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module Math

クラス・モジュールの継承リスト: Math

要約

浮動小数点演算をサポートするモジュールです。

Math モジュールにはさまざま数学関数がモジュール関数として定義されています。モジュール関数は以下のように，モジュールの特異メソッドとして呼び出す使い方と、モジュールをインクルードしてレシーバーを省略した形で呼び出す使い方の両方ができます。

例


pi = Math.atan2(1, 1)*4;
include Math
pi2 = atan2(1, 1)*4

モジュール関数

定義	説明
`acos(x) -> Float`	x の逆余弦関数（arccosine）の値をラジアンで返します。
`acosh(x) -> Float`	x の逆双曲線余弦関数（area hyperbolic cosine）の値を返します。
`asin(x) -> Float`	x の逆正弦関数（arcsine）の値をラジアンで返します。
`asinh(x) -> Float`	x の逆双曲線正弦関数（area hyperbolic sine）の値を返します。
`atan(x) -> Float`	x の逆正接関数（arctangent）の値をラジアンで返します。
`atan2(y, x) -> Float`	y / x の逆正接関数（arctangent）の値をラジアンで返します。
`atanh(x) -> Float`	x の逆双曲線正接関数（area hyperbolic tangent）の値を返します。
`cbrt(x) -> Float`	x の立方根（cubic root）を返します。
`cos(x) -> Float`	x の余弦関数（cosine）の値を返します。
`cosh(x) -> Float`	x の双曲線余弦関数（hyperbolic cosine）の値を返します。
`erf(x) -> Float`	x の誤差関数（error function）の値を返します。
`erfc(x) -> Float`	x の相補誤差関数（complementary error function）の値を返します。
`exp(x) -> Float`	x の指数関数（exponential）の値を返します。
`frexp(x) -> [Float, Integer]`	実数 x の仮数部と指数部の配列を返します。
`gamma(x) -> Float`	x のガンマ関数の値を返します。
`hypot(x, y) -> Float`	sqrt(xx + yy) を返します。
`ldexp(x, exp) -> Float`	実数 x に 2 の exp 乗をかけた数を返します。
`lgamma(x) -> [Float, Integer]`	log(\|gamma(x)\|) と、gamma(x) の符号を返します。
`log(x) -> Float log(x, b) -> Float`	x の対数（logarithm）を返します。
`log10(x) -> Float`	x の常用対数（common logarithm）を返します。
`log2(x) -> Float`	2 を底とする x の対数（binary logarithm）を返します。
`rsqrt(a) -> Numeric`	@todo	mathn
`sin(x) -> Float`	x の正弦関数（sine）の値を返します。
`sinh(x) -> Float`	x の双曲線正弦関数（hyperbolic sine）の値を返します。
`sqrt(x) -> Float`	x の非負の平方根（principal square root）を返します。
`sqrt(a) -> Numeric`	@todo	mathn
`tan(x) -> Float`	x の正接関数（tangent）の値を返します。
`tanh(x) -> Float`	x の双曲線正接関数（hyperbolic tangent）の値を返します。

定数

定義	説明
`E -> Float`	自然対数の底
`PI -> Float`	円周率