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別のキーワード

  1. _builtin -
  2. open-uri open
  3. irb/input-method gets
  4. irb/input-method new
  5. matrix -

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String#to_i(base = 10) -> Integer (36668.0)

文字列を 10 進数表現された整数であると解釈して、整数に変換します。

...mlist[例][ruby]{
p " 10".to_i # => 10
p "+10".to_i # => 10
p "-10".to_i # => -10

p "010".to_i # => 10
p "-010".to_i # => -10
//}

整数とみなせない文字があればそこまでを変換対象とします。
変換対象が空文字列であれば 0 を返します。

//emlis...
...t[例][ruby]{
p "0x11".to_i # => 0
p "".to_i # => 0
//}

基数を指定することでデフォルトの 10 進以外に 2 〜 36 進数表現へ変換できます。
それぞれ Ruby の整数リテラルで使用可能なプリフィクスは無視されます。
また、base に 0 を...
...rgumentError が発生します。

//emlist[例][ruby]{
p "01".to_i(2) # => 1
p "0b1".to_i(2) # => 1

p "07".to_i(8) # => 7
p "0o7".to_i(8) # => 7

p "1f".to_i(16) # => 31
p "0x1f".to_i(16) # => 31

p "0b10".to_i(0) # => 2
p "0o10".to_i(0) # => 8
p "010".to_i(0) # => 8
p "0d10".to_i...

String#to_r -> Rational (36536.0)

自身を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

...自身を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

Kernel.#Rational に文字列を指定した時のように、以下のいずれかの形
式で指定します。

* "1/3" のような分数の形式
* "0.3" のような10進数の形式
* "0.3E0" のような x.xEn の形...
...スコアで繋いだ形式

//emlist[例][ruby]{
' 2 '.to_r # => (2/1)
'1/3'.to_r # => (1/3)
'-9.2'.to_r # => (-46/5)
'-9.2E2'.to_r # => (-920/1)
'1_234_567'.to_r # => (1234567/1)
'1_234/5_678'.to_r # => (617/2839)
//}

Kernel.#Rational に文字列を指定した時...
...//emlist[][ruby]{
'21 june 09'.to_r # => (21/1)
'21/06/09'.to_r # => (7/2) # 21/6 を約分して 7/2。
//}

変換できないような文字列を指定した場合は 0/1 を返します。

//emlist[][ruby]{
'foo'.to_r # => (0/1)
''.to_r # => (0/1)
'bwv 1079'.to_r #...

String#to_str -> String (36536.0)

self を返します。

...emlist[例][ruby]{
p "str".to_s # => "str"
p "str".to_str # => "str"
//}

このメソッドは、文字列を他のクラスのインスタンスと混ぜて処理したいときに有効です。
例えば返り値が文字列か nil であるメソッド some_method があるとき、
to
_s...
...メソッドを使うと以下のように統一的に処理できます。

//emlist[例][ruby]{
# some_method(5).downcase だと返り値が nil のときに
# エラーになるので to_s をはさむ
p some_method(5).to_s.downcase
//}...

String#intern -> Symbol (36315.0)

文字列に対応するシンボル値 Symbol を返します。

...応する文字列を得るには
Symbol#to_s または Symbol#id2name を使います。

シンボル文字列にはヌルキャラクタ("\0")、空の文字列の使用も可能です。

//emlist[例][ruby]{
p "foo".intern # => :foo
p "foo".intern.to_s == "foo" # => true
//}...

String#lines(rs = $/, chomp: false) -> [String] (33537.0)

文字列中の各行を文字列の配列で返します。(self.each_line.to_a と同じです)

...(self.each_line.to_a と同じです)

//emlist[][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".lines # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
//}

行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

r
s に nil を指定す...
...ます。 rs に空文字列 "" を指
定すると「パラグラフモード」になり、 改行コードが 2 つ以上連続するとこ
ろで文字列を分割します (つまり空行で分割します)。

chomp に true を指定すると、分割した各行の末尾から rs を取り...
...//emlist[][ruby]{
"hello\nworld\n".lines # => ["hello\n", "world\n"]
"hello\nworld\n".lines(chomp: true) # => ["hello", "world"]
//}

@param rs 行末を示す文字列

@param chomp 分割した各行に対して String#chomp と同等の結果を得
る場合は true を...

絞り込み条件を変える

String#to_s -> String (33536.0)

self を返します。

...emlist[例][ruby]{
p "str".to_s # => "str"
p "str".to_str # => "str"
//}

このメソッドは、文字列を他のクラスのインスタンスと混ぜて処理したいときに有効です。
例えば返り値が文字列か nil であるメソッド some_method があるとき、
to
_s...
...メソッドを使うと以下のように統一的に処理できます。

//emlist[例][ruby]{
# some_method(5).downcase だと返り値が nil のときに
# エラーになるので to_s をはさむ
p some_method(5).to_s.downcase
//}...

String#lines(rs = $/) -> [String] (33531.0)

文字列中の各行を文字列の配列で返します。(self.each_line.to_a と同じです)

...(self.each_line.to_a と同じです)

//emlist[][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".lines # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
//}

行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

r
s に nil を指定す...
... rs に空文字列 "" を指
定すると「パラグラフモード」になり、 改行コードが 2 つ以上連続するとこ
ろで文字列を分割します (つまり空行で分割します)。


@param rs 行末を示す文字列


ブロックが指定された場合は String#each_li...
...ne と同じように動作します。

R
uby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#each_line...

String#to_c -> Complex (33503.0)

自身を複素数 (Complex) に変換した結果を返します。

...身を複素数 (Complex) に変換した結果を返します。

以下の形式を解析できます。i、j は大文字、小文字のどちらでも解析できます。

* 実部+虚部i
* 実部+虚部j
* 絶対値@偏角

それぞれの数値は以下のいずれかの形式で指定し...
...0i を返します。

//emlist[例][ruby]{
'9'.to_c # => (9+0i)
'2.5'.to_c # => (2.5+0i)
'2.5/1'.to_c # => ((5/2)+0i)
'-3/2'.to_c # => ((-3/2)+0i)
'-i'.to_c # => (0-1i)
'45i'.to_c # => (0+45i)
'3-4i'.to_c # => (3-4i)
'-4e2-4e-2i'.to_c # => (-4...
...00.0-0.04i)
'-0.0-0.0i'.to_c # => (-0.0-0.0i)
'1/2+3/4i'.to_c # => ((1/2)+(3/4)*i)
'10@10'.to_c # => (-8.390715290764524-5.440211108893697i)
'-0.3_3'.to_c # => (-0.33+0i)
" \t\r\n5+3i".to_c # => (5+3i)
'5+3ix'.to_c # => (5+3i)
'ruby'.to_c # => (0+0i)
//}...

String#each_codepoint -> Enumerator (33450.0)

文字列の各コードポイントに対して繰り返します。

...トに対して繰り返します。

UTF-8/UTF-16(BE|LE)/UTF-32(BE|LE) 以外のエンコーディングに対しては
各文字のバイナリ表現由来の値になります。

//emlist[例][ruby]{
#coding:UTF-8
"hello わーるど".each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 12431,...
...12540, 12427, 12393]
"hello わーるど".encode('euc-jp').each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 42223, 41404, 42219, 42185]
//}

@see String#codepoints...

String#each_line(rs = $/) -> Enumerator (33438.0)

文字列中の各行に対して繰り返します。 行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。 各 line には区切りの文字列も含みます。

...て繰り返します。
行の区切りは rs に指定した文字列で、
そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

r
s に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
r
s に空文字列 "" を指定すると「...
...ます)。

@param rs 行末を示す文字列

//emlist[例][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".each_line do |line|
p line
end
# => "aa\n"
# => "bb\n"
# => "cc\n"

p "aa\nbb\ncc\n".lines.to_a # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
p "aa\n".lines.to_a # => ["aa\n"]
p "".lines.to_a...
...# => []

s = "aa\nbb\ncc\n"
p s.lines("\n").to_a #=> ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
p s.lines("bb").to_a #=> ["aa\nbb", "\ncc\n"]
//}

@see String#lines...

絞り込み条件を変える

String#each_line(rs = $/) {|line| ... } -> self (33438.0)

文字列中の各行に対して繰り返します。 行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。 各 line には区切りの文字列も含みます。

...て繰り返します。
行の区切りは rs に指定した文字列で、
そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

r
s に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
r
s に空文字列 "" を指定すると「...
...ます)。

@param rs 行末を示す文字列

//emlist[例][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".each_line do |line|
p line
end
# => "aa\n"
# => "bb\n"
# => "cc\n"

p "aa\nbb\ncc\n".lines.to_a # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
p "aa\n".lines.to_a # => ["aa\n"]
p "".lines.to_a...
...# => []

s = "aa\nbb\ncc\n"
p s.lines("\n").to_a #=> ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
p s.lines("bb").to_a #=> ["aa\nbb", "\ncc\n"]
//}

@see String#lines...

String#each_line(rs = $/, chomp: false) -> Enumerator (33438.0)

文字列中の各行に対して繰り返します。 行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。 各 line には区切りの文字列も含みます。

...て繰り返します。
行の区切りは rs に指定した文字列で、
そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

r
s に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
r
s に空文字列 "" を指定すると「...
...します)。

@param rs 行末を示す文字列
@param chomp true を指定すると各行の末尾から rs を取り除きます。

//emlist[例][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".each_line do |line|
p line
end
# => "aa\n"
# => "bb\n"
# => "cc\n"

p "aa\nbb\ncc\n".lines.to_a # => ["aa\n"...
..., "bb\n", "cc\n"]
p "aa\n".lines.to_a # => ["aa\n"]
p "".lines.to_a # => []

s = "aa\nbb\ncc\n"
p s.lines("\n").to_a #=> ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
p s.lines("bb").to_a #=> ["aa\nbb", "\ncc\n"]
//}

@see String#lines...
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