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module REXML::SAX2Listener

クラス・モジュールの継承リスト: REXML::SAX2Listener

要約

REXML::Parsers::SAX2Parser で使われるコールバックオブジェクトのためのモジュールです。

このモジュールを include して、各メソッドを適切にオーバーライドしたクラスのインスタンスを REXML::Parsers::SAX2Parser#listen で渡します。

REXML::Parsers::SAX2Parser#listen ではこのモジュールを使わずにブロックを使う方法もあります。

このモジュールで定義されているメソッド自体は何もしません。コールバックのデフォルト動作(何もしない)を定義しているだけです。

インスタンスメソッド

定義	説明
`attlistdecl(element, pairs, contents) -> ()`	DTDの属性リスト宣言に対し呼び出されるコールバックメソッドです。
`cdata(content) -> ()`	CDATA セクションに出会ったときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`characters(text) -> ()`	XML の文字データに出会ったときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`comment(comment) -> ()`	XML文書内のコメントに出会ったときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`doctype(name, pub_sys, long_name, uri) -> ()`	文書型宣言(DTD)に出会った時に呼び出されるコールバックメソッドです。
`elementdecl(content) -> ()`	DTDの要素型宣言をパースしたときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`end_document -> ()`	ドキュメントの末尾で呼び出されるコールバックメソッドです。
`end_element(uri, localname, qname) -> ()`	要素が終了した(閉じられた)ときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`end_prefix_mapping(prefix) -> ()`	名前空間の接頭辞(prefix)の適用範囲が終了したときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`entitydecl(content) -> ()`	DTDの実体宣言に出会ったときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`notationdecl(name, public_or_system, public_id, system_id) -> ()`	DTDの記法宣言に出会ったときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`processing_instruction(target, data) -> ()`	XML 処理命令(PI)に対し呼び出されるコールバックメソッドです。
`progress(position) -> ()`	パーサが入力を読み進めたときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`start_document -> ()`	ドキュメントの先頭で呼び出されるコールバックメソッドです。
`start_element(uri, localname, qname, attributes) -> ()`	要素が開始されたときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`start_prefix_mapping(prefix, uri) -> ()`	名前空間の接頭辞(prefix)が導入されたときに呼び出されるコールバックメソッドです。
`xmldecl(version, encoding, standalone) -> ()`	XML宣言に出会ったときに呼び出されるコールバックメソッドです。