るりまサーチ (Ruby 2.1.0)

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164件ヒット [1-100件を表示] (0.100秒)
トップページ > クエリ:l[x] > バージョン:2.1.0[x] > クエリ:begin[x]

別のキーワード

  1. matrix l
  2. kernel $-l
  3. _builtin $-l
  4. lupdecomposition l
  5. l matrix

ライブラリ

モジュール

キーワード

検索結果

<< 1 2 > >>

logger (78019.0)

ログを記録するためのライブラリです。

ログを記録するためのライブラリです。

=== 説明

6段階のログレベルに分けてログを記録します。

: UNKNOWN
常に記録されるべき不明なエラー
: FATAL
プログラムをクラッシュさせるような制御不可能なエラー
: ERROR
制御可能なエラー
: WARN
警告
: INFO
一般的な情報
: DEBUG
低レベルの情報

全てのメッセージは必ずログレベルを持ちます。また Logger オブジェクトも同じように
ログレベルを持ちます。メッセージのログレベルが Logger オブジェクトのログレベルよりも
低い場合メッセージは記録されません。

普段は I...

MatchData#begin(n) -> Integer | nil (54712.0)

n 番目の部分文字列先頭のオフセットを返します。

n 番目の部分文字列先頭のオフセットを返します。

0 はマッチ全体を意味します。
n 番目の部分文字列がマッチしていなければ nilを返します。

@param n 部分文字列を指定する数値。

@raise IndexError 範囲外の n を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
/(foo)(bar)(BAZ)?/ =~ "foobarbaz"
p $~.begin(0) # => 0
p $~.begin(1) # => 0
p $~.begin(2) # => 3
p $~.begin(3) # => nil
p $~.begin(4...

NODE * rb_compile_file(const char *f, VALUE file, int start) (36949.0)

Ruby の IO オブジェクト file から文字列を読み込み、 それを Ruby プログラムとして構文木にコンパイルします。 作成した構文木は ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に 格納し、同時に ruby_eval_tree を返します。 またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル していると仮定します。

Ruby の IO オブジェクト file から文字列を読み込み、
それを Ruby プログラムとして構文木にコンパイルします。
作成した構文木は ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に
格納し、同時に ruby_eval_tree を返します。
またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル
していると仮定します。

StringScanner#beginning_of_line? -> bool (36601.0)

スキャンポインタが行頭を指しているなら true を、 行頭以外を指しているなら false を返します。

スキャンポインタが行頭を指しているなら true を、
行頭以外を指しているなら false を返します。

行頭の定義は、文字列先頭かまたは \n の直後を指していることです。
文字列末尾は必ずしも行頭ではありません。

//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'

s = StringScanner.new("test\nstring")
s.bol? # => true
s.scan(/\w+/)
s.bol? # => false
s.scan(/\n/)
s.bol? # => true
s.scan(/\w+/...

File.delete(*filename) -> Integer (27619.0)

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。 削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。
削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

このメソッドは通常ファイルの削除用で、ディレクトリの削除には
Dir.rmdir を使います。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("test.txt", "test")
p File.exist?("test.txt") # => true
p File.delete("test.txt") # => ...

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WIN32OLE#ole_get_methods -> [WIN32OLE_METHOD] (27619.0)

オブジェクトの参照可能プロパティ情報をWIN32OLE_METHODの配列として 返します。

オブジェクトの参照可能プロパティ情報をWIN32OLE_METHODの配列として
返します。

ole_get_methodsメソッドは、OLEオートメーションサーバのメソッドのうち読
み取り可能なプロパティをWIN32OLE_METHODの配列として返します。

@return WIN32OLE_METHODの配列。
@raise WIN32OLERuntimeError オートメーションサーバの呼び出しに失敗しました。
型情報ライブラリ(TypeLib)が提供されていない場合などに発生します。

excel = WIN32OLE...

WIN32OLE#ole_query_interface(iid) -> WIN32OLE (27619.0)

IID(インターフェイスID)を指定してオブジェクトの別のインターフェイスを 持つオブジェクトを取得します。

IID(インターフェイスID)を指定してオブジェクトの別のインターフェイスを
持つオブジェクトを取得します。

オブジェクトが複数のオートメーション用インターフェイスを持つ場合に、当
メソッドを利用して既定のインターフェイスとは異なるインターフェイスを取
得します。

@param iid 取得するインターフェイスのIIDを文字列で指定します。
@return iidパラメータで指定したインターフェイスを持つWIN32OLEオブジェクト
@raise WIN32OLERuntimeError 指定したIIDをオブジェクトが持たない場合に通知されます。

ie = WIN32OLE.n...

Zlib::GzipReader#lineno=(num) (27391.0)

IO クラスの同名メソッドIO#lineno=と同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#lineno=と同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::Length...

Zlib::GzipReader#lineno -> Integer (27373.0)

IO クラスの同名メソッドIO#linenoと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#linenoと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::LengthE...

OpenSSL::SSL::SSLContext#ca_file=(ca) (27337.0)

接続相手の検証のために使う、信頼している CA 証明書ファイルのパスを 設定します。

接続相手の検証のために使う、信頼している CA 証明書ファイルのパスを
設定します。

ファイルは以下のように複数の証明書を含んでいても構いません。

(ここに証明書の説明)

-----BEGIN CERTIFICATE-----
... (CA certificate in base64 encoding) ...
-----END CERTIFICATE-----

(ここに証明書の説明)

-----BEGIN CERTIFICATE-----
... (CA certificate in base64 encoding) ...
-----END CE...

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Readline.#readline(prompt = "", add_hist = false) -> String | nil (27337.0)

prompt を出力し、ユーザからのキー入力を待ちます。 エンターキーの押下などでユーザが文字列を入力し終えると、 入力した文字列を返します。 このとき、add_hist が true であれば、入力した文字列を入力履歴に追加します。 何も入力していない状態で EOF(UNIX では ^D) を入力するなどで、 ユーザからの入力がない場合は nil を返します。

prompt を出力し、ユーザからのキー入力を待ちます。
エンターキーの押下などでユーザが文字列を入力し終えると、
入力した文字列を返します。
このとき、add_hist が true であれば、入力した文字列を入力履歴に追加します。
何も入力していない状態で EOF(UNIX では ^D) を入力するなどで、
ユーザからの入力がない場合は nil を返します。

本メソッドはスレッドに対応しています。
入力待ち状態のときはスレッドコンテキストの切替えが発生します。

入力時には行内編集が可能で、vi モードと Emacs モードが用意されています。
デフォルトは Emacs モードです。
...

Zlib::GzipReader#readline(rs = $/) -> String (27337.0)

IO クラスの同名メソッドIO#readlineと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#readlineと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::Lengt...

File.unlink(*filename) -> Integer (27319.0)

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。 削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

ファイルを削除します。削除したファイルの数を返します。
削除に失敗した場合は例外 Errno::EXXX が発生します。

このメソッドは通常ファイルの削除用で、ディレクトリの削除には
Dir.rmdir を使います。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("test.txt", "test")
p File.exist?("test.txt") # => true
p File.delete("test.txt") # => ...

Zlib::GzipReader#readlines(rs = $/) -> Array (27319.0)

IO クラスの同名メソッドIO#readlinesと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#readlinesと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::Leng...

StringScanner#bol? -> bool (27301.0)

スキャンポインタが行頭を指しているなら true を、 行頭以外を指しているなら false を返します。

スキャンポインタが行頭を指しているなら true を、
行頭以外を指しているなら false を返します。

行頭の定義は、文字列先頭かまたは \n の直後を指していることです。
文字列末尾は必ずしも行頭ではありません。

//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'

s = StringScanner.new("test\nstring")
s.bol? # => true
s.scan(/\w+/)
s.bol? # => false
s.scan(/\n/)
s.bol? # => true
s.scan(/\w+/...

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Shell.unalias_command(alias) -> () (18673.0)

commandのaliasを削除します.

commandのaliasを削除します.

@param alias 削除したいエイリアスの名前を文字列で指定します。

@raise NameError alias で指定したコマンドが無い場合に発生します。

使用例: ls -la | sort -k 5 のような例。
require 'shell'
Shell.def_system_command("ls")
Shell.alias_command("lsla", "ls", "-a", "-l")
Shell.def_system_command("sort")
sh = Shell.new
sh.trans...

NODE * rb_compile_cstr(const char *f, const char *s, int len, int line) (18649.0)

C の文字列 s を構文木にコンパイルし、ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に格納します。ruby_eval_tree を返します。 またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル していると仮定します。

C の文字列 s を構文木にコンパイルし、ruby_eval_tree と
ruby_eval_tree_begin に格納します。ruby_eval_tree を返します。
またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル
していると仮定します。

Exception#backtrace_locations -> [Thread::Backtrace::Location] (18619.0)

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。

//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
...

Tracer.set_get_line_procs(filename) {|line| .... } (18619.0)

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す 手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。 指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す
手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。
指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

@param filename ソースファイルの場所を文字列で指定します。
@param proc 通常、文字列を返す手続きオブジェクトを指定します。

# 例 dummy.rb の3行目から6 行目のトレース出力に !! をつける
require 'tracer'

Tracer.set_get_line_procs('./dummy.rb'){|line|
str = "...

Zlib::GzipReader#each_line(rs = $/) {|line| ... } -> self (18619.0)

IO クラスの同名メソッドIO#each, IO#each_lineと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#each, IO#each_lineと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::Gzip...

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Gem::Command#begins?(long, short) -> bool (18601.0)

long が short で始まる文字列である場合真を返します。そうでない場合は偽を返します。

long が short で始まる文字列である場合真を返します。そうでない場合は偽を返します。

@param long 長いコマンドラインオプションを指定します。

@param short 短いコマンドラインオプションを指定します。

Kernel.#fail -> () (18355.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Kernel.#fail(error_type, message = nil, backtrace = caller(0), cause: $!) -> () (18355.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Kernel.#fail(message, cause: $!) -> () (18355.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

NODE * rb_compile_string(const char *f, VALUE s, int line) (18349.0)

Ruby の文字列 s を構文木にコンパイルし、ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に格納します。ruby_eval_tree を返します。 またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル していると仮定します。

Ruby の文字列 s を構文木にコンパイルし、ruby_eval_tree と
ruby_eval_tree_begin に格納します。ruby_eval_tree を返します。
またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル
していると仮定します。

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Encoding::InvalidByteSequenceError#incomplete_input? -> bool (18337.0)

エラー発生時に入力文字列が不足している場合に真を返します。

エラー発生時に入力文字列が不足している場合に真を返します。

つまり、マルチバイト文字列の途中で文字列が終わっている場合に
真を返します。これは後続の入力を追加することでエラーが
解消する可能性があることを意味します。

//emlist[例][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("EUC-JP", "ISO-8859-1")

begin
ec.convert("abc\xA1z")
rescue Encoding::InvalidByteSequenceError
p $!
#=> #<Encoding::InvalidByteSequenc...

LocalJumpError#exit_value -> object (18337.0)

例外 LocalJumpError を発生する原因となった break や return に渡した値を返します。

例外 LocalJumpError を発生する原因となった
break や return に渡した値を返します。

例:

def foo
proc { return 10 }
end

begin
foo.call
rescue LocalJumpError => err
p err # => #<LocalJumpError: return from block-closure>
p err.reason # => :return
p err.exit_value # => 10
e...

Socket#connect_nonblock(server_sockaddr) -> 0 (18337.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 connect(2) を呼び出します。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
connect(2) を呼び出します。

引数、返り値は Socket#connect と同じです。

connect が EINPROGRESS エラーを報告した場合、その例外(Errno::EINPROGRESS)
には IO::WaitWritable が Object#extend されます。
これを connect_nonblock をリトライするために使うことができます。

# Pull down Google's web page
require 'socket'
include Socket::Constants
...

Socket.tcp_server_loop(host, port) {|sock,addr| ...} -> () (18337.0)

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、 新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、
新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

ブロックには新しい接続を表すソケットオブジェクトと、
クライアントアドレスを表す Addrinfo オブジェクトが渡されます。

ブロックの実行が終わってもソケットは close されません。
アプリケーション側が明示的に close する必要があります。

このメソッドはブロックを逐次的に呼び出します。
つまりブロックからリターンするまで次のコネクションを受け入れません。
そのため、同時に複数のクライアントと通信したい場合は
スレッドのような並列機構を使う必...

Socket.tcp_server_loop(port) {|sock,addr| ...} -> () (18337.0)

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、 新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

TCP/IP で host:port で待ち受けるサーバ側のソケットを作成し、
新しい接続を受け入れるごとにブロックを呼び出します。

ブロックには新しい接続を表すソケットオブジェクトと、
クライアントアドレスを表す Addrinfo オブジェクトが渡されます。

ブロックの実行が終わってもソケットは close されません。
アプリケーション側が明示的に close する必要があります。

このメソッドはブロックを逐次的に呼び出します。
つまりブロックからリターンするまで次のコネクションを受け入れません。
そのため、同時に複数のクライアントと通信したい場合は
スレッドのような並列機構を使う必...

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JSON::State#check_circular? -> bool (18319.0)

循環参照のチェックを行う場合は、真を返します。 そうでない場合は偽を返します。

循環参照のチェックを行う場合は、真を返します。
そうでない場合は偽を返します。

//emlist[例 ネストをチェックするケース][ruby]{
require "json"

a = [[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[0]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]...

Module#public_constant(*name) -> self (18319.0)

name で指定した定数の可視性を public に変更します。

name で指定した定数の可視性を public に変更します。

@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。

@return self を返します。

//emlist[例][ruby]{
module SampleModule
class SampleInnerClass
end

# => 非公開クラスであることを明示するために private にする
private_constant :SampleInnerClass
end

begin
...

Mutex#unlock -> self (18319.0)

mutex のロックを解放します。mutex のロック待ちになっていたスレッドの実行は再開されます。

mutex のロックを解放します。mutex のロック待ちになっていたスレッドの実行は再開されます。

@return self を返します。

例:

m = Mutex.new
begin
m.lock
# critical part
ensure
m.unlock
end

Mutex はロックしたスレッド以外からロックを開放することは出来ません。
ロックしたスレッド以外から unlock が呼ばれると ThreadError が発生します。

m = Mutex.new
m.lock
Thread.new do
m.unlock # => Thr...

Net::HTTPResponse#value -> nil (18319.0)

レスポンスが 2xx(成功)でなかった場合に、対応する 例外を発生させます。

レスポンスが 2xx(成功)でなかった場合に、対応する
例外を発生させます。

@raise HTTPError レスポンスが 1xx であるか、 net/http が知らない
種類のレスポンスである場合に発生します。
@raise HTTPRetriableError レスポンスが 3xx である場合に発生します。
@raise HTTPServerException レスポンスが 4xx である場合に発生します。
@raise HTTPFatalError レスポンスが 5xx である場合に発生します。

//emlist[例 レスポンスが 2xx(成功)...

Object#initialize_copy(obj) -> object (18319.0)

(拡張ライブラリによる) ユーザ定義クラスのオブジェクトコピーの初期化メソッド。

(拡張ライブラリによる) ユーザ定義クラスのオブジェクトコピーの初期化メソッド。

このメソッドは self を obj の内容で置き換えます。ただ
し、self のインスタンス変数や特異メソッドは変化しません。
Object#clone, Object#dupの内部で使われています。

initialize_copy は、Ruby インタプリタが知り得ない情報をコピーするた
めに使用(定義)されます。例えば C 言語でクラスを実装する場合、情報
をインスタンス変数に保持させない場合がありますが、そういった内部情
報を initialize_copy でコピーするよう定義しておくことで、du...

絞り込み条件を変える

Psych.load(yaml, filename = nil, fallback = false) -> object (18319.0)

YAML ドキュメントを Ruby のデータ構造(オブジェクト)に変換します。

YAML ドキュメントを Ruby のデータ構造(オブジェクト)に変換します。

入力に複数のドキュメントが含まれている場合は、先頭のものを変換して
返します。

filename はパース中に発生した例外のメッセージに用います。


@param yaml YAML ドキュメント(文字列 or IO オブジェクト)
@param filename Psych::SyntaxError 発生時にファイル名として表示する文字列。
@param fallback 引数 yaml に空のYAMLを指定した場合の戻り値を指定します。デフォルトは false です。
@raise Psych::Syn...

Regexp.last_match(nth) -> String | nil (18319.0)

整数 nth が 0 の場合、マッチした文字列を返します ($&)。それ以外では、nth 番目の括弧にマッチ した部分文字列を返します($1,$2,...)。 対応する括弧がない場合やマッチしなかった場合には nil を返し ます。

整数 nth が 0 の場合、マッチした文字列を返します
($&)。それ以外では、nth 番目の括弧にマッチ
した部分文字列を返します($1,$2,...)。
対応する括弧がない場合やマッチしなかった場合には nil を返し
ます。

//emlist[例][ruby]{
/(.)(.)/ =~ "ab"
p Regexp.last_match # => #<MatchData:0x4599e58>
p Regexp.last_match(0) # => "ab"
p Regexp.last_match(1) # => "a"
p Regexp.last_match(2) ...

StopIteration#result -> object (18319.0)

この例外オブジェクトを発生させる原因となったメソッド等の返り値を返します。

この例外オブジェクトを発生させる原因となったメソッド等の返り値を返します。

object = Object.new
def object.each
yield :yield1
yield :yield2
:each_returned
end

enumerator = object.to_enum

p enumerator.next #=> :yield1
p enumerator.next #=> :yield2

begin
enumerator.next
rescue StopIteration => error
...

Thread.handle_interrupt(hash) { ... } -> object (18319.0)

スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを 実行します。

スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを
実行します。

「割り込み」とは、非同期イベントや Thread#raise や
Thread#kill、Signal.#trap(未サポート)、メインスレッドの終了
(メインスレッドが終了すると、他のスレッドも終了されます)を意味します。

@param hash 例外クラスがキー、割り込みのタイミングを指定する
Symbol が値の Hash を指定します。
値の内容は以下のいずれかです。

: :immediate

すぐに割り込みます。

: :on_block...

Tracer.set_get_line_procs(filename, proc) (18319.0)

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す 手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。 指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

あるファイルについて利用する、行番号からソースのその行の内容を返す
手続きを指定します。何も指定しなければデフォルトの動作が利用されます。
指定する手続きは行番号を唯一の引数として呼び出されます。

@param filename ソースファイルの場所を文字列で指定します。
@param proc 通常、文字列を返す手続きオブジェクトを指定します。

# 例 dummy.rb の3行目から6 行目のトレース出力に !! をつける
require 'tracer'

Tracer.set_get_line_procs('./dummy.rb'){|line|
str = "...

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UDPSocket#recvfrom_nonblock(maxlen, flags=0) -> [String, Array] (18319.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 recvfrom(2) でソケットからデータを受け取ります。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
recvfrom(2) でソケットからデータを受け取ります。

maxlen で受け取るデータの最大バイト数を指定します。

flags はフラグで、Socket::MSG_* の bitwise OR を渡します。
詳しくは recvfrom(2) を参照してください。

返り値はデータの文字列と送り元のアドレス情報の
2要素の配列となります。

recvfrom(2) がエラーになった場合、
Errno::EAGAIN, Errno::EINTR を含め例外 Errno::EXXX が発生します。
Errno::EWOULDBLOCK、Err...

UNIXServer#accept_nonblock -> UnixSocket (18319.0)

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、 accept(2) を呼び出します。

ソケットをノンブロッキングモードに設定した後、
accept(2) を呼び出します。

接続した
UNIXSocket のインスタンスを返します。

accept(2) がエラーになった場合、Socket#accept と同じ例外が
発生します。

Errno::EWOULDBLOCK, Errno::EAGAIN,
Errno::ECONNABORTED, Errno::EPROTO のいずれかの例外が
発生した場合は、その例外には IO::WaitReadable が extend
されます。それを利用してリトライ可能な例外を掴まえることができます。

require 'socket...

Zlib::GzipReader#each_line(rs = $/) -> Enumerator (18319.0)

IO クラスの同名メソッドIO#each, IO#each_lineと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#each, IO#each_lineと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::Gzip...

Zlib::GzipWriter#close -> File (18319.0)

フッターを書き出し、GzipWriter オブジェクトをクローズします。close と finish の違いは Zlib::GzipFile#close, Zlib::GzipFile#finish を 参照して下さい。

フッターを書き出し、GzipWriter オブジェクトをクローズします。close と
finish の違いは Zlib::GzipFile#close, Zlib::GzipFile#finish を
参照して下さい。

注意: Ruby の finalizer の制約のため、GzipWriter オブジェクトは
必ずクローズしてください。そうしなければフッターを書き出すことが
できず、壊れた gzip ファイルを生成してしまう可能性があります。

require 'zlib'

def case_finish
filename='hoge1.gz'
gz =...

Regexp.last_match -> MatchData (18304.0)

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~ の参照と同じです。

カレントスコープで最後に行った正規表現マッチの MatchData オ
ブジェクトを返します。このメソッドの呼び出しは $~
の参照と同じです。

//emlist[例][ruby]{
/(.)(.)/ =~ "ab"
p Regexp.last_match # => #<MatchData:0x4599e58>
p Regexp.last_match[0] # => "ab"
p Regexp.last_match[1] # => "a"
p Regexp.last_match[2] # => "b"
p Regexp.last_match[3] # => nil...

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getoptlong (18019.0)

getoptlong は、GNU の getopt_long() とまったく同じ方式でコマンド 行オプションの解析を行う Ruby のライブラリです。

getoptlong は、GNU の getopt_long() とまったく同じ方式でコマンド
行オプションの解析を行う Ruby のライブラリです。


=== GNU getopt_long() とは?

GNU getopt_long() は、コマンド行オプションの解析を行う C の関数です。多
くの GNU ソフトウェアがこの関数を使用しています。GNU getopt_long() そし
て getoptlong には、以下のような特徴があります。

* 伝統的な一文字オプションに加えて、長いオプションに対応しています。長
いオプションは `-' の代わりに `--' で始まり...

Syslog.#open!(ident=$0, options=Syslog::LOG_PID|Syslog::LOG_CONS, facility=Syslog::LOG_USER) { |syslog| ... } -> self (11119.0)

開いていた syslog を最初にクローズする点を除いてSyslog.#open と同じです。

開いていた syslog を最初にクローズする点を除いてSyslog.#open と同じです。

@param ident すべてのログにつく識別子で、どのプログラムから送られ
たログなのかを識別するために使われる文字列を指定します。
指定しない場合はプログラム名が使われます。

@param options Syslog.open や Syslog.log の動作を制御するフラグを指定します。
指定しない場合は、Syslog::LOG_PID|Syslog::LOG_CONSの値が使われ
...

Syslog.#open(ident=$0, options=Syslog::LOG_PID|Syslog::LOG_CONS, facility=Syslog::LOG_USER) { |syslog| ... } -> self (11119.0)

与えられた引数でsyslogを開きます。以降、他の Syslog モジュール関数が使 用可能となります。

与えられた引数でsyslogを開きます。以降、他の Syslog モジュール関数が使
用可能となります。

ブロック付きで呼ばれた場合は、self を引数としてブロックを実行し、
最後に Syslog.#close を行います。

syslog の詳細については syslog(3) を参照してください。

@param ident すべてのログにつく識別子で、どのプログラムから送られ
たログなのかを識別するために使われる文字列を指定します。
指定しない場合はプログラム名が使われます。

@param options Syslog.open ...

Syslog.#reopen(ident=$0, options=Syslog::LOG_PID|Syslog::LOG_CONS, facility=Syslog::LOG_USER) { |syslog| ... } -> self (11119.0)

開いていた syslog を最初にクローズする点を除いてSyslog.#open と同じです。

開いていた syslog を最初にクローズする点を除いてSyslog.#open と同じです。

@param ident すべてのログにつく識別子で、どのプログラムから送られ
たログなのかを識別するために使われる文字列を指定します。
指定しない場合はプログラム名が使われます。

@param options Syslog.open や Syslog.log の動作を制御するフラグを指定します。
指定しない場合は、Syslog::LOG_PID|Syslog::LOG_CONSの値が使われ
...

Syslog.#open(ident=$0, options=Syslog::LOG_PID|Syslog::LOG_CONS, facility=Syslog::LOG_USER) -> self (10819.0)

与えられた引数でsyslogを開きます。以降、他の Syslog モジュール関数が使 用可能となります。

与えられた引数でsyslogを開きます。以降、他の Syslog モジュール関数が使
用可能となります。

ブロック付きで呼ばれた場合は、self を引数としてブロックを実行し、
最後に Syslog.#close を行います。

syslog の詳細については syslog(3) を参照してください。

@param ident すべてのログにつく識別子で、どのプログラムから送られ
たログなのかを識別するために使われる文字列を指定します。
指定しない場合はプログラム名が使われます。

@param options Syslog.open ...

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制御構造 (9763.0)

制御構造 条件分岐: * if * unless * case 繰り返し: * while * until * for * break * next * redo * retry 例外処理: * raise * begin その他: * return * BEGIN * END

制御構造
条件分岐:
* if
* unless
* case
繰り返し:
* while
* until
* for
* break
* next
* redo
* retry
例外処理:
* raise
* begin
その他:
* return
* BEGIN
* END

Rubyでは(Cなどとは異なり)制御構造は式であって、何らかの値を返すものが
あります(返さないものもあります。値を返さない式を代入式の右辺に置くと
syntax error になります)。

R...

Shell#[](command, file1, file2 = nil) -> bool | Time | Integer | nil (9619.0)

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

@param command 数値、またはサイズが 1 の文字列の場合は Kernel.#test に処理委譲します。
2 文字以上の文字列の場合は FileTest のメソッドとして実行します。

@param file1 文字列でファイルへのパスを指定します。

@param file2 文字列でファイルへのパスを指定します。

require 'shell'
Shell.verbose = false
sh = Shell.new
begin
sh.m...

Shell#test(command, file1, file2 = nil) -> bool | Time | Integer | nil (9619.0)

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

@param command 数値、またはサイズが 1 の文字列の場合は Kernel.#test に処理委譲します。
2 文字以上の文字列の場合は FileTest のメソッドとして実行します。

@param file1 文字列でファイルへのパスを指定します。

@param file2 文字列でファイルへのパスを指定します。

require 'shell'
Shell.verbose = false
sh = Shell.new
begin
sh.m...

Shell::CommandProcessor#[](command, file1, file2 = nil) -> bool | Time | Integer | nil (9619.0)

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

@param command 数値、またはサイズが 1 の文字列の場合は Kernel.#test に処理委譲します。
2 文字以上の文字列の場合は FileTest のメソッドとして実行します。

@param file1 文字列でファイルへのパスを指定します。

@param file2 文字列でファイルへのパスを指定します。

require 'shell'
Shell.verbose = false
sh = Shell.new
begin
sh.m...

Shell::CommandProcessor#test(command, file1, file2 = nil) -> bool | Time | Integer | nil (9619.0)

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

@param command 数値、またはサイズが 1 の文字列の場合は Kernel.#test に処理委譲します。
2 文字以上の文字列の場合は FileTest のメソッドとして実行します。

@param file1 文字列でファイルへのパスを指定します。

@param file2 文字列でファイルへのパスを指定します。

require 'shell'
Shell.verbose = false
sh = Shell.new
begin
sh.m...

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Shell::Filter#[](command, file1, file2 = nil) -> bool | Time | Integer | nil (9619.0)

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

@param command 数値、またはサイズが 1 の文字列の場合は Kernel.#test に処理委譲します。
2 文字以上の文字列の場合は FileTest のメソッドとして実行します。

@param file1 文字列でファイルへのパスを指定します。

@param file2 文字列でファイルへのパスを指定します。

require 'shell'
Shell.verbose = false
sh = Shell.new
begin
sh.m...

Shell::Filter#test(command, file1, file2 = nil) -> bool | Time | Integer | nil (9619.0)

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

Kernel.#test や FileTest のメソッドに処理を委譲します。

@param command 数値、またはサイズが 1 の文字列の場合は Kernel.#test に処理委譲します。
2 文字以上の文字列の場合は FileTest のメソッドとして実行します。

@param file1 文字列でファイルへのパスを指定します。

@param file2 文字列でファイルへのパスを指定します。

require 'shell'
Shell.verbose = false
sh = Shell.new
begin
sh.m...

Shell.undef_system_command(command) -> Shell::CommandProcessor (9373.0)

commandを削除します.

commandを削除します.

@param command 削除するコマンドの文字列を指定します。

動作例:
require 'shell'
Shell.def_system_command("ls")
# ls を定義
Shell.undef_system_command("ls")
# ls を 削除

sh = Shell.new
begin
sh.transact {
ls("-l").each {|l|
puts l
}
}
rescue NameError => err
puts ...

Kernel.#raise(error_type, message = nil, backtrace = caller(0), cause: $!) -> () (9355.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Zlib::GzipReader#gets(rs = $/) -> String | nil (9355.0)

IO クラスの同名メソッドIO#getsと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#getsと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::LengthErr...

絞り込み条件を変える

LocalJumpError#reason -> Symbol (9337.0)

例外を発生させた原因をシンボルで返します。

例外を発生させた原因をシンボルで返します。

返す値は以下のいずれかです。

* :break
* :redo
* :retry
* :next
* :return
* :noreason

例:

def foo
proc { return 10 }
end

begin
foo.call
rescue LocalJumpError => err
p err # => #<LocalJumpError: return from block-closure>
p err.reason ...

SystemCallError#errno -> Integer | nil (9337.0)

レシーバに対応するシステム依存のエラーコードを返します。

レシーバに対応するシステム依存のエラーコードを返します。

エラーコードを渡さない形式で生成した場合は nil を返します。

begin
raise Errno::ENOENT
rescue Errno::ENOENT => err
p err.errno # => 2
p Errno::ENOENT::Errno # => 2
end

begin
raise SystemCallError, 'message'
rescue SystemCallError => err
p err.e...

Zlib::GzipReader#ungetc(char) -> nil (9337.0)

IO クラスの同名メソッド IO#ungetc と同じです。

IO クラスの同名メソッド IO#ungetc と同じです。

IO クラスの同名メソッドと同じですが、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib...

File::Stat#sticky? -> bool (9319.0)

stickyビットが立っている時に真を返します。

stickyビットが立っている時に真を返します。

//emlist[][ruby]{
Dir.glob("/usr/bin/*") {|bd|
begin
if File::Stat.new(bd).sticky?
puts bd
end
rescue
end
}
#例
#...
#=> /usr/bin/emacs-21.4
#...
//}

Kernel$$ERROR_INFO -> Exception | nil (9319.0)

$! の別名

$! の別名

require "English"
class SomethingError < StandardError; end

begin
raise SomethingError
rescue
p $ERROR_INFO.backtrace #=> ["sample.rb:5"]
p $ERROR_INFO.to_s #=> "SomethingError"
end

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Kernel$$ERROR_POSITION -> [String] | nil (9319.0)

$@ の別名

$@ の別名

require "English"
class SomethingError < StandardError; end

begin
raise SomethingError
rescue
p $ERROR_POSITION #=> ["sample.rb:5"]
end

Kernel.#exit!(status = false) -> () (9319.0)

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。 status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 1 です。

Rubyプログラムの実行を即座に終了します。
status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。
デフォルトの終了ステータスは 1 です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に指定したとみなされます。この値はCレベルの定数
EXIT_SUCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit! は exit とは違って、例外処理などは一切行ないませ
ん。 Kernel.#fork の後、子プロセスを終了させる時などに用
いられます。

@param status 終了ステータス...

Kernel.#require(feature) -> bool (9319.0)

Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、 同じファイルの複数回ロードはしません。

Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、
同じファイルの複数回ロードはしません。

feature が絶対パスのときは feature からロードします。
feature が相対パスのときは組み込み変数 $:
に示されるパスを順番に探し、最初に見付かったファイルを
ロードします。このとき、$: の要素文字列の先頭文字が
`~' (チルダ) だと、環境変数 HOME の値に展開されます。
また `~USER' はそのユーザのホームディレクトリに展開されます。

Ruby ライブラリとは Ruby スクリプト (*.rb) か拡張ライブラリ
(*.so,*.o,*...

Kernel.#throw(tag, value = nil) -> () (9319.0)

Kernel.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。

Kernel.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw
は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。

throw は探索時に呼び出しスタックをさかのぼるので、
ジャンプ先は同じメソッド内にあるとは限りません。
もし ensure節 が存在するならジャンプ前に実行します。

同じ tag で待っている catch が存在しない場合は、例外で
スレッドが終了します。

同じ tag であるとは Object#object_id が同じであるという意味です。

@param tag catch の引数に対応する任意のオブジェクトです。
@pa...

LoadError#path -> String | nil (9319.0)

Kernel.#require や Kernel.#load に失敗したパスを返します。

Kernel.#require や Kernel.#load に失敗したパスを返します。

begin
require 'this/file/does/not/exist'
rescue LoadError => e
e.path # => 'this/file/does/not/exist'
end

パスが定まらない場合は nil を返します。

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Range#last -> object (9319.0)

終端の要素を返します。範囲オブジェクトが終端を含むかどうかは関係ありま せん。

終端の要素を返します。範囲オブジェクトが終端を含むかどうかは関係ありま
せん。

//emlist[例][ruby]{
(10..20).last # => 20
(10...20).last # => 20
//}

@see Range#begin

Signal.#trap(signal) { ... } -> String | Proc | nil (9319.0)

指定された割り込み signal に対するハンドラとして command を登録します。 指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。 ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

指定された割り込み signal に対するハンドラとして
command を登録します。
指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。
ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

trap は前回の trap で設定したハンドラを返します。
文字列を登録していた場合はそれを、
ブロックを登録していたらそれを Proc オブジェクトに変換して返します。
また何も登録されていないときも nil を返します。
ruby の仕組みの外でシグナルハンドラが登録された場合
(例えば拡張ライブラリが独自に sigaction を呼んだ場...

Signal.#trap(signal, command) -> String | Proc | nil (9319.0)

指定された割り込み signal に対するハンドラとして command を登録します。 指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。 ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

指定された割り込み signal に対するハンドラとして
command を登録します。
指定したシグナルが捕捉された時には例外が発生せず、代わりに command が実行されます。
ブロックを指定した場合にはブロックをハンドラとして登録します。

trap は前回の trap で設定したハンドラを返します。
文字列を登録していた場合はそれを、
ブロックを登録していたらそれを Proc オブジェクトに変換して返します。
また何も登録されていないときも nil を返します。
ruby の仕組みの外でシグナルハンドラが登録された場合
(例えば拡張ライブラリが独自に sigaction を呼んだ場...

String#slice(regexp, nth = 0) -> String (9319.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。 nth を省略したときや 0 の場合は正規表現がマッチした部分文字列全体を返します。 正規表現が self にマッチしなかった場合や nth に対応する括弧がないときは nil を返します。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。
nth を省略したときや 0 の場合は正規表現がマッチした部分文字列全体を返します。
正規表現が self にマッチしなかった場合や nth に対応する括弧がないときは nil を返します。

このメソッドを実行すると、
マッチ結果に関する情報が組み込み変数 $~ に設定されます。

@param regexp 取得したい文字列のパターンを示す正規表現
@param nth 取得したい正規表現レジスタのインデックス。整数

//emlist[例][ruby]{
p "foobar"[/b...

SystemCallError.===(other) -> bool (9319.0)

other が SystemCallError のサブクラスのインスタンスで、 かつ、other.errno の値が self::Errno と同じ場合に真を返します。そうでない場合は偽を返します。

other が SystemCallError のサブクラスのインスタンスで、
かつ、other.errno の値が self::Errno と同じ場合に真を返します。そうでない場合は偽を返します。

従って、特に other が self.kind_of?(other) である場合には Module#=== と同様に真を返します。
その他に、 Errno::EXXX::Errno == Errno::EYYY::Errno である場合にも Errno::EXXX == Errno::EYYY.new は真を返します。

エラー名は異なるがエラーコードは同じであるような Errno::EXX...

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Thread#kill -> self (9319.0)

スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。

スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。

ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。

Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。

th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
...

Time.xmlschema(date) -> Time (9319.0)

XML Schema で定義されている dateTime として date をパースして Time オブジェクトに変換します。

XML Schema で定義されている dateTime として
date をパースして Time オブジェクトに変換します。

date がISO 8601で定義されている形式に準拠していない、
または Time クラスが指定された日時を表現できないときに
ArgumentError が発生します。

Time オブジェクトを ISO8601 形式の文字列にフォーマットする
インスタンスメソッド Time#iso8601, Time#xmlschema もあります。

@param date XML Schema で定義されている dateTime として
パースさ...

Zlib::GzipReader#each(rs = $/) {|line| ... } -> self (9319.0)

IO クラスの同名メソッドIO#each, IO#each_lineと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#each, IO#each_lineと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::Gzip...

Zlib::GzipReader#each_byte {|byte| ... } -> nil (9319.0)

IO クラスの同名メソッドIO#each_byteと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#each_byteと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::Leng...

Zlib::GzipReader#eof -> bool (9319.0)

圧縮データの終端に達した場合真を返します。 フッターが読み込まれていなくても真を返すことに注意して下さい。

圧縮データの終端に達した場合真を返します。
フッターが読み込まれていなくても真を返すことに注意して下さい。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz|
gz.puts 'hoge'
gz.puts 'fuga'
gz.puts 'foga'
}
=end

Zlib::GzipReader.open('hoge.gz'){|gz|
gz.each_line{|line|
puts line...

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Zlib::GzipReader#eof? -> bool (9319.0)

圧縮データの終端に達した場合真を返します。 フッターが読み込まれていなくても真を返すことに注意して下さい。

圧縮データの終端に達した場合真を返します。
フッターが読み込まれていなくても真を返すことに注意して下さい。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz|
gz.puts 'hoge'
gz.puts 'fuga'
gz.puts 'foga'
}
=end

Zlib::GzipReader.open('hoge.gz'){|gz|
gz.each_line{|line|
puts line...

Zlib::GzipReader#getc -> Integer | nil (9319.0)

IO クラスの同名メソッドIO#getcと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#getcと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::LengthErr...

Zlib::GzipReader#read(length = nil) -> String | nil (9319.0)

IO クラスの同名メソッドIO#readと同じです。

IO クラスの同名メソッドIO#readと同じです。

但し、gzip ファイル中に
エラーがあった場合 Zlib::Error 例外や
Zlib::GzipFile::Error 例外が発生します。

gzip ファイルのフッターの処理に注意して下さい。
gzip ファイルのフッターには圧縮前データのチェックサムが
記録されています。GzipReader オブジェクトは、次の時に展開した
データとフッターの照合を行い、エラーがあった場合は
Zlib::GzipFile::NoFooter, Zlib::GzipFile::CRCError,
Zlib::GzipFile::LengthErr...

Zlib::GzipReader.new(io) -> Zlib::GzipReader (9319.0)

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

GzipReader オブジェクトは io からデータを逐次リードして
解析/展開を行います。io には少なくとも、IO#read と
同じ動作をする read メソッドが定義されている必要があります。

@param io IO オブジェクト、もしくは少なくとも IO#read と同じ動作を
する read メソッドが定義されているオブジェクト

@raise Zlib::GzipFile::Error ヘッダーの解析に失敗した場合発生します。

require 'zlib'

File...

Zlib::GzipReader.open(filename) -> Zlib::GzipReader (9319.0)

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。 その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と 同じです。

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして
オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。
その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と
同じです。

@param filename gzip ファイル名を文字列で指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz|
gz.puts 'hoge'
}
=end

Zlib...

絞り込み条件を変える

Zlib::GzipReader.open(filename) {|gz| ... } -> object (9319.0)

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。 その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と 同じです。

filename で指定されるファイルを gzip ファイルとして
オープンします。GzipReader オブジェクトを返します。
その他詳細は Zlib::GzipReader.new や Zlib::GzipReader.wrap と
同じです。

@param filename gzip ファイル名を文字列で指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.open('hoge.gz') { |gz|
gz.puts 'hoge'
}
=end

Zlib...

Zlib::GzipReader.wrap(io) -> Zlib::GzipReader (9319.0)

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

io と関連付けられた GzipReader オブジェクトを作成します。

ブロックが与えられた場合は、それを引数としてブロックを実行します。
ブロックの実行が終了すると、GzipReader オブジェクトは自動的に
クローズされます。関連付けられている IO オブジェクトまで
クローズしたくない時は、ブロック中で Zlib::GzipFile#finish
メソッドを呼び出して下さい。

@param io IO オブジェクトを指定します。

require 'zlib'

=begin
# hoge.gz がない場合はこれで作成する。
Zlib::GzipWriter.o...

Zlib::GzipWriter#finish -> File (9319.0)

フッターを書き出し、GzipWriter オブジェクトをクローズします。close と finish の違いは Zlib::GzipFile#close, Zlib::GzipFile#finish を 参照して下さい。

フッターを書き出し、GzipWriter オブジェクトをクローズします。close と
finish の違いは Zlib::GzipFile#close, Zlib::GzipFile#finish を
参照して下さい。

注意: Ruby の finalizer の制約のため、GzipWriter オブジェクトは
必ずクローズしてください。そうしなければフッターを書き出すことが
できず、壊れた gzip ファイルを生成してしまう可能性があります。

require 'zlib'

def case_finish
filename='hoge1.gz'
gz =...

Range#last(n) -> [object] (9304.0)

最後の n 要素を返します。範囲内に要素が含まれない場合は空の配列を返します。

最後の n 要素を返します。範囲内に要素が含まれない場合は空の配列を返します。

@param n 取得する要素数を整数で指定します。整数以外のオブジェクトを指定
した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

@raise ArgumentError n に負の数を指定した場合に発生します。

[注意] 引数を省略して実行した場合は、終端を含むかどうか
(Range#exclude_end? の戻り...

String#slice(nth) -> String | nil (9304.0)

nth 番目の文字を返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。 つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth 番目の文字を返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。
つまり、 self.size + nth 番目の文字を返します。

nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

@param nth 文字の位置を表す整数
@return 指定した位置の文字を表す String オブジェクト

//emlist[例][ruby]{
p 'bar'[2] # => "r"
p 'bar'[2] == ?r # => true
p 'bar'[-1] # => "r"
p 'bar'[3] # => nil
p 'bar'[-4] ...

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String#slice(nth, len) -> String | nil (9304.0)

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

nth 文字目から長さ len 文字の部分文字列を新しく作って返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。

@param nth 取得したい文字列の開始インデックスを整数で指定します。
@param len 取得したい文字列の長さを正の整数で指定します。

@return nth が範囲外を指す場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
str0 = "bar"
str0[2, 1] #=> "r"
str0[2, 0] #=> ""
str0[2, 100] #=> "r" (右側を超えても...

String#slice(range) -> String (9304.0)

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

@param range 取得したい文字列の範囲を示す Range オブジェクト

=== rangeオブジェクトが終端を含む場合

インデックスと文字列の対応については以下の対照図も参照してください。

0 1 2 3 4 5 (インデックス)
-6 -5 -4 -3 -2 -1 (負のインデックス)
| a | b | c | d | e | f |
|<--------->| 'abcdef'[0..2] # => '...

String#slice(regexp, name) -> String (9304.0)

正規表現 regexp の name で指定した名前付きキャプチャにマッチする最初の 部分文字列を返します。正規表現が self にマッチしなかった場合は nil を返 します。

正規表現 regexp の name で指定した名前付きキャプチャにマッチする最初の
部分文字列を返します。正規表現が self にマッチしなかった場合は nil を返
します。

@param regexp 正規表現を指定します。
@param name 取得したい部分文字列のパターンを示す正規表現レジスタを示す名前

@raise IndexError name に対応する括弧がない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
s = "FooBar"
s[/(?<foo>[A-Z]..)(?<bar>[A-Z]..)/] # => "FooBar"
s[/(...

String#slice(substr) -> String | nil (9304.0)

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。 substr を含まなければ nil を返します。

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。
substr を含まなければ nil を返します。

@param substr 取得したい文字列のパターン。文字列

//emlist[例][ruby]{
substr = "bar"
result = "foobar"[substr]
p result # => "bar"
p substr.equal?(result) # => false
//}

字句構造 (9091.0)

字句構造 * identifier * comment * embed * reserved

字句構造
* identifier
* comment
* embed
* reserved

Rubyの現在の実装はASCIIキャラクタセットを用いています。アル
ファベットの大文字と小文字は区別されます。識別子と一部のリテ
ラルの途中を除いては任意の場所に空白文字やコメントを置くこと
ができます。空白文字とはスペース、タブ、垂直タブ、バックスペー
ス、キャリッジリターン、ラインフィード、改ページです。改行は行が明らかに次の
行に継続する時だけ、空白文字として、それ以外では文の区切りと
して解釈されます。

改行と認識されるのは、キャリッジリターン+ラインフィードかラインフ...

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Kernel.#exit(status = true) -> () (9073.0)

Rubyプログラムの実行を終了します。status として整 数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

Rubyプログラムの実行を終了します。status として整
数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。
デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。

status が true の場合 0、 false の場合 1 を引数に指定したとみなされます。この値はCレベルの定数
EXIT_SUCCESS、EXIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。

exit は例外 SystemExit を発生させ
ることによってプログラムの実行を終了させますので、
必要に応じて begin 節で捕捉することができます。

@param status 終了...

Ruby プログラムの実行 (9073.0)

Ruby プログラムの実行 === Ruby プログラム

Ruby プログラムの実行
=== Ruby プログラム

Ruby プログラムの実行は文の連なりの評価です。なんらかの形であたえられたプログラムテキストをコンパイルし、BEGIN 文があればそれを評価し、トップレベルの式の連なりを評価し、END ブロックがあれば最後にそれを評価して終了します (終了処理の詳細については spec/terminate を参照のこと)。

=== 文

==== if

if 文は、まず条件式を評価し、その値が真ならば対応する本体を評価します。
偽ならば elsif 節の条件式を順番に評価し、その値が始めて真になった節の
本体を評価します。それらがすべて偽なら...

Ruby用語集 (9073.0)

Ruby用語集 A B C D E F G I J M N O R S Y

Ruby用語集
A B C D E F G I J M N O R S Y

a ka sa ta na ha ma ya ra wa

=== 記号・数字
: %記法
: % notation
「%」記号で始まる多種多様なリテラル記法の総称。

参照:d:spec/literal#percent

: 0 オリジン
: zero-based
番号が 0 から始まること。

例えば、
Array や Vector、Matrix などの要素の番号、
String における文字の位置、
といったものは 0 オリジンである。

: 1 オリジン
: one-based
...

Kernel.#raise -> () (9055.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

Kernel.#raise(message, cause: $!) -> () (9055.0)

例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

例外を発生させます。
発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が
発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され
ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。

引数無しの場合は、同スレッドの同じブロック内で最後に rescue された
例外オブジェクト ($!) を再発生させます。そのような
例外が存在しないが自身は捕捉されている時には例外 RuntimeError を発生させます。

//emlist[例][ruby]{
begin
open("nonexist")
rescue
raise #=> `open': No such file or d...

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