るりまサーチ (Ruby 3.0)

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352件ヒット [101-200件を表示] (0.046秒)

別のキーワード

  1. kernel require
  2. getoptlong require_order
  3. rubygems/custom_require require
  4. irb/ext/use-loader irb_require
  5. require execute

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キーワード

検索結果

<< < 1 2 3 4 > >>

CGI.unescape_html(string) -> String (22.0)

与えられた文字列中の実体参照のうち、&amp; &gt; &lt; &quot; と数値指定がされているもの (&#0ffff など) を元の文字列に置換します。

与えられた文字列中の実体参照のうち、&amp; &gt; &lt; &quot;
と数値指定がされているもの (&#0ffff など) を元の文字列に置換します。

@param string 文字列を指定します。

require "cgi"

p CGI.unescapeHTML("3 &gt; 1") #=> "3 > 1"

CSV.foreach(path, options = Hash.new) -> Enumerator (22.0)

このメソッドは CSV ファイルを読むための主要なインターフェイスです。 各行が与えられたブロックに渡されます。 ブロックが与えられていない場合、Enumeratorを返します。

このメソッドは CSV ファイルを読むための主要なインターフェイスです。
各行が与えられたブロックに渡されます。
ブロックが与えられていない場合、Enumeratorを返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'csv'

# UTF-32BE な CSV ファイルを読み込んで UTF-8 な row をブロックに渡します
CSV.foreach("a.csv", encoding: "UTF-32BE:UTF-8"){|row| p row }
//}

@param path CSV ファイルのパスを指定します。

@param options CSV.new ...

CSV.foreach(path, options = Hash.new) {|row| ... } -> nil (22.0)

このメソッドは CSV ファイルを読むための主要なインターフェイスです。 各行が与えられたブロックに渡されます。 ブロックが与えられていない場合、Enumeratorを返します。

このメソッドは CSV ファイルを読むための主要なインターフェイスです。
各行が与えられたブロックに渡されます。
ブロックが与えられていない場合、Enumeratorを返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'csv'

# UTF-32BE な CSV ファイルを読み込んで UTF-8 な row をブロックに渡します
CSV.foreach("a.csv", encoding: "UTF-32BE:UTF-8"){|row| p row }
//}

@param path CSV ファイルのパスを指定します。

@param options CSV.new ...

CSV.generate(str = "", options = Hash.new) {|csv| ... } -> String (22.0)

このメソッドは与えられた文字列をラップして CSV のオブジェクトとしてブロックに渡します。 ブロック内で CSV オブジェクトに行を追加することができます。 ブロックを評価した結果は文字列を返します。

このメソッドは与えられた文字列をラップして CSV のオブジェクトとしてブロックに渡します。
ブロック内で CSV オブジェクトに行を追加することができます。
ブロックを評価した結果は文字列を返します。

このメソッドに与えられた文字列は変更されるので、新しい文字列オブジェクトが必要な
場合は Object#dup で複製してください。

@param str 文字列を指定します。デフォルトは空文字列です。

@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。
:encoding というキーを使用すると出力のエンコーディン...

CSV.generate_line(row, options = Hash.new) -> String (22.0)

このメソッドは一つの Array オブジェクトを CSV 文字列に変換するためのショートカットです。 複数行のCSVを扱う際はCSV#<<を使うとより高速です。

このメソッドは一つの Array オブジェクトを CSV 文字列に変換するためのショートカットです。
複数行のCSVを扱う際はCSV#<<を使うとより高速です。

このメソッドは可能であれば row に含まれる最初の nil でない値を用いて出力の
エンコーディングを推測します。

@param row 文字列の配列を指定します。

@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。
:encoding というキーを使用すると出力のエンコーディングを指定することができます。
:row_sep ...

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CSV.instance(data = $stdout, options = Hash.new) -> CSV (22.0)

このメソッドは CSV.new のように CSV のインスタンスを返します。 しかし、返される値は Object#object_id と与えられたオプションを キーとしてキャッシュされます。

このメソッドは CSV.new のように CSV のインスタンスを返します。
しかし、返される値は Object#object_id と与えられたオプションを
キーとしてキャッシュされます。

ブロックが与えられた場合、生成されたインスタンスをブロックに渡して評価した
結果を返します。

@param data String か IO のインスタンスを指定します。

@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。

//emlist[例][ruby]{
require "csv"

options = { headers: true }

text...

CSV.instance(data = $stdout, options = Hash.new) {|csv| ... } -> object (22.0)

このメソッドは CSV.new のように CSV のインスタンスを返します。 しかし、返される値は Object#object_id と与えられたオプションを キーとしてキャッシュされます。

このメソッドは CSV.new のように CSV のインスタンスを返します。
しかし、返される値は Object#object_id と与えられたオプションを
キーとしてキャッシュされます。

ブロックが与えられた場合、生成されたインスタンスをブロックに渡して評価した
結果を返します。

@param data String か IO のインスタンスを指定します。

@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。

//emlist[例][ruby]{
require "csv"

options = { headers: true }

text...

CSV.parse_line(line, options = Hash.new) -> Array (22.0)

このメソッドは一行の CSV 文字列を配列に変換するためのショートカットです。

このメソッドは一行の CSV 文字列を配列に変換するためのショートカットです。

@param line 文字列を指定します。複数行の文字列を指定した場合は、一行目以外は無視します。

@param options CSV.new のオプションと同じオプションを指定できます。

//emlist[例][ruby]{
require 'csv'

p CSV.parse_line("1,taro,tanaka,20")
# => ["1", "taro", "tanaka", "20"]

p CSV.parse_line("1|taro|tanaka|20", col_sep: '|')
#...

CSV::Table.new(array_of_rows) -> CSV::Table (22.0)

自身を初期化します。

自身を初期化します。

全ての行が同じヘッダを持つことを仮定しています。

@param array_of_rows CSV::Row のインスタンスの配列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
require "csv"

row1 = CSV::Row.new(["header1", "header2"], ["row1_1", "row1_2"])
row2 = CSV::Row.new(["header1", "header2"], ["row2_1", "row2_2"])
table = CSV::Table.new([row1, row2])
table.to_...

Coverage.line_stub(file) -> Array (22.0)

行カバレッジの配列のスタブを返します。

行カバレッジの配列のスタブを返します。

測定対象となる行の要素は 0, 空行やコメントなどにより測定対象外となる行の要素は nil となります。

//emlist[foo.rb][ruby]{
s = 0
10.times do |x|
s += x
end

if s == 45
p :ok
else
p :ng
end
//}

このファイルに対して line_stub を実行すると、次のようになります。

//emlist[][ruby]{
require "coverage"
p Coverage.line_stub("foo.rb") #=> [0, 0, 0, ...

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Coverage.peek_result -> Hash (22.0)

測定を止めることなく、測定中のその時の結果をハッシュで返します。 測定結果の詳細は、coverage ライブラリ を参照してください。

測定を止めることなく、測定中のその時の結果をハッシュで返します。
測定結果の詳細は、coverage ライブラリ を参照してください。

これは、Coverage.result(stop: false, clear: false) と同じです。

@return 測定途中結果を表すハッシュ

@raise RuntimeError Coverage.start を実行する前に実行された場合に
発生します。

//emlist[bool.rb][ruby]{
def bool(obj)
if obj
true
else
false...

Coverage.running? -> bool (22.0)

カバレッジ測定中かどうかを返します。カバレッジの測定中とは、Coverage.start の 呼び出し後から Coverage.result の呼び出し前です。

カバレッジ測定中かどうかを返します。カバレッジの測定中とは、Coverage.start の
呼び出し後から Coverage.result の呼び出し前です。

//emlist[][ruby]{
require 'coverage'
p Coverage.running? #=> false
Coverage.start
p Coverage.running? #=> true
p Coverage.peek_result #=> {}
p Coverage.running? #=> true
p Coverage.result #=> {}
p Covera...

Coverage.start(option = {}) -> nil (22.0)

カバレッジの測定を開始します。既に実行されていた場合には何も起こりません。 ただし、カバレッジ計測中に測定対象を変更しようとした場合は、RuntimeError となります。

カバレッジの測定を開始します。既に実行されていた場合には何も起こりません。
ただし、カバレッジ計測中に測定対象を変更しようとした場合は、RuntimeError となります。

@param option カバレッジの計測モードを指定します。
:all か "all" を指定すると、全ての種類を計測します。
個別に指定する場合は、ハッシュを渡します。
詳細は、coverage ライブラリ を参照してください。

//emlist[bool.rb][ruby]{
def bool(obj)
if obj
...

Date.civil(year = -4712, mon = 1, mday = 1, start = Date::ITALY) -> Date (22.0)

暦日付に相当する日付オブジェクトを生成します。

暦日付に相当する日付オブジェクトを生成します。

このクラスでは、紀元前の年を天文学の流儀で勘定します。
1年の前は零年、零年の前は-1年、のようにします。
月、および月の日は負、
または正の数でなければなりません (負のときは最後からの序数)。
零であってはなりません。

最後の引数は、グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日です。
省略した場合は、Date::ITALY (1582年10月15日) になります。

Date.jd も参照してください。

@param year 年
@param mon 月
@param mday 日
@param start グレゴリオ暦をつかい始...

Date.new(year = -4712, mon = 1, mday = 1, start = Date::ITALY) -> Date (22.0)

暦日付に相当する日付オブジェクトを生成します。

暦日付に相当する日付オブジェクトを生成します。

このクラスでは、紀元前の年を天文学の流儀で勘定します。
1年の前は零年、零年の前は-1年、のようにします。
月、および月の日は負、
または正の数でなければなりません (負のときは最後からの序数)。
零であってはなりません。

最後の引数は、グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日です。
省略した場合は、Date::ITALY (1582年10月15日) になります。

Date.jd も参照してください。

@param year 年
@param mon 月
@param mday 日
@param start グレゴリオ暦をつかい始...

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Date.today(start = Date::ITALY) -> Date (22.0)

現在の日付に相当する日付オブジェクトを生成します。

現在の日付に相当する日付オブジェクトを生成します。

@param start グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日

//emlist[例][ruby]{
require 'date'
Date.today # => #<Date: 2017-09-20 ...>
//}

DateTime._strptime(str, format = &#39;%FT%T%z&#39;) -> Hash (22.0)

与えられた雛型で日時表現を解析し、その情報に基づいてハッシュを生成します。

与えられた雛型で日時表現を解析し、その情報に基づいてハッシュを生成します。

@param str 日時をあらわす文字列
@param format 書式

例:

require 'date'
DateTime._strptime('2001-02-03T12:13:14Z')
# => {:year=>2001, :mon=>2, :mday=>3, :hour=>12, :min=>13, :sec=>14, :zone=>"Z", :offset=>0}

DateTime.strptime の内部で使用されています。

@see Date._strptime, Date...

DateTime.parse(str = &#39;-4712-01-01T00:00:00+00:00&#39;, complete = true, start = Date::ITALY) -> DateTime (22.0)

与えられた日時表現を解析し、 その情報に基づいて DateTime オブジェクトを生成します。

与えられた日時表現を解析し、
その情報に基づいて DateTime オブジェクトを生成します。

年が "00" から "99" の範囲であれば、
年の下2桁表現であるとみなしこれを補います。
この振舞いを抑止したい場合は、ヒントとして、complete に false を与えます。

@param str 日時をあらわす文字列
@param complete 年を補完するか
@param start グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
@raise ArgumentError 正しくない日時になる組み合わせである場合に発生します。

例:

require 'date'
...

DateTime.strptime(str = &#39;-4712-01-01T00:00:00+00:00&#39;, format = &#39;%FT%T%z&#39;, start = Date::ITALY) -> DateTime (22.0)

与えられた雛型で日時表現を解析し、 その情報に基づいて DateTime オブジェクトを生成します。

与えられた雛型で日時表現を解析し、
その情報に基づいて DateTime オブジェクトを生成します。

@param str 日時をあらわす文字列
@param format 書式
@param start グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
@raise ArgumentError 正しくない日時になる組み合わせである場合に発生します。

例:

require 'date'
DateTime.strptime('2001-02-03T12:13:14Z').to_s
# => "2001-02-03T12:13:14+00:00"

@see Date.strp...

Digest::Base.file(path) -> object (22.0)

新しいダイジェストオブジェクトを生成し、 ファイル名 file で指定したファイルの内容を読み込み、 そのダイジェストオブジェクトを返します。

新しいダイジェストオブジェクトを生成し、
ファイル名 file で指定したファイルの内容を読み込み、
そのダイジェストオブジェクトを返します。

@param path 読み込み対象のファイル名です。
@return ダイジェストオブジェクトを返します。

使用例(SHA256の場合)

require 'digest'
digest = Digest::SHA256.file("X11R6.8.2-src.tar.bz2")
digest.hexdigest
# => "f02e3c85572dc9ad7cb77c2a638e...

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Dir.empty?(path_name) -> bool (22.0)

path_name で与えられたディレクトリが空の場合に真を返します。 ディレクトリでない場合や空でない場合に偽を返します。

path_name で与えられたディレクトリが空の場合に真を返します。
ディレクトリでない場合や空でない場合に偽を返します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.empty?('.') #=> false
Dir.empty?(IO::NULL) #=> false
require 'tmpdir'
Dir.mktmpdir { |dir| Dir.empty?(dir) } #=> true
//}

@param path_name 確認したいディレクトリ名。

Dir.mktmpdir(prefix_suffix = nil, tmpdir = nil) -> String (22.0)

一時ディレクトリを作成します。

一時ディレクトリを作成します。

作成されたディレクトリのパーミッションは 0700 です。

ブロックが与えられた場合は、ブロックの評価が終わると
作成された一時ディレクトリやその配下にあったファイルを
FileUtils.#remove_entry を用いて削除し、ブロックの値をかえします。
ブロックが与えられなかった場合は、作成した一時ディレクトリのパスを
返します。この場合、このメソッドは作成した一時ディレクトリを削除しません。

@param prefix_suffix nil の場合は、'd' をデフォルトのプレフィクスとして使用します。サフィックスは付きません。
...

Dir.mktmpdir(prefix_suffix = nil, tmpdir = nil) {|dir| ... } -> object (22.0)

一時ディレクトリを作成します。

一時ディレクトリを作成します。

作成されたディレクトリのパーミッションは 0700 です。

ブロックが与えられた場合は、ブロックの評価が終わると
作成された一時ディレクトリやその配下にあったファイルを
FileUtils.#remove_entry を用いて削除し、ブロックの値をかえします。
ブロックが与えられなかった場合は、作成した一時ディレクトリのパスを
返します。この場合、このメソッドは作成した一時ディレクトリを削除しません。

@param prefix_suffix nil の場合は、'd' をデフォルトのプレフィクスとして使用します。サフィックスは付きません。
...

Dir.tmpdir -> String (22.0)

テンポラリファイルを作成するのに使うディレクトリ(テンポラリディレクトリ)の絶対パスを 文字列として返します。 $SAFE によって返す文字列は変わります。

テンポラリファイルを作成するのに使うディレクトリ(テンポラリディレクトリ)の絶対パスを
文字列として返します。
$SAFE によって返す文字列は変わります。

# WindowsXPの場合

require "tmpdir"

p Dir.tmpdir #=> "C:/DOCUME~1/taro3/LOCALS~1/Temp"
$SAFE = 1
p Dir.tmpdir #=> "C:/WINDOWS/temp"

# Linuxの場合 /tmp に加え、環境変数 ENV['TMPDIR'], ENV['TMP'], ENV['TEMP'], ENV['USERPR...

ERB.new(str, safe_level=NOT_GIVEN, trim_mode=NOT_GIVEN, eoutvar=NOT_GIVEN, trim_mode: nil, eoutvar: &#39;_erbout&#39;) -> ERB (22.0)

eRubyスクリプト から ERB オブジェクトを生成して返します。

eRubyスクリプト から ERB オブジェクトを生成して返します。

@param str eRubyスクリプトを表す文字列
@param safe_level eRubyスクリプトが実行されるときのセーフレベル
@param trim_mode 整形の挙動を変更するオプション

@param eoutvar eRubyスクリプトの中で出力をためていく変数の名前を表す文
字列。eRuby スクリプトの中でさらに ERB を使うときに変更
します。通常は指定する必要はありません。

Ruby 2.6.0 から位置引数での safe_l...

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Fiddle::Function.new(ptr, args, ret_type, abi=Fiddle::Function::DEFAULT, name: nil) -> Fiddle::Function (22.0)

ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを 生成します。

ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを
生成します。

ptr には Fiddle::Handle から Fiddle::Handle#sym などで取りだした
関数ポインタ(を表す整数)、もしくは関数を指している
Fiddle::Pointer を渡します。

args、ret_type で関数の引数と返り値の型を指定します。これには以下の
定数が利用できます。「-TYPE_INT」 のように符号を反転させると unsigned を
意味します。
* Fiddle::TYPE_VOID
* Fiddle::TYPE_VOIDP
* Fidd...

Fiddle::Handle.new(lib, flags=Fiddle::Handle::RTLD_LAZY|Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL) -> Fiddle::Handle (22.0)

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ブロックを指定すれば、生成した Handle を引数としてブロックを実行します。
Handle はブロックの終りで自動的にクローズされます。

flags で dlopen(3) の第2引数として渡すフラグを指定できます。
Fiddle::Handle::RTLD_LAZY、Fiddle::Handle::RTLD_NOW
のどちらか一方を指定する必要があり、
またそれに Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL と OR を取ることができます。
詳しい意味は manpage(dlopen(3))...

Fiddle::Handle.new(lib, flags=Fiddle::Handle::RTLD_LAZY|Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL) {|handle| ... } -> Fiddle::Handle (22.0)

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ライブラリ lib をオープンし、Handle オブジェクトとして返します。

ブロックを指定すれば、生成した Handle を引数としてブロックを実行します。
Handle はブロックの終りで自動的にクローズされます。

flags で dlopen(3) の第2引数として渡すフラグを指定できます。
Fiddle::Handle::RTLD_LAZY、Fiddle::Handle::RTLD_NOW
のどちらか一方を指定する必要があり、
またそれに Fiddle::Handle::RTLD_GLOBAL と OR を取ることができます。
詳しい意味は manpage(dlopen(3))...

Fiddle::Pointer.[](val) -> Fiddle::Pointer (22.0)

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

val が文字列の場合は文字列が格納されているメモリ領域を指す Pointer
オブジェクトを返します。

IO オブジェクトの場合は FILE ポインタを表す Pointer オブジェクトを返します。

val に to_ptr メソッドが定義されている場合は、val.to_ptr を呼び、
Pointer オブジェクトに変換したものを返します。

val が整数の場合はそれをアドレスとする Pointer オブジェクトを返します。

上以外の場合は、整数に変換(to_int)し
それをアドレスとする P...

Fiddle::Pointer.to_ptr(val) -> Fiddle::Pointer (22.0)

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

与えられた val と関連した Pointer オブジェクトを生成して返します。

val が文字列の場合は文字列が格納されているメモリ領域を指す Pointer
オブジェクトを返します。

IO オブジェクトの場合は FILE ポインタを表す Pointer オブジェクトを返します。

val に to_ptr メソッドが定義されている場合は、val.to_ptr を呼び、
Pointer オブジェクトに変換したものを返します。

val が整数の場合はそれをアドレスとする Pointer オブジェクトを返します。

上以外の場合は、整数に変換(to_int)し
それをアドレスとする P...

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File.path(filename) -> String (22.0)

指定されたファイル名を文字列で返します。filename が文字列でない場合は、to_path メソッドを呼びます。

指定されたファイル名を文字列で返します。filename が文字列でない場合は、to_path メソッドを呼びます。

@param filename ファイル名を表す文字列か to_path メソッドが定義されたオブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
require 'pathname'

class MyPath
def initialize(path)
@path = path
end
def to_path
File.absolute_path(@path)
end
end

File.path("/dev/null") ...

FileUtils.collect_method(opt) -> Array (22.0)

与えられたオプションを持つメソッド名の配列を返します。

与えられたオプションを持つメソッド名の配列を返します。

@param opt オプション名をシンボルで指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'fileutils'
FileUtils.collect_method(:preserve) # => ["cp", "cp_r", "copy", "install"]
//}

FileUtils.commands -> Array (22.0)

何らかのオプションを持つメソッド名の配列を返します。

何らかのオプションを持つメソッド名の配列を返します。

//emlist[][ruby]{
require 'fileutils'
FileUtils.commands # => ["chmod", "cp", "cp_r", "install", ...]
//}

FileUtils.options -> Array (22.0)

オプション名の配列を返します。

オプション名の配列を返します。

//emlist[][ruby]{
require 'fileutils'
FileUtils.options
# => ["noop", "verbose", "force", "mode", "parents", "owner", "group", "preserve", "dereference_root", "remove_destination", "secure", "mtime", "nocreate"]
//}

FileUtils.options_of(mid) -> Array (22.0)

与えられたメソッド名で使用可能なオプション名の配列を返します。

与えられたメソッド名で使用可能なオプション名の配列を返します。

@param mid メソッド名を指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'fileutils'
FileUtils.options_of(:rm) # => ["noop", "verbose", "force"]
//}

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GDBM.open(dbname, mode = 0666, flags = 0) -> GDBM (22.0)

dbname で指定したデータベースをモードを mode に設定してオープンします。

dbname で指定したデータベースをモードを mode に設定してオープンします。

ブロックを指定した場合、オープンした GDBM オブジェクトを
引数にブロックを実行します。実行後 GDBM オブジェクトをクローズ
し、open メソッドはブロックの結果を返します。

@param dbname データベースの名前を指定します。

@param mode 省略値は 0666 です。mode として nil を指定するとデータベースが
存在しない時には新たなデータベースを作らず nil を返します。

@param flags flags には、GDBM::FAS...

GDBM.open(dbname, mode = 0666, flags = 0) {|db| ... } -> object (22.0)

dbname で指定したデータベースをモードを mode に設定してオープンします。

dbname で指定したデータベースをモードを mode に設定してオープンします。

ブロックを指定した場合、オープンした GDBM オブジェクトを
引数にブロックを実行します。実行後 GDBM オブジェクトをクローズ
し、open メソッドはブロックの結果を返します。

@param dbname データベースの名前を指定します。

@param mode 省略値は 0666 です。mode として nil を指定するとデータベースが
存在しない時には新たなデータベースを作らず nil を返します。

@param flags flags には、GDBM::FAS...

IO.console -> File | nil (22.0)

端末を File オブジェクトで返します。

端末を File オブジェクトで返します。

require "io/console"
IO.console # => #<File:/dev/tty>

プロセスが端末から切り離された状態で実行すると nil を返します。

戻り値はプラットフォームや環境に依存します。

IPAddr.new_ntoh(addr) -> IPAddr (22.0)

ネットワークバイトオーダーのバイト列から IPAddr オブジェクトを生成します。

ネットワークバイトオーダーのバイト列から IPAddr オブジェクトを生成します。

@param addr ネットワークバイトオーダーのバイト列。

例:

require 'ipaddr'
p IPAddr.new_ntoh("\300\250\001\001") # => <IPAddr: IPv4:192.168.1.1/255.255.255.255>

IPSocket.getaddress(host) -> String (22.0)

ホスト名からホストのアドレスを返します。ホストのアドレスは文 字列は octet decimal の文字列 (例: 127.0.0.1) です。

ホスト名からホストのアドレスを返します。ホストのアドレスは文
字列は octet decimal の文字列 (例: 127.0.0.1) です。

@param host ホスト名を文字列で指定します。

例:

require 'socket'

p IPSocket.getaddress("www.ruby-lang.org") #=> "210.163.138.100"

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IRB::ContextExtender.def_extend_command(cmd_name, load_file, *aliases) -> object (22.0)

IRB::Context に cmd_name で指定したメソッドが実行できるように拡張 します。

IRB::Context に cmd_name で指定したメソッドが実行できるように拡張
します。

@param cmd_name メソッド名を Symbol で指定します。
IRB::Context クラスのインスタンスメソッドとして定
義してある必要があります。

@param load_file cmd_name で指定したメソッドが定義されたファイル名を指
定します。このファイルは自動的に require されます。

@param aliases cmd_name の別名を Symb...

IRB::ContextExtender.install_extend_commands -> object (22.0)

定義済みの拡張を読み込みます。

定義済みの拡張を読み込みます。

IRB::Context で以下のメソッドが利用できるようになります。

* eval_history=
* use_tracer=
* math_mode=
* use_loader=
* save_history=

irb/extend-command が require された時にライブラリ内部で自動的
に実行されます。

@see IRB::ContextExtender.def_extend_command

IRB::ExtendCommandBundle.def_extend_command(cmd_name, cmd_class, load_file = nil, *aliases) -> object (22.0)

irb に cmd_name で指定したメソッドが実行できるように拡張します。

irb に cmd_name で指定したメソッドが実行できるように拡張します。

@param cmd_name メソッド名を Symbol か文字列で指定します。
cmd_class で指定するクラスの execute メソッドとして定
義してある必要があります。

@param cmd_class 指定した拡張が定義されたクラス名を Symbol、
String、Class のいずれかで指定します。
なお、このクラスは IRB::ExtendCommand ...

Integer.from_prime_division(pd) -> Integer (22.0)

素因数分解された結果を元の数値に戻します。

素因数分解された結果を元の数値に戻します。

@param pd 整数のペアの配列を指定します。含まれているペアの第一要素は素因数を、
第二要素はその素因数の指数をあらわします。

@see Prime#int_from_prime_division

//emlist[例][ruby]{
require 'prime'
Prime.int_from_prime_division([[2,2], [3,1]]) #=> 12
Prime.int_from_prime_division([[2,2], [3,2]]) #=> 36
//}

JSON.[](object, options) -> object (22.0)

文字列のように扱えるデータを受け取った場合は Ruby のオブジェクトに変換して返します。 そうでない場合は JSON に変換して返します。

文字列のように扱えるデータを受け取った場合は Ruby のオブジェクトに変換して返します。
そうでない場合は JSON に変換して返します。

@param object 任意のオブジェクト指定可能です。

@param options JSON.#parse, JSON.#generate の説明を参照してください。

//emlist[例][ruby]{
require "json"
string=<<JSON
{ "a":1, "b":2, "c":3 }
JSON
hash = { a: 1, b: 2, c: 3 }

JSON[string].class ...

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JSON.create_id -> String (22.0)

json_create メソッドで使用するクラスを決定するために使用する値を返します。

json_create メソッドで使用するクラスを決定するために使用する値を返します。

デフォルトは "json_class" です。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

class User
attr :id, :name
def initialize(id, name)
@id, @name = id, name
end

def self.json_create(object)
new(object['id'], object["name"])
end

def as_json(*)
{
...

JSON.parser -> JSON::Ext::Parser (22.0)

JSON ライブラリがパーサとして使用するクラスを返します。

JSON ライブラリがパーサとして使用するクラスを返します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

JSON.parser # => JSON::Ext::Parser
//}

JSON.state -> JSON::Ext::Generator::State (22.0)

JSON ライブラリがジェネレータの状態を表すクラスとして使用するクラスを返します。

JSON ライブラリがジェネレータの状態を表すクラスとして使用するクラスを返します。

//emlist[例][ruby]{
require "json"

JSON.state # => JSON::Ext::Generator::State
//}

JSON::Generator::GeneratorMethods::String::Extend.json_create(hash) -> String (22.0)

JSON のオブジェクトから Ruby の文字列を生成して返します。

JSON のオブジェクトから Ruby の文字列を生成して返します。

@param hash キーとして "raw" という文字列を持ち、その値として数値の配列を持つハッシュを指定します。

require 'json'
String.json_create({"raw" => [0x41, 0x42, 0x43]}) # => "ABC"

Logger.new(logdev, shift_age = 0, shift_size = 1048576, level: Logger::Severity::DEBUG, progname: nil, formatter: Formatter.new, datetime_format: nil, shift_period_suffix: &#39;%Y%m%d&#39;) -> Logger (22.0)

Logger オブジェクトを生成します。

Logger オブジェクトを生成します。

@param logdev ログを書き込むファイル名か、 IO オブジェクト(STDOUT, STDERR など)を指定します。

@param shift_age ログファイルを保持する数か、ログファイルを切り替える頻度を指定します。
頻度には daily, weekly, monthly を文字列で指定することができます。
省略すると、ログの保存先を切り替えません。

@param shift_size shift_age を整数で指定した場合のみ有効です。
...

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Matrix.[](*rows) -> Matrix (22.0)

rows[i] を第 i 行とする行列を生成します。

rows[i] を第 i 行とする行列を生成します。

@param rows 行列の要素を数の配列の配列として渡します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix[[11, 12], [21, 22]]
p m # => Matrix[[11, 12], [21, 22]]
# [11, 12]
# [21, 22]
//}

Matrix.build(row_size, column_size = row_size) -> Enumerable (22.0)

row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。

row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。

行列の各要素の位置がブロックに渡され、それの返り値が行列の要素となります。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix.build(2, 4) {|row, col| col - row }
# => Matrix[[0, 1, 2, 3], [-1, 0, 1, 2]]
m = Matrix.build(3) { rand }
# => a 3x3 matrix with random...

Matrix.build(row_size, column_size = row_size) {|row, col| ... } -> Matrix (22.0)

row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。

row_size×column_sizeの行列をブロックの返り値から生成します。

行列の各要素の位置がブロックに渡され、それの返り値が行列の要素となります。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix.build(2, 4) {|row, col| col - row }
# => Matrix[[0, 1, 2, 3], [-1, 0, 1, 2]]
m = Matrix.build(3) { rand }
# => a 3x3 matrix with random...

Matrix.columns(columns) -> Matrix (22.0)

引数 columns を列ベクトルの集合とする行列を生成します。

引数 columns を列ベクトルの集合とする行列を生成します。

@param columns 配列の配列を渡します。

=== 注意

Matrix.rows との違いは引数として渡す配列の配列を列ベクトルの配列とみなして行列を生成します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

a1 = [1, 2, 3]
a2 = [4, 5, 6]
a3 = [-1, -2, -3]

# 配列を行ベクトルとして生成
m = Matrix.rows([a1, a2, a3], true)
p m # => Matrix[[1, 2, 3], [4, 5, 6],...

Matrix.combine(*matrices) -> Enumerator (22.0)

要素ごとにブロックを呼び出した結果を組み合わせた Matrix を返します。

要素ごとにブロックを呼び出した結果を組み合わせた Matrix を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
x = Matrix[[6, 6], [4, 4]]
y = Matrix[[1, 2], [3, 4]]
Matrix.combine(x, y) {|a, b| a - b} # => Matrix[[5, 4], [1, 0]]
//}

@param matrices 並べる行列。すべての行列の行数と列数が一致していなければならない
@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 行や列...

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Matrix.combine(*matrices) {|*elements| ... } -> Matrix (22.0)

要素ごとにブロックを呼び出した結果を組み合わせた Matrix を返します。

要素ごとにブロックを呼び出した結果を組み合わせた Matrix を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
x = Matrix[[6, 6], [4, 4]]
y = Matrix[[1, 2], [3, 4]]
Matrix.combine(x, y) {|a, b| a - b} # => Matrix[[5, 4], [1, 0]]
//}

@param matrices 並べる行列。すべての行列の行数と列数が一致していなければならない
@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 行や列...

Matrix.diagonal(*values) -> Matrix (22.0)

対角要素がvaluesで、非対角要素が全て0であるような 正方行列を生成します。

対角要素がvaluesで、非対角要素が全て0であるような
正方行列を生成します。

@param values 行列の対角要素

=== 注意

valuesに一次元Arrayを1個指定すると、そのArrayを唯一の要素とした1×1の行列が生成されます。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

m = Matrix.diagonal(1, 2, 3)
p m # => Matrix[[1, 0, 0], [0, 2, 0], [0, 0, 3]]
a = [1,2,3]
m = Matrix.diagonal(a)
p m # => Matrix[[[1,...

Matrix.empty(row_size=0, column_size=0) -> Matrix (22.0)

要素を持たない行列を返します。

要素を持たない行列を返します。

「要素を持たない」とは、行数もしくは列数が0の行列のことです。

row_size 、 column_size のいずれか一方は0である必要があります。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
m = Matrix.empty(2, 0)
m == Matrix[ [], [] ]
# => true
n = Matrix.empty(0, 3)
n == Matrix.columns([ [], [], [] ])
# => true
m * n
# => Matrix[[0, 0, 0], [0, 0, 0]]
//}

...

Matrix.hstack(*matrices) -> Matrix (22.0)

行列 matrices を横に並べた行列を生成します。

行列 matrices を横に並べた行列を生成します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
x = Matrix[[1, 2], [3, 4]]
y = Matrix[[5, 6], [7, 8]]
Matrix.hstack(x, y) # => Matrix[[1, 2, 5, 6], [3, 4, 7, 8]]
//}

@param matrices 並べる行列。すべての行列の行数が一致していなければならない
@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 行数の異なる行列がある場合に発生します
@...

Matrix.rows(rows, copy = true) -> Matrix (22.0)

引数 rows を行ベクトルの列とする行列を生成します。

引数 rows を行ベクトルの列とする行列を生成します。

引数 copy が偽(false)ならば、rows の複製を行いません。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

a1 = [1, 2, 3]
a2 = [10, 15, 20]

m = Matrix.rows([a1, a2], false) # 配列を複製せずに行列を生成
p m # => Matrix[[1, 2, 3], [10, 15, 20]]
a2[1] = 1000 # 配列のデータを変更
p m # => Matrix[[1, 2, 3], [10, 1000, 20]]
//...

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Matrix.scalar(n, value) -> Matrix (22.0)

対角要素が全てvalue(数)で、非対角要素が全て0であるようなn次の正方行列を生成します。

対角要素が全てvalue(数)で、非対角要素が全て0であるようなn次の正方行列を生成します。

@param n 生成する行列の次元
@param value 生成する行列の対角要素の値


//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

m = Matrix.scalar(3, 2.5)
p m # => Matrix[[2.5, 0, 0], [0, 2.5, 0], [0, 0, 2.5]]
//}

Matrix.vstack(*matrices) -> Matrix (22.0)

行列 matrices を縦に並べた行列を生成します。

行列 matrices を縦に並べた行列を生成します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
x = Matrix[[1, 2], [3, 4]]
y = Matrix[[5, 6], [7, 8]]
Matrix.vstack(x, y) # => Matrix[[1, 2], [3, 4], [5, 6], [7, 8]]
//}

@param matrices 並べる行列。すべての行列の列数が一致していなければならない
@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 列数の異なる行列がある場合に発生し...

Net::HTTP.start(address, port = 80, proxy_addr = :ENV, proxy_port = nil, proxy_user=nil, proxy_pass=nil) -> Net::HTTP (22.0)

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、 TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、
TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

ブロックを与えた場合には生成したオブジェクトをそのブロックに
渡し、ブロックが終わったときに接続を閉じます。このときは
ブロックの値を返り値とします。

ブロックを与えなかった場合には生成したオブジェクトを渡します。
利用後にはこのオブジェクトを Net::HTTP#finish してください。

proxy_addr に :ENV を指定すると環境変数 http_proxy からプロクシの URI を
取り出し利用します。環境変数 http_proxy が定義されていない場合に...

Net::HTTP.start(address, port = 80, proxy_addr = :ENV, proxy_port = nil, proxy_user=nil, proxy_pass=nil) {|http| .... } -> object (22.0)

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、 TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

新しい Net::HTTP オブジェクトを生成し、
TCP コネクション、 HTTP セッションを開始します。

ブロックを与えた場合には生成したオブジェクトをそのブロックに
渡し、ブロックが終わったときに接続を閉じます。このときは
ブロックの値を返り値とします。

ブロックを与えなかった場合には生成したオブジェクトを渡します。
利用後にはこのオブジェクトを Net::HTTP#finish してください。

proxy_addr に :ENV を指定すると環境変数 http_proxy からプロクシの URI を
取り出し利用します。環境変数 http_proxy が定義されていない場合に...

Net::HTTPResponse.body_permitted? -> bool (22.0)

エンティティボディを含むことが許されているレスポンスクラス ならば真を、そうでなければ偽を返します。

エンティティボディを含むことが許されているレスポンスクラス
ならば真を、そうでなければ偽を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'net/http'

Net::HTTPSuccess.body_permitted? # => true
Net::HTTPNotModified.body_permitted? # => false
//}

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Net::IMAP.format_date(time) -> String (22.0)

時刻オブジェクトを IMAP の日付フォーマットでの文字列に変換します。

時刻オブジェクトを IMAP の日付フォーマットでの文字列に変換します。

require 'net/imap'

Net::IMAP.format_date(Time.new(2011, 6, 20))
# => "20-Jun-2011"

@param time 変換する時刻オブジェクト

Net::IMAP.format_datetime(time) -> String (22.0)

時刻オブジェクトを IMAP の日付時刻フォーマットでの文字列に変換します

時刻オブジェクトを IMAP の日付時刻フォーマットでの文字列に変換します

require 'net/imap'

Net::IMAP.format_datetime(Time.new(2011, 6, 20, 13, 20, 1))
# => "20-Jun-2011 13:20 +0900"

@param time 変換する時刻オブジェクト

Net::IMAP.new(host, options) -> Net::IMAP (22.0)

新たな Net::IMAP オブジェクトを生成し、指定したホストの 指定したポートに接続し、接続語の IMAP オブジェクトを返します。

新たな Net::IMAP オブジェクトを生成し、指定したホストの
指定したポートに接続し、接続語の IMAP オブジェクトを返します。

usessl が真ならば、サーバに繋ぐのに SSL/TLS を用います。
SSL/TLS での接続には OpenSSL と openssl が使える必要があります。
certs は利用する証明書のファイル名もしくは証明書があるディレクトリ名を
文字列で渡します。
certs に nil を渡すと、OpenSSL のデフォルトの証明書を使います。
verify は接続先を検証するかを真偽値で設定します。
真が OpenSSL::SSL::VERIFY_PE...

Net::IMAP.new(host, port = 143, usessl = false, certs = nil, verify = true) -> Net::IMAP (22.0)

新たな Net::IMAP オブジェクトを生成し、指定したホストの 指定したポートに接続し、接続語の IMAP オブジェクトを返します。

新たな Net::IMAP オブジェクトを生成し、指定したホストの
指定したポートに接続し、接続語の IMAP オブジェクトを返します。

usessl が真ならば、サーバに繋ぐのに SSL/TLS を用います。
SSL/TLS での接続には OpenSSL と openssl が使える必要があります。
certs は利用する証明書のファイル名もしくは証明書があるディレクトリ名を
文字列で渡します。
certs に nil を渡すと、OpenSSL のデフォルトの証明書を使います。
verify は接続先を検証するかを真偽値で設定します。
真が OpenSSL::SSL::VERIFY_PE...

Net::POP3.APOP(is_apop) -> Class (22.0)

bool が真なら Net::APOP クラス、偽なら Net::POP3 クラスを返します。

bool が真なら Net::APOP クラス、偽なら Net::POP3 クラスを返します。

使用例:

require 'net/pop'

pop = Net::POP3::APOP($isapop).new(addr, port)
pop.start(account, password) {
....
}

@param is_apop 真の場合に Net::APOP を返します。

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Net::POP3.auth_only(address, port = nil, account, password, isapop=false) (22.0)

POP セッションを開き、認証だけを行って接続を切ります。

POP セッションを開き、認証だけを行って接続を切ります。

主に POP before SMTP のために用意されています。


使用例:

require 'net/pop'

Net::POP3.auth_only('pop.example.com', nil, # using default port (110)
'YourAccount', 'YourPassword')

@param address POP3サーバのホスト名文字列
@param port 接続するPOP3サーバのポート番号
@param account ...

Net::POP3.delete_all(address, port = nil, account, password, isapop=false) -> () (22.0)

POP セッションを開始し、サーバ上のメールを全て消去します。

POP セッションを開始し、サーバ上のメールを全て消去します。

ブロックを与えられたときは消去する前に各メールを引数としてブロックを呼びだします。
メールは Net::POPMail のインスタンスとして渡されます。

port に nil を渡すと、適当なポート(通常は110、SSL利用時には 995)を
使います。

使用例:

require 'net/pop'

Net::POP3.delete_all(addr, nil, 'YourAccount', 'YourPassword') do |m|
puts m.pop
end

@param address P...

Net::POP3.delete_all(address, port = nil, account, password, isapop=false) {|mail| .... } -> () (22.0)

POP セッションを開始し、サーバ上のメールを全て消去します。

POP セッションを開始し、サーバ上のメールを全て消去します。

ブロックを与えられたときは消去する前に各メールを引数としてブロックを呼びだします。
メールは Net::POPMail のインスタンスとして渡されます。

port に nil を渡すと、適当なポート(通常は110、SSL利用時には 995)を
使います。

使用例:

require 'net/pop'

Net::POP3.delete_all(addr, nil, 'YourAccount', 'YourPassword') do |m|
puts m.pop
end

@param address P...

Object.yaml_tag(tag) -> () (22.0)

クラスと tag の間を関連付けます。

クラスと tag の間を関連付けます。

これによって tag 付けされた YAML ドキュメントを Ruby のオブジェクトに
変換したりその逆をしたりすることができます。

@param tag 対象のクラスに関連付けるタグの文字列

=== Example
require 'psych'

class Foo
def initialize(x)
@x = x
end

attr_reader :x
end

# Dumps Ruby object normally
p Psych.dump(Foo.new(3))
...

OpenSSL::ASN1::ObjectId.new(value) -> OpenSSL::ASN1::ObjectId (22.0)

ASN.1 のオブジェクト識別子を表わす OpenSSL::ASN1::ObjectId の オブジェクトを生成します。

ASN.1 のオブジェクト識別子を表わす OpenSSL::ASN1::ObjectId の
オブジェクトを生成します。

value としては、ドット区切り数字表記、short name、long name の文字列の
をいずれかを渡します。

value 以外の引数を省略した場合はタグクラスは :UNIVERSAL、
タグ は OpenSSL::ASN1::OBJECT となります。

例:

require "openssl"
include OpenSSL
p ASN1::ObjectId.new("1.2.840.10040.4.3").long_name # => "d...

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OpenSSL::ASN1::ObjectId.new(value, tag, tagging, tag_class) -> OpenSSL::ASN1::ObjectId (22.0)

ASN.1 のオブジェクト識別子を表わす OpenSSL::ASN1::ObjectId の オブジェクトを生成します。

ASN.1 のオブジェクト識別子を表わす OpenSSL::ASN1::ObjectId の
オブジェクトを生成します。

value としては、ドット区切り数字表記、short name、long name の文字列の
をいずれかを渡します。

value 以外の引数を省略した場合はタグクラスは :UNIVERSAL、
タグ は OpenSSL::ASN1::OBJECT となります。

例:

require "openssl"
include OpenSSL
p ASN1::ObjectId.new("1.2.840.10040.4.3").long_name # => "d...

OpenSSL::ASN1::ObjectId.register(oid, short_name, long_name) -> true (22.0)

オブジェクト識別子に対応する名前(short name と long name)を OpenSSLの内部テーブルに登録します。

オブジェクト識別子に対応する名前(short name と long name)を
OpenSSLの内部テーブルに登録します。

登録した名前は OpenSSL::X509::Extension などで利用できるようになります。

例:

require "openssl"
OpenSSL::ASN1::ObjectId.register(
"2.5.29.9", "subjectDirAttrs", "X509v3 Subject Directory Attributes")
p OpenSSL::ASN1::ObjectId.new("2.5.29.9").long_n...

OpenSSL::BN.new(str, base=10) -> OpenSSL::BN (22.0)

文字列を多倍長整数オブジェクト(OpenSSL::BN)を生成します。

文字列を多倍長整数オブジェクト(OpenSSL::BN)を生成します。

base で、変換方法(基数)を指定します。
デフォルトは 10 で、他に 16, 2, 0 を指定できます。

10 引数の文字列を 10進数とみなして、変換します。
16 引数の文字列を 16進数とみなして、変換します。
2 引数の文字列を big-endian の符号無し整数のバイナリ列とみなして、変換します。
0 引数の文字列を MPI形式の文字列(バイト列)とみなして、変換します。
(最初の4byteはbig-endianでデータ長を表わし、その後にそのデータ長のバイト...

OpenSSL::Cipher.ciphers -> [String] (22.0)

利用可能な暗号方式名を文字列の配列で返します。

利用可能な暗号方式名を文字列の配列で返します。

require 'openssl'

OpenSSL::Cipher.ciphers
# => ["AES-128-CBC", "AES-128-CFB", "AES-128-CFB1", "AES-128-CFB8", "AES-128-ECB", "AES-128-OFB", "AES-192-CBC", ... ]

OpenSSL::PKCS7.write_smime(p7sig, data=nil, flags = 0) -> String (22.0)

PKCS7 オブジェクトから S/MIME 形式の文字列を返します。

PKCS7 オブジェクトから S/MIME 形式の文字列を返します。

data には署名対象のデータを渡します。
data に nil を渡すと OpenSSL::PKCS7#data で得られる
文字列を用います。通常は nil を渡してください。

flags には以下の定数の or を渡します。
* OpenSSL::PKCS7::DETACHED
クリア署名をします。これは OpenSSL::PKCS7.sign で
OpenSSL::PKCS7::DETACHED を渡した場合にのみ意味を持ちます。
* OpenSSL::PKCS7::TEXT
...

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OpenSSL::PKey::EC.builtin_curves -> [[String, String]] (22.0)

組み込みの曲線の名前と、それに対する説明を文字列の配列ペアの配列で返します。

組み込みの曲線の名前と、それに対する説明を文字列の配列ペアの配列で返します。

例:
require 'openssl'

OpenSSL::PKey::EC.builtin_curves
# => [["secp112r1", "SECG/WTLS curve over a 112 bit prime field"],
# ["secp112r2", "SECG curve over a 112 bit prime field"],
# ["secp128r1", "SECG curve over a 128 bit prime field"],
...

OpenSSL::X509::Extension.new(der) -> OpenSSL::X509::Extension (22.0)

OpenSSL::X509::Extension オブジェクトを生成します。

OpenSSL::X509::Extension オブジェクトを生成します。

引数が1つの場合は DER 形式の文字列を渡します。

引数が2つ以上の場合は、oid には拡張領域の OID の ドット区切り表記、
short name、long name のいずれかである文字列を与えます。
value にはその値を表す DER 形式の文字列、もしくは
OpenSSL::ASN1::ASN1Data のサブクラスを与えます。

例;

require 'openssl'
include OpenSSL
oid = "subjectKeyIdentifier"
val = "\...

OpenSSL::X509::Extension.new(oid, value, critical=false) -> OpenSSL::X509::Extension (22.0)

OpenSSL::X509::Extension オブジェクトを生成します。

OpenSSL::X509::Extension オブジェクトを生成します。

引数が1つの場合は DER 形式の文字列を渡します。

引数が2つ以上の場合は、oid には拡張領域の OID の ドット区切り表記、
short name、long name のいずれかである文字列を与えます。
value にはその値を表す DER 形式の文字列、もしくは
OpenSSL::ASN1::ASN1Data のサブクラスを与えます。

例;

require 'openssl'
include OpenSSL
oid = "subjectKeyIdentifier"
val = "\...

OpenSSL::X509::Name.new -> OpenSSL::X509::Name (22.0)

OpenSSL::X509::Name オブジェクトを生成します。

OpenSSL::X509::Name オブジェクトを生成します。

引数を与えなかった場合は空のオブジェクトを返します。

第1引数として配列を与えた場合には、
その内容が属性型と属性値の文字列のペアであると仮定して、オブジェクトを生成します。
この場合値のデータ型(ASN.1の型)は template で与えたハッシュによって定まります。

obj が OpenSSL::X509::Name である場合には内容を複製した
オブジェクトを返します。

それ以外の場合は obj の to_der メソッドを読んで DER 形式のバイト列に変換し、
そこから内容を作ります。

例:
re...

OpenSSL::X509::Name.new(ary, template = OBJECT_TYPE_TEMPLATE) -> OpenSSL::X509::Name (22.0)

OpenSSL::X509::Name オブジェクトを生成します。

OpenSSL::X509::Name オブジェクトを生成します。

引数を与えなかった場合は空のオブジェクトを返します。

第1引数として配列を与えた場合には、
その内容が属性型と属性値の文字列のペアであると仮定して、オブジェクトを生成します。
この場合値のデータ型(ASN.1の型)は template で与えたハッシュによって定まります。

obj が OpenSSL::X509::Name である場合には内容を複製した
オブジェクトを返します。

それ以外の場合は obj の to_der メソッドを読んで DER 形式のバイト列に変換し、
そこから内容を作ります。

例:
re...

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OpenSSL::X509::Name.new(obj) -> OpenSSL::X509::Name (22.0)

OpenSSL::X509::Name オブジェクトを生成します。

OpenSSL::X509::Name オブジェクトを生成します。

引数を与えなかった場合は空のオブジェクトを返します。

第1引数として配列を与えた場合には、
その内容が属性型と属性値の文字列のペアであると仮定して、オブジェクトを生成します。
この場合値のデータ型(ASN.1の型)は template で与えたハッシュによって定まります。

obj が OpenSSL::X509::Name である場合には内容を複製した
オブジェクトを返します。

それ以外の場合は obj の to_der メソッドを読んで DER 形式のバイト列に変換し、
そこから内容を作ります。

例:
re...

OpenSSL::X509::Name.parse(str, template=OBJECT_TYPE_TEMPLATE) -> OpenSSL::X509::Name (22.0)

文字列をパースして OpenSSL::X509::Name オブジェクトを返します。

文字列をパースして OpenSSL::X509::Name オブジェクトを返します。

例:
require 'openssl'
OpenSSL::X509::Name.parse('/C=JP/ST=Kanagawa/L=Yokohama/O=Example Company/OU=Lab3/CN=foobar/emailAddress=foobar@lab3.example.co.jp')

@param str パースする文字列
@param template 属性型に対応するデータ型を表わすハッシュ

OpenSSL::X509::Name.parse_openssl(str, template=OBJECT_TYPE_TEMPLATE) -> OpenSSL::X509::Name (22.0)

文字列をパースして OpenSSL::X509::Name オブジェクトを返します。

文字列をパースして OpenSSL::X509::Name オブジェクトを返します。

例:
require 'openssl'
OpenSSL::X509::Name.parse('/C=JP/ST=Kanagawa/L=Yokohama/O=Example Company/OU=Lab3/CN=foobar/emailAddress=foobar@lab3.example.co.jp')

@param str パースする文字列
@param template 属性型に対応するデータ型を表わすハッシュ

OpenStruct.new(hash = nil) -> OpenStruct (22.0)

OpenStruct オブジェクトを生成します。

OpenStruct オブジェクトを生成します。

ハッシュが与えられたとき、それぞれのキーを生成したオブジェクトの要素にし、値をセットします。

@param hash 設定する要素とその値を指定します。
hash には Hash クラスのインスタンス、または each_pair メソッ
ドを持つオブジェクトを用いる事ができます。
@raise NoMethodError hash のキーが to_sym メソッドを持たないときに発生します。

require 'ostruct'
some1 = OpenStruct.new({:a =>"a",:b =...

OptionParser.new(banner = nil, width = 32, indent = &#39; &#39; * 4) -> OptionParser (22.0)

OptionParser オブジェクトを生成して返します。

OptionParser オブジェクトを生成して返します。

ブロックが与えられた場合、生成した OptionParser オブジェクトを引数としてブロックを評
価します。つまり、以下のような書き方が可能です。

//emlist[][ruby]{
require 'optparse'
OptionParser.new do |opt|

opt.on('-a') {|v| p v }
opt.on('-b') {|v| p v }

opt.parse!(ARGV)
end
//}

@param banner ヘルプ(サマリ)の最初の部分に表示される、アプリケーションの説明な...

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OptionParser.new(banner = nil, width = 32, indent = &#39; &#39; * 4) {|opt| ...} -> OptionParser (22.0)

OptionParser オブジェクトを生成して返します。

OptionParser オブジェクトを生成して返します。

ブロックが与えられた場合、生成した OptionParser オブジェクトを引数としてブロックを評
価します。つまり、以下のような書き方が可能です。

//emlist[][ruby]{
require 'optparse'
OptionParser.new do |opt|

opt.on('-a') {|v| p v }
opt.on('-b') {|v| p v }

opt.parse!(ARGV)
end
//}

@param banner ヘルプ(サマリ)の最初の部分に表示される、アプリケーションの説明な...

PP.pp(obj, out = $>, width = 79) -> object (22.0)

指定されたオブジェクト obj を出力先 out に幅 width で出力します。 出力先 out を返します。

指定されたオブジェクト obj を出力先 out に幅 width で出力します。
出力先 out を返します。

@param obj 表示したいオブジェクトを指定します。

@param out 出力先を指定します。<< メソッドが定義されている必要があります。

@param width 出力先の幅を指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'pp'

str = PP.pp(b], [:a, [[:a, [:a, [:a, :b], [:a, :b],]]], '', 20)
puts str
# =>
# [[:a, :b],
# [:a,
# [[...

Pathname.getwd -> Pathname (22.0)

カレントディレクトリを元に Pathname オブジェクトを生成します。 Pathname.new(Dir.getwd) と同じです。

カレントディレクトリを元に Pathname オブジェクトを生成します。
Pathname.new(Dir.getwd) と同じです。

//emlist[例][ruby]{
require "pathname"

Pathname.getwd #=> #<Pathname:/home/zzak/projects/ruby>
//}

@see Dir.getwd

Pathname.glob(pattern, flags=0) -> [Pathname] (22.0)

ワイルドカードの展開を行なった結果を、 Pathname オブジェクトの配列として返します。

ワイルドカードの展開を行なった結果を、
Pathname オブジェクトの配列として返します。

引数の意味は、Dir.glob と同じです。 flag の初期値である 0 は「何
も指定しない」ことを意味します。

ブロックが与えられたときは、ワイルドカードにマッチした Pathname オブジェ
クトを1つずつ引数としてそのブロックに与えて実行させます。この場合、値と
しては nil を返します。

@param pattern ワイルドカードパターンです
@param flags パターンマッチ時のふるまいを変化させるフラグを指定します

//emlist[][ruby]{
requ...

Pathname.glob(pattern, flags=0) {|pathname| ...} -> nil (22.0)

ワイルドカードの展開を行なった結果を、 Pathname オブジェクトの配列として返します。

ワイルドカードの展開を行なった結果を、
Pathname オブジェクトの配列として返します。

引数の意味は、Dir.glob と同じです。 flag の初期値である 0 は「何
も指定しない」ことを意味します。

ブロックが与えられたときは、ワイルドカードにマッチした Pathname オブジェ
クトを1つずつ引数としてそのブロックに与えて実行させます。この場合、値と
しては nil を返します。

@param pattern ワイルドカードパターンです
@param flags パターンマッチ時のふるまいを変化させるフラグを指定します

//emlist[][ruby]{
requ...

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Pathname.new(path) -> Pathname (22.0)

文字列 path を元に Pathname オブジェクトを生成します。

文字列 path を元に Pathname オブジェクトを生成します。

@param path 文字列、または類似のオブジェクトを与えます。
実際には to_str に反応するオブジェクトなら何でも構いません。

@raise ArgumentError path が \0 を含んでいると発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "pathname"

Pathname.new(__FILE__) # => #<Pathname:/path/to/file.rb>
//}

Pathname.pwd -> Pathname (22.0)

カレントディレクトリを元に Pathname オブジェクトを生成します。 Pathname.new(Dir.getwd) と同じです。

カレントディレクトリを元に Pathname オブジェクトを生成します。
Pathname.new(Dir.getwd) と同じです。

//emlist[例][ruby]{
require "pathname"

Pathname.getwd #=> #<Pathname:/home/zzak/projects/ruby>
//}

@see Dir.getwd

PrettyPrint.format(output = &#39;&#39;, maxwidth = 79, newline = "\n", genspace = lambda{|n| &#39; &#39; * n}) {|pp| ...} -> object (22.0)

PrettyPrint オブジェクトを生成し、それを引数としてブロックを実行します。 与えられた output を返します。

PrettyPrint オブジェクトを生成し、それを引数としてブロックを実行します。
与えられた output を返します。

以下と同じ働きをするもので簡便のために用意されています。

//emlist[][ruby]{
require 'prettyprint'

begin
pp = PrettyPrint.new(output, maxwidth, newline, &genspace)
...
pp.flush
output
end
//}

@param output 出力先を指定します。output は << メソッドを持っていなければなりません。

@param...

REXML::CData.new(text, respect_whitespace = true, parent = nil) -> REXML::CData (22.0)

text をテキストとして持つ CData オブジェクトを生成します。

text をテキストとして持つ CData オブジェクトを生成します。

respect_whitespace に真を指定すると、text に含まれる空白文字は保存されます。
偽の場合は空白はまとめられます。

@param text テキスト文字列
@param respect_whitespace 空白を保存するかどうかを決める真偽値
@param parent 親ノード

//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new(<<EOS)
<root />
EOS
doc.root.add(REXML::...

REXML::Entity.matches?(string) -> bool (22.0)

string が実体宣言の文法に従う文字列であれば真を返します。

string が実体宣言の文法に従う文字列であれば真を返します。

@param string 判定対象の文字列

//emlist[][ruby]{
require 'rexml/document'

p REXML::Entity.matches?('<!ENTITY s "seal">') # => true
p REXML::Entity.matches?('<!ENTITY % s "seal">') # => true
p REXML::Entity.matches?('<!ELEMENT br EMPTY >') # => false
//}

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