るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

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  1. _builtin -
  2. open-uri open
  3. irb/input-method new
  4. irb/input-method gets
  5. matrix -

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Ripper.new(src, filename = "(ripper)", lineno = 1) -> Ripper (9913.0)

Ripper オブジェクトを作成します。

...
Ripper
オブジェクトを作成します。

@param src Ruby プログラムを文字列か IO オブジェクトで指定します。

@param filename src のファイル名を文字列で指定します。省略すると "(ripper)" になります。

@param lineno src の開始行番号を指...
...定します。省略すると 1 になります。

src の解析を行うには更に Ripper#parse などの呼び出しが必要です。

@see Ripper.parse, Ripper#parse...

Ripper.parse(src, filename = '(ripper)', lineno = 1) -> nil (9613.0)

指定された文字列を解析します。常に nil を返します。

...ラムを文字列か IO オブジェクトで指定します。

@param filename src のファイル名を文字列で指定します。省略すると "(ripper)" になります。

@param lineno src の開始行番号を指定します。省略すると 1 になります。

@see Ripper#parse...

Ripper.token_match(src, pattern) -> Ripper::TokenPattern::MatchData | nil (9610.0)

Ruby プログラム src に対してパターン pattern をマッチし、 マッチデータを返します。

Ruby プログラム src に対してパターン pattern をマッチし、
マッチデータを返します。

ライブラリ内部で使用します。

Ripper.lex(src, filename = '-', lineno = 1) -> [[Integer, Integer], Symbol, String] (9346.0)

Ruby プログラム str をトークンに分割し、そのリストを返します。 ただし Ripper.tokenize と違い、トークンの種類と位置情報も付属します。

...Ruby プログラム str をトークンに分割し、そのリストを返します。
ただし Ripper.tokenize と違い、トークンの種類と位置情報も付属します。

@param src Ruby プログラムを文字列か IO オブジェクトで指定します。

@param filename src...
...ます。

@param lineno src の開始行番号を指定します。省略すると 1 になります。


//emlist[][ruby]{
require 'ripper'
require 'pp'

pp Ripper.lex("def m(a) nil end")
# => [[[1, 0], :on_kw, "def"],
# [[1, 3], :on_sp, " "],
# [[1, 4], :on_ident, "m"],
# [[1, 5], :on...
...# [[1, 7], :on_rparen, ")"],
# [[1, 8], :on_sp, " "],
# [[1, 9], :on_kw, "nil"],
# [[1, 12], :on_sp, " "],
# on_kw, "end"
//}



Ripper
.lex は分割したトークンを詳しい情報とともに返します。
返り値の配列の要素は 3 要素の配列 (概念的には...

Ripper.sexp(src, filename = '-', lineno = 1) -> object (9310.0)

Ruby プログラム str を解析して S 式のツリーにして返します。

...結果は、括弧の代わりに配列の要素として S 式のツリーを表現しています。

//emlist[例][ruby]{
require 'ripper'
require 'pp'

pp Ripper.sexp("def m(a) nil end")
# => [:program,
# [[:def,
# [:@ident, "m", [1, 4]],
# [:paren, [:params, [[:@ident, "a", [1,...
...形式になります。

[:@イベント名, トークン, 位置情報(行、桁の配列)]

例:

[:@ident, "m", [1, 4]]

また、Ripper.sexp は Ripper.sexp_raw とは異なり、読みやすさのため
に stmts_add や stmts_new のような _add、_new で終わるパーサイベント...
...
省略します。_add で終わるパーサイベントはハンドラの引数が 0 個のものが
省略されます。詳しくは Ripper::PARSER_EVENTS を確認してください。

@see Ripper.sexp_raw...

絞り込み条件を変える

Ripper.sexp_raw(src, filename = '-', lineno = 1) -> object (9310.0)

Ruby プログラム str を解析して S 式のツリーにして返します。

...結果は、括弧の代わりに配列の要素として S 式のツリーを表現しています。

//emlist[例][ruby]{
require 'ripper'
require 'pp'

pp Ripper.sexp_raw("def m(a) nil end")
# => [:program,
# [:stmts_add,
# [:stmts_new],
# [:def,
# [:@ident, "m", [1, 4]],
#...
...n, [:params, [[:@ident, "a", [1, 6]]], nil, nil, nil]],
# [:bodystmt,
# [:stmts_add, [:stmts_new], [:var_ref, [:@kw, "nil", [1, 9]]]],
# nil,
# nil,
# nil]]]]
//}

Ripper
.sexp_raw は Ripper.sexp とは異なり解析結果を加工しません。

@see Ripper.sexp...

Ripper.slice(src, pattern, n = 0) -> String | nil (9310.0)

Ruby プログラム src のうち、 パターン pattern の n 番目の括弧にマッチする文字列を取り出します。

...目の括弧の中の文字列だけが必
要な時に指定します。省略すると 0 (pattern 全体)になります。

pattern は Ripper のイベント ID のリストを文字列で記述します。
また pattern には Ruby の正規表現と同じメタ文字も使えます...
...単位ではなくトークン単位で動作します。

使用例

require 'ripper'
p Ripper.slice(%(<<HERE\nstring\#{nil}\nHERE),
"heredoc_beg .*? nl $(.*?) heredoc_end", 1)
# => "string\#{nil}\n"

イベント ID は Ripper::SCANNER_EVENTS で確認できます。...

Ripper.tokenize(src, filename = &#39;-&#39;, lineno = 1) -> [String] (9310.0)

Ruby プログラム str をトークンに分割し、そのリストを返します。

...号を指定します。省略すると 1 になります。


//emlist[][ruby]{
require 'ripper'

p Ripper.tokenize("def m(a) nil end")
# => ["def", " ", "m", "(", "a", ")", " ", "nil", " ", "end"]
//}

Ripper
.tokenize は空白やコメントも含め、
元の文字列にある文字は 1 バイ...