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  1. string []=
  2. string []
  3. string slice
  4. string slice!
  5. string gsub

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String#chomp(rs = $/) -> String (21231.0)

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除いた文字列を生成して返します。 ただし、rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、 実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

...self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除いた文字列を生成して返します。
ただし、rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、
実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

rs に n...
...=> "foo"
p "foo\r\n".chomp("\r\n") # => "foo"

$
/ = "\n" # デフォルト値と同じ
p "foo\r".chomp # => "foo"
p "foo\r\n".chomp # => "foo"
p "foo\n".chomp # => "foo"
p "foo\n\r".chomp # => "foo\n"

p "string\n".chomp(nil) # => "string\n"

p "foo\r\n\n".chomp("") # => "foo"
p "foo\...
...n\r\n".chomp("") # => "foo"
p "foo\n\r\r".chomp("") # => "foo\n\r\r"
//}

@see String#chomp!
@see String#chop...
...n\r\n".chomp("") # => "foo"
p "foo\n\r\r".chomp("") # => "foo\n\r\r"
//}

@see String#chomp!
@see String#chop
@see String#delete_suffix...

String#lines(rs = $/, chomp: false) -> [String] (21219.0)

文字列中の各行を文字列の配列で返します。(self.each_line.to_a と同じです)

...ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".lines # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
//}

行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。 rs に...
...た各行に対して String#chomp と同等の結果を得
る場合は true を、そうでない場合は false で指定します。
省略した場合は false を指定したとみなされます。

ブロックが指定された場合は String#each_line と同じ...
...ように動作します。

Ruby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#each_line...

String#lines(rs = $/) -> [String] (21213.0)

文字列中の各行を文字列の配列で返します。(self.each_line.to_a と同じです)

...ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".lines # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
//}

行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。 rs に...
...(つまり空行で分割します)。


@param rs 行末を示す文字列


ブロックが指定された場合は String#each_line と同じように動作します。

Ruby 2.6 までは deprecated の警告が出ますが、Ruby 2.7 で警告は削除されました。

@see String#each_line...

String#split(sep = $;, limit = 0) -> [String] (21213.0)

第 1 引数 sep で指定されたセパレータによって文字列を limit 個まで分割し、 結果を文字列の配列で返します。

...: 1 バイトの空白文字 ' '
先頭と末尾の空白を除いたうえで、空白文字列で分割する。
: nil
常に $; で分割する。 $; も nil の場合は、先頭と末尾の空白を除いたうえで、空白文字列で分割する。
: 空文字列 '' あるいは空...
..."a,b,c,d,e".split(/,/, 6) # => ["a", "b", "c", "d", "e"]
p "a,b,c,d,e".split(/,/, 7) # => ["a", "b", "c", "d", "e"]
//}

//emlist[limit が負の数の場合は制限なく分割][ruby]{
p "a,b,c,,,".split(/,/, -1) # => ["a", "b", "c", "", "", ""]
//}

@see String#partition, String#rpartition...

String#%(args) -> String (21191.0)

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

...す。


以下は sprintf フォーマットの書式です。[] で囲まれた部分は省略可
能であることを示しています。

%[nth$][フラグ][幅][.精度]指示子
%[<name>][フラグ][幅][.精度]指示子

`%' 自身を出力するには `%%' とします。

以下それ...
...sprintf("%c", 'a') #=> "a"
//}

フラグ `-' と幅 の指定だけが意味を持ちます。

: s

文字列を出力します。

引数が String オブジェクトでなければ to_s メソッドにより文字列化
したものを引数として扱います。

: p

Object#inspect の...
...で最後に説明します。

: nth$

nth 番目の引数のフォーマットを行うことを示します。
//emlist[][ruby]{
p sprintf("%d, %x, %o", 1, 2, 3) #=> "1, 2, 3"
p sprintf("%3$d, %2$x, %1$o", 1, 2, 3) #=> "3, 2, 1"

p sprintf("%1$d, %1$x, %1$o", 10) #=> "10, a, 12"
//}
状況に...

絞り込み条件を変える

String#gsub(pattern) {|matched| .... } -> String (21151.0)

文字列中で pattern にマッチした部分を順番にブロックに渡し、 その実行結果で置き換えた文字列を生成して返します。 ブロックなしの場合と違い、ブロックの中からは 組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

...で置き換えた文字列を生成して返します。
ブロックなしの場合と違い、ブロックの中からは
組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。...
...文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする
@return 新しい文字列

//emlist[例][ruby]{
p 'abcabc'.gsub(/[bc]/) {|s| s.upcase } #=> "aBCaBC"
p 'abcabc'.gsub(/[bc]/) { $&.upcase } #=> "aBCaBC"
//}

@see String#sub, String#scan...

String#sub(pattern) {|matched| .... } -> String (21144.0)

文字列中で pattern にマッチした最初の部分をブロックに渡し、 その評価結果で置き換えた新しい文字列を返します。 ブロックなしの sub と違い、ブロックの中からは 組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

...結果で置き換えた新しい文字列を返します。
ブロックなしの sub と違い、ブロックの中からは
組み込み変数 $1, $2, $3, ... を問題なく参照できます。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。...
...文字列を指定した場合は全く同じ文字列にだけマッチする

//emlist[例][ruby]{
p 'abcabc'.sub(/b/) {|s| s.upcase } #=> "aBcabc"
p 'abcabc'.sub(/b/) { $&.upcase } #=> "aBcabc"
//}

@see String#gsub...

String#chomp!(rs = $/) -> self | nil (21142.0)

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。 ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、 実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

...self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。
ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、
実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

rs に nil を指定した場合、この...
..."string\n"
buf.chomp! # => nil
p buf # => "string"

$
/ = "\n" # デフォルトと同じ
p "foo\r".chomp! # => "foo"
p "foo\r\n".chomp! # => "foo"
p "foo\n".chomp! # => "foo"
p "foo\n\r".chomp! # => "foo\n"

buf = "string\n"
buf.chomp!(nil) # => nil
p buf # => "string\n...
..."

p "foo\r\n\n".chomp!("") # => "foo"
p "foo\n\r\n".chomp!("") # => "foo"
p "foo\n\r\r".chomp!("") # => nil
//}

@see String#chomp
@see String#chop!
@see String#delete_suffix!...

String#chr -> String (21137.0)

self の最初の文字だけを含む文字列を返します。

...戻り値が Integer から String を返すように変更になりました。
Ruby 1.8 以前と1.9以降の互換性を保つために String#chr が存在します。

例:
# ruby 1.8 系では STDIN.getc が 116 を返すため Integer#chr が呼び出される
$
echo test | ruby -e "p ST...
...DIN.getc.chr" # => "t"
# ruby 1.9 系以降では STDIN.getc が "t" を返すため String#chr が呼び出される
$
echo test | ruby -e "p STDIN.getc.chr" # => "t"

@see String#ord, Integer#chr...

String#chomp!(rs = $/) -> self | nil (21136.0)

self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。 ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、 実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

...self の末尾から rs で指定する改行コードを取り除きます。
ただし rs が "\n" ($/ のデフォルト値) のときは、
実行環境によらず "\r", "\r\n", "\n" のすべてを改行コードとみなして取り除きます。

rs に nil を指定した場合、この...
..."string\n"
buf.chomp! # => nil
p buf # => "string"

$
/ = "\n" # デフォルトと同じ
p "foo\r".chomp! # => "foo"
p "foo\r\n".chomp! # => "foo"
p "foo\n".chomp! # => "foo"
p "foo\n\r".chomp! # => "foo\n"

buf = "string\n"
buf.chomp!(nil) # => nil
p buf # => "string\n...
..."

p "foo\r\n\n".chomp!("") # => "foo"
p "foo\n\r\n".chomp!("") # => "foo"
p "foo\n\r\r".chomp!("") # => nil
//}

@see String#chomp
@see String#chop!...

絞り込み条件を変える

String#gsub(pattern, replace) -> String (21131.0)

文字列中で pattern にマッチする部分全てを 文字列 replace で置き換えた文字列を生成して返します。

...
\1 ... \9 は n 番目の括弧の内容に置き換えられます。
置換文字列内では \`、\'、\+ も使えます。
これらは $`、$'、$+ に対応します。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
文字...
...'.gsub('.', ',') # => "2,5"
//}

注意:

第 2 引数 replace に $1 を埋め込んでも意図した結果にはなりません。
この文字列が評価される時点ではまだ正規表現マッチが行われておらず、
$
1 がセットされていないからです。

また、gsub...
...可読性を上げるには、
\& や \1 よりも下記のようにブロック付き形式の gsub を使うべきです。

//emlist[][ruby]{
p 'xbbb-xbbb'.gsub(/x(b+)/) { $1 } # => "bbb-bbb" # OK

puts '\n'.gsub(/\\/) { '\\\\' } # => \\n # OK
//}

@see String#sub, String#gsub!...

String#sub(pattern, replace) -> String (21124.0)

文字列中で pattern にマッチした最初の部分を 文字列 replace で置き換えた文字列を生成して返します。

...
\1 ... \9 は n 番目の括弧の内容に置き換えられます。
置換文字列内では \`、\'、\+ も使えます。
これらは $`、$'、$+ に対応します。

@param pattern 置き換える文字列のパターンを表す文字列か正規表現。
文字...
...<<\1>>') # => "X<<bb>>xbb"
//}

注意:

第 2 引数 replace に $1 を埋め込んでも意図した結果にはなりません。
この文字列が評価される時点ではまだ正規表現マッチが行われておらず、
$
1 がセットされていないからです。

また、sub で...
...の可読性を上げるには、
\& や \1 よりも下記のようにブロック付き形式の sub を使うべきです。

//emlist[安全な例][ruby]{
p 'xbbb-xbbb'.sub(/x(b+)/) { $1 } # => "bbb-xbbb" # OK

puts '\n'.sub(/\\/) { '\\\\' } # => \\n # OK
//}

@see String#gsub...
<< 1 2 3 ... > >>