ライブラリ
- ビルトイン (3)
- fiddle (12)
-
fiddle
/ import (5) - strscan (5)
クラス
- Array (2)
-
Fiddle
:: CStruct (1) -
Fiddle
:: Function (2) -
Fiddle
:: Pointer (9) - String (1)
- StringScanner (4)
モジュール
-
Fiddle
:: Importer (3)
キーワード
- +@ (1)
- -@ (1)
- CStruct (1)
- Pointer (1)
- StringScanner (1)
- bind (1)
- call (1)
- fiddle (1)
- free (1)
- free= (1)
-
import
_ symbol (1) -
is
_ pointer _ to _ heap (1) - malloc (1)
- new (2)
- pack (2)
- pack テンプレート文字列 (1)
- pointer= (1)
- pos (1)
- pos= (1)
- ptr (1)
- ref (1)
-
ruby 1
. 8 . 4 feature (1) - sizeof (1)
-
to
_ ptr (1) -
to
_ value (1) - unpack (1)
検索結果
先頭5件
-
StringScanner
# pointer -> Integer (63304.0) -
現在のスキャンポインタのインデックスを返します。
現在のスキャンポインタのインデックスを返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
s.pos # => 0
s.scan(/\w+/) # => "test"
s.pos # => 4
s.scan(/\w+/) # => nil
s.pos # => 4
s.scan(/\s+/) # => " "
s.pos # => 5
//}
@see StringScanner#charpos -
Fiddle
:: Pointer . malloc(size , free = nil) -> Fiddle :: Pointer (27688.0) -
与えられた長さ size のメモリ領域を確保し、それを表す Pointer オブジェクトを生成して返します。
与えられた長さ size のメモリ領域を確保し、それを表す Pointer オブジェクトを生成して返します。
@param size 確保したいメモリ領域のサイズを整数で指定します。
@param free GC 時に呼ばれる Pointer オブジェクトの free 関数を
Fiddle::Function オブジェクトか整数で指定します。 -
StringScanner
# pointer=(n) (27304.0) -
スキャンポインタのインデックスを n にセットします。
スキャンポインタのインデックスを n にセットします。
@param n 整数で、バイト単位で指定します。
負数を指定すると文字列の末尾からのオフセットとして扱います。
@raise RangeError マッチ対象の文字列の長さを超える値を指定すると発生します。
@return n を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
p s.scan(/\w+/) # => "test"
p s.pos = 1 # => 1
p s.scan(/\... -
Array
# pack(template) -> String (19255.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上... -
Array
# pack(template , buffer: String . new) -> String (19255.0) -
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、 バイナリとしてパックした文字列を返します。
配列の内容を template で指定された文字列にしたがって、
バイナリとしてパックした文字列を返します。
テンプレートは
型指定文字列とその長さ(省略時は1)を並べたものです。長さと
して * が指定された時は「残りのデータ全て」の長さを
表します。型指定文字は以下で述べる pack テンプレート文字列の通りです。
buffer が指定されていれば、バッファとして使って返値として返します。
もし template の最初にオフセット (@) が指定されていれば、
結果はオフセットの後ろから詰められます。
buffer の元の内容がオフセットより長ければ、
オフセットより後ろの部分は上... -
String
# unpack(template) -> Array (19255.0) -
Array#pack で生成された文字列を テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、 それらの要素を含む配列を返します。
Array#pack で生成された文字列を
テンプレート文字列 template にしたがってアンパックし、
それらの要素を含む配列を返します。
@param template pack テンプレート文字列
@return オブジェクトの配列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack、String#unpack1
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大... -
pack テンプレート文字列 (18955.0)
-
pack テンプレート文字列
pack テンプレート文字列
以下にあげるものは、Array#pack、String#unpack、String#unpack1
のテンプレート文字の一覧です。テンプレート文字は後に「長さ」を表す数字
を続けることができます。「長さ」の代わりに`*'とすることで「残り全て」
を表すこともできます。
長さの意味はテンプレート文字により異なりますが大抵、
"iiii"
のように連続するテンプレート文字は
"i4"
と書き換えることができます。
テンプレート文字列中の空白類は無視されます。
また、`#' から改行あるいはテンプレート文字列の最後まではコメントとみな
され無視されます。... -
static inline int is
_ pointer _ to _ heap(void *ptr) (18601.0) -
-
Fiddle
:: Function # call(*args) -> Integer|DL :: CPtr|nil (18553.0) -
関数を呼び出します。
関数を呼び出します。
Fiddle::Function.new で指定した引数と返り値の型に基いて
Ruby のオブジェクトを適切に C のデータに変換して C の関数を呼び出し、
その返り値を Ruby のオブジェクトに変換して返します。
引数の変換は以下の通りです。
: void* (つまり任意のポインタ型)
nil ならば C の NULL に変換されます
Fiddle::Pointer は保持している C ポインタに変換されます。
文字列であればその先頭ポインタになります。
IO オブジェクトであれば FILE* が渡されます。
整数であればそれがアドレスとみ... -
Fiddle
:: CStruct (18067.0) -
C の構造体を表すクラスです。
C の構造体を表すクラスです。
このクラスは直接は使わず、Fiddle::Importer#struct を用いて
このクラスを継承したクラスを生成し、それを利用します。
Fiddle::Importer#struct が生成するクラスには
構造体の各メンバへのアクセサが定義されています。
このアクセサはシグネチャの型とメンバ名に従って定義されます。
例えば
require 'fiddle/import'
include Fiddle::Importer
S = struct(["long foo", "void* bar"])
とすると、 S#foo, S#foo= という... -
Fiddle
:: Pointer (18049.0) -
メモリ領域を表すクラスです。C 言語のポインタに相当します。
メモリ領域を表すクラスです。C 言語のポインタに相当します。
2.2.0 で削除された dl の DL::CPtr に対応します。
DL::CPtrとほぼ同じインターフェースを持ちます。 -
StringScanner (18037.0)
-
StringScanner は文字列スキャナクラスです。 簡単に高速なスキャナを記述できます。
StringScanner は文字列スキャナクラスです。
簡単に高速なスキャナを記述できます。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('This is an example string')
s.eos? #=> false
p s.scan(/\w+/) #=> "This"
p s.scan(/\w+/) #=> nil
p s.scan(/\s+/) #=> " "
p s.scan(/\s+/) #=> nil
p s.scan(/\w+/) #=> "is"... -
StringScanner
# pos -> Integer (18004.0) -
現在のスキャンポインタのインデックスを返します。
現在のスキャンポインタのインデックスを返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
s.pos # => 0
s.scan(/\w+/) # => "test"
s.pos # => 4
s.scan(/\w+/) # => nil
s.pos # => 4
s.scan(/\s+/) # => " "
s.pos # => 5
//}
@see StringScanner#charpos -
StringScanner
# pos=(n) (18004.0) -
スキャンポインタのインデックスを n にセットします。
スキャンポインタのインデックスを n にセットします。
@param n 整数で、バイト単位で指定します。
負数を指定すると文字列の末尾からのオフセットとして扱います。
@raise RangeError マッチ対象の文字列の長さを超える値を指定すると発生します。
@return n を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'strscan'
s = StringScanner.new('test string')
p s.scan(/\w+/) # => "test"
p s.pos = 1 # => 1
p s.scan(/\... -
Fiddle
:: Function . new(ptr , args , ret _ type , abi=Fiddle :: Function :: DEFAULT , name: nil) -> Fiddle :: Function (9709.0) -
ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを 生成します。
ptr (関数ポインタ)から Fiddle::Function オブジェクトを
生成します。
ptr には Fiddle::Handle から Fiddle::Handle#sym などで取りだした
関数ポインタ(を表す整数)、もしくは関数を指している
Fiddle::Pointer を渡します。
args、ret_type で関数の引数と返り値の型を指定します。これには以下の
定数が利用できます。「-TYPE_INT」 のように符号を反転させると unsigned を
意味します。
* Fiddle::TYPE_VOID
* Fiddle::TYPE_VOIDP
* Fidd... -
Fiddle
:: Pointer # -@ -> Fiddle :: Pointer (9421.0) -
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。 C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。
C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref.ptr.to_s ... -
Fiddle
:: Pointer # ref -> Fiddle :: Pointer (9421.0) -
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。 C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
自身を指す Pointer オブジェクトを返します。
C 言語におけるポインタへのアドレス演算子の適用 &p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
p cref.ptr.to_s ... -
Fiddle
:: Pointer . new(addr , size = 0 , free = nil) -> Fiddle :: Pointer (9406.0) -
与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。
与えられた addr が指すメモリ領域を表す Pointer オブジェクトを生成して返します。
size を指定した場合、アドレス addr に確保されているメモリ領域のサイズは
size であると仮定されます。GC は free 関数を使用してメモリを解放します。
@param addr 生成する Pointer オブジェクトが指すアドレスを整数で指定します。
@param size 生成する Pointer オブジェクトが指すメモリ領域のサイズを整数で指定します。
@param free GC 時に呼ばれる free 関数を Fiddle::Function オブジェクトか
... -
Fiddle
:: Pointer # +@ -> Fiddle :: Pointer (9391.0) -
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値はポインタであると仮定します。
C 言語におけるポインタのポインタに対する間接参照 *p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
... -
Fiddle
:: Pointer # ptr -> Fiddle :: Pointer (9391.0) -
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値を Pointer にして返します。
自身の指す値はポインタであると仮定します。
C 言語におけるポインタのポインタに対する間接参照 *p と同じです。
この返り値には、free 関数がセットされず、size は 0 とされます。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
cptr = Fiddle::Pointer[s]
cref = cptr.ref
p cref.to_s(4).unpack('l*')[0] #=> 136121648
p cptr.to_i #=> 136121648
... -
Fiddle
:: Pointer # free -> Fiddle :: CFunc (9385.0) -
GC がメモリを解放するのに使用する Fiddle::CFunc オブジェクトを返します。
GC がメモリを解放するのに使用する Fiddle::CFunc オブジェクトを返します。
これは普通 Fiddle::Pointer#free= や Fiddle::Pointer.new によって設定されます。 -
Fiddle
:: Pointer # free=(cfunc) (9367.0) -
GC が自身を解放するのに使う関数を Fiddle::CFunc で指定します。
GC が自身を解放するのに使う関数を Fiddle::CFunc で指定します。
@param cfunc 自身を解放するのに使われる関数を Fiddle::CFunc か整数で指定します。 -
Fiddle
:: Pointer # to _ value -> object (9319.0) -
自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、 自身が指すオブジェクトを返します。
自身はヒープに確保された Ruby のオブジェクトを指すポインタであると仮定して、
自身が指すオブジェクトを返します。
例:
require 'fiddle'
s = 'abc'
i = Fiddle.dlwrap(s)
cptr = Fiddle::Pointer.new(i)
p cptr.to_value #=> "abc" -
Fiddle
:: CStruct # to _ ptr -> Fiddle :: Pointer (9304.0) -
保持している構造体へのポインタを返します。
保持している構造体へのポインタを返します。 -
ruby 1
. 8 . 4 feature (1081.0) -
ruby 1.8.4 feature ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。
ruby 1.8.4 feature
ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。
掲載方針
*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。
以下は各変更点に付けるべきタグです。
記号について(特に重要なものは大文字(主観))
# * カテゴリ
# * [ruby]: ruby インタプリタの変更
# * [api]: 拡張ライブラリ API
# * [lib]: ライブラリ
* レベル
* [bug]: バグ修正
* [new]: 追加され... -
Fiddle
:: Importer # bind(signature , *opts) { . . . } -> Fiddle :: Function (403.0) -
Ruby のブロックを C の関数で wrap し、その関数をモジュールに インポートします。
Ruby のブロックを C の関数で wrap し、その関数をモジュールに
インポートします。
これでインポートされた関数はモジュール関数として定義されます。
また、Fiddle::Importer#[] で Fiddle::Function オブジェクトとして
取り出すことができます。
signature で関数の名前とシネグチャを指定します。例えば
"int compare(void*, void*)" のように指定します。
opts には :stdcall もしくは :cdecl を渡すことができ、
呼出規約を明示することができます。
@return インポートした関数を表す ... -
fiddle (343.0)
-
*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。
*.dllや*.soなど、ダイナミックリンクライブラリを扱うためのライブラリです。
dl と同等の機能を持ちますが、
dl は 2.0 以降deprecated となり、2.2.0 で削除されました。このライブラリ
を代わりに使います。
=== 使い方
通常は fiddle/import ライブラリを require して
Fiddle::Importer モジュールを使用します。
Fiddle モジュール自体はプリミティブな機能しか提供していません。
Fiddle::Importer モジュールは以下のようにユーザが定義した
モジュールを拡張する形で使います。
require ... -
Fiddle
:: Importer # import _ symbol(name) -> Fiddle :: Pointer (340.0) -
取り込んだライブラリからシンボルをインポートします。
取り込んだライブラリからシンボルをインポートします。
返り値はシンボルがロードされたメモリのアドレスを持つ Fiddle::Pointer
オブジェクトを返します。
@param name シンボル名(文字列) -
Fiddle
:: Importer # sizeof(t) -> Integer (85.0) -
C における sizeof(t) の値を返します。
C における sizeof(t) の値を返します。
t が文字列の場合、その文字列が表す C の型の size が返されます。
例えば、sizeof("char") は 1 を返します。
sizeof("char*") は環境によって 4 や 8 といった値を返します。
Fiddle::Importer#struct で定義した
構造体クラスを渡すと、その構造体のサイズを返します。
Fiddle::Importer#union で定義した共用体クラスも同様です。
t がクラスの場合、t が to_ptr というインスタンスメソッドを持っている
ならば t.size を返します。
それ...