種類
- インスタンスメソッド (109)
- モジュール関数 (15)
- 定数 (12)
- 特異メソッド (8)
- クラス (2)
クラス
- Complex (11)
- Enumerator (3)
-
Enumerator
:: Lazy (7) - Float (51)
- Integer (7)
- Numeric (14)
- Object (1)
-
Process
:: Tms (4) - Random (5)
- Range (5)
- Rational (7)
- String (5)
- Time (6)
モジュール
- Enumerable (1)
-
GC
:: Profiler (1) - Kernel (5)
- Math (10)
- Process (1)
キーワード
- % (2)
- * (2)
- ** (3)
- + (2)
- - (4)
- -@ (1)
-
/ (3) - < (1)
- <= (1)
- <=> (1)
- == (1)
- > (1)
- >= (1)
- DIG (1)
- EPSILON (1)
- FloatDomainError (1)
-
MANT
_ DIG (1) - MAX (1)
-
MAX
_ 10 _ EXP (1) -
MAX
_ EXP (1) - MIN (1)
-
MIN
_ 10 _ EXP (1) -
MIN
_ EXP (1) - Numeric (1)
- RADIX (1)
- ROUNDS (1)
- abs (1)
- angle (2)
- arg (2)
- at (3)
- bsearch (2)
- ceil (1)
-
clock
_ gettime (1) - coerce (1)
- cstime (1)
- cutime (1)
- denominator (2)
- div (1)
- divmod (1)
- each (2)
-
enum
_ for (2) - eql? (1)
- erf (1)
- erfc (1)
- exp (1)
- fdiv (4)
- finite? (3)
- floor (1)
- format (1)
- frexp (1)
- gamma (1)
- grep (1)
-
grep
_ v (1) - hash (1)
- hex (1)
- infinite? (3)
- inspect (2)
- lazy (2)
- ldexp (1)
- lgamma (1)
- log (2)
- magnitude (2)
- modulo (1)
- negative? (1)
- new (2)
-
next
_ float (1) - numerator (2)
- oct (1)
- phase (2)
- positive? (1)
- pow (2)
-
prev
_ float (1) - quo (2)
- rand (7)
- rationalize (2)
- round (2)
-
singleton
_ class (1) - size (2)
- sprintf (1)
- step (6)
- stime (1)
-
to
_ enum (2) -
to
_ f (5) -
to
_ i (2) -
to
_ s (2) -
total
_ time (1) - truncate (1)
- utime (1)
- zero? (1)
検索結果
先頭5件
-
Float
# next _ float -> Float (170185.0) -
浮動小数点数で表現可能な self の次の値を返します。
浮動小数点数で表現可能な self の次の値を返します。
Float::MAX.next_float、Float::INFINITY.next_float は
Float::INFINITY を返します。Float::NAN.next_float は
Float::NAN を返します。
//emlist[例][ruby]{
p 0.01.next_float # => 0.010000000000000002
p 1.0.next_float # => 1.0000000000000002
p 100.0.next_float # => 100.00000000000001
p ... -
Float
# prev _ float -> Float (170185.0) -
浮動小数点数で表現可能な self の前の値を返します。
浮動小数点数で表現可能な self の前の値を返します。
(-Float::MAX).prev_float と (-Float::INFINITY).prev_float
は -Float::INFINITY を返します。Float::NAN.prev_float は
Float::NAN を返します。
//emlist[例][ruby]{
p 0.01.prev_float # => 0.009999999999999998
p 1.0.prev_float # => 0.9999999999999999
p 100.0.prev_float # => 99.9999999999... -
Float
# ceil(ndigits = 0) -> Integer | Float (133057.0) -
自身と等しいかより大きな整数のうち最小のものを返します。
自身と等しいかより大きな整数のうち最小のものを返します。
@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
//emlist[例][ruby]{
1.2.ceil # => 2
2.0.ceil # => 2
(-1.2... -
Float
:: EPSILON -> Float (133027.0) -
1.0 + Float::EPSILON != 1.0 となる最小の正の値です。
1.0 + Float::EPSILON != 1.0 となる最小の正の値です。
通常はデフォルトで 2.2204460492503131e-16 です。 -
Float
# angle -> 0 | Float (132925.0) -
自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。
自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}
ただし、自身が NaN(Not a number) であった場合は、NaN を返します。 -
Float
# phase -> 0 | Float (132925.0) -
自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。
自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}
ただし、自身が NaN(Not a number) であった場合は、NaN を返します。 -
Float
# numerator -> Integer (132643.0) -
自身を Rational に変換した時の分子を返します。
自身を Rational に変換した時の分子を返します。
@return 分子を返します。
//emlist[例][ruby]{
2.0.numerator # => 2
0.5.numerator # => 1
//}
@see Float#denominator -
Float
:: MAX _ EXP -> Integer (132439.0) -
最大の Float::RADIX 進の指数です。
最大の Float::RADIX 進の指数です。
通常はデフォルトで 1024 です。
@see Float::MIN_EXP -
Float
:: MIN _ EXP -> Integer (132439.0) -
最小の Float::RADIX 進の指数です。
最小の Float::RADIX 進の指数です。
通常はデフォルトで -1021 です。
@see Float::MAX_EXP -
Float
# denominator -> Integer (132343.0) -
自身を Rational に変換した時の分母を返します。
自身を Rational に変換した時の分母を返します。
@return 分母を返します。
//emlist[例][ruby]{
2.0.denominator # => 1
0.5.denominator # => 2
//}
@see Float#numerator -
Float
# inspect -> String (132343.0) -
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
固定小数点、浮動小数点の形式か、 "Infinity"、"-Infinity"、"NaN" のいず
れかを返します。
@return 文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
0.00001.to_s # => "1.0e-05"
3.14.to_s # => "3.14"
10000_00000_00000.0.to_s # => "100000000000000.0"
10000_00000_00000_00000.0.to_s # => "1.0e+19"
... -
Float
# negative? -> bool (132343.0) -
self が 0 未満の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
self が 0 未満の場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
//emlist[例][ruby]{
-0.1.negative? # => true
0.0.negative? # => false
0.1.negative? # => false
//}
@see Float#positive? -
Float
# positive? -> bool (132343.0) -
self が 0 より大きい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
self が 0 より大きい場合に true を返します。そうでない場合に false を返します。
//emlist[例][ruby]{
0.1.positive? # => true
0.0.positive? # => false
-0.1.positive? # => false
//}
@see Float#negative? -
Float
:: MAX _ 10 _ EXP -> Integer (132343.0) -
最大の 10 進の指数です。
最大の 10 進の指数です。
通常はデフォルトで 308 です。
@see Float::MIN_10_EXP -
Float
:: MIN _ 10 _ EXP -> Integer (132343.0) -
最小の 10 進の指数です。
最小の 10 進の指数です。
通常はデフォルトで -307 です。
@see Float::MAX_10_EXP -
Float
# eql?(other) -> bool (132307.0) -
自身と other のクラスが等しくかつ == メソッドで比較して等しい場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。
自身と other のクラスが等しくかつ == メソッドで比較して等しい場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。
@param other 自身と比較したい数値を指定します。
//emlist[例][ruby]{
1.0.eql?(1) # => false
1.0.eql?(1.0) # => true
//} -
Float
# finite? -> bool (132307.0) -
数値が ∞, -∞, あるいは NaN でない場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。
数値が ∞, -∞, あるいは NaN でない場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14.finite? # => true
inf = 1.0/0
inf.finite? # => false
//} -
Float
# infinite? -> 1 | -1 | nil (132307.0) -
数値が +∞ のとき 1、-∞のとき -1 を返します。それ以外は nil を返 します。
数値が +∞ のとき 1、-∞のとき -1 を返します。それ以外は nil を返
します。
//emlist[例][ruby]{
inf = 1.0/0
p inf # => Infinity
p inf.infinite? # => 1
inf = -1.0/0
p inf # => -Infinity
p inf.infinite? # => -1
//} -
Float
# rationalize -> Rational (132307.0) -
自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。
自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。
eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返しま
す。
@param eps 許容する誤差
//emlist[例][ruby]{
0.3.rationalize # => (3/10)
1.333.rationalize # => (1333/1000)
1.333.rationalize(0.01) # => (4/3)
//} -
Float
# rationalize(eps) -> Rational (132307.0) -
自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返 します。
自身から eps で指定した許容誤差の範囲に収まるような Rational を返
します。
eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返しま
す。
@param eps 許容する誤差
//emlist[例][ruby]{
0.3.rationalize # => (3/10)
1.333.rationalize # => (1333/1000)
1.333.rationalize(0.01) # => (4/3)
//} -
Float
# zero? -> bool (132307.0) -
自身がゼロの時、trueを返します。そうでない場合は false を返します。
自身がゼロの時、trueを返します。そうでない場合は false を返します。
//emlist[例][ruby]{
10.0.zero? # => false
0.zero? # => true
0.0.zero? # => true
//} -
Float
# truncate(ndigits = 0) -> Integer | Float (123949.0) -
小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。
小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。
@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
//emlist[例][ruby]{
2.8.truncate # => 2
(-2.8).truncate ... -
Float
# magnitude -> Float (123919.0) -
自身の絶対値を返します。
自身の絶対値を返します。
//emlist[例][ruby]{
34.56.abs # => 34.56
-34.56.abs # => 34.56
//} -
Float
# arg -> 0 | Float (123625.0) -
自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。
自身の偏角(正の数なら 0、負の数なら Math::PI)を返します。
//emlist[例][ruby]{
1.arg # => 0
-1.arg # => 3.141592653589793
//}
ただし、自身が NaN(Not a number) であった場合は、NaN を返します。 -
Float
# to _ s -> String (123043.0) -
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
固定小数点、浮動小数点の形式か、 "Infinity"、"-Infinity"、"NaN" のいず
れかを返します。
@return 文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
0.00001.to_s # => "1.0e-05"
3.14.to_s # => "3.14"
10000_00000_00000.0.to_s # => "100000000000000.0"
10000_00000_00000_00000.0.to_s # => "1.0e+19"
... -
Float
# round(ndigits = 0) -> Integer | Float (115027.0) -
自身ともっとも近い整数もしくは実数を返します。
自身ともっとも近い整数もしくは実数を返します。
中央値 0.5, -0.5 はそれぞれ 1,-1 に切り上げされます。
いわゆる四捨五入ですが、偶数丸めではありません。
@param ndigits 丸める位を指定します。
ndigitsが0ならば、小数点以下を四捨五入し、整数を返します。
ndigitsが0より大きいならば、小数点以下の指定された位で四捨五入されます。
ndigitsが0より小さいならば、小数点以上の指定された位で四捨五入されます。
@param half ちょうど半分の値の丸め方を指定します。
サポートされている... -
Float
# round(ndigits = 0 , half: :up) -> Integer | Float (115027.0) -
自身ともっとも近い整数もしくは実数を返します。
自身ともっとも近い整数もしくは実数を返します。
中央値 0.5, -0.5 はそれぞれ 1,-1 に切り上げされます。
いわゆる四捨五入ですが、偶数丸めではありません。
@param ndigits 丸める位を指定します。
ndigitsが0ならば、小数点以下を四捨五入し、整数を返します。
ndigitsが0より大きいならば、小数点以下の指定された位で四捨五入されます。
ndigitsが0より小さいならば、小数点以上の指定された位で四捨五入されます。
@param half ちょうど半分の値の丸め方を指定します。
サポートされている... -
Float
# floor(ndigits = 0) -> Integer | Float (114985.0) -
自身と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。
自身と等しいかより小さな整数のうち最大のものを返します。
@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
//emlist[例][ruby]{
1.2.floor # => 1
2.0.floor # => 2
(-1... -
Float
# %(other) -> Float (114919.0) -
算術演算子。剰余を計算します。
算術演算子。剰余を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 剰余
3.0 % 1.2 # => 0.6000000000000001
3.0 % 0.0 # ZeroDivisionError
//} -
Float
# modulo(other) -> Float (114919.0) -
算術演算子。剰余を計算します。
算術演算子。剰余を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 剰余
3.0 % 1.2 # => 0.6000000000000001
3.0 % 0.0 # ZeroDivisionError
//} -
Float
# *(other) -> Float (114913.0) -
算術演算子。積を計算します。
算術演算子。積を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 積
2.4 * 3 # => 7.2
//} -
Float
# **(other) -> Float (114913.0) -
算術演算子。冪を計算します。
算術演算子。冪を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 冪
1.2 ** 3.0 # => 1.7279999999999998
3.0 + 4.5 - 1.3 / 2.4 * 3 % 1.2 ** 3.0 # => 5.875
0.0 ** 0 # => 1.0
//} -
Float
# +(other) -> Float (114913.0) -
算術演算子。和を計算します。
算術演算子。和を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 和
3.0 + 4.5 # => 7.5
//} -
Float
# -(other) -> Float (114913.0) -
算術演算子。差を計算します。
算術演算子。差を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 差
4.5 - 1.3 # => 3.2
//} -
Float
# / (other) -> Float (114913.0) -
算術演算子。商を計算します。
算術演算子。商を計算します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
//emlist[例][ruby]{
# 商
1.3 / 2.4 # => 0.541666666666667
1.0 / 0 # => Infinity
//} -
Float
:: MIN -> Float (114835.0) -
Float が取り得る最小の正の値です。
Float が取り得る最小の正の値です。
通常はデフォルトで 2.2250738585072014e-308 です。
Float が取り得る最小の有限の値は -Float::MAX です。
@see Float::MAX -
Float
:: MAX -> Float (114763.0) -
Float が取り得る最大の有限の値です。
Float が取り得る最大の有限の値です。
通常はデフォルトで 1.7976931348623157e+308 です。
@see Float::MIN -
Float
# divmod(other) -> [Numeric] (114607.0) -
self を other で割った商 q と余り r を、 [q, r] という 2 要素の配列にして返します。 商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
self を other で割った商 q と余り r を、
[q, r] という 2 要素の配列にして返します。
商 q は常に整数ですが、余り r は整数であるとは限りません。
ここで、商 q と余り r は、
* self == other * q + r
と
* other > 0 のとき: 0 <= r < other
* other < 0 のとき: other < r <= 0
* q は整数
をみたす数です。
このメソッドは、メソッド / と % によって定義されています。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emli... -
Float
# ==(other) -> bool (114487.0) -
比較演算子。数値として等しいか判定します。
比較演算子。数値として等しいか判定します。
@param other 比較対象の数値
@return self と other が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14 == 3.14000 # => true
3.14 == 3.1415 # => false
//}
NaNどうしの比較は、未定義です。
//emlist[例][ruby]{
Float::NAN == Float::NAN # => false
[Float::NAN] == [Fl... -
Float
:: DIG -> Integer (114403.0) -
Float が表現できる最大の 10 進桁数です。
Float が表現できる最大の 10 進桁数です。
通常はデフォルトで 15 です。 -
Float
:: MANT _ DIG -> Integer (114403.0) -
仮数部の Float::RADIX 進法での桁数です。
仮数部の Float::RADIX 進法での桁数です。
通常はデフォルトで 53 です。 -
Float
# to _ i -> Integer (114349.0) -
小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。
小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。
@param ndigits 10進数での小数点以下の有効桁数を整数で指定します。
正の整数を指定した場合、Float を返します。
小数点以下を、最大 n 桁にします。
負の整数を指定した場合、Integer を返します。
小数点位置から左に少なくとも n 個の 0 が並びます。
//emlist[例][ruby]{
2.8.truncate # => 2
(-2.8).truncate ... -
Float
# <(other) -> bool (114307.0) -
比較演算子。数値として小さいか判定します。
比較演算子。数値として小さいか判定します。
@param other 比較対象の数値
@return self よりも other が大きい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14 < 3.1415 # => true
3.14 <= 3.1415 # => true
//} -
Float
# <=(other) -> bool (114307.0) -
比較演算子。数値として等しいまたは小さいか判定します。
比較演算子。数値として等しいまたは小さいか判定します。
@param other 比較対象の数値
@return self よりも other の方が大きい場合か、
両者が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14 < 3.1415 # => true
3.14 <= 3.1415 # => true
//} -
Float
# <=>(other) -> -1 | 0 | 1 | nil (114307.0) -
self と other を比較して、self が大きい時に正、 等しい時に 0、小さい時に負の整数を返します。 比較できない場合はnilを返します
self と other を比較して、self が大きい時に正、
等しい時に 0、小さい時に負の整数を返します。
比較できない場合はnilを返します
//emlist[例][ruby]{
3.05 <=> 3.14 # => -1
1.732 <=> 1.414 # => 1
3.3 - 3.3 <=> 0.0 # => 0
3.14 <=> "hoge" # => nil
3.14 <=> 0.0/0.0 # => nil
//} -
Float
# >(other) -> bool (114307.0) -
比較演算子。数値として大きいか判定します。
比較演算子。数値として大きいか判定します。
@param other 比較対象の数値
@return self よりも other の方が小さい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14 > 3.1415 # => false
3.14 >= 3.1415 # => false
//} -
Float
# >=(other) -> bool (114307.0) -
比較演算子。数値として等しいまたは大きいか判定します。
比較演算子。数値として等しいまたは大きいか判定します。
@param other 比較対象の数値
@return self よりも other の方が小さい場合か、
両者が等しい場合 true を返します。
そうでなければ false を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14 > 3.1415 # => false
3.14 >= 3.1415 # => false
//} -
Float
# hash -> Integer (114307.0) -
ハッシュ値を返します。
ハッシュ値を返します。
//emlist[例][ruby]{
pi1 = 3.14
pi2 = 3.14
pi3 = 3.1415
pi1.hash # => 335364239
pi2.hash # => 335364239
pi3.hash # => 420540030
//} -
Float
# to _ f -> self (114307.0) -
self を返します。
self を返します。
//emlist[例][ruby]{
3.14.to_f # => 3.14
//} -
Float
:: RADIX -> Integer (114307.0) -
指数表現の基数です。
指数表現の基数です。 -
Float
:: ROUNDS -> Integer (114307.0) -
この定数は Ruby 2.7 から deprecated です。使わないでください。
この定数は Ruby 2.7 から deprecated です。使わないでください。
丸めモード (-1: 不定、0: 0.0 の方向に丸め、1: 四捨五入、2:正の無限
大の方向に丸め、3:負の無限大の方向に丸め)です。 -
Kernel
. # Float(arg) -> Float (107395.0) -
引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。
引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。
引数が数値の場合は素直に変換し、文字列の場合
は整数や浮動小数点数と見なせるもののみ変換します。
メソッド Float は文字列に対し String#to_f よりも厳密な変換を行います。
@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@raise ArgumentError 整数や浮動小数点数と見なせない文字列を引数に指定した場合に発生します。
@raise TypeError nil またはメソッド to_f を持たないオブジェクトを引数に指定したか、
to_f が浮動小数点数を返さ... -
Math
:: E -> Float (78934.0) -
自然対数の底
自然対数の底
//emlist[例][ruby]{
p Math::E
# => 2.718281828
//} -
FloatDomainError (78007.0)
-
正負の無限大や NaN (Not a Number) を Bignum に変換しようとしたり、 NaN との比較を行ったときに発生します。
正負の無限大や NaN (Not a Number) を Bignum に変換しようとしたり、
NaN との比較を行ったときに発生します。 -
Numeric
# coerce(other) -> [Numeric] (52051.0) -
自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。
自身と other が同じクラスになるよう、自身か other を変換し [other, self] という配列にして返します。
デフォルトでは self と other を Float に変換して [other, self] という配列にして返します。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
以下は Rational の coerce のソースです。other が自身の知らない数値クラスであった場合、
super を呼んでいることに注意して下さい。
//emlist[例][ruby]{
# lib/rational.rb より
def co... -
Enumerator
:: Lazy # enum _ for(method = :each , *args) -> Enumerator :: Lazy (51643.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Enumerator
:: Lazy # enum _ for(method = :each , *args) {|*args| block} -> Enumerator :: Lazy (51643.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Enumerator
:: Lazy # to _ enum(method = :each , *args) -> Enumerator :: Lazy (51643.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Enumerator
:: Lazy # to _ enum(method = :each , *args) {|*args| block} -> Enumerator :: Lazy (51643.0) -
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
Object#to_enum と同じですが、Enumerator::Lazy を返します。
to_enum は「ブロック付きで呼ぶとループを実行し、ブロックを省略した場合は
Enumerator を返す」ようなメソッドを定義するときによく使われます。
このときに lazy 性が正しく引き継がれるように、Lazy#to_enum は
素のEnumerator ではなく Enumerator::Lazy を返すようになっています。
//emlist[例][ruby]{
module Enumerable
# 要素をn回ずつ繰り返すメソッド
# 例:[1,2,3].repeat(2) ... -
Numeric
# numerator -> Integer (51643.0) -
自身を Rational に変換した時の分子を返します。
自身を Rational に変換した時の分子を返します。
@return 分子を返します。
@see Numeric#denominator、Integer#numerator、Float#numerator、Rational#numerator、Complex#numerator -
Process
. # clock _ gettime(clock _ id , unit=:float _ second) -> Float | Integer (43771.0) -
POSIX の clock_gettime() 関数の時間を返します。
POSIX の clock_gettime() 関数の時間を返します。
例:
p Process.clock_gettime(Process::CLOCK_MONOTONIC) #=> 896053.968060096
@param clock_id クロックの種類を以下の定数のいずれかで指定します。
サポートされている定数は OS やバージョンに依存します。
: Process::CLOCK_REALTIME
SUSv2 to 4, Linux 2.5.63, FreeBSD 3.0, NetBSD 2.0, OpenBSD 2.1, macOS... -
Math
. # ldexp(x , exp) -> Float (43213.0) -
実数 x に 2 の exp 乗をかけた数を返します。
実数 x に 2 の exp 乗をかけた数を返します。
@param x 実数
@param exp 整数。小数点以下切捨て。
@raise TypeError 引数のどちらかに数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError 引数のどちらかに実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
fraction, exponent = Math.frexp(1234)
Math.ldexp(fraction, exponent) # => 1234.0
//} -
Numeric
# step(by: 1 , to: Float :: INFINITY) -> Enumerator (43099.0) -
self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。
self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。
@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。
@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。
@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF... -
Numeric
# step(by: 1 , to: Float :: INFINITY) {|n| . . . } -> self (43099.0) -
self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。
self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。
@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。
@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。
@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF... -
Numeric
# step(by: , to: -Float :: INFINITY) -> Enumerator (43099.0) -
self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。
self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。
@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。
@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。
@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF... -
Numeric
# step(by: , to: -Float :: INFINITY) {|n| . . . } -> self (43099.0) -
self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。
self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。
@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。
@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。
@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF... -
Enumerator
# size -> Integer | Float :: INFINITY | nil (42985.0) -
self の要素数を返します。
self の要素数を返します。
要素数が無限の場合は Float::INFINITY を返します。
Enumerator.new に Proc オブジェクトを指定していた場合はその
実行結果を返します。呼び出した時に要素数が不明であった場合は nil を返し
ます。
//emlist[例][ruby]{
(1..100).to_a.permutation(4).size # => 94109400
loop.size # => Float::INFINITY
(1..100).drop_while.size # => nil
//}
@see Enumerator.new -
Range
# size -> Integer | Float :: INFINITY | nil (42985.0) -
範囲内の要素数を返します。始端、終端のいずれかのオブジェクトが Numeric のサブクラスのオブジェクトではない場合には nil を返します。
範囲内の要素数を返します。始端、終端のいずれかのオブジェクトが
Numeric のサブクラスのオブジェクトではない場合には nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
(10..20).size # => 11
("a".."z").size # => nil
(-Float::INFINITY..Float::INFINITY).size # => Infinity
//} -
Math
. # exp(x) -> Float (42949.0) -
x の指数関数(exponential)の値を返します。
x の指数関数(exponential)の値を返します。
すなわち e の x 乗の値を返します(e は自然対数の底)。
@param x 実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.exp(0) # => 1.0
Math.exp(1) # => 2.718281828459045
Math.exp(1.5) # => 4.4816890703380645
//}
@see ... -
Complex
# angle -> Float (42925.0) -
自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。
自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。
//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}
非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。
//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1... -
Complex
# phase -> Float (42925.0) -
自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。
自身の偏角を[-π,π]の範囲で返します。
//emlist[例][ruby]{
Complex.polar(3, Math::PI/2).arg # => 1.5707963267948966
//}
非正の実軸付近での挙動に注意してください。以下の例のように虚部が 0.0 と
-0.0 では値が変わります。
//emlist[例][ruby]{
Complex(-1, 0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1, -0).arg #=> 3.141592653589793
Complex(-1... -
GC
:: Profiler . total _ time -> Float (42913.0) -
GC のプロファイル情報から GC の総計時間を計算し、msec 単位で返します。
GC のプロファイル情報から GC の総計時間を計算し、msec 単位で返します。
//emlist[例][ruby]{
GC::Profiler.enable
GC.start
GC::Profiler.total_time # => 0.0011530000000000012
//} -
Math
. # erf(x) -> Float (42913.0) -
x の誤差関数(error function)の値を返します。
x の誤差関数(error function)の値を返します。
@param x 実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.erf(0) # => 0.0
//}
@see Math.#erfc -
Math
. # erfc(x) -> Float (42913.0) -
x の相補誤差関数(complementary error function)の値を返します。
x の相補誤差関数(complementary error function)の値を返します。
@param x 実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
Math.erfc(0) # => 1.0
//}
@see Math.#erf -
Math
. # frexp(x) -> [Float , Integer] (42913.0) -
実数 x の仮数部と指数部の配列を返します。
実数 x の仮数部と指数部の配列を返します。
@param x 実数
@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。
@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
fraction, exponent = Math.frexp(1234) # => [0.6025390625, 11]
fraction * 2**exponent # => 1234.0
//} -
Process
:: Tms # cstime -> Float (42913.0) -
終了した子プロセスのシステム CPU 時間の合計(秒)を返します。
終了した子プロセスのシステム CPU 時間の合計(秒)を返します。
Windows 上では常に 0 を返します。 -
Process
:: Tms # cutime -> Float (42913.0) -
終了した子プロセスのユーザー CPU 時間の合計(秒)を返します。
終了した子プロセスのユーザー CPU 時間の合計(秒)を返します。
Windows 上では常に 0 を返します。 -
Process
:: Tms # stime -> Float (42913.0) -
システム CPU 時間を返します。
システム CPU 時間を返します。 -
Process
:: Tms # utime -> Float (42913.0) -
ユーザー CPU 時間を返します。
ユーザー CPU 時間を返します。 -
Numeric
# step(limit , step = 1) -> Enumerator (42799.0) -
self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。
self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。
@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。
@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。
@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF... -
Numeric
# step(limit , step = 1) {|n| . . . } -> self (42799.0) -
self からはじめ step を足しながら limit を越える 前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども 指定できます。
self からはじめ step を足しながら limit を越える
前までブロックを繰り返します。step は負の数も指定できます。また、limit や step には Float なども
指定できます。
@param limit ループの上限あるいは下限を数値で指定します。step に負の数が指定された場合は、
下限として解釈されます。
@param step 各ステップの大きさを数値で指定します。負の数を指定することもできます。
@param to 引数limitと同じですが、省略した場合はキーワード引数byが正の
数であれば Float::INF... -
Numeric (42499.0)
-
数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス は Numeric のサブクラスとして実装されています。
数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス
は Numeric のサブクラスとして実装されています。
演算や比較を行うメソッド(+, -, *, /, <=>)は Numeric のサブクラスで定義されま
す。Numeric で定義されているメソッドは、サブクラスで提供されているメソッド
(+, -, *, /, %) を利用して定義されるものがほとんどです。
つまり Numeric で定義されているメソッドは、Numeric のサブクラスとして新たに数値クラスを定義した時に、
演算メソッド(+, -, *, /, %, <=>, coerce)だけを定義すれ... -
Numeric
# infinite? -> nil (42439.0) -
常に nil を返します。 自身が Float かComplex、もしくはそのサブクラスのインスタンスの場合は、self の絶対値が負の無限大の場合に-1を、正の無限大の場合に1を、有限値の場合に nil を返します。
常に nil を返します。
自身が Float かComplex、もしくはそのサブクラスのインスタンスの場合は、self の絶対値が負の無限大の場合に-1を、正の無限大の場合に1を、有限値の場合に nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
10.infinite? # => nil
(3r).infinite? # => nil
//}
@see Numeric#finite?、Float#infinite?、Complex#infinite? -
Complex
# inspect -> String (42415.0) -
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
自身を人間が読みやすい形の文字列表現にして返します。
//emlist[例][ruby]{
Complex(2).inspect # => "(2+0i)"
Complex('-8/6').inspect # => "((-4/3)+0i)"
Complex('1/2i').inspect # => "(0+(1/2)*i)"
Complex(0, Float::INFINITY).inspect # => "(0+Infinity*i)"
Complex(Float:... -
Enumerator
:: Lazy # grep(pattern) {|item| . . . } -> Enumerator :: Lazy (42379.0) -
Enumerable#grep と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
Enumerable#grep と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep(/\A(\d)\1+\z/)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>:map>:grep(/\A(\d)\1+\z/)>
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep(/\A(\d)\1+\z/).... -
Enumerator
:: Lazy # grep _ v(pattern) {|item| . . . } -> Enumerator :: Lazy (42379.0) -
Enumerable#grep_v と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
Enumerable#grep_v と同じですが、配列ではなくEnumerator::Lazy を返します。
//emlist[例][ruby]{
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep_v(/(\d).*\1/)
# => #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: #<Enumerator::Lazy: 100..Infinity>:map>:grep_v(/(\d).*\1/)>
(100..Float::INFINITY).lazy.map(&:to_s).grep_v(/(\d).*\1/).t... -
Numeric
# finite? -> bool (42379.0) -
self の絶対値が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。
self の絶対値が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。
//emlist[例][ruby]{
10.finite? # => true
Rational(3).finite? # => true
Float::INFINITY.finite? # => false
Float::INFINITY.is_a?(Numeric) # => true
//}
@see Numeric#infinite? -
Object
# singleton _ class -> Class (42361.0) -
レシーバの特異クラスを返します。 まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。
レシーバの特異クラスを返します。
まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。
レシーバが nil か true か false なら、それぞれ NilClass, TrueClass,
FalseClass を返します。
@raise TypeError レシーバが Integer、Float、Symbol の場合に発生します。
//emlist[][ruby]{
Object.new.singleton_class #=> #<Class:#<Object:0xb7ce1e24>>
String.singleton_class #=> #<Class:String>
n... -
Complex
# finite? -> bool (42343.0) -
実部と虚部の両方が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。
実部と虚部の両方が有限値の場合に true を、そうでない場合に false を返します。
//emlist[例][ruby]{
(1 + 1i).finite? # => true
(Float::INFINITY + 1i).finite? # => false
//}
@see Complex#infinite? -
Complex
# infinite? -> nil | 1 (42343.0) -
実部と虚部のどちらも無限大ではない場合に nil を、そうでない場合に 1 を返します。
実部と虚部のどちらも無限大ではない場合に nil を、そうでない場合に 1 を返します。
//emlist[例][ruby]{
(1+1i).infinite? # => nil
(Float::INFINITY + 1i).infinite? # => 1
//}
@see Complex#finite? -
Complex
# magnitude -> Numeric (42343.0) -
自身の絶対値を返します。
自身の絶対値を返します。
以下の計算の結果を Float オブジェクトで返します。
sqrt(self.real ** 2 + self.imag ** 2)
//emlist[例][ruby]{
Complex(1, 2).abs # => 2.23606797749979
Complex(3, 4).abs # => 5.0
Complex('1/2', '1/2').abs # => 0.7071067811865476
//}
@see Complex#abs2 -
Enumerator
. new(size=nil) {|y| . . . } -> Enumerator (42343.0) -
Enumerator オブジェクトを生成して返します。与えられたブロックは Enumerator::Yielder オブジェクトを 引数として実行されます。
Enumerator オブジェクトを生成して返します。与えられたブロックは Enumerator::Yielder オブジェクトを
引数として実行されます。
生成された Enumerator オブジェクトに対して each を呼ぶと、この生成時に指定されたブロックを
実行し、Yielder オブジェクトに対して << メソッドが呼ばれるたびに、
each に渡されたブロックが繰り返されます。
new に渡されたブロックが終了した時点で each の繰り返しが終わります。
このときのブロックの返り値が each の返り値となります。
@param size 生成する Enumerator... -
Numeric
# denominator -> Integer (42343.0) -
自身を Rational に変換した時の分母を返します。
自身を Rational に変換した時の分母を返します。
@return 分母を返します。
@see Numeric#numerator、Integer#denominator、Float#denominator、Rational#denominator、Complex#denominator -
Range
# bsearch -> Enumerator (42343.0) -
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。
本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。
* find-minimum モード
* find-any モード
find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。
* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要... -
Range
# bsearch {|obj| . . . } -> object | nil (42343.0) -
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二 分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を 返します。
ブロックの評価結果で範囲内の各要素の大小判定を行い、条件を満たす値を二
分探索(計算量は O(log n))で検索します。要素が見つからない場合は nil を
返します。
本メソッドはブロックを評価した結果により以下のいずれかのモードで動作し
ます。
* find-minimum モード
* find-any モード
find-minimum モード(特に理由がない限りはこのモードを使う方がいいでしょ
う)では、条件判定の結果を以下のようにする必要があります。
* 求める値がブロックパラメータの値か前の要素の場合: true を返す
* 求める値がブロックパラメータより後の要... -
Range
# each -> Enumerator (42343.0) -
範囲内の要素に対して繰り返します。
範囲内の要素に対して繰り返します。
Range#each は各要素の succ メソッドを使用してイテレーションするようになりました。
@raise TypeError succ メソッドを持たないクラスの範囲オブジェクトに対してこのメソッドを呼んだ場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
(10..15).each {|n| print n, ' ' }
# prints: 10 11 12 13 14 15
(2.5..5).each {|n| print n, ' ' }
# raises: TypeError: can't iterate from Floa... -
Range
# each {|item| . . . } -> self (42343.0) -
範囲内の要素に対して繰り返します。
範囲内の要素に対して繰り返します。
Range#each は各要素の succ メソッドを使用してイテレーションするようになりました。
@raise TypeError succ メソッドを持たないクラスの範囲オブジェクトに対してこのメソッドを呼んだ場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
(10..15).each {|n| print n, ' ' }
# prints: 10 11 12 13 14 15
(2.5..5).each {|n| print n, ' ' }
# raises: TypeError: can't iterate from Floa... -
String
# hex -> Integer (42343.0) -
文字列に 16 進数で数値が表現されていると解釈して整数に変換します。 接頭辞 "0x", "0X" とアンダースコアは無視されます。 文字列が [_0-9a-fA-F] 以外の文字を含むときはその文字以降を無視します。
文字列に 16 進数で数値が表現されていると解釈して整数に変換します。
接頭辞 "0x", "0X" とアンダースコアは無視されます。
文字列が [_0-9a-fA-F] 以外の文字を含むときはその文字以降を無視します。
self が空文字列のときは 0 を返します。
//emlist[例][ruby]{
p "10".hex # => 16
p "ff".hex # => 255
p "0x10".hex # => 16
p "-0x10".hex # => -16
p "xyz".hex # => 0
p "10z".hex # => 16
p "1_0".h... -
Enumerator
. new(obj , method = :each , *args) -> Enumerator (42313.0) -
オブジェクト obj について、 each の代わりに method という 名前のメソッドを使って繰り返すオブジェクトを生成して返します。 args を指定すると、 method の呼び出し時に渡されます。
オブジェクト obj について、 each の代わりに method という
名前のメソッドを使って繰り返すオブジェクトを生成して返します。
args を指定すると、 method の呼び出し時に渡されます。
@param obj イテレータメソッドのレシーバとなるオブジェクト
@param method イテレータメソッドの名前を表すシンボルまたは文字列
@param args イテレータメソッドの呼び出しに渡す任意個の引数
//emlist[例][ruby]{
str = "xyz"
enum = Enumerator.new(str, :each_byte)
p enum.map... -
Numeric
# fdiv(other) -> Float | Complex (34105.0) -
self を other で割った商を Float で返します。 ただし Complex が関わる場合は例外です。 その場合も成分は Float になります。
self を other で割った商を Float で返します。
ただし Complex が関わる場合は例外です。
その場合も成分は Float になります。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emlist[例][ruby]{
1.fdiv(3) #=> 0.3333333333333333
Complex(1, 1).fdiv 1 #=> (1.0+1.0i)
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