメソッドからは戻りません。

=== 引数の解釈

この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。

@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options...

絞り込み条件を変える

Kernel.#exec(env, command, options={}) -> () (67.0)

引数で指定されたコマンドを実行します。

引数で指定されたコマンドを実行します。

プロセスの実行コードはそのコマンド(あるいは shell)になるので、
起動に成功した場合、このメソッドからは戻りません。

=== 引数の解釈

この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。

@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options...

Kernel.#exec(env, program, *args, options={}) -> () (67.0)

引数で指定されたコマンドを実行します。

...イルデスクリプタなど)引き継ぎます。
Hash を options として渡すことで、この挙動を変更できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。

=== 引数の解釈

この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも
...
...替えて以下を実行
$ ps aux|grep sleep
xxxx 32754 0.0 0.0 2580 468 pts/3 S+ 22:01 0:00 mysleep 600
xxxx 32761 0.0 0.0 2824 792 pts/6 S+ 22:01 0:00 grep sleep

@see Kernel.#system,Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#fork,IO.popen,IO.pipe,Kernel.#open,exec(3)...

Kernel.#exec(program, *args, options={}) -> () (67.0)

引数で指定されたコマンドを実行します。

...イルデスクリプタなど)引き継ぎます。
Hash を options として渡すことで、この挙動を変更できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。

=== 引数の解釈

この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも
...
...替えて以下を実行
$ ps aux|grep sleep
xxxx 32754 0.0 0.0 2580 468 pts/3 S+ 22:01 0:00 mysleep 600
xxxx 32761 0.0 0.0 2824 792 pts/6 S+ 22:01 0:00 grep sleep

@see Kernel.#system,Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#fork,IO.popen,IO.pipe,Kernel.#open,exec(3)...

Kernel$$-F -> Regexp | String | nil (58.0)

String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。

String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。

Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。

nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split を参照してください。

コマンドラインオプション -F を指定して Ruby を起動した場合、
初期値は -F で指定した値です。
それ以外の時には初期値は nil です。

$; には任意のオブジェクトを代入できます。
ただし、String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。

Ruby ...

Kernel$$; -> Regexp | String | nil (58.0)

String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。

String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。

Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。

nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split を参照してください。

コマンドラインオプション -F を指定して Ruby を起動した場合、
初期値は -F で指定した値です。
それ以外の時には初期値は nil です。

$; には任意のオブジェクトを代入できます。
ただし、String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。

Ruby ...

絞り込み条件を変える

Kernel$$> -> object (58.0)

標準出力です。

...標準出力です。

組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel
.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のフ...

Kernel$$LAST_MATCH_INFO -> MatchData | nil (58.0)

$~ の別名

$~ の別名

require "English"

str = "<a href=https://www.ruby-lang.org/en/about/license.txt>license</a>"

if /<a href=(.+?)>/ =~ str
p $LAST_MATCH_INFO[0] #=> "<a href=https://www.ruby-lang.org/en/about/license.txt>"
p $LAST_MATCH_INFO[1] #=> "https://www.ruby-lang.org/en/about/license.t...

Kernel$$stdout -> object (58.0)

標準出力です。

...標準出力です。

組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel
.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のフ...

Kernel.#`(command) -> String (58.0)

command を外部コマンドとして実行し、その標準出力を文字列として 返します。このメソッドは `command` の形式で呼ばれます。

...タスを得るには、$? を参照します。

コマンドの出力を得る必要がなく、単にコマンドを実行したいだけなら
Kernel
.#system を使います。特に端末を制御するコマンドでは
`command` は失敗するかもしれません。

d:spec/literal#command...
...Errno::EXXX コマンドを実行できないときや失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
puts `ruby -v` #=> ruby 1.8.6 (2007-03-13 patchlevel 0) [i386-mswin32]
puts $?.inspect #=> #<Process::Status: pid=3580,exited(0)>
//}

@see Kernel.#system,Kernel.#exec,Kernel.#spawn...

Kernel.#caller(range) -> [String] | nil (58.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

...します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,Kernel.#raise,
Kernel
.#caller_locations

//emlist[例][ruby]{
def foo
p caller(0)
p caller(1)
p caller(2)
p caller(3)
p caller(4)
end

de...

絞り込み条件を変える

Kernel.#caller(start = 1) -> [String] | nil (58.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

...します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,Kernel.#raise,
Kernel
.#caller_locations

//emlist[例][ruby]{
def foo
p caller(0)
p caller(1)
p caller(2)
p caller(3)
p caller(4)
end

de...

Kernel.#caller(start, length) -> [String] | nil (58.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

...します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,Kernel.#raise,
Kernel
.#caller_locations

//emlist[例][ruby]{
def foo
p caller(0)
p caller(1)
p caller(2)
p caller(3)
p caller(4)
end

de...

Kernel.#gets(rs = $/) -> String | nil (58.0)

ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

...mmon
//}

//emlist[c.txt][ruby]{
ARGF

# スクリプトに指定した引数 (Object::ARGV を参照) をファイル名と
# みなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオブジェクトです。
//}


@see $/,ARGF,Kernel.#readlines,Kernel.#readline...

Kernel.#system(env, program, *args, options={}) -> bool | nil (58.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

...umask
* 子プロセスでのリダイレクト
などを変更できます。環境変数のクリアなども指定できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。

=== 引数の解釈

この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも...
...se RuntimeError exception: true が指定されていて、コマンドの終了ステータスが 0 以外のときに発生します。

//emlist[インタプリタから直接コマンドを実行][ruby]{
system("echo", "*") # => true
# *
//}

@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)...

Kernel.#system(program, *args, options={}) -> bool | nil (58.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

...umask
* 子プロセスでのリダイレクト
などを変更できます。環境変数のクリアなども指定できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。

=== 引数の解釈

この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも...
...se RuntimeError exception: true が指定されていて、コマンドの終了ステータスが 0 以外のときに発生します。

//emlist[インタプリタから直接コマンドを実行][ruby]{
system("echo", "*") # => true
# *
//}

@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)...

絞り込み条件を変える

Kernel$$$ -> Integer (52.0)

現在実行中の Ruby プロセスのプロセス ID です。 Process.#pid と同じです。

現在実行中の Ruby プロセスのプロセス ID です。
Process.#pid と同じです。

この変数はグローバルスコープです。

Kernel$$-v -> bool | nil (52.0)

冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。

冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。

警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。

: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する

$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。

$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-...

Kernel$$-w -> bool | nil (52.0)

冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。

冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。

警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。

: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する

$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。

$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-...

Kernel$$VERBOSE -> bool | nil (52.0)

冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。

冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。

警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。

: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する

$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。

$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-...

Kernel$$archdir -> String (52.0)

マシン固有のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。

マシン固有のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。

絞り込み条件を変える

Kernel$$srcdir -> String (52.0)

Ruby インタプリタを make したときのソースディレクトリです。

Ruby インタプリタを make したときのソースディレクトリです。

Kernel$$topdir -> String (52.0)

拡張ライブラリを make するためのヘッダファイル、 ライブラリ等が存在するディレクトリです。 通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。

拡張ライブラリを make するためのヘッダファイル、
ライブラリ等が存在するディレクトリです。
通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。

Kernel#create_makefile(target, srcprefix = nil) -> true (40.0)

@todo

...@todo

Kernel
#have_library などの各種検査の結果を元に、拡張ライブラリを
ビルドするための Makefile を生成します。

extconf.rb は普通このメソッドの呼び出しで終ります。

@param target ターゲットとなる拡張ライブラリの名前を指...

Kernel#have_framework(framework) -> bool (40.0)

フレームワーク framework がシステムに存在するかどうか検査します。

フレームワーク framework がシステムに存在するかどうか検査します。

フレームワーク framework がシステムに存在する場合は、グローバル変数
$defs に "-DHAVE_FRAMEWORK_framework" を追加し、真を返します。ま
た、グローバル変数 $LDFLAGS に "-framework #{framework}" を追加し
ます。 フレームワーク framework がシステムに存在しない場合は、偽を返し
ます。

例えば、

require 'mkmf'
have_framework('Ruby') # => true

である場合、HAVE...

Kernel#have_framework(framework) { ... } -> bool (40.0)

フレームワーク framework がシステムに存在するかどうか検査します。

フレームワーク framework がシステムに存在するかどうか検査します。

フレームワーク framework がシステムに存在する場合は、グローバル変数
$defs に "-DHAVE_FRAMEWORK_framework" を追加し、真を返します。ま
た、グローバル変数 $LDFLAGS に "-framework #{framework}" を追加し
ます。 フレームワーク framework がシステムに存在しない場合は、偽を返し
ます。

例えば、

require 'mkmf'
have_framework('Ruby') # => true

である場合、HAVE...

絞り込み条件を変える

Kernel#mkmf -> () (40.0)

mkmf を使って Makefile を作成します。

mkmf を使って Makefile を作成します。

ruby -run -e mkmf -- [OPTION] EXTNAME [OPTION]

-d ARGS run dir_config
-h ARGS run have_header
-l ARGS run have_library
-f ARGS run have_func
-v ARGS run have_var
-t ARGS run have_type
-m ARGS run have_macro
-c ARGS run have_const
--vendor install to ...

Kernel$$& -> String | nil (40.0)

現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした文字列です。 最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。

現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした文字列です。
最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。

Regexp.last_match[0] と同じです。

この変数はローカルスコープかつスレッドローカル、読み取り専用です。
Ruby起動時の初期値は nil です。

//emlist[例][ruby]{
str = '<p><a href="http://example.com">example.com</a></p>'
if %r[<a href="(.*?)">(.*?)</a>] =~ str
p $&
end
#=> "<a href=...

Kernel$$&#39; -> String | nil (40.0)

現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした 部分より後ろの文字列です。 最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。

現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした
部分より後ろの文字列です。
最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。

Regexp.last_match.post_match と同じです。

この変数はローカルスコープかつスレッドローカル、読み取り専用です。
Ruby起動時の初期値は nil です。

//emlist[例][ruby]{
str = '<p><a href="http://example.com">example.com</a></p>'
if %r[<a href="(.*?)">(.*?)</a>] =~ str
p $'
en...

Kernel$$-K -> object (40.0)

通常のグローバル変数です。

通常のグローバル変数です。

Ruby 2.7 以前は特殊変数でしたが、Ruby 3.0 から通常のグローバル変数になりました。
任意のオブジェクトを代入して nil 以外の値に設定できます。

@see spec/rubycmd

Kernel$$KCODE -> object (40.0)

通常のグローバル変数です。

通常のグローバル変数です。

Ruby 2.7 以前は特殊変数でしたが、Ruby 3.0 から通常のグローバル変数になりました。
任意のオブジェクトを代入して nil 以外の値に設定できます。

@see spec/rubycmd

絞り込み条件を変える

Kernel$$SAFE -> object (40.0)

通常のグローバル変数です。

通常のグローバル変数です。

Ruby 2.7 以前は特殊変数でしたが、Ruby 3.0 から通常のグローバル変数になりました。

Kernel$$` -> String | nil (40.0)

現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした 部分より前の文字列です。 最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。

現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした
部分より前の文字列です。
最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。

Regexp.last_match.pre_match と同じです。

この変数はローカルスコープかつスレッドローカル、読み取り専用です。
Ruby起動時の初期値は nil です。

//emlist[例][ruby]{
str = '<p><a href="http://example.com">example.com</a></p>'
if %r[<a href="(.*?)">(.*?)</a>] =~ str
p $`
end
...

Kernel$$~ -> MatchData | nil (40.0)

現在のスコープで最後に成功したマッチに関する MatchDataオブジェクトです。 Regexp.last_match の別名です。

現在のスコープで最後に成功したマッチに関する MatchDataオブジェクトです。
Regexp.last_match の別名です。

このデータから n 番目のマッチ ($n) を取り出すためには $~[n] を使います。

この値に代入すると Regexp.last_match や、 $&, $1, $2, ... などの関連する組み込み変数の値が変化します。
MatchData オブジェクトでも nil でもない値を代入しようとすると TypeError が発生します。

この変数はローカルスコープかつスレッドローカルです。
Ruby起動時の初期値は nil です。

//emlist...

Kernel.#Complex(r, i = 0, exception: true) -> Complex | nil (40.0)

実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。

実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。

@param r 生成する複素数の実部。

@param i 生成する複素数の虚部。省略した場合は 0 です。

@param s 生成する複素数を表す文字列。

@param exception false を指定すると、変換できなかった場合、
例外を発生する代わりに nil を返します。

@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(1) # => (...

Kernel.#Complex(s, exception: true) -> Complex | nil (40.0)

実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。

実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。

@param r 生成する複素数の実部。

@param i 生成する複素数の虚部。省略した場合は 0 です。

@param s 生成する複素数を表す文字列。

@param exception false を指定すると、変換できなかった場合、
例外を発生する代わりに nil を返します。

@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(1) # => (...

絞り込み条件を変える

Kernel.#fork -> Integer | nil (40.0)

fork(2) システムコールを使ってプロセスの複製を作 ります。親プロセスでは子プロセスのプロセスIDを、子プロセスでは nil を返します。ブロックを指定して呼び出した場合には、生成し た子プロセスでブロックを評価します。

...puts "parent process. pid: #{Process.pid}, child pid: #{child_pid}"
# => parent process. pid: 79055, child pid: 79602

# 親プロセスでの処理
# ...

# 子プロセスの終了を待って終了。
Process.waitpid(child_pid)
//}


@see IO.popen,IO.pipe,Kernel.#at_exit,Kernel.#exit!, fork(2)...

Kernel.#fork { ... } -> Integer | nil (40.0)

fork(2) システムコールを使ってプロセスの複製を作 ります。親プロセスでは子プロセスのプロセスIDを、子プロセスでは nil を返します。ブロックを指定して呼び出した場合には、生成し た子プロセスでブロックを評価します。

...puts "parent process. pid: #{Process.pid}, child pid: #{child_pid}"
# => parent process. pid: 79055, child pid: 79602

# 親プロセスでの処理
# ...

# 子プロセスの終了を待って終了。
Process.waitpid(child_pid)
//}


@see IO.popen,IO.pipe,Kernel.#at_exit,Kernel.#exit!, fork(2)...

Kernel.#loop -> Enumerator (40.0)

(中断されない限り)永遠にブロックの評価を繰り返します。 ブロックが指定されなければ、代わりに Enumerator を返します。

...by]{
loop do
print "Input: "
line = gets
break if !line or line =~ /^qQ/
# ...
end
//}

与えられたブロック内で StopIteration を Kernel.#raise すると
ループを終了して Enumerator が最後に返した値を返します。
ループを終了させる場合、通常は bre...

Kernel.#loop { ... } -> object | nil (40.0)

(中断されない限り)永遠にブロックの評価を繰り返します。 ブロックが指定されなければ、代わりに Enumerator を返します。

...by]{
loop do
print "Input: "
line = gets
break if !line or line =~ /^qQ/
# ...
end
//}

与えられたブロック内で StopIteration を Kernel.#raise すると
ループを終了して Enumerator が最後に返した値を返します。
ループを終了させる場合、通常は bre...

Kernel.#open(file, mode_enc = "r", perm = 0666) -> IO (40.0)

file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。

file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。

ブロックが与えられた場合、指定されたファイルをオープンし、
生成した IO オブジェクトを引数としてブロックを実行します。
ブロックの終了時や例外によりブロックを脱出するとき、
ファイルをクローズします。ブロックを評価した結果を返します。

ファイル名 file が `|' で始まる時には続く文字列をコマンドとして起動し、
コマンドの標準入出力に対してパイプラインを生成します

ファイル名が "|-" である時、open は Ruby の子プロセス
を生成し、その子プロセスとの間のパイプ(IOオブジェクト)を...

絞り込み条件を変える

Kernel.#open(file, mode_enc = "r", perm = 0666) {|io| ... } -> object (40.0)

file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。

file をオープンして、IO(Fileを含む)クラスのインスタンスを返します。

ブロックが与えられた場合、指定されたファイルをオープンし、
生成した IO オブジェクトを引数としてブロックを実行します。
ブロックの終了時や例外によりブロックを脱出するとき、
ファイルをクローズします。ブロックを評価した結果を返します。

ファイル名 file が `|' で始まる時には続く文字列をコマンドとして起動し、
コマンドの標準入出力に対してパイプラインを生成します

ファイル名が "|-" である時、open は Ruby の子プロセス
を生成し、その子プロセスとの間のパイプ(IOオブジェクト)を...

Kernel.#p(*arg) -> object | Array (40.0)

引数を人間に読みやすい形に整形して改行と順番に標準出力 $stdout に出力します。主にデバッグに使用します。

...された引数 arg を返します。複数の引数が指定された場合はそれらを要素とする配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
puts "" #=> (空行)
p "" #=> ""

puts 50,"50"
#=> 50
#=> 50
p 50,"50"
#=> 50
#=> "50"
//}

@see Object#inspect,Kernel.#puts,Kernel.#print...

Kernel.#printf(format, *arg) -> nil (40.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。

...out に出力します。

引数を 1 つも指定しなければ何もしません。

Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel
.#sprintfの項を参照してください。

@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フ...
...X 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
printf("calculate%3s%-6s%.15f", 'PI', '...', Math::PI)
#=> calculate PI... 3.141592653589793

printf("%d %04x", 123, 123) #=> "123 007b"
printf("%08b '%4s'", 123, 123) #=> "01111011 ' 123'"
printf("%1...
...$*2$s %2$d %1$s", "hello", 8) #=> " hello 8 hello"
printf("%1$*2$s %2$d", "hello", -8) #=> "hello -8"
printf("%+g:% g:%-g", 1.23, 1.23, 1.23) #=> "+1.23: 1.23:1.23"
printf("%u", -123) #=> "..4294967173"
//}

@see Kernel.#sprintf,IO#printf...

Kernel.#printf(port, format, *arg) -> nil (40.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。

...out に出力します。

引数を 1 つも指定しなければ何もしません。

Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel
.#sprintfの項を参照してください。

@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フ...
...X 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
printf("calculate%3s%-6s%.15f", 'PI', '...', Math::PI)
#=> calculate PI... 3.141592653589793

printf("%d %04x", 123, 123) #=> "123 007b"
printf("%08b '%4s'", 123, 123) #=> "01111011 ' 123'"
printf("%1...
...$*2$s %2$d %1$s", "hello", 8) #=> " hello 8 hello"
printf("%1$*2$s %2$d", "hello", -8) #=> "hello -8"
printf("%+g:% g:%-g", 1.23, 1.23, 1.23) #=> "+1.23: 1.23:1.23"
printf("%u", -123) #=> "..4294967173"
//}

@see Kernel.#sprintf,IO#printf...

Kernel.#readlines(rs = $/) -> [String] (40.0)

ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

...ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続...
...s("") #=> ["hello\nit\n\n", "common\n", "hello\nit\n\n", "common\n"]

ARGV << 'b.txt' << 'b.txt'
p readlines('it') #=> ["hello\nit", "\n\ncommon\n", "hello\nit", "\n\ncommon\n"]
p readlines #=> []
//}

//emlist[b.txt][ruby]{
hello
it

common
//}

@see $/,ARGF,Kernel.#gets, Kernel.#readline...

絞り込み条件を変える

Kernel.#trace_var(varname) {|new_val| .... } -> nil (40.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

...は明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に nil を
指定するか、Kernel.#untrace_var を用います。

hook が nil ならば、設定されていた
hook をすべて解除してその配列を返します(ブロッ...
...ます。解除した場合は解除した
フックを並べた配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| puts "hook: $v=#{val.inspect}" }
$v = 1 #=> hook: $v=1
$v = "foo" #=> hook: $v="foo"
$v.upcase!
p $v #=> "FOO"
//}

@see Kernel.#untrace_var...

Kernel.#trace_var(varname, hook) -> [String|Proc] (40.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

...は明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に nil を
指定するか、Kernel.#untrace_var を用います。

hook が nil ならば、設定されていた
hook をすべて解除してその配列を返します(ブロッ...
...ます。解除した場合は解除した
フックを並べた配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| puts "hook: $v=#{val.inspect}" }
$v = 1 #=> hook: $v=1
$v = "foo" #=> hook: $v="foo"
$v.upcase!
p $v #=> "FOO"
//}

@see Kernel.#untrace_var...

Kernel.#trace_var(varname, hook) -> nil (40.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

...は明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に nil を
指定するか、Kernel.#untrace_var を用います。

hook が nil ならば、設定されていた
hook をすべて解除してその配列を返します(ブロッ...
...ます。解除した場合は解除した
フックを並べた配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| puts "hook: $v=#{val.inspect}" }
$v = 1 #=> hook: $v=1
$v = "foo" #=> hook: $v="foo"
$v.upcase!
p $v #=> "FOO"
//}

@see Kernel.#untrace_var...

Kernel.#test(cmd, file) -> bool | Time | Integer | nil (25.0)

単体のファイルでファイルテストを行います。

単体のファイルでファイルテストを行います。

@param cmd 以下に示す文字リテラル、文字列、あるいは同じ文字を表す数値
です。文字列の場合はその先頭の文字だけをコマンドとみなします。
@param file テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 下表に特に明記していないものは、真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?r
ファイルを実効 uid で読むことができる
: ?w
ファイルに実効 uid で書くことができる
: ?x
ファイルを...

Kernel.#test(cmd, file1, file2) -> bool (25.0)

2ファイル間のファイルテストを行います。

2ファイル間のファイルテストを行います。

@param cmd 以下に示す文字リテラル、文字列、あるいは同じ文字を表す数値
です。文字列の場合はその先頭の文字だけをコマンドとみなします。
@param file1 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@param file2 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?=
ファイル1とファイル2の最終更新時刻が等しい
: ?>
フ...

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Kernel#arg_config(config, default) { ... } -> object | String | true | nil (22.0)

configure オプション --config の値を返します。

configure オプション --config の値を返します。

@param config オプションを文字列で指定します。

@param default 引数 config で指定したオプションのデフォルト値を指定します。

@return オプションが指定されてた場合は true を、指定されなかった場合は
nil を返します。
引数 default、あるいはブロックを指定すると、オプションが指定さ
れていない場合に引数 default の値かブロックの評価結果を返します
(両方指定した場合はブロックが優先されます)...

Kernel#chmod -> () (22.0)

ファイルのアクセス権を変更します。

ファイルのアクセス権を変更します。

Change the mode of each FILE to OCTAL-MODE.

ruby -run -e chmod -- [OPTION] OCTAL-MODE FILE

-v 詳細表示

@see chmod(1)

Kernel#cp -> () (22.0)

ファイルやディレクトリをコピーします。

ファイルやディレクトリをコピーします。


ruby -run -e cp -- [OPTION] SOURCE DEST

-p 可能であればファイルの属性を保持します。
-r 再帰的にコピーします。
-v 詳細表示

@see cp(1)

Kernel#egrep_cpp(pattern, src, opt = "") -> bool (22.0)

C プログラムのソースコード src をプリプロセスし、 その結果が正規表現 pattern にマッチするかどうかを判定します。

C プログラムのソースコード src をプリプロセスし、
その結果が正規表現 pattern にマッチするかどうかを判定します。

CPP $CFLAGS opt | egrep pat

を実行し、その結果が正常かどうかを true または false で返します。

このメソッドはヘッダファイルに関数などの宣言があるかどうか
検査するために使用します。

@param pattern 「egrep の」正規表現を文字列で指定します。
Ruby の正規表現ではありません。

@param src C 言語のソースコードを文字列で記述します。

@see ...

Kernel#egrep_cpp(pattern, src, opt = "") { ... } -> bool (22.0)

C プログラムのソースコード src をプリプロセスし、 その結果が正規表現 pattern にマッチするかどうかを判定します。

C プログラムのソースコード src をプリプロセスし、
その結果が正規表現 pattern にマッチするかどうかを判定します。

CPP $CFLAGS opt | egrep pat

を実行し、その結果が正常かどうかを true または false で返します。

このメソッドはヘッダファイルに関数などの宣言があるかどうか
検査するために使用します。

@param pattern 「egrep の」正規表現を文字列で指定します。
Ruby の正規表現ではありません。

@param src C 言語のソースコードを文字列で記述します。

@see ...

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