Ruby 3.1.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > psychライブラリ > Psychモジュール > safe_load

singleton method Psych.safe_load

safe_load(yaml, permitted_classes: [], permitted_symbols: [], aliases: false, filename: nil, fallback: nil, symbolize_names: false, freeze: false) -> object[permalink][rdoc]
safe_load(yaml, legacy_permitted_classes=[], legacy_permitted_symbols=[], legacy_aliases=false, legacy_filename=nil) -> object

安全に YAML フォーマットの文書を読み込み Ruby のオブジェクトを生成して返します。

デフォルトでは以下のクラスのオブジェクトしか変換しません。

再帰的なデータ構造はデフォルトでは許可されていません。

任意のクラスを許可するにはキーワード引数 permitted_classes を指定すると、そのクラスが追加されます。例えば Date クラスを許可するには以下のように書いてください:

permitted_classes: に Date を渡した例

Psych.safe_load(yaml, permitted_classes: [Date])

すると上のクラス一覧に加えて Date クラスが読み込まれます。

エイリアスはキーワード引数 aliases を指定することで明示的に許可できます。

aliases: true の例

x = []
x << x
yaml = Psych.dump x
Psych.safe_load yaml                # => 例外発生
Psych.safe_load yaml, aliases: true # => エイリアスが読み込まれる

yaml に許可されていないクラスが含まれていた場合は、 Psych::DisallowedClass 例外が発生します。

yaml がエイリアスを含んでいてキーワード引数 aliases が false の時、 Psych::BadAlias 例外が発生します。

filename はパース中に発生した例外のメッセージに用います。

キーワード引数 symbolize_names に true を指定した場合はハッシュのキーを Symbol に変換して返します。

symbolize_names: true の例

Psych.safe_load("---\n foo: bar")                         # => {"foo"=>"bar"}
Psych.safe_load("---\n foo: bar", symbolize_names: true)  # => {:foo=>"bar"}

キーワード引数 freeze に true を指定した場合は再帰的に Object#freeze したオブジェクトを返します。

freeze: true の例

require "psych"

data = <<~EOS
aaa:
  bbb: [hoge]
EOS

yaml = Psych.load(data, freeze: true)
p yaml
# => {"aaa"=>{"bbb"=>["hoge"]}}
p yaml.frozen?                        # = true
p yaml["aaa"].frozen?                 # = true
p yaml["aaa"]["bbb"].frozen?          # = true
p yaml["aaa"]["bbb"].first.frozen?    # = true

また legacy_permitted_classes などのオプション引数は非推奨な引数となっています。 $-w が true の時にオプション引数を渡すと警告が出力されます。

オプション引数を使用した例

# warning: Passing permitted_classes with the 2nd argument of Psych.safe_load is deprecated. Use keyword argument like Psych.safe_load(yaml, permitted_classes: ...) instead.
Psych.safe_load("", [Date])
[PARAM] io:
YAMLフォーマットの文書の読み込み先のIOオブジェクト。
[PARAM] permitted_classes:
追加で読み込みを許可するクラスの配列。
[PARAM] permitted_symbols:
引数 permitted_classesに Symbol を含む場合に読み込みを許可する Symbol の配列。省略した場合は全ての Symbol を許可します。
[PARAM] aliases:
エイリアスの読み込みを許可するかどうか。
[PARAM] filename:
Psych::SyntaxError 発生時にファイル名として表示する文字列。
[PARAM] fallback:
引数 yaml に空のYAMLを指定した場合の戻り値を指定します。デフォルトは nil です。
[PARAM] symbolize_names:
ハッシュ(YAMLの仕様では正確にはマッピング)のキーを Symbol に変換するかどうかを指定します。 true を指定した場合は変換します。デフォルトでは文字列に変換されます。
[PARAM] freeze:
true を指定すると再帰的に freeze されたオブジェクトを返します。デフォルトは false です。