キーワード
-
$ ! (1) -
$ " (1) -
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$ & (1) -
$ & # 39; (1) -
$ * (1) -
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$ @ (1) -
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$ KCODE (1) -
$ LOADED _ FEATURES (1) -
$ LOAD _ PATH (1) -
$ PROGRAM _ NAME (1) -
$ SAFE (1) -
$ VERBOSE (1) -
$ \ (1) -
$ _ (1) -
$ ` (1) -
$ stderr (1) -
$ stdin (1) -
$ stdout (1) -
$ ~ (1) - Array (1)
- Complex (2)
- Float (1)
- Hash (1)
- Integer (1)
- Rational (1)
- String (1)
-
_ _ callee _ _ (1) -
_ _ dir _ _ (1) -
_ _ method _ _ (1) - ` (1)
- abort (2)
-
at
_ exit (1) - autoload (1)
- autoload? (1)
- binding (1)
-
block
_ given? (1) - caller (3)
-
caller
_ locations (2) - catch (2)
- chomp (1)
- chop (1)
- eval (2)
- exec (4)
- exit (1)
- exit! (1)
- fail (3)
- fork (2)
- format (1)
- gets (1)
-
global
_ variables (1) - gsub (3)
- iterator? (1)
- lambda (1)
- load (1)
-
local
_ variables (1) - loop (2)
- open (2)
- p (1)
- pp (1)
- print (1)
- printf (2)
- proc (2)
- putc (1)
- puts (1)
- raise (3)
- rand (2)
- readline (1)
- readlines (1)
- require (1)
-
require
_ relative (1) - select (1)
-
set
_ trace _ func (1) - sleep (2)
- spawn (4)
- sprintf (1)
- srand (2)
- sub (2)
- syscall (1)
- system (4)
- test (2)
- throw (1)
-
trace
_ var (3) - trap (2)
-
untrace
_ var (1) - warn (1)
検索結果
先頭5件
-
Kernel
$ $ _ -> String | nil (27178.0) -
最後に Kernel.#gets または Kernel.#readline で読み込んだ文字列です。 EOF に達した場合には、 nil になります。 (覚え方: Perlと同じ)
...最後に Kernel.#gets または Kernel.#readline で読み込んだ文字列です。
EOF に達した場合には、 nil になります。
(覚え方: Perlと同じ)
Kernel.#print のような Perl 由来の幾つかのメソッドは、引数を省略すると代わりに $_ を利用します......。
この変数はローカルスコープかつスレッドローカルです。
Ruby起動時の初期値は nil です。
@see Kernel.#print, Kernel.#gets, Kernel.#readline, Object::ARGF
=== 例
example.txt:
foo
bar
baz
このとき、コマンド ruby -e 'print while gets' example.txt... -
Kernel
. # exec(env , program , *args , options={}) -> () (27118.0) -
引数で指定されたコマンドを実行します。
...イルデスクリプタなど)引き継ぎます。
Hash を options として渡すことで、この挙動を変更できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。
=== 引数の解釈
この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも
そ......替えて以下を実行
$ ps aux|grep sleep
xxxx 32754 0.0 0.0 2580 468 pts/3 S+ 22:01 0:00 mysleep 600
xxxx 32761 0.0 0.0 2824 792 pts/6 S+ 22:01 0:00 grep sleep
@see Kernel.#system,Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#fork,IO.popen,IO.pipe,Kernel.#open,exec(3)... -
Kernel
. # exec(program , *args , options={}) -> () (27118.0) -
引数で指定されたコマンドを実行します。
...イルデスクリプタなど)引き継ぎます。
Hash を options として渡すことで、この挙動を変更できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。
=== 引数の解釈
この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも
そ......替えて以下を実行
$ ps aux|grep sleep
xxxx 32754 0.0 0.0 2580 468 pts/3 S+ 22:01 0:00 mysleep 600
xxxx 32761 0.0 0.0 2824 792 pts/6 S+ 22:01 0:00 grep sleep
@see Kernel.#system,Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#fork,IO.popen,IO.pipe,Kernel.#open,exec(3)... -
Kernel
. # exit!(status = false) -> () (27100.0) -
Rubyプログラムの実行を即座に終了します。 status として整数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 1 です。
...XIT_FAILURE の値なので、正確には環境依存です。
exit! は exit とは違って、例外処理などは一切行ないませ
ん。 Kernel.#fork の後、子プロセスを終了させる時などに用
いられます。
@param status 終了ステータスを整数か true また......T.sync = true #表示前に終了しないようにする
puts 'start'
begin
puts 'start1...'
exit!
ensure
puts 'end1...' #実行されない
end
puts 'end' #実行されない
#=> start
# start1...
#終了ステータス:1
//}
@see Kernel.#exit,Kernel.#abort,Kernel.#at_exit,Kernel.#fork... -
Kernel
. # autoload(const _ name , feature) -> nil (27094.0) -
定数 const_name を最初に参照した時に feature を Kernel.#require するように設定します。
...定数 const_name を最初に参照した時に feature を
Kernel.#require するように設定します。
const_name には、 "::" 演算子を含めることはできません。
ネストした定数を指定する方法は Module#autoload を参照してください。
const_name が aut......対象を指定します。
@raise LoadError featureのロードに失敗すると発生します。
//emlist[][ruby]{
# ------- /tmp/foo.rb ---------
class Bar
end
# ----- end of /tmp/foo.rb ----
autoload :Bar, '/tmp/foo'
p Bar #=> Bar
//}
@see Kernel.#autoload?,Module#autoload,Kernel.#require... -
Kernel
. # catch {|tag| . . . . } -> object (27094.0) -
Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。
...
Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。
ブロックの実行中に tag と同一のオブジェクトを引数とする Kernel.#throw が行われた
場合は、その throw の第二引数を戻り値として、ブロック......@return ブロックの返り値か、対応するthrowの第二引数を返り値として返します。
//emlist[例][ruby]{
result = catch do |tag|
for i in 1..2
for j in 1..2
for k in 1..2
throw tag, k
end
end
end
end
p result #=> 1
//}
@see Kernel.#throw... -
Kernel
. # catch(tag) {|tag| . . . . } -> object (27094.0) -
Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。
...
Kernel.#throwとの組み合わせで大域脱出を行います。 catch はブロックを実行します。
ブロックの実行中に tag と同一のオブジェクトを引数とする Kernel.#throw が行われた
場合は、その throw の第二引数を戻り値として、ブロック......@return ブロックの返り値か、対応するthrowの第二引数を返り値として返します。
//emlist[例][ruby]{
result = catch do |tag|
for i in 1..2
for j in 1..2
for k in 1..2
throw tag, k
end
end
end
end
p result #=> 1
//}
@see Kernel.#throw... -
Kernel
. # readlines(rs = $ / ) -> [String] (27094.0) -
ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
...ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続......s("") #=> ["hello\nit\n\n", "common\n", "hello\nit\n\n", "common\n"]
ARGV << 'b.txt' << 'b.txt'
p readlines('it') #=> ["hello\nit", "\n\ncommon\n", "hello\nit", "\n\ncommon\n"]
p readlines #=> []
//}
//emlist[b.txt][ruby]{
hello
it
common
//}
@see $/,ARGF,Kernel.#gets, Kernel.#readline... -
Kernel
. # srand -> Integer (27094.0) -
Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。
...
Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。
seed に整数を指定するとその絶対値を乱数の種に設定します。
それ以外の値を指定した場合は seed.to_int が指定されたものとして扱いま......す。
seed に既知の値を与えると、以前の Kernel.#rand の値を再現できます。
seed が省略された時には
現在の時刻やプロセス ID、srand を呼び出した回数、
また可能なら /dev/urandom から読み出したデータなどを元に種を作ります......) #=> 0.938911141393347
p rand(0) #=> 0.915824970865251
seeds << srand(num)
p rand(6) #=> 3
p rand(6) #=> 0
p rand(0) #=> 0.445804380918972
p rand(0) #=> 0.422248634121701
seeds << srand
p seeds #=> [455675, 2995620310703489221660585195204777696, 455675]
//}
@see Kernel.#rand, Random::DEFAULT... -
Kernel
. # srand(seed) -> Integer (27094.0) -
Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。
...
Kernel.#rand や Random.rand で使用される擬似乱数生成器の種を設定し、古い種を返します。
seed に整数を指定するとその絶対値を乱数の種に設定します。
それ以外の値を指定した場合は seed.to_int が指定されたものとして扱いま......す。
seed に既知の値を与えると、以前の Kernel.#rand の値を再現できます。
seed が省略された時には
現在の時刻やプロセス ID、srand を呼び出した回数、
また可能なら /dev/urandom から読み出したデータなどを元に種を作ります......) #=> 0.938911141393347
p rand(0) #=> 0.915824970865251
seeds << srand(num)
p rand(6) #=> 3
p rand(6) #=> 0
p rand(0) #=> 0.445804380918972
p rand(0) #=> 0.422248634121701
seeds << srand
p seeds #=> [455675, 2995620310703489221660585195204777696, 455675]
//}
@see Kernel.#rand, Random::DEFAULT... -
Kernel
. # system(env , program , *args , options={}) -> bool | nil (27091.0) -
引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。
...umask
* 子プロセスでのリダイレクト
などを変更できます。環境変数のクリアなども指定できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。
=== 引数の解釈
この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも......se RuntimeError exception: true が指定されていて、コマンドの終了ステータスが 0 以外のときに発生します。
//emlist[インタプリタから直接コマンドを実行][ruby]{
system("echo", "*") # => true
# *
//}
@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)... -
Kernel
. # system(program , *args , options={}) -> bool | nil (27091.0) -
引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。
...umask
* 子プロセスでのリダイレクト
などを変更できます。環境変数のクリアなども指定できます。
詳しくは Kernel.#spawn を参照してください。
=== 引数の解釈
この形式で呼び出した場合、空白や shell のメタキャラクタも......se RuntimeError exception: true が指定されていて、コマンドの終了ステータスが 0 以外のときに発生します。
//emlist[インタプリタから直接コマンドを実行][ruby]{
system("echo", "*") # => true
# *
//}
@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)... -
Kernel
. # `(command) -> String (27082.0) -
command を外部コマンドとして実行し、その標準出力を文字列として 返します。このメソッドは `command` の形式で呼ばれます。
...タスを得るには、$? を参照します。
コマンドの出力を得る必要がなく、単にコマンドを実行したいだけなら
Kernel.#system を使います。特に端末を制御するコマンドでは
`command` は失敗するかもしれません。
d:spec/literal#command......Errno::EXXX コマンドを実行できないときや失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
puts `ruby -v` #=> ruby 1.8.6 (2007-03-13 patchlevel 0) [i386-mswin32]
puts $?.inspect #=> #<Process::Status: pid=3580,exited(0)>
//}
@see Kernel.#system,Kernel.#exec,Kernel.#spawn... -
Kernel
$ $ " -> [String] (27076.0) -
Kernel.#require でロードされたファイル名を含む配列です。
...
Kernel.#require でロードされたファイル名を含む配列です。
Kernel.#require で同じファイルを
複数回ロードしないようにするためのロックとして使われます。
この変数はグローバルスコープです。... -
Kernel
$ $ @ -> [String] | nil (27076.0) -
最後に例外が発生した時のバックトレースを表す配列です。 Kernel.#raise によって設定されます。
...トレースを表す配列です。
Kernel.#raise によって設定されます。
配列の各要素はメソッドの呼び出し位置を示す文字列で形式は
"filename:line"
または
"filename:line:in `methodname'"
です。これは Kernel.#caller が返す値と同じ形式... -
Kernel
$ $ LOADED _ FEATURES -> [String] (27076.0) -
Kernel.#require でロードされたファイル名を含む配列です。
...
Kernel.#require でロードされたファイル名を含む配列です。
Kernel.#require で同じファイルを
複数回ロードしないようにするためのロックとして使われます。
この変数はグローバルスコープです。... -
Kernel
. # autoload?(const _ name) -> String | nil (27076.0) -
const_name が Kernel.#autoload 設定されているか調べます。
...const_name が Kernel.#autoload 設定されているか調べます。
autoload 設定されていて、autoload 定数がまだ定義されてない(ロードされていない)
ときにそのパス名を返します。
autoload 設定されていないか、ロード済みなら nil を返し......lass Foo
class Bar
end
end
# ----- end of /tmp/foo.rb ----
class Foo
end
p Foo.autoload?(:Bar) #=> nil
Foo.autoload :Bar, '/tmp/foo'
p Foo.autoload?(:Bar) #=> "/tmp/foo"
p Foo::Bar #=> Foo::Bar
p Foo.autoload?(:Bar) #=> nil
//}
@see Kernel.#autoload... -
Kernel
. # binding -> Binding (27076.0) -
変数・メソッドなどの環境情報を含んだ Binding オブジェクトを 生成して返します。通常、Kernel.#eval の第二引数として使います。
...変数・メソッドなどの環境情報を含んだ Binding オブジェクトを
生成して返します。通常、Kernel.#eval の第二引数として使います。
//emlist[例][ruby]{
def foo
a = 1
binding
end
eval("p a", foo) #=> 1
//}
@see Kernel.#eval,Object::TOPLEVEL_BINDING... -
Kernel
. # system(command , options={}) -> bool | nil (27076.0) -
引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。
...# => Errno::ENOENT (No such file or directory - sad)
system('ruby -e "exit(false)"', exception: true) # => RuntimeError (Command failed with exit 1: ruby -e "exit(false)")
system('ruby -e "exit(true)"', exception: true) # => true
//}
@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)... -
Kernel
. # system(env , command , options={}) -> bool | nil (27076.0) -
引数を外部コマンドとして実行して、成功した時に真を返します。
...# => Errno::ENOENT (No such file or directory - sad)
system('ruby -e "exit(false)"', exception: true) # => RuntimeError (Command failed with exit 1: ruby -e "exit(false)")
system('ruby -e "exit(true)"', exception: true) # => true
//}
@see Kernel.#`,Kernel.#spawn,Kernel.#exec,system(3)... -
Kernel
. # throw(tag , value = nil) -> () (27076.0) -
Kernel.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。
...
Kernel.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw
は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。
throw は探索時に呼び出しスタックをさかのぼるので、
ジャンプ先は同じメソッド内にあるとは限......いる catch が存在しない場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
def foo
throw :exit, 25
end
ret = catch(:exit) do
begin
foo
some_process() # 絶対に実行されない
10
ensure
puts "ensure"
end
end
puts ret
#=> ensure
# 25
//}
@see Kernel.#catch... -
Kernel
. # spawn(env , program , *args , options={}) -> Integer (27070.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
...din), 1(stdout), 2(stderr) 以外の
ファイルデスクリプタをすべて閉じます。
false がデフォルトです。
: :exception
Kernel.#system のみで指定できます。
これを true に設定すると、nil や false を返す代わりに例外が発生します。
fa......列を指定します。
@param options オプションパラメータ Hash
@raise ArgumentError 第一引数が配列かつ要素数が 2 でない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。
@see Kernel.#system,Kernel.#exec... -
Kernel
. # spawn(program , *args) -> Integer (27070.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
...din), 1(stdout), 2(stderr) 以外の
ファイルデスクリプタをすべて閉じます。
false がデフォルトです。
: :exception
Kernel.#system のみで指定できます。
これを true に設定すると、nil や false を返す代わりに例外が発生します。
fa......列を指定します。
@param options オプションパラメータ Hash
@raise ArgumentError 第一引数が配列かつ要素数が 2 でない場合に発生します。
@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。
@see Kernel.#system,Kernel.#exec... -
Kernel
$ $ > -> object (27064.0) -
標準出力です。
...標準出力です。
組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のフ... -
Kernel
$ $ stdout -> object (27064.0) -
標準出力です。
...標準出力です。
組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のフ... -
Kernel
. # abort -> () (27064.0) -
Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
...Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
このメソッドと Kernel.#exit との違いは、プログラムの終了ステー
タスが 1 (正確にはCレベルの定数 EXIT_FAILURE の値)固定であることと、......#(標準出力)
#=> start
# start1...
# end1 with #<SystemExit: error1>
# start2...
# end2...
#終了ステータス:1
#(標準エラー出力)
#=> error1
# Traceback (most recent call last):
# sample.rb:11:in `<main>': RuntimeError (RuntimeError)
//}
@see Kernel.#exit,Kernel.#exit!... -
Kernel
. # abort(message) -> () (27064.0) -
Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
...Ruby プログラムをエラーメッセージ付きで終了します。終了ステータスは 1 固定です。
このメソッドと Kernel.#exit との違いは、プログラムの終了ステー
タスが 1 (正確にはCレベルの定数 EXIT_FAILURE の値)固定であることと、......#(標準出力)
#=> start
# start1...
# end1 with #<SystemExit: error1>
# start2...
# end2...
#終了ステータス:1
#(標準エラー出力)
#=> error1
# Traceback (most recent call last):
# sample.rb:11:in `<main>': RuntimeError (RuntimeError)
//}
@see Kernel.#exit,Kernel.#exit!... -
Kernel
. # caller(range) -> [String] | nil (27064.0) -
start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。
...します。
@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
@see Kernel.#set_trace_func,Kernel.#raise,
Kernel.#caller_locations
//emlist[例][ruby]{
def foo
p caller(0)
p caller(1)
p caller(2)
p caller(3)
p caller(4)
end
de... -
Kernel
. # caller(start = 1) -> [String] | nil (27064.0) -
start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。
...します。
@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
@see Kernel.#set_trace_func,Kernel.#raise,
Kernel.#caller_locations
//emlist[例][ruby]{
def foo
p caller(0)
p caller(1)
p caller(2)
p caller(3)
p caller(4)
end
de... -
Kernel
. # caller(start , length) -> [String] | nil (27064.0) -
start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。
...します。
@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
@see Kernel.#set_trace_func,Kernel.#raise,
Kernel.#caller_locations
//emlist[例][ruby]{
def foo
p caller(0)
p caller(1)
p caller(2)
p caller(3)
p caller(4)
end
de... -
Kernel
. # load(file , priv = false) -> true (27064.0) -
Ruby プログラム file をロードして実行します。再ロード可能です。
...。
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require
=== require と load の違い
Kernel.#require は同じファイルは一度だけしかロードしませんが、
Kernel.#load は無条件にロードします。
また、require は拡張子.rb や... -
Kernel
. # require(feature) -> bool (27064.0) -
Ruby ライブラリ feature をロードします。拡張子補完を行い、 同じファイルの複数回ロードはしません。
...(/prime/).size # => 0
require "prime" # => true
$LOADED_FEATURES.grep(/prime/).size # => 1
require "prime" # => false
begin
require "invalid"
rescue LoadError => e
e.message # => "cannot load such file -- invalid"
end
//}
@see Kernel.#load,Kernel.#autoload,Kernel.#require_relative... -
Kernel
. # require _ relative(relative _ feature) -> bool (27064.0) -
現在のファイルからの相対パスで require します。
...じです。
Kernel.#eval などで文字列を評価した場合に、そこから
require_relative を呼出すと必ず失敗します。
@param relative_feature ファイル名の文字列です。
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require
=== r......ラリのローカル変数を
ロード元のスクリプトから直接取得することはできません。
このスコープの扱い方はKernel.#loadでも同様です。
//emlist[例][ruby]{
# ---------- some.rb -----------
$a = 1
@a = 1
A = 1
a = 1
# ---------- end some.rb -------
requi... -
Kernel
$ $ , -> String | nil (27058.0) -
デフォルトの出力フィールド区切り文字列です。 Array#join で引数を省略した場合と、 Kernel.#print の各引数の間で出力されます。
...デフォルトの出力フィールド区切り文字列です。
Array#join で引数を省略した場合と、
Kernel.#print の各引数の間で出力されます。
デフォルト値は nil で、空文字列と同じ結果になります。
Ruby 2.7からは nil 以外に変更するこ... -
Kernel
$ $ \ -> String | nil (27058.0) -
出力レコード区切りを表す文字列です。 Kernel.#print が最後にこの文字列を出力します。
...出力レコード区切りを表す文字列です。
Kernel.#print が最後にこの文字列を出力します。
デフォルトは nil で、何も出力しません。
この変数はグローバルスコープです。... -
Kernel
. # spawn(command , options={}) -> Integer (27055.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
...表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash
@raise Errno::EXXX 起動に失敗し、ruby インタプリタに制御が戻った場合に発生します。
@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。
@see Kernel.#system,Kernel.#exec... -
Kernel
. # spawn(env , command , options={}) -> Integer (27055.0) -
引数を外部コマンドとして実行しますが、生成した 子プロセスの終了を待ち合わせません。生成した子プロセスのプロセスIDを返します。
...表す Hash
@param options オプションパラメータ Hash
@raise Errno::EXXX 起動に失敗し、ruby インタプリタに制御が戻った場合に発生します。
@raise Errno::EXXX コマンドが実行できなかった場合に発生します。
@see Kernel.#system,Kernel.#exec... -
Kernel
$ $ -I -> [String] (27046.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、......す。
require を呼んだときに読み込まれるファイルを特定できます。
//emlist[][ruby]{
p $LOAD_PATH.resolve_feature_path('set')
# => [:rb, "/build-all-ruby/2.7.0/lib/ruby/2.7.0/set.rb"]
//}
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd, spec/envvars... -
Kernel
$ $ : -> [String] (27046.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、......す。
require を呼んだときに読み込まれるファイルを特定できます。
//emlist[][ruby]{
p $LOAD_PATH.resolve_feature_path('set')
# => [:rb, "/build-all-ruby/2.7.0/lib/ruby/2.7.0/set.rb"]
//}
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd, spec/envvars... -
Kernel
$ $ LOAD _ PATH -> [String] (27046.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、......す。
require を呼んだときに読み込まれるファイルを特定できます。
//emlist[][ruby]{
p $LOAD_PATH.resolve_feature_path('set')
# => [:rb, "/build-all-ruby/2.7.0/lib/ruby/2.7.0/set.rb"]
//}
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd, spec/envvars... -
Kernel
$ $ stdin -> object (27046.0) -
標準入力です。
...# 入力する
$stdin = STDIN # 元に戻す
//}
ただし、Kernel.#gets など、特定の組み込みメソッドは
$stdin オブジェクトにメソッドを転送して実装されています。
従って、Kernel.#gets などが正しく動作するには、
$stdin オブジェク... -
Kernel
. # _ _ callee _ _ -> Symbol | nil (27046.0) -
現在のメソッド名を返します。 メソッドの外で呼ばれると nil を返します。
...//emlist[例][ruby]{
def foo
p __callee__
end
alias :bar :foo
foo # => :foo
bar # => :bar
p __callee__ # => nil
//}
Kernel.#__method__ とは異なり、現在のメソッド名が alias されたメ
ソッドの場合には alias 先のメソッド名を返します。
@see Kernel.#__method__... -
Kernel
. # at _ exit { . . . } -> Proc (27046.0) -
与えられたブロックをインタプリタ終了時に実行します。
...Proc オブジェクトで返します。
//emlist[例][ruby]{
3.times do |i|
at_exit{puts "at_exit#{i}"}
end
END{puts "END"}
at_exit{puts "at_exit"}
puts "main_end"
#=> main_end
# at_exit
# END
# at_exit2
# at_exit1
# at_exit0
//}
@see d:spec/control#END,Kernel.#exit!,Kernel.#fork... -
Kernel
. # exit(status = true) -> () (27046.0) -
Rubyプログラムの実行を終了します。status として整 数が与えられた場合、その値を Ruby コマンドの終了ステータスとします。 デフォルトの終了ステータスは 0(正常終了)です。
...puts "end1 with #{err.inspect}"
end
begin
puts 'start2...'
exit
ensure
puts 'end2...'
end
puts 'end' #実行されない
#=> start
# start1...
# end1 with #<SystemExit: exit>
# start2...
# end2...
#終了ステータス:0
//}
@see Kernel.#exit!,Kernel.#abort, d:spec/control#begin... -
Kernel
. # fail -> () (27046.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に......end
foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}
//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end
begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # fail(error _ type , message = nil , backtrace = caller(0) , cause: $ !) -> () (27046.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に......end
foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}
//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end
begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # fail(message , cause: $ !) -> () (27046.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に......end
foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}
//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end
begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # fork -> Integer | nil (27046.0) -
fork(2) システムコールを使ってプロセスの複製を作 ります。親プロセスでは子プロセスのプロセスIDを、子プロセスでは nil を返します。ブロックを指定して呼び出した場合には、生成し た子プロセスでブロックを評価します。
...puts "parent process. pid: #{Process.pid}, child pid: #{child_pid}"
# => parent process. pid: 79055, child pid: 79602
# 親プロセスでの処理
# ...
# 子プロセスの終了を待って終了。
Process.waitpid(child_pid)
//}
@see IO.popen,IO.pipe,Kernel.#at_exit,Kernel.#exit!, fork(2)... -
Kernel
. # fork { . . . } -> Integer | nil (27046.0) -
fork(2) システムコールを使ってプロセスの複製を作 ります。親プロセスでは子プロセスのプロセスIDを、子プロセスでは nil を返します。ブロックを指定して呼び出した場合には、生成し た子プロセスでブロックを評価します。
...puts "parent process. pid: #{Process.pid}, child pid: #{child_pid}"
# => parent process. pid: 79055, child pid: 79602
# 親プロセスでの処理
# ...
# 子プロセスの終了を待って終了。
Process.waitpid(child_pid)
//}
@see IO.popen,IO.pipe,Kernel.#at_exit,Kernel.#exit!, fork(2)... -
Kernel
. # format(format , *arg) -> String (27046.0) -
format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。
...トした文字列を返します。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime
=== sprintf フォーマット
Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)......tf("%p", /e+/) #=> "/e+/"
//}
: d
: i
引数の数値を10進表現の整数として出力します。
引数が整数でなければ関数 Kernel.#Integer と同じ規則で整数に
変換されます。
//emlist[][ruby]{
p sprintf("%d", -1) #=> "-1"
p sprintf("%d", 3.1) #=> "3"
p sprint... -
Kernel
. # gets(rs = $ / ) -> String | nil (27046.0) -
ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
...mmon
//}
//emlist[c.txt][ruby]{
ARGF
# スクリプトに指定した引数 (Object::ARGV を参照) をファイル名と
# みなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオブジェクトです。
//}
@see $/,ARGF,Kernel.#readlines,Kernel.#readline... -
Kernel
. # lambda { . . . } -> Proc (27046.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
...生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}
===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い
Kernel.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのインスタンス(手続きオブジェクト)を生成しますが、
生成された手......。 lambda の生成する手続きオブジェクトのほうが
よりメソッドに近い働きをするように設計されています。
Kernel.#proc は Proc.new と同じになります。
引数に & を付けることで手続きオブジェクト化したブロックは、Proc.new で... -
Kernel
. # p(*arg) -> object | Array (27046.0) -
引数を人間に読みやすい形に整形して改行と順番に標準出力 $stdout に出力します。主にデバッグに使用します。
...された引数 arg を返します。複数の引数が指定された場合はそれらを要素とする配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
puts "" #=> (空行)
p "" #=> ""
puts 50,"50"
#=> 50
#=> 50
p 50,"50"
#=> 50
#=> "50"
//}
@see Object#inspect,Kernel.#puts,Kernel.#print... -
Kernel
. # print(*arg) -> nil (27046.0) -
引数を順に標準出力 $stdout に出力します。引数が与えられない時には変数 $_ の値を出力します。
...た場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
print "Hello, world!"
print "Regexp is",/ant/
print nil
print "\n"
#=> Hello, world!Regexp is(?-mix:ant)
$_ = "input"
$, = "<and>"
$\ = "<end>\n"
print
print "AA","BB"
#=> input<end>
#=> AA<and>BB<end>
//}
@see Kernel.#puts,Kernel.#p,IO#print... -
Kernel
. # printf(format , *arg) -> nil (27046.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。
...out に出力します。
引数を 1 つも指定しなければ何もしません。
Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel.#sprintfの項を参照してください。
@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フ......011 ' 123'"
printf("%1$*2$s %2$d %1$s", "hello", 8) #=> " hello 8 hello"
printf("%1$*2$s %2$d", "hello", -8) #=> "hello -8"
printf("%+g:% g:%-g", 1.23, 1.23, 1.23) #=> "+1.23: 1.23:1.23"
printf("%u", -123) #=> "..4294967173"
//}
@see Kernel.#sprintf,IO#printf... -
Kernel
. # printf(port , format , *arg) -> nil (27046.0) -
C 言語の printf と同じように、format に従い引数を文字列に変 換して port に出力します。
...out に出力します。
引数を 1 つも指定しなければ何もしません。
Ruby における format 文字列の拡張については
Kernel.#sprintfの項を参照してください。
@param port 出力先になるIO のサブクラスのインスタンスです。
@param format フ......011 ' 123'"
printf("%1$*2$s %2$d %1$s", "hello", 8) #=> " hello 8 hello"
printf("%1$*2$s %2$d", "hello", -8) #=> "hello -8"
printf("%+g:% g:%-g", 1.23, 1.23, 1.23) #=> "+1.23: 1.23:1.23"
printf("%u", -123) #=> "..4294967173"
//}
@see Kernel.#sprintf,IO#printf... -
Kernel
. # proc -> Proc (27046.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
...生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}
===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い
Kernel.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのインスタンス(手続きオブジェクト)を生成しますが、
生成された手......。 lambda の生成する手続きオブジェクトのほうが
よりメソッドに近い働きをするように設計されています。
Kernel.#proc は Proc.new と同じになります。
引数に & を付けることで手続きオブジェクト化したブロックは、Proc.new で... -
Kernel
. # proc { . . . } -> Proc (27046.0) -
与えられたブロックから手続きオブジェクト (Proc のインスタンス) を生成して返します。Proc.new に近い働きをします。
...生します。][ruby]{
pr = Proc.new { break }
(1..5).each(&pr)
//}
===[a:lambda_proc] lambda と proc と Proc.new とイテレータの違い
Kernel.#lambda と Proc.new はどちらも Proc クラスのインスタンス(手続きオブジェクト)を生成しますが、
生成された手......。 lambda の生成する手続きオブジェクトのほうが
よりメソッドに近い働きをするように設計されています。
Kernel.#proc は Proc.new と同じになります。
引数に & を付けることで手続きオブジェクト化したブロックは、Proc.new で... -
Kernel
. # puts(*arg) -> nil (27046.0) -
引数と改行を順番に 標準出力 $stdout に出力します。 引数がなければ改行のみを出力します。
...に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
puts "foo", "bar\n", "baz"
puts "" # 改行のみ出力
puts # 改行のみ出力
puts nil # 改行のみ出力
puts ["oui", "non"]
#=> foo
# bar
# baz
#
#
#
# oui
# non
//}
@see Kernel.#print, Kernel.#p, IO#puts... -
Kernel
. # raise -> () (27046.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に......end
foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}
//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end
begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # raise(error _ type , message = nil , backtrace = caller(0) , cause: $ !) -> () (27046.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に......end
foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}
//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end
begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # raise(message , cause: $ !) -> () (27046.0) -
例外を発生させます。 発生した例外は変数 $! に格納されます。また例外が 発生した時のスタックトレースは変数 $@ に格納され ます。発生した例外は rescue 節で捕捉できます。
...します。
@param message 例外のメッセージとなる文字列です。
@param backtrace 例外発生時のスタックトレースで、Kernel.#caller の戻り値と同じ
形式で指定しなければいけません。
@param cause 現在の例外($!)の代わりに Exception#cause に......end
foo(4) #=> in method.in rescue.in method.in else.in ensure.
//}
//emlist[例3][ruby]{
class MyException
def exception(mesg=nil)
SecurityError.new(mesg)
end
end
begin
raise MyException.new
rescue SecurityError
p $! #=> #<SecurityError: SecurityError>
end
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # rand(max = 0) -> Integer | Float (27046.0) -
擬似乱数を発生させます。
...を、少なくとも片方が実数の場合は実数を返します。
range に含まれる数が無い場合は nil を返します。
まだ Kernel.#srand が呼ばれていなければ自動的に呼び出します。
擬似乱数生成器として Random::DEFAULT を使用します。
こ......10) #=> 1 (0 から 9 までの整数。終端を含まない)
rand(1.0..1.5) #=> 1.1362963047752432 (1.0 以上 1.5 以下の実数)
rand(1.0...1.5) #=> 1.1382321275715483 (1.0 以上 1.5 未満の実数)
rand(1..0) #=> nil
//}
@see Kernel.#srand, Random#rand, Random... -
Kernel
. # rand(range) -> Integer | Float | nil (27046.0) -
擬似乱数を発生させます。
...を、少なくとも片方が実数の場合は実数を返します。
range に含まれる数が無い場合は nil を返します。
まだ Kernel.#srand が呼ばれていなければ自動的に呼び出します。
擬似乱数生成器として Random::DEFAULT を使用します。
こ......10) #=> 1 (0 から 9 までの整数。終端を含まない)
rand(1.0..1.5) #=> 1.1362963047752432 (1.0 以上 1.5 以下の実数)
rand(1.0...1.5) #=> 1.1382321275715483 (1.0 以上 1.5 未満の実数)
rand(1..0) #=> nil
//}
@see Kernel.#srand, Random#rand, Random... -
Kernel
. # readline(rs = $ / ) -> String (27046.0) -
ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
...t ---
hello
it
common
# --- c.txt ---
ARGF
# スクリプトに指定した引数 (Object::ARGV を参照) をファイル名と
# みなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオブジェクトです。
//}
@see $/,ARGF,Kernel.#readlines,Kernel.#gets... -
Kernel
. # set _ trace _ func(proc) -> Proc (27046.0) -
Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。
...uby]{
set_trace_func lambda {|*arg|
p arg
}
class Foo
end
43.to_s
# ----結果----
# ["c-return", "..", 1, :set_trace_func, #<Binding:0xf6ceb8>, Kernel]
# ["line", "..", 4, nil, #<Binding:0x10cbcd8>, nil]
# ["c-call", "..", 4, :inherited, #<Binding:0x10cba98>, Class]
# ["c-return", "..", 4, :inhe......["class", "..", 4, nil, #<Binding:0x10cb600>, nil]
# ["end", "..", 5, nil, #<Binding:0x10cb3f0>, nil]
# ["line", "..", 6, nil, #<Binding:0x10cb1e0>, nil]
# ["c-call", "..", 6, :to_s, #<Binding:0x10cafd0>, Fixnum]
# ["c-return", "..", 6, :to_s, #<Binding:0x10cad78>, Fixnum]
//}
@see Kernel.#caller... -
Kernel
. # sprintf(format , *arg) -> String (27046.0) -
format 文字列を C 言語の sprintf と同じように解釈し、 引数をフォーマットした文字列を返します。
...トした文字列を返します。
@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。
@see Kernel.#printf,Time#strftime,Date.strptime
=== sprintf フォーマット
Ruby の sprintf フォーマットは基本的に C 言語の sprintf(3)......tf("%p", /e+/) #=> "/e+/"
//}
: d
: i
引数の数値を10進表現の整数として出力します。
引数が整数でなければ関数 Kernel.#Integer と同じ規則で整数に
変換されます。
//emlist[][ruby]{
p sprintf("%d", -1) #=> "-1"
p sprintf("%d", 3.1) #=> "3"
p sprint... -
Kernel
. # trace _ var(varname) {|new _ val| . . . . } -> nil (27046.0) -
グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。
...は明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。
フックを解除するには、hook に nil を
指定するか、Kernel.#untrace_var を用います。
hook が nil ならば、設定されていた
hook をすべて解除してその配列を返します(ブロッ......ます。解除した場合は解除した
フックを並べた配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| puts "hook: $v=#{val.inspect}" }
$v = 1 #=> hook: $v=1
$v = "foo" #=> hook: $v="foo"
$v.upcase!
p $v #=> "FOO"
//}
@see Kernel.#untrace_var... -
Kernel
. # trace _ var(varname , hook) -> [String|Proc] (27046.0) -
グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。
...は明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。
フックを解除するには、hook に nil を
指定するか、Kernel.#untrace_var を用います。
hook が nil ならば、設定されていた
hook をすべて解除してその配列を返します(ブロッ......ます。解除した場合は解除した
フックを並べた配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| puts "hook: $v=#{val.inspect}" }
$v = 1 #=> hook: $v=1
$v = "foo" #=> hook: $v="foo"
$v.upcase!
p $v #=> "FOO"
//}
@see Kernel.#untrace_var... -
Kernel
. # trace _ var(varname , hook) -> nil (27046.0) -
グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。
...は明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。
フックを解除するには、hook に nil を
指定するか、Kernel.#untrace_var を用います。
hook が nil ならば、設定されていた
hook をすべて解除してその配列を返します(ブロッ......ます。解除した場合は解除した
フックを並べた配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| puts "hook: $v=#{val.inspect}" }
$v = 1 #=> hook: $v=1
$v = "foo" #=> hook: $v="foo"
$v.upcase!
p $v #=> "FOO"
//}
@see Kernel.#untrace_var... -
Kernel
$ $ ! -> Exception | nil (27028.0) -
最後に例外が発生したときの Exception オブジェクトです。 該当する例外がないときは nil です。
...最後に例外が発生したときの Exception オブジェクトです。
該当する例外がないときは nil です。
Kernel.#raise によって設定されます。
この変数はスレッドローカル、読み取り専用です。... -
Kernel
$ $ -0 -> String | nil (27028.0) -
入力レコード区切りを表す文字列です。 awk の RS 変数のように働きます。
...入力レコード区切りを表す文字列です。
awk の RS 変数のように働きます。
Kernel.#gets のような「行」単位の読み込みメソッドが「行」の区切りとして使用します。
Rubyがコマンドオプション -0 付きで起動されたときには -0... -
Kernel
$ $ / -> String | nil (27028.0) -
入力レコード区切りを表す文字列です。 awk の RS 変数のように働きます。
...入力レコード区切りを表す文字列です。
awk の RS 変数のように働きます。
Kernel.#gets のような「行」単位の読み込みメソッドが「行」の区切りとして使用します。
Rubyがコマンドオプション -0 付きで起動されたときには -0... -
Kernel
$ $ stderr -> object (27028.0) -
標準エラー出力です。
...標準エラー出力です。
Ruby インタプリタが出力するエラーメッセージや
警告メッセージ、Kernel.#warn の出力先となります。
初期値は Object::STDERR です。
$stderr に代入するオブジェクトには
write という名前のメソッドが定義... -
Kernel
. # Rational(x , y = 1 , exception: true) -> Rational | nil (27028.0) -
引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。
...スコアで繋いだ形式
"1.2/3" のように、分子を実数にする事も可能ですが、分母には指定できませ
ん。また、Kernel.#Integer とは違い "0x10" のような進数を表す接頭
辞を含めた指定は行えません。
//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3")... -
Kernel
. # caller _ locations(range) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (27028.0) -
現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。
...(1, 2)
# => ["/Users/user/test.rb:9:in `test2'", "/Users/user/test.rb:13:in `test3'"]
# => [9, 13]
# => ["/Users/user/test.rb", "/Users/user/test.rb"]
test3(2, 1)
# => ["/Users/user/test.rb:13:in `test3'"]
# => [13]
# => ["/Users/user/test.rb"]
//}
@see Thread::Backtrace::Location, Kernel.#caller... -
Kernel
. # caller _ locations(start = 1 , length = nil) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (27028.0) -
現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。
...(1, 2)
# => ["/Users/user/test.rb:9:in `test2'", "/Users/user/test.rb:13:in `test3'"]
# => [9, 13]
# => ["/Users/user/test.rb", "/Users/user/test.rb"]
test3(2, 1)
# => ["/Users/user/test.rb:13:in `test3'"]
# => [13]
# => ["/Users/user/test.rb"]
//}
@see Thread::Backtrace::Location, Kernel.#caller... -
Kernel
. # eval(expr) -> object (27028.0) -
文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。
...val('a = RUBY_RELEASE_DATE')
p a #=> "2007-03-13"
eval('def fuga;p 777 end')
fuga #=> 777
eval('raise RuntimeError', binding, 'XXX.rb', 4)
#=> XXX.rb:4: RuntimeError (RuntimeError)
# from ..:9
//}
@see Kernel.#binding,Module#module_eval,BasicObject#instance_eval,Object#method,Object#send... -
Kernel
. # eval(expr , bind , fname = "(eval)" , lineno = 1) -> object (27028.0) -
文字列 expr を Ruby プログラムとして評価してその結果を返しま す。第2引数に Binding オブジェクトを与えた場合、 そのオブジェクトを生成したコンテキストで文字列を評価します。
...val('a = RUBY_RELEASE_DATE')
p a #=> "2007-03-13"
eval('def fuga;p 777 end')
fuga #=> 777
eval('raise RuntimeError', binding, 'XXX.rb', 4)
#=> XXX.rb:4: RuntimeError (RuntimeError)
# from ..:9
//}
@see Kernel.#binding,Module#module_eval,BasicObject#instance_eval,Object#method,Object#send... -
Kernel
. # exec(command , options={}) -> () (27028.0) -
引数で指定されたコマンドを実行します。
引数で指定されたコマンドを実行します。
プロセスの実行コードはそのコマンド(あるいは shell)になるので、
起動に成功した場合、このメソッドからは戻りません。
=== 引数の解釈
この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。
@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options... -
Kernel
. # exec(env , command , options={}) -> () (27028.0) -
引数で指定されたコマンドを実行します。
引数で指定されたコマンドを実行します。
プロセスの実行コードはそのコマンド(あるいは shell)になるので、
起動に成功した場合、このメソッドからは戻りません。
=== 引数の解釈
この形式では command が shell のメタ文字
//emlist{
* ? {} [] <> () ~ & | \ $ ; ' ` " \n
//}
を含む場合、shell 経由で実行されます。
そうでなければインタプリタから直接実行されます。
@param command コマンドを文字列で指定します。
@param env 更新する環境変数を表す Hash
@param options... -
Kernel
. # global _ variables -> [Symbol] (27028.0) -
プログラム中で定義されているグローバル変数(`$'で始まる変数)名の 配列を返します。
...グラム中で定義されているグローバル変数(`$'で始まる変数)名の
配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
p global_variables #=> [:$;, :$-F, :$@, ... ]
//}
@see Kernel.#local_variables,Object#instance_variables,Module.constants,Module#constants,Module#class_variables... -
Kernel
. # local _ variables -> [Symbol] (27028.0) -
現在のスコープで定義されているローカル変数名の配列を返します。
...現在のスコープで定義されているローカル変数名の配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
yuyu = 0
p local_variables #=> [:yuyu]
//}
@see Kernel.#global_variables,Object#instance_variables,Module.constants,Module#constants,Module#class_variables... -
Kernel
. # loop -> Enumerator (27028.0) -
(中断されない限り)永遠にブロックの評価を繰り返します。 ブロックが指定されなければ、代わりに Enumerator を返します。
...by]{
loop do
print "Input: "
line = gets
break if !line or line =~ /^qQ/
# ...
end
//}
与えられたブロック内で StopIteration を Kernel.#raise すると
ループを終了して Enumerator が最後に返した値を返します。
ループを終了させる場合、通常は bre... -
Kernel
. # loop { . . . } -> object | nil (27028.0) -
(中断されない限り)永遠にブロックの評価を繰り返します。 ブロックが指定されなければ、代わりに Enumerator を返します。
...by]{
loop do
print "Input: "
line = gets
break if !line or line =~ /^qQ/
# ...
end
//}
与えられたブロック内で StopIteration を Kernel.#raise すると
ループを終了して Enumerator が最後に返した値を返します。
ループを終了させる場合、通常は bre... -
Kernel
. # untrace _ var(varname , hook = nil) -> [String|Proc] (27028.0) -
グローバル変数 varname に関連付けられたフックを解除します。
...#=> hookB."str",hookA."str",
untrace_var(:$v,block)
$v = 'str' #=> hookA."str",
trace_var(:$v){|val| print "hookC.#{val.inspect}," }
p untrace_var(:$v) #=> [#<Proc:0x02b68f58@..:9>, #<Proc:0x02b6978c@..:3>]
$v = 'str' # なにも出力されない
//}
@see Kernel.#trace_var... -
Kernel
$ $ $ -> Integer (27010.0) -
現在実行中の Ruby プロセスのプロセス ID です。 Process.#pid と同じです。
現在実行中の Ruby プロセスのプロセス ID です。
Process.#pid と同じです。
この変数はグローバルスコープです。 -
Kernel
$ $ & -> String | nil (27010.0) -
現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした文字列です。 最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。
現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした文字列です。
最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。
Regexp.last_match[0] と同じです。
この変数はローカルスコープかつスレッドローカル、読み取り専用です。
Ruby起動時の初期値は nil です。
//emlist[例][ruby]{
str = '<p><a href="http://example.com">example.com</a></p>'
if %r[<a href="(.*?)">(.*?)</a>] =~ str
p $&
end
#=> "<a href=... -
Kernel
$ $ & # 39; -> String | nil (27010.0) -
現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした 部分より後ろの文字列です。 最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。
現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチでマッチした
部分より後ろの文字列です。
最後のマッチが失敗していた場合には nil となります。
Regexp.last_match.post_match と同じです。
この変数はローカルスコープかつスレッドローカル、読み取り専用です。
Ruby起動時の初期値は nil です。
//emlist[例][ruby]{
str = '<p><a href="http://example.com">example.com</a></p>'
if %r[<a href="(.*?)">(.*?)</a>] =~ str
p $'
en... -
Kernel
$ $ * -> [String] (27010.0) -
Rubyスクリプトに与えられた引数を表す配列です。 組み込み定数 Object::ARGV の別名です。
Rubyスクリプトに与えられた引数を表す配列です。
組み込み定数 Object::ARGV の別名です。
Ruby 自身に対する引数は取り除かれています。
この変数はグローバルスコープです。 -
Kernel
$ $ + -> String | nil (27010.0) -
現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチで マッチした中で最後の括弧に対応する部分文字列です。
現在のスコープで最後に成功した正規表現のパターンマッチで
マッチした中で最後の括弧に対応する部分文字列です。
最後のマッチが失敗していた場合には nil。
いくつかある選択型のパターンのどれがマッチしたのか分からない時に便利です。
この変数はローカルスコープかつスレッドローカルです。 -
Kernel
$ $ -F -> Regexp | String | nil (27010.0) -
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。
nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split を参照してください。
コマンドラインオプション -F を指定して Ruby を起動した場合、
初期値は -F で指定した値です。
それ以外の時には初期値は nil です。
$; には任意のオブジェクトを代入できます。
ただし、String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。
Ruby ... -
Kernel
$ $ -K -> nil (27010.0) -
この特殊変数は何の影響も持たなくなりました。
この特殊変数は何の影響も持たなくなりました。
値を代入しても無視され、参照すると常に nil です。
>> $KCODE = true
(irb):1: warning: variable $KCODE is no longer effective; ignored
=> true
>> $KCODE
(irb):2: warning: variable $KCODE is no longer effective
=> nil
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -W -> 0 | 1 | 2 (27010.0) -
コマンドラインオプション -W を指定したとき、 そのコマンドライン引数の値が設定されます。
コマンドラインオプション -W を指定したとき、
そのコマンドライン引数の値が設定されます。
つまり、$VERBOSE の値によって以下の値を返します。
: nil
0。警告を出力しない。
: false
1。重要な警告のみ出力する。(デフォルト)
: true
2。すべての警告を出力する。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -a -> bool (27010.0) -
自動 split モードを表すフラグです。
自動 split モードを表すフラグです。
コマンドラインオプション -a を使ったとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -d -> bool (27010.0) -
この値が真のときはインタプリタがデバッグモードになります。
この値が真のときはインタプリタがデバッグモードになります。
コマンドラインオプション -d でセットされます。
スクリプトから代入することもできます。
デバッグモードでは、通常モードに比べて以下の違いがあります。
* 通常時はいずれかのスレッドが例外によって終了しても
他のスレッドは実行を続けますが、デバッグモードでは
いずれかのスレッドが例外によって終了した時に
インタプリタ全体が中断されるようになります。
Thread.abort_on_exception を
true にセットするのと同じ効果です。
* Thread.abort_on_excep... -
Kernel
$ $ -i -> String | nil (27010.0) -
in-place 置換モードで用いられます。
in-place 置換モードで用いられます。
コマンドラインオプション -i を指定したとき、空文字列になります。
-i オプションに拡張子を渡した場合にはその拡張子が文字列として格納されます。
-i オプションが指定されていない時の値は nil です。
スクリプト内で $-i に代入することもでき、
その場合は Object::ARGV の次の
ファイルを読み込み始めるタイミングで in-place 置換を開始します。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -l -> bool (27010.0) -
コマンドラインオプション -l を指定したとき true に設定されます。 この変数には代入できません。
コマンドラインオプション -l を指定したとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -p -> bool (27010.0) -
コマンドラインオプション -p を指定したとき true に設定されます。 この変数には代入できません。
コマンドラインオプション -p を指定したとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -v -> bool | nil (27010.0) -
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。
警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。
: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する
$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。
$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-...