るりまサーチ (Ruby 2.4.0)

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検索結果

Kernel.#binding -> Binding (81757.0)

変数・メソッドなどの環境情報を含んだ Binding オブジェクトを 生成して返します。通常、Kernel.#eval の第二引数として使います。

変数・メソッドなどの環境情報を含んだ Binding オブジェクトを
生成して返します。通常、Kernel.#eval の第二引数として使います。

//emlist[例][ruby]{
def foo
a = 1
binding
end

eval("p a", foo) #=> 1
//}

@see Kernel.#eval,Object::TOPLEVEL_BINDING

Kernel.#set_trace_func(proc) -> Proc (27253.0)

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして
指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

Ruby インタプリタがプログラムを実行する過程で、メソッドの呼び出しや
式の評価などのイベントが発生する度に、以下で説明する6個の引数とともに
登録された Proc オブジェクトを実行します。

標準添付の debug、tracer、
profile はこの組み込み関数を利用して実現されています。

=== ブロックパラメータの意味

渡す Proc オブジェクトのパラメータは
//emlist[][ruby]{
proc{|...

Binding#eval(expr, fname = __FILE__, lineno = 1) -> object (27121.0)

自身をコンテキストとし文字列 expr を Ruby プログラムとして評価しその結果を返します。 組み込み関数 Kernel.#eval を使って eval(expr, self, fname, lineno) とするのと同じです。

自身をコンテキストとし文字列 expr を
Ruby プログラムとして評価しその結果を返します。
組み込み関数 Kernel.#eval を使って
eval(expr, self, fname, lineno) とするのと同じです。

@param expr 評価したい式を文字列で与えます。

@param fname ファイル名を文字列で与えます。式 expr が fname というファイル名にあるかのように実行されます。

@param lineno 行番号を整数で与えます。式 expr の先頭行の行番号が lineno であるかのように実行されます。

//emlist[例][rub...

Kernel.#eval(expr) -> object (27103.0)

文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。

文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま
す。第2引数に
Binding オブジェクトを与えた場合、
そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。

expr の中のローカル変数の扱いはブロックの場合と同じです。すなわち、eval
実行前に補足されていた変数は eval 実行後にブロック外に持ち出せます。

fname と lineno が与えられた場合には、ファイル
fname の行番号 lineno から文字列 expr が書かれているかのように
コンパイルされます。スタックトレースの表示などを差し替えることが
できます。

bind によ...

Kernel.#eval(expr, bind, fname = "(eval)", lineno = 1) -> object (27103.0)

文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。

文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま
す。第2引数に
Binding オブジェクトを与えた場合、
そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。

expr の中のローカル変数の扱いはブロックの場合と同じです。すなわち、eval
実行前に補足されていた変数は eval 実行後にブロック外に持ち出せます。

fname と lineno が与えられた場合には、ファイル
fname の行番号 lineno から文字列 expr が書かれているかのように
コンパイルされます。スタックトレースの表示などを差し替えることが
できます。

bind によ...

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Kernel#xmp(exps, bind = nil) -> XMP (27073.0)

引数 exps で指定されたRuby のソースコードとその実行結果を、標準出力に行 ごとに交互に表示します。

引数 exps で指定されたRuby のソースコードとその実行結果を、標準出力に行
ごとに交互に表示します。

@param exps 評価するRuby のソースコードを文字列で指定します。

@param bind Binding オブジェクトを指定します。省略した場合は、最
後に実行した XMP#puts、Kernel#xmp の
Binding を使用します。まだ何も実行していない場合は
Object::TOPLEVEL_BINDING を使用します。

Binding (18109.0)

ローカル変数のテーブルと self、モジュールのネストなどの情報を保 持するオブジェクトのクラスです。

ローカル変数のテーブルと self、モジュールのネストなどの情報を保
持するオブジェクトのクラスです。

組み込み関数 Kernel.#binding と Proc#binding によっ
てのみ生成され、Kernel.#eval の第 2 引数に使用します。
またトップレベルの Binding オブジェクトとして組み込み定数
Object::TOPLEVEL_BINDING が用意されています。

Tracer.add_filter {|event, file, line, id, binding, klass| .... } (358.0)

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。 何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。 与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば トレースは出力されます。

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。
何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。
与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば
トレースは出力されます。



フィルタは複数追加でき、
そのうち一つでも偽を返すとトレースの出力は抑制されます。

@param proc トレース出力するかどうかを決定する手続きオブジェクトを指定します。
通常、true か falseを返す必要があります。

フィルタ手続きは引数として event, file, line, id, binding, klass の...

Thread#set_trace_func(pr) -> Proc | nil (235.0)

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

nil を渡すとトレースを解除します。

設定したハンドラを返します。

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#...

irb (199.0)

irb は Interactive Ruby の略です。 irb を使うと、Ruby の式を標準入力から簡単に入力・実行することができます。

irb は Interactive Ruby の略です。
irb を使うと、Ruby の式を標準入力から簡単に入力・実行することができます。

=== irb の使い方

Ruby さえ知っていれば irb を使うのは簡単です。
irb コマンドを実行すると、以下のようなプロンプトが表れます。

$ irb
irb(main):001:0>

あとは Ruby の式を入力するだけで、その式が実行され、結果が表示されます。

irb(main):001:0> 1+2
3
irb(main):002:0> class Foo
irb(main):003:1> def f...

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Thread#add_trace_func(pr) -> Proc (163.0)

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

追加したハンドラを返します。

@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ...

NEWS for Ruby 2.1.0 (145.0)

NEWS for Ruby 2.1.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.1.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.0.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* キーワード引数のデフォルト値が省略可能になりました。これらの「必須キーワード引数」は呼び出し時に明示的に与えなければなりません。

* 整数や小数のリテラルの末尾に'r','i','...

NEWS for Ruby 2.2.0 (127.0)

NEWS for Ruby 2.2.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

NEWS for Ruby 2.2.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。

== 2.1.0 以降の変更

=== 言語仕様の変更

* nil/true/false
* nil/true/false はフリーズされました 8923

* Hash リテラル
* 後ろにコロンのあるシンボルをキーにしたと...

irb/xmp (109.0)

Ruby のソースコードとその実行結果を、行ごとに交互に表示するためのライブ ラリです。irb を実行しなくても、使用することが出来ます。

Ruby のソースコードとその実行結果を、行ごとに交互に表示するためのライブ
ラリです。irb を実行しなくても、使用することが出来ます。


実行結果を得るためには、Kernel#xmp と、XMP#puts を使った方
法があります。どちらの場合も XMP がコンテキスト情報を保持するため、
実行結果に差分はありません。(Binding を指定できるタイミングは違い
ます)

=== 関数(Kernel#xmp)を使って実行結果を得る

Kernel#xmp では、以下のように Ruby のソースコードを文字列として渡
す事で実行結果を標準出力に表示します。

$ cat t.rb
...

ruby 1.8.4 feature (91.0)

ruby 1.8.4 feature ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。

ruby 1.8.4 feature
ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。

掲載方針

*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。

以下は各変更点に付けるべきタグです。

記号について(特に重要なものは大文字(主観))

# * カテゴリ
# * [ruby]: ruby インタプリタの変更
# * [api]: 拡張ライブラリ API
# * [lib]: ライブラリ
* レベル
* [bug]: バグ修正
* [new]: 追加され...

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NEWS for Ruby 2.4.0 (73.0)

NEWS for Ruby 2.4.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

...NEWS for Ruby 2.4.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。

それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリス...
...* Regexp#match? を追加 8110
true/false を返し、バックリファレンスを生成しません。
* Onigmo 6.0.0 に更新 (Ruby 2.4.0)
* Onigmo 6.1.1 に更新 (Ruby 2.4.1)
* 非包含オペレータ(absence operator)をサポートしました https://github.com/k-taka...

XMP.new(bind = nil) -> XMP (73.0)

自身を初期化します。

自身を初期化します。

@param bind Binding オブジェクトを指定します。省略した場合は、最
後に実行した XMP#puts、Kernel#xmp の
Binding を使用します。まだ何も実行していない場合は
Object::TOPLEVEL_BINDING を使用します。

@see XMP#puts

Tracer.add_filter(proc) (58.0)

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。 何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。 与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば トレースは出力されます。

トレース出力するかどうかを決定するフィルタを追加します。
何もフィルタを与えない場合はすべての行についてトレース情報が出力されます。
与えられた手続き(ブロックまたはProcオブジェクト)が真を返せば
トレースは出力されます。



フィルタは複数追加でき、
そのうち一つでも偽を返すとトレースの出力は抑制されます。

@param proc トレース出力するかどうかを決定する手続きオブジェクトを指定します。
通常、true か falseを返す必要があります。

フィルタ手続きは引数として event, file, line, id, binding, klass の...

tracer (55.0)

実行トレース出力をとる機能を提供します。

実行トレース出力をとる機能を提供します。

使い方は大きく分けて2通り。

ひとつは以下のようにコマンドラインから Kernel.#require する方法です。
hoge.rb の実行をすべてトレース出力します。

ruby -rtracer hoge.rb

もうひとつはソースからrequireする方法です。

require 'tracer'

とした後

Tracer.on

によりトレース出力を有効にします。

Tracer.off

によりトレース出力を無効にします。

また、ブロック付きで Tracer.on を呼び出すと、そのブロック内のみ
トレースを出力します...

ruby 1.6 feature (37.0)

ruby 1.6 feature ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン になります。

ruby 1.6 feature
ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン
になります。

((<stable-snapshot|URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/stable-snapshot.tar.gz>)) は、日々更新される安定版の最新ソースです。

== 1.6.8 (2002-12-24) -> stable-snapshot

: 2003-01-22: errno

EAGAIN と EWOULDBLOCK が同じ値のシステムで、EWOULDBLOCK がなくなっ
ていま...

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ruby 1.9 feature (37.0)

ruby 1.9 feature ruby version 1.9.0 は開発版です。 以下にあげる機能は将来削除されたり互換性のない仕様変更がなされるかもしれません。 1.9.1 以降は安定版です。 バグ修正がメインになります。

ruby 1.9 feature
ruby version 1.9.0 は開発版です。
以下にあげる機能は将来削除されたり互換性のない仕様変更がなされるかもしれません。
1.9.1 以降は安定版です。
バグ修正がメインになります。

記号について(特に重要なものは大文字(主観))

* カテゴリ
* [ruby]: ruby インタプリタの変更
* [api]: 拡張ライブラリ API
* [lib]: ライブラリ
* [parser]: 文法の変更
* [regexp]: 正規表現の機能拡張
* [marshal]: Marshal ファイルのフォーマット変更
* ...