るりまサーチ (Ruby 2.6.0)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
12件ヒット [1-12件を表示] (0.041秒)

別のキーワード

  1. io popen
  2. io pipe
  3. io each
  4. io readlines
  5. io each_line

クラス

モジュール

キーワード

検索結果

IO#print(*arg) -> nil (81415.0)

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

@param arg Kernel.#print と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
$stdout.print("This is ", 100, " percent.\n") # => This is 100 percent.
//}

@see Kernel.#print

IO#printf(format, *arg) -> nil (45346.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数 を文字列に変換して、self に出力します。

C 言語の printf と同じように、format に従い引数
を文字列に変換して、self に出力します。

第一引数に IO を指定できないこと、引数を省略できないことを除けば Kernel.#printf と同じです。

@param format Kernel.#printf と同じです。print_format を参照してください。

@param arg Kernel.#printf と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。


@see Ker...

IO#sysseek(offset, whence = IO::SEEK_SET) -> Integer (27655.0)

lseek(2) と同じです。IO#seek では、 IO#sysread, IO#syswrite と併用すると正しく動作しないので代わりにこのメソッドを使います。 位置 offset への移動が成功すれば移動した位置(ファイル先頭からのオフセット)を返します。

lseek(2) と同じです。IO#seek では、
IO#sysread, IO#syswrite と併用すると正しく動作しないので代わりにこのメソッドを使います。
位置 offset への移動が成功すれば移動した位置(ファイル先頭からのオフセット)を返します。

書き込み用にバッファリングされた IO に対して実行すると警告が出ます。

File.open("/dev/zero") {|f|
buf = f.read(3)
f.sysseek(0)
}
# => -:3:in `sysseek': sysseek for buffered IO (IOErro...

IO#reopen(io) -> self (27499.0)

自身を指定された io に繋ぎ換えます。

自身を指定された io に繋ぎ換えます。

クラスも io に等しくなることに注意してください。
IO#pos, IO#lineno などは指定された io と等しくなります。

@param io 自身を繋ぎ換えたい IO オブジェクトを指定します。

@raise IOError 指定された io が close されている場合に発生します。

IO#close_write -> nil (27148.0)

書き込み用の IO を close します。

書き込み用の IO を close します。

既に close されていた場合には単に無視されます。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX close に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
f = IO.popen("/bin/sh","r+") do |f|
f.close_write
# f.print "nowhere" # => IOError: not opened for writing
end
//}

@see IO#close, IO#clos...

絞り込み条件を変える

IO#fdatasync -> 0 (27112.0)

IO のすべてのバッファされているデータを直ちにディスクに書き込みます。

IO のすべてのバッファされているデータを直ちにディスクに書き込みます。

fdatasync(2) をサポートしていない OS 上では代わりに
IO#fsync を呼びだします。

IO#fsync との違いは fdatasync(2) を参照してください。

@raise NotImplementedError fdatasync(2) も fsync(2) も
サポートされていない OS で発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "tempfile"

Tempfile.open("testtmpfile") do |f|
f.print...

IO#reopen(path) -> self (27109.0)

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

第二引数を省略したとき self のモードをそのまま引き継ぎます。
IO#pos, IO#lineno などはリセットされます。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param mode パスを開く際のモードを文字列で指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
f1 = File.new("testfile"...

IO#reopen(path, mode) -> self (27109.0)

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

path で指定されたファイルにストリームを繋ぎ換えます。

第二引数を省略したとき self のモードをそのまま引き継ぎます。
IO#pos, IO#lineno などはリセットされます。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param mode パスを開く際のモードを文字列で指定します。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
f1 = File.new("testfile"...

IO#flush -> self (27094.0)

IO ポートの内部バッファをフラッシュします。

IO ポートの内部バッファをフラッシュします。

このメソッドを使ったとき、即座にメタデータを更新することは保証されません(特にWindowsで)。
即座にメタデータも更新したいときは IO#fsync を使います。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX fflush(3) が失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "tempfile"

Tempfile.open("testtmpfile") do |f|
f.print "test"
File.r...

IO#each_char -> Enumerator (27028.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile>

絞り込み条件を変える

IO#each_char {|c| ... } -> self (27028.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' ' } #=> #<File:testfile>

Enumerable#chunk {|elt| ... } -> Enumerator (64.0)

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって 要素をチャンクに分けた(グループ化した)要素を持つ Enumerator を返します。

要素を前から順にブロックで評価し、その結果によって
要素をチャンクに分けた(グループ化した)要素を持つ
Enumerator を返します。

ブロックの評価値が同じ値が続くものを一つのチャンクとして
取り扱います。すなわち、ブロックの評価値が一つ前と
異なる所でチャンクが区切られます。

返り値の Enumerator は各チャンクのブロック評価値と
各チャンクの要素を持つ配列のペアを各要素とします。
そのため、eachだと以下のようになります。

//emlist[][ruby]{
enum.chunk {|elt| key }.each {|key, ary| do_something ...