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WIN32OLE#invoke(name, *args) -> object | nil (27413.0)

メソッド名を指定してオブジェクトのメソッドを呼び出します。

...を呼び出します。

OLEオートメーションサーバのメソッドを動的に呼び出したい場合に利用します。

なお、OLEオートメーションの仕様により、メソッド名の大文字、小文字は区別
されません。

@param name メソッド名を文字...
...nil
@raise WIN32OLERuntimeError オートメーションサーバの呼び出しに失敗しました。
理由はメッセージのHRESULTを調べてください。
e
xcel = WIN32OLE.new('Excel.Application')
workbook = excel.workbooks.invoke(:Open, :FileName => 'c...
...\\users\\public\\test.xml',
:ReadOnly => true,
:Password => 'secret')
e
xcel.invoke(:Quit)

このリストは、以下の記述と同等です。

e
xcel = WIN32OLE.new('Excel.Application')
workbook = excel.wo...

WIN32OLE_METHOD#invoke_kind -> String (18343.0)

メソッドの種類を文字列で取得します。

...、OLEオートメーションクライアントの記
述言語がどのような形式でサーバ呼び出しを記述すべきかを指定した属性値で
す。

@return メソッドの種類を示す文字列を返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library...
...', 'Workbooks')
method = WIN32OLE_METHOD.new(tobj, 'Add')
puts method.invoke_kind # => "FUNC"

返送値は以下のいずれかとなります。値の意味は
WIN32OLE_METHOD#invkindの説明を参照してください。

: PORPERTY
INVOKE
_PROPETYGETとINVOKE_PROPETYPUTの両方が設定...
...されています。
: PROPERTYGET
INVOKE
_PROPETYGETが設定されています。
: PROPERTYPUT
INVOKE
_PROPERTYPUTが設定されています。
: PROPERTYPUTREF
INVOKE
_PROPERTYPUTREFが設定されています。
: FUNC
INVOKE
_FUNCが設定されています。
: UNKNOWN
上記のいず...

WIN32OLE#ole_func_methods -> [WIN32OLE_METHOD] (15506.0)

オブジェクトのファンクション情報をWIN32OLE_METHODの配列として返し ます。

...WIN32OLE_METHODの配列として返し
ます。

ole_func_methodsメソッドは、OLEオートメーションサーバのメソッドのうちファ
ンクション(何らかの機能的な操作)に属するものをWIN32OLE_METHODの
配列として返します。

@return WIN32OLE_METHOD...
...e WIN32OLERuntimeError オートメーションサーバの呼び出しに失敗しました。
型情報ライブラリ(TypeLib)が提供されていない場合などに発生します。

e
xcel = WIN32OLE.new('Excel.Application')
e
xcel.visible = true
e
xcel.ole...
..._func_methods.each do |fun|
if fun.name.upcase == 'QUIT'
e
xcel._invoke(fun.dispid, [], [])
break
e
nd
e
nd

@see WIN32OLE#ole_methods, WIN32OLE#ole_get_methods,
WIN32OLE#ole_put_methods...

WIN32OLE#_invoke(dispid, args, types) -> object | nil (15407.0)

DISPIDとパラメータの型を指定してオブジェクトのメソッドを呼び出します。

...ドトリッ
プを減らして処理速度を向上させることを目的としたものです。後者の目的に
ついては、DLLの形式で型情報(TypeLib)を提供しているサーバに対してはあ
まり意味を持ちません。そのため、型の高精度な制御が不...
...配列を指定し
ます。

@param types メソッドの引数の型を配列で指定します。引数の順序は最左端の
引数のインデックスを0とします。型の指定には、
WIN32OLE::VARIANTの定数を利用します。引数が不要...
...return メソッドの返り値。ただし返り値を持たないメソッドの場合はnil

@raise WIN32OLERuntimeError オートメーションサーバの呼び出しに失敗しました。
理由はメッセージのHRESULTを調べてください。

e
xcel...

GC::Profiler.result -> String (12318.0)

GC のプロファイル情報をフォーマットし、文字列として返します。

...た場合の実行例です。

$ ruby -e "GC::Profiler.enable; a = Array.new(100000){ 'aa' }; puts GC::Profiler.result"
GC 5 invokes.
Index Invoke Time(sec) Use Size(byte) Total Size(byte) Total Object GC Time(ms)
1 0.012...
...: GC invokes
GC の起動回数
: Invoke Time
Ruby が起動してから GC が起動するまでに経過した時間
: Use Size
ヒープ内での使用サイズ
: Total Size
ヒープ全体のサイズ
: Total Object
ヒープ内に存在するオブジェクトの個数
: GC Time
GC...
...の処理時間

@see GC::Profiler.report...

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WIN32OLE#method_missing(id, *args) -> object | nil (9322.0)

WIN32OLE#invokeメソッドを実行します。

...WIN32OLE#invokeメソッドを実行します。

WIN32OLEのインスタンスに対して、このリファレンスに明記されていないメソッ
ドを呼び出した場合、OLEオートメーションサーバのメソッド(プロパティ)呼
び出しと解釈します。

@param...
...aram args メソッドの引数を指定します。
@return メソッドの返り値。ただし返り値を持たないメソッドの場合はnil
@raise RuntimeError idが有効なシンボルではありません。
@raise WIN32OLERuntimeError オートメーションサーバの呼び出し...
...ジのHRESULTを調べてください。

WIN32OLEはOLEオートメーションオブジェクトのメソッド呼び出しを
method_missingを利用して実行します。このためWIN32OLEを継承するクラスを
作成してmethod_missingをオーバーライドする場合、superを呼...

GC::Profiler.report(out = $stdout) -> nil (9306.0)

GC::Profiler.result の結果を out に出力します。

...filer.result の結果を out に出力します。

@param out 結果の出力先を指定します。デフォルトは $stdout です。

//emlist[例][ruby]{
GC::Profiler.enable
GC.start
GC::Profiler.report

# => GC 4 invokes.
# Index Invoke Time(sec) Use Size(byte) Total Size(byte)...
...Total Object GC Time(ms)
# 1 0.019 303720 1269840 31746 1.25899999999999967493
//}

@see GC::Profiler.result...

WIN32OLE_METHOD#invkind -> Integer (6236.0)

メソッドの種類を示すINVOKEKIND列挙値を取得します。

...INVOKEKIND列挙値を取得します。

ここで言うメソッドの種類というのは、OLEオートメーションクライアントの記
述言語がどのような形式でサーバ呼び出しを記述すべきかを指定した属性値で
す。

@return メソッドのINVOKEKIND...
...tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'Workbooks')
method = WIN32OLE_METHOD.new(tobj, 'Add')
puts method.invkind # => 1

INVOKE
KIND列挙値は以下の通りです。メソッドの種類は以下の値の論理和で示
されます。

: INVOKE_FUNC(1)
関数...
...式で記述するメソッドです。
: INVOKE_PROPERTYGET(2)
プロパティ参照形式で記述するメソッドです。
: INVOKE_PROPERTYPUT(4)
プロパティに値を設定する形式で記述するメソッドです。
: INVOKE_PROPERTYPUTREF(8)
プロパティに参照を設定す...

GC::Profiler.raw_data -> [Hash, ...] | nil (6234.0)

GC のプロファイル情報を GC の発生ごとに Hash の配列 (:GC_INVOKE_TIME が早いもの順)で返します。GC::Profiler が有効になっ ていない場合は nil を返します。

...の配列
(:GC_INVOKE_TIME が早いもの順)で返します。GC::Profiler が有効になっ
ていない場合は nil を返します。

例:

GC::Profiler.enable
GC.start
GC::Profiler.raw_data
# => [
{
:GC_TIME=>1.3000000000000858e-05,
:GC_INVOKE_TIME=>0.0106349999999...
...99999,
:HEAP_USE_SIZE=>289640,
:HEAP_TOTAL_SIZE=>588960,
:HEAP_TOTAL_OBJECTS=>14724,
:GC_IS_MARKED=>false
},
# ...
]

各項目の意味を以下に示します。

: :GC_TIME

GC の処理時間(秒)

: :GC_INVOKE_TIME

Ruby が起動してから GC が起...
...:HEAP_USE_SIZE

ヒープ内での使用サイズ(バイト)

: :HEAP_TOTAL_SIZE

ヒープ全体のサイズ(バイト)

: :HEAP_TOTAL_OBJECTS

ヒープ内に存在するオブジェクトの個数

: :GC_IS_MARKED

GC がマークフェイズかどうか

また、GC_PROFILE_MORE_DETAIL...

WIN32OLE_METHOD#dispid -> Integer (6212.0)

メソッドのディスパッチID(DISPID)を取得します。

...N32OLEでは、
WIN32OLE#_invokeなどのメソッドで、呼び出すサーバのメソッドを指定
するのに利用します。

@return メソッドのDISPIDを返します。

tobj = WIN32OLE_TYPE.new('Microsoft Excel 14.0 Object Library', 'Workbooks')
method = WIN32OLE_METHOD.new(to...
...bj, 'Add')
puts method.dispid # => 181

@see WIN32OLE#_invoke, WIN32OLE#_getproperty,
WIN32OLE#_setproperty...

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