るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
455件ヒット [1-100件を表示] (0.144秒)

別のキーワード

  1. open3 popen2e
  2. socket af_e164
  3. matrix det_e
  4. open3 capture2e
  5. matrix rank_e

モジュール

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< 1 2 3 ... > >>

String#tr(pattern, replace) -> String (64144.0)

pattern 文字列に含まれる文字を検索し、 それを replace 文字列の対応する文字に置き換えます。

pattern 文字列に含まれる文字を検索し、
それを replace 文字列の対応する文字に置き換えます。

pattern の形式は tr(1) と同じです。つまり、
`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外が置換の対象になります。

replace に対しても `-' による範囲指定が可能です。

`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
`^' も文字列の先頭にあるときにだけ否定の効果を発揮します。
また、`-', `^', `\' はバックスラッシュ (`\') によりエスケープできます。
...

String.try_convert(obj) -> String | nil (45943.0)

obj を String に変換しようと試みます。変換には Object#to_str メソッ ドが使われます。変換後の文字列を返すか、何らかの理由により変換できなかっ た場合は nil が返されます。

obj を String に変換しようと試みます。変換には Object#to_str メソッ
ドが使われます。変換後の文字列を返すか、何らかの理由により変換できなかっ
た場合は nil が返されます。

@param obj 変換する任意のオブジェクト
@return 変換後の文字列または nil

//emlist[例][ruby]{
String.try_convert("str") # => "str"
String.try_convert(/re/) # => nil
//}

TracePoint.trace(*events) {|obj| ... } -> TracePoint (45943.0)

新しい TracePoint オブジェクトを作成して自動的にトレースを開始し ます。TracePoint.new のコンビニエンスメソッドです。

新しい TracePoint オブジェクトを作成して自動的にトレースを開始し
ます。TracePoint.new のコンビニエンスメソッドです。

@param events トレースするイベントを String か Symbol で任
意の数指定します。指定できる値については
TracePoint.new を参照してください。

//emlist[例][ruby]{
trace = TracePoint.trace(:call) { |tp| [tp.lineno, tp.event] }
# => #<TracePoint:0x00...

RubyVM::InstructionSequence.load_from_binary_extra_data(binary) -> String (45925.0)

バイナリフォーマットの文字列から埋め込まれたextra_dataを取り出します。

バイナリフォーマットの文字列から埋め込まれたextra_dataを取り出します。

//emlist[例][ruby]{
iseq = RubyVM::InstructionSequence.compile('num = 1 + 2')
binary = iseq.to_binary("extra_data")
RubyVM::InstructionSequence.load_from_binary_extra_data(binary) # => extra_data
//}

@see RubyVM::InstructionSequence#to_binary

Process::Sys.#setresgid(rid, eid, sid) -> nil (45697.0)

システムコールの setresgid を呼びます。

システムコールの setresgid を呼びます。

@param rid システムコールの引数を整数で指定します。

@param eid システムコールの引数を整数で指定します。

@param sid システムコールの引数を整数で指定します。

@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。

絞り込み条件を変える

Process::Sys.#setresuid(rid, eid, sid) -> nil (45697.0)

システムコールの setresuid を呼びます。

システムコールの setresuid を呼びます。

@param rid システムコールの引数を整数で指定します。

@param eid システムコールの引数を整数で指定します。

@param sid システムコールの引数を整数で指定します。

@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。

Enumerable#each_entry -> Enumerator (45625.0)

ブロックを各要素に一度ずつ適用します。

ブロックを各要素に一度ずつ適用します。

一要素として複数の値が渡された場合はブロックには配列として渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
include Enumerable
def each
yield 1
yield 1,2
end
end
Foo.new.each_entry{|o| print o, " -- "}
# => 1 -- [1, 2] --
//}

ブロックを省略した場合は Enumerator が返されます。

@see Enumerable#slice_before

Enumerable#each_entry {|obj| block} -> self (45625.0)

ブロックを各要素に一度ずつ適用します。

ブロックを各要素に一度ずつ適用します。

一要素として複数の値が渡された場合はブロックには配列として渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
include Enumerable
def each
yield 1
yield 1,2
end
end
Foo.new.each_entry{|o| print o, " -- "}
# => 1 -- [1, 2] --
//}

ブロックを省略した場合は Enumerator が返されます。

@see Enumerable#slice_before

Enumerable#entries(*args) -> [object] (45625.0)

全ての要素を含む配列を返します。

全ての要素を含む配列を返します。

@param args each の呼び出し時に引数として渡されます。

//emlist[例][ruby]{
(1..7).to_a #=> [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7]
{ 'a'=>1, 'b'=>2, 'c'=>3 }.to_a #=> [["a", 1], ["b", 2], ["c", 3]]

require 'prime'
Prime.entries 10 #=> [2, 3, 5, 7]
//}

Dir.entries(path, encoding: Encoding.find("filesystem")) -> [String] (37579.0)

ディレクトリ path に含まれるファイルエントリ名の 配列を返します。

ディレクトリ path に含まれるファイルエントリ名の
配列を返します。

@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。

@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.entries('.') #=> [".", "..", "bar", "foo"]
...

絞り込み条件を変える

Exception#set_backtrace(errinfo) -> nil | String | [String] (37225.0)

バックトレース情報に errinfo を設定し、設定されたバックトレース 情報を返します。

バックトレース情報に errinfo を設定し、設定されたバックトレース
情報を返します。

@param errinfo nil、String あるいは String の配列のいずれかを指定します。

//emlist[例][ruby]{
begin
begin
raise "inner"
rescue
raise "outer"
end
rescue
$!.backtrace # => ["/path/to/test.rb:5:in `rescue in <main>'", "/path/to/test.rb:2:in `<main>'"]
$!.se...

Time#strftime(format) -> String (37015.0)

時刻を format 文字列に従って文字列に変換した結果を返します。

時刻を format 文字列に従って文字列に変換した結果を返します。

@param format フォーマット文字列を指定します。使用できるものは 以下の通りです。

* %A: 曜日の名称(Sunday, Monday ... )
* %a: 曜日の省略名(Sun, Mon ... )
* %B: 月の名称(January, February ... )
* %b: 月の省略名(Jan, Feb ... )
* %C: 世紀 (2009年であれば 20)
* %c: 日付と時刻 (%a %b %e %T %Y)
* %D: 日付 (%m/%d/%y)
* ...

Exception#backtrace_locations -> [Thread::Backtrace::Location] (36997.0)

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。

//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
...

Dir.entries(path) -> [String] (36979.0)

ディレクトリ path に含まれるファイルエントリ名の 配列を返します。

ディレクトリ path に含まれるファイルエントリ名の
配列を返します。

@param path ディレクトリのパスを文字列で指定します。

@param encoding ディレクトリのエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します。省略した場合は
ファイルシステムのエンコーディングと同じになります。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Dir.entries('.') #=> [".", "..", "bar", "foo"]
...

Kernel.#trace_var(varname, hook) -> [String|Proc] (36979.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

ここでの「グローバル変数」は、特殊変数
(d:spec/variables#builtin を参照)も含めた `$' で始まる変数のこ
とです。

この呼び出し以降、varname で指定したグローバル変数に
値が代入されるたびに hook かブロックが評価されます。hook が Proc オブジェクトの場合
代入された値がブロック引数に渡されます。文字列の場合はRubyコードとして評価されます。

trace_var がフックするのは明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に n...

絞り込み条件を変える

Kernel.#untrace_var(varname, hook = nil) -> [String|Proc] (36979.0)

グローバル変数 varname に関連付けられたフックを解除します。

グローバル変数 varname に関連付けられたフックを解除します。

hook が指定された場合にはそのフックだけを解除します。
省略するか nil を与えた場合は
varname のフックを全て解除します。

@param varname グローバル変数名を文字列か Symbol で指定します。
@param hook 文字列または Proc オブジェクトです。
@return 解除されたフックの配列を返します。

//emlist[例][ruby]{
trace_var(:$v){|val| print "hookA.#{val.inspect},\n" }
block = proc{...

Thread#backtrace_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (36979.0)

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。

引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。

//emlist[例][ruby]...

Thread#backtrace_locations(start = 0, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (36979.0)

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。

スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。

引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。

//emlist[例][ruby]...

Exception#backtrace -> [String] (36961.0)

バックトレース情報を返します。

バックトレース情報を返します。

デフォルトでは

* "#{sourcefile}:#{sourceline}:in `#{method}'"
(メソッド内の場合)
* "#{sourcefile}:#{sourceline}"
(トップレベルの場合)

という形式の String の配列です。

//emlist[例][ruby]{
def methd
raise
end

begin
methd
rescue => e
p e.backtrace
end

#=> ["filename.rb:2:in `methd'", "filename.rb:6...

RubyVM::INSTRUCTION_NAMES -> [String] (36925.0)

RubyVM の命令シーケンスの名前の一覧を返します。

RubyVM の命令シーケンスの名前の一覧を返します。

@see RubyVM::InstructionSequence

絞り込み条件を変える

Thread#add_trace_func(pr) -> Proc (36823.0)

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

スレッドにトレース用ハンドラを追加します。

追加したハンドラを返します。

@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ...

Process.#setrlimit(resource, cur_limit, max_limit) -> nil (36733.0)

カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。

カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。

@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。

@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。

@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。

@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整...

Process.#setrlimit(resource, limit) -> nil (36733.0)

カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。

カレントプロセスでのリソースの制限値を設定します。

@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。

@param limit resource によって意味が決まる制限値を表す整数もしくは定数を指定します。
soft limit と hard limit 両方にこの値が使われます。

@param cur_limit 現在の制限値(soft limit)を表す整数もしくは定数を指定します。

@param max_limit soft limit として設定可能な最大値(hard limit)を表す整...

IO.copy_stream(src, dst, copy_length = nil) -> Integer (36679.0)

指定された src から dst へコピーします。 コピーしたバイト数を返します。

指定された src から dst へコピーします。
コピーしたバイト数を返します。

コピー元の src が IO オブジェクトの場合は、src のオフセットから
ファイル名の場合はファイルの最初からコピーを開始します。
コピー先の dst に関しても同様です。

dst にファイル名を指定し、そのファイルが存在しない場合、
ファイルは作成されます。ファイルが存在する場合は長さ 0 に切り詰められます。

src が IO オブジェクトでかつ src_offset が指定されている場合、
src のオフセット(src.pos)は変更されません。

@param src コピー元となる IO ...

IO.copy_stream(src, dst, copy_length, src_offset) -> Integer (36679.0)

指定された src から dst へコピーします。 コピーしたバイト数を返します。

指定された src から dst へコピーします。
コピーしたバイト数を返します。

コピー元の src が IO オブジェクトの場合は、src のオフセットから
ファイル名の場合はファイルの最初からコピーを開始します。
コピー先の dst に関しても同様です。

dst にファイル名を指定し、そのファイルが存在しない場合、
ファイルは作成されます。ファイルが存在する場合は長さ 0 に切り詰められます。

src が IO オブジェクトでかつ src_offset が指定されている場合、
src のオフセット(src.pos)は変更されません。

@param src コピー元となる IO ...

絞り込み条件を変える

Kernel.#set_trace_func(proc) -> Proc (36679.0)

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして 指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

Ruby インタプリタのイベントをトレースする Proc オブジェクトとして
指定された proc を登録します。 nil を指定するとトレースがオフになります。

Ruby インタプリタがプログラムを実行する過程で、メソッドの呼び出しや
式の評価などのイベントが発生する度に、以下で説明する6個の引数とともに
登録された Proc オブジェクトを実行します。

標準添付の debug、tracer、
profile はこの組み込み関数を利用して実現されています。

=== ブロックパラメータの意味

渡す Proc オブジェクトのパラメータは
//emlist[][ruby]{
proc{|...

Kernel.#trace_var(varname) {|new_val| .... } -> nil (36679.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

ここでの「グローバル変数」は、特殊変数
(d:spec/variables#builtin を参照)も含めた `$' で始まる変数のこ
とです。

この呼び出し以降、varname で指定したグローバル変数に
値が代入されるたびに hook かブロックが評価されます。hook が Proc オブジェクトの場合
代入された値がブロック引数に渡されます。文字列の場合はRubyコードとして評価されます。

trace_var がフックするのは明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に n...

Kernel.#trace_var(varname, hook) -> nil (36679.0)

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

グローバル変数 varname への代入のフックを登録します。

ここでの「グローバル変数」は、特殊変数
(d:spec/variables#builtin を参照)も含めた `$' で始まる変数のこ
とです。

この呼び出し以降、varname で指定したグローバル変数に
値が代入されるたびに hook かブロックが評価されます。hook が Proc オブジェクトの場合
代入された値がブロック引数に渡されます。文字列の場合はRubyコードとして評価されます。

trace_var がフックするのは明示的な代入だけです。
フックは複数登録できます。

フックを解除するには、hook に n...

Process.#getrlimit(resource) -> [Integer] (36679.0)

カレントプロセスでのリソースの制限値を、整数の配列として返します。 返り値は、現在の制限値 cur_limit と、制限値として設定可能な最大値 max_limit の 配列 [cur_limit, max_limit] です。

カレントプロセスでのリソースの制限値を、整数の配列として返します。
返り値は、現在の制限値 cur_limit と、制限値として設定可能な最大値 max_limit の
配列 [cur_limit, max_limit] です。

それぞれの limit が Process::RLIM_INFINITY と等しい場合、リソースに制限がないことを意味します。

@param resource リソースの種類を示す定数を指定します。指定できる定数はシステムに依存します。

@raise Errno::EXXX リソースの制限値の取得が失敗した場合に発生します。

@raise NotImplem...

Process::Sys.#setregid(rid, eid) -> nil (36679.0)

システムコールの setregid(2) を呼びます。

システムコールの setregid(2) を呼びます。

@param rid システムコールの引数を整数で指定します。

@param eid システムコールの引数を整数で指定します。

@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。

絞り込み条件を変える

Process::Sys.#setreuid(rid, eid) -> nil (36679.0)

システムコールの setreuid(2) を呼びます。

システムコールの setreuid(2) を呼びます。

@param rid システムコールの引数を整数で指定します。

@param eid システムコールの引数を整数で指定します。

@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。

Thread#set_trace_func(pr) -> Proc | nil (36679.0)

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

スレッドにトレース用ハンドラを設定します。

nil を渡すとトレースを解除します。

設定したハンドラを返します。

//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join

# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#...

File.truncate(path, length) -> 0 (36661.0)

path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト にします。

path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト
にします。

サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param length 変更したいサイズを整数で与えます。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.truncate("testfile", 5) # => 0
File.size("testfil...

Module#attr_accessor(*name) -> nil (36661.0)

インスタンス変数 name に対する読み取りメソッドと書き込みメソッドの両方を 定義します。

インスタンス変数 name に対する読み取りメソッドと書き込みメソッドの両方を
定義します。


このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
def name=(val)
@name = val
end
//}

@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。

Process::Sys.#setrgid(id) -> nil (36661.0)

システムコールの setrgid を呼びます。

システムコールの setrgid を呼びます。

@param id システムコールの引数を整数で指定します。

@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。

絞り込み条件を変える

Process::Sys.#setruid(id) -> nil (36661.0)

システムコールの setruid を呼びます。

システムコールの setruid を呼びます。

@param id システムコールの引数を整数で指定します。

@raise NotImplementedError システムコールが現在のプラットフォームで提供されていない場合に発生します。

@raise Errno::EXXX システムコールに失敗した場合に発生します。

File#truncate(length) -> 0 (36643.0)

ファイルのサイズを最大 length バイトにします。

ファイルのサイズを最大 length バイトにします。

サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX サイズの変更に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.open("testfile", "a") do |f|
f.truncate(5) # => 0
f.size # => 5...

GC.stress=(value) (36643.0)

GCのストレスモードを引数 value に設定します。 引数 value が真に設定されている間は、GC を行えるすべての機会に GC を行います。

GCのストレスモードを引数 value に設定します。
引数 value が真に設定されている間は、GC を行えるすべての機会に GC を行います。

この機能はデバッグ用途に提供されています。ストレスモードを有効にすると
プログラムのパフォーマンスが低下します。

@param value 任意のオブジェクト。整数以外の値を指定した場合は真偽値として解釈されます。
整数を指定する場合は以下のフラグをOR演算した値を指定します。
: 0x01
マイナー GC を動作させる場合に指定します。
: 0x02
sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)...

Integer#truncate(ndigits = 0) -> Integer | Float (36643.0)

0 から self までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

0 から self までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。

//emlist[][ruby]{
1.truncate # => 1
1.truncate(2) ...

Module#attr_reader(*name) -> nil (36643.0)

インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。

インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。


このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。

絞り込み条件を変える

Module#attr_writer(*name) -> nil (36643.0)

インスタンス変数 name への書き込みメソッド (name=) を定義します。

インスタンス変数 name への書き込みメソッド (name=) を定義します。


このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。

Encoding::InvalidByteSequenceError#destination_encoding_name -> String (36625.0)

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを文字列で返します。

エラーを発生させた変換の変換先のエンコーディングを文字列で返します。

@see Encoding::InvalidByteSequenceError#destination_encoding

GC.stress -> bool (36625.0)

GCがストレスモードかどうかを返します。

GCがストレスモードかどうかを返します。

真が設定されている場合は GC を行えるすべての機会に GC を行います。

@see GC.stress=

Numeric#truncate -> Integer (36625.0)

0 から 自身までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

0 から 自身までの整数で、自身にもっとも近い整数を返します。

//emlist[例][ruby]{
1.truncate #=> 1
1.2.truncate #=> 1
(-1.2).truncate #=> -1
(-1.5).truncate #=> -1
//}

@see Numeric#ceil, Numeric#floor, Numeric#round

Object#untrusted? -> bool (36625.0)

このメソッドは Ruby 2.1 から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。 Object#tainted? と同じ動作をします。

このメソッドは Ruby 2.1 から deprecated で、Ruby 3.2 で削除予定です。
Object#tainted? と同じ動作をします。


@see Object#trust,Object#untrust

絞り込み条件を変える

Process::WUNTRACED -> Integer (36625.0)

Process.#waitpid の第二引数に指定するフラグです。 このフラグが指定された場合、waitpid は停止しているだけで 終了していない子プロセスのプロセス ID も返すようになります。 trace されている子プロセスの ID は返しません。

Process.#waitpid の第二引数に指定するフラグです。
このフラグが指定された場合、waitpid は停止しているだけで
終了していない子プロセスのプロセス ID も返すようになります。
trace されている子プロセスの ID は返しません。

include Process
pid = fork{ Process.kill('SIGSTOP', Process.pid) }
p pid #=> 4336
p waitpid2(pid, WUNTRACED) #=> [4336, #<Process::Statu...

TracePoint#raised_exception -> Exception (36325.0)

発生した例外を返します。

発生した例外を返します。

@raise RuntimeError :raise イベントのためのイベントフックの外側で実行し
た場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
trace = TracePoint.new(:raise) do |tp|
tp.raised_exception # => #<ZeroDivisionError: divided by 0>
end
trace.enable
begin
0/0
rescue
end
//}

String#encode(encoding, from_encoding, **options) -> String (28297.0)

self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数 を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな くば self のエンコーディングが使われます。 無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。

self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数
を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな
くば self のエンコーディングが使われます。
無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。

@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを...

ObjectSpace.#garbage_collect(full_mark: true, immediate_sweep: true) -> nil (28261.0)

どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。 GC.start と同じです。

どこからも参照されなくなったオブジェクトを回収します。
GC.start と同じです。

@param full_mark マイナー GC を動作させる場合は false を、そうでない場
合は true を指定します。

@param immediate_sweep sweep を遅らせる(Lazy Sweep を行う)場合は false
を、そうでない場合は true を指定します。

注意: これらのキーワード引数は Ruby の実装やバージョンによって異なりま
す。将来のバージョンとの互換性も保証されませ...

String.new(string = "", encoding: string.encoding) -> String (28261.0)

string と同じ内容の新しい文字列を作成して返します。 引数を省略した場合は空文字列を生成して返します。

string と同じ内容の新しい文字列を作成して返します。
引数を省略した場合は空文字列を生成して返します。

@param string 文字列
@param encoding 作成する文字列のエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します(変換は行われま
せん)。省略した場合は引数 string のエンコーディングと同
じになります(ただし、string が指定されていなかった場合は
Encoding::ASCII_8BITになります...

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String#tr_s(pattern, replace) -> String (28162.0)

文字列の中に pattern 文字列に含まれる文字が存在したら、 replace 文字列の対応する文字に置き換えます。さらに、 置換した部分内に同一の文字の並びがあったらそれを 1 文字に圧縮します。

文字列の中に pattern 文字列に含まれる文字が存在したら、
replace 文字列の対応する文字に置き換えます。さらに、
置換した部分内に同一の文字の並びがあったらそれを 1 文字に圧縮します。

pattern の形式は tr(1) と同じです。
つまり「a-c」は a から c を意味し、
"^0-9" のように文字列の先頭が「^」の場合は指定した文字以外が置換の対象になります。

replace でも「-」を使って範囲を指定できます。

「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、「^」もその効果は文字列の先頭にあるときだけです。
また、「-」、「^」...

String#encode(encoding, **options) -> String (27997.0)

self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数 を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな くば self のエンコーディングが使われます。 無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。

self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数
を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな
くば self のエンコーディングが使われます。
無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。

@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを...

String#delete!(*strs) -> self | nil (27979.0)

self から strs に含まれる文字を破壊的に取り除きます。

self から strs に含まれる文字を破壊的に取り除きます。

str の形式は tr(1) と同じです。
つまり、「a-c」は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が「^」の場合は指定文字以外を意味します。

「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
「^」も文字列先頭にあるときだけ否定の効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」はバックスラッシュ (「\」)
によってエスケープできます。

なお、引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチする文字だけが削除されます。

@return 通常は self を返しますが、何も変更が起こ...

String#encode!(encoding, from_encoding, options = nil) -> self (27979.0)

self を指定したエンコーディングに変換し、自身を置き換えます。引数を2つ 与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもなくば self のエンコーディングが使われます。変換後の self を返します。

self を指定したエンコーディングに変換し、自身を置き換えます。引数を2つ
与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもなくば
self のエンコーディングが使われます。変換後の self を返します。

(gsub!などと異なり)変換が行なわれなくても self を返します。

@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを指定します。
@param from_encoding 変換元のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを指定します。
@return ...

Encoding::Converter.asciicompat_encoding(string) -> Encoding | nil (27961.0)

同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。

同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。

@param string エンコーディング名
@param encoding エンコーディングオブジェクト
@return ASCII 互換エンコーディングのオブジェクトか nil

引数とエンコーディングと同じ文字集合を持つ ASCII 互換エンコーディングを返します。引数と戻り値、2 つのエンコーディング間では変換しても未定義文字の例外は発生しません。
引数が ASCII 互換エンコーディングである場合や、エンコーディングでない場合は nil を返します。

//emlist[][ruby]{
Encoding::Con...

絞り込み条件を変える

Module#attr(name, true) -> nil (27961.0)

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。


このメソッドで定義されるアクセスメソッドの定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

第 2 引数 が true で指定された場合には、属性の書き込み用メソッド name= も同時に定義されます。
その定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

第 2 引数 に true か false を指定する方法は非推奨です。

@param name St...

String#delete(*strs) -> String (27961.0)

self から strs に含まれる文字を取り除いた文字列を生成して返します。

self から strs に含まれる文字を取り除いた文字列を生成して返します。

str の形式は tr(1) と同じです。
つまり、`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。

「-」は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
「^」も文字列の先頭にあるときだけ効果を発揮します。
また、「-」「^」「\」はバックスラッシュ (「\」)
によってエスケープできます。

なお、引数を複数指定した場合は、
すべての引数にマッチする文字だけが削除されます。

@param strs 削除する文字列を...

String.new(string = "") -> String (27961.0)

string と同じ内容の新しい文字列を作成して返します。 引数を省略した場合は空文字列を生成して返します。

string と同じ内容の新しい文字列を作成して返します。
引数を省略した場合は空文字列を生成して返します。

@param string 文字列
@param encoding 作成する文字列のエンコーディングを文字列か
Encoding オブジェクトで指定します(変換は行われま
せん)。省略した場合は引数 string のエンコーディングと同
じになります(ただし、string が指定されていなかった場合は
Encoding::ASCII_8BITになります...

Module#private_instance_methods(inherited_too = true) -> [Symbol] (27943.0)

そのモジュールで定義されている private メソッド名 の一覧を配列で返します。

そのモジュールで定義されている private メソッド名
の一覧を配列で返します。

@param inherited_too false を指定するとそのモジュールで定義されているメソッドのみ返します。

@see Object#private_methods, Module#instance_methods

//emlist[例][ruby]{
module Foo
def foo; end
private def bar; end
end

module Bar
include Foo

def baz; end
private def qux; end
end...

Object#singleton_methods(inherited_too = true) -> [Symbol] (27943.0)

そのオブジェクトに対して定義されている特異メソッド名 (public あるいは protected メソッド) の一覧を返します。

そのオブジェクトに対して定義されている特異メソッド名
(public あるいは protected メソッド) の一覧を返します。

inherited_too が真のときは継承した特異メソッドを含みます。
継承した特異メソッドとは Object#extend によって追加された特異メソッドや、
self がクラスの場合はスーパークラスのクラスメソッド(Classのインスタンスの特異メソッド)などです。

singleton_methods(false) は、Object#methods(false) と同じです。

@param inherited_too 継承した特異メソッドを含める場合は...

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String#+@ -> String | self (27925.0)

self が freeze されている文字列の場合、元の文字列の複製を返します。 freeze されていない場合は self を返します。

self が freeze されている文字列の場合、元の文字列の複製を返します。
freeze されていない場合は self を返します。

//emlist[例][ruby]{
# frozen_string_literal: false

original_text = "text"
unfrozen_text = +original_text
unfrozen_text.frozen? # => false
original_text == unfrozen_text # => true
original_text.equal?(unfro...

String#-@ -> String | self (27925.0)

self が freeze されている文字列の場合、self を返します。 freeze されていない場合は元の文字列の freeze された (できる限り既存の) 複製を返します。

self が freeze されている文字列の場合、self を返します。
freeze されていない場合は元の文字列の freeze された (できる限り既存の) 複製を返します。

//emlist[例][ruby]{
# frozen_string_literal: false

original_text = "text"
frozen_text = -original_text
frozen_text.frozen? # => true
original_text == frozen_text # => true
original_te...

String#prepend(other_str) -> String (27925.0)

文字列 other_str を先頭に破壊的に追加します。

文字列 other_str を先頭に破壊的に追加します。

@param other_str 追加したい文字列を指定します。

//emlist[例][ruby]{
a = "world"
a.prepend("hello ") # => "hello world"
a # => "hello world"
//}

String#tr_s!(pattern, replace) -> self | nil (27898.0)

文字列の中に pattern 文字列に含まれる文字が存在したら、 replace 文字列の対応する文字に置き換えます。さらに、 置換した部分内に同一の文字の並びがあったらそれを 1 文字に圧縮します。

文字列の中に pattern 文字列に含まれる文字が存在したら、
replace 文字列の対応する文字に置き換えます。さらに、
置換した部分内に同一の文字の並びがあったらそれを 1 文字に圧縮します。

pattern の形式は tr(1) と同じです。
つまり「a-c」は a から c を意味し、
"^0-9" のように文字列の先頭が「^」の場合は指定した文字以外が置換の対象になります。

replace でも「-」を使って範囲を指定できます。

//emlist[][ruby]{
p "gooooogle".tr_s("a-z", "A-Z") # => "GOGLE"
//}

「...

String#tr!(pattern, replace) -> self | nil (27736.0)

pattern 文字列に含まれる文字を検索し、 それを replace 文字列の対応する文字に破壊的に置き換えます。

pattern 文字列に含まれる文字を検索し、
それを replace 文字列の対応する文字に破壊的に置き換えます。

pattern の形式は tr(1) と同じです。
つまり、`a-c' は a から c を意味し、
"^0-9" のように文字列の先頭が `^' の場合は
指定文字以外が置換の対象になります。

replace に対しても `-' による範囲指定が可能です。

`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
`^' も文字列の先頭にあるときにだけ否定の効果を発揮します。
また、`-', `^', `\' はバックスラッシュ (`\') によりエスケープで...

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RubyVM::InstructionSequence.compile(source, file = nil, path = nil, line = 1, options = nil) -> RubyVM::InstructionSequence (27715.0)

引数 source で指定した Ruby のソースコードを元にコンパイル済みの RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを作成して返します。

引数 source で指定した Ruby のソースコードを元にコンパイル済みの
RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを作成して返します。

@param source Ruby のソースコードを文字列で指定します。

@param file ファイル名を文字列で指定します。

@param path 引数 file の絶対パスファイル名を文字列で指定します。

@param line 引数 source の 1 行目の行番号を指定します。

@param options コンパイル時のオプションを true、false、Hash オブ
...

RubyVM::InstructionSequence.new(source, file = nil, path = nil, line = 1, options = nil) -> RubyVM::InstructionSequence (27715.0)

引数 source で指定した Ruby のソースコードを元にコンパイル済みの RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを作成して返します。

引数 source で指定した Ruby のソースコードを元にコンパイル済みの
RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを作成して返します。

@param source Ruby のソースコードを文字列で指定します。

@param file ファイル名を文字列で指定します。

@param path 引数 file の絶対パスファイル名を文字列で指定します。

@param line 引数 source の 1 行目の行番号を指定します。

@param options コンパイル時のオプションを true、false、Hash オブ
...

String#unicode_normalize(form = :nfc) -> String (27715.0)

self を NFC、NFD、NFKC、NFKD のいずれかの正規化形式で Unicode 正規化し た文字列を返します。

self を NFC、NFD、NFKC、NFKD のいずれかの正規化形式で Unicode 正規化し
た文字列を返します。

@param form 正規化形式を :nfc、:nfd、:nfkc、:nfkd のいずれかで指定しま
す。省略した場合は :nfc になります。

@raise Encoding::CompatibilityError self が Unicode 文字列ではない場合
に発生します。

このメソッドでの "Unicode 文字列" とは、UTF-8、UTF-16BE/LE...

String#byteslice(nth) -> String | nil (27700.0)

nth バイト目の文字を返します。nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。 引数が範囲外を指定した場合は nil を返します。

nth バイト目の文字を返します。nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。
引数が範囲外を指定した場合は nil を返します。

@param nth 文字の位置を表す整数を指定します。

@return 切り出した文字列を返します。戻り値の文字エンコーディングは自身
と同じです。

//emlist[例][ruby]{
"hello".byteslice(1) # => "e"
"hello".byteslice(-1) # => "o"
"\u3042".byteslice(0) # => "\xE3"
"\u3042".byteslice(1) # => "\x...

String#byteslice(nth, len=1) -> String | nil (27700.0)

nth バイト目から長さ len バイトの部分文字列を新しく作って返します。 nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。引数が範囲外を指定した場合は nil を返します。

nth バイト目から長さ len バイトの部分文字列を新しく作って返します。
nth が負の場合は文字列の末尾から数えます。引数が範囲外を指定した場合は
nil を返します。

@param nth 取得したい文字列の開始バイトを整数で指定します。

@param len 取得したい文字列の長さを正の整数で指定します。

@return 切り出した文字列を返します。戻り値の文字エンコーディングは自身
と同じです。

//emlist[例][ruby]{
"hello".byteslice(1, 2) # => "el"
"\u3042\u3044\u...

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String#encode(**options) -> String (27697.0)

self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数 を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな くば self のエンコーディングが使われます。 無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。

self を指定したエンコーディングに変換した文字列を作成して返します。引数
を2つ与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもな
くば self のエンコーディングが使われます。
無引数の場合は、Encoding.default_internal が nil でなければそれが変換先のエンコーディングになり、かつ :invalid => :replace と :undef => :replace が指定されたと見なされ、nil ならば変換は行われません。

@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを...

String#byteslice(range) -> String | nil (27685.0)

range で指定したバイトの範囲に含まれる部分文字列を返します。引数が範囲 外を指定した場合は nil を返します。

range で指定したバイトの範囲に含まれる部分文字列を返します。引数が範囲
外を指定した場合は nil を返します。

@param range 取得したい文字列の範囲を示す Range オブジェクト

@return 切り出した文字列を返します。戻り値の文字エンコーディングは自身
と同じです。

//emlist[例][ruby]{
"hello".byteslice(1..2) # => "el"
"\x03\u3042\xff".byteslice(1..3) # => "\u3042"
//}

@see String#slice

Kernel.#caller(range) -> [String] | nil (27679.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

start 段上の呼び出し元の情報を $@
の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

トップレベルでは空の配列を返します。caller の戻り値を $@ に代入することで
例外の発生位置を設定できます。

引数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start long の範囲を超えない正の整数でスタックレベルを指定します。
@param length 取得するスタックの個数を指定します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,K...

Kernel.#caller(start = 1) -> [String] | nil (27679.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

start 段上の呼び出し元の情報を $@
の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

トップレベルでは空の配列を返します。caller の戻り値を $@ に代入することで
例外の発生位置を設定できます。

引数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start long の範囲を超えない正の整数でスタックレベルを指定します。
@param length 取得するスタックの個数を指定します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,K...

Kernel.#caller(start, length) -> [String] | nil (27679.0)

start 段上の呼び出し元の情報を $@ の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

start 段上の呼び出し元の情報を $@
の形式のバックトレース(文字列の配列)として返します。

トップレベルでは空の配列を返します。caller の戻り値を $@ に代入することで
例外の発生位置を設定できます。

引数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start long の範囲を超えない正の整数でスタックレベルを指定します。
@param length 取得するスタックの個数を指定します。

@param range 取得したいスタックの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

@see Kernel.#set_trace_func,K...

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Kernel.#caller_locations(range) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (27679.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

Kernel.#caller_locations(start = 1, length = nil) -> [Thread::Backtrace::Location] | nil (27679.0)

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引 数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

現在のフレームを Thread::Backtrace::Location の配列で返します。引
数で指定した値が範囲外の場合は nil を返します。

@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。

@param length 取得するフレームの個数を指定します。

@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。

//emlist[例][ruby]{
def test1(start, length)
locations = caller_locations(start, length)
p locations
...

String#encode!(encoding, options = nil) -> self (27679.0)

self を指定したエンコーディングに変換し、自身を置き換えます。引数を2つ 与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもなくば self のエンコーディングが使われます。変換後の self を返します。

self を指定したエンコーディングに変換し、自身を置き換えます。引数を2つ
与えた場合、第二引数は変換元のエンコーディングを意味します。さもなくば
self のエンコーディングが使われます。変換後の self を返します。

(gsub!などと異なり)変換が行なわれなくても self を返します。

@param encoding 変換先のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを指定します。
@param from_encoding 変換元のエンコーディングを表す文字列か Encoding オブジェクトを指定します。
@return ...

Kernel.#String(arg) -> String (27661.0)

引数を文字列(String)に変換した結果を返します。

引数を文字列(String)に変換した結果を返します。

arg.to_s を呼び出して文字列に変換します。
arg が文字列の場合、何もせず arg を返します。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise TypeError to_s の返り値が文字列でなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def to_s
"hogehoge"
end
end

arg = Foo.new
p String(arg) #=> "hogehoge"
//}

@see Object#to_s,String

Kernel.#trap(signal) { ... } -> String | Proc | nil (27661.0)

signal で指定された割り込みにたいするハンドラとして command を登録します。Signal.#trapと同じです。

signal で指定された割り込みにたいするハンドラとして
command を登録します。Signal.#trapと同じです。

Signal.#trapの使用を推奨します。

@param signal Signal.#trap 参照
@param command Signal.#trap 参照


@see Signal.#trap,Signal

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Kernel.#trap(signal, command) -> String | Proc | nil (27661.0)

signal で指定された割り込みにたいするハンドラとして command を登録します。Signal.#trapと同じです。

signal で指定された割り込みにたいするハンドラとして
command を登録します。Signal.#trapと同じです。

Signal.#trapの使用を推奨します。

@param signal Signal.#trap 参照
@param command Signal.#trap 参照


@see Signal.#trap,Signal

Module#attr(*name) -> nil (27661.0)

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。


このメソッドで定義されるアクセスメソッドの定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

第 2 引数 が true で指定された場合には、属性の書き込み用メソッド name= も同時に定義されます。
その定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

第 2 引数 に true か false を指定する方法は非推奨です。

@param name St...

Module#attr(name, false) -> nil (27661.0)

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。


このメソッドで定義されるアクセスメソッドの定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

第 2 引数 が true で指定された場合には、属性の書き込み用メソッド name= も同時に定義されます。
その定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

第 2 引数 に true か false を指定する方法は非推奨です。

@param name St...

Object#inspect -> String (27661.0)

オブジェクトを人間が読める形式に変換した文字列を返します。

オブジェクトを人間が読める形式に変換した文字列を返します。

組み込み関数 Kernel.#p は、このメソッドの結果を使用して
オブジェクトを表示します。

//emlist[][ruby]{
[ 1, 2, 3..4, 'five' ].inspect # => "[1, 2, 3..4, \"five\"]"
Time.new.inspect # => "2008-03-08 19:43:39 +0900"
//}

inspect メソッドをオーバーライドしなかった場合、クラス名とインスタンス
変数の名前、値の組を元にした文字列を返します。

//...

RubyVM::InstructionSequence.compile_file(file, options = nil) -> RubyVM::InstructionSequence (27661.0)

引数 file で指定した Ruby のソースコードを元にコンパイル済みの RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを作成して返します。

引数 file で指定した Ruby のソースコードを元にコンパイル済みの
RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを作成して返します。

RubyVM::InstructionSequence.compile とは異なり、file、path などの
メタデータは自動的に取得します。

@param file ファイル名を文字列で指定します。

@param options コンパイル時のオプションを true、false、Hash オブ
ジェクトのいずれかで指定します。詳細は
RubyVM::Instr...

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String#center(width, padding = &#39; &#39;) -> String (27661.0)

長さ width の文字列に self を中央寄せした文字列を返します。 self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。 また、第 2 引数 padding を指定したときは 空白文字の代わりに padding を詰めます。

長さ width の文字列に self を中央寄せした文字列を返します。
self の長さが width より長い時には元の文字列の複製を返します。
また、第 2 引数 padding を指定したときは
空白文字の代わりに padding を詰めます。

@param width 返り値の文字列の最小の長さ
@param padding 長さが width になるまで self の両側に詰める文字

//emlist[例][ruby]{
p "foo".center(10) # => " foo "
p "foo".center(9) # ...

String#insert(pos, other) -> self (27661.0)

pos 番目の文字の直前に文字列 other を挿入します。 self[pos, 0] = other と同じ操作です。

pos 番目の文字の直前に文字列 other を挿入します。
self[pos, 0] = other と同じ操作です。

@param pos 文字列を挿入するインデックス
@param other 挿入する文字列

//emlist[例][ruby]{
str = "foobaz"
str.insert(3, "bar")
p str # => "foobarbaz"
//}

@see String#[]=

Object#protected_methods(include_inherited = true) -> [Symbol] (27643.0)

そのオブジェクトが理解できる protected メソッド名の一覧を返します。

そのオブジェクトが理解できる protected メソッド名の一覧を返します。

@param include_inherited 偽となる値を指定すると自身のクラスのスーパークラスで定義されたメソッドを除きます。


@see Module#protected_instance_methods,Object#methods,Object#singleton_methods

RubyVM::InstructionSequence.disassemble(body) -> String (27643.0)

引数 body で指定したオブジェクトから作成した RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを人間が読める形式の文字 列に変換して返します。

引数 body で指定したオブジェクトから作成した
RubyVM::InstructionSequence オブジェクトを人間が読める形式の文字
列に変換して返します。

@param body Proc、Method オブジェクトを指定します。

例1:Proc オブジェクトを指定した場合

# /tmp/proc.rb
p = proc { num = 1 + 2 }
puts RubyVM::InstructionSequence.disasm(p)

出力:

== disasm: <RubyVM::InstructionSequence:block in <main...

String#each_char {|cstr| block } -> self (27643.0)

文字列の各文字に対して繰り返します。

文字列の各文字に対して繰り返します。

たとえば、
//emlist[][ruby]{
"hello世界".each_char {|c| print c, ' ' }
//}
は次のように出力されます。
h e l l o 世 界

@see String#chars

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String#end_with?(*strs) -> bool (27643.0)

self の末尾が strs のいずれかであるとき true を返します。

self の末尾が strs のいずれかであるとき true を返します。

@param strs パターンを表す文字列 (のリスト)

//emlist[例][ruby]{
"string".end_with?("ing") # => true
"string".end_with?("str") # => false
"string".end_with?("str", "ing") # => true
//}

@see String#start_with?

String#lines(rs = $/) -> [String] (27643.0)

文字列中の各行を文字列の配列で返します。(self.each_line.to_a と同じです)

文字列中の各行を文字列の配列で返します。(self.each_line.to_a と同じです)

//emlist[][ruby]{
"aa\nbb\ncc\n".lines # => ["aa\n", "bb\n", "cc\n"]
//}

行の区切りは rs に指定した文字列で、 そのデフォルト値は変数 $/ の値です。
各 line には区切りの文字列も含みます。

rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。 rs に空文字列 "" を指
定すると「パラグラフモード」になり、 改行コードが 2 つ以上連続するとこ
ろで文字列を分割します (つまり空行で分割します)。

...

String#squeeze(*chars) -> String (27643.0)

chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。

chars に含まれる文字が複数並んでいたら 1 文字にまとめます。

chars の形式は tr(1) と同じです。つまり、
`a-c' は a から c を意味し、"^0-9" のように
文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外を意味します。

`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。
同様に、`^' もその効果は文字列の先頭にあるときだけです。また、
`-', `^', `\' はバックスラッシュ(`\')によ
りエスケープすることができます。

引数を 1 つも指定しない場合は、すべての連続した文字を 1 文字にまとめます。

引数を複数指定した場合は、す...

Thread::Backtrace::Location#absolute_path -> String (27643.0)

self が表すフレームの絶対パスを返します。

self が表すフレームの絶対パスを返します。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.absolute_path
end

# => /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
//}

@see...

Thread::Backtrace::Location#base_label -> String (27643.0)

self が表すフレームの基本ラベルを返します。通常、 Thread::Backtrace::Location#label から修飾を取り除いたもので構成 されます。

self が表すフレームの基本ラベルを返します。通常、
Thread::Backtrace::Location#label から修飾を取り除いたもので構成
されます。

//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end

Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.base_label
end

# => init...

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TracePoint.new(*events) {|obj| ... } -> TracePoint (27643.0)

新しい TracePoint オブジェクトを作成して返します。トレースを有効 にするには TracePoint#enable を実行してください。

新しい TracePoint オブジェクトを作成して返します。トレースを有効
にするには TracePoint#enable を実行してください。

//emlist[例:irb で実行した場合][ruby]{
trace = TracePoint.new(:call) do |tp|
p [tp.lineno, tp.defined_class, tp.method_id, tp.event]
end
# => #<TracePoint:0x007f17372cdb20>

trace.enable
# => false

puts "Hello, TracePoint!"
# ....

Encoding::Converter#replacement -> String (27625.0)

変換器に設定されている置換文字を返します。

変換器に設定されている置換文字を返します。

@return 変換器に設定されている置換文字

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("euc-jp", "us-ascii")
p ec.replacement #=> "?"

ec = Encoding::Converter.new("euc-jp", "utf-8")
p ec.replacement #=> "\uFFFD"
//}

Encoding::Converter#replacement=(string) (27625.0)

置換文字を設定します。

置換文字を設定します。

@param string 変換器に設定する置換文字

//emlist[][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("utf-8", "us-ascii", :undef => :replace)
ec.replacement = "<undef>"
p ec.convert("a \u3042 b") #=> "a <undef> b"
//}

Encoding::InvalidByteSequenceError#error_bytes -> String (27625.0)

エラー発生時に捨てられたバイト列を返します。

エラー発生時に捨てられたバイト列を返します。


//emlist[例][ruby]{
ec = Encoding::Converter.new("EUC-JP", "ISO-8859-1")
begin
ec.convert("abc\xA1\xFFdef")
rescue Encoding::InvalidByteSequenceError
p $!
#=> #<Encoding::InvalidByteSequenceError: "\xA1" followed by "\xFF" on EUC-JP>
puts $!.error_bytes.dump ...

Encoding::InvalidByteSequenceError#readagain_bytes -> String (27625.0)

エラー発生時に読み直さなければならないバイト列を返します。

エラー発生時に読み直さなければならないバイト列を返します。

@see Encoding::InvalidByteSequenceError#error_bytes

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