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Kernel.#Integer(arg, base = 0, exception: true) -> Integer | nil (18472.0)

引数を整数 (Fixnum,Bignum) に変換した結果を返します。

...引数を整数
(Fixnum,Bignum)
に変換した結果を返します。

引数が数値の場合は直接変換し(小数点以下切り落とし)、
文字列の場合は、進数を表す接頭辞を含む整数表現とみなせる文字列のみ
変換します。

数値と文字列以外...
...il を返します。

@raise ArgumentError 整数と見なせない文字列を引数に指定した場合に発生します。
@raise TypeError メソッド to_int, to_i を持たないオブジェクトを引数に指定したか、to_int, to_i
が整数(Integerのサブクラス)を返さな...
...ruby]{
p Integer(4) #=> 4
p Integer(4_000) #=> 4000
p Integer(9.88) #=> 9

p Integer(nil) # can't convert nil into Integer (TypeError)
p Integer(Object.new) # cannot convert Object into Integer (TypeError)

p Integer("10") #=> 10
p Integer("10", 2) #=> 2
p Integer...
...#=> 10
p Integer("010") #=> 8
p Integer("0o10") #=> 8
p Integer("0x10") #=> 16
p Integer("0b10") #=> 2
p Integer(" \n10\t ") #=> 10 # 先頭と末尾の空白類は無視される
p Integer("1\n0") # `Integer': invalid value for Integer: "1\n0" (ArgumentError)
p Integer("hoge")...

Kernel.#putc(ch) -> object (6120.0)

文字 ch を 標準出力 $stdout に出力します。

...文字 ch を 標準出力 $stdout に出力します。

ch が数値なら 0 〜 255 の範囲の対応する文字を出力します。
ch が文字列なら、その先頭1文字を出力します。
どちらでもない場合は、ch.to_int で整数に変換を試みます。

@param ch 出...
...@return ch を返します
@raise RangeError Bignum を引数にした場合に発生します。
@raise IOError 標準出力が書き込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。
@raise TypeError Integer...
...きないオブジェクトを引数に
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
putc("ch")
putc(?c)
putc(99)
putc(355)
#=> cccc

putc(99.00) #=> c
putc(33333333333333333333333333333333333) # bignum too big to convert into `long' (RangeError)
//}

@see IO#putc...

Kernel.#format(format, *arg) -> String (458.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

...@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby
の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、...
..., %B)が存在すること、sprintf のすべての方言をサ
ポートしていないこと(%': 3桁区切り)などの違いがあります。

Ruby
には整数の大きさに上限がないので、%b, %B, %o, %x, %X
に負の数を与えると (左側に無限に1が続くとみなせるの...
...B", "0", "0x", "0X" を付加します。
C 言語と同様引数が 0 の場合にはプレフィックスが付加されません。

//emlist[][ruby]{
p sprintf("%#b", 10) #=> "0b1010"
p sprintf("%#B", 10) #=> "0B1010"
p sprintf("%#b", 0) #=> "0"
p sprintf("%#o", 10) #=> "012"
p sprintf("%#x",...

Kernel.#sprintf(format, *arg) -> String (458.0)

format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。

...@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime

=== sprintf フォーマット

Ruby
の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)
のものと同じです。ただし、...
..., %B)が存在すること、sprintf のすべての方言をサ
ポートしていないこと(%': 3桁区切り)などの違いがあります。

Ruby
には整数の大きさに上限がないので、%b, %B, %o, %x, %X
に負の数を与えると (左側に無限に1が続くとみなせるの...
...B", "0", "0x", "0X" を付加します。
C 言語と同様引数が 0 の場合にはプレフィックスが付加されません。

//emlist[][ruby]{
p sprintf("%#b", 10) #=> "0b1010"
p sprintf("%#B", 10) #=> "0B1010"
p sprintf("%#b", 0) #=> "0"
p sprintf("%#o", 10) #=> "012"
p sprintf("%#x",...

Kernel.#syscall(num, *arg) -> Integer (215.0)

numで指定された番号のシステムコールを実行します。 第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。

...numで指定された番号のシステムコールを実行します。
第2引数以降をシステムコールの引数として渡します。

どの数値がどのシステムコールに対応するかは、
syscall(2) や
/usr/include/sys/syscall.h を参照してください。

システ...
...は、返した値をそのまま数値で返します。

ライブラリ fiddle を使えばより高レベルな操作ができます。

@param num システムコール番号です。
@param arg 文字列か、整数です。最大 9 個まで渡すことができます。
@raise Errno::EXXX sy...
...-1 を返した場合に発生します。
@raise NotImplementedError 実行環境がこのメソッドに対応していないとき発生します。

//emlist[例][ruby]{
syscall 4, 1, "hello\n", 6 # '4' is write(2) on our box
# => hello
//}

@see fiddle, syscall(2freebsd), syscall(2linux)...

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Kernel.#Rational(x, y = 1, exception: true) -> Rational | nil (168.0)

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

...りに nil を返します。

@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

引数 x、y の両方を指定した場合、x/y した Rational オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3") # => (1/3)
Ratio...
...なり、Rational オブジェクトは常に既約(それ以上
約分できない状態)である事に注意してください。

//emlist[例][ruby]{
Rational(2, 6) # => (1/3)
Rational(1, 3) * 3 # => (1/1)
//}

引数に文字列を指定する場合、以下のいずれかの形式...
...数にする事も可能ですが、分母には指定できませ
ん。また、Kernel.#Integer とは違い "0x10" のような進数を表す接頭
辞を含めた指定は行えません。

//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3") # => (1/3)
Rational("0.3") # => (3/10)
Rational('0.3E...

Kernel.#test(cmd, file) -> bool | Time | Integer | nil (129.0)

単体のファイルでファイルテストを行います。

...定します。
@return 下表に特に明記していないものは、真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?r
ファイルを実効 uid で読むことができる
: ?w
ファイルに実効 uid で書くことが...
... uid で実行できる
: ?o
ファイルの所有者が実効 uid である
: ?G
ファイルのグループ所有者が実効 gid である
: ?R
ファイルを実 uid で読むことができる
: ?W
ファイルに実 uid で書くことができる
: ?X
ファイルを実 ui...
...きる
: ?O
ファイルの所有者が実 uid である
: ?e
ファイルが存在する
: ?z
ファイルサイズが 0 である
: ?s
ファイルサイズが 0 でない (ファイルサイズを返す、0 ならば nil) -> Integer|nil
: ?f
ファイルはプレーンファ...

Kernel.#BigDecimal(s, exception: true) -> BigDecimal | nil (120.0)

引数で指定した値を表す BigDecimal オブジェクトを生成します。

...引数で指定した値を表す BigDecimal オブジェクトを生成します。

@param s 数値を表現する初期値を文字列、Integer
Float、Rational、BigDecimal オブジェクトのい
ずれかで指定します。
文字列中のスペースは無...
...が採用されます。最大有
効桁数は以下のような割り算を実行するとき等に意味を持ちます。
//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal"
BigDecimal("1") / BigDecimal("3") # => 0.333333333333333333e0
BigDecimal("1",10) / BigDecimal("3",10) # => 0.333333333333...
...ion false を指定すると、変換できなかった場合、
例外を発生する代わりに nil を返します。

@raise ArgumentError s に Float オブジェクトを指定し、n に
Float::DIG + 2 以上の値を指定した場合に発生します...

Kernel.#BigDecimal(s, n, exception: true) -> BigDecimal | nil (120.0)

引数で指定した値を表す BigDecimal オブジェクトを生成します。

...引数で指定した値を表す BigDecimal オブジェクトを生成します。

@param s 数値を表現する初期値を文字列、Integer
Float、Rational、BigDecimal オブジェクトのい
ずれかで指定します。
文字列中のスペースは無...
...が採用されます。最大有
効桁数は以下のような割り算を実行するとき等に意味を持ちます。
//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal"
BigDecimal("1") / BigDecimal("3") # => 0.333333333333333333e0
BigDecimal("1",10) / BigDecimal("3",10) # => 0.333333333333...
...ion false を指定すると、変換できなかった場合、
例外を発生する代わりに nil を返します。

@raise ArgumentError s に Float オブジェクトを指定し、n に
Float::DIG + 2 以上の値を指定した場合に発生します...

Kernel.#test(cmd, file1, file2) -> bool (19.0)

2ファイル間のファイルテストを行います。

...ェクトを指定します。
@param file2 テストするファイルのパスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
@return 真偽値を返します。

以下は cmd として指定できる文字リテラルとその意味です。

: ?=
ファイル1とファイ...
...イル1とファイル2が同一のファイルである

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile1", "test1")
IO.write("testfile2", "test2")
%w(= < > -).each do |e|
result = test(e, "testfile1", "testfile2")
puts "#{e}: #{result}"
end
//}

# => =: true
# => <: false
# => >: false
# => -: false...

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