ライブラリ
- ビルトイン (43)
クラス
-
ARGF
. class (9) - Dir (1)
-
Encoding
:: InvalidByteSequenceError (1) - Exception (1)
- IO (14)
- Module (1)
- String (1)
- Thread (8)
-
Thread
:: Backtrace :: Location (7)
キーワード
-
absolute
_ path (1) -
add
_ trace _ func (1) -
attr
_ reader (1) - backtrace (1)
-
backtrace
_ locations (3) -
base
_ label (1) - count (1)
- filename (1)
- getc (1)
- inspect (2)
- label (1)
- lineno (1)
- path (2)
- raise (1)
-
read
_ nonblock (2) -
readagain
_ bytes (1) - readchar (2)
- readline (6)
- readlines (3)
- readpartial (2)
-
set
_ trace _ func (1) - status (1)
- sysread (1)
- syswrite (1)
-
to
_ s (1) - write (1)
検索結果
先頭5件
-
ARGF
. class # read(length = nil , str = nil) -> String | nil (78997.0) -
ARGVに指定されたファイルを先頭のファイルからlengthバイト読み込み、 その文字列をstrに出力します。読み込んだ文字列を返します。
ARGVに指定されたファイルを先頭のファイルからlengthバイト読み込み、
その文字列をstrに出力します。読み込んだ文字列を返します。
@param length 読み込むバイト数を指定します。nilの場合はARGVのすべてのファ
イルを読み込みます。
@param str 出力先の文字列。内容は上書きされます。
$ echo "small" > small.txt
$ echo "large" > large.txt
$ ruby glark.rb small.txt large.txt
ARGF.read # => "sm... -
Dir
# read -> String | nil (78697.0) -
ディレクトリストリームから次の要素を読み出して返します。最後の要素 まで読み出していれば nil を返します。
ディレクトリストリームから次の要素を読み出して返します。最後の要素
まで読み出していれば nil を返します。
@raise Errno::EXXX ディレクトリの読み出しに失敗した場合に発生します。
@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'tmpdir'
Dir.mktmpdir do |tmpdir|
File.open("#{tmpdir}/test1.txt", "w") { |f| f.puts("test1") }
File.open("#{tmpdir}/test2... -
IO
# read(length = nil , outbuf = "") -> String | nil (78697.0) -
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
既に EOF に達していれば nil を返します。
ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
例えば、open(空ファイル) {|f| f.read } は "" となります。
@param length 読み込むサイズを整数で指定します。
nil が指定された場合、EOF までの全てのデータを読み込んで、その文字列を返します。... -
Module
# attr _ reader(*name) -> nil (60604.0) -
インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。
インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。
このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。
//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}
@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。 -
Thread
# backtrace _ locations(range) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (51904.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
# backtrace _ locations(start = 0 , length = nil) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (51904.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
# backtrace -> [String] | nil (51604.0) -
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドがすでに終了している場合は nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C1
def m1
sleep 5
end
def m2
m1
end
end
th = Thread.new {C1.new.m2; Thread.stop}
th.backtrace
# => [
# [0] "(irb):3:in `sleep'",
# [1] "(irb):3:in `m1'",
# [2] "(irb):6:in `m2'",
# [3] ... -
Thread
# add _ trace _ func(pr) -> Proc (51304.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
追加したハンドラを返します。
@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ... -
Thread
# set _ trace _ func(pr) -> Proc | nil (51304.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
nil を渡すとトレースを解除します。
設定したハンドラを返します。
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#... -
IO
# read _ nonblock(maxlen , outbuf = nil , exception: true) -> String | Symbol | nil (43063.0) -
IO をノンブロッキングモードに設定し、 その後で read(2) システムコールにより 長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
IO をノンブロッキングモードに設定し、
その後で read(2) システムコールにより
長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
発生した例外 がErrno::EAGAIN、 Errno::EWOULDBLOCK である場合は、
その例外オブジェクトに IO::WaitReadable が Object#extend
されます。
なお、バッファが空でない場合は、read_nonblock はバッファから読み込みます。この場合、read(2) システムコールは呼ばれません... -
Exception
# backtrace _ locations -> [Thread :: Backtrace :: Location] (42904.0) -
バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。
バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。
現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。
//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
... -
ARGF
. class # read _ nonblock(maxlen , outbuf = nil) -> String (42673.0) -
処理中のファイルからノンブロッキングモードで最大 maxlen バイト読み込みます。 詳しくは IO#read_nonblock を参照してください。
処理中のファイルからノンブロッキングモードで最大 maxlen バイト読み込みます。
詳しくは IO#read_nonblock を参照してください。
ARGF.class#read などとは違って複数ファイルを同時に読み込むことはありません。
@param maxlen 読み込む長さの上限を整数で指定します。
@param outbuf 読み込んだデータを格納する String オブジェクトを指定します。
@see ARGF.class#readpartial -
ARGF
. class # readpartial(maxlen , outbuf = nil) -> String (42670.0) -
IO#readpartialを参照。ARGF.class#read などとは違って複数ファ イルを同時に読み込むことはありません。
IO#readpartialを参照。ARGF.class#read などとは違って複数ファ
イルを同時に読み込むことはありません。
@param maxlen 読み込む長さの上限を整数で指定します。
@param outbuf 読み込んだデータを格納する String オブジェクトを指定します。
@see IO#readpartial, ARGF.class#read_nonblock -
IO
# sysread(maxlen , outbuf = "") -> String (42652.0) -
read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを 含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作 をすることがあります。
read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを
含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
@param maxlen 入力のサイズを整数で指定します。
@param outbuf 出力用のバッファを文字列で指定します。IO#sysread は読み込んだデータを
... -
IO
# readchar -> String (42622.0) -
IO ポートから 1 文字読み込んで返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
IO ポートから 1 文字読み込んで返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
IO#getc との違いは EOF での振る舞いのみです。
@raise EOFError EOF に到達した時に発生します。
@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。
f = File.new("testfile")
p f.readchar #=> "い"
p f.readchar #=> "ろ"... -
ARGF
. class # readchar -> String (42604.0) -
ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に 到達した時には EOFErrorを発生します。
ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に
到達した時には EOFErrorを発生します。
@raise EOFError EOFに達した時発生する
$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file
ARGF.readchar # => "f"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.readchar # => end of file reached (EOFEr... -
ARGF
. class # readline(limit) -> String (42604.0) -
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise EOFError EOFに達したら発生する
@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets -
ARGF
. class # readline(rs = $ / ) -> String (42604.0) -
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise EOFError EOFに達したら発生する
@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets -
ARGF
. class # readline(rs , limit) -> String (42604.0) -
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise EOFError EOFに達したら発生する
@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets -
Encoding
:: InvalidByteSequenceError # readagain _ bytes -> String (42604.0) -
エラー発生時に読み直さなければならないバイト列を返します。
エラー発生時に読み直さなければならないバイト列を返します。
@see Encoding::InvalidByteSequenceError#error_bytes -
IO
# readline(limit) -> String (42604.0) -
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード... -
IO
# readline(rs = $ / ) -> String (42604.0) -
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード... -
IO
# readline(rs , limit) -> String (42604.0) -
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード... -
IO
# readlines(limit) -> [String] (42604.0) -
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise IOError ... -
IO
# readlines(rs = $ / ) -> [String] (42604.0) -
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise IOError ... -
IO
# readlines(rs , limit) -> [String] (42604.0) -
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise IOError ... -
IO
# readpartial(maxlen , outbuf = "") -> String (42604.0) -
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。 即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。
即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
readpartial はブロックを最小限に抑えることによって、
パイプ、ソケット、端末などのストリームに対して適切に動作するよう設計されています。
readpartial が... -
Thread
:: Backtrace :: Location # absolute _ path -> String (42304.0) -
self が表すフレームの絶対パスを返します。
self が表すフレームの絶対パスを返します。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.absolute_path
end
# => /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
//}
@see... -
Thread
:: Backtrace :: Location # base _ label -> String (42304.0) -
self が表すフレームの基本ラベルを返します。通常、 Thread::Backtrace::Location#label から修飾を取り除いたもので構成 されます。
self が表すフレームの基本ラベルを返します。通常、
Thread::Backtrace::Location#label から修飾を取り除いたもので構成
されます。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.base_label
end
# => init... -
Thread
:: Backtrace :: Location # inspect -> String (42304.0) -
Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文 字列に変換したオブジェクトを返します。
Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文
字列に変換したオブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.inspect
end
# => "path/to/foo.rb:5:in ... -
Thread
:: Backtrace :: Location # label -> String (42304.0) -
self が表すフレームのラベルを返します。通常、メソッド名、クラス名、モ ジュール名などで構成されます。
self が表すフレームのラベルを返します。通常、メソッド名、クラス名、モ
ジュール名などで構成されます。
例: Thread::Backtrace::Location の例1を用いた例
//emlist[][ruby]{
loc = c(0..1).first
loc.label # => "a"
//}
@see Thread::Backtrace::Location#base_label -
Thread
:: Backtrace :: Location # path -> String (42304.0) -
self が表すフレームのファイル名を返します。
self が表すフレームのファイル名を返します。
例: Thread::Backtrace::Location の例1を用いた例
//emlist[][ruby]{
loc = c(0..1).first
loc.path # => "caller_locations.rb"
//}
@see Thread::Backtrace::Location#absolute_path -
Thread
:: Backtrace :: Location # to _ s -> String (42304.0) -
self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し ます。
self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し
ます。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.to_s
end
# => path/to/foo.rb:5:in `initialize'
# path/to/foo... -
Thread
:: Backtrace :: Location # lineno -> Integer (42004.0) -
self が表すフレームの行番号を返します。
self が表すフレームの行番号を返します。
例: Thread::Backtrace::Location の例1を用いた例
//emlist[][ruby]{
loc = c(0..1).first
loc.lineno # => 2
//} -
Thread
# inspect -> String (33304.0) -
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//} -
Thread
# raise(error _ type , message , traceback) -> () (33304.0) -
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
@param error_type Kernel.#raise を参照してください。
@param message Kernel.#raise を参照してください。
@param traceback Kernel.#raise を参照してください。
Thread.new {
sleep 1
Thread.main.raise "foobar"
}
begin
sleep
rescue
p $!, $@
end
=> #<RuntimeError: foobar>
[... -
Thread
# status -> String | false | nil (33304.0) -
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず
れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ
り終了したスレッドに対して nil を返します。
Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。
例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill ... -
String
# count(*chars) -> Integer (33058.0) -
chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。
chars で指定された文字が文字列 self にいくつあるか数えます。
検索する文字を示す引数 chars の形式は tr(1) と同じです。
つまり、「"a-c"」は文字 a から c を意味し、
「"^0-9"」のように文字列の先頭が「^」の場合は
指定文字以外を意味します。
文字「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、「^」も文字列の先頭にあるときだけ否定の効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」は
バックスラッシュ (「\」) によりエスケープできます。
引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチした文字だけを数えます。
@para... -
ARGF
. class # filename -> String (24322.0) -
現在開いている処理対象のファイル名を返します。
現在開いている処理対象のファイル名を返します。
標準入力に対しては - を返します。
組み込み変数 $FILENAME と同じです。
$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar
$ echo "glark" > glark
$ ruby argf.rb foo bar glark
ARGF.filename # => "foo"
ARGF.read(5) # => "foo\nb"
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.skip
ARGF.filename # => "glark" -
ARGF
. class # path -> String (24322.0) -
現在開いている処理対象のファイル名を返します。
現在開いている処理対象のファイル名を返します。
標準入力に対しては - を返します。
組み込み変数 $FILENAME と同じです。
$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar
$ echo "glark" > glark
$ ruby argf.rb foo bar glark
ARGF.filename # => "foo"
ARGF.read(5) # => "foo\nb"
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.skip
ARGF.filename # => "glark" -
IO
# getc -> String | nil (24322.0) -
IO ポートから外部エンコーディングに従い 1 文字読み込んで返します。 EOF に到達した時には nil を返します。
IO ポートから外部エンコーディングに従い 1 文字読み込んで返します。
EOF に到達した時には nil を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
IO#readchar との違いは EOF での振る舞いのみです。
@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。
例:
File.write("testfile", "test")
f = File.new("testfile")
p f.getc #=> "い"
p f.getc #=> "ろ... -
IO
# syswrite(string) -> Integer (24322.0) -
write(2) を用いて string を出力します。 string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。
write(2) を用いて string を出力します。
string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。
stdio を経由しないので他の出力メソッドと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。
@param string 自身に書き込みたい文字列を指定します。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile", "w+") do |... -
IO
# write(str) -> Integer (24322.0) -
IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ れば to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。
IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ
れば to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。
IO#syswrite を除く全ての出力メソッドは、最終的に
"write" という名のメソッドを呼び出すので、このメソッドを置き換える
ことで出力関数の挙動を変更することができます。
@param str 自身に書き込みたい文字列を指定します。
@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]...