種類
- インスタンスメソッド (105)
- 特異メソッド (17)
- モジュール関数 (2)
- クラス (2)
クラス
-
ARGF
. class (13) - Array (7)
- Dir (10)
- Enumerator (16)
-
Enumerator
:: ArithmeticSequence (2) -
Enumerator
:: Chain (2) -
Enumerator
:: Lazy (15) -
Enumerator
:: Yielder (2) - Hash (7)
- IO (17)
- Object (4)
- Range (1)
- StopIteration (1)
- String (5)
- Struct (2)
モジュール
- Enumerable (14)
- ObjectSpace (2)
オブジェクト
- ENV (4)
キーワード
- + (1)
- << (1)
- Lazy (1)
- bytes (2)
- chars (2)
- chunk (3)
-
chunk
_ while (1) - codepoints (2)
- collect! (1)
-
collect
_ concat (1) -
delete
_ if (1) -
each
_ byte (3) -
each
_ char (3) -
each
_ child (5) -
each
_ codepoint (3) -
each
_ cons (1) -
each
_ entry (1) -
each
_ grapheme _ cluster (1) -
each
_ index (1) -
each
_ key (2) -
each
_ line (6) -
each
_ object (2) -
each
_ pair (3) -
each
_ slice (1) -
each
_ value (2) -
each
_ with _ index (1) -
each
_ with _ object (1) -
enum
_ for (4) - feed (1)
- filter! (1)
-
flat
_ map (1) - foreach (6)
-
keep
_ if (1) - lines (6)
- map! (1)
- new (3)
- next (1)
-
next
_ values (1) -
peek
_ values (1) - reject! (1)
- result (1)
-
reverse
_ each (2) - rewind (1)
- select! (1)
-
slice
_ after (4) -
slice
_ before (5) -
slice
_ when (2) -
take
_ while (1) -
to
_ enum (4) -
with
_ index (2) -
with
_ object (2) - yield (1)
検索結果
先頭5件
-
Enumerator (132217.0)
-
each 以外のメソッドにも Enumerable の機能を提供するためのラッパークラスです。 また、外部イテレータとしても使えます。
each 以外のメソッドにも Enumerable の機能を提供するためのラッパークラスです。
また、外部イテレータとしても使えます。
Enumerable モジュールは、 Module#include 先のクラスが持つ
each メソッドを元に様々なメソッドを提供します。
例えば Array#map は Array#each の繰り返しを元にして定義されます。
Enumerator を介することにより String#each_byte のような
異なる名前のイテレータについても each と同様に Enumerable の機能を利用できます。
Enumerator を生成するには Enu... -
Enumerator
# each(*args) -> Enumerator (127120.0) -
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
@param args 末尾へ追加する引数
//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"
enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ... -
Enumerator
# each -> self (126520.0) -
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
@param args 末尾へ追加する引数
//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"
enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ... -
Enumerator
# each { . . . } -> object (126520.0) -
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
@param args 末尾へ追加する引数
//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"
enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ... -
Enumerator
# each(*args) { . . . } -> object (126520.0) -
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。 *args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。 ブロック付きで呼び出された場合は、 生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
生成時のパラメータに従ってブロックを繰り返します。
*args を渡した場合は、生成時のパラメータ内引数末尾へ *args を追加した状態で繰り返します。
ブロック付きで呼び出された場合は、
生成時に指定したイテレータの戻り値をそのまま返します。
@param args 末尾へ追加する引数
//emlist[例1][ruby]{
str = "Yet Another Ruby Hacker"
enum = Enumerator.new {|y| str.scan(/\w+/) {|w| y << w }}
enum.each {|word| p word } ... -
Enumerator
. new(obj , method = :each , *args) -> Enumerator (73039.0) -
オブジェクト obj について、 each の代わりに method という 名前のメソッドを使って繰り返すオブジェクトを生成して返します。 args を指定すると、 method の呼び出し時に渡されます。
オブジェクト obj について、 each の代わりに method という
名前のメソッドを使って繰り返すオブジェクトを生成して返します。
args を指定すると、 method の呼び出し時に渡されます。
@param obj イテレータメソッドのレシーバとなるオブジェクト
@param method イテレータメソッドの名前を表すシンボルまたは文字列
@param args イテレータメソッドの呼び出しに渡す任意個の引数
//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"
enum = Enumerator.new(str, :each_byte)
p enum.map... -
Enumerator
:: Chain # each(*args) -> Enumerator (72982.0) -
まず最初の繰り返し可能なオブジェクトの each メソッドを args 引数とともに呼び出した後、続く繰り返し可能なオブジェクト も同様に呼び出します。
まず最初の繰り返し可能なオブジェクトの each メソッドを
args 引数とともに呼び出した後、続く繰り返し可能なオブジェクト
も同様に呼び出します。
ブロックが渡されない場合は Enumerator を返します。 -
Enumerator
. new(size=nil) {|y| . . . } -> Enumerator (72919.0) -
Enumerator オブジェクトを生成して返します。与えられたブロックは Enumerator::Yielder オブジェクトを 引数として実行されます。
Enumerator オブジェクトを生成して返します。与えられたブロックは Enumerator::Yielder オブジェクトを
引数として実行されます。
生成された Enumerator オブジェクトに対して each を呼ぶと、この生成時に指定されたブロックを
実行し、Yielder オブジェクトに対して << メソッドが呼ばれるたびに、
each に渡されたブロックが繰り返されます。
new に渡されたブロックが終了した時点で each の繰り返しが終わります。
このときのブロックの返り値が each の返り値となります。
@param size 生成する Enumerator... -
Enumerator
# with _ index(offset = 0) -> Enumerator (72700.0) -
生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。 インデックスは offset から始まります。
生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。
インデックスは offset から始まります。
ブロックを指定した場合の戻り値は生成時に指定したレシーバ自身です。
//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"
enum = Enumerator.new {|y| str.each_byte {|b| y << b }}
enum.with_index {|byte, idx| p [byte, idx] }
# => [120, 0]
# [121, 1]
# [122, 2]
require "stringi... -
Enumerator
# with _ object(obj) -> Enumerator (72700.0) -
繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。
繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。
obj には任意のオブジェクトを渡すことができます。
ブロックが渡されなかった場合は、上で説明した繰り返しを実行し、
最後に obj を返す Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
# 0,1,2 と呼びだす enumeratorを作る
to_three = Enumerator.new do |y|
3.times do |x|
y << x
end
end
to_three_with_string = to_three.with_object... -
Enumerator
# +(enum) -> Enumerator :: Chain (72676.0) -
自身と enum 引数を続けて繰り返す Enumerator::Chain を返します。
自身と enum 引数を続けて繰り返す Enumerator::Chain を返します。
//emlist[例][ruby]{
e = (1..3).each + [4, 5]
e.to_a #=> [1, 2, 3, 4, 5]
//}
@see Enumerable#chain -
Enumerator
:: Chain # each(*args) { |*args| . . . } -> object (72382.0) -
まず最初の繰り返し可能なオブジェクトの each メソッドを args 引数とともに呼び出した後、続く繰り返し可能なオブジェクト も同様に呼び出します。
まず最初の繰り返し可能なオブジェクトの each メソッドを
args 引数とともに呼び出した後、続く繰り返し可能なオブジェクト
も同様に呼び出します。
ブロックが渡されない場合は Enumerator を返します。 -
Enumerator
:: ArithmeticSequence # each -> self (72313.0) -
各要素に対してブロックを評価します。
各要素に対してブロックを評価します。
@return self を返します。 -
Enumerator
:: ArithmeticSequence # each {|n| . . . } -> self (72313.0) -
各要素に対してブロックを評価します。
各要素に対してブロックを評価します。
@return self を返します。 -
Enumerator
# peek _ values -> Array (72181.0) -
Enumerator#next_values のように「次」のオブジェクトを 配列で返しますが、列挙状態を変化させません。
Enumerator#next_values のように「次」のオブジェクトを
配列で返しますが、列挙状態を変化させません。
Enumerator#next, Enumerator#next_values のように
現在までの列挙状態に応じて「次」のオブジェクトを返しますが、
next と異なり列挙状態を変更しません。
列挙が既に最後へ到達している場合は、StopIteration 例外を発生します。
このメソッドは Enumerator#next_values と同様
yield
と
yield nil
を区別するために使えます。
//emlist[例][ruby]{
o =... -
Enumerator
# next -> object (72133.0) -
「次」のオブジェクトを返します。
「次」のオブジェクトを返します。
現在までの列挙状態に応じて「次」のオブジェクトを返し、列挙状態を1つ分進めます。
列挙が既に最後へ到達している場合は、
StopIteration 例外を発生します。このとき列挙状態は変化しません。
つまりもう一度 next を呼ぶと再び例外が発生します。
next メソッドによる外部列挙の状態は他のイテレータメソッドによる
内部列挙には影響を与えません。
ただし、 IO#each_line のようにおおもとの列挙メカニズムが副作用を
伴っている場合には影響があり得ます。
@raise StopIteration 列挙状態が既に最後へ到達しているとき
@... -
Enumerator
# next _ values -> Array (72115.0) -
「次」のオブジェクトを配列で返します。
「次」のオブジェクトを配列で返します。
Enumerator#next とほぼ同様の挙動をします。終端まで到達した場合は
StopIteration 例外を発生させます。
このメソッドは、
yield
と
yield nil
を区別するために使えます。
next メソッドによる外部列挙の状態は他のイテレータメソッドによる
内部列挙には影響を与えません。
ただし、 IO#each_line のようにおおもとの列挙メカニズムが副作用を
伴っている場合には影響があり得ます。
//emlist[例: next と next_values の違いを][ruby]{
o = Object... -
Enumerator
# with _ index(offset = 0) {|(*args) , idx| . . . } -> object (72100.0) -
生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。 インデックスは offset から始まります。
生成時のパラメータに従って、要素にインデックスを添えて繰り返します。
インデックスは offset から始まります。
ブロックを指定した場合の戻り値は生成時に指定したレシーバ自身です。
//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"
enum = Enumerator.new {|y| str.each_byte {|b| y << b }}
enum.with_index {|byte, idx| p [byte, idx] }
# => [120, 0]
# [121, 1]
# [122, 2]
require "stringi... -
Enumerator
# with _ object(obj) {|(*args) , memo _ obj| . . . } -> object (72100.0) -
繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。
繰り返しの各要素に obj を添えてブロックを繰り返し、obj を返り値として返します。
obj には任意のオブジェクトを渡すことができます。
ブロックが渡されなかった場合は、上で説明した繰り返しを実行し、
最後に obj を返す Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
# 0,1,2 と呼びだす enumeratorを作る
to_three = Enumerator.new do |y|
3.times do |x|
y << x
end
end
to_three_with_string = to_three.with_object... -
Enumerator
# feed(obj) -> nil (72091.0) -
Enumerator 内部の yield が返す値を設定します。
Enumerator 内部の yield が返す値を設定します。
これで値を設定しなかった場合は yield は nil を返します。
この値は内部で yield された時点でクリアされます。
//emlist[例][ruby]{
# (1), (2), ... (10) の順に実行される
o = Object.new
def o.each
x = yield # (2) blocks
p x # (5) => "foo"
x = yield # (6) blocks
p x # (... -
Enumerator
# rewind -> self (72043.0) -
列挙状態を巻き戻します。
列挙状態を巻き戻します。
next メソッドによる外部列挙の状態を最初まで巻き戻します。 self を返します。
内包するオブジェクトが rewind メソッドを持つとき(respond_to?(:rewind) に
真を返すとき) は、その rewind メソッドを呼び出します。
@see Enumerator#next
//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"
enum = str.each_byte
p enum.next # => 120
p enum.next # => 121
enum.rewind
p enum.next # => 120
//} -
Hash
# each -> Enumerator (55105.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
IO
# each(limit , chomp: false) -> Enumerator (55033.0) -
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として 与えられたブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として
与えられたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)... -
IO
# each(rs = $ / , chomp: false) -> Enumerator (55033.0) -
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として 与えられたブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として
与えられたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)... -
IO
# each(rs , limit , chomp: false) -> Enumerator (55033.0) -
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として 与えられたブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として
与えられたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)... -
ARGF
. class # each(rs = $ / ) -> Enumerator (55015.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
ARGF
. class # each(rs = $ / , limit) -> Enumerator (55015.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
Array
# each -> Enumerator (55006.0) -
各要素に対してブロックを評価します。
各要素に対してブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と each から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
[1, 2, 3].each do |i|
puts i
end
#=> 1
# 2
# 3
//}
@see Array#each_index, Array#reverse_each -
Dir
# each -> Enumerator (54970.0) -
ディレクトリの各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ディレクトリの各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator
オブジェクトを返します。
@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Dir.open('.').each{|f|
p f
}
#=> "."
# ".."
# "bar"
# "foo"
//}
@see Dir#each_child -
Range
# each -> Enumerator (54970.0) -
範囲内の要素に対して繰り返します。
範囲内の要素に対して繰り返します。
Range#each は各要素の succ メソッドを使用してイテレーションするようになりました。
@raise TypeError succ メソッドを持たないクラスの範囲オブジェクトに対してこのメソッドを呼んだ場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
(10..15).each {|n| print n, ' ' }
# prints: 10 11 12 13 14 15
(2.5..5).each {|n| print n, ' ' }
# raises: TypeError: can't iterate from Floa... -
ENV
. each -> Enumerator (54943.0) -
key と value を引数としてブロックを評価します。
key と value を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each do |key, value|
p "value is #{value}" if key == 'FOO' # => "value is bar"
end
# => ENV
//} -
Struct
# each -> Enumerator (54934.0) -
構造体の各メンバに対して繰り返します。
構造体の各メンバに対して繰り返します。
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。
//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
joe = Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345)
joe.each {|x| puts(x) }
# => Joe Smith
# 123 Map... -
Enumerator
:: Lazy # collect _ concat {|item| . . . } -> Enumerator :: Lazy (37015.0) -
ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。
ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような
Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。
//emlist[][ruby]{
["foo", "bar"].lazy.flat_map {|i| i.each_char.lazy}.force
#=> ["f", "o", "o", "b", "a", "r"]
//}
ブロックの返した値 x は、以下の場合にのみ分解され、連結されます。
* x が配列であるか、to_ary メソッドを持つとき
* x が each および force メソッドを持つ (例:Enumerator::Lazy) ... -
Enumerator
:: Lazy # flat _ map {|item| . . . } -> Enumerator :: Lazy (37015.0) -
ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。
ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような
Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。
//emlist[][ruby]{
["foo", "bar"].lazy.flat_map {|i| i.each_char.lazy}.force
#=> ["f", "o", "o", "b", "a", "r"]
//}
ブロックの返した値 x は、以下の場合にのみ分解され、連結されます。
* x が配列であるか、to_ary メソッドを持つとき
* x が each および force メソッドを持つ (例:Enumerator::Lazy) ... -
Enumerator
:: Lazy # slice _ before(initial _ state) {|elt , state| bool } -> Enumerator :: Lazy (19336.0) -
Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>
1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6... -
Enumerator
:: Lazy # chunk(initial _ state) {|elt , state| . . . } -> Enumerator :: Lazy (19333.0) -
Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007f8bf18118f0>:each>>
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[false, [1, 2]], [true, [3]], [false, [4, 5... -
Dir
. each _ child(path) -> Enumerator (19279.0) -
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、 ブロックを評価します。
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、
ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX ... -
Dir
. each _ child(path , encoding: enc) -> Enumerator (19279.0) -
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、 ブロックを評価します。
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、
ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX ... -
Dir
. foreach(path) -> Enumerator (19249.0) -
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//... -
Dir
. foreach(path , encoding: Encoding . find("filesystem")) -> Enumerator (19249.0) -
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//... -
IO
. foreach(path , rs = $ / , chomp: false) -> Enumerator (19246.0) -
path で指定されたファイルの各行を引数としてブロックを繰り返し実行します。 path のオープンに成功すれば nil を返します。
path で指定されたファイルの各行を引数としてブロックを繰り返し実行します。
path のオープンに成功すれば nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、path で指定されたファイルの各行を繰り返す
Enumerator オブジェクトを生成して返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
path が空ファイルの場合、何もせずに nil を返します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を表す文字列か "|コマンド名" を指定します。
@pa... -
Hash
# each _ pair -> Enumerator (19105.0) -
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーと値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合 self を、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
each_pair は each のエイリアスです。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each {|a| p a}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
{:a=>1, :b=>2}.each {|k, v| p [k, v]}
#=> [:a, 1]
# [:b, 2]
p({:a=>1, :b=>2}.each_pair) # => #<... -
Enumerator
:: Lazy # enum _ for(method = :each , *args) -> Enumerator :: Lazy (19087.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Enumerator
:: Lazy # enum _ for(method = :each , *args) {|*args| block} -> Enumerator :: Lazy (19087.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Enumerator
:: Lazy # to _ enum(method = :each , *args) -> Enumerator :: Lazy (19087.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Enumerator
:: Lazy # to _ enum(method = :each , *args) {|*args| block} -> Enumerator :: Lazy (19087.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
ObjectSpace
. # each _ object -> Enumerator (19069.0) -
指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ ジェクトに対して繰り返します。 繰り返した数を返します。
指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての
オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ
ジェクトに対して繰り返します。
繰り返した数を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、
Enumerator オブジェクトを返します。
次のクラスのオブジェクトについては繰り返しません
* Fixnum
* Symbol
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass
とくに、klass に Fixnum や Symbol などのクラスを指定した場合は、
何も繰り返さないことになります。
なお、Sy... -
ObjectSpace
. # each _ object(klass) -> Enumerator (19069.0) -
指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ ジェクトに対して繰り返します。 繰り返した数を返します。
指定された klass と Object#kind_of? の関係にある全ての
オブジェクトに対して繰り返します。引数が省略された時には全てのオブ
ジェクトに対して繰り返します。
繰り返した数を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、
Enumerator オブジェクトを返します。
次のクラスのオブジェクトについては繰り返しません
* Fixnum
* Symbol
* TrueClass
* FalseClass
* NilClass
とくに、klass に Fixnum や Symbol などのクラスを指定した場合は、
何も繰り返さないことになります。
なお、Sy... -
Enumerable
# each _ with _ index(*args) -> Enumerator (19042.0) -
要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。
要素とそのインデックスをブロックに渡して繰り返します。
ブロックを省略した場合は、
要素とそのインデックスを繰り返すような
Enumerator を返します。
Enumerator#with_index は offset 引数を受け取りますが、
each_with_index は受け取りません (引数はイテレータメソッドにそのまま渡されます)。
@param args イテレータメソッド (each など) にそのまま渡されます。
//emlist[例][ruby]{
[5, 10, 15].each_with_index do |n, idx|
p [n, idx]
end
#... -
Hash
# each _ key -> Enumerator (19042.0) -
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
ハッシュのキーを引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合Enumeratorを返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_key {|k| p k}
#=> :a
# :b
p({:a=>1, :b=>2}.each_key) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_key>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_value -
Hash
# each _ value -> Enumerator (19042.0) -
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
ハッシュの値を引数としてブロックを評価します。
反復の際の評価順序はキーが追加された順です。
ブロック付きの場合selfを、
無しで呼ばれた場合 Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
{:a=>1, :b=>2}.each_value {|v| p v}
#=> 1
# 2
p({:a=>1, :b=>2}.each_value) # => #<Enumerator: {:a=>1, :b=>2}:each_value>
//}
@see Hash#each_pair,Hash#each_key -
Enumerator
:: Lazy # slice _ before(pattern) -> Enumerator :: Lazy (19036.0) -
Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>
1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6... -
Enumerator
:: Lazy # slice _ after(pattern) -> Enumerator :: Lazy (19033.0) -
Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007fd73980e6f8>:each>>
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [... -
IO
# each _ line(limit , chomp: false) -> Enumerator (19033.0) -
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として 与えられたブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として
与えられたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)... -
IO
# each _ line(rs = $ / , chomp: false) -> Enumerator (19033.0) -
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として 与えられたブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として
与えられたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)... -
IO
# each _ line(rs , limit , chomp: false) -> Enumerator (19033.0) -
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として 与えられたブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として
与えられたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)... -
ARGF
. class # each _ char -> Enumerator (19024.0) -
レシーバに含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。
レシーバに含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在位置の1文字についてファイル名を得るには
ARGF.class#filename を使用します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
例:
# $ echo "line1\n" > test1.txt
# $... -
ARGF
. class # each _ line(rs = $ / ) -> Enumerator (19015.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
ARGF
. class # each _ line(rs = $ / , limit) -> Enumerator (19015.0) -
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。
ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。
... -
ARGF
. class # each _ codepoint -> Enumerator (19006.0) -
self の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。
self の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。
ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。
ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。
例:
# $ echo "line1\n" > test1.txt
# $ echo "line2\n" > test2.txt
# $ ruby test.rb test1.txt test2.txt
# test.rb
ARGF.each_codepoint # => #<Enumerator: ARGF:each_codepoint>
... -
Array
# each _ index -> Enumerator (19006.0) -
各要素のインデックスに対してブロックを評価します。
各要素のインデックスに対してブロックを評価します。
以下と同じです。
//emlist[例][ruby]{
(0 ... ary.size).each do |index|
# ....
end
//}
ブロックが与えられなかった場合は、自身と each_index から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
@see Array#each, Array#reverse_each -
Array
# reverse _ each -> Enumerator (18988.0) -
各要素に対して逆順にブロックを評価します。
各要素に対して逆順にブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身と reverse_each から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
a = [ "a", "b", "c" ]
a.reverse_each {|x| print x, " " }
# => c b a
//}
@see Array#each -
Dir
# each _ child -> Enumerator (18988.0) -
ディレクトリの "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、 ブロックを評価します。
ディレクトリの "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、
ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator
オブジェクトを返します。
@raise IOError 既に self が close している場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Dir.open('.').each_child{|f|
p f
}
#=> "bar"
# "foo"
//}
@see Dir#each
@see Dir.each_child -
Enumerable
# reverse _ each -> Enumerator (18988.0) -
逆順に各要素に対してブロックを評価します。
逆順に各要素に対してブロックを評価します。
内部で各要素を保持した配列を作ります。
ブロックを省略した場合は、各要素を逆順に辿る
Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
{a: 1, b: 2, c: 3}.reverse_each # => #<Enumerator: ...>
{a: 1, b: 2, c: 3}.reverse_each { |v| p v }
# => [:c, 3]
# [:b, 2]
# [:a, 1]
//} -
ARGF
. class # each _ byte -> Enumerator (18970.0) -
ARGF の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。 ブロック引数byteは0..255のいずれかの整数です。
ARGF の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。
ブロック引数byteは0..255のいずれかの整数です。
このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在位置の1バイトについてファイル名を得るには
ARGF.class#filename を使用します。
ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成して返しま... -
Enumerable
# each _ cons(n) -> Enumerator (18970.0) -
要素を重複ありで n 要素ずつに区切り、 ブロックに渡して繰り返します。
要素を重複ありで n 要素ずつに区切り、
ブロックに渡して繰り返します。
ブロックを省略した場合は重複ありで
n 要素ずつ繰り返す Enumerator を返します。
@param n ブロックに渡す要素の数です。正の整数を与えます。
要素数より大きな数を与えると、ブロックは一度も実行されません。
//emlist[例][ruby]{
(1..10).each_cons(3){|v| p v }
# => [1, 2, 3]
# [2, 3, 4]
# [3, 4, 5]
# [4, 5, 6]
# [5, 6, 7]
# [6, 7,... -
Enumerable
# each _ entry -> Enumerator (18970.0) -
ブロックを各要素に一度ずつ適用します。
ブロックを各要素に一度ずつ適用します。
一要素として複数の値が渡された場合はブロックには配列として渡されます。
//emlist[例][ruby]{
class Foo
include Enumerable
def each
yield 1
yield 1,2
end
end
Foo.new.each_entry{|o| print o, " -- "}
# => 1 -- [1, 2] --
//}
ブロックを省略した場合は Enumerator が返されます。
@see Enumerable#slice_before -
Enumerable
# each _ slice(n) -> Enumerator (18970.0) -
n 要素ずつブロックに渡して繰り返します。
n 要素ずつブロックに渡して繰り返します。
要素数が n で割り切れないときは、最後の回だけ要素数が減ります。
ブロックを省略した場合は
n 要素ずつ繰り返す Enumerator を返します。
@param n 区切る要素数を示す整数です。
//emlist[例][ruby]{
(1..10).each_slice(3) {|a| p a}
# => [1, 2, 3]
# [4, 5, 6]
# [7, 8, 9]
# [10]
//}
@see Enumerable#each_cons -
Enumerable
# each _ with _ object(obj) -> Enumerator (18970.0) -
与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。
与えられた任意のオブジェクトと要素をブロックに渡し繰り返し、最初に与えられたオブジェクトを返します。
ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。
@param obj 任意のオブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
evens = (1..10).each_with_object([]) {|i, a| a << i*2 }
# => [2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20]
//}
@see Enumerator#with_object -
String
# each _ grapheme _ cluster -> Enumerator (18970.0) -
文字列の書記素クラスタに対して繰り返します。
文字列の書記素クラスタに対して繰り返します。
String#each_char と違って、
Unicode Standard Annex #29 (https://unicode.org/reports/tr29/)
で定義された書記素クラスタに対して繰り返します。
//emlist[例][ruby]{
"a\u0300".each_char.to_a.size # => 2
"a\u0300".each_grapheme_cluster.to_a.size # => 1
//}
@see String#grapheme_clusters -
IO
# each _ byte -> Enumerator (18952.0) -
IO の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。
IO の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。
ブロックが与えられなかった場合は、自身から生成した
Enumerator オブジェクトを返します。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "aあ")
File.open("testfile") do |io|
io.each_byte { |x| p x }
# => 97
# 227
# 129
# 1... -
IO
# each _ char -> Enumerator (18952.0) -
self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。
self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。
self は読み込み用にオープンされていなければなりません。
ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。
@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。
f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile> -
IO
# each _ codepoint -> Enumerator (18952.0) -
IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。
IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。
ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。
ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcdeあ")
File.open("testfile") do |f|
f.each_codepoint { |i| p i }
end
# => 97
# 98
# 99
# 100
# 101
# 12354
//} -
String
# each _ byte -> Enumerator (18952.0) -
文字列の各バイトに対して繰り返します。
文字列の各バイトに対して繰り返します。
//emlist[例][ruby]{
"str".each_byte do |byte|
p byte
end
# => 115
# => 116
# => 114
"あ".each_byte do |byte|
p byte
end
# => 227
# => 129
# => 130
//}
@see String#bytes -
String
# each _ codepoint -> Enumerator (18952.0) -
文字列の各コードポイントに対して繰り返します。
文字列の各コードポイントに対して繰り返します。
UTF-8/UTF-16(BE|LE)/UTF-32(BE|LE) 以外のエンコーディングに対しては
各文字のバイナリ表現由来の値になります。
//emlist[例][ruby]{
#coding:UTF-8
"hello わーるど".each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 108, 111, 32, 12431, 12540, 12427, 12393]
"hello わーるど".encode('euc-jp').each_codepoint.to_a
# => [104, 101, 108, 1... -
ENV
. each _ pair -> Enumerator (18943.0) -
key と value を引数としてブロックを評価します。
key と value を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each do |key, value|
p "value is #{value}" if key == 'FOO' # => "value is bar"
end
# => ENV
//} -
ENV
. each _ key -> Enumerator (18934.0) -
key を引数としてブロックを評価します。
key を引数としてブロックを評価します。
//emlist[][ruby]{
ENV['FOO'] = 'bar'
ENV.each_key do |key|
p "key #{key} detected" if key == 'FOO'
end
# "key FOO detected"
//} -
String
# each _ char -> Enumerator (18934.0) -
文字列の各文字に対して繰り返します。
文字列の各文字に対して繰り返します。
たとえば、
//emlist[][ruby]{
"hello世界".each_char {|c| print c, ' ' }
//}
は次のように出力されます。
h e l l o 世 界
@see String#chars -
String
# each _ line(rs = $ / , chomp: false) -> Enumerator (18934.0) -
文字列中の各行に対して繰り返します。 行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。 各 line には区切りの文字列も含みます。
文字列中の各行に対して繰り返します。
行の区切りは rs に指定した文字列で、
そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。
rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
rs に空文字列 "" を指定すると「パラグラフモード」になり、
改行コードが 2 つ以上連続するところで文字列を分割します
(つまり空行で分割します)。
@param rs 行末を示す文字列
@param chomp true を指定すると各行の末尾から rs を取り除きます。
//emlist[例][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".each_... -
Struct
# each _ pair -> Enumerator (18934.0) -
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。
//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
Foo.new('FOO', 'BAR').each_pair {|m, v| p [m,v]}
# => [:foo, "FOO"]
# [:bar, "BAR"]
//}
[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。 -
ENV
. each _ value -> Enumerator (18916.0) -
value を引数としてブロックを評価します。
value を引数としてブロックを評価します。 -
Enumerator
:: Lazy . new(obj , size=nil) {|yielder , *values| . . . } -> Enumerator :: Lazy (18790.0) -
Lazy Enumerator を作成します。Enumerator::Lazy#force メソッドなどに よって列挙が実行されたとき、objのeachメソッドが実行され、値が一つずつ ブロックに渡されます。ブロックは、yielder を使って最終的に yield される値を 指定できます。
Lazy Enumerator を作成します。Enumerator::Lazy#force メソッドなどに
よって列挙が実行されたとき、objのeachメソッドが実行され、値が一つずつ
ブロックに渡されます。ブロックは、yielder を使って最終的に yield される値を
指定できます。
//emlist[Enumerable#filter_map と、その遅延評価版を定義する例][ruby]{
module Enumerable
def filter_map(&block)
map(&block).compact
end
end
class Enumerator::... -
Enumerator
:: Lazy # slice _ before {|elt| bool } -> Enumerator :: Lazy (18736.0) -
Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#slice_before と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_before { |e| e.even? }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007f9f31844ce8>:each>>
1.step.lazy.slice_before { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2], [3, 4, 5], [6... -
Enumerator
:: Lazy # chunk {|elt| . . . } -> Enumerator :: Lazy (18733.0) -
Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#chunk と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007f8bf18118f0>:each>>
1.step.lazy.chunk{ |n| n % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[false, [1, 2]], [true, [3]], [false, [4, 5... -
Enumerator
:: Lazy # slice _ after {|elt| bool } -> Enumerator :: Lazy (18733.0) -
Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#slice_after と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x007fd73980e6f8>:each>>
1.step.lazy.slice_after { |e| e % 3 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [... -
Enumerator
:: Lazy # slice _ when {|elt _ before , elt _ after| bool } -> Enumerator :: Lazy (18730.0) -
Enumerable#slice_when と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
Enumerable#slice_when と同じですが、配列ではなく Enumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.step.lazy.slice_when { |i, j| (i + j) % 5 == 0 }
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator: #<Enumerator::Generator:0x00007fce84118348>:each>>
1.step.lazy.slice_when { |i, j| (i + j) % 5 == 0 }.take(5).force
# => [[1, 2]... -
Dir
. each _ child(path) {|file| . . . } -> nil (18679.0) -
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、 ブロックを評価します。
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、
ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX ... -
Dir
. each _ child(path , encoding: enc) {|file| . . . } -> nil (18679.0) -
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、 ブロックを評価します。
ディレクトリ path の "." と ".." をのぞく各エントリを表す文字列を引数として、
ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX ... -
Dir
. foreach(path) {|file| . . . } -> nil (18649.0) -
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//... -
Dir
. foreach(path , encoding: Encoding . find("filesystem")) {|file| . . . } -> nil (18649.0) -
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ディレクトリ path の各エントリを表す文字列を引数として、ブロックを評価します。
ブロックが与えられなかった場合、各エントリを文字列として保持する
Enumerator オブジェクトを返します。
@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。
@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。
@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。
//... -
IO
. foreach(path , rs = $ / , chomp: false) {|line| . . . } -> nil (18646.0) -
path で指定されたファイルの各行を引数としてブロックを繰り返し実行します。 path のオープンに成功すれば nil を返します。
path で指定されたファイルの各行を引数としてブロックを繰り返し実行します。
path のオープンに成功すれば nil を返します。
ブロックが与えられなかった場合は、path で指定されたファイルの各行を繰り返す
Enumerator オブジェクトを生成して返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
path が空ファイルの場合、何もせずに nil を返します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を表す文字列か "|コマンド名" を指定します。
@pa... -
Enumerator
:: Yielder # <<(object) -> () (18163.0) -
Enumerator.new で使うメソッドです。
Enumerator.new で使うメソッドです。
生成された Enumerator オブジェクトの each メソッドを呼ぶと
Enumerator::Yielder オブジェクトが渡されたブロックが実行され、
ブロック内の << が呼ばれるたびに each に渡されたブロックが
<< に渡された値とともに繰り返されます。
//emlist[例][ruby]{
enum = Enumerator.new do |y|
y << 1
y << 2
y << 3
end
enum.each do |v|
p v
end
# => 1
# 2
# 3
//}
... -
Enumerator
:: Yielder # yield(*object) -> () (18163.0) -
Enumerator.new で使うメソッドです。
Enumerator.new で使うメソッドです。
生成された Enumerator オブジェクトの each メソッドを呼ぶと
Enumerator::Yielder オブジェクトが渡されたブロックが実行され、
ブロック内の yield メソッドが呼ばれるたびに each に渡された
ブロックが yield メソッドに渡された値とともに繰り返されます。
//emlist[例][ruby]{
enum = Enumerator.new do |y|
y.yield 1, 2, 3
end
enum.each do |x, y, z|
p [x, y, z]
end
# => [... -
Enumerator
:: Lazy (18133.0) -
map や select などのメソッドの遅延評価版を提供するためのクラス。
map や select などのメソッドの遅延評価版を提供するためのクラス。
動作は通常の Enumerator と同じですが、以下のメソッドが遅延評価を行う
(つまり、配列ではなく Enumerator を返す) ように再定義されています。
* map/collect
* flat_map/collect_concat
* select/find_all
* reject
* grep, grep_v
* take, take_while
* drop, drop_while
* slice_before, slice_after, slice_when
* chunk... -
StopIteration
# result -> object (9133.0) -
この例外オブジェクトを発生させる原因となったメソッド等の返り値を返します。
この例外オブジェクトを発生させる原因となったメソッド等の返り値を返します。
object = Object.new
def object.each
yield :yield1
yield :yield2
:each_returned
end
enumerator = object.to_enum
p enumerator.next #=> :yield1
p enumerator.next #=> :yield2
begin
enumerator.next
rescue StopIteration => error
... -
Object
# enum _ for(method = :each , *args) -> Enumerator (1123.0) -
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。
@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。
//emlist[][ruby]{
str = "xyz"
enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]
#... -
Object
# enum _ for(method = :each , *args) {|*args| . . . } -> Enumerator (1123.0) -
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。
@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。
//emlist[][ruby]{
str = "xyz"
enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]
#... -
Object
# to _ enum(method = :each , *args) -> Enumerator (1123.0) -
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。
@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。
//emlist[][ruby]{
str = "xyz"
enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]
#... -
Object
# to _ enum(method = :each , *args) {|*args| . . . } -> Enumerator (1123.0) -
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
Enumerator.new(self, method, *args) を返します。
ブロックを指定した場合は Enumerator#size がブロックの評価結果を返
します。ブロックパラメータは引数 args です。
@param method メソッド名の文字列かシンボルです。
@param args 呼び出すメソッドに渡される引数です。
//emlist[][ruby]{
str = "xyz"
enum = str.enum_for(:each_byte)
p(a = enum.map{|b| '%02x' % b }) #=> ["78", "79", "7a"]
#... -
Enumerable
# slice _ before(pattern) -> Enumerator (1015.0) -
パターンがマッチした要素、もしくはブロックが真を返した要素から 次にマッチする手前までを チャンク化(グループ化)したものを繰り返す Enumerator を 返します。
パターンがマッチした要素、もしくはブロックが真を返した要素から
次にマッチする手前までを
チャンク化(グループ化)したものを繰り返す Enumerator を
返します。
パターンを渡した場合は各要素に対し === が呼び出され、
それが真になったところをチャンクの先頭と見なします。
ブロックを渡した場合は、各要素に対しブロックを適用し
返り値が真であった要素をチャンクの先頭と見なします。
より厳密にいうと、「先頭要素」の手前で分割していきます。
最初の要素の評価は無視されます。
各チャンクは配列として表現されます。
Enumerable#to_a や Enumerable#map ...