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NilClass#&(other) -> false (4.0)

常に false を返します。

常に false を返します。

@param other 論理積を行なう式です

//emlist[例][ruby]{
nil & true # => false
nil & false # => false
nil & nil # => false
nil & "a" # => false
//}

NilClass#=~(other) -> nil (4.0)

右辺に正規表現オブジェクトを置いた正規表現マッチ obj =~ /RE/ をサポートするためのメソッドです。常に nil を返します。

右辺に正規表現オブジェクトを置いた正規表現マッチ obj =~ /RE/
をサポートするためのメソッドです。常に nil を返します。


@param other 任意のオブジェクトです。結果に影響しません。

//emlist[例][ruby]{
obj = 'regexp'
p(obj =~ /re/) #=> 0

obj = nil
p(obj =~ /re/) #=> nil
//}

@see String#=~

NilClass#^(other) -> bool (4.0)

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

@param other 排他的論理和を行なう式です

//emlist[例][ruby]{
nil ^ true # => true
nil ^ false # => false
nil ^ nil # => false
nil ^ "a" # => true
//}

NilClass#nil? -> bool (4.0)

常に true を返します。

常に true を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.nil? # => true
//}

NilClass#rationalize -> Rational (4.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[例][ruby]{
nil.rationalize # => (0/1)
nil.rationalize(100) # => (0/1)
nil.rationalize(0.1) # => (0/1)
//}

絞り込み条件を変える

NilClass#rationalize(eps) -> Rational (4.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

@param eps 許容する誤差

引数 eps は常に無視されます。

//emlist[例][ruby]{
nil.rationalize # => (0/1)
nil.rationalize(100) # => (0/1)
nil.rationalize(0.1) # => (0/1)
//}

NilClass#to_a -> Array (4.0)

空配列 [] を返します。

空配列 [] を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_a #=> []
//}

NilClass#to_c -> Complex (4.0)

0+0i を返します。

0+0i を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_c # => (0+0i)
//}

NilClass#to_d -> BigDecimal (4.0)

BigDecimal オブジェクトの 0.0 を返します。

BigDecimal オブジェクトの 0.0 を返します。

Ruby 2.6 で追加されたメソッドです。

//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal"
require "bigdecimal/util"

p nil.to_d # => 0.0
//}

NilClass#to_f -> Float (4.0)

0.0 を返します。

0.0 を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_f #=> 0.0
//}

絞り込み条件を変える

NilClass#to_h -> {} (4.0)

{} を返します。

{} を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_h #=> {}
//}

NilClass#to_i -> Integer (4.0)

0 を返します。

0 を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_i #=> 0
//}

NilClass#to_r -> Rational (4.0)

0/1 を返します。

0/1 を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_r # => (0/1)
//}

NilClass#to_s -> String (4.0)

空文字列 "" を返します。

空文字列 "" を返します。

//emlist[例][ruby]{
nil.to_s # => ""
//}

NilClass#|(other) -> bool (4.0)

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

other が真なら true を, 偽なら false を返します。

@param other 論理和を行なう式です

//emlist[例][ruby]{
nil | true # => true
nil | false # => false
nil | nil # => false
nil | "a" # => true
//}

絞り込み条件を変える