Ruby 3.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/config_fileライブラリ > Gem::ConfigFileクラス
クラス・モジュールの継承リスト: Gem::ConfigFile < Object < Kernel < BasicObject
設定ファイルに書かれている gem コマンドのオプションをオブジェクトに保存するためのクラスです。
このクラスのインスタンスはハッシュのように振る舞います。
定義 | 説明 | |
---|---|---|
self[key] -> object
|
引数で与えられたキーに対応する設定情報を返します。 |
|
self[key] = value
|
引数で与えられたキーに対応する設定情報を自身に保存します。 |
|
args -> Array
|
設定ファイルオブジェクトに与えられたコマンドライン引数のリストを返します。 |
|
backtrace -> bool
|
エラー発生時にバックトレースを出力するかどうかを返します。 |
|
backtrace=(backtrace)
|
エラー発生時にバックトレースを出力するかどうか設定します。 |
|
benchmark -> bool
|
真の場合はベンチマークを実行します。そうでない場合は、ベンチマークを実行しません。 |
|
benchmark=(benchmark)
|
ベンチマークを実行するかどうか設定します。 |
|
bulk_threshold -> Integer
|
一括ダウンロードの閾値を返します。インストールしていない Gem がこの数値を越えるとき一括ダウンロードを行います。 |
|
bulk_threshold=(bulk_threshold)
|
一括ダウンロードの閾値を設定します。 |
|
config_file_name -> String
|
設定ファイルの名前を返します。 |
|
each {|key, value| ... } -> Hash
|
設定ファイルの各項目のキーと値をブロック引数として与えられたブロックを評価します。 |
|
handle_arguments(arg_list)
|
コマンドに渡された引数を処理します。 |
|
load_file(file_name) -> object
|
与えられたファイル名のファイルが存在すれば YAML ファイルとしてロードします。 |
|
path -> String
|
Gem を探索するパスを返します。 |
|
path=(path)
|
Gem を探索するパスをセットします。 |
|
really_verbose -> bool
|
このメソッドの返り値が真の場合は verbose モードよりも多くの情報を表示します。 |
|
update_sources -> bool
|
真の場合は Gem::SourceInfoCache を毎回更新します。そうでない場合は、キャッシュがあればキャッシュの情報を使用します。 |
|
update_sources=(update_sources)
|
Gem::SourceInfoCache を毎回更新するかどうか設定します。 |
|
verbose -> bool | Symbol
|
ログの出力レベルを返します。 |
|
verbose=(verbose_level)
|
ログの出力レベルをセットします。 |
|
write
|
自身を読み込んだ設定ファイルを書き換えます。 |
定義 | 説明 | |
---|---|---|
hash -> Hash
|
設定ファイルの各項目のキーと値を要素として持つハッシュです。 |
定義 | 説明 | |
---|---|---|
DEFAULT_BACKTRACE -> false
|
バックトレースが表示されるかどうかのデフォルト値です。 |
|
DEFAULT_BENCHMARK -> false
|
ベンチマークを実行するかどうかのデフォルト値です。 |
|
DEFAULT_BULK_THRESHOLD -> 1000
|
一括ダウンロードをするかどうかのデフォルト値です。 |
|
DEFAULT_UPDATE_SOURCES -> true
|
毎回 Gem::SourceInfoCache を更新するかどうかのデフォルト値です。 |
|
DEFAULT_VERBOSITY -> true
|
ログレベルのデフォルト値です。 |
|
OPERATING_SYSTEM_DEFAULTS -> {}
|
Ruby をパッケージングしている人がデフォルトの設定値をセットするために使用します。 |
|
PLATFORM_DEFAULTS -> {}
|
Ruby の実装者がデフォルトの設定値をセットするために使用します。 |
|
SYSTEM_WIDE_CONFIG_FILE -> String
|
システム全体の設定ファイルのパスです。 |
!
!=
__id__
__send__
instance_eval
instance_exec
method_missing
singleton_method_added
singleton_method_removed
singleton_method_undefined
!~
<=>
==
===
_dump
class
clone
define_singleton_method
display
enum_for
eql?
equal?
extend
freeze
frozen?
initialize
initialize_copy
inspect
instance_of?
instance_variable_defined?
instance_variable_get
instance_variable_set
instance_variables
is_a?
itself
marshal_dump
marshal_load
method
methods
nil?
object_id
pretty_inspect
pretty_print
pretty_print_cycle
pretty_print_inspect
pretty_print_instance_variables
private_methods
protected_methods
psych_to_yaml
public_method
public_methods
public_send
remove_instance_variable
respond_to?
respond_to_missing?
send
singleton_class
singleton_method
singleton_methods
tap
then
to_a
to_ary
to_hash
to_int
to_io
to_proc
to_regexp
to_s
to_str
.new
.yaml_tag
::ARGF
::ARGV
::DATA
::ENV
::RUBY_COPYRIGHT
::RUBY_DESCRIPTION
::RUBY_ENGINE
::RUBY_ENGINE_VERSION
::RUBY_PATCHLEVEL
::RUBY_PLATFORM
::RUBY_RELEASE_DATE
::RUBY_REVISION
::RUBY_VERSION
::SCRIPT_LINES__
::STDERR
::STDIN
::STDOUT
::TOPLEVEL_BINDING