Ruby 2.1.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > minitest/unitライブラリ > MiniTest::Assertionsモジュール

module MiniTest::Assertions

クラス・モジュールの継承リスト: MiniTest::Assertions

要約

各種 assert メソッドを提供します。

インスタンスメソッド

定義 説明
_assertions -> Fixnum

アサーション数を返します。

_assertions=(count)

アサーション数をセットします。

assert(test, message = nil) -> true

与えられた式の評価結果が真である場合、検査にパスしたことになります。

assert_block(message = nil) { ... } -> true

与えられたブロックの評価結果が真である場合、検査にパスしたことになります。

assert_empty(object, message = nil) -> true

与えられたオブジェクトが空である場合、検査にパスしたことになります。

assert_equal(expected, actual, message = nil) -> true

与えられた期待値と実際の値が等しい場合、検査にパスしたことになります。

assert_in_delta(expected, actual, delta = 0.001, message = nil) -> true

期待値と実際の値の差の絶対値が与えられた絶対誤差以下である場合、検査にパスしたことになります。

assert_in_epsilon(actual, expected, epsilon = 0.001, message = nil) -> true

与えられた期待値と実際の値の相対誤差が許容範囲内である場合、検査にパスしたことになります。

assert_includes(collection, object, message = nil) -> true

与えられたコレクションにオブジェクトが含まれている場合、検査にパスしたことになります。

assert_instance_of(klass, object, message = nil) -> true

与えられたオブジェクトが与えられたクラスの直接のインスタンスである場合、検査にパスしたことになります。

assert_kind_of(klass, object, message) -> true

与えられたオブジェクトが与えられたクラスまたはそのサブクラスのインスタンスである場合、検査にパスしたことになります。

assert_match(regexp, str, message = nil) -> true

与えられた文字列が与えられた正規表現にマッチした場合、検査にパスしたことになります。

assert_nil(object, message = nil) -> true

与えられたオブジェクトが nil である場合、検査にパスしたことになります。

assert_operator(operand1, operator, operand2, message = nil) -> true

与えられたオブジェクトから作成する式を評価した結果が真を返す場合、検査にパスしたことになります。

assert_raises(*args) { ... } -> true

与えられたブロックを評価中に与えられた例外が発生する場合、検査にパスしたことになります。

assert_respond_to(object, method_name, message = nil) -> true

与えられたオブジェクトが与えられたメソッドを持つ場合、検査にパスしたことになります。

assert_same(expected, actual, message = nil) -> true

与えられた二つのオブジェクトの Object#object_id が同じ場合、検査にパスしたことになります。

assert_send(array, message = nil) -> true

引数から、式を取り出して評価した結果が真の場合、検査にパスしたことになります。

assert_throws(tag, message = nil) { ... } -> true

与えられたブロックを評価中に、与えられたタグが Kernel.#throw された場合、検査にパスしたことになります。

capture_io { ... } -> Array

与えられたブロックを評価中の標準出力と標準エラー出力を StringIO に変更します。

exception_details(exception, message) -> String

与えられた例外の詳細を文字列として返します。

flunk(message = nil)

必ず失敗するメソッドです。

message(message) { ... } -> Proc

与えられたブロックを評価した結果と与えられたメッセージを連結して返します。

mu_pp(object) -> String

Object#inspect した結果のエンコーディングを変更して返します。

pass(message = nil) -> true

アサーション数をカウントするために使用します。

skip(message = nil, backtrace = caller)

このメソッドを呼び出したテストメソッドをスキップします。