るりまサーチ (Ruby 2.6.0)

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506件ヒット [1-100件を表示] (0.064秒)

別のキーワード

  1. _builtin raise
  2. kernel raise
  3. fiber raise
  4. thread raise
  5. e2mmap raise

クラス

オブジェクト

キーワード

検索結果

<< 1 2 3 ... > >>

Pathname#relative_path_from(base_directory) -> Pathname (45919.0)

base_directory から self への相対パスを求め、その内容の新しい Pathname オブジェクトを生成して返します。

base_directory から self への相対パスを求め、その内容の新しい Pathname
オブジェクトを生成して返します。

パス名の解決は文字列操作によって行われ、ファイルシステムをアクセス
しません。

self が相対パスなら base_directory も相対パス、self が絶対パスなら
base_directory も絶対パスでなければなりません。

@param base_directory ベースディレクトリを表す Pathname オブジェクトを指定します。

@raise ArgumentError Windows上でドライブが違うなど、base_direct...

Array#at(nth) -> object | nil (45325.0)

nth 番目の要素を返します。nth 番目の要素が存在しない時には nil を返します。

nth 番目の要素を返します。nth 番目の要素が存在しない時には nil を返します。

@param nth インデックスを整数で指定します。
先頭の要素が 0 番目になります。nth の値が負の時には末尾から
のインデックスと見倣します。末尾の要素が -1 番目になります。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定...

Array#repeated_combination(n) -> Enumerator (36919.0)

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行 します。

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行
します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、
組み合わせを生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emli...

Array#repeated_permutation(n) -> Enumerator (36919.0)

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby...

Array#repeated_combination(n) { |c| ... } -> self (36619.0)

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行 します。

サイズ n の重複組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行
します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、
組み合わせを生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emli...

絞り込み条件を変える

Array#repeated_permutation(n) { |p| ... } -> self (36619.0)

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の重複順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby...

CMath.#atanh!(x) -> Float (27655.0)

実数 x の逆双曲線正接関数の値を返します。Math.#atanh のエイリアスです。

実数 x の逆双曲線正接関数の値を返します。Math.#atanh のエイリアスです。

@param x -1 < x < 1 の実数。

@return 実数。

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

@see Math.#atanh

Math.#atanh(x) -> Float (27655.0)

x の逆双曲線正接関数(area hyperbolic tangent)の値を返します。

x の逆双曲線正接関数(area hyperbolic tangent)の値を返します。

=== 定義

atanh(x) = log((1+x)/(1-x)) / 2 [-1 < x < 1]

@param x -1 < x < 1 の実数

@return 実数

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise Math::DomainError x に範囲外の実数を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

@see Math.#tanh

CMath.#atan!(x) -> Float (27637.0)

実数 x の逆正接関数の値をラジアンで返します。Math.#atan のエイリ アスです。

実数 x の逆正接関数の値をラジアンで返します。Math.#atan のエイリ
アスです。

@param x 実数。

@return 返される値の範囲は [-π/2, +π/2] です。

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

@see Math.#atan

CMath.#atan2!(y, x) -> Float (27637.0)

実数 y / x の逆正接関数の値を返します。Math.#atan2 のエイリアスで す。

実数 y / x の逆正接関数の値を返します。Math.#atan2 のエイリアスで
す。

@param y 実数。

@param x 実数。

@return 返される値の範囲は [-π, π] です。

@raise TypeError 引数のどちらかに数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError 引数のどちらかに数値以外を指定した場合に発生します。

@see Math.#atan2

絞り込み条件を変える

Math.#atan(x) -> Float (27637.0)

x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

@param x 実数

@return 返される値の範囲は [-π/2, +π/2] です。

@raise TypeError x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Math.atan(0) # => 0.0
//}

@see Math.#atan2, Math.#tan

Math.#atan2(y, x) -> Float (27637.0)

y / x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

y / x の逆正接関数(arctangent)の値をラジアンで返します。

@param y 実数
@param x 実数

@return 返される値の範囲は [-π, π] です。


//emlist[例][ruby]{
Math.atan2(1,0) #=> 1.5707963267949
Math.atan2(-1,0) #=> -1.5707963267949
//}

@raise TypeError y, x に数値以外を指定した場合に発生します。

@raise RangeError y, x に実数以外の数値を指定した場合に発生します。

@see Math.#...

CMath.#atan(z) -> Float | Complex (27619.0)

z の逆正接関数の値をラジアンで返します。

z の逆正接関数の値をラジアンで返します。

@param z 数値

@raise TypeError z に数値以外を指定した場合に発生します。

CMath.#atan2(y, x) -> Float | Complex (27619.0)

y / x の逆正接関数の値を返します。

y / x の逆正接関数の値を返します。

@param y 数値

@param x 数値

@raise TypeError 引数のどちらかに数値以外を指定した場合に発生します。

CMath.#atanh(z) -> Float | Complex (27619.0)

z の逆双曲線正接関数の値を返します。

z の逆双曲線正接関数の値を返します。

@param z 数値

@raise TypeError z に数値以外を指定した場合に発生します。

絞り込み条件を変える

Enumerator::Lazy#collect_concat {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (27619.0)

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような
Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

//emlist[][ruby]{
["foo", "bar"].lazy.flat_map {|i| i.each_char.lazy}.force
#=> ["f", "o", "o", "b", "a", "r"]
//}

ブロックの返した値 x は、以下の場合にのみ分解され、連結されます。

* x が配列であるか、to_ary メソッドを持つとき
* x が each および force メソッドを持つ (例:Enumerator::Lazy) ...

Enumerator::Lazy#flat_map {|item| ... } -> Enumerator::Lazy (27619.0)

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

ブロックの実行結果をひとつに繋げたものに対してイテレートするような
Enumerator::Lazy のインスタンスを返します。

//emlist[][ruby]{
["foo", "bar"].lazy.flat_map {|i| i.each_char.lazy}.force
#=> ["f", "o", "o", "b", "a", "r"]
//}

ブロックの返した値 x は、以下の場合にのみ分解され、連結されます。

* x が配列であるか、to_ary メソッドを持つとき
* x が each および force メソッドを持つ (例:Enumerator::Lazy) ...

Matrix#adjugate -> Matrix (27619.0)

余因子行列を返します。

余因子行列を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
Matrix[[7,6],[3,9]].adjugate # => Matrix[[9, -6], [-3, 7]]
//}

@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 行列が正方でない場合に発生します。
@see Matrix#cofactor

BigMath.#atan(x, prec) -> BigDecimal (27337.0)

x の逆正接関数を prec で指定した精度で計算します。単位はラジアンです。 x に無限大や NaN を指定した場合には NaN を返します。

x の逆正接関数を prec で指定した精度で計算します。単位はラジアンです。
x に無限大や NaN を指定した場合には NaN を返します。

@param x 計算対象の BigDecimal オブジェクト。単位はラジアン。

@param prec 計算結果の精度。

@raise ArgumentError x の絶対値が1以上の場合に発生します。

@raise ArgumentError prec に 0 以下が指定された場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
require "bigdecimal/math"

puts BigMath::atan(BigD...

Gem::Specification#validate -> bool (27319.0)

必須属性のチェックと自身の基本的な正当性チェックを行います。

必須属性のチェックと自身の基本的な正当性チェックを行います。

チェックにパスした場合は常に true を返します。そうでない場合は例外が発生します。

@raise Gem::InvalidSpecificationException チェックにパスしなかった場合に発生します。

絞り込み条件を変える

Matrix#permutation? -> bool (27319.0)

行列が置換行列ならば true を返します。

行列が置換行列ならば true を返します。

@raise ExceptionForMatrix::ErrDimensionMismatch 行列が正方行列でない場合に発生します

Zlib::Inflate#inflate(string) -> String (27319.0)

string を展開ストリームに入力します。

string を展開ストリームに入力します。

処理後、ストリームからの出力を返します。
このメソッドを呼ぶと出力バッファ及び入力バッファは空になります。
string が nil の場合はストリームへの入力を
終了します。(Zlib::ZStream#finish と同じ)。

@param string 展開する文字列を入力します。

@raise Zlib::NeedDict 展開に辞書が必要な場合に発生します。
Zlib::Inflate#set_dictionary メソッドで辞書をセットした
...

Zlib::Inflate.inflate(string) -> String (27319.0)

string を展開します。

string を展開します。

ちなみに、このメソッドは以下のコードとほぼ同じです:

require 'zlib'

def inflate(string)
zstream = Zlib::Inflate.new
buf = zstream.inflate(string)
zstream.finish
zstream.close
buf
end

@param string 展開する文字列を指定します。

@raise Zlib::NeedDict 展開に辞書が必要な場合に発生します。

require 'zlib'

cstr ...

Kernel.#require_relative(relative_feature) -> bool (18919.0)

現在のファイルからの相対パスで require します。

現在のファイルからの相対パスで require します。

require File.expand_path(relative_feature, File.dirname(__FILE__))
とほぼ同じです。

Kernel.#eval などで文字列を評価した場合に、そこから
require_relative を呼出すと必ず失敗します。

@param relative_feature ファイル名の文字列です。
@raise LoadError ロードに失敗した場合に発生します。
@see Kernel.#require

=== require と load のスコープ

ローカル変数...

JSON.#generate(object, state = nil) -> String (18673.0)

与えられたオブジェクトを一行の JSON 形式の文字列に変換して返します。

与えられたオブジェクトを一行の JSON 形式の文字列に変換して返します。

デフォルトでは、サイズが最小となる JSON 形式の文字列を生成します。
また、循環参照のチェックを行います。JSON::NaN, JSON::Infinity,
JSON::MinusInfinity を生成することもありません。

unparse は将来削除される予定です。

@param object JSON 形式の文字列に変換するオブジェクトを指定します。

@param state JSON::State または、to_hash や to_h メソッドでハッシュに変換可能なオブジェクトを指定できます。
...

絞り込み条件を変える

File#lstat -> File::Stat (18637.0)

ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。 シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。 lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。

ファイルの状態を含む File::Stat オブジェクトを生成して返します。
シンボリックリンクに関してリンクそのものの情報を返します。
lstat(2) を実装していないシステムでは、IO#statと同じです。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
# testlink は testfile のシンボリックリンク
File.open("testlink") do |f|
p f.lstat == File.stat("testfil...

Gem::SourceIndex.load_specification(file_name) -> Gem::Specification | nil (18637.0)

与えられたファイル名から Ruby スクリプト形式の gemspec をロードして Gem::Specification のインスタンスを返します。

与えられたファイル名から Ruby スクリプト形式の gemspec をロードして
Gem::Specification のインスタンスを返します。

@param file_name ファイル名を指定します。

@raise SignalException gemspec をロードしているときに発生します。

@raise SystemExit gemspec をロードしているときに発生します。

IO#stat -> File::Stat (18637.0)

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して 返します。

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して
返します。

@raise Errno::EXXX ステータスの読み込みに失敗した場合に発生します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
File.open("testfile") do |f|
s = f.stat
"%o" % s.mode # => "100644"
s.blksize ...

Kernel.#Float(arg, exception: true) -> Float | nil (18637.0)

引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。

引数を浮動小数点数(Float)に変換した結果を返します。

引数が数値の場合は素直に変換し、文字列の場合
は整数や浮動小数点数と見なせるもののみ変換します。

メソッド Float は文字列に対し String#to_f よりも厳密な変換を行います。

@param arg 変換対象のオブジェクトです。
@param exception false を指定すると、変換できなかった場合、
例外を発生する代わりに nil を返します。
@raise ArgumentError 整数や浮動小数点数と見なせない文字列を引数に指定した場合に発生します。
@raise...

Array#combination(n) -> Enumerator (18619.0)

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、組み合わせ
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[...

絞り込み条件を変える

Array#permutation(n = self.length) -> Enumerator (18619.0)

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

引数を省略した場合は配列の要素数と同じサイズの順列に対してブロックを実
行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
...

Complex#rationalize -> Rational (18619.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差。常に無視されます。

@raise RangeError 虚部が実数か、0 ではない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(3).to_r # => (3/1)
Complex(3, 2).to_r # => RangeError
//}

Complex#rationalize(eps) -> Rational (18619.0)

自身を Rational に変換します。

自身を Rational に変換します。

@param eps 許容する誤差。常に無視されます。

@raise RangeError 虚部が実数か、0 ではない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Complex(3).to_r # => (3/1)
Complex(3, 2).to_r # => RangeError
//}

Exception#backtrace_locations -> [Thread::Backtrace::Location] (18619.0)

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、 Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

バックトレース情報を返します。Exception#backtraceに似ていますが、
Thread::Backtrace::Location の配列を返す点が異なります。

現状では Exception#set_backtrace によって戻り値が変化する事はあり
ません。

//emlist[例: test.rb][ruby]{
require "date"
def check_long_month(month)
return if Date.new(2000, month, -1).day == 31
raise "#{month} is not long month"
end
...

File.lstat(filename) -> File::Stat (18619.0)

File.statと同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの 情報を File::Stat として返します。lstat(2) を実装していないシステムでは、File.stat と同じです。

File.statと同様ですが、シンボリックリンクに関してリンクそのものの
情報を File::Stat として返します。lstat(2) を実装していないシステムでは、File.stat と同じです。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 情報の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
# link.rb は t.rb のシンボリックリンク
File.lstat("link.rb") == File.stat("t.rb") # => false
File.stat("link.rb...

絞り込み条件を変える

File.realdirpath(pathname, basedir = nil) -> String (18619.0)

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

pathname の最後のコンポーネントは存在していなくても例外は発生しません。

@param pathname ファイル名を指定します。

@param basedir ベースディレクトリを指定します。省略するとカレントディレクトリを使用します。

@raise Errno::ENOENT ファイルが存在しない場合に発生します。

File.realpath(pathname, basedir = nil) -> String (18619.0)

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

与えられた pathname に対応する絶対パスを返します。

pathname の全てのコンポーネントは存在しなければなりません。

@param pathname ファイル名を指定します。

@param basedir ベースディレクトリを指定します。省略するとカレントディレクトリを使用します。

@raise Errno::ENOENT ファイルが存在しない場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
ENV["HOME"] # => "/home/matz"
File.symlink("testfile", "testlink"...

File.stat(filename) -> File::Stat (18619.0)

filename の情報を含む File::Stat オブジェクトを生成し て返します。

filename の情報を含む File::Stat オブジェクトを生成し
て返します。

@param filename ファイル名を表す文字列を指定します。

@raise Errno::EXXX 情報の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.stat("testfile").class # => File::Stat
File.stat("testfile").mtime # => 2017-12-10 01:13:56 +0900
//}

@see IO#stat, File#lstat

File.truncate(path, length) -> 0 (18619.0)

path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト にします。

path で指定されたファイルのサイズを最大 length バイト
にします。

サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。

@param path パスを表す文字列を指定します。

@param length 変更したいサイズを整数で与えます。

@raise Errno::EXXX 失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.truncate("testfile", 5) # => 0
File.size("testfil...

Gem::StreamUI#terminate_interaction(status = 0) -> () (18619.0)

アプリケーションを終了します。

アプリケーションを終了します。

@param status 終了ステータスを指定します。デフォルトは 0 (成功) です。

@raise Gem::SystemExitException このメソッドを呼び出すと必ず発生する例外です。

絞り込み条件を変える

Kernel.#Rational(x, y = 1, exception: true) -> Rational | nil (18619.0)

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

引数を有理数(Rational)に変換した結果を返します。

@param x 変換対象のオブジェクトです。

@param y 変換対象のオブジェクトです。省略した場合は x だけを用いて
Rational オブジェクトを作成します。

@param exception false を指定すると、変換できなかった場合、
例外を発生する代わりに nil を返します。

@raise ArgumentError 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。

引数 x、y の両方を指定した場合、x/y した Rational オブジェ...

Net::IMAP#status(mailbox, attr) -> {String => Integer} (18619.0)

STATUS コマンドを送り、mailbox のステータスを得ます。

STATUS コマンドを送り、mailbox のステータスを得ます。

問い合わせたいステータスは attr に文字列の配列で渡します。

返り値は アトリビュート文字列をキーとするハッシュです。

詳しくは 2060 の 6.3.10 を参考にしてください。

例:
p imap.status("inbox", ["MESSAGES", "RECENT"])
#=> {"RECENT"=>0, "MESSAGES"=>44}

@param mailbox 問い合わせ対象のメールボックス(文字列)
@param attr 問合せたいアトリビュート名(文字列)の配列
@raise Ne...

OpenSSL::OCSP::BasicResponse#status -> [[OpenSSL::OCSP::CertificateId, Integer, Integer, Time|nil, Time, Time|nil, [OpenSSL::X509::Extension]]] (18619.0)

証明書の状態の問い合わせの結果を返します。

証明書の状態の問い合わせの結果を返します。

この返り値には複数の問い合わせ結果が含まれています。
個々の結果は以下の内容の配列です。
[ 問い合わせの CertificateId オブジェクト,
ステータスコード,
失効理由コード,
失効時刻,
最終更新時刻,
次回更新時刻,
拡張領域 ]

ステータスコードはいかのいずれかの値を取ります
* OpenSSL::OCSP::V_CERTSTATUS_GOOD 正常
* OpenSSL::OCSP::V_CERTSTATUS_REVOKED 失効
* OpenSSL::OCSP::...

OpenSSL::PKCS7#certificates=(certificates) (18619.0)

署名に付ける証明書を指定します。

署名に付ける証明書を指定します。

PKCS7 オブジェクトに元々つけられていた証明書はクリアされます。
通常は OpenSSL::PKCS7.sign の引数で添付する証明書を指定した
ほうがよいでしょう。

@param certificates 証明書(OpenSSL::X509::Certificate オブジェクト)の配列
@raise OpenSSL::PKCS7::PKCS7Error 変更に失敗した場合に発生します。

OpenSSL::PKey::DH.generate(size, generator = 2) -> PKey::DH (18619.0)

DH 鍵共有プロトコルのパラメータを生成し、DH オブジェクトを返します。

DH 鍵共有プロトコルのパラメータを生成し、DH オブジェクトを返します。

size は無作為に生成する素数 p (鍵パラメータ)のサイズで、単位はビットです。
generatorは1より大きい小さい数で、通常2か5を指定します。

生成した値は OpenSSL::PKey::DH#params_ok? で
安全かどうかチェックしてから利用してください。

このメソッドにブロックが渡された場合には、パラメータ生成の途中経過の
情報を引数としてブロックが呼び出されます。
* n個目の素数候補を生成した場合、u=0 でブロックが呼びだされる
* 生成した素数候補がn回目の素数テスト(Mi...

絞り込み条件を変える

OpenSSL::PKey::DH.generate(size, generator = 2) {|u,n| ... } -> PKey::DH (18619.0)

DH 鍵共有プロトコルのパラメータを生成し、DH オブジェクトを返します。

DH 鍵共有プロトコルのパラメータを生成し、DH オブジェクトを返します。

size は無作為に生成する素数 p (鍵パラメータ)のサイズで、単位はビットです。
generatorは1より大きい小さい数で、通常2か5を指定します。

生成した値は OpenSSL::PKey::DH#params_ok? で
安全かどうかチェックしてから利用してください。

このメソッドにブロックが渡された場合には、パラメータ生成の途中経過の
情報を引数としてブロックが呼び出されます。
* n個目の素数候補を生成した場合、u=0 でブロックが呼びだされる
* 生成した素数候補がn回目の素数テスト(Mi...

OpenSSL::PKey::EC::Group#set_generator(generator, order, cofactor) -> self (18619.0)

群のパラメータを設定します。

群のパラメータを設定します。

@param generator 生成元(OpenSSL::PKey::EC::Point オブジェクト)
@param order 生成元の位数(OpenSSL::BN オブジェクト)
@param cofactor 余因子OpenSSL::BN オブジェクト
@raise OpenSSL::PKey::EC::Group::Error 設定に失敗した場合に発生します

OpenSSL::X509::Store#add_path(path) -> self (18619.0)

path が指し示すディレクトリに含まれる証明書ファイルを 信頼する証明書として加えます。

path が指し示すディレクトリに含まれる証明書ファイルを
信頼する証明書として加えます。

@param path 証明書が含まれるディレクトリのパス
@raise OpenSSL::X509::StoreError 追加に失敗した場合に発生します

Rational#truncate(precision = 0) -> Rational | Integer (18619.0)

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

小数点以下を切り捨てて値を整数に変換します。

@param precision 計算結果の精度

@raise TypeError precision に整数以外のものを指定すると発生します。

//emlist[例][ruby]{
Rational(2, 3).to_i # => 0
Rational(3).to_i # => 3
Rational(300.6).to_i # => 300
Rational(98, 71).to_i # => 1
Rational(-31, 2).to_i # => -15
//}

precision を指定した場合は指定した桁数で切り...

Time.httpdate(date) -> Time (18619.0)

2616で定義されているHTTP-dateとしてdateをパースして Timeオブジェクトに変換します。

2616で定義されているHTTP-dateとしてdateをパースして
Timeオブジェクトに変換します。

dateが2616に準拠していない、または
Timeクラスが指定された日時を表現できないときにArgumentErrorが
発生します。

@param date 2616で定義されているHTTP-dateとしてパースされる文字列を指定します。

@raise ArgumentError dateが2616に準拠していない、または Timeクラスが指定された日時を表現できないときに発生します。

require 'time'
rfc2616_time = 'Sun, 31 Au...

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static VALUE rb_f_raise(int argc, VALUE *argv) (18601.0)

static VALUE rb_thread_raise(int argc, VALUE *argv, rb_thread_t th) (18601.0)

static VALUE rb_thread_raise_m(int argc, VALUE *argv, VALUE thread) (18601.0)

Array#delete_at(pos) -> object | nil (18358.0)

指定された位置 pos にある要素を取り除きそれを返します。 pos が範囲外であったら nil を返します。

指定された位置 pos にある要素を取り除きそれを返します。
pos が範囲外であったら nil を返します。

Array#at と同様に負のインデックスで末尾から位置を指定するこ
とができます。

@param pos 削除したい要素のインデックスを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[例][r...

Net::FTP#status -> String (18355.0)

現在の状態を返します。

現在の状態を返します。

@raise Net::FTPTempError 応答コードが 4yz のときに発生します。
@raise Net::FTPPermError 応答コードが 5yz のときに発生します。
@raise Net::FTPProtoError 応答コードが RFC 的に正しくない場合に発生します。

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Readline::HISTORY.delete_at(index) -> String | nil (18340.0)

index で指定したインデックスの内容をヒストリから削除し、その内容を返します。 該当する index の内容がヒストリになければ、 nil を返します。 index に 0 を指定すると Readline::HISTORY.shift と同様に最初の入力内容を削除します。 また、 -1 は最後の入力内容というように、index に負の値を指定することで、 最後から入力内容を取得することもできます。 index が -1 の場合は Readline::HISTORY.pop と同様に動作します。

index で指定したインデックスの内容をヒストリから削除し、その内容を返します。
該当する index の内容がヒストリになければ、 nil を返します。
index に 0 を指定すると Readline::HISTORY.shift
と同様に最初の入力内容を削除します。
また、 -1 は最後の入力内容というように、index に負の値を指定することで、
最後から入力内容を取得することもできます。
index が -1 の場合は Readline::HISTORY.pop と同様に動作します。

@param index 削除対象のヒストリのインデックスを指定します。

@raise N...

Struct#values_at(*members) -> [object] (18340.0)

引数で指定されたメンバの値の配列を返します。

引数で指定されたメンバの値の配列を返します。

@param members Integer か Range でメンバのインデックスを指定します。

@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar, :baz)
obj = Foo.new('FOO', 'BAR', 'BAZ')
p obj.values_at(0, 1, 2) # => ["FOO", "BAR", "BAZ"]
//}

[注意] 本メソッドの記述は Struct の...

Array#flatten!(lv = nil) -> self | nil (18337.0)

flatten は自身を再帰的に平坦化した配列を生成して返します。flatten! は 自身を再帰的かつ破壊的に平坦化し、平坦化が行われた場合は self をそうでない 場合は nil を返します。 lv が指定された場合、lv の深さまで再帰的に平坦化します。

flatten は自身を再帰的に平坦化した配列を生成して返します。flatten! は
自身を再帰的かつ破壊的に平坦化し、平坦化が行われた場合は self をそうでない
場合は nil を返します。
lv が指定された場合、lv の深さまで再帰的に平坦化します。

@param lv 平坦化の再帰の深さを整数で指定します。nil を指定した場合、再
帰の深さの制限無しに平坦化します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(...

Array#flatten(lv = nil) -> Array (18337.0)

flatten は自身を再帰的に平坦化した配列を生成して返します。flatten! は 自身を再帰的かつ破壊的に平坦化し、平坦化が行われた場合は self をそうでない 場合は nil を返します。 lv が指定された場合、lv の深さまで再帰的に平坦化します。

flatten は自身を再帰的に平坦化した配列を生成して返します。flatten! は
自身を再帰的かつ破壊的に平坦化し、平坦化が行われた場合は self をそうでない
場合は nil を返します。
lv が指定された場合、lv の深さまで再帰的に平坦化します。

@param lv 平坦化の再帰の深さを整数で指定します。nil を指定した場合、再
帰の深さの制限無しに平坦化します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(...

File#atime -> Time (18337.0)

最終アクセス時刻を Time オブジェクトとして返します。

最終アクセス時刻を Time オブジェクトとして返します。

@raise IOError 自身が close されている場合に発生します。

@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例:][ruby]{
IO.write("testfile", "test")
File.open("testfile") { |f| f.atime } # => 2017-12-21 22:58:17 +0900
//}

@see File#lstat, File#ctime, File#mtime, File#birthtime

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File#truncate(length) -> 0 (18337.0)

ファイルのサイズを最大 length バイトにします。

ファイルのサイズを最大 length バイトにします。

サイズの変更に成功すれば 0 を返します。失敗した場合は例外
Errno::EXXX が発生します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX サイズの変更に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO.write("testfile", "1234567890")
File.open("testfile", "a") do |f|
f.truncate(5) # => 0
f.size # => 5...

StringIO#truncate(len) -> Integer (18337.0)

自身のサイズが len になるように、自身を切り詰め、もしくは拡大します。 拡大した場合は、その部分を 0 で埋めます。 len を返します。

自身のサイズが len になるように、自身を切り詰め、もしくは拡大します。
拡大した場合は、その部分を 0 で埋めます。
len を返します。

@param len 変更したいサイズを整数で指定します。

@raise IOError 自身が書き込み可能でない時に発生します。

@raise Errno::EINVAL len がマイナスの時に発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "stringio"
a = StringIO.new("hoge", 'r+')
a.truncate(2)
a.string #=>...

URI::Generic#path=(s) (18337.0)

自身の path を設定します。

自身の path を設定します。

@param s 自身の path を表す文字列を指定します。

@raise URI::InvalidComponentError 不正な引数 s に対して発生します。

@raise URI::InvalidURIError opaque と path を同時に設定した場合に発生します。

Addrinfo#unix_path -> String (18319.0)

Unix domain socket の path を文字列で返します。

Unix domain socket の path を文字列で返します。

require 'socket'

Addrinfo.unix("/tmp/sock").unix_path #=> "/tmp/sock"

@raise SocketError アドレスが Unix domain socket のものでない場合に発生します

Array#combination(n) {|c| block } -> self (18319.0)

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の組み合わせをすべて生成し、それを引数としてブロックを実行します。

得られる組み合わせの順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると、組み合わせ
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成される配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

//emlist[...

絞り込み条件を変える

Array#permutation(n = self.length) { |p| block } -> self (18319.0)

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

サイズ n の順列をすべて生成し,それを引数としてブロックを実行します。

引数を省略した場合は配列の要素数と同じサイズの順列に対してブロックを実
行します。

得られる順列の順序は保証されません。ブロックなしで呼び出されると, 順列
を生成する Enumerator オブジェクトを返します。

@param n 生成する配列のサイズを整数で指定します。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗
黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
...

Array#rotate!(cnt = 1) -> self (18319.0)

cnt で指定したインデックスの要素が先頭になるように自身の順番を変更しま す。cnt より前の要素は末尾に移動します。cnt に負の数を指定した場合、逆 の操作を行います。

cnt で指定したインデックスの要素が先頭になるように自身の順番を変更しま
す。cnt より前の要素は末尾に移動します。cnt に負の数を指定した場合、逆
の操作を行います。

@param cnt 先頭にする要素のインデックスを指定します。指定しなかった場合
は 1 になります。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します...

Array#rotate(cnt = 1) -> Array (18319.0)

cnt で指定したインデックスの要素が先頭になる配列を新しく作成します。 cnt より前の要素は末尾に移動します。cnt に負の数を指定した場合、逆の操 作を行います。

cnt で指定したインデックスの要素が先頭になる配列を新しく作成します。
cnt より前の要素は末尾に移動します。cnt に負の数を指定した場合、逆の操
作を行います。

@param cnt 先頭にする要素のインデックスを指定します。指定しなかった場合
は 1 になります。
整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる
暗黙の型変換を試みます。

@raise TypeError 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを
指定した場合に発生します。

...

File#path -> String (18319.0)

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

パスは self に対応するファイルを指しているとは限りません。
たとえば、ファイルが移動されていたり、削除されていたりする場合です。

@raise IOError TMPFILE File::Constants::TMPFILEオプション付きで作成されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile") {|f| f.path } #=> "testfile"
File.open("/tmp/../tmp/xxx", "w") {|f| f...

File#to_path -> String (18319.0)

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

オープン時に使用したパスを文字列で返します。

パスは self に対応するファイルを指しているとは限りません。
たとえば、ファイルが移動されていたり、削除されていたりする場合です。

@raise IOError TMPFILE File::Constants::TMPFILEオプション付きで作成されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile") {|f| f.path } #=> "testfile"
File.open("/tmp/../tmp/xxx", "w") {|f| f...

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File.atime(filename) -> Time (18319.0)

最終アクセス時刻を返します。

最終アクセス時刻を返します。

@param filename ファイル名を表す文字列か IO オブジェクトを指定します。

@raise Errno::EXXX ファイルの時刻の取得に失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.atime(__FILE__) # => 2017-11-28 22:38:44 +0900
//}

FileUtils.#uptodate?(newer, older_list, options = nil) -> bool (18319.0)

newer が、older_list に含まれるすべてのファイルより新しいとき真。 存在しないファイルは無限に古いとみなされます。

newer が、older_list に含まれるすべてのファイルより新しいとき真。
存在しないファイルは無限に古いとみなされます。

@param newer ファイルを一つ指定します。

@param older_list ファイル名の配列を指定します。

@param options どのようなオプションも指定することはできません。

@raise ArgumentError options にオプションを指定した場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
require 'fileutils'
FileUtils.uptodate?('hello.o', ['hello....

Gem::Installer#generate_bin (18319.0)

Gem でインストールされる実行ファイルを作成します。

Gem でインストールされる実行ファイルを作成します。

@raise Gem::FilePermissionError インストール先に書込み出来ない場合に発生します。

Gem::RemoteFetcher#open_uri_or_path(uri, last_modified = nil, head = false, depth = 0) -> StringIO | File (18319.0)

@param uri URI を指定します。

@param uri URI を指定します。

@param last_modified 最終更新時刻を指定します。

@param head 真を指定するとヘッダ情報のみ取得します。

@param depth 現在のリダイレクト回数を指定します。

@raise Gem::RemoteFetcher::FetchError デフォルトでは 11 回リダイレクトした場合に発生します。
depth を指定すると 10 - depth 回より多くリダイレクトした場合にこの例外が発生するようになります。
また HTTP のレスポンスが想定外のものの場合にも発生します。...

Gem::Version.create(input) -> Gem::Version | nil (18319.0)

Gem::Version のインスタンスを作成するためのファクトリメソッドです。

Gem::Version のインスタンスを作成するためのファクトリメソッドです。

//emlist[][ruby]{
ver1 = Gem::Version.create('1.3.17') # => #<Gem::Version "1.3.17">
ver2 = Gem::Version.create(ver1) # => #<Gem::Version "1.3.17">
ver3 = Gem::Version.create(nil) # => nil
//}

@param input Gem::Version のインスタンスか文字列を指定します。

@r...

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GetoptLong#terminate -> self (18319.0)

オプションの処理を、強制的に終了させます。ただし、エラーが起き ている状態でこのメソッドを起動しても、終了させることはできません。

オプションの処理を、強制的に終了させます。ただし、エラーが起き
ている状態でこのメソッドを起動しても、終了させることはできません。

すでにオプションの処理が終了しているときは、このメソッドは何も行いません。

@raise RuntimeError エラーが起きている状態でこのメソッドを起動すると、発生します

IO#fdatasync -> 0 (18319.0)

IO のすべてのバッファされているデータを直ちにディスクに書き込みます。

IO のすべてのバッファされているデータを直ちにディスクに書き込みます。

fdatasync(2) をサポートしていない OS 上では代わりに
IO#fsync を呼びだします。

IO#fsync との違いは fdatasync(2) を参照してください。

@raise NotImplementedError fdatasync(2) も fsync(2) も
サポートされていない OS で発生します。

//emlist[例][ruby]{
require "tempfile"

Tempfile.open("testtmpfile") do |f|
f.print...

IO#isatty -> bool (18319.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}

Module#deprecate_constant(*name) -> self (18319.0)

name で指定した定数を deprecate に設定します。 deprecate に設定した定数を参照すると警告メッセージが表示されます。

name で指定した定数を deprecate に設定します。
deprecate に設定した定数を参照すると警告メッセージが表示されます。


@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。

@return self を返します。

//emlist[例][ruby]{
FOO = 123
Object.deprecate_constant(:FOO) # => Object

FOO
# warning: constant ::FOO is deprecated
# =...

Module#private(*name) -> self (18319.0)

メソッドを private に設定します。

メソッドを private に設定します。

引数なしのときは今後このクラスまたはモジュール定義内で新規に定義さ
れるメソッドを関数形式でだけ呼び出せるように(private)設定します。

引数が与えられた時には引数によって指定されたメソッドを private に
設定します。

可視性については d:spec/def#limit を参照して下さい。

@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しないメソッド名を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
...

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Module#private_constant(*name) -> self (18319.0)

name で指定した定数の可視性を private に変更します。

name で指定した定数の可視性を private に変更します。

@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。

@return self を返します。

@see Module#public_constant, Object#untrusted?

//emlist[例][ruby]{
module Foo
BAR = 'bar'
class Baz; end
QUX = 'qux'
class Quux; end

private_constan...

Net::IMAP#create(mailbox) -> Net::IMAP::TaggedResponse (18319.0)

CREATE コマンドを送り、新しいメールボックスを作ります。

CREATE コマンドを送り、新しいメールボックスを作ります。

@param mailbox 新しいメールボックスの名前(文字列)
@raise Net::IMAP::NoResponseError 指定した名前のメールボックスが作れなかった場合に発生します

ObjectSpace.#count_tdata_objects(result_hash = nil) -> Hash (18319.0)

T_DATA の種類ごとにオブジェクトの数を格納したハッシュを返します。

T_DATA の種類ごとにオブジェクトの数を格納したハッシュを返します。

@param result_hash 戻り値のためのハッシュを指定します。省略した場合は新
しくハッシュを作成します。result_hash の内容は上書き
されます。プローブ効果を避けるために使用します。

@raise TypeError result_hash にハッシュ以外を指定した時に発生します。

本メソッドは普通の Ruby プログラマ向けのメソッドではありません。パフォー
マンスに興味のある C Ruby の開発者向けのもので...

OpenSSL::BN.generate_prime(bits, safe=true, add=nil, rem=nil) -> OpenSSL::BN (18319.0)

ランダム(擬似乱数的)な bits ビットの素数を返します。

ランダム(擬似乱数的)な bits ビットの素数を返します。

暗号的に意味のある素数は十分大きくないといけないので、
bits が小さすぎる場合は期待する結果を返しません。

safe が真であれば、「安全な」素数((p-1)/2が素数である素数p)を
返します。

add に整数を渡すと、 p % add == rem であるような
素数pのみを返します。rem が nil の場合は rem=1と見なします。

@param bits 生成するランダム素数のビット数
@param safe true で安全な素数のみを生成する
@param add 生成する素数の剰余の条件
@param ...

OpenSSL::PKCS12.create(pass, name, pkey, cert, ca=nil, key_nid=nil, cert_nid=nil, key_iter=nil, mac_iter=nil, keytype=nil) -> OpenSSL::PKCS12 (18319.0)

PKCS#12 オブジェクトを生成します。

PKCS#12 オブジェクトを生成します。

pass はデータを暗号化するためのパスフレーズです。
name は利用者の利便性のためにオブジェクトに与える名前です。
pkey は秘密鍵、certは証明書、caはCA証明書の配列です。
ca に nil を渡すのは空の配列を渡すのと同じ意味です。
key_nid と cert_nid は 秘密鍵、証明書の暗号化方式を
文字列で指定します。
key_iter は暗号化アルゴリズムにイテレーション回数、
mac_iter は MAC のイテレーション回数、
keytype は鍵の種類を渡します。

key_nid, cert_nid, key_i...

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OpenSSL::PKCS7#add_certificate(cert) -> self (18319.0)

署名に添付する証明書を追加します。

署名に添付する証明書を追加します。

通常は OpenSSL::PKCS7.sign の引数で添付する証明書を指定した
ほうがよいでしょう。

@param cert 追加する証明書(OpenSSL::X509::Certificate オブジェクト)
@raise OpenSSL::PKCS7::PKCS7Error 追加に失敗した場合に発生します。

OpenSSL::PKey::DH#generate_key! -> self (18319.0)

鍵パラメータ p と g から鍵対を生成しなおし、 自身にセットします。

鍵パラメータ p と g から鍵対を生成しなおし、
自身にセットします。

以前の鍵対の値は廃棄されます。

生成した値は OpenSSL::PKey::DH#params_ok? で
安全かどうかチェックしてから利用してください。

@raise OpenSSL::PKey::DHError 鍵の生成に失敗した場合に発生します

OpenSSL::PKey::EC#generate_key -> self (18319.0)

鍵ペアを乱数で生成します。

鍵ペアを乱数で生成します。

@raise OpenSSL::PKey::ECError 鍵ペアの生成に失敗した場合に発生します

OpenSSL::PKey::EC#private_key=(privkey) (18319.0)

秘密鍵となる整数を設定します。

秘密鍵となる整数を設定します。

nil を渡すことで EC オブジェクトが公開鍵のみを持つ状態に変更できます。

@param privkey 設定する秘密鍵(OpenSSL::BN オブジェクト)
@raise OpenSSL::PKey::ECError 秘密鍵の設定に失敗した場合に発生します
@see OpenSSL::PKey::EC#private_key

OpenSSL::PKey::RSA#private_decrypt(str, mode = OpenSSL::PKey::RSA::PKCS1_PADDING) -> String (18319.0)

文字列 str を秘密鍵で復号化します。

文字列 str を秘密鍵で復号化します。

復号化されたデータを文字列で返します。

mode でパディングモードを指定します。暗号化に利用した
パディングモードと同じものを指定する必要があります。
以下の4つのうちいずれかが利用可能です。
* OpenSSL::PKey::RSA::PKCS1_PADDING
* OpenSSL::PKey::RSA::SSLV23_PADDING
* OpenSSL::PKey::RSA::PKCS1_OAEP_PADDING
* OpenSSL::PKey::RSA::NO_PADDING

@param str 暗号化する文字列
@param ...

絞り込み条件を変える

OpenSSL::PKey::RSA#private_encrypt(str, mode = OpenSSL::PKey::RSA::PKCS1_PADDING) -> String (18319.0)

文字列 str を秘密鍵で暗号化します。

文字列 str を秘密鍵で暗号化します。

暗号化されたデータを文字列で返します。

mode でパディングモードを指定します。以下のいずれかが利用可能です。
* OpenSSL::PKey::RSA::PKCS1_PADDING
* OpenSSL::PKey::RSA::NO_PADDING

@param str 暗号化する文字列
@param mode パディングモード
@raise OpenSSL::PKey::RSAError 暗号化に失敗した場合に発生します。
自身が秘密鍵でない場合などに発生します。

OpenSSL::SSL::SSLContext#renegotiation_cb=(cb) (18319.0)

@todo

@todo

ハンドシェイク開始時に呼び出されるコールバックを設定します。

コールバックには OpenSSL::SSL::SSLSocket オブジェクトが
渡されます。

このコールバック内で何らかの例外が生じた場合には
以降のSSLの処理を停止します。

再ネゴシエーションのたびにこのコールバックが呼び出されるため、
何らかの理由で再ネゴシエーションを禁止したい場合などに利用できます。

nil を渡すとコールバックは無効になります。


以下の例は再ネゴシエーションを一切禁止します。
num_handshakes = 0
ctx.renegotiation_cb = lambd...

OpenSSL::X509::CRL#last_update=(time) (18319.0)

CRL が最後に更新された日時を Time オブジェクトで設定します。

CRL が最後に更新された日時を Time オブジェクトで設定します。

@param time 最終更新日時
@raise OpenSSL::X509::CRLError 設定に失敗した場合に発生します
@see OpenSSL::X509::CRL#last_update

OpenSSL::X509::CRL#next_update=(time) (18319.0)

CRL の次回更新日時を Time オブジェクトで設定します。

CRL の次回更新日時を Time オブジェクトで設定します。

@param time 最終更新日時
@raise OpenSSL::X509::CRLError 設定に失敗した場合に発生します
@see OpenSSL::X509::CRL#next_update

OpenSSL::X509::CRL#signature_algorithm -> String (18319.0)

署名に使ったアルゴリズム名を文字列で返します。

署名に使ったアルゴリズム名を文字列で返します。

@raise OpenSSL::X509::CRLError 名前の取得に失敗した場合に発生します

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OpenSSL::X509::Store#set_default_paths -> nil (18319.0)

システムに組込まれている証明書を読み込みます。

システムに組込まれている証明書を読み込みます。

@raise OpenSSL::X509::StoreError 読み込みに失敗した場合に発生します

Rake::TaskManager#enhance_with_matching_rule(task_name, level = 0) -> Rake::Task | nil (18319.0)

与えられたタスク名にマッチしたルールが存在する場合は、そのタスクに見つかったルールの 事前タスクとアクションを追加して返します。

与えられたタスク名にマッチしたルールが存在する場合は、そのタスクに見つかったルールの
事前タスクとアクションを追加して返します。

@param task_name タスクの名前を指定します。

@param level 現在のルール解決のネストの深さを指定します。

@raise RuntimeError ルールの解決時にオーバーフローした場合に発生します。

Set#flatten -> Set (18319.0)

集合を再帰的に平坦化します。

集合を再帰的に平坦化します。

flatten は、平坦化した集合を新しく作成し、それを返します。

flatten! は、元の集合を破壊的に平坦化します。集合の要素に変更が
発生した場合には self を、そうでない場合には nil を返します。

@raise ArgumentError 集合の要素として self が再帰的に現れた場合に発生
します。

//emlist[][ruby]{
require 'set'
s = Set[Set[1,2], 3]
p s.flatten # => #<Set: {1, 2, 3}>
p s ...

Set#flatten! -> self | nil (18319.0)

集合を再帰的に平坦化します。

集合を再帰的に平坦化します。

flatten は、平坦化した集合を新しく作成し、それを返します。

flatten! は、元の集合を破壊的に平坦化します。集合の要素に変更が
発生した場合には self を、そうでない場合には nil を返します。

@raise ArgumentError 集合の要素として self が再帰的に現れた場合に発生
します。

//emlist[][ruby]{
require 'set'
s = Set[Set[1,2], 3]
p s.flatten # => #<Set: {1, 2, 3}>
p s ...

SystemExit#status -> Integer (18319.0)

例外オブジェクトに保存された終了ステータスを返します。

例外オブジェクトに保存された終了ステータスを返します。

終了ステータスは Kernel.#exit や SystemExit.new などで設定されます。

例:

begin
exit 1
rescue SystemExit => err
p err.status # => 1
end

begin
raise SystemExit.new(1, "dummy exit")
rescue SystemExit => err
p err.status # => 1
end

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