るりまサーチ (Ruby 2.6.0)

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247件ヒット [101-200件を表示] (0.036秒)
トップページ > バージョン:2.6.0[x] > クエリ:Symbol[x] > 種類:インスタンスメソッド[x]

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  1. symbol []
  2. symbol slice
  3. win32ole cp_symbol
  4. tracer event_symbol
  5. _builtin symbol

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<< < 1 2 3 > >>

OpenSSL::ASN1::Primitive#tagging -> Symbol | nil (307.0)

タグ付けの方式を返します。

タグ付けの方式を返します。

:IMPLICIT、:EXPLICIT、nil のいずれかを返します。

タグ(OpenSSL::ASN1::ASN1Data#tag)が :UNIVERSAL ならば
この値は無視されます。

nil は :IMPLICIT と同義です。

@see OpenSSL::ASN1::Primitive#tagging=

OpenSSL::PKey::EC::Group#point_conversion_form -> Symbol (307.0)

点のエンコーディング方式を返します。

点のエンコーディング方式を返します。

以下のいずれかを返します。
* :compressed
* :uncompressed
* :hybrid
詳しくは X9.62 (ECDSA) などを参照してください。

@raise OpenSSL::PKey::EC::Group::Error 得られたエンコーディングが未知の値であった
場合に発生します。
@see OpenSSL::PKey::EC::Group#point_conversion_form=

OpenSSL::SSL::SSLContext#session_cache_stats -> {Symbol -> Integer} (307.0)

セッションキャッシュの内部統計情報をハッシュテーブルで返します。

セッションキャッシュの内部統計情報をハッシュテーブルで返します。

ハッシュテーブルの各キーとその意味は以下の通りです。
* :cache_num 内部キャッシュに保持されているセッションの数
* :connect クライアント側でハンドシェイクした回数
* :connect_good クライアント側でハンドシェイクが成功した回数
* :connect_renegotiate クライアント側で再ネゴシエイトした回数
* :accept サーバ側でハンドシェイクした回数
* :accept_good サーバ側でハンドシェイクが成功した回数
* :accept_ren...

OpenStruct#new_ostruct_member(name) -> Symbol (307.0)

与えられた名前のアクセサメソッドを自身に定義します。

与えられた名前のアクセサメソッドを自身に定義します。

@param name 文字列かシンボルで定義するアクセサの名前を指定します。

REXML::Attribute#node_type -> Symbol (307.0)

「:attribute」というシンボルを返します。

「:attribute」というシンボルを返します。

絞り込み条件を変える

REXML::Comment#node_type -> Symbol (307.0)

シンボル :comment を返します。

シンボル :comment を返します。

REXML::DocType#context -> { Symbol => object } (307.0)

DTD が属する文書の「コンテキスト」を返します。

DTD が属する文書の「コンテキスト」を返します。

具体的には親ノードである REXML::Document オブジェクトの
REXML::Element#context を返します。

コンテキストの具体的な内容については REXML::Element#context を
参照してください。

REXML::Document#node_type -> Symbol (307.0)

シンボル :document を返します。

シンボル :document を返します。

REXML::Element#node_type -> Symbol (307.0)

シンボル :element を返します。

シンボル :element を返します。

REXML::Parsers::PullEvent#event_type -> Symbol (307.0)

イベントの種類をシンボルで返します。

イベントの種類をシンボルで返します。

詳しくは c:REXML::Parsers::PullParser#event_type を参照してください。

絞り込み条件を変える

REXML::XMLDecl#node_type -> Symbol (307.0)

シンボル :xmldecl を返します。

シンボル :xmldecl を返します。

Rake::TestTask#loader -> Symbol (307.0)

テストをロードする方法を返します。

テストをロードする方法を返します。

Ripper::Lexer#lex -> [[Integer, Integer], Symbol, String, Ripper::Lexer::State] (307.0)

自身の持つ Ruby プログラムをトークンに分割し、そのリストを返します。

自身の持つ Ruby プログラムをトークンに分割し、そのリストを返します。

ライブラリ内部で使用します。 Ripper.lex を使用してください。

Ripper::Lexer#parse -> [[Integer, Integer], Symbol, String, Ripper::Lexer::State] (307.0)

自身の持つ Ruby プログラムをトークンに分割し、そのリストを返します。た だし Ripper::Lexer#lex と違い、結果をソートしません。

自身の持つ Ruby プログラムをトークンに分割し、そのリストを返します。た
だし Ripper::Lexer#lex と違い、結果をソートしません。

ライブラリ内部で使用します。

Sync_m#sync_mode -> Symbol (307.0)

現在のロック状態を返します。

現在のロック状態を返します。

絞り込み条件を変える

URI::Generic#component -> [Symbol] (307.0)

self.class.component を返します。

self.class.component を返します。

@see URI::Generic.component

UnboundMethod#name -> Symbol (307.0)

このメソッドの名前を返します。

このメソッドの名前を返します。

//emlist[例][ruby]{
a = String.instance_method(:size)
a.name # => :size
//}

UnboundMethod#original_name -> Symbol (307.0)

オリジナルのメソッド名を返します。

オリジナルのメソッド名を返します。

//emlist[例][ruby]{
class C
def foo; end
alias bar foo
end
C.instance_method(:bar).original_name # => :foo
//}

@see Method#original_name

Module#alias_method(new, original) -> self (58.0)

メソッドの別名を定義します。

メソッドの別名を定義します。

//emlist[例][ruby]{
module Kernel
alias_method :hoge, :puts # => Kernel
end
//}

alias との違いは以下の通りです。

* メソッド名は String または Symbol で指定します
* グローバル変数の別名をつけることはできません

また、クラスメソッドに対して使用することはできません。

@param new 新しいメソッド名。String または Symbol で指定します。

@param original 元のメソッド名。String または Symbo...

OpenStruct#to_h {|name, value| block } -> Hash (55.0)

self を各要素の名前をキー(Symbol)、要素が値のハッシュに変換して返 します。

self を各要素の名前をキー(Symbol)、要素が値のハッシュに変換して返
します。

ブロックを指定すると各ペアでブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。

//emlist[例][ruby]{
require 'ostruct'
data = OpenStruct.new("country" => "Australia", :capital => "Canberra")
data.to_h # => {:country => "Australia", :capital => "Canberra" }
data.to_h {|name, value| [name.to_...

絞り込み条件を変える

OpenSSL::PKCS7#type=(type) (52.0)

PKCS7 オブジェクトのタイプを Symbol オブジェクトで設定します。

PKCS7 オブジェクトのタイプを Symbol オブジェクトで設定します。

このメソッドは使わないでください。
このメソッドは PKCS#7 の低レベル API であり、正しく使うのは
難しいでしょう。

@param type 設定するタイプ(シンボル)

RDoc::Context#visibility -> :public | :protected | :private (52.0)

自身の可視性を Symbol で返します。

自身の可視性を Symbol で返します。

RDoc::Options#visibility -> :public | :protected | :private (52.0)

コマンドライン引数の --visibility で指定したオプションを Symbol で返します。

コマンドライン引数の --visibility で指定したオプションを Symbol
で返します。

Struct#each_pair -> Enumerator (52.0)

構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。

構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。

//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
Foo.new('FOO', 'BAR').each_pair {|m, v| p [m,v]}
# => [:foo, "FOO"]
# [:bar, "BAR"]
//}

[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。

Struct#each_pair {|member, value| ... } -> self (52.0)

構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。

構造体のメンバ名(Symbol)と値の組を引数にブロックを繰り返し実行します。

//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
Foo.new('FOO', 'BAR').each_pair {|m, v| p [m,v]}
# => [:foo, "FOO"]
# [:bar, "BAR"]
//}

[注意] 本メソッドの記述は Struct の下位クラスのインスタンスに対して呼び
出す事を想定しています。Struct.new は Struct の下位クラスを作成する点に
注意してください。

絞り込み条件を変える

Struct#to_h -> Hash (52.0)

self のメンバ名(Symbol)と値の組を Hash にして返します。

self のメンバ名(Symbol)と値の組を Hash にして返します。

//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345).to_h
# => {:name=>"Joe Smith", :address=>"123 Maple, Anytown NC", :zip=>12345}
//}

ブロックを指定すると各ペアでブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック...

Struct#to_h {|member, value| block } -> Hash (52.0)

self のメンバ名(Symbol)と値の組を Hash にして返します。

self のメンバ名(Symbol)と値の組を Hash にして返します。

//emlist[例][ruby]{
Customer = Struct.new(:name, :address, :zip)
Customer.new("Joe Smith", "123 Maple, Anytown NC", 12345).to_h
# => {:name=>"Joe Smith", :address=>"123 Maple, Anytown NC", :zip=>12345}
//}

ブロックを指定すると各ペアでブロックを呼び出し、
その結果をペアとして使います。
//emlist[ブロック...

IRB::ExtendCommandBundle#install_alias_method(to, from, override = NO_OVERRIDE) (40.0)

メソッドのエイリアスを定義します。ライブラリ内部で使用します。

メソッドのエイリアスを定義します。ライブラリ内部で使用します。

@param to 新しいメソッド名を Symbol か文字列で指定します。

@param from 元のメソッド名を Symbol か文字列で指定します。

@param override 新しいメソッド名が定義済みであった場合にそのメソッドを
上書きするかどうかを
IRB::ExtendCommandBundle::NO_OVERRIDE、
IRB::ExtendCommandBundle::OVERRIDE_PRIVATE_...

Matrix#collect!(which = :all) -> Enumerator (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

ブロックのない場合は、自身と map! から生成した Enumerator オブジェクトを返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。


//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
...

Matrix#collect!(which = :all) {|element| ... } -> self (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

ブロックのない場合は、自身と map! から生成した Enumerator オブジェクトを返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。


//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
...

絞り込み条件を変える

Matrix#collect(which = :all) -> Enumerator (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

ブロックがない場合、 Enumerator を返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

m = Matrix[[1, ...

Matrix#collect(which = :all) {|x| ... } -> Matrix (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

ブロックがない場合、 Enumerator を返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

m = Matrix[[1, ...

Matrix#each(which = :all) -> Enumerator (40.0)

行列の各要素を引数としてブロックを呼び出します。

行列の各要素を引数としてブロックを呼び出します。

0行目、1行目、…という順番で処理します。
which に以下の Symbol を指定することで
引数として使われる要素を限定することができます。
* :all - すべての要素(デフォルト)
* :diagonal - 対角要素
* :off_diagonal 対角要素以外
* :lower 対角成分とそれより下側の部分
* :upper対角成分とそれより上側の部分
* :strict_lower 対角成分の下側
* :strict_upper 対角成分の上側

ブロックを省略した場合、 Enumerator ...

Matrix#each(which = :all) {|e| ... } -> self (40.0)

行列の各要素を引数としてブロックを呼び出します。

行列の各要素を引数としてブロックを呼び出します。

0行目、1行目、…という順番で処理します。
which に以下の Symbol を指定することで
引数として使われる要素を限定することができます。
* :all - すべての要素(デフォルト)
* :diagonal - 対角要素
* :off_diagonal 対角要素以外
* :lower 対角成分とそれより下側の部分
* :upper対角成分とそれより上側の部分
* :strict_lower 対角成分の下側
* :strict_upper 対角成分の上側

ブロックを省略した場合、 Enumerator ...

Matrix#map!(which = :all) -> Enumerator (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

ブロックのない場合は、自身と map! から生成した Enumerator オブジェクトを返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。


//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
...

絞り込み条件を変える

Matrix#map!(which = :all) {|element| ... } -> self (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果で要素を置き換えます。

ブロックのない場合は、自身と map! から生成した Enumerator オブジェクトを返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。


//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
...

Matrix#map(which = :all) -> Enumerator (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

ブロックがない場合、 Enumerator を返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

m = Matrix[[1, ...

Matrix#map(which = :all) {|x| ... } -> Matrix (40.0)

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

行列の各要素に対してブロックの適用を繰り返した結果を、要素として持つ行列を生成します。

ブロックがない場合、 Enumerator を返します。

@param which which に以下の Symbol を指定することで、
引数として使われる要素を限定できます。
デフォルトは、:all (全ての要素)です。
指定できる Symbol の詳細は、 Matrix#each の項目を参照して下さい。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'

m = Matrix[[1, ...

Method#parameters -> [object] (40.0)

Method オブジェクトの引数の情報を返します。

Method オブジェクトの引数の情報を返します。

Method オブジェクトが引数を取らなければ空の配列を返します。引数を取る場合は、配列の配列を返し、
各配列の要素は引数の種類に応じた以下のような Symbol と、仮引数の名前を表す Symbol の 2 要素です。
組み込みのメソッドでは、仮引数の名前が取れません。

: :req
必須の引数
: :opt
デフォルト値が指定されたオプショナルな引数
: :rest
* で指定された残りすべての引数
: :keyreq
必須のキーワード引数
: :key
デフォルト値が指定されたオプショナルなキーワード引数
: :keyre...

Module#const_set(name, value) -> object (40.0)

モジュールに name で指定された名前の定数を value とい う値として定義し、value を返します。

モジュールに name で指定された名前の定数を value とい
う値として定義し、value を返します。

そのモジュールにおいてすでにその名前の定数が定義されている場合、警
告メッセージが出力されます。

@param name Symbol,String で定数の名前を指定します。
@param value セットしたい値を指定します。

//emlist[例][ruby]{
module Foo; end

# Symbolを指定した場合
Foo.const_set(:FOO, 123)
Foo::FOO # => 123

# Stringを指定した場合
Foo.const_...

絞り込み条件を変える

Module#undef_method(*name) -> self (40.0)

このモジュールのインスタンスメソッド name を未定義にします。

このモジュールのインスタンスメソッド name を未定義にします。

@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 指定したインスタンスメソッドが定義されていない場合に発生します。

=== 「未定義にする」とは
このモジュールのインスタンスに対して name という
メソッドを呼び出すことを禁止するということです。
スーパークラスの定義が継承されるかどうかという点において、
「未定義」は「メソッドの削除」とは区別されます。
以下のコード例を参照してください。

//emlist[例][ruby]{
class A
...

Object#object_id -> Integer (40.0)

各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し てどのような整数が割り当てられるかは不定です。

各オブジェクトに対して一意な整数を返します。あるオブジェクトに対し
てどのような整数が割り当てられるかは不定です。

Rubyでは、(Garbage Collectされていない)アクティブなオブジェクト間で
重複しない整数(object_id)が各オブジェクトにひとつずつ割り当てられています。この
メソッドはその値を返します。

TrueClass, FalseClass, NilClass, Symbol, Integer クラス
のインスタンスなど Immutable(変更不可)なオブジェクトの一部は同じ内容ならば必ず同じ object_id になります。

これは、Immutable ...

Proc#hash -> Integer (40.0)

self のハッシュ値を返します。

self のハッシュ値を返します。



Proc オブジェクトの引数の情報を返します。

Proc オブジェクトが引数を取らなければ空の配列を返します。引数を取る場合は、配列の配列を返し、
各配列の要素は引数の種類に対応した以下のような Symbol と、引数名を表す Symbol の 2 要素です。

//emlist[][ruby]{
prc = proc{|x, y=42, *other|}
p prc.parameters # => x], [:opt, :y], [:rest, :other
prc = lambda{|x, y=42, *other|}
p prc.param...

Proc#parameters -> [object] (40.0)

Proc オブジェクトの引数の情報を返します。

Proc オブジェクトの引数の情報を返します。

Proc オブジェクトが引数を取らなければ空の配列を返します。引数を取る場合は、配列の配列を返し、
各配列の要素は引数の種類に対応した以下のような Symbol と、引数名を表す Symbol の 2 要素です。

: :req
必須の引数
: :opt
デフォルト値が指定されたオプショナルな引数
: :rest
* で指定された残りすべての引数
: :keyreq
必須のキーワード引数
: :key
デフォルト値が指定されたオプショナルなキーワード引数
: :keyrest
** で指定された残りのキーワード引数
: :block...

Regexp#=~(string) -> Integer | nil (40.0)

文字列 string との正規表現マッチを行います。マッチした場合、 マッチした位置のインデックスを返します(先頭は0)。マッチしなかった 場合、あるいは string が nil の場合には nil を返 します。

文字列 string との正規表現マッチを行います。マッチした場合、
マッチした位置のインデックスを返します(先頭は0)。マッチしなかった
場合、あるいは string が nil の場合には nil を返
します。

//emlist[例][ruby]{
p /foo/ =~ "foo" # => 0
p /foo/ =~ "afoo" # => 1
p /foo/ =~ "bar" # => nil
//}

組み込み変数 $~ もしくは Regexp.last_match にマッチに関する情報 MatchData が設定されます。

文字列のかわりにSymbolをマッチさせることが...

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String#%(args) -> String (40.0)

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

printf と同じ規則に従って args をフォーマットします。

args が配列であれば Kernel.#sprintf(self, *args) と同じです。
それ以外の場合は Kernel.#sprintf(self, args) と同じです。

@param args フォーマットする値、もしくはその配列
@return フォーマットされた文字列

//emlist[例][ruby]{
p "i = %d" % 10 # => "i = 10"
p "i = %x" % 10 # => "i = a"
p "i = %o" % 10...

Struct#[](member) -> object (40.0)

構造体のメンバの値を返します。

構造体のメンバの値を返します。

@param member Integer でメンバのインデックスを指定します。
Symbol, String でメンバの名前を指定します。

@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

@raise NameError member が String, Symbol で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
Foo = Struct.new(:foo, :bar)
obj = Foo.new('FOO', 'BAR')
p ...

Struct#[]=(member, value) (40.0)

構造体の member で指定されたメンバの値を value にして value を返します。

構造体の member で指定されたメンバの値を value にして value を返します。

@param member Integer でメンバのインデックスを指定します。
Symbol, String でメンバの名前を指定します。

@param value メンバに設定する値を指定します。

@raise IndexError member が整数で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

@raise NameError member が String, Symbol で存在しないメンバを指定した場合に発生します。

[注意] 本メソッドの記述は ...

BasicObject#__send__(name, *args) -> object (22.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

@param name 呼び出すメソッドの名前。 Symbol または文字列で指定します。
@param args メソッドに渡す任意個の引数

//emlist[例][ruby]{
class Mail
def delete(*args)
"(Mail#delete) - delete " + args.join(',')
end
def send(name, *args)
"(Mail#send) -...

BasicObject#__send__(name, *args) { .... } -> object (22.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

オブジェクトのメソッド name を args を引数にして呼び出し、メソッドの結果を返します。

ブロック付きで呼ばれたときはブロックもそのまま引き渡します。

@param name 呼び出すメソッドの名前。 Symbol または文字列で指定します。
@param args メソッドに渡す任意個の引数

//emlist[例][ruby]{
class Mail
def delete(*args)
"(Mail#delete) - delete " + args.join(',')
end
def send(name, *args)
"(Mail#send) -...

絞り込み条件を変える

BasicObject#method_missing(name, *args) -> object (22.0)

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド を呼び出します。

呼びだされたメソッドが定義されていなかった時、Rubyインタプリタがこのメソッド
を呼び出します。

呼び出しに失敗したメソッドの名前 (Symbol) が name に
その時の引数が第二引数以降に渡されます。

デフォルトではこのメソッドは例外 NoMethodError を発生させます。


@param name 未定義メソッドの名前(シンボル)です。
@param args 未定義メソッドに渡された引数です。
@return ユーザー定義の method_missing メソッドの返り値が未定義メソッドの返り値で
あるかのように見えます。

//emlist[例][ruby]{...

BasicObject#singleton_method_added(name) -> object (22.0)

特異メソッドが追加された時にインタプリタから呼び出されます。

特異メソッドが追加された時にインタプリタから呼び出されます。

通常のメソッドの追加に対するフックには
Module#method_addedを使います。

@param name 追加されたメソッド名が Symbol で渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def singleton_method_added(name)
puts "singleton method \"#{name}\" was added"
end
end

obj = Foo.new
def obj.foo
end

#=> singleton method "fo...

BasicObject#singleton_method_removed(name) -> object (22.0)

特異メソッドが Module#remove_method に より削除された時にインタプリタから呼び出されます。

特異メソッドが Module#remove_method に
より削除された時にインタプリタから呼び出されます。

通常のメソッドの削除に対するフックには
Module#method_removedを使います。

@param name 削除されたメソッド名が Symbol で渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def singleton_method_removed(name)
puts "singleton method \"#{name}\" was removed"
end
end

obj = Foo.new
def obj.f...

BasicObject#singleton_method_undefined(name) -> object (22.0)

特異メソッドが Module#undef_method または undef により未定義にされた時にインタプリタから呼び出されます。

特異メソッドが Module#undef_method または
undef により未定義にされた時にインタプリタから呼び出されます。

通常のメソッドの未定義に対するフックには
Module#method_undefined を使います。

@param name 未定義にされたメソッド名が Symbol で渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def singleton_method_undefined(name)
puts "singleton method \"#{name}\" was undefined"
end
end

obj...

CSV#header_convert {|field, field_info| ... } (22.0)

CSV#convert に似ていますが、ヘッダ行用のメソッドです。

CSV#convert に似ていますが、ヘッダ行用のメソッドです。

このメソッドはヘッダ行を読み込む前に呼び出さなければなりません。

@param name 変換器の名前を指定します。

//emlist[例 name を指定][ruby]{
require "csv"

csv = CSV.new("header1,header2\nrow1_1,row1_2", headers: true)
csv.header_convert(:symbol)
csv.first.headers # => [:header1, :header2]
//}

//emlist[例 ブロックを指定][...

絞り込み条件を変える

CSV#header_convert {|field| ... } (22.0)

CSV#convert に似ていますが、ヘッダ行用のメソッドです。

CSV#convert に似ていますが、ヘッダ行用のメソッドです。

このメソッドはヘッダ行を読み込む前に呼び出さなければなりません。

@param name 変換器の名前を指定します。

//emlist[例 name を指定][ruby]{
require "csv"

csv = CSV.new("header1,header2\nrow1_1,row1_2", headers: true)
csv.header_convert(:symbol)
csv.first.headers # => [:header1, :header2]
//}

//emlist[例 ブロックを指定][...

CSV#header_convert(name) (22.0)

CSV#convert に似ていますが、ヘッダ行用のメソッドです。

CSV#convert に似ていますが、ヘッダ行用のメソッドです。

このメソッドはヘッダ行を読み込む前に呼び出さなければなりません。

@param name 変換器の名前を指定します。

//emlist[例 name を指定][ruby]{
require "csv"

csv = CSV.new("header1,header2\nrow1_1,row1_2", headers: true)
csv.header_convert(:symbol)
csv.first.headers # => [:header1, :header2]
//}

//emlist[例 ブロックを指定][...

CSV#header_converters -> Array (22.0)

現在有効なヘッダ用変換器のリストを返します。

現在有効なヘッダ用変換器のリストを返します。

組込みの変換器は名前を返します。それ以外は、オブジェクトを返します。

//emlist[例][ruby]{
require "csv"

csv = CSV.new("HEADER1,HEADER2\nrow1_1,row1_2", headers: true, header_converters: CSV::HeaderConverters.keys)
csv.header_converters # => [:downcase, :symbol]
csv.read.to_a # => header2], ["row1_1",...

Enumerable#inject(init = self.first) {|result, item| ... } -> object (22.0)

リストのたたみこみ演算を行います。

リストのたたみこみ演算を行います。

最初に初期値 init と self の最初の要素を引数にブロックを実行します。
2 回目以降のループでは、前のブロックの実行結果と
self の次の要素を引数に順次ブロックを実行します。
そうして最後の要素まで繰り返し、最後のブロックの実行結果を返します。

要素が存在しない場合は init を返します。

初期値 init を省略した場合は、
最初に先頭の要素と 2 番目の要素をブロックに渡します。
また要素が 1 つしかなければブロックを実行せずに最初の要素を返します。
要素がなければブロックを実行せずに nil を返します。

@param in...

Enumerable#inject(init, sym) -> object (22.0)

リストのたたみこみ演算を行います。

リストのたたみこみ演算を行います。

最初に初期値 init と self の最初の要素を引数にブロックを実行します。
2 回目以降のループでは、前のブロックの実行結果と
self の次の要素を引数に順次ブロックを実行します。
そうして最後の要素まで繰り返し、最後のブロックの実行結果を返します。

要素が存在しない場合は init を返します。

初期値 init を省略した場合は、
最初に先頭の要素と 2 番目の要素をブロックに渡します。
また要素が 1 つしかなければブロックを実行せずに最初の要素を返します。
要素がなければブロックを実行せずに nil を返します。

@param in...

絞り込み条件を変える

Enumerable#inject(sym) -> object (22.0)

リストのたたみこみ演算を行います。

リストのたたみこみ演算を行います。

最初に初期値 init と self の最初の要素を引数にブロックを実行します。
2 回目以降のループでは、前のブロックの実行結果と
self の次の要素を引数に順次ブロックを実行します。
そうして最後の要素まで繰り返し、最後のブロックの実行結果を返します。

要素が存在しない場合は init を返します。

初期値 init を省略した場合は、
最初に先頭の要素と 2 番目の要素をブロックに渡します。
また要素が 1 つしかなければブロックを実行せずに最初の要素を返します。
要素がなければブロックを実行せずに nil を返します。

@param in...

Enumerable#reduce(init = self.first) {|result, item| ... } -> object (22.0)

リストのたたみこみ演算を行います。

リストのたたみこみ演算を行います。

最初に初期値 init と self の最初の要素を引数にブロックを実行します。
2 回目以降のループでは、前のブロックの実行結果と
self の次の要素を引数に順次ブロックを実行します。
そうして最後の要素まで繰り返し、最後のブロックの実行結果を返します。

要素が存在しない場合は init を返します。

初期値 init を省略した場合は、
最初に先頭の要素と 2 番目の要素をブロックに渡します。
また要素が 1 つしかなければブロックを実行せずに最初の要素を返します。
要素がなければブロックを実行せずに nil を返します。

@param in...

Enumerable#reduce(init, sym) -> object (22.0)

リストのたたみこみ演算を行います。

リストのたたみこみ演算を行います。

最初に初期値 init と self の最初の要素を引数にブロックを実行します。
2 回目以降のループでは、前のブロックの実行結果と
self の次の要素を引数に順次ブロックを実行します。
そうして最後の要素まで繰り返し、最後のブロックの実行結果を返します。

要素が存在しない場合は init を返します。

初期値 init を省略した場合は、
最初に先頭の要素と 2 番目の要素をブロックに渡します。
また要素が 1 つしかなければブロックを実行せずに最初の要素を返します。
要素がなければブロックを実行せずに nil を返します。

@param in...

Enumerable#reduce(sym) -> object (22.0)

リストのたたみこみ演算を行います。

リストのたたみこみ演算を行います。

最初に初期値 init と self の最初の要素を引数にブロックを実行します。
2 回目以降のループでは、前のブロックの実行結果と
self の次の要素を引数に順次ブロックを実行します。
そうして最後の要素まで繰り返し、最後のブロックの実行結果を返します。

要素が存在しない場合は init を返します。

初期値 init を省略した場合は、
最初に先頭の要素と 2 番目の要素をブロックに渡します。
また要素が 1 つしかなければブロックを実行せずに最初の要素を返します。
要素がなければブロックを実行せずに nil を返します。

@param in...

Forwardable#delegate(hash) -> () (22.0)

メソッドの委譲先を設定します。

メソッドの委譲先を設定します。

@param hash 委譲先のメソッドがキー、委譲先のオブジェクトが値の
Hash を指定します。キーは Symbol、
String かその配列で指定します。


例:

require 'forwardable'
class Zap
extend Forwardable
delegate :length => :@str
delegate [:first, :last] => :@arr
def initialize
@arr = %w/fo...

絞り込み条件を変える

Forwardable#instance_delegate(hash) -> () (22.0)

メソッドの委譲先を設定します。

メソッドの委譲先を設定します。

@param hash 委譲先のメソッドがキー、委譲先のオブジェクトが値の
Hash を指定します。キーは Symbol、
String かその配列で指定します。


例:

require 'forwardable'
class Zap
extend Forwardable
delegate :length => :@str
delegate [:first, :last] => :@arr
def initialize
@arr = %w/fo...

IRB::Context#prompt_mode=(mode) (22.0)

プロンプトモードを mode に設定します。

プロンプトモードを mode に設定します。

@param mode プロンプトモードを Symbol で指定します。オリジナルの
プロンプトモードか、:DEFAULT、:CLASSIC、:SIMPLE、:INF_RUBY、
:XMP、:NULL のいずれを指定してください。

@see IRB::Context#prompt_mode, lib:irb#customize_prompt

Matrix#each_with_index(which = :all) -> Enumerator (22.0)

行列の各要素をその位置とともに引数としてブロックを呼び出します。

行列の各要素をその位置とともに引数としてブロックを呼び出します。

which で処理する要素の範囲を指定することができます。
Matrix#each と同じなのでそちらを参照してください。

ブロックを省略した場合、 Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
Matrix[ [1,2], [3,4] ].each_with_index do |e, row, col|
puts "#{e} at #{row}, #{col}"
end
# => 1 at 0, 0
# => 2 at 0, 1
# => 3...

Matrix#each_with_index(which = :all) {|e, row, col| ... } -> self (22.0)

行列の各要素をその位置とともに引数としてブロックを呼び出します。

行列の各要素をその位置とともに引数としてブロックを呼び出します。

which で処理する要素の範囲を指定することができます。
Matrix#each と同じなのでそちらを参照してください。

ブロックを省略した場合、 Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
require 'matrix'
Matrix[ [1,2], [3,4] ].each_with_index do |e, row, col|
puts "#{e} at #{row}, #{col}"
end
# => 1 at 0, 0
# => 2 at 0, 1
# => 3...

Module#attr(*name) -> nil (22.0)

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。


このメソッドで定義されるアクセスメソッドの定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

第 2 引数 が true で指定された場合には、属性の書き込み用メソッド name= も同時に定義されます。
その定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

第 2 引数 に true か false を指定する方法は非推奨です。

@param name St...

絞り込み条件を変える

Module#attr(name, false) -> nil (22.0)

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。


このメソッドで定義されるアクセスメソッドの定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

第 2 引数 が true で指定された場合には、属性の書き込み用メソッド name= も同時に定義されます。
その定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

第 2 引数 に true か false を指定する方法は非推奨です。

@param name St...

Module#attr(name, true) -> nil (22.0)

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。

インスタンス変数読み取りのためのインスタンスメソッド name を定義します。


このメソッドで定義されるアクセスメソッドの定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

第 2 引数 が true で指定された場合には、属性の書き込み用メソッド name= も同時に定義されます。
その定義は次の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

第 2 引数 に true か false を指定する方法は非推奨です。

@param name St...

Module#attr_accessor(*name) -> nil (22.0)

インスタンス変数 name に対する読み取りメソッドと書き込みメソッドの両方を 定義します。

インスタンス変数 name に対する読み取りメソッドと書き込みメソッドの両方を
定義します。


このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
def name=(val)
@name = val
end
//}

@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。

Module#attr_reader(*name) -> nil (22.0)

インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。

インスタンス変数 name の読み取りメソッドを定義します。


このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name
@name
end
//}

@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。

Module#attr_writer(*name) -> nil (22.0)

インスタンス変数 name への書き込みメソッド (name=) を定義します。

インスタンス変数 name への書き込みメソッド (name=) を定義します。


このメソッドで定義されるメソッドの定義は以下の通りです。

//emlist[例][ruby]{
def name=(val)
@name = val
end
//}

@param name String または Symbol を 1 つ以上指定します。

絞り込み条件を変える

Module#autoload(const_name, feature) -> nil (22.0)

定数 const_name を最初に参照した時に feature を Kernel.#require するように設定します。

定数 const_name を最初に参照した時に feature を Kernel.#require するように設定します。

const_name が autoload 設定されていて、まだ定義されてない(ロードされていない)ときは、
autoload する対象を置き換えます。
const_name が(autoloadではなく)既に定義されているときは何もしません。

@param const_name String または Symbol で指定します。
なお、const_name には、"::" 演算子を含めることはできません。
つまり、self の直下に定...

Module#autoload?(const_name) -> String | nil (22.0)

autoload 定数がまだ定義されてない(ロードされていない) ときにそのパス名を返します。 また、ロード済みなら nil を返します。

autoload 定数がまだ定義されてない(ロードされていない) ときにそのパス名を返します。
また、ロード済みなら nil を返します。

@param const_name String または Symbol で指定します。

@see Kernel.#autoload?

//emlist[例][ruby]{
autoload :Date, 'date'

autoload?(:Date) # => "date"
Date
autoload?(:Date) # => nil
autoload?(:Foo) # => nil
//}

Module#class_variable_defined?(name) -> bool (22.0)

name で与えられた名前のクラス変数がモジュールに存在する場合 true を 返します。

name で与えられた名前のクラス変数がモジュールに存在する場合 true を
返します。

@param name Symbol か String を指定します。

//emlist[例][ruby]{
class Fred
@@foo = 99
end
Fred.class_variable_defined?(:@@foo) #=> true
Fred.class_variable_defined?(:@@bar) #=> false
Fred.class_variable_defined?('@@foo') #=> true
Fred.class_variable...

Module#class_variable_get(name) -> object (22.0)

クラス/モジュールに定義されているクラス変数 name の値を返します。

クラス/モジュールに定義されているクラス変数 name の値を返します。

@param name String または Symbol を指定します。

@raise NameError クラス変数 name が定義されていない場合、発生します。

//emlist[例][ruby]{
class Fred
@@foo = 99
end

def Fred.foo
class_variable_get(:@@foo)
end

p Fred.foo #=> 99
//}

Module#class_variable_set(name, val) -> object (22.0)

クラス/モジュールにクラス変数 name を定義して、その値として val をセットします。val を返します。

クラス/モジュールにクラス変数 name を定義して、その値として
val をセットします。val を返します。

@param name String または Symbol を指定します。

//emlist[例][ruby]{
class Fred
@@foo = 99
def foo
@@foo
end
end

def Fred.foo(val)
class_variable_set(:@@foo, val)
end

p Fred.foo(101) # => 101
p Fred.new.foo # => 101
//}

絞り込み条件を変える

Module#const_defined?(name, inherit = true) -> bool (22.0)

モジュールに name で指定される名前の定数が定義されている時真 を返します。

モジュールに name で指定される名前の定数が定義されている時真
を返します。

スーパークラスや include したモジュールで定義された定数を検索対象
にするかどうかは第二引数で制御することができます。

@param name String, Symbol で指定される定数名。

@param inherit false を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義された定数は対象にはなりません。


//emlist[例][ruby]{
module Kernel
FOO = 1
end

# Object は include したモジュ...

Module#const_get(name, inherit = true) -> object (22.0)

name で指定される名前の定数の値を取り出します。

name で指定される名前の定数の値を取り出します。

Module#const_defined? と違って Object を特別扱いすることはありません。

@param name 定数名。String か Symbol で指定します。
完全修飾名を指定しなかった場合はモジュールに定義されている
name で指定される名前の定数の値を取り出します。

@param inherit false を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義された定数は対象にはなりません。

@raise NameError ...

Module#const_missing(name) (22.0)

定義されていない定数を参照したときに Ruby インタプリタが このメソッドを呼びます。

定義されていない定数を参照したときに Ruby インタプリタが
このメソッドを呼びます。

@param name 参照した定数名の Symbol

@raise NameError このメソッドを呼び出した場合、デフォルトで発生する例外


//emlist[例][ruby]{
class Foo
def Foo.const_missing(id)
warn "undefined constant #{id.inspect}"
end

Bar
end
Foo::Bar

# => undefined constant :Bar
# undefined consta...

Module#deprecate_constant(*name) -> self (22.0)

name で指定した定数を deprecate に設定します。 deprecate に設定した定数を参照すると警告メッセージが表示されます。

name で指定した定数を deprecate に設定します。
deprecate に設定した定数を参照すると警告メッセージが表示されます。


@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。

@return self を返します。

//emlist[例][ruby]{
FOO = 123
Object.deprecate_constant(:FOO) # => Object

FOO
# warning: constant ::FOO is deprecated
# =...

Module#instance_method(name) -> UnboundMethod (22.0)

self のインスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

self のインスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

@param name メソッド名を Symbol または String で指定します。

@raise NameError self に存在しないメソッドを指定した場合に発生します。

@see Module#public_instance_method, Object#method

//emlist[例][ruby]{
class Interpreter
def do_a() print "there, "; end
def do_d() print "Hello ";...

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Module#method_added(name) -> () (22.0)

メソッド name が追加された時にインタプリタがこのメソッドを呼び出します。

メソッド name が追加された時にインタプリタがこのメソッドを呼び出します。

特異メソッドの追加に対するフックには
BasicObject#singleton_method_added
を使います。

@param name 追加されたメソッドの名前が Symbol で渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def Foo.method_added(name)
puts "method \"#{name}\" was added"
end

def foo
end
define_method :bar, instance_me...

Module#method_defined?(name, inherit=true) -> bool (22.0)

モジュールにインスタンスメソッド name が定義されており、 かつその可視性が public または protected であるときに true を返します。

モジュールにインスタンスメソッド name が定義されており、
かつその可視性が public または protected であるときに
true を返します。

@param name Symbol か String を指定します。
@param inherit 真を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義されたメソッドも対象になります。

@see Module#public_method_defined?, Module#private_method_defined?, Module#protected_method_defined?

//em...

Module#method_removed(name) -> () (22.0)

メソッドが Module#remove_method により削除 された時にインタプリタがこのメソッドを呼び出します。

メソッドが Module#remove_method により削除
された時にインタプリタがこのメソッドを呼び出します。

特異メソッドの削除に対するフックには
BasicObject#singleton_method_removed
を使います。

@param name 削除されたメソッド名が Symbol で渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def Foo.method_removed(name)
puts "method \"#{name}\" was removed"
end

def foo
end
remove_...

Module#method_undefined(name) -> () (22.0)

このモジュールのインスタンスメソッド name が Module#undef_method によって削除されるか、 undef 文により未定義にされると、インタプリタがこのメソッドを呼び出します。

このモジュールのインスタンスメソッド name が
Module#undef_method によって削除されるか、
undef 文により未定義にされると、インタプリタがこのメソッドを呼び出します。

特異メソッドの削除をフックするには
BasicObject#singleton_method_undefined
を使います。

@param name 削除/未定義にされたメソッド名が Symbol で渡されます。

//emlist[例][ruby]{
class C
def C.method_undefined(name)
puts "method C\##{name} was...

Module#module_function(*name) -> self (22.0)

メソッドをモジュール関数にします。

メソッドをモジュール関数にします。

引数が与えられた時には、
引数で指定されたメソッドをモジュール関数にします。
引数なしのときは今後このモジュール定義文内で
新しく定義されるメソッドをすべてモジュール関数にします。

モジュール関数とは、プライベートメソッドであると同時に
モジュールの特異メソッドでもあるようなメソッドです。
例えば Math モジュールのメソッドはすべてモジュール関数です。

self を返します。

@param name String または Symbol を 0 個以上指定します。

=== 注意
module_function はメソッドに「モジュール関数」とい...

絞り込み条件を変える

Module#private(*name) -> self (22.0)

メソッドを private に設定します。

メソッドを private に設定します。

引数なしのときは今後このクラスまたはモジュール定義内で新規に定義さ
れるメソッドを関数形式でだけ呼び出せるように(private)設定します。

引数が与えられた時には引数によって指定されたメソッドを private に
設定します。

可視性については d:spec/def#limit を参照して下さい。

@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しないメソッド名を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
...

Module#private_class_method(*name) -> self (22.0)

name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の 可視性を private に変更します。

name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の
可視性を private に変更します。

@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。

//emlist[例][ruby]{
module Foo
def self.foo; end
end

Foo.singleton_class.private_method_defined?(:foo) # => false
Foo.private_class_method(:foo) # => Foo
Foo.singleton_class.private_method_define...

Module#private_constant(*name) -> self (22.0)

name で指定した定数の可視性を private に変更します。

name で指定した定数の可視性を private に変更します。

@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。

@return self を返します。

@see Module#public_constant, Object#untrusted?

//emlist[例][ruby]{
module Foo
BAR = 'bar'
class Baz; end
QUX = 'qux'
class Quux; end

private_constan...

Module#private_method_defined?(name, inherit=true) -> bool (22.0)

インスタンスメソッド name がモジュールに定義されており、 しかもその可視性が private であるときに true を返します。 そうでなければ false を返します。

インスタンスメソッド name がモジュールに定義されており、
しかもその可視性が private であるときに true を返します。
そうでなければ false を返します。

@param name Symbol か String を指定します。
@param inherit 真を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義されたメソッドも対象になります。

@see Module#method_defined?, Module#public_method_defined?, Module#protected_method_defined?

//e...

Module#protected(*name) -> self (22.0)

メソッドを protected に設定します。

メソッドを protected に設定します。

引数なしのときは今後このクラスまたはモジュール定義内で新規に定義さ
れるメソッドを protected に設定します。

引数が与えられた時には引数によって指定されたメソッドを protected
に設定します。

可視性については d:spec/def#limit を参照して下さい。

@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しないメソッド名を指定した場合に発生します。


@see Module#protected_method_defined?
...

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Module#protected_method_defined?(name, inherit=true) -> bool (22.0)

インスタンスメソッド name がモジュールに定義されており、 しかもその可視性が protected であるときに true を返します。 そうでなければ false を返します。

インスタンスメソッド name がモジュールに定義されており、
しかもその可視性が protected であるときに true を返します。
そうでなければ false を返します。

@param name Symbol か String を指定します。
@param inherit 真を指定するとスーパークラスや include したモジュールで
定義されたメソッドも対象になります。

@see Module#method_defined?, Module#public_method_defined?, Module#private_method_defined?

//e...

Module#public(*name) -> self (22.0)

メソッドを public に設定します。

メソッドを public に設定します。

引数なしのときは今後このクラスまたはモジュール定義内で新規に定義さ
れるメソッドをどんな形式でも呼び出せるように(public)設定します。

引数が与えられた時には引数によって指定されたメソッドを public に設
定します。

可視性については d:spec/def#limit を参照して下さい。

@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しないメソッド名を指定した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
def foo() 1 en...

Module#public_class_method(*name) -> self (22.0)

name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の 可視性を public に変更します。

name で指定したクラスメソッド (クラスの特異メソッド) の
可視性を public に変更します。

@param name 0 個以上の String または Symbol を指定します。

//emlist[例][ruby]{
class Foo
def self.foo
"foo"
end

private_class_method :foo
end

Foo.foo # NoMethodError: private method `foo' called for Foo:Class

Foo.public_class_method(:foo) # => F...

Module#public_constant(*name) -> self (22.0)

name で指定した定数の可視性を public に変更します。

name で指定した定数の可視性を public に変更します。

@param name 0 個以上の String か Symbol を指定します。

@raise NameError 存在しない定数を指定した場合に発生します。

@return self を返します。

//emlist[例][ruby]{
module SampleModule
class SampleInnerClass
end

# => 非公開クラスであることを明示するために private にする
private_constant :SampleInnerClass
end

begin
...

Module#public_instance_method(name) -> UnboundMethod (22.0)

self の public インスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

self の public インスタンスメソッド name をオブジェクト化した UnboundMethod を返します。

@param name メソッド名を Symbol または String で指定します。

@raise NameError 定義されていないメソッド名や、
protected メソッド名、 private メソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[例][ruby]{
Kernel.public_instance_method(:object_id) #=> #<UnboundMethod: Kernel#object_id>
Ke...

絞り込み条件を変える

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