るりまサーチ (Ruby 3.0)

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131件ヒット [1-100件を表示] (0.209秒)

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  1. _builtin new
  2. _builtin inspect
  3. _builtin []
  4. _builtin each

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オブジェクト

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検索結果

<< 1 2 > >>

Complex#to_s -> String (78394.0)

自身を "実部 + 虚部i" 形式の文字列にして返します。

自身を "実部 + 虚部i" 形式の文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(2).to_s # => "2+0i"
Complex('-8/6').to_s # => "-4/3+0i"
Complex('1/2i').to_s # => "0+1/2i"
Complex(0, Float::INFINITY).to_s # => "0+Infinity*i"
Complex(Float::NAN, Float::NAN).to_s...

Range#to_s -> String (78388.0)

self を文字列に変換します(始端と終端のオブジェクトは #to_s メソッドで文 字列に変換されます)。

self を文字列に変換します(始端と終端のオブジェクトは #to_s メソッドで文
字列に変換されます)。

@see Range#inspect

//emlist[例][ruby]{
(1..5).to_s # => "1..5"
("1".."5").to_s # => "1..5"
//}

Rational#to_s -> String (78376.0)

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

"3/5", "-17/7" のように10進数の表記を返します。

@return 有理数の表記にした文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(3, 4).to_s # => "3/4"
Rational(8).to_s # => "8/1"
Rational(-8, 6).to_s # => "-4/3"
Rational(0.5).to_s # => "1/2"
//}

@see Rational#inspect

String#to_s -> String (78376.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
p "str".to_s # => "str"
p "str".to_str # => "str"
//}

このメソッドは、文字列を他のクラスのインスタンスと混ぜて処理したいときに有効です。
例えば返り値が文字列か nil であるメソッド some_method があるとき、
to_s メソッドを使うと以下のように統一的に処理できます。

//emlist[例][ruby]{
# some_method(5).downcase だと返り値が nil のときに
# エラーになるので to_s をはさむ
p some_...

ENV.to_s -> String (78352.0)

環境変数を文字列化します。 Hash#to_s と同じように動作します。

環境変数を文字列化します。 Hash#to_s と同じように動作します。

絞り込み条件を変える

Process::Status#to_s -> String (78352.0)

to_i.to_s と同じです。

to_i.to_s と同じです。

Regexp#to_s -> String (78340.0)

正規表現の文字列表現を生成して返します。返される文字列は他の正規表 現に埋め込んでもその意味が保持されるようになっています。

正規表現の文字列表現を生成して返します。返される文字列は他の正規表
現に埋め込んでもその意味が保持されるようになっています。

//emlist[][ruby]{
re = /foo|bar|baz/i
p re.to_s # => "(?i-mx:foo|bar|baz)"
p /#{re}+/o # => /(?i-mx:foo|bar|baz)+/
//}

ただし、後方参照を含む正規表現は意図通りにはならない場合があります。
この場合は名前付きキャプチャを使用すると影響を受けにくくなります。

//emlist[][ruby]{
re = /(foo|bar)\1...

Time#to_s -> String (78340.0)

時刻を文字列に変換した結果を返します。 以下のようにフォーマット文字列を使って strftime を呼び出すのと同じです。

時刻を文字列に変換した結果を返します。
以下のようにフォーマット文字列を使って strftime を呼び出すのと同じです。

//emlist[][ruby]{
t = Time.local(2000,1,2,3,4,5,6)
p t.to_s # => "2000-01-02 03:04:05 +0900"
p t.strftime("%Y-%m-%d %H:%M:%S %z") # => "2000-01-02 03:04:05 +0900"

p t.utc.to_s #...

MatchData#to_s -> String (78322.0)

マッチした文字列全体を返します。

マッチした文字列全体を返します。

//emlist[例][ruby]{
/bar/ =~ "foobarbaz"
p $~ # => #<MatchData:0x401b1be4>
p $~.to_s # => "bar"
//}

NameError#to_s -> String (78322.0)

例外オブジェクトを文字列に変換して返します。

例外オブジェクトを文字列に変換して返します。

例:

begin
foobar
rescue NameError => err
p err # => #<NameError: undefined local variable or method `foobar' for main:Object>
p err.to_s # => "undefined local variable or method `foobar' for main:Object"
end

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NilClass#to_s -> String (78322.0)

空文字列 "" を返します。

空文字列 "" を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_s # => ""
//}

Object#to_s -> String (78322.0)

オブジェクトの文字列表現を返します。

オブジェクトの文字列表現を返します。

Kernel.#print や Kernel.#sprintf は文字列以外の
オブジェクトが引数に渡された場合このメソッドを使って文字列に変換し
ます。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def initialize num
@num = num
end
end
it = Foo.new(40)

puts it #=> #<Foo:0x2b69110>

class Foo
def to_s
"Class:Foo Number:#{@num}"
end
end

puts it #=> Cla...

Thread::Backtrace::Location#to_s -> String (78322.0)

self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し ます。

self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し
ます。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.to_s
end

# => path/to/foo.rb:5:in `initialize'
# path/to/foo...

TrueClass#to_s -> String (78322.0)

常に文字列 "true" を返します。

常に文字列 "true" を返します。

//emlist[例][ruby]{
true.to_s # => "true"
//}

UncaughtThrowError#to_s -> String (78322.0)

self を tag を含む文字列表現にして返します。

self を tag を含む文字列表現にして返します。

//emlist[例][ruby]{
def do_complicated_things
throw :uncaught_label
end

begin
do_complicated_things
rescue UncaughtThrowError => ex
p ex.to_s # => "uncaught throw :uncaught_label"
end
//}

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Float#to_s -> String (69412.0)

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

固定小数点、浮動小数点の形式か、 "Infinity"、"-Infinity"、"NaN" のいず
れかを返します。

@return 文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
0.00001.to_s # => "1.0e-05"
3.14.to_s # => "3.14"
10000_00000_00000.0.to_s # => "100000000000000.0"
10000_00000_00000_00000.0.to_s # => "1.0e+19"
...

Integer#to_s(base=10) -> String (69376.0)

整数を 10 進文字列表現に変換します。

整数を 10 進文字列表現に変換します。

引数を指定すれば、それを基数とした文字列表
現に変換します。

//emlist[][ruby]{
p 10.to_s(2) # => "1010"
p 10.to_s(8) # => "12"
p 10.to_s(16) # => "a"
p 35.to_s(36) # => "z"
//}

@return 数値の文字列表現
@param base 基数となる 2 - 36 の数値。
@raise ArgumentError base に 2 - 36 以外の数値を指定した場合に発生します。

Module#to_s -> String (69340.0)

モジュールやクラスの名前を文字列で返します。

モジュールやクラスの名前を文字列で返します。

このメソッドが返す「モジュール / クラスの名前」とは、
より正確には「クラスパス」を指します。
クラスパスとは、ネストしているモジュールすべてを
「::」を使って表示した名前のことです。
クラスパスの例としては「CGI::Session」「Net::HTTP」が挙げられます。

@return 名前のないモジュール / クラスに対しては、name は nil を、それ以外はオブジェクト ID の文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
module A
module B
end

p B.name #=> "A...

Array#to_s -> String (69322.0)

自身の情報を人間に読みやすい文字列にして返します。

自身の情報を人間に読みやすい文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
[1, 2, 3, 4].to_s # => "[1, 2, 3, 4]"
[1, 2, 3, 4].inspect # => "[1, 2, 3, 4]"
//}

FalseClass#to_s -> String (69322.0)

常に文字列 "false" を返します。

常に文字列 "false" を返します。

//emlist[例][ruby]{
false.to_s # => "false"
//}

絞り込み条件を変える

Proc#to_s -> String (69322.0)

self の文字列表現を返します。

self の文字列表現を返します。

可能なら self を生成したソースファイル名、行番号を含みます。

//emlist[例][ruby]{
p Proc.new {
true
}.to_s

# => "#<Proc:0x0x401a880c@-:3>"
//}

ARGF.class#to_s -> String (69304.0)

常に文字列 "ARGF" を返します。

常に文字列 "ARGF" を返します。

Encoding#to_s -> String (69304.0)

エンコーディングの名前を返します。

エンコーディングの名前を返します。

//emlist[例][ruby]{
Encoding::UTF_8.name #=> "UTF-8"
//}

Exception#to_s -> String (69304.0)

エラーメッセージをあらわす文字列を返します。

エラーメッセージをあらわす文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
begin
1 + nil
rescue => e
p e.message #=> "nil can't be coerced into Fixnum"
end
//}

Hash#to_s -> String (69304.0)

ハッシュの内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

ハッシュの内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { "c" => 300, "a" => 100, "d" => 400 }
h.inspect # => "{\"c\"=>300, \"a\"=>100, \"d\"=>400}"
//}

絞り込み条件を変える

Method#to_s -> String (69304.0)

self を読みやすい文字列として返します。

self を読みやすい文字列として返します。

以下の形式の文字列を返します。

#<Method: klass1(klass2)#method(arg) foo.rb:2> (形式1)

klass1 は、Method#inspect では、レシーバのクラス名、
UnboundMethod#inspect では、UnboundMethod オブジェクトの生成
元となったクラス/モジュール名です。

klass2 は、実際にそのメソッドを定義しているクラス/モジュール名、
method は、メソッド名を表します。

arg は引数を表します。
「foo.rb:2」は Method#...

Struct#to_s -> String (69304.0)

self の内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

self の内容を人間に読みやすい文字列にして返します。

[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。

//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
joe = Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345)
joe.inspect # => "#<struct Customer name=\...

Symbol#to_s -> String (69304.0)

シンボルに対応する文字列を返します。

シンボルに対応する文字列を返します。

逆に、文字列に対応するシンボルを得るには
String#intern を使います。

p :foo.id2name # => "foo"
p :foo.id2name.intern == :foo # => true

@see String#intern
@see Symbol#name

Thread#to_s -> String (69304.0)

自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。

自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//}

UnboundMethod#to_s -> String (69304.0)

self を読みやすい文字列として返します。

self を読みやすい文字列として返します。

詳しくは Method#inspect を参照してください。

//emlist[例][ruby]{
String.instance_method(:count).inspect # => "#<UnboundMethod: String#count>"
//}

@see Method#inspect

絞り込み条件を変える

main.to_s -> "main" (69304.0)

"main" を返します。

"main" を返します。

String#to_str -> String (42376.0)

self を返します。

self を返します。

//emlist[例][ruby]{
p "str".to_s # => "str"
p "str".to_str # => "str"
//}

このメソッドは、文字列を他のクラスのインスタンスと混ぜて処理したいときに有効です。
例えば返り値が文字列か nil であるメソッド some_method があるとき、
to_s メソッドを使うと以下のように統一的に処理できます。

//emlist[例][ruby]{
# some_method(5).downcase だと返り値が nil のときに
# エラーになるので to_s をはさむ
p some_...

Object#to_str -> String (42319.0)

オブジェクトの String への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

オブジェクトの String への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する条件は、
* 文字列が使われるすべての場面で代置可能であるような、
* 文字列そのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def to_str
'Edition'
end
end

it = Foo.new...

String#to_sym -> Symbol (33337.0)

文字列に対応するシンボル値 Symbol を返します。

文字列に対応するシンボル値 Symbol を返します。

なお、このメソッドの逆にシンボルに対応する文字列を得るには
Symbol#to_s または Symbol#id2name を使います。

シンボル文字列にはヌルキャラクタ("\0")、空の文字列の使用も可能です。

//emlist[例][ruby]{
p "foo".intern # => :foo
p "foo".intern.to_s == "foo" # => true
//}

Symbol#to_sym -> self (33301.0)

self を返します。

self を返します。

例:

:foo.intern # => :foo

@see String#intern

絞り込み条件を変える

Float#inspect -> String (24112.0)

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

固定小数点、浮動小数点の形式か、 "Infinity"、"-Infinity"、"NaN" のいず
れかを返します。

@return 文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
0.00001.to_s # => "1.0e-05"
3.14.to_s # => "3.14"
10000_00000_00000.0.to_s # => "100000000000000.0"
10000_00000_00000_00000.0.to_s # => "1.0e+19"
...

Regexp#inspect -> String (24085.0)

Regexp#to_s より自然な文字列を返します。

Regexp#to_s より自然な文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
p /^ugou.*?/i.to_s # => "(?i-mx:^ugou.*?)"
p /^ugou.*?/i.inspect # => "/^ugou.*?/i"
//}

@see Regexp#to_s

Integer#inspect(base=10) -> String (24076.0)

整数を 10 進文字列表現に変換します。

整数を 10 進文字列表現に変換します。

引数を指定すれば、それを基数とした文字列表
現に変換します。

//emlist[][ruby]{
p 10.to_s(2) # => "1010"
p 10.to_s(8) # => "12"
p 10.to_s(16) # => "a"
p 35.to_s(36) # => "z"
//}

@return 数値の文字列表現
@param base 基数となる 2 - 36 の数値。
@raise ArgumentError base に 2 - 36 以外の数値を指定した場合に発生します。

Kernel.#String(arg) -> String (24073.0)

引数を文字列(String)に変換した結果を返します。

引数を文字列(String)に変換した結果を返します。

arg.to_s を呼び出して文字列に変換します。
arg が文字列の場合、何もせず arg を返します。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise TypeError to_s の返り値が文字列でなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def to_s
"hogehoge"
end
end

arg = Foo.new
p String(arg) #=> "hogehoge"
//}

@see Object#to_s,String

Symbol#name -> String (24073.0)

シンボルに対応する文字列を返します。

シンボルに対応する文字列を返します。

Symbol#to_sと違って freeze された文字列を返します。

//emlist[][ruby]{
p :fred.name # => "fred"
p :fred.name.frozen? # => true
p :fred.to_s # => "fred"
p :fred.to_s.frozen? # => false
//}

@see Symbol#to_s

絞り込み条件を変える

Thread#set_trace_func(pr) -> Proc | nil (24073.0)

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

nil を渡すとトレースを解除します。

設定したハンドラを返します。

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#...

Kernel.#set_trace_func(proc) -> Proc (24055.0)

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして
指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

Ruby インタプリタがプログラムを実行する過程で、メソッドの呼び出しや
式の評価などのイベントが発生する度に、以下で説明する6個の引数とともに
登録された Proc オブジェクトを実行します。

標準添付の debug、tracer、
profile はこの組み込み関数を利用して実現されています。

=== ブロックパラメータの意味

渡す Proc オブジェクトのパラメータは
//emlist[][ruby]{
proc{|...

Thread#add_trace_func(pr) -> Proc (24055.0)

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

追加したハンドラを返します。

@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ...

ARGF.class#write(str) -> Integer (24049.0)

処理対象のファイルに対して str を出力します。 str が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

処理対象のファイルに対して str を出力します。
str が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。

@param str 出力する文字列を指定します。

@see ARGF.class#to_write_io

IO#<<(object) -> self (24049.0)

object を出力します。object が文字列でない時にはメソッ ド to_s を用いて文字列に変換します。

object を出力します。object が文字列でない時にはメソッ
ド to_s を用いて文字列に変換します。

以下のような << の連鎖を使うことができます。

STDOUT << 1 << " is a " << Integer << "\n"

@param object 出力したいオブジェクトを与えます。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

絞り込み条件を変える

IO#syswrite(string) -> Integer (24049.0)

write(2) を用いて string を出力します。 string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

write(2) を用いて string を出力します。
string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

stdio を経由しないので他の出力メソッドと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。

@param string 自身に書き込みたい文字列を指定します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile", "w+") do |...

IO#write(*str) -> Integer (24049.0)

IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ れば to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ
れば to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

IO#syswrite を除く全ての出力メソッドは、最終的に
"write" という名のメソッドを呼び出すので、このメソッドを置き換える
ことで出力関数の挙動を変更することができます。

@param str 自身に書き込みたい文字列を指定します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]...

Thread::Backtrace::Location#inspect -> String (24049.0)

Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文 字列に変換したオブジェクトを返します。

Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文
字列に変換したオブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.inspect
end

# => "path/to/foo.rb:5:in ...

Module#inspect -> String (24040.0)

モジュールやクラスの名前を文字列で返します。

モジュールやクラスの名前を文字列で返します。

このメソッドが返す「モジュール / クラスの名前」とは、
より正確には「クラスパス」を指します。
クラスパスとは、ネストしているモジュールすべてを
「::」を使って表示した名前のことです。
クラスパスの例としては「CGI::Session」「Net::HTTP」が挙げられます。

@return 名前のないモジュール / クラスに対しては、name は nil を、それ以外はオブジェクト ID の文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
module A
module B
end

p B.name #=> "A...

Module#name -> String | nil (24040.0)

モジュールやクラスの名前を文字列で返します。

モジュールやクラスの名前を文字列で返します。

このメソッドが返す「モジュール / クラスの名前」とは、
より正確には「クラスパス」を指します。
クラスパスとは、ネストしているモジュールすべてを
「::」を使って表示した名前のことです。
クラスパスの例としては「CGI::Session」「Net::HTTP」が挙げられます。

@return 名前のないモジュール / クラスに対しては、name は nil を、それ以外はオブジェクト ID の文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
module A
module B
end

p B.name #=> "A...

絞り込み条件を変える

Enumerator::Lazy#grep(pattern) {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (24037.0)

Enumerable#grep と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#grep と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep(/\A(\d)\1+\z/)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>:map>:grep(/\A(\d)\1+\z/)>
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep(/\A(\d)\1+\z/)....

Enumerator::Lazy#grep_v(pattern) {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (24037.0)

Enumerable#grep_v と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

Enumerable#grep_v と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。

//emlist[例][ruby]{
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep_v(/(\d).*\1/)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>:map>:grep_v(/(\d).*\1/)>
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep_v(/(\d).*\1/).t...

File.lchmod(mode, *filename) -> Integer (24037.0)

File.chmod と同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの モードを変更します。

File.chmod と同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの
モードを変更します。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@param mode chmod(2) と同様に整数で指定します。

@raise NotImplementedError lchmod(2) を実装していないシステムでこのメソッドを呼び出すと発生します。

@raise Errno::EXXX モードの変更に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.symlink("te...

Hash#transform_keys -> Enumerator (24037.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
値は変化しません。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys(&:to_s) # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys.with_index {|k, i| "#{k}.#{i}" }
...

Hash#transform_keys {|key| ... } -> Hash (24037.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
値は変化しません。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys(&:to_s) # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys.with_index {|k, i| "#{k}.#{i}" }
...

絞り込み条件を変える

Range.new(first, last, exclude_end = false) -> Range (24037.0)

first から last までの範囲オブジェクトを生成して返しま す。

first から last までの範囲オブジェクトを生成して返しま
す。

exclude_end が真ならば終端を含まない範囲オブジェクトを生
成します。exclude_end 省略時には終端を含みます。

@param first 最初のオブジェクト
@param last 最後のオブジェクト
@param exclude_end 真をセットした場合終端を含まない範囲オブジェクトを生成します

@raise ArgumentError first <=> last が nil の場合に発生します

//emlist[例: 整数の範囲オブジェクトの場合][ruby]{
Range.new(...

String#intern -> Symbol (24037.0)

文字列に対応するシンボル値 Symbol を返します。

文字列に対応するシンボル値 Symbol を返します。

なお、このメソッドの逆にシンボルに対応する文字列を得るには
Symbol#to_s または Symbol#id2name を使います。

シンボル文字列にはヌルキャラクタ("\0")、空の文字列の使用も可能です。

//emlist[例][ruby]{
p "foo".intern # => :foo
p "foo".intern.to_s == "foo" # => true
//}

Symbol.all_symbols -> [Symbol] (24037.0)

定義済みの全てのシンボルオブジェクトの配列を返します。

定義済みの全てのシンボルオブジェクトの配列を返します。

p Symbol.all_symbols #=> [:RUBY_PLATFORM, :RUBY_VERSION, ...]

リテラルで表記したシンボルのうち、コンパイル時に値が決まるものはその時に生成されます。
それ以外の式展開を含むリテラルや、メソッドで表記されたものは式の評価時に生成されます。
(何にも使われないシンボルは最適化により生成されないことがあります)

def number
'make_3'
end

p Symbol.all_symbols.select{|sym|sym.to_s.in...

Thread::Backtrace::Location (24037.0)

Ruby のフレームを表すクラスです。

Ruby のフレームを表すクラスです。

Kernel.#caller_locations から生成されます。

//emlist[例1][ruby]{
# caller_locations.rb
def a(skip)
caller_locations(skip)
end
def b(skip)
a(skip)
end
def c(skip)
b(skip)
end

c(0..2).map do |call|
puts call.to_s
end
//}

例1の実行結果:

caller_locations.rb:2:in `a'
caller_locations...

Symbol#[](nth) -> String | nil (24031.0)

nth 番目の文字を返します。

nth 番目の文字を返します。

(self.to_s[nth] と同じです。)

@param nth 文字の位置を表す整数を指定します。

:foo[0] # => "f"
:foo[1] # => "o"
:foo[2] # => "o"

絞り込み条件を変える

Symbol#[](nth, len) -> String | nil (24031.0)

nth 番目から長さ len の部分文字列を新しく作って返します。

nth 番目から長さ len の部分文字列を新しく作って返します。

(self.to_s[nth, len] と同じです。)

@param nth 文字の位置を表す整数を指定します。
@param len 文字列の長さを指定します。

:foo[1, 2] # => "oo"

Symbol#[](range) -> String | nil (24031.0)

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

(self.to_s[range] と同じです。)

@param range 取得したい文字列の範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

:foo[0..1] # => "fo"

@see String#[] , String#slice

Symbol#[](regexp, nth = 0) -> String | nil (24031.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。

(self.to_s[regexp, nth] と同じです。)

@param regexp 正規表現を指定します。

@param nth 取得したい正規表現レジスタのインデックスを指定します。

:foobar[/bar/] # => "bar"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 0] # => "barbaz"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 1] # => "bar"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 2] # => "baz"
...

Symbol#[](substr) -> String | nil (24031.0)

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。

(self.to_s[substr] と同じです。)

例:
:foobar.slice("foo") # => "foo"
:foobar.slice("baz") # => nil

Symbol#slice(nth) -> String | nil (24031.0)

nth 番目の文字を返します。

nth 番目の文字を返します。

(self.to_s[nth] と同じです。)

@param nth 文字の位置を表す整数を指定します。

:foo[0] # => "f"
:foo[1] # => "o"
:foo[2] # => "o"

絞り込み条件を変える

Symbol#slice(nth, len) -> String | nil (24031.0)

nth 番目から長さ len の部分文字列を新しく作って返します。

nth 番目から長さ len の部分文字列を新しく作って返します。

(self.to_s[nth, len] と同じです。)

@param nth 文字の位置を表す整数を指定します。
@param len 文字列の長さを指定します。

:foo[1, 2] # => "oo"

Symbol#slice(range) -> String | nil (24031.0)

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

rangeで指定したインデックスの範囲に含まれる部分文字列を返します。

(self.to_s[range] と同じです。)

@param range 取得したい文字列の範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

:foo[0..1] # => "fo"

@see String#[] , String#slice

Symbol#slice(regexp, nth = 0) -> String | nil (24031.0)

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。

正規表現 regexp の nth 番目の括弧にマッチする最初の部分文字列を返します。

(self.to_s[regexp, nth] と同じです。)

@param regexp 正規表現を指定します。

@param nth 取得したい正規表現レジスタのインデックスを指定します。

:foobar[/bar/] # => "bar"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 0] # => "barbaz"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 1] # => "bar"
:foobarbaz[/(ba.)(ba.)/, 2] # => "baz"
...

Symbol#slice(substr) -> String | nil (24031.0)

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。

self が substr を含む場合、一致した文字列を新しく作って返します。

(self.to_s[substr] と同じです。)

例:
:foobar.slice("foo") # => "foo"
:foobar.slice("baz") # => nil

Array#inspect -> String (24022.0)

自身の情報を人間に読みやすい文字列にして返します。

自身の情報を人間に読みやすい文字列にして返します。

//emlist[例][ruby]{
[1, 2, 3, 4].to_s # => "[1, 2, 3, 4]"
[1, 2, 3, 4].inspect # => "[1, 2, 3, 4]"
//}

絞り込み条件を変える

FalseClass#inspect -> String (24022.0)

常に文字列 "false" を返します。

常に文字列 "false" を返します。

//emlist[例][ruby]{
false.to_s # => "false"
//}

Proc#inspect -> String (24022.0)

self の文字列表現を返します。

self の文字列表現を返します。

可能なら self を生成したソースファイル名、行番号を含みます。

//emlist[例][ruby]{
p Proc.new {
true
}.to_s

# => "#<Proc:0x0x401a880c@-:3>"
//}

Array#join(sep = $,) -> String (24019.0)

配列の要素を文字列 sep を間に挟んで連結した文字列を返します。

配列の要素を文字列 sep を間に挟んで連結した文字列を返します。

文字列でない要素に対しては、to_str があれば to_str、なければ to_s した結果を連結します。
要素がまた配列であれば再帰的に (同じ sep を利用して)
join した文字列を連結します。
ただし、配列要素が自身を含むような無限にネストした配列に対しては、以下
のような結果になります。

//emlist[例][ruby]{
ary = [1,2,3]
ary.push ary
p ary # => [1, 2, 3, [...]]
p ary.join # => Argum...

Array#uniq -> Array (24019.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

Array#uniq {|item| ... } -> Array (24019.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

絞り込み条件を変える

Array#uniq! -> self | nil (24019.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

Array#uniq! {|item| ... } -> self | nil (24019.0)

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。 uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、 そうでなければnil を返します。

uniq は配列から重複した要素を取り除いた新しい配列を返します。
uniq! は削除を破壊的に行い、削除が行われた場合は self を、
そうでなければnil を返します。

取り除かれた要素の部分は前に詰められます。
要素の重複判定は、Object#eql? により行われます。

//emlist[例][ruby]{
p [1, 1, 1].uniq # => [1]
p [1, 4, 1].uniq # => [1, 4]
p [1, 3, 2, 2, 3].uniq # => [1, 3, 2]
//}

ブロックが与えられた場合、ブロックが返した...

BasicObject#method_missing(name, *args) -> object (24019.0)

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド を呼び出します。

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド
を呼び出します。

呼び出しに失敗したメソッドの名前 (Symbol) が name に
その時の引数が第二引数以降に渡されます。

デフォルトではこのメソッドは例外 NoMethodError を発生させます。


@param name 未定義メソッドの名前(シンボル)です。
@param args 未定義メソッドに渡された引数です。
@return ユーザー定義の method_missing メソッドの返り値が未定義メソッドの返り値で
あるかのように見えます。

//emlist[例][ruby]{...

Float#next_float -> Float (24019.0)

浮動小数点数で表現可能な self の次の値を返します。

浮動小数点数で表現可能な self の次の値を返します。

Float::MAX.next_float、Float::INFINITY.next_float は
Float::INFINITY を返します。Float::NAN.next_float は
Float::NAN を返します。

//emlist[例][ruby]{
p 0.01.next_float # => 0.010000000000000002
p 1.0.next_float # => 1.0000000000000002
p 100.0.next_float # => 100.00000000000001

p ...

Float#prev_float -> Float (24019.0)

浮動小数点数で表現可能な self の前の値を返します。

浮動小数点数で表現可能な self の前の値を返します。

(-Float::MAX).prev_float と (-Float::INFINITY).prev_float
は -Float::INFINITY を返します。Float::NAN.prev_float は
Float::NAN を返します。

//emlist[例][ruby]{
p 0.01.prev_float # => 0.009999999999999998
p 1.0.prev_float # => 0.9999999999999999
p 100.0.prev_float # => 99.9999999999...

絞り込み条件を変える

Hash#transform_keys! -> Enumerator (24019.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。
値は変化しません。

@return transform_keys! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys! {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys!(&:to_sym) # => {:a...

Hash#transform_keys! {|key| ... } -> self (24019.0)

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。 値は変化しません。

すべてのキーに対してブロックを呼び出した結果でハッシュのキーを変更します。
値は変化しません。

@return transform_keys! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。


//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_keys! {|k| k.to_s } # => {"a"=>1, "b"=>2, "c"=>3}
h.transform_keys!(&:to_sym) # => {:a...

Hash#transform_values -> Enumerator (24019.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
キーは変化しません。

@return 置き換えたハッシュを返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values(&:to_s) #=> { a: "1", b: "2", ...

Hash#transform_values {|value| ... } -> Hash (24019.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果で置き換えたハッシュを返します。
キーは変化しません。

@return 置き換えたハッシュを返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values(&:to_s) #=> { a: "1", b: "2", ...

Hash#transform_values! -> Enumerator (24019.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。
キーは変化しません。

@return transform_values! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values! {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values!(&:to_s) #=> ...

絞り込み条件を変える

Hash#transform_values! {|value| ... } -> self (24019.0)

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。 キーは変化しません。

すべての値に対してブロックを呼び出した結果でハッシュの値を変更します。
キーは変化しません。

@return transform_values! は常に self を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
h = { a: 1, b: 2, c: 3 }
h.transform_values! {|v| v * v + 1 } #=> { a: 2, b: 5, c: 10 }
h.transform_values!(&:to_s) #=> ...

Kernel.#format(format, *arg) -> String (24019.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、s...

Kernel.#print(*arg) -> nil (24019.0)

引数を順に標準出力 $stdout に出力します。引数が与えられない時には変数 $_ の値を出力します。

引数を順に標準出力 $stdout に出力します。引数が与えられない時には変数
$_ の値を出力します。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

変数 $, (出力フィールドセパレータ)に nil で
ない値がセットされている時には、各引数の間にその文字列を出力します。
変数 $\ (出力レコードセパレータ)に nil でな
い値がセットされている時には、最後にそれを出力します。

@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされてい...

Kernel.#puts(*arg) -> nil (24019.0)

引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。 引数がなければ改行のみを出力します。

引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。
引数がなければ改行のみを出力します。

引数が配列の場合、その要素と改行を順に出力します。
配列や文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
当該オブジェクトを最初に to_ary により配列へ、
次に to_s メソッドにより文字列へ変換を試みます。
末尾が改行で終っている引数や配列の要素に対しては puts 自身
は改行を出力しません。

@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errn...

Kernel.#sprintf(format, *arg) -> String (24019.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、
引数をフォーマットした文字列を返します。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、short や long などの C 特有の型に対する修飾子が
ないこと、2進数の指示子(%b, %B)が存在すること、s...

絞り込み条件を変える

Kernel.#warn(*message, uplevel: nil) -> nil (24019.0)

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE フラグ が nil のときは何も出力しません。

message を 標準エラー出力 $stderr に出力します。 $VERBOSE
フラグ が nil のときは何も出力しません。

文字列以外のオブジェクトが引数として与えられた場合には、
to_s メソッドにより文字列に変換してから出力します。

uplevel を指定しない場合は、
このメソッドは以下と同じです。

//emlist[][ruby]{
$stderr.puts(*message) if !$VERBOSE.nil? && !message.empty?
nil
//}

@param message 出力するオブジェクトを任意個指定します。
@param upleve...

Numeric (24019.0)

数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス は Numeric のサブクラスとして実装されています。

数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス
は Numeric のサブクラスとして実装されています。

演算や比較を行うメソッド(+, -, *, /, <=>)は Numeric のサブクラスで定義されま
す。Numeric で定義されているメソッドは、サブクラスで提供されているメソッド
(+, -, *, /, %) を利用して定義されるものがほとんどです。
つまり Numeric で定義されているメソッドは、Numeric のサブクラスとして新たに数値クラスを定義した時に、
演算メソッド(+, -, *, /, %, <=>, coerce)だけを定義すれ...

Object#define_singleton_method(symbol) { ... } -> Symbol (24019.0)

self に特異メソッド name を定義します。

self に特異メソッド name を定義します。

@param symbol メソッド名を String または Symbol で指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

//emlist[][ruby]{
class A
class << self
def class_name
to_s
end
end
end
A.define_singleton_me...

Object#define_singleton_method(symbol, method) -> Symbol (24019.0)

self に特異メソッド name を定義します。

self に特異メソッド name を定義します。

@param symbol メソッド名を String または Symbol で指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

//emlist[][ruby]{
class A
class << self
def class_name
to_s
end
end
end
A.define_singleton_me...

Object#then -> Enumerator (24019.0)

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

//emlist[例][ruby]{
3.next.then {|x| x**x }.to_s # => "256"
"my string".yield_self {|s| s.upcase } # => "MY STRING"
//}

値をメソッドチェインのパイプラインに次々と渡すのは良い使い方です。

//emlist[メソッドチェインのパイプライン][ruby]{
require 'open-uri'
require 'json'

construct_url(arguments).
...

絞り込み条件を変える

Object#then {|x| ... } -> object (24019.0)

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

//emlist[例][ruby]{
3.next.then {|x| x**x }.to_s # => "256"
"my string".yield_self {|s| s.upcase } # => "MY STRING"
//}

値をメソッドチェインのパイプラインに次々と渡すのは良い使い方です。

//emlist[メソッドチェインのパイプライン][ruby]{
require 'open-uri'
require 'json'

construct_url(arguments).
...

Object#yield_self -> Enumerator (24019.0)

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

//emlist[例][ruby]{
3.next.then {|x| x**x }.to_s # => "256"
"my string".yield_self {|s| s.upcase } # => "MY STRING"
//}

値をメソッドチェインのパイプラインに次々と渡すのは良い使い方です。

//emlist[メソッドチェインのパイプライン][ruby]{
require 'open-uri'
require 'json'

construct_url(arguments).
...

Object#yield_self {|x| ... } -> object (24019.0)

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

self を引数としてブロックを評価し、ブロックの結果を返します。

//emlist[例][ruby]{
3.next.then {|x| x**x }.to_s # => "256"
"my string".yield_self {|s| s.upcase } # => "MY STRING"
//}

値をメソッドチェインのパイプラインに次々と渡すのは良い使い方です。

//emlist[メソッドチェインのパイプライン][ruby]{
require 'open-uri'
require 'json'

construct_url(arguments).
...

Range#inspect -> String (24019.0)

self を文字列に変換します(始端と終端のオブジェクトは #inspect メソッド で文字列に変換されます)。

self を文字列に変換します(始端と終端のオブジェクトは #inspect メソッド
で文字列に変換されます)。

@see Range#to_s

//emlist[例][ruby]{
(1..5).inspect # => "1..5"
("1".."5").inspect # => "\"1\"..\"5\""
//}

Rational#inspect -> String (24019.0)

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。

"(3/5)", "(-17/7)" のように10進数の表記を返します。

@return 有理数の表記にした文字列を返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(5, 8).inspect # => "(5/8)"
Rational(2).inspect # => "(2/1)"
Rational(-8, 6).inspect # => "(-4/3)"
Rational(0.5).inspect # => "(1/2)"
//}

@see Rational#to_s

絞り込み条件を変える

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