るりまサーチ (Ruby 3.1)

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別のキーワード

  1. openssl p
  2. openssl p=
  3. fileutils mkdir_p
  4. dh p
  5. rsa p

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<< < ... 3 4 5 >>

Kernel.#system(env, command, options={}) -> bool | nil (304.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

子プロセスが終了ステータス 0 で終了すると成功とみなし true を返します。
それ以外の終了ステータスの場合は false を返します。
コマンドを実行できなかった場合は nil を返します。

options で :exception に true を指定することで、
nil や false を返す代わりに例外を発生するようにできます。

終了ステータスは変数 $? で参照できます。

コマンドを実行することができなかった場合、多くのシェルはステータス
127 を返します。シェルを介さない場合は Ruby の子プロセスがス...

Kernel.#system(env, program, *args, options={}) -> bool | nil (304.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

子プロセスが終了ステータス 0 で終了すると成功とみなし true を返します。
それ以外の終了ステータスの場合は false を返します。
コマンドを実行できなかった場合は nil を返します。

options で :exception に true を指定することで、
nil や false を返す代わりに例外を発生するようにできます。

終了ステータスは変数 $? で参照できます。

コマンドを実行することができなかった場合、多くのシェルはステータス
127 を返します。シェルを介さない場合は Ruby の子プロセスがス...

Kernel.#system(program, *args, options={}) -> bool | nil (304.0)

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。

子プロセスが終了ステータス 0 で終了すると成功とみなし true を返します。
それ以外の終了ステータスの場合は false を返します。
コマンドを実行できなかった場合は nil を返します。

options で :exception に true を指定することで、
nil や false を返す代わりに例外を発生するようにできます。

終了ステータスは変数 $? で参照できます。

コマンドを実行することができなかった場合、多くのシェルはステータス
127 を返します。シェルを介さない場合は Ruby の子プロセスがス...

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil, category: nil) -> nil (304.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

uplevel を指定しない場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param upleve...

NKF.#nkf(opt, str) -> String (304.0)

文字列 str の文字コードを変換し、変換結果の文字列を返します。

文字列 str の文字コードを変換し、変換結果の文字列を返します。

opt には、nkf と同じコマンドラインオプションを指定します。
オプション文字列は NKF のオプション文字列の項を
見てください。
オプションを複数指定する場合は、NKF.nkf('-Se', str) や
NKF.nkf('-S -e', str) などとします。optは、必ず '-'
で始めなければいけないことに注意してください。

@param opt オプション文字列です。
@param str 変換対象の文字列です。

=== 注意

このメソッドは(nkf コマンドがそうであるように)、MIME Base...

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Syslog.#log(priority, format, *arg) -> self (304.0)

syslogにメッセージを書き込みます。

syslogにメッセージを書き込みます。

priority は優先度を示す定数(Syslog::Constants参照)です。
また、facility(Syslog::Constants参照)を論理和で指定す
ることで open で指定した facility を切替えることもできます。

format 以降は Kernel.#sprintf と同じ形式の引数を指定します。

但し、syslog(3) のように format に %m は使用できません。

メッセージに改行を含める必要はありません。

@param priority priority は優先度を示す定数を指定します。
...

Syslog::Macros.#LOG_MASK(priority) -> Integer (304.0)

1つの優先度に対するマスクを作成します。

1つの優先度に対するマスクを作成します。

@param priority priority は優先度を示す定数を指定します。
詳しくは、Syslog::Levelを参照してください。

例:
require 'syslog'
Syslog.mask = Syslog::LOG_MASK(Syslog::LOG_ERR)

WEBrick::AccessLog.#format(format_string, params) -> String (304.0)

与えられたフォーマット文字列とパラメータを使用してログを整形します。

与えられたフォーマット文字列とパラメータを使用してログを整形します。

@param format_string フォーマット文字列を指定します。

@param params パラメータを指定します。

WEBrick::Utils.#create_listeners(address, port, logger = nil) -> [TCPServer] (304.0)

与えられたアドレスとポートで TCPServer オブジェクトを生成し ます。

与えられたアドレスとポートで TCPServer オブジェクトを生成し
ます。

@param address アドレスを指定します。

@param port ポート番号を指定します。

@param logger ロガーオブジェクトを指定します。

@raise ArgumentError port を指定しなかった場合に発生します。

@see Socket.getaddrinfo, TCPServer

Zlib.#deflate(string, level = Zlib::DEFAULT_COMPRESSION) -> String (304.0)

引数 string を圧縮します。Zlib::Deflate.deflate と同じです。

引数 string を圧縮します。Zlib::Deflate.deflate と同じです。

@param string 圧縮する文字列を指定します。
@param level 圧縮の水準を詳細に指定します。
有効な値は Zlib::NO_COMPRESSION,
Zlib::BEST_SPEED, Zlib::BEST_COMPRESSION,
Zlib::DEFAULT_COMPRESSION 及び 0 から 9 の整数です。

@see Zlib::Deflate.deflate

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Kernel.#srand -> Integer (238.0)

Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。

Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。

seed に整数を指定するとその絶対値を乱数の種に設定します。
それ以外の値を指定した場合は seed.to_int が指定されたものとして扱います。
seed に既知の値を与えると、以前の Kernel.#rand の値を再現できます。

seed が省略された時には
現在の時刻やプロセス ID、srand を呼び出した回数、
また可能なら /dev/urandom から読み出したデータなどを元に種を作ります。

@param seed 乱数の種となる整数を指定します。
...

Kernel.#srand(seed) -> Integer (238.0)

Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。

Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。

seed に整数を指定するとその絶対値を乱数の種に設定します。
それ以外の値を指定した場合は seed.to_int が指定されたものとして扱います。
seed に既知の値を与えると、以前の Kernel.#rand の値を再現できます。

seed が省略された時には
現在の時刻やプロセス ID、srand を呼び出した回数、
また可能なら /dev/urandom から読み出したデータなどを元に種を作ります。

@param seed 乱数の種となる整数を指定します。
...

Digest.#hexencode(string) -> String (184.0)

引数である文字列 string を、16進数に変換した文字列を生成して返します。

引数である文字列 string を、16進数に変換した文字列を生成して返します。

@param string 文字列を指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'digest'

p Digest.hexencode("") # => ""
p Digest.hexencode("d") # => "64"
p Digest.hexencode("\1\2") # => "0102"
p Digest.hexencode("\xB0") # => "b0"

p digest = Digest::MD5.digest("ruby") # => "...

Kernel.#caller(range) -> [String] | nil (166.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

start 段上の呼び出し元の情報を $@
の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

トップレベルでは空の配列を返します。caller の戻り値を $@ に代入することで
例外の発生位置を設定できます。

引数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start long の範囲を超えない正の整数でスタックレベルを指定します。
@param length 取得するスタックの個数を指定します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,K...

Kernel.#caller(start = 1) -> [String] | nil (166.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

start 段上の呼び出し元の情報を $@
の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

トップレベルでは空の配列を返します。caller の戻り値を $@ に代入することで
例外の発生位置を設定できます。

引数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start long の範囲を超えない正の整数でスタックレベルを指定します。
@param length 取得するスタックの個数を指定します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,K...

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Kernel.#caller(start, length) -> [String] | nil (166.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

start 段上の呼び出し元の情報を $@
の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

トップレベルでは空の配列を返します。caller の戻り値を $@ に代入することで
例外の発生位置を設定できます。

引数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start long の範囲を超えない正の整数でスタックレベルを指定します。
@param length 取得するスタックの個数を指定します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,K...

Kernel.#gets(rs = $/) -> String | nil (130.0)

ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

ARGFから一行読み込んで、それを返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなしてファイルの内容を
すべて読み込みます。ARGVに複数のファイル名が存在する場合は1度に1ファイルずつ読み込みます。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします
(パラグラフモード)。

読み込んだ文字列は組み込み変数 $_ にもセットされます。

@param rs 行の区切りとなる文字列です。
@return ファイルの終り(EOF)に到達した時、 nil を返します。
@raise Errno::EXXX 読み込み...

Kernel.#readline(rs = $/) -> String (112.0)

ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

ARGFから一行読み込んで、それを返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなしてファイルの内容を
すべて読み込みます。ARGVに複数のファイル名が存在する場合は1度に1ファイルずつ読み込みます。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします
(パラグラフモード)。

読み込んだ文字列は組み込み変数 $_ にもセットされます。

@param rs 行の区切りとなる文字列です。
@raise Errno::EXXX 読み込みに失敗した場合に発生します。
@raise EOFError readline...

FileTest.#identical?(file1, file2) -> bool (94.0)

file1 と file2 が同じファイルを指している時に真を返します。 そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。

file1 と file2 が同じファイルを指している時に真を返します。
そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。

ruby 1.8.3 以前ではKernel.#test(?-, file1, file2)を使ってください。

open("a", "w") {}
p File.identical?("a", "a") #=> true
p File.identical?("a", "./a") #=> true
File.link("a", "b")
p File.identical...

Kernel.#readlines(rs = $/) -> [String] (94.0)

ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします
(パラグラフモード)。

@param rs 行の区切りとなる文字列です。
@raise Errno::EXXX 読み込みに失敗した場合に発生します。

//emlist[main.rb][ruby]{
ARGV << 'b.txt' << 'b.txt'
p readlines #=> ["...

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Kernel.#autoload?(const_name) -> String | nil (76.0)

const_name が Kernel.#autoload 設定されているか調べます。

const_name が Kernel.#autoload 設定されているか調べます。

autoload 設定されていて、autoload 定数がまだ定義されてない(ロードされていない)
ときにそのパス名を返します。

autoload 設定されていないか、ロード済みなら nil を返します。

@param const_name 定数をString または Symbol で指定します。

//emlist[例][ruby]{
# ------- /tmp/foo.rb ---------
class Foo
class Bar
end
end
# ----- end of /tm...

Kernel.#require_relative(relative_feature) -> bool (76.0)

現在のファイルからの相対パスで require します。

現在のファイルからの相対パスで require します。

require File.expand_path(relative_feature, File.dirname(__FILE__))
とほぼ同じです。

Kernel.#eval などで文字列を評価した場合に、そこから
require_relative を呼出すと必ず失敗します。

@param relative_feature ファイル名の文字列です。
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require

=== require と load のスコープ

ローカル変数...

Kernel.#Array(arg) -> Array (58.0)

引数を配列(Array)に変換した結果を返します。

引数を配列(Array)に変換した結果を返します。

arg.to_ary と arg.to_a をこの順に呼び出して、返ってきた配列を変換結果とします。

arg に to_ary, to_a のいずれのメソッドも定義されていない場合は
一要素の配列 [arg] を返します。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise TypeError to_ary, to_a の返り値が配列でなければ発生します

//emlist[例][ruby]{
p Array({:it => 3}) #=> [[:it, 3]]
p Array(nil) #=> []
p Array("...

Kernel.#caller_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (58.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

Kernel.#caller_locations(start = 1, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (58.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

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Syslog.#facility -> Integer | nil (58.0)

最後のopenで与えられた対応する引数を返します。

最後のopenで与えられた対応する引数を返します。

使用例
require 'syslog'

Syslog.open("syslogtest")
p Syslog.ident #=> "syslogtest"
p Syslog.options #=> 3
p Syslog.facility #=> 8

Syslog.#ident -> String | nil (58.0)

最後のopenで与えられた対応する引数を返します。

最後のopenで与えられた対応する引数を返します。

使用例
require 'syslog'

Syslog.open("syslogtest")
p Syslog.ident #=> "syslogtest"
p Syslog.options #=> 3
p Syslog.facility #=> 8

FileTest.#socket?(file) -> bool (40.0)

ファイルがソケットである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。

ファイルがソケットである時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。

@param file ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。

@raise IOError 指定された IO オブジェクト file が既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "socket"

IO.write("testfile", "test")
p FileTest.socket?("testfile") ...

Kernel.#__callee__ -> Symbol | nil (40.0)

現在のメソッド名を返します。 メソッドの外で呼ばれると nil を返します。

現在のメソッド名を返します。
メソッドの外で呼ばれると nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
def foo
p __callee__
end
alias :bar :foo
foo # => :foo
bar # => :bar
p __callee__ # => nil
//}

Kernel.#__method__ とは異なり、現在のメソッド名が alias されたメ
ソッドの場合には alias 先のメソッド名を返します。

@see Kernel.#__method__

Kernel.#__method__ -> Symbol | nil (40.0)

現在のメソッド名を返します。 メソッドの外で呼ばれると nil を返します。

現在のメソッド名を返します。
メソッドの外で呼ばれると nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
def foo
p __method__
end
alias :bar :foo
foo #=> :foo
bar #=> :foo
p __method__ #=> nil
//}

現在のメソッド名が alias されたメソッドの場合でも alias 元のメソッド名
を返します。

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Kernel.#fail -> () (40.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Kernel.#fail(message, cause: $!) -> () (40.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Kernel.#raise -> () (40.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Kernel.#raise(message, cause: $!) -> () (40.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Win32::Resolv.#get_resolv_info -> [[String], [String]] (40.0)

ドメイン名とネームサーバを配列の配列で返します。

ドメイン名とネームサーバを配列の配列で返します。

例:

require "win32/resolv"
p Win32::Resolv.get_resolv_info #=> [["my.example.com"], ["192.168.1.1"]]

設定されていない情報は nil になります。

# ドメイン名が設定されていない場合。
require "win32/resolv"
p Win32::Resolv.get_resolv_info #=> [nil, ["192.168.1.1"]]

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Etc.#sysconfdir -> String | nil (22.0)

システムの設定ディレクトリを返します。

システムの設定ディレクトリを返します。

//emlist[][ruby]{
require 'etc'
p Etc.sysconfdir # => "/etc"
//}

主に "/etc" を返しますが、Ruby をソースからビルドした場合は異なるディレ
クトリを返す場合があります。例えば、Ruby を /usr/local にインストールし
た場合は、"/usr/local/etc" を返します。
Windows では常にシステムで提供されたディレクトリを返します。

Fiddle.#free(addr) -> nil (22.0)

指定された addr が指すメモリ領域を開放します。

指定された addr が指すメモリ領域を開放します。

必ず Fiddle.#malloc が返した整数を addr に与えなければいけません。
そうでない場合、ruby インタプリタが異常終了します。

@param addr Fiddle.#malloc で確保されたメモリ領域を指す整数を指定します。

例:
require 'fiddle'
addr = Fiddle.malloc(10)
p addr #=> 136942800
Fiddle.free(addr)

Kernel.#String(arg) -> String (22.0)

引数を文字列(String)に変換した結果を返します。

引数を文字列(String)に変換した結果を返します。

arg.to_s を呼び出して文字列に変換します。
arg が文字列の場合、何もせず arg を返します。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise TypeError to_s の返り値が文字列でなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def to_s
"hogehoge"
end
end

arg = Foo.new
p String(arg) #=> "hogehoge"
//}

@see Object#to_s,String

Kernel.#autoload(const_name, feature) -> nil (22.0)

定数 const_name を最初に参照した時に feature を Kernel.#require するように設定します。

定数 const_name を最初に参照した時に feature を
Kernel.#require するように設定します。

const_name には、 "::" 演算子を含めることはできません。
ネストした定数を指定する方法は Module#autoload を参照してください。

const_name が autoload 設定されていて、まだ定義されてない(ロードされていない)ときは、
autoload する対象を置き換えます。
const_name が(autoloadではなく)既に定義されているときは何もしません。

@param const_name 定数をString また...

Kernel.#binding -> Binding (22.0)

変数・メソッドなどの環境情報を含んだ Binding オブジェクトを 生成して返します。通常、Kernel.#eval の第二引数として使います。

変数・メソッドなどの環境情報を含んだ Binding オブジェクトを
生成して返します。通常、Kernel.#eval の第二引数として使います。

//emlist[例][ruby]{
def foo
a = 1
binding
end

eval("p a", foo) #=> 1
//}

@see Kernel.#eval,Object::TOPLEVEL_BINDING

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Kernel.#catch {|tag| .... } -> object (22.0)

Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。

Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。

ブロックの実行中に tag と同一のオブジェクトを引数とする Kernel.#throw が行われた
場合は、その throw の第二引数を戻り値として、ブロックの実行を終了します。

主にネストしたループから一気に脱出するのに使用します。

引数を省略した場合、タグとなるオブジェクトが内部で生成され、ブロックパラメータ tag に
渡されます。

@param tag タグとなる任意のオブジェクトです。
@return ブロックの返り値か、対応するthrowの第二引数を返り値として返しま...

Kernel.#catch(tag) {|tag| .... } -> object (22.0)

Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。

Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。

ブロックの実行中に tag と同一のオブジェクトを引数とする Kernel.#throw が行われた
場合は、その throw の第二引数を戻り値として、ブロックの実行を終了します。

主にネストしたループから一気に脱出するのに使用します。

引数を省略した場合、タグとなるオブジェクトが内部で生成され、ブロックパラメータ tag に
渡されます。

@param tag タグとなる任意のオブジェクトです。
@return ブロックの返り値か、対応するthrowの第二引数を返り値として返しま...

Kernel.#global_variables -> [Symbol] (22.0)

プログラム中で定義されているグローバル変数(`$'で始まる変数)名の 配列を返します。

プログラム中で定義されているグローバル変数(`$'で始まる変数)名の
配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
p global_variables #=> [:$;, :$-F, :$@, ... ]
//}

@see Kernel.#local_variables,Object#instance_variables,Module.constants,Module#constants,Module#class_variables

Kernel.#local_variables -> [Symbol] (22.0)

現在のスコープで定義されているローカル変数名の配列を返します。

現在のスコープで定義されているローカル変数名の配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
yuyu = 0
p local_variables #=> [:yuyu]
//}

@see Kernel.#global_variables,Object#instance_variables,Module.constants,Module#constants,Module#class_variables

Kernel.#test(cmd, file) -> bool | Time | Integer | nil (22.0)

単体のファイルでファイルテストを行います。

単体のファイルでファイルテストを行います。

@param cmd 以下に示す文字リテラル、文字列、あるいは同じ文字を表す数値
です。文字列の場合はその先頭の文字だけをコマンドとみなします。
@param file テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 下表に特に明記していないものは、真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?r
ファイルを実効 uid で読むことができる
: ?w
ファイルに実効 uid で書くことができる
: ?x
ファイルを...

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Kernel.#trace_var(varname) {|new_val| .... } -> nil (22.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

ここでの「グローバル変数」は、特殊変数
(d:spec/variables#builtin を参照)も含めた `$' で始まる変数のこ
とです。

この呼び出し以降、varname で指定したグローバル変数に
値が代入されるたびに hook かブロックが評価されます。hook が Proc オブジェクトの場合
代入された値がブロック引数に渡されます。文字列の場合はRubyコードとして評価されます。

trace_var がフックするのは明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に n...

Kernel.#trace_var(varname, hook) -> nil (22.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

ここでの「グローバル変数」は、特殊変数
(d:spec/variables#builtin を参照)も含めた `$' で始まる変数のこ
とです。

この呼び出し以降、varname で指定したグローバル変数に
値が代入されるたびに hook かブロックが評価されます。hook が Proc オブジェクトの場合
代入された値がブロック引数に渡されます。文字列の場合はRubyコードとして評価されます。

trace_var がフックするのは明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に n...

Math.#cbrt(x) -> Float (22.0)

x の立方根(cubic root)を返します。

x の立方根(cubic root)を返します。

@param x 実数

@raise TypeError xに数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError xに実数以外の数値を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
-9.upto(9) {|x|
p [x, Math.cbrt(x), Math.cbrt(x)**3]
}
# => [-9, -2.0800838230519, -9.0]
# [-8, -2.0, -8.0]
# [-7, -1.91293118277239, -7.0]
# [-6, -1.8...

Math.#gamma(x) -> Float (22.0)

x のガンマ関数の値を返します。

x のガンマ関数の値を返します。

@param x 実数

@raise TypeError xに数値以外を指定した場合に発生します。

@raise Math::DomainError x に負の整数、もしくは -∞ を渡した場合に発生します。

@raise RangeError xに実数以外の数値を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
def fact(n) (1..n).inject(1) {|r,i| r*i } end
1.upto(26) {|i| p [i, Math.gamma(i), fact(i-1)] }
# => [1, 1.0, 1...

Math.#sqrt(x) -> Float (22.0)

x の非負の平方根(principal square root)を返します。

...1.0, 1.0]
# [2, 1.4142135623731, 2.0]
# [3, 1.73205080756888, 3.0]
# [4, 2.0, 4.0]
# [5, 2.23606797749979, 5.0]
# [6, 2.44948974278318, 6.0]
# [7, 2.64575131106459, 7.0]
# [8, 2.82842712474619, 8.0]
# [9, 3.0, 9.0]
# [10, 3.16227766016838, 10.0]
//}

@see Integer.sqrt, Math.#cbrt...

絞り込み条件を変える

Signal.#list -> Hash (22.0)

シグナル名とシグナル番号を対応づけた Hash オブジェクトを返し ます。

シグナル名とシグナル番号を対応づけた Hash オブジェクトを返し
ます。

例:

p Signal.list # => {"WINCH"=>28, "PROF"=>27, ...}

@see Signal.#signame

WEBrick::Utils.#getservername -> String (22.0)

プロセスが動いているマシンのホスト名を文字列で返します。

プロセスが動いているマシンのホスト名を文字列で返します。

require 'webrick'
p WEBrick::Utils.getservername #=> "localhost"

WEBrick::Utils.#random_string(len) -> String (22.0)

A-Z, a-z, 0-9 からなる長さ len のランダムな文字列を返します。

A-Z, a-z, 0-9 からなる長さ len のランダムな文字列を返します。

@param len 得たい文字列の長さを整数で指定します。単位はバイトです。

require 'webrick'
p WEBrick::Utils.random_string(10) #=> "xF0jwU4RJd"

Kernel.#test(cmd, file1, file2) -> bool (7.0)

2ファイル間のファイルテストを行います。

2ファイル間のファイルテストを行います。

@param cmd 以下に示す文字リテラル、文字列、あるいは同じ文字を表す数値
です。文字列の場合はその先頭の文字だけをコマンドとみなします。
@param file1 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@param file2 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?=
ファイル1とファイル2の最終更新時刻が等しい
: ?>
フ...
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