種類
- インスタンスメソッド (96)
- 特異メソッド (66)
- モジュール関数 (13)
- 定数 (3)
- クラス (3)
クラス
-
ARGF
. class (18) - Dir (9)
-
Encoding
:: Converter (1) -
Encoding
:: InvalidByteSequenceError (1) - Exception (1)
- File (9)
-
File
:: Stat (4) - IO (59)
- Module (1)
- Mutex (1)
- String (1)
- Thread (46)
-
Thread
:: Backtrace :: Location (7) - ThreadGroup (6)
キーワード
-
CLOCK
_ THREAD _ CPUTIME _ ID (1) - DEBUG (1)
- DEBUG= (1)
- Default (1)
- IO (1)
-
MUTEX
_ FOR _ THREAD _ EXCLUSIVE (1) - Thread (1)
- ThreadGroup (1)
- [] (1)
-
abort
_ on _ exception (2) -
absolute
_ path (1) - add (1)
-
add
_ trace _ func (1) - alive? (1)
-
attr
_ reader (1) - backtrace (1)
-
backtrace
_ locations (3) -
base
_ label (1) - binmode (1)
- binread (1)
- birthtime (1)
-
caller
_ locations (2) - clone (1)
- close (1)
-
close
_ read (1) -
close
_ write (1) - closed? (1)
-
copy
_ stream (2) - count (1)
- current (1)
- detach (1)
- dup (1)
- enclose (1)
- enclosed? (1)
- exclusive (1)
- exit (2)
- fdatasync (1)
- file (1)
- filename (1)
- flock (1)
- flush (1)
- fork (1)
- getc (1)
- group (1)
-
handle
_ interrupt (1) - inspect (2)
- join (2)
- key? (1)
- keys (1)
- kill (2)
- label (1)
- lineno (1)
- link (1)
- list (2)
- main (1)
- new (6)
- open (6)
- pass (1)
- path (2)
-
pending
_ interrupt? (2) - pipe (8)
- popen (14)
-
primitive
_ errinfo (1) - priority (1)
- priority= (1)
- raise (1)
-
read
_ nonblock (2) - readable? (3)
-
readable
_ real? (3) -
readagain
_ bytes (1) - readbyte (2)
- readchar (2)
- readline (7)
- readlines (10)
- readlink (1)
- readpartial (2)
- rewind (1)
- run (1)
-
safe
_ level (1) - seek (1)
- select (2)
-
set
_ trace _ func (1) - spawn (4)
- start (1)
- status (1)
- stop (1)
- stop? (1)
- sysread (1)
- sysseek (1)
- syswrite (1)
- terminate (1)
-
thread
_ variable? (1) -
thread
_ variable _ get (1) -
to
_ a (3) -
to
_ s (1) - ungetc (1)
- value (1)
- wakeup (1)
-
world
_ readable? (3) - write (3)
検索結果
先頭5件
-
IO
. read(path , **opt) -> String | nil (54724.0) -
path で指定されたファイルを offset 位置から length バイト分読み込んで返します。
path で指定されたファイルを offset 位置から
length バイト分読み込んで返します。
既に EOF に達している場合は nil を返します。ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。例えば、IO.read(空ファイル) は "" を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を... -
IO
. read(path , length = nil , **opt) -> String | nil (54724.0) -
path で指定されたファイルを offset 位置から length バイト分読み込んで返します。
path で指定されたファイルを offset 位置から
length バイト分読み込んで返します。
既に EOF に達している場合は nil を返します。ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。例えば、IO.read(空ファイル) は "" を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を... -
IO
. read(path , length = nil , offset = 0 , **opt) -> String | nil (54724.0) -
path で指定されたファイルを offset 位置から length バイト分読み込んで返します。
path で指定されたファイルを offset 位置から
length バイト分読み込んで返します。
既に EOF に達している場合は nil を返します。ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。例えば、IO.read(空ファイル) は "" を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
@param path ファイル名を... -
ARGF
. class # read(length = nil , str = nil) -> String | nil (54700.0) -
ARGVに指定されたファイルを先頭のファイルからlengthバイト読み込み、 その文字列をstrに出力します。読み込んだ文字列を返します。
ARGVに指定されたファイルを先頭のファイルからlengthバイト読み込み、
その文字列をstrに出力します。読み込んだ文字列を返します。
@param length 読み込むバイト数を指定します。nilの場合はARGVのすべてのファ
イルを読み込みます。
@param str 出力先の文字列。内容は上書きされます。
$ echo "small" > small.txt
$ echo "large" > large.txt
$ ruby glark.rb small.txt large.txt
ARGF.read # => "sm... -
Dir
# read -> String | nil (54700.0) -
ディレクトリストリームから次の要素を読み出して返します。最後の要素 まで読み出していれば nil を返します。
ディレクトリストリームから次の要素を読み出して返します。最後の要素
まで読み出していれば nil を返します。
@raise Errno::EXXX ディレクトリの読み出しに失敗した場合に発生します。
@raise IOError 既に自身が close している場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'tmpdir'
Dir.mktmpdir do |tmpdir|
File.open("#{tmpdir}/test1.txt", "w") { |f| f.puts("test1") }
File.open("#{tmpdir}/test2... -
IO
# read(length = nil , outbuf = "") -> String | nil (54700.0) -
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
length バイト読み込んで、その文字列を返します。
引数 length が指定された場合はバイナリ読み込みメソッド、そうでない場合はテキスト読み込みメソッドとして
動作します。
既に EOF に達していれば nil を返します。
ただし、length に nil か 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
例えば、open(空ファイル) {|f| f.read } は "" となります。
@param length 読み込むサイズを整数で指定します。
nil が指定された場合、EOF までの全てのデータを読み込んで、その文字列を返します。... -
Thread
# thread _ variable _ get(key) -> object | nil (27643.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、Fiber を切り替えても同じ変数を返す事に注意してください。
例:
Thread.new {
Thread.current.thread_variable_set("foo", "bar") # スレッドローカル
Thread.current["foo"] = "bar" # Fiber ローカル
Fiber.new {
Fiber.yield ... -
Thread
# thread _ variable?(key) -> bool (27607.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数が存在する場合に true、そ うでない場合に false を返します。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数が存在する場合に true、そ
うでない場合に false を返します。
@param key 変数名を String か Symbol で指定します。
me = Thread.current
me.thread_variable_set(:oliver, "a")
me.thread_variable?(:oliver) # => true
me.thread_variable?(:stanley) # => false
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル... -
Thread
:: MUTEX _ FOR _ THREAD _ EXCLUSIVE -> Mutex (27607.0) -
Thread.exclusive用のMutexオブジェクトです。
Thread.exclusive用のMutexオブジェクトです。 -
IO
# read _ nonblock(maxlen , outbuf = nil , exception: true) -> String | Symbol | nil (18766.0) -
IO をノンブロッキングモードに設定し、 その後で read(2) システムコールにより 長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
IO をノンブロッキングモードに設定し、
その後で read(2) システムコールにより
長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
EAGAIN, EINTR などは Errno::EXXX 例外として呼出元に報告されます。
発生した例外 がErrno::EAGAIN、 Errno::EWOULDBLOCK である場合は、
その例外オブジェクトに IO::WaitReadable が Object#extend
されます。
なお、バッファが空でない場合は、read_nonblock はバッファから読み込みます。この場合、read(2) システムコールは呼ばれません... -
ARGF
. class # read _ nonblock(maxlen , outbuf = nil) -> String (18676.0) -
処理中のファイルからノンブロッキングモードで最大 maxlen バイト読み込みます。 詳しくは IO#read_nonblock を参照してください。
処理中のファイルからノンブロッキングモードで最大 maxlen バイト読み込みます。
詳しくは IO#read_nonblock を参照してください。
ARGF.class#read などとは違って複数ファイルを同時に読み込むことはありません。
@param maxlen 読み込む長さの上限を整数で指定します。
@param outbuf 読み込んだデータを格納する String オブジェクトを指定します。
@see ARGF.class#readpartial -
ARGF
. class # readpartial(maxlen , outbuf = nil) -> String (18673.0) -
IO#readpartialを参照。ARGF.class#read などとは違って複数ファ イルを同時に読み込むことはありません。
IO#readpartialを参照。ARGF.class#read などとは違って複数ファ
イルを同時に読み込むことはありません。
@param maxlen 読み込む長さの上限を整数で指定します。
@param outbuf 読み込んだデータを格納する String オブジェクトを指定します。
@see IO#readpartial, ARGF.class#read_nonblock -
IO
# sysread(maxlen , outbuf = "") -> String (18655.0) -
read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを 含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作 をすることがあります。
read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを
含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
@param maxlen 入力のサイズを整数で指定します。
@param outbuf 出力用のバッファを文字列で指定します。IO#sysread は読み込んだデータを
... -
IO
. binread(path , length = nil , offset = 0) -> String | nil (18643.0) -
path で指定したファイルを open し、offset の所まで seek し、 length バイト読み込みます。
path で指定したファイルを open し、offset の所まで seek し、
length バイト読み込みます。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
length を省略するとファイルの末尾まで読み込みます。
ファイルを開くときの mode は "rb:ASCII-8BIT" です。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\nThis is line three\nAnd so on...... -
IO
# close _ read -> nil (18628.0) -
読み込み用の IO を close します。主にパイプや読み書き両用に作成し た IO オブジェクトで使用します。
読み込み用の IO を close します。主にパイプや読み書き両用に作成し
た IO オブジェクトで使用します。
@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。
@raise Errno::EXXX close に失敗した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.popen("/bin/sh","r+") do |f|
f.close_read
# f.readlines # => IOError: not opened for reading
end
//}
@see IO#close, IO#closed?,... -
IO
# readchar -> String (18625.0) -
IO ポートから 1 文字読み込んで返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
IO ポートから 1 文字読み込んで返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
IO#getc との違いは EOF での振る舞いのみです。
@raise EOFError EOF に到達した時に発生します。
@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。
f = File.new("testfile")
p f.readchar #=> "い"
p f.readchar #=> "ろ"... -
ARGF
. class # readbyte -> Integer (18607.0) -
自身から 1 バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
自身から 1 バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
@raise EOFError 既に EOF に達している場合に発生します。
$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file
ARGF.readbyte # => 102
ARGF.readbyte # => 111
ARGF.readbyte # => 111
ARGF.readbyte # => 10
ARGF.readbyte # => end of file reached (EOFError)... -
ARGF
. class # readchar -> String (18607.0) -
ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に 到達した時には EOFErrorを発生します。
ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に
到達した時には EOFErrorを発生します。
@raise EOFError EOFに達した時発生する
$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file
ARGF.readchar # => "f"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.readchar # => end of file reached (EOFEr... -
ARGF
. class # readline(limit) -> String (18607.0) -
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise EOFError EOFに達したら発生する
@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets -
ARGF
. class # readline(rs = $ / ) -> String (18607.0) -
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise EOFError EOFに達したら発生する
@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets -
ARGF
. class # readline(rs , limit) -> String (18607.0) -
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。
ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise EOFError EOFに達したら発生する
@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets -
ARGF
. class # readlines(limit) -> Array (18607.0) -
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。
@param rs 行区切り文字
@param limit 最大の読み込みバイト数
lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"
@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines -
ARGF
. class # readlines(rs = $ / ) -> Array (18607.0) -
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。
@param rs 行区切り文字
@param limit 最大の読み込みバイト数
lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"
@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines -
ARGF
. class # readlines(rs , limit) -> Array (18607.0) -
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。
@param rs 行区切り文字
@param limit 最大の読み込みバイト数
lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"
@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines -
Encoding
:: InvalidByteSequenceError # readagain _ bytes -> String (18607.0) -
エラー発生時に読み直さなければならないバイト列を返します。
エラー発生時に読み直さなければならないバイト列を返します。
@see Encoding::InvalidByteSequenceError#error_bytes -
File
. readable?(path) -> bool (18607.0) -
FileTest.#readable? と同じです。
FileTest.#readable? と同じです。
@param path パスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。 -
File
. readable _ real?(path) -> bool (18607.0) -
FileTest.#readable_real? と同じです。
FileTest.#readable_real? と同じです。
@param path パスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。 -
File
. readlink(path) -> String (18607.0) -
シンボリックリンクのリンク先のパスを文字列で返します。
シンボリックリンクのリンク先のパスを文字列で返します。
@param path シンボリックリンクを表す文字列を指定します。
@raise Errno::EXXX 指定された path がシンボリックリンクでない場合や、リンクの読み取りに失敗した場合に発生します。
//emlist[例:][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.symlink("testfile", "testlink") # => 0
File.readlink("testlink") # => "testfile"
//} -
File
. world _ readable?(path) -> Integer | nil (18607.0) -
path が全てのユーザから読めるならばそのファイルのパーミッションを表す 整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
path が全てのユーザから読めるならばそのファイルのパーミッションを表す
整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
整数の意味はプラットフォームに依存します。
@param path パスを表す文字列か IO オブジェクトを指定します。
//emlist[例][ruby]{
m = File.world_readable?("/etc/passwd")
"%o" % m # => "644"
//} -
File
:: Stat # readable? -> bool (18607.0) -
読み込み可能な時に真を返します。
読み込み可能な時に真を返します。
//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).readable? #=> true
//} -
File
:: Stat # readable _ real? -> bool (18607.0) -
実ユーザ/実グループによって読み込み可能な時に真を返します。
実ユーザ/実グループによって読み込み可能な時に真を返します。
//emlist[][ruby]{
p File::Stat.new($0).readable_real? #=> true
//} -
File
:: Stat # world _ readable? -> Integer | nil (18607.0) -
全てのユーザから読めるならば、そのファイルのパーミッションを表す 整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
全てのユーザから読めるならば、そのファイルのパーミッションを表す
整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
整数の意味はプラットフォームに依存します。
//emlist[][ruby]{
m = File.stat("/etc/passwd").world_readable? # => 420
sprintf("%o", m) # => "644"
//} -
FileTest
. # readable?(file) -> bool (18607.0) -
ファイルがカレントプロセスにより読み込み可能な時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスにより読み込み可能な時に真を返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "")
File.chmod(0644, "testfile")
FileTest.readable?("testfile") # => true
File.chmod(0200, "testfile")
FileTest.readable?("testfile"... -
FileTest
. # readable _ real?(file) -> bool (18607.0) -
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループによって読み込み可能な時に真を 返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
ファイルがカレントプロセスの実ユーザか実グループによって読み込み可能な時に真を
返します。そうでない場合、ファイルが存在しない場合、あるいはシステムコールに失敗した場合などには false を返します。
@param file ファイル名を表す文字列を指定します。
@see FileTest.#readable? -
FileTest
. # world _ readable?(path) -> Integer | nil (18607.0) -
path が全てのユーザから読めるならばそのファイルのパーミッションを表す 整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
path が全てのユーザから読めるならばそのファイルのパーミッションを表す
整数を返します。そうでない場合は nil を返します。
整数の意味はプラットフォームに依存します。
@param path パスを表す文字列を指定します。
m = FileTest.world_readable?("/etc/passwd")
"%o" % m # => "644" -
IO
# readbyte -> Integer (18607.0) -
IO から1バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
IO から1バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
@raise EOFError 既に EOF に達している場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "123")
File.open("testfile") do |f|
begin
f.readbyte # => 49
f.readbyte # => 50
f.readbyte # => 51
f.readbyte # => 例外発生
rescue => e
e... -
IO
# readline(limit) -> String (18607.0) -
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード... -
IO
# readline(rs = $ / ) -> String (18607.0) -
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード... -
IO
# readline(rs , limit) -> String (18607.0) -
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。
一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。
EOF に到達した時には EOFError が発生します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード... -
IO
# readlines(limit) -> [String] (18607.0) -
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise IOError ... -
IO
# readlines(rs = $ / ) -> [String] (18607.0) -
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise IOError ... -
IO
# readlines(rs , limit) -> [String] (18607.0) -
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします(パラグラフモード)。
@param limit 最大の読み込みバイト数
@raise IOError ... -
IO
# readpartial(maxlen , outbuf = "") -> String (18607.0) -
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。 即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。 即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
IO から長さ maxlen を上限として読み込み、文字列として返します。
即座に得られるデータが存在しないときにはブロックしてデータの到着を待ちます。
即座に得られるデータが 1byte でも存在すればブロックしません。
バイナリ読み込みメソッドとして動作します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。
ただし、maxlen に 0 が指定されている場合は、空文字列 "" を返します。
readpartial はブロックを最小限に抑えることによって、
パイプ、ソケット、端末などのストリームに対して適切に動作するよう設計されています。
readpartial が... -
IO
. readlines(path , limit , opts={}) -> [String] (18607.0) -
path で指定されたファイルを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
path で指定されたファイルを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
opts でファイルを開くときのオプションを指定します。エンコーディングなど
を指定できます。
File.open と同様なのでそちらを参照してください。
@param path ファイル名を表す文字列か "|コ... -
IO
. readlines(path , rs = $ / , opts={}) -> [String] (18607.0) -
path で指定されたファイルを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
path で指定されたファイルを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
opts でファイルを開くときのオプションを指定します。エンコーディングなど
を指定できます。
File.open と同様なのでそちらを参照してください。
@param path ファイル名を表す文字列か "|コ... -
IO
. readlines(path , rs , limit , opts={}) -> [String] (18607.0) -
path で指定されたファイルを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
path で指定されたファイルを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
Kernel.#open と同様 path の先頭が "|" ならば、"|" に続くコマンドの出力を読み取ります。
テキスト読み込みメソッドとして動作します。
limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト文字が途中で
切れないように余分に読み込む場合があります。
opts でファイルを開くときのオプションを指定します。エンコーディングなど
を指定できます。
File.open と同様なのでそちらを参照してください。
@param path ファイル名を表す文字列か "|コ... -
Kernel
. # readline(rs = $ / ) -> String (18607.0) -
ARGFから一行読み込んで、それを返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
ARGFから一行読み込んで、それを返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
rs に nil を指定すると行区切りなしとみなしてファイルの内容を
すべて読み込みます。ARGVに複数のファイル名が存在する場合は1度に1ファイルずつ読み込みます。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします
(パラグラフモード)。
読み込んだ文字列は組み込み変数 $_ にもセットされます。
@param rs 行の区切りとなる文字列です。
@raise Errno::EXXX 読み込みに失敗した場合に発生します。
@raise EOFError readline... -
Kernel
. # readlines(rs = $ / ) -> [String] (18607.0) -
ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
ARGFを Kernel.#gets(rs) でEOFまで読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。
行の区切りは引数 rs で指定した文字列になります。
rs に nil を指定すると行区切りなしとみなします。
空文字列 "" を指定すると連続する改行を行の区切りとみなします
(パラグラフモード)。
@param rs 行の区切りとなる文字列です。
@raise Errno::EXXX 読み込みに失敗した場合に発生します。
//emlist[main.rb][ruby]{
ARGV << 'b.txt' << 'b.txt'
p readlines #=> ["... -
Module
# attr _ reader(*name) -> nil (18607.0) -
インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。
インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。
このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。
//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}
@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。 -
Process
:: CLOCK _ THREAD _ CPUTIME _ ID -> Integer (18607.0) -
Process.#clock_gettime で使われます。
Process.#clock_gettime で使われます。
システムによっては定義されていません。 -
ThreadGroup (18043.0)
-
スレッドグループを表すクラスです。グループに属する Thread をまとめて 操作することができます。
スレッドグループを表すクラスです。グループに属する Thread をまとめて
操作することができます。
Thread は必ずいずれかひとつのスレッドグループに属します。
生成されたばかりの Thread は、生成した Thread のグループを引き継ぎます。
メインスレッドはデフォルトでは ThreadGroup::Default に属します。
: 例:
生成したすべてのThreadが終了するのを待つ
5.times {
Thread.new { sleep 1; puts "#{Thread.current} finished" }
}
... -
Thread (18025.0)
-
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。 Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。
Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
=== 実装
ネイティブスレッドを用いて実装されていますが、
現在の実装では Ruby VM は Giant VM lock (GVL) を有しており、同時に実行される
ネイティブスレッドは常にひとつです。
ただし、IO 関連のブロックする可能性があるシステムコールを行う場合には
GVL を解放します。その場合にはスレッドは同時に実行され得ます。
また拡張ライブラリから GVL を操作できるので、複数のスレッドを
同時に実行するような拡... -
Thread
. kill(thread) -> Thread (9907.0) -
指定したスレッド thread に対して Thread#exit を呼びます。終了したスレッドを返します。
指定したスレッド thread に対して Thread#exit を呼びます。終了したスレッドを返します。
@param thread 終了したい Thread オブジェクトを指定します。
th = Thread.new do
end
p Thread.kill(th) #=> #<Thread:0x40221bc8 dead> -
Thread
# backtrace _ locations(range) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (9607.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
# backtrace _ locations(start = 0 , length = nil) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (9607.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
# group -> ThreadGroup (9607.0) -
スレッドが属している ThreadGroup オブジェクトを返します。
スレッドが属している ThreadGroup オブジェクトを返します。
p Thread.current.group == ThreadGroup::Default
# => true -
Thread
. current -> Thread (9607.0) -
現在実行中のスレッド(カレントスレッド)を返します。
現在実行中のスレッド(カレントスレッド)を返します。
p Thread.current #=> #<Thread:0x4022e6fc run> -
Thread
. fork(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (9607.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。
注意:
例えば、以下のコー... -
Thread
. list -> [Thread] (9607.0) -
全ての生きているスレッドを含む配列を生成して返します。aborting 状態であるスレッド も要素に含まれます。
全ての生きているスレッドを含む配列を生成して返します。aborting 状態であるスレッド
も要素に含まれます。
Thread.new do
sleep
end
sleep 0.1
p Thread.list #=> [#<Thread:0x40377a54 sleep>, #<Thread:0x4022e6fc run>] -
Thread
. main -> Thread (9607.0) -
メインスレッドを返します。
メインスレッドを返します。
p Thread.main #=> #<Thread:0x4022e6fc run> -
Thread
. new(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (9607.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。
注意:
例えば、以下のコードは間違いです。スレッドの実行が開始される前に
変数 i が書き変わる可能性があるからです。
for i in 1.... -
Thread
. start(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (9607.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。
注意:
例えば、以下のコー... -
ThreadGroup
# add(thread) -> self (9607.0) -
スレッド thread が属するグループを自身に変更します。
スレッド thread が属するグループを自身に変更します。
@param thread 自身に加えたいスレッドを指定します。
@raise ThreadError 自身が freeze されているか enclose されている場合に、発生します。また引数 thread が属する ThreadGroup が freeze されているか enclose されている場合にも発生します。
//emlist[例][ruby]{
puts "Initial group is #{ThreadGroup::Default.list}"
# => Initial group is [#<Thread... -
ThreadGroup
# list -> [Thread] (9607.0) -
self に属するスレッドの配列を返します。 version 1.8 では、aborting 状態であるスレッド も要素に含まれます。つまり「生きている」スレッドの配列を返します。
self に属するスレッドの配列を返します。
version 1.8 では、aborting 状態であるスレッド
も要素に含まれます。つまり「生きている」スレッドの配列を返します。
//emlist[例][ruby]{
ThreadGroup::Default.list # => [#<Thread:0x00007f8f13867078 run>]
//} -
ThreadGroup
. new -> ThreadGroup (9607.0) -
新たな ThreadGroup を生成して返します。
新たな ThreadGroup を生成して返します。
//emlist[例][ruby]{
thread_group = ThreadGroup.new
thread_group.add Thread.new { sleep 0.1; Thread.new { sleep 1 }; sleep 1 }
thread_group.add Thread.new { sleep 2 }
sleep 0.5
thread_group.list # => [#<Thread:0x007fc6f1842d70 sleep>, #<Thread:0x007fc6f1842c80 sleep>, #<Th... -
ThreadGroup
:: Default -> ThreadGroup (9607.0) -
デフォルトで定義されている ThreadGroup です。メインスレッド は最初このグループに属します。
デフォルトで定義されている ThreadGroup です。メインスレッド
は最初このグループに属します。 -
Thread
# set _ trace _ func(pr) -> Proc | nil (9433.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
nil を渡すとトレースを解除します。
設定したハンドラを返します。
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#... -
Thread
# add _ trace _ func(pr) -> Proc (9379.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
追加したハンドラを返します。
@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ... -
Thread
# [](name) -> object | nil (9343.0) -
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。 name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し ます。
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。
name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し
ます。
@param name スレッド固有データのキーを文字列か Symbol で指定します。
//emlist[例][ruby]{
[
Thread.new { Thread.current["name"] = "A" },
Thread.new { Thread.current[:name] = "B" },
Thread.new { Thread.current["name"] = "C" }
].each do |th|
th.join... -
Thread
# priority -> Integer (9343.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。
@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
... -
Thread
. DEBUG -> Integer (9325.0) -
スレッドのデバッグレベルを返します。
スレッドのデバッグレベルを返します。
スレッドのデバッグレベルが 0 のときはなにもしません。
それ以外の場合は、スレッドのデバッグログを標準出力に出力します。
初期値は 0 です。
使用するためには、THREAD_DEBUG を -1 にして Ruby をコンパイルする必要が
あります。
//emlist[例][ruby]{
Thread.DEBUG # => 0
//}
@see Thread.DEBUG= -
ARGF
. class # to _ a(limit) -> Array (9307.0) -
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。
@param rs 行区切り文字
@param limit 最大の読み込みバイト数
lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"
@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines -
ARGF
. class # to _ a(rs = $ / ) -> Array (9307.0) -
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。
@param rs 行区切り文字
@param limit 最大の読み込みバイト数
lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"
@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines -
ARGF
. class # to _ a(rs , limit) -> Array (9307.0) -
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。
ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。
@param rs 行区切り文字
@param limit 最大の読み込みバイト数
lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"
@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines -
Thread
# abort _ on _ exception -> bool (9307.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate 自身を実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_o... -
Thread
# alive? -> bool (9307.0) -
スレッドが「生きている」時、true を返します。
スレッドが「生きている」時、true を返します。
例:
thr = Thread.new { }
thr.join # => #<Thread:0x401b3fb0 dead>
Thread.current.alive? # => true
thr.alive? # => false
Thread#status が真を返すなら、このメソッドも真です。
@see Thread#status, Thread#stop? -
Thread
# backtrace -> [String] | nil (9307.0) -
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドがすでに終了している場合は nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C1
def m1
sleep 5
end
def m2
m1
end
end
th = Thread.new {C1.new.m2; Thread.stop}
th.backtrace
# => [
# [0] "(irb):3:in `sleep'",
# [1] "(irb):3:in `m1'",
# [2] "(irb):6:in `m2'",
# [3] ... -
Thread
# exit -> self (9307.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# inspect -> String (9307.0) -
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//} -
Thread
# join -> self (9307.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し
ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス
レッドに対して発生します。
limit を指定して、limit 秒過ぎても自身が終了しない場合、nil を返します。
@param limit タイムアウトする時間を整数か小数で指定します。単位は秒です。
@raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = ... -
Thread
# join(limit) -> self | nil (9307.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し
ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス
レッドに対して発生します。
limit を指定して、limit 秒過ぎても自身が終了しない場合、nil を返します。
@param limit タイムアウトする時間を整数か小数で指定します。単位は秒です。
@raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = ... -
Thread
# key?(name) -> bool (9307.0) -
name に対応したスレッドに固有のデータが定義されていれば true を返します。
name に対応したスレッドに固有のデータが定義されていれば
true を返します。
@param name 文字列か Symbol で指定します。
//emlist[例][ruby]{
me = Thread.current
me[:oliver] = "a"
me.key?(:oliver) # => true
me.key?(:stanley) # => false
//} -
Thread
# keys -> [Symbol] (9307.0) -
スレッド固有データに関連づけられたキーの配列を返します。キーは Symbol で返されます。
スレッド固有データに関連づけられたキーの配列を返します。キーは
Symbol で返されます。
th = Thread.current
th[:foo] = 'FOO'
th['bar'] = 'BAR'
p th.keys
#=> [:bar, :foo] -
Thread
# kill -> self (9307.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# pending _ interrupt?(error = nil) -> bool (9307.0) -
self の非同期例外のキューが空かどうかを返します。
self の非同期例外のキューが空かどうかを返します。
@param error 対象の例外クラスを指定します。
@see Thread.pending_interrupt? -
Thread
# raise(error _ type , message , traceback) -> () (9307.0) -
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
@param error_type Kernel.#raise を参照してください。
@param message Kernel.#raise を参照してください。
@param traceback Kernel.#raise を参照してください。
Thread.new {
sleep 1
Thread.main.raise "foobar"
}
begin
sleep
rescue
p $!, $@
end
=> #<RuntimeError: foobar>
[... -
Thread
# run -> self (9307.0) -
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。 Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え を行います。
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。
Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え
を行います。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { puts "a"; Thread.stop; puts "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
puts "Got here"
a.run
a.join
# => a
# => Got here
# => c
//}
@see Thread#wakeup, Threa... -
Thread
# safe _ level -> Integer (9307.0) -
self のセーフレベルを返します。カレントスレッドの safe_level は、$SAFE と同じです。
self のセーフレベルを返します。カレントスレッドの
safe_level は、$SAFE と同じです。
Ruby 2.6 から$SAFEがプロセスグローバルになったため、このメソッドは obsolete になりました。
セーフレベルについてはspec/safelevelを参照してください。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new { $SAFE = 1; sleep }
Thread.current.safe_level # => 0
thr.safe_level # => 1
//} -
Thread
# status -> String | false | nil (9307.0) -
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず
れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ
り終了したスレッドに対して nil を返します。
Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。
例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill ... -
Thread
# stop? -> bool (9307.0) -
スレッドが終了(dead)あるいは停止(stop)している時、true を返します。
スレッドが終了(dead)あるいは停止(stop)している時、true を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { Thread.stop }
b = Thread.current
a.stop? # => true
b.stop? # => false
//}
@see Thread#alive?, Thread#status -
Thread
# terminate -> self (9307.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# value -> object (9307.0) -
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、 そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が 発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、
そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が
発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッドが Thread#kill によって終了した場合は、返り値は不定です。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待ち結果を出力する例です。
threads = []
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })... -
Thread
# wakeup -> self (9307.0) -
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
c = Thread.new { Thread.stop; puts "hey!" }
sleep 0.1 while c.status!='sleep'
c.wakeup
c.join
# => "hey!"
//}
@see Thread#run, Thread.stop -
Thread
. abort _ on _ exception -> bool (9307.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join
などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは false です。
c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.abort_on_exception # => false... -
Thread
. exclusive { . . . } -> object (9307.0) -
VM グローバルの Mutex をロックし、ブロックを実行します。
VM グローバルの Mutex をロックし、ブロックを実行します。
このクラスメソッドの挙動は 1.8 以前とは違います。
Thread.exclusive は VM グローバルの Thread::MUTEX_FOR_THREAD_EXCLUSIVE の
synchronize を呼び出しているだけで、Thread.exclusive していないスレッドは動きます。
Mutex や Monitor などの他の排他制御の方法を検討してください。 -
Thread
. exit -> () (9307.0) -
カレントスレッドに対して Thread#exit を呼びます。
カレントスレッドに対して Thread#exit を呼びます。 -
Thread
. handle _ interrupt(hash) { . . . } -> object (9307.0) -
スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを 実行します。
スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを
実行します。
「割り込み」とは、非同期イベントや Thread#raise や
Thread#kill、Signal.#trap(未サポート)、メインスレッドの終了
(メインスレッドが終了すると、他のスレッドも終了されます)を意味します。
@param hash 例外クラスがキー、割り込みのタイミングを指定する
Symbol が値の Hash を指定します。
値の内容は以下のいずれかです。
: :immediate
すぐに割り込みます。
: :on_block... -
Thread
. pass -> nil (9307.0) -
他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、 他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。
他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、
他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。
Thread.new do
(1..3).each{|i|
p i
Thread.pass
}
exit
end
loop do
Thread.pass
p :main
end
#=>
1
:main
2
:main
3
:main -
Thread
. pending _ interrupt?(error = nil) -> bool (9307.0) -
非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。
非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。
Thread.handle_interrupt は非同期割り込みの発生を延期させるのに使
用しますが、本メソッドは任意の非同期割り込みが存在するかどうかを確認す
るのに使用します。
本メソッドが true を返した場合、Thread.handle_interrupt で例外の
発生を延期するブロックを終了すると延期させられていた例外を発生させるこ
とができます。
@param error 対象の例外クラスを指定します。省略した場合は全ての例外を対
象に確認を行います。
例: 延期させられていた例外をただちに発生... -
Thread
. stop -> nil (9307.0) -
他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ ントスレッドの実行を停止します。
他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ
ントスレッドの実行を停止します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { print "a"; Thread.stop; print "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
print "b"
a.run
a.join
# => "abc"
//}
@see Thread#run, Thread#wakeup