るりまサーチ (Ruby 2.5.0)

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516件ヒット [101-200件を表示] (0.061秒)

別のキーワード

  1. io popen
  2. io pipe
  3. io each
  4. io each_line
  5. io readlines

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<< < 1 2 3 4 ... > >>

IO#chars -> Enumerator (63073.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに IO#each_char を使用してください。

このメソッドは obsolete です。
代わりに IO#each_char を使用してください。

使用すると警告メッセージが表示されます。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。


@see IO#each_char

IO#chars {|c| ... } -> self (63073.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに IO#each_char を使用してください。

このメソッドは obsolete です。
代わりに IO#each_char を使用してください。

使用すると警告メッセージが表示されます。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。


@see IO#each_char

IO#each_codepoint -> Enumerator (63073.0)

IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。

ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcdeあ")
File.open("testfile") do |f|
f.each_codepoint { |i| p i }
end
# => 97
# 98
# 99
# 100
# 101
# 12354
//}

IO#each_codepoint {|c| ... } -> self (63073.0)

IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。

ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcdeあ")
File.open("testfile") do |f|
f.each_codepoint { |i| p i }
end
# => 97
# 98
# 99
# 100
# 101
# 12354
//}

IO#external_encoding -> Encoding | nil (63073.0)

IO の外部エンコーディングを返します。 外部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。 ただし読み込み専用モードの場合は Encoding.default_external になります。

IO の外部エンコーディングを返します。
外部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。
ただし読み込み専用モードの場合は Encoding.default_external になります。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcde")
File.open("testfile") { |f| p f.external_encoding } # => #<Encoding:UTF-8>
//}

絞り込み条件を変える

IO#flush -> self (63073.0)

IO ポートの内部バッファをフラッシュします。

IO ポートの内部バッファをフラッシュします。

このメソッドを使ったとき、即座にメタデータを更新することは保証されません(特にWindowsで)。
即座にメタデータも更新したいときは IO#fsync を使います。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX fflush(3) が失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "tempfile"

Tempfile.open("testtmpfile") do |f|
f.print "test"
File.r...

IO#internal_encoding -> Encoding | nil (63073.0)

IO の内部エンコーディングを返します。 内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

IO の内部エンコーディングを返します。
内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "abcde")
File.open("testfile") do |f|
p f.internal_encoding # => nil
f.set_encoding("ASCII-8BIT", "EUC-JP")
p f.internal_encoding # => #<Encoding:EUC-JP>
end
//}

IO#readbyte -> Integer (63073.0)

IO から1バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

IO から1バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

@raise EOFError 既に EOF に達している場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "123")
File.open("testfile") do |f|
begin
f.readbyte # => 49
f.readbyte # => 50
f.readbyte # => 51
f.readbyte # => 例外発生
rescue => e
e...

IO#write(*str) -> Integer (63073.0)

IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ れば to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ
れば to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

IO#syswrite を除く全ての出力メソッドは、最終的に
"write" という名のメソッドを呼び出すので、このメソッドを置き換える
ことで出力関数の挙動を変更することができます。

@param str 自身に書き込みたい文字列を指定します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]...

IO#autoclose=(bool) (63061.0)

auto-close フラグを設定します。

auto-close フラグを設定します。

フラグが設定されているオブジェクトは
close時/GCでのファイナライザ呼出時にファイルデスクリプタを close します。
偽を設定すると close しません。

@param bool 真偽値でフラグを設定します
@see IO#autoclose?

f = open("/dev/null")
IO.for_fd(f.fileno)
# ...
f.gets # may cause Errno::EBADF

f = open("/dev/null")
IO.for_fd(f.fileno).auto...

絞り込み条件を変える

IO#binmode? -> bool (63061.0)

自身がバイナリモードなら true を返します。そうでない場合、false を返します。

自身がバイナリモードなら true を返します。そうでない場合、false を返します。


@see c:IO#io_binmode, IO#binmode

IO#read(length = nil, outbuf = "") -> String | nil (63061.0)

length バイト読み込んで、その文字列を返します。

length バイト読み込んで、その文字列を返します。

引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
既に EOF に達していれば nil を返します。
ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
例えば、open(空ファイル) {|f| f.read } は "" となります。

@param length 読み込むサイズを整数で指定します。
nil が指定された場合、EOF までの全てのデータを読み込んで、その文字列を返します。...

IO#readlines(limit, chomp: false) -> [String] (63061.0)

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@param chomp tru...

IO#readlines(rs = $/, chomp: false) -> [String] (63061.0)

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@param chomp tru...

IO#readlines(rs, limit, chomp: false) -> [String] (63061.0)

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@param chomp tru...

絞り込み条件を変える

IO.sysopen(path, mode = "r", perm = 0666) -> Integer (63061.0)

path で指定されるファイルをオープンし、ファイル記述子を返しま す。

path で指定されるファイルをオープンし、ファイル記述子を返しま
す。

IO.for_fd などで IO オブジェクトにしない限り、このメソッ
ドでオープンしたファイルをクローズする手段はありません。

@param path ファイル名を表す文字列を指定します。

@param mode モードを文字列か定数の論理和で指定します。Kernel.#open と同じです。

@param perm open(2) の第 3 引数のように、ファイルを生成する場合の
ファイルのパーミッションを整数で指定します。Kernel.#open と同じです。

@raise Er...

IO#getbyte -> Integer | nil (63055.0)

IO から1バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば nil を返します。

IO から1バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば nil を返します。

f = File.new("testfile")
f.getbyte #=> 84
f.getbyte #=> 104

IO#lineno -> Integer (63055.0)

現在の行番号を整数で返します。実際には IO#gets が呼ばれた回数です。 改行以外のセパレータで gets が呼ばれた場合など、実際の行番号と異なる場合があります。

現在の行番号を整数で返します。実際には IO#gets が呼ばれた回数です。
改行以外のセパレータで gets が呼ばれた場合など、実際の行番号と異なる場合があります。

@raise IOError 読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("testfile")
f.lineno #=> 0
f.gets #=> "This is line one\n"
f.lineno #=> 1
f.gets ...

IO#print(*arg) -> nil (63055.0)

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

@param arg Kernel.#print と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
$stdout.print("This is ", 100, " percent.\n") # => This is 100 percent.
//}

@see Kernel.#print

IO#rewind -> 0 (63055.0)

ファイルポインタを先頭に移動します。IO#lineno は 0 になります。

ファイルポインタを先頭に移動します。IO#lineno は 0 になります。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.readline #=> "This is line one\n"
f.rewind #=> 0
f.lineno #=> 0
f.readline #=> "This is line one\n"

絞り込み条件を変える

IO::SEEK_CUR -> Integer (63055.0)

IO#seek を参照してください。

IO#seek を参照してください。

IO::SEEK_DATA -> Integer (63055.0)

IO#seek を参照してください。

IO#seek を参照してください。

Linux 3.1 以降で利用可能です。

IO::SEEK_END -> Integer (63055.0)

IO#seek を参照してください。

IO#seek を参照してください。

IO::SEEK_HOLE -> Integer (63055.0)

IO#seek を参照してください。

IO#seek を参照してください。

Linux 3.1 以降で利用可能です。

IO::SEEK_SET -> Integer (63055.0)

IO#seek を参照してください。

IO#seek を参照してください。

絞り込み条件を変える

IO#gets(limit, chomp: false) -> String | nil (63043.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には nil を返します。

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には nil を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。
IO#readline との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大の読み込みバイト数を指定します。ただし
ファイルのエンコーディングがマルチバイトエンコーディングである場合には
読み込んだ文字列がマルチバイト文字の途中で切れないように
数バイト余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切り...

IO#gets(rs = $/, chomp: false) -> String | nil (63043.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には nil を返します。

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には nil を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。
IO#readline との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大の読み込みバイト数を指定します。ただし
ファイルのエンコーディングがマルチバイトエンコーディングである場合には
読み込んだ文字列がマルチバイト文字の途中で切れないように
数バイト余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切り...

IO#gets(rs, limit, chomp: false) -> String | nil (63043.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には nil を返します。

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には nil を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。
IO#readline との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大の読み込みバイト数を指定します。ただし
ファイルのエンコーディングがマルチバイトエンコーディングである場合には
読み込んだ文字列がマルチバイト文字の途中で切れないように
数バイト余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切り...

IO#readline(limit, chomp: false) -> String (63043.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード...

IO#readline(rs = $/, chomp: false) -> String (63043.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード...

絞り込み条件を変える

IO#readline(rs, limit, chomp: false) -> String (63043.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード...

IO#close_on_exec=(bool) (63025.0)

自身に close-on-exec フラグを設定します。

自身に close-on-exec フラグを設定します。

このフラグをセットすると exec(2) 時にそのファイルデスクリプタを
close します。

@see fcntl(2)
@param bool 自身の close-on-exec フラグを true か false で指定します。

f = open("/dev/null")
f.close_on_exec = true
system("cat", "/proc/self/fd/#{f.fileno}") # cat: /proc/self/fd/3: No such file or directory
...

IO#close_on_exec? -> bool (63025.0)

自身に close-on-exec フラグが設定されていた場合 true を返します。 そうでない場合に false を返します。

自身に close-on-exec フラグが設定されていた場合 true を返します。
そうでない場合に false を返します。

f = open("/dev/null")
f.close_on_exec? #=> true
f.close_on_exec = false
f.close_on_exec? #=> false
f.close_on_exec = true
f.close_on_exec? #=> true

@see IO#close_on_e...

IO#pos -> Integer (63025.0)

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\n")
File.open("testfile") do |f|
f.pos # => 0
f.gets # => "This is line one\n"
f.pos # => 17
end
//}

IO#printf(format, *arg) -> nil (63025.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数 を文字列に変換して、self に出力します。

C 言語の printf と同じように、format に従い引数
を文字列に変換して、self に出力します。

第一引数に IO を指定できないこと、引数を省略できないことを除けば Kernel.#printf と同じです。

@param format Kernel.#printf と同じです。print_format を参照してください。

@param arg Kernel.#printf と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。


@see Ker...

絞り込み条件を変える

IO#stat -> File::Stat (63025.0)

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して 返します。

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して
返します。

@raise Errno::EXXX ステータスの読み込みに失敗した場合に発生します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
File.open("testfile") do |f|
s = f.stat
"%o" % s.mode # => "100644"
s.blksize ...

IO#sync=(newstate) (63025.0)

自身を同期モードに設定すると、出力関数の呼出毎にバッファがフラッシュされます。

自身を同期モードに設定すると、出力関数の呼出毎にバッファがフラッシュされます。

@param newstate 自身を同期モードに設定するかを boolean で指定します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

@see IO#sync

IO#tell -> Integer (63025.0)

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\n")
File.open("testfile") do |f|
f.pos # => 0
f.gets # => "This is line one\n"
f.pos # => 17
end
//}

IO#ungetbyte(c) -> nil (63025.0)

指定したバイト列を書き戻します。

指定したバイト列を書き戻します。

2バイト以上の書き戻しは仕様として保証しません。

このメソッドはバッファを経由しない読み出し(IO#sysread など)
には影響しません。

@param c バイト列(文字列)、もしくは0から255までの整数

例:

f = File.new("testfile") #=> #<File:testfile>
b = f.getbyte #=> 0x38
f.ungetbyte(b) #=> nil
f.getbyte #=> 0x38
...

IO#<<(object) -> self (63007.0)

object を出力します。object が文字列でない時にはメソッ ド to_s を用いて文字列に変換します。

object を出力します。object が文字列でない時にはメソッ
ド to_s を用いて文字列に変換します。

以下のような << の連鎖を使うことができます。

STDOUT << 1 << " is a " << Integer << "\n"

@param object 出力したいオブジェクトを与えます。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

絞り込み条件を変える

IO#advise(advice, offset=0, len=0) -> nil (63007.0)

posix_fadvise(2) を呼びだし、 ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。

posix_fadvise(2) を呼びだし、
ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。

advice には以下のいずれかのシンボルを指定します。
* :normal - デフォルト
* :sequential - データは前から順にアクセスされる
* :random - データはランダムアクセスされる
* :willneed - データはこの直後にアクセスされる
* :dontneed - データは直後にはアクセスしない
* :noreuse - データは一度しかアクセスされない
これらの advice が具体的に何をするのかはプラットフォーム依存です。
...

IO#each_char -> Enumerator (63007.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile>

IO#each_char {|c| ... } -> self (63007.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile>

IO#fileno -> Integer (63007.0)

ファイル記述子を表す整数を返します。

ファイル記述子を表す整数を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。


//emlist[例][ruby]{
$stdin.fileno # => 0
$stdout.fileno # => 1
//}

@see Dir#fileno

IO#isatty -> bool (63007.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}

絞り込み条件を変える

IO#lineno=(number) (63007.0)

現在の行番号を number にセットします。 $. は次回の読み込みの時に更新されます。

現在の行番号を number にセットします。 $. は次回の読み込みの時に更新されます。

@param number 行番号を整数で指定します。

@raise IOError 読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("testfile")
f.gets #=> "This is line one\n"
$. #=> 1
f.lineno = 1000
f.lineno #=> 1000
$. ...

IO#putc(ch) -> object (63007.0)

文字 ch を self に出力します。 引数の扱いは Kernel.#putc と同じです。詳細はこちらを参照し てください。ch を返します。

文字 ch を self に出力します。
引数の扱いは Kernel.#putc と同じです。詳細はこちらを参照し
てください。ch を返します。

@param ch 出力したい文字を、文字列か文字コード(整数)で与えます。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
$stdout.putc "A" # => A
$stdout.putc 65 # => A
//}

@see Kernel.#putc

IO#puts(*obj) -> nil (63007.0)

各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。 引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し てください。

各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。
引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し
てください。

@param obj 出力したいオブジェクトを指定します。Kernel.#puts と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

$stdout.puts("this", "is", "a", "test", [1, [nil, 3]])

#=>
thi...

IO#sync -> bool (63007.0)

現在の出力が同期モードならば true を返します。そうでない場合は false を返します。

現在の出力が同期モードならば true を返します。そうでない場合は false を返します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile", "w") do |f|
f.sync # => false
f.sync = true
f.sync # => true
end
//}

IO#syswrite(string) -> Integer (63007.0)

write(2) を用いて string を出力します。 string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

write(2) を用いて string を出力します。
string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

stdio を経由しないので他の出力メソッドと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。

@param string 自身に書き込みたい文字列を指定します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile", "w+") do |...

絞り込み条件を変える

IO#to_i -> Integer (63007.0)

ファイル記述子を表す整数を返します。

ファイル記述子を表す整数を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。


//emlist[例][ruby]{
$stdin.fileno # => 0
$stdout.fileno # => 1
//}

@see Dir#fileno

IO#tty? -> bool (63007.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}

IO#ungetc(char) -> nil (63007.0)

指定された char を読み戻します。

指定された char を読み戻します。

@param char 読み戻したい1文字かそのコードポイントを指定します。

@raise IOError 読み戻しに失敗した場合に発生します。また、自身が読み込み用にオープンされていない時、
自身がまだ一度も read されていない時に発生します。

f = File.new("testfile") # => #<File:testfile>
c = f.getc # => "い"
f.ungetc(c) # => nil
f.getc...

Exception#backtrace_locations -> [Thread::Backtrace::Location] (27607.0)

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。

//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
...

Exception#exception(error_message) -> Exception (27607.0)

引数を指定しない場合は self を返します。引数を指定した場合 自身のコピー を生成し Exception#message 属性を error_message にして返します。

引数を指定しない場合は self を返します。引数を指定した場合 自身のコピー
を生成し Exception#message 属性を error_message にして返します。

Kernel.#raise は、実質的に、例外オブジェクトの exception
メソッドの呼び出しです。

@param error_message エラーメッセージを表す文字列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
begin
# ... # 何か処理
rescue => e
raise e.exception("an error occurs during hogeho...

絞り込み条件を変える

Exception.exception(error_message = nil) -> Exception (27607.0)

例外オブジェクトを生成して返します。

例外オブジェクトを生成して返します。

@param error_message エラーメッセージを表す文字列を指定します。このメッセージは
属性 Exception#message の値になり、デフォルトの例外ハンドラで表示されます。

//emlist[例][ruby]{
e = Exception.new("some message")
p e # => #<Exception: some message>
p e.message # => "some message"
//}

//emlist[例][ruby]{
e = E...

Rational#rationalize(eps = 0) -> Rational (27607.0)

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。

eps を省略した場合は self を返します。

@param eps 許容する誤差

//emlist[例][ruby]{
r = Rational(5033165, 16777216)
r.rationalize # => (5033165/16777216)
r.rationalize(Rational(0.01)) # => (3/10)
r.rationalize(Rational(0.1)) # => (1/3)
//}

RubyVM::InstructionSequence.compile_option=(options) (27607.0)

命令シーケンスのコンパイル時のデフォルトの最適化オプションを引数 options で指定します。

命令シーケンスのコンパイル時のデフォルトの最適化オプションを引数
options で指定します。

@param options コンパイル時の最適化オプションを true、false、nil、
Hash のいずれかで指定します。true を指定した場合は
全てのオプションを有効にします。false を指定した場合は全
てのオプションを無効にします。nil を指定した場合はいずれ
のオプションも変更しません。また、Hash を指定した
場合は以...

Encoding::UndefinedConversionError#destination_encoding -> Encoding (27307.0)

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを Encoding オブジェクトで返します。

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを Encoding
オブジェクトで返します。

@see Encoding::UndefinedConversionError#source_encoding

Encoding::UndefinedConversionError#destination_encoding_name -> String (27307.0)

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを文字列で返します。

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを文字列で返します。

@see Encoding::UndefinedConversionError#destination_encoding

絞り込み条件を変える

Exception#exception -> self (27307.0)

引数を指定しない場合は self を返します。引数を指定した場合 自身のコピー を生成し Exception#message 属性を error_message にして返します。

引数を指定しない場合は self を返します。引数を指定した場合 自身のコピー
を生成し Exception#message 属性を error_message にして返します。

Kernel.#raise は、実質的に、例外オブジェクトの exception
メソッドの呼び出しです。

@param error_message エラーメッセージを表す文字列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
begin
# ... # 何か処理
rescue => e
raise e.exception("an error occurs during hogeho...

RubyVM::InstructionSequence.compile_option -> Hash (27307.0)

命令シーケンスのコンパイル時のデフォルトの最適化オプションを Hash で返 します。

命令シーケンスのコンパイル時のデフォルトの最適化オプションを Hash で返
します。

//emlist[例][ruby]{
require "pp"
pp RubyVM::InstructionSequence.compile_option

# => {:inline_const_cache=>true,
# :peephole_optimization=>true,
# :tailcall_optimization=>false,
# :specialized_instruction=>true,
# :operands_unification=>true,
# :instructi...

ARGF.class#to_io -> IO (18733.0)

ARGFが現在開いているファイルのFile、またはIOオブジェクトを 返します。

ARGFが現在開いているファイルのFile、またはIOオブジェクトを
返します。

ARGF.to_io # => #<File:glark.txt>
ARGF.to_io # => #<IO:<STDIN>>

@see ARGF.class#file, ARGF.class#to_write_io

Object#to_io -> IO (18697.0)

オブジェクトの IO への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

オブジェクトの IO への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する条件は、
* IOオブジェクトが使われるすべての場面で代置可能であるような、
* IOオブジェクトそのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。

ARGF.class#to_write_io -> IO (18679.0)

処理対象のファイルへの書き出し用 IO オブジェクトを返します。

処理対象のファイルへの書き出し用 IO オブジェクトを返します。

c:ARGF#inplace時以外は読み込み用の IO オブジェクトを返します。
このため ARGF.class#write などの書き出し用メソッドを呼ぶと IOError が発生します。

絞り込み条件を変える

Complex#rationalize -> Rational (18607.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差。常に無視されます。

@raise RangeError 虚部が実数か、0 ではない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(3).to_r # => (3/1)
Complex(3, 2).to_r # => RangeError
//}

Complex#rationalize(eps) -> Rational (18607.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差。常に無視されます。

@raise RangeError 虚部が実数か、0 ではない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(3).to_r # => (3/1)
Complex(3, 2).to_r # => RangeError
//}

Float#rationalize -> Rational (18607.0)

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。

eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返しま
す。

@param eps 許容する誤差

//emlist[例][ruby]{
0.3.rationalize # => (3/10)
1.333.rationalize # => (1333/1000)
1.333.rationalize(0.01) # => (4/3)
//}

Float#rationalize(eps) -> Rational (18607.0)

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。

自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。

eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返しま
す。

@param eps 許容する誤差

//emlist[例][ruby]{
0.3.rationalize # => (3/10)
1.333.rationalize # => (1333/1000)
1.333.rationalize(0.01) # => (4/3)
//}

Integer#rationalize -> Rational (18607.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[][ruby]{
2.rationalize # => (2/1)
2.rationalize(100) # => (2/1)
2.rationalize(0.1) # => (2/1)
//}

絞り込み条件を変える

Integer#rationalize(eps) -> Rational (18607.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[][ruby]{
2.rationalize # => (2/1)
2.rationalize(100) # => (2/1)
2.rationalize(0.1) # => (2/1)
//}

Kernel.#Rational(x, y = 1) -> Rational (18607.0)

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

@param x 変換対象のオブジェクトです。

@param y 変換対象のオブジェクトです。省略した場合は x だけを用いて
Rational オブジェクトを作成します。


@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

引数 x、y の両方を指定した場合、x/y した Rational オブジェクトを
返します。

//emlist[例][ruby]{
Rational("1/3") # => (1/3)
Rational(1, 3) ...

Kernel.#caller_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (18607.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

Kernel.#caller_locations(start = 1, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (18607.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

NilClass#rationalize -> Rational (18607.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[例][ruby]{
nil.rationalize # => (0/1)
nil.rationalize(100) # => (0/1)
nil.rationalize(0.1) # => (0/1)
//}

絞り込み条件を変える

NilClass#rationalize(eps) -> Rational (18607.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[例][ruby]{
nil.rationalize # => (0/1)
nil.rationalize(100) # => (0/1)
nil.rationalize(0.1) # => (0/1)
//}

Process.#setpriority(which, who, prio) -> 0 (18607.0)

プロセス、プロセスグループ、 ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します 。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。

プロセス、プロセスグループ、
ユーザのいずれかの現在のプライオリティを設定します
。プライオリティの設定に成功した場合は 0 を返します。

@param which プライオリティを設定する対象の種類を以下の定数のいずれかで指定します。

* Process::PRIO_PROCESS
* Process::PRIO_PGRP
* Process::PRIO_USER

@param who which の値にしたがってプロセス ID、プロセスグループ ID、ユーザ ID のいずれかを整数で指定します。

@param prio プライオリティを -20 から 20 までの整数で設...

Thread#backtrace_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (18607.0)

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。

引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。

//emlist[例][ruby]...

Thread#backtrace_locations(start = 0, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (18607.0)

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。

引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。

//emlist[例][ruby]...

TracePoint#raised_exception -> Exception (18607.0)

発生した例外を返します。

発生した例外を返します。

@raise RuntimeError :raise イベントのためのイベントフックの外側で実行し
た場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
trace = TracePoint.new(:raise) do |tp|
tp.raised_exception # => #<ZeroDivisionError: divided by 0>
end
trace.enable
begin
0/0
rescue
end
//}

絞り込み条件を変える

Array#combination(n) -> Enumerator (18307.0)

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、組み合わせ
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[...

Array#combination(n) {|c| block } -> self (18307.0)

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、組み合わせ
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[...

Array#permutation(n = self.length) -> Enumerator (18307.0)

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

引数を省略した場合は配列の要素数と同じサイズの順列に対してブロックを実
行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
...

Array#permutation(n = self.length) { |p| block } -> self (18307.0)

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

引数を省略した場合は配列の要素数と同じサイズの順列に対してブロックを実
行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
...

Array#repeated_combination(n) -> Enumerator (18307.0)

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行 します。

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行
します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、
組み合わせを生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emli...

絞り込み条件を変える

Array#repeated_combination(n) { |c| ... } -> self (18307.0)

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行 します。

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行
します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、
組み合わせを生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emli...

Array#repeated_permutation(n) -> Enumerator (18307.0)

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby...

Array#repeated_permutation(n) { |p| ... } -> self (18307.0)

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby...

Encoding::Converter#destination_encoding -> Encoding (18307.0)

変換先のエンコーディングを返します。

変換先のエンコーディングを返します。

@return 変換先のエンコーディング

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("utf-8", "euc-jp")
ec.destination_encoding #=> #<Encoding:EUC-JP>
//}

Encoding::InvalidByteSequenceError#destination_encoding -> Encoding (18307.0)

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを Encoding オブジェクトで返します。

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを Encoding
オブジェクトで返します。

@see Encoding::InvalidByteSequenceError#source_encoding,
Encoding::UndefinedConversionError#destination_encoding

絞り込み条件を変える

Encoding::InvalidByteSequenceError#destination_encoding_name -> String (18307.0)

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを文字列で返します。

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを文字列で返します。

@see Encoding::InvalidByteSequenceError#destination_encoding

Enumerable#partition -> Enumerator (18307.0)

各要素を、ブロックの条件を満たす要素と満たさない要素に分割します。 各要素に対してブロックを評価して、その値が真であった要素の配列と、 偽であった要素の配列の 2 つを配列に入れて返します。

各要素を、ブロックの条件を満たす要素と満たさない要素に分割します。
各要素に対してブロックを評価して、その値が真であった要素の配列と、
偽であった要素の配列の 2 つを配列に入れて返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 0].partition {|i| i % 3 == 0 }
#=> [[9, 6, 3, 0], [10, 8, 7, 5, 4, 2, 1]]
//}

Enumerable#partition {|item| ... } -> [[object], [object]] (18307.0)

各要素を、ブロックの条件を満たす要素と満たさない要素に分割します。 各要素に対してブロックを評価して、その値が真であった要素の配列と、 偽であった要素の配列の 2 つを配列に入れて返します。

各要素を、ブロックの条件を満たす要素と満たさない要素に分割します。
各要素に対してブロックを評価して、その値が真であった要素の配列と、
偽であった要素の配列の 2 つを配列に入れて返します。

ブロックを省略した場合は Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
[10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 0].partition {|i| i % 3 == 0 }
#=> [[9, 6, 3, 0], [10, 8, 7, 5, 4, 2, 1]]
//}

Exception.new(error_message = nil) -> Exception (18307.0)

例外オブジェクトを生成して返します。

例外オブジェクトを生成して返します。

@param error_message エラーメッセージを表す文字列を指定します。このメッセージは
属性 Exception#message の値になり、デフォルトの例外ハンドラで表示されます。

//emlist[例][ruby]{
e = Exception.new("some message")
p e # => #<Exception: some message>
p e.message # => "some message"
//}

//emlist[例][ruby]{
e = E...

Marshal::MAJOR_VERSION -> Integer (18307.0)

Marshal.#dump が出力するデータフォーマットのバージョン番号です。

Marshal.#dump が出力するデータフォーマットのバージョン番号です。

Marshal.#load は、メジャーバージョンが異なるか、バージョンの大きな
マーシャルデータを読み込んだとき例外 TypeError を発生させます。

マイナーバージョンが古いだけのフォーマットは読み込み可能ですが、
$VERBOSE = true のときには警告メッセージが出力されます

マーシャルされたデータのバージョン番号は以下のようにして取得するこ
とができます。

//emlist[例][ruby]{
obj = Object.new
major, minor = Marshal.dump(o...

絞り込み条件を変える

Marshal::MINOR_VERSION -> Integer (18307.0)

Marshal.#dump が出力するデータフォーマットのバージョン番号です。

Marshal.#dump が出力するデータフォーマットのバージョン番号です。

Marshal.#load は、メジャーバージョンが異なるか、バージョンの大きな
マーシャルデータを読み込んだとき例外 TypeError を発生させます。

マイナーバージョンが古いだけのフォーマットは読み込み可能ですが、
$VERBOSE = true のときには警告メッセージが出力されます

マーシャルされたデータのバージョン番号は以下のようにして取得するこ
とができます。

//emlist[例][ruby]{
obj = Object.new
major, minor = Marshal.dump(o...

Method#source_location -> [String, Integer] | nil (18307.0)

ソースコードのファイル名と行番号を配列で返します。

ソースコードのファイル名と行番号を配列で返します。

その手続オブジェクトが ruby で定義されていない(つまりネイティブ
である)場合は nil を返します。

@see Proc#source_location

//emlist[例][ruby]{
# ------- /tmp/foo.rb ---------
class Foo
def foo; end
end
# ----- end of /tmp/foo.rb ----

require '/tmp/foo'

m = Foo.new.method(:foo) # => #<Method: Foo#foo>
m.source...

Module#module_function(*name) -> self (18307.0)

メソッドをモジュール関数にします。

メソッドをモジュール関数にします。

引数が与えられた時には、
引数で指定されたメソッドをモジュール関数にします。
引数なしのときは今後このモジュール定義文内で
新しく定義されるメソッドをすべてモジュール関数にします。

モジュール関数とは、プライベートメソッドであると同時に
モジュールの特異メソッドでもあるようなメソッドです。
例えば Math モジュールのメソッドはすべてモジュール関数です。

self を返します。

@param name String または Symbol を 0 個以上指定します。

=== 注意
module_function はメソッドに「モジュール関数」とい...

Object::RUBY_DESCRIPTION -> String (18307.0)

Ruby の詳細を表す文字列。

Ruby の詳細を表す文字列。

ruby -v で表示される内容が格納されています。

Object::RUBY_ENGINE_VERSION -> String (18307.0)

Ruby処理系実装のバージョンを表す文字列。

Ruby処理系実装のバージョンを表す文字列。

絞り込み条件を変える

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