るりまサーチ (Ruby 2.3.0)

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<< 1 2 3 ... > >>

ACL#allow_addr?(addr) -> bool (4.0)

addr が ACL で許可されているならば真を返します。

addr が ACL で許可されているならば真を返します。

@param addr 判定対象のアドレス

ACL#allow_socket?(soc) -> bool (4.0)

ソケットに関連付けられたアドレスが ACL で許可されているならば 真を返します。

ソケットに関連付けられたアドレスが ACL で許可されているならば
真を返します。

@param soc 判定対象のソケット

ACL#install_list(list) -> () (4.0)

ACL に list で指定したエントリーを追加します。

ACL に list で指定したエントリーを追加します。

require "drb/acl"
acl = ACL.new
acl.install_list(["deny", "192.168.1.45"])

@param list 追加するエントリー

ARGF.class#argv -> Array (4.0)

Object::ARGV を返します。

Object::ARGV を返します。

ARGF が ARGV をどう扱うかについては ARGF を参照してください。

例:

$ ruby argf.rb -v glark.txt

ARGF.argv #=> ["-v", "glark.txt"]

ARGF.class#binmode -> self (4.0)

self をバイナリモードにします。一度バイナリモードになった後は非バイナリ モードに戻る事はできません。

self をバイナリモードにします。一度バイナリモードになった後は非バイナリ
モードに戻る事はできません。

バイナリモード下では以下のように動作します。

* 改行の変換を停止する
* 文字エンコーディングの変換を停止する
* 内容を ASCII-8BIT として扱う

例:
# test1.png - 164B
# test2.png - 128B
# test1.png + test2.png = 292B

# $ ruby test.rb test1.png test2.png

ARGF.binmode
ARGF.read.size # => 29...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#binmode? -> bool (4.0)

ARGF の入力ストリームがバイナリモードなら true を返します。 そうでない場合、false を返します。

ARGF の入力ストリームがバイナリモードなら true を返します。
そうでない場合、false を返します。

バイナリモードにするためには ARGF.class#binmode を使用します。

ARGF.binmode? # => false
ARGF.binmode
ARGF.binmode? # => true

@see IO#binmode?, ARGF.class#binmode

ARGF.class#bytes -> Enumerator (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_byte を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_byte を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

ARGF.class#bytes { |byte| ... } -> self (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_byte を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_byte を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

ARGF.class#chars -> Enumerator (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_char を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_char を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

ARGF.class#chars { |c| ... } -> self (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_char を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_char を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

絞り込み条件を変える

ARGF.class#close -> self (4.0)

現在開いている処理対象のファイルをクローズします。開くファイルが残って いる場合は次のファイルをオープンします。 ただし、標準入力はクローズされません。

現在開いている処理対象のファイルをクローズします。開くファイルが残って
いる場合は次のファイルをオープンします。
ただし、標準入力はクローズされません。

$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar

$ ruby argf.rb foo bar

ARGF.filename # => "foo"
ARGF.close
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.close

@see ARGF.class#closed?

ARGF.class#closed? -> bool (4.0)

現在開いている処理対象のファイルがARGFがcloseされていればtrueを返します。

現在開いている処理対象のファイルがARGFがcloseされていればtrueを返します。

例:
# $ echo "foo" > foo
# $ echo "bar" > bar
# $ ruby argf.rb foo bar

ARGF.filename # => "foo"
ARGF.close
# 複数のファイルを開いているので1度のARGF.closeではまた全てのファイルを閉じていないのでfalseになる
ARGF.closed? # => false
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.close
# 2つ...

ARGF.class#codepoints -> Enumerator (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_codepoint を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_codepoint を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

ARGF.class#codepoints { |c| ... } -> self (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_codepoint を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_codepoint を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

ARGF.class#each(rs = $/) -> Enumerator (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#each(rs = $/) { |line| ... } -> self (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

ARGF.class#each(rs = $/, limit) -> Enumerator (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

ARGF.class#each(rs = $/, limit) { |line| ... } -> self (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

ARGF.class#each_byte -> Enumerator (4.0)

ARGF の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。 ブロック引数byteは0..255のいずれかの整数です。

ARGF の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。
ブロック引数byteは0..255のいずれかの整数です。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在位置の1バイトについてファイル名を得るには
ARGF.class#filename を使用します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成して返しま...

ARGF.class#each_byte { |byte| ...} -> self (4.0)

ARGF の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。 ブロック引数byteは0..255のいずれかの整数です。

ARGF の現在位置から 1 バイトずつ読み込み、それを整数として与え、ブロックを実行します。
ブロック引数byteは0..255のいずれかの整数です。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在位置の1バイトについてファイル名を得るには
ARGF.class#filename を使用します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成して返しま...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#each_char -> Enumerator (4.0)

レシーバに含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

レシーバに含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在位置の1文字についてファイル名を得るには
ARGF.class#filename を使用します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

例:
# $ echo "line1\n" > test1.txt
# $...

ARGF.class#each_char { |c| ... } -> self (4.0)

レシーバに含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

レシーバに含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在位置の1文字についてファイル名を得るには
ARGF.class#filename を使用します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

例:
# $ echo "line1\n" > test1.txt
# $...

ARGF.class#each_codepoint -> Enumerator (4.0)

self の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

self の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。

ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。

例:
# $ echo "line1\n" > test1.txt
# $ echo "line2\n" > test2.txt
# $ ruby test.rb test1.txt test2.txt

# test.rb
ARGF.each_codepoint # => #<Enumerator: ARGF:each_codepoint>
...

ARGF.class#each_codepoint { |c| ... } -> self (4.0)

self の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

self の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。

ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。

例:
# $ echo "line1\n" > test1.txt
# $ echo "line2\n" > test2.txt
# $ ruby test.rb test1.txt test2.txt

# test.rb
ARGF.each_codepoint # => #<Enumerator: ARGF:each_codepoint>
...

ARGF.class#each_line(rs = $/) -> Enumerator (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#each_line(rs = $/) { |line| ... } -> self (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

ARGF.class#each_line(rs = $/, limit) -> Enumerator (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

ARGF.class#each_line(rs = $/, limit) { |line| ... } -> self (4.0)

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら れたブロックを実行します。

ARGFの現在位置から 1 行ずつ文字列として読み込み、それを引数として与えら
れたブロックを実行します。

ブロックが与えられなかった場合は、Enumerator オブジェクトを生成し
て返します。

このメソッドはスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファ
イル名とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオ
ブジェクトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイ
ルの内容を返します。現在の行についてファイル名や行数を得るには
ARGF.class#filename と ARGF.class#lineno を使用します。

...

ARGF.class#eof -> bool (4.0)

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は falseを返します。

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は
falseを返します。

@raise IOError ファイルがopenされていない場合に発生します。

$ echo "eof" | ruby argf.rb

ARGF.eof? # => false
3.times { ARGF.readchar }
ARGF.eof? # => false
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.eof? # =...

ARGF.class#eof? -> bool (4.0)

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は falseを返します。

現在開いているファイルがEOFに達したらtrueを返します。そうでない場合は
falseを返します。

@raise IOError ファイルがopenされていない場合に発生します。

$ echo "eof" | ruby argf.rb

ARGF.eof? # => false
3.times { ARGF.readchar }
ARGF.eof? # => false
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.eof? # =...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#external_encoding -> Encoding (4.0)

ARGF が処理するファイルに対する外部エンコーディングを返します。 デフォルトは Encoding.default_external です。

ARGF が処理するファイルに対する外部エンコーディングを返します。
デフォルトは Encoding.default_external です。

ARGF.class#set_encoding で設定します。

例:

ARGF.external_encoding # => #<Encoding:UTF-8>

@see IO, ARGF.class#internal_encoding

ARGF.class#file -> IO (4.0)

現在開いている処理対象の File オブジェクト(または IO オブジェ クト)を返します。

現在開いている処理対象の File オブジェクト(または IO オブジェ
クト)を返します。

$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar

$ ruby argf.rb foo bar

ARGF.file # => #<File:foo>
ARGF.read(5) # => "foo\nb"
ARGF.file # => #<File:bar>

ARGFが現在開いている処理対象が標準入力の場合、$stdin を返します。

ARGF.class#filename -> String (4.0)

現在開いている処理対象のファイル名を返します。

現在開いている処理対象のファイル名を返します。

標準入力に対しては - を返します。
組み込み変数 $FILENAME と同じです。

$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar
$ echo "glark" > glark

$ ruby argf.rb foo bar glark

ARGF.filename # => "foo"
ARGF.read(5) # => "foo\nb"
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.skip
ARGF.filename # => "glark"

ARGF.class#fileno -> Integer (4.0)

現在オープンしているファイルのファイル記述子を表す整数を返します。

現在オープンしているファイルのファイル記述子を表す整数を返します。

ARGF.fileno # => 3

@raise ArgumentError 現在開いているファイルがない場合に発生します。

ARGF.class#getbyte -> Integer | nil (4.0)

self から 1 バイト(0..255)を読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば nil を返します。

self から 1 バイト(0..255)を読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば nil を返します。

ARGF はスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファイル名
とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオブジェ
クトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイルの内
容を返します。

$ echo "foo" > file1
$ echo "bar" > file2
$ ruby argf.rb file1 file2

ARGF.getbyte # => 102
ARGF.g...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#getc -> String | nil (4.0)

self から 1 文字読み込んで返します。EOF に到達した時には nil を返します。

self から 1 文字読み込んで返します。EOF に到達した時には nil を返します。

ARGF はスクリプトに指定した引数(Object::ARGV を参照) をファイル名
とみなして、それらのファイルを連結した 1 つの仮想ファイルを表すオブジェ
クトです。そのため、最初のファイルを最後まで読んだ後は次のファイルの内
容を返します。

$ echo "foo" > file1
$ echo "bar" > file2
$ ruby argf.rb file1 file2

ARGF.getc # => "f"
ARGF.getc # => "o"
ARGF....

ARGF.class#gets(limit) -> String | nil (4.0)

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は nil を返します。

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は nil を返します。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。

@param limit 最大の読み込みバイト数


例:
# $ echo "line1\nline2\nline3\n\nline4\n" > test.txt
# $ ruby test.rb test.txt

# test.r...

ARGF.class#gets(rs = $/) -> String | nil (4.0)

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は nil を返します。

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は nil を返します。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。

@param limit 最大の読み込みバイト数


例:
# $ echo "line1\nline2\nline3\n\nline4\n" > test.txt
# $ ruby test.rb test.txt

# test.r...

ARGF.class#gets(rs, limit) -> String | nil (4.0)

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は nil を返します。

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は nil を返します。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。

@param limit 最大の読み込みバイト数


例:
# $ echo "line1\nline2\nline3\n\nline4\n" > test.txt
# $ ruby test.rb test.txt

# test.r...

ARGF.class#inplace_mode -> String | nil (4.0)

c:ARGF#inplace で書き換えるファイルのバックアップに付加される拡 張子を返します。拡張子が設定されていない場合は空文字列を返します。イン プレースモードでない場合は nil を返します。

c:ARGF#inplace で書き換えるファイルのバックアップに付加される拡
張子を返します。拡張子が設定されていない場合は空文字列を返します。イン
プレースモードでない場合は nil を返します。

Ruby 起動時の -i オプション や ARGF.class#inplace_mode= で設定します。

例:
# $ echo "test" > test.txt
# $ ruby -i.bak test.rb test.txt
# $ cat test.txt # => "TEST"
# $ cat test.txt.bak # => "test"

# test...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#inplace_mode=(ext) (4.0)

c:ARGF#inplace時にバックアップファイルに付加する拡張子を設定します。 ピリオドも含めて指定する必要があります。

c:ARGF#inplace時にバックアップファイルに付加する拡張子を設定します。
ピリオドも含めて指定する必要があります。

バックアップを残さない場合は空文字列を指定します。
この機能は Windows では使用出来ません。

設定が有効になるのは次のファイルの処理に移った時です。
インプレースモードに入っていない場合はその時点でモードに入ります。

Ruby 起動時の -i オプションで設定することも出来ます。

@param ext インプレースモード時にバックアップファイルに付加する拡張子を
文字列で指定します。
ピリオドも含める必要があ...

ARGF.class#inspect -> String (4.0)

常に文字列 "ARGF" を返します。

常に文字列 "ARGF" を返します。

ARGF.class#internal_encoding -> Encoding | nil (4.0)

ARGF から読み込んだ文字列の内部エンコーディングを返します。 内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

ARGF から読み込んだ文字列の内部エンコーディングを返します。
内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

まだ読み込み処理を始めていない場合は Encoding.default_external を返します。

ARGF.class#set_encoding で設定します。


例:
# $ ruby -Eutf-8 test.rb

# test.rb
ARGF.internal_encoding # => #<Encoding:UTF-8>
ARGF.set_encoding('utf-8','ascii')
ARG...

ARGF.class#lineno -> Integer (4.0)

全引数ファイルを一つのファイルとみなしたときの現在の行番号を返します。 個々の引数ファイル毎の行番号を得るには ARGF.file.lineno とします。

全引数ファイルを一つのファイルとみなしたときの現在の行番号を返します。
個々の引数ファイル毎の行番号を得るには ARGF.file.lineno とします。

この値を書き換えたい場合は ARGF.class#lineno= を使用してください。

ARGF.lineno # => 0
ARGF.readline # => "This is line 1\n"
ARGF.lineno # => 1

@see ARGF.class#lineno=

ARGF.class#lineno=(number) (4.0)

全引数ファイルを一つのファイルとみなしたときの現在の行番号を number に書き換えます。

全引数ファイルを一つのファイルとみなしたときの現在の行番号を number に書き換えます。

この値を読み込みたい場合は ARGF.class#lineno を使用してください。

@param number 更新後の行番号を指定する

ARGF.lineno # => 0
ARGF.readline # => "This is line 1\n"
ARGF.lineno # => 1
ARGF.lineno = 0 # => 0
ARGF.lineno # => 0

@see ARGF.class#lineno

絞り込み条件を変える

ARGF.class#lines(limit) -> Enumerator (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

@see $/, ARGF.class#each_line

ARGF.class#lines(limit) { |line| ... } -> self (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

@see $/, ARGF.class#each_line

ARGF.class#lines(rs = $/) -> Enumerator (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

@see $/, ARGF.class#each_line

ARGF.class#lines(rs = $/) { |line| ... } -> self (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

@see $/, ARGF.class#each_line

ARGF.class#lines(rs, limit) -> Enumerator (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

@see $/, ARGF.class#each_line

絞り込み条件を変える

ARGF.class#lines(rs, limit) { |line| ... } -> self (4.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。 使用すると警告メッセージが表示されます。

このメソッドは obsolete です。
代わりに ARGF.class#each_line を使用してください。
使用すると警告メッセージが表示されます。

@see $/, ARGF.class#each_line

ARGF.class#path -> String (4.0)

現在開いている処理対象のファイル名を返します。

現在開いている処理対象のファイル名を返します。

標準入力に対しては - を返します。
組み込み変数 $FILENAME と同じです。

$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar
$ echo "glark" > glark

$ ruby argf.rb foo bar glark

ARGF.filename # => "foo"
ARGF.read(5) # => "foo\nb"
ARGF.filename # => "bar"
ARGF.skip
ARGF.filename # => "glark"

ARGF.class#pos -> Integer (4.0)

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタの現在の位置をバイト単位 の整数で返します。

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタの現在の位置をバイト単位
の整数で返します。

ARGF.pos # => 0
ARGF.gets # => "This is line one\n"
ARGF.pos # => 17

@see IO#pos, IO#tell, ARGF.class#pos=

ARGF.class#pos=(n) (4.0)

ARGFが開いているファイルのファイルポインタを指定位置に移動します。

ARGFが開いているファイルのファイルポインタを指定位置に移動します。

@param n 先頭からのオフセットをバイト単位の整数で指定します。

ARGF.pos = 17
ARGF.gets # => "This is line two\n"

@see IO#pos=, ARGF.class#pos

ARGF.class#print(*arg) -> nil (4.0)

引数を順に処理対象のファイルに出力します。

引数を順に処理対象のファイルに出力します。

c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。
また $stdout への代入の影響を受けません。
それ以外は Kernel.#print と同じです。

@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。

絞り込み条件を変える

ARGF.class#printf(format, *arg) -> nil (4.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数を 文字列に変換して処理対象のファイルに出力します。

C 言語の printf と同じように、format に従い引数を
文字列に変換して処理対象のファイルに出力します。

c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。
また $stdout への代入の影響を受けません。
それ以外は出力先を指定しない形式の Kernel.#printf と同じです。

@param format フォーマット文字列です。
@param arg フォーマットされる引数です。

ARGF.class#putc(ch) -> object (4.0)

文字 ch を処理対象のファイルに出力します。 ch を返します。

文字 ch を処理対象のファイルに出力します。
ch を返します。

c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。
また $stdout への代入の影響を受けません。
それ以外は Kernel.#putc と同じです。

@param ch 出力する文字を String オブジェクトで指定します。

ARGF.class#puts(*arg) -> nil (4.0)

引数と改行を順番に処理対象のファイルに出力します。 引数がなければ改行のみを出力します。

引数と改行を順番に処理対象のファイルに出力します。
引数がなければ改行のみを出力します。

c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。
また $stdout への代入の影響を受けません。
それ以外は Kernel.#puts と同じです。

@param arg 出力するオブジェクトを任意個指定します。

ARGF.class#read(length = nil, str = nil) -> String | nil (4.0)

ARGVに指定されたファイルを先頭のファイルからlengthバイト読み込み、 その文字列をstrに出力します。読み込んだ文字列を返します。

ARGVに指定されたファイルを先頭のファイルからlengthバイト読み込み、
その文字列をstrに出力します。読み込んだ文字列を返します。

@param length 読み込むバイト数を指定します。nilの場合はARGVのすべてのファ
イルを読み込みます。

@param str 出力先の文字列。内容は上書きされます。

$ echo "small" > small.txt
$ echo "large" > large.txt
$ ruby glark.rb small.txt large.txt

ARGF.read # => "sm...

ARGF.class#read_nonblock(maxlen, outbuf = nil, exception: true) -> String | Symbol | nil (4.0)

処理中のファイルからノンブロッキングモードで最大 maxlen バイト読み込みます。 詳しくは IO#read_nonblock を参照してください。

処理中のファイルからノンブロッキングモードで最大 maxlen バイト読み込みます。
詳しくは IO#read_nonblock を参照してください。

ARGF.class#read などとは違って複数ファイルを同時に読み込むことはありません。

@param maxlen 読み込む長さの上限を整数で指定します。
@param outbuf 読み込んだデータを格納する String オブジェクトを指定します。
@param exception 読み込み時に Errno::EAGAIN、
Errno::EWOULDBLOCK が発生する代わりに
...

絞り込み条件を変える

ARGF.class#readbyte -> Integer (4.0)

自身から 1 バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

自身から 1 バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

@raise EOFError 既に EOF に達している場合に発生します。

$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file

ARGF.readbyte # => 102
ARGF.readbyte # => 111
ARGF.readbyte # => 111
ARGF.readbyte # => 10
ARGF.readbyte # => end of file reached (EOFError)...

ARGF.class#readchar -> String (4.0)

ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に 到達した時には EOFErrorを発生します。

ARGFから 1 文字読み込んで、その文字に対応する String を返します。EOF に
到達した時には EOFErrorを発生します。

@raise EOFError EOFに達した時発生する

$ echo "foo" > file
$ ruby argf.rb file

ARGF.readchar # => "f"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "o"
ARGF.readchar # => "\n"
ARGF.readchar # => end of file reached (EOFEr...

ARGF.class#readline(limit) -> String (4.0)

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。

@param limit 最大の読み込みバイト数

@raise EOFError EOFに達したら発生する

@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets

ARGF.class#readline(rs = $/) -> String (4.0)

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。

@param limit 最大の読み込みバイト数

@raise EOFError EOFに達したら発生する

@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets

ARGF.class#readline(rs, limit) -> String (4.0)

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に は EOFError を発生します。

ARGFの現在位置から一行ずつ文字列として読み込みます。EOF に到達した時に
は EOFError を発生します。

@param rs 行の区切りを文字列で指定します。rs に nil を指定すると行区切
りなしとみなします。空文字列 "" を指定すると連続する改行を行
の区切りとみなします(パラグラフモード)。

@param limit 最大の読み込みバイト数

@raise EOFError EOFに達したら発生する

@see Kernel.#readline, ARGF.class#gets

絞り込み条件を変える

ARGF.class#readlines(limit) -> Array (4.0)

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。

@param rs 行区切り文字

@param limit 最大の読み込みバイト数

lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"

@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines

ARGF.class#readlines(rs = $/) -> Array (4.0)

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。

@param rs 行区切り文字

@param limit 最大の読み込みバイト数

lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"

@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines

ARGF.class#readlines(rs, limit) -> Array (4.0)

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。

@param rs 行区切り文字

@param limit 最大の読み込みバイト数

lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"

@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines

ARGF.class#readpartial(maxlen, outbuf = nil) -> String (4.0)

IO#readpartialを参照。ARGF.class#read などとは違って複数ファ イルを同時に読み込むことはありません。

IO#readpartialを参照。ARGF.class#read などとは違って複数ファ
イルを同時に読み込むことはありません。

@param maxlen 読み込む長さの上限を整数で指定します。
@param outbuf 読み込んだデータを格納する String オブジェクトを指定します。

@see IO#readpartial, ARGF.class#read_nonblock

ARGF.class#rewind -> 0 (4.0)

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタを先頭に戻します。

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタを先頭に戻します。

ARGF.readline # => "This is line one\n"
ARGF.rewind # => 0
ARGF.lineno # => 0
ARGF.readline # => "This is line one\n"

絞り込み条件を変える

ARGF.class#seek(offset, whence = IO::SEEK_SET) -> 0 (4.0)

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタを whence の位置から offset だけ移動させます。 offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタを whence の位置から
offset だけ移動させます。 offset 位置への移動が成功すれば 0 を返します。

@param offset ファイルポインタを移動させるオフセットを整数で指定します。
@param whence IO#seek を参照。

@see IO#seek

ARGF.class#set_encoding(enc_str, options = {}) -> self (4.0)

ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。 次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。

ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。
次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。

外部エンコーディングは ARGF を介して読み込むファイルの、
内部エンコーディングは読み込んだ文字列のエンコーディングです。

詳しくは IO#set_encoding を参照してください。

@param enc_str 外部/内部エンコーディングを"A:B" のようにコロンで
区切って指定します。
@param ext_enc 外部エンコーディングを表す文字列か
Encoding オブジェクトを指定します。
@para...

ARGF.class#set_encoding(ext_enc) -> self (4.0)

ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。 次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。

ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。
次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。

外部エンコーディングは ARGF を介して読み込むファイルの、
内部エンコーディングは読み込んだ文字列のエンコーディングです。

詳しくは IO#set_encoding を参照してください。

@param enc_str 外部/内部エンコーディングを"A:B" のようにコロンで
区切って指定します。
@param ext_enc 外部エンコーディングを表す文字列か
Encoding オブジェクトを指定します。
@para...

ARGF.class#set_encoding(ext_enc, int_enc, options = {}) -> self (4.0)

ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。 次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。

ARGF の外部/内部エンコーディングを設定します。
次以降に処理するファイルにも同じ設定が適用されます。

外部エンコーディングは ARGF を介して読み込むファイルの、
内部エンコーディングは読み込んだ文字列のエンコーディングです。

詳しくは IO#set_encoding を参照してください。

@param enc_str 外部/内部エンコーディングを"A:B" のようにコロンで
区切って指定します。
@param ext_enc 外部エンコーディングを表す文字列か
Encoding オブジェクトを指定します。
@para...

ARGF.class#skip -> self (4.0)

現在開いている処理対象のファイルをクローズします。 次回の読み込みは次の引数が処理対象になります。 self を返します。

現在開いている処理対象のファイルをクローズします。
次回の読み込みは次の引数が処理対象になります。
self を返します。

$ echo "foo" > foo
$ echo "bar" > bar

$ ruby argf.rb foo bar
ARGF.filename # => "foo"
ARGF.skip
ARGF.filename # => "bar"

絞り込み条件を変える

ARGF.class#tell -> Integer (4.0)

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタの現在の位置をバイト単位 の整数で返します。

ARGFが現在開いているファイルのファイルポインタの現在の位置をバイト単位
の整数で返します。

ARGF.pos # => 0
ARGF.gets # => "This is line one\n"
ARGF.pos # => 17

@see IO#pos, IO#tell, ARGF.class#pos=

ARGF.class#to_a(limit) -> Array (4.0)

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。

@param rs 行区切り文字

@param limit 最大の読み込みバイト数

lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"

@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines

ARGF.class#to_a(rs = $/) -> Array (4.0)

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。

@param rs 行区切り文字

@param limit 最大の読み込みバイト数

lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"

@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines

ARGF.class#to_a(rs, limit) -> Array (4.0)

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを すべて読み込んだ配列を返します。

ARGFの各行を配列に読み込んで返します。rsがnilの場合は要素に各ファイルを
すべて読み込んだ配列を返します。

@param rs 行区切り文字

@param limit 最大の読み込みバイト数

lines = ARGF.readlines
lines[0] # => "This is line one\n"

@see $/, Kernel.#readlines, IO#readlines

ARGF.class#to_i -> Integer (4.0)

現在オープンしているファイルのファイル記述子を表す整数を返します。

現在オープンしているファイルのファイル記述子を表す整数を返します。

ARGF.fileno # => 3

@raise ArgumentError 現在開いているファイルがない場合に発生します。

絞り込み条件を変える

ARGF.class#to_io -> IO (4.0)

ARGFが現在開いているファイルのFile、またはIOオブジェクトを 返します。

ARGFが現在開いているファイルのFile、またはIOオブジェクトを
返します。

ARGF.to_io # => #<File:glark.txt>
ARGF.to_io # => #<IO:<STDIN>>

@see ARGF.class#file, ARGF.class#to_write_io

ARGF.class#to_s -> String (4.0)

常に文字列 "ARGF" を返します。

常に文字列 "ARGF" を返します。

ARGF.class#to_write_io -> IO (4.0)

処理対象のファイルへの書き出し用 IO オブジェクトを返します。

処理対象のファイルへの書き出し用 IO オブジェクトを返します。

c:ARGF#inplace時以外は読み込み用の IO オブジェクトを返します。
このため ARGF.class#write などの書き出し用メソッドを呼ぶと IOError が発生します。

ARGF.class#write(str) -> Integer (4.0)

処理対象のファイルに対して str を出力します。 str が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

処理対象のファイルに対して str を出力します。
str が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

c:ARGF#inplace時にのみ使用できます。

@param str 出力する文字列を指定します。

@see ARGF.class#to_write_io

Addrinfo#afamily -> Integer (4.0)

アドレスファミリーを整数で返します。

アドレスファミリーを整数で返します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("localhost", 80).afamily == Socket::AF_INET #=> true

絞り込み条件を変える

Addrinfo#bind -> Socket (4.0)

自身のアドレスにバインドされたソケットを作成します。

自身のアドレスにバインドされたソケットを作成します。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに生成された Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、生成された Socket
オブジェクトが返されます。

require 'socket'

Addrinfo.udp("0.0.0.0", 9981).bind {|s|
s.local_address.connect {|s| s.send "hello", 0 }
p s.recv(10) #=> "hello"
}

Addrinfo#bind {|sock| ... } -> object (4.0)

自身のアドレスにバインドされたソケットを作成します。

自身のアドレスにバインドされたソケットを作成します。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに生成された Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、生成された Socket
オブジェクトが返されます。

require 'socket'

Addrinfo.udp("0.0.0.0", 9981).bind {|s|
s.local_address.connect {|s| s.send "hello", 0 }
p s.recv(10) #=> "hello"
}

Addrinfo#canonname -> String|nil (4.0)

カノニカル名を文字列で返します。

カノニカル名を文字列で返します。

カノニカル名が存在しない場合には nil を返します。

カノニカル名は Addrinfo.getaddrinfo に Socket::AI_CANONINAME
を指定した場合にセットされます。

require 'socket'

list = Addrinfo.getaddrinfo("www.ruby-lang.org", 80, :INET, :STREAM, nil, Socket::AI_CANONNAME)
p list[0] #=> #<Addrinfo: 221.186.184.68:80 TCP carbon.ruby-la...

Addrinfo#connect -> Socket (4.0)

自身のアドレスへソケットを接続します。

自身のアドレスへソケットを接続します。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに接続済み Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、接続済み Socket
オブジェクトが返されます。

Addrinfo#connect {|sock| ... } -> object (4.0)

自身のアドレスへソケットを接続します。

自身のアドレスへソケットを接続します。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに接続済み Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、接続済み Socket
オブジェクトが返されます。

絞り込み条件を変える

Addrinfo#connect_from(host, port) -> Socket (4.0)

引数で指定されたアドレスから 自身のアドレスへソケットを接続します。

引数で指定されたアドレスから
自身のアドレスへソケットを接続します。

接続元のアドレスは Addrinfo#family_addrinfo により生成された
ものが用いられます。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに接続済み Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、接続済みSocket
オブジェクトが返されます。

引数で指定したアドレスはソケット接続のローカル側のアドレスになります。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("www.ruby-lang.org", 80).co...

Addrinfo#connect_from(host, port) {|sock| ... } -> object (4.0)

引数で指定されたアドレスから 自身のアドレスへソケットを接続します。

引数で指定されたアドレスから
自身のアドレスへソケットを接続します。

接続元のアドレスは Addrinfo#family_addrinfo により生成された
ものが用いられます。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに接続済み Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、接続済みSocket
オブジェクトが返されます。

引数で指定したアドレスはソケット接続のローカル側のアドレスになります。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("www.ruby-lang.org", 80).co...

Addrinfo#connect_to(host, port) -> Socket (4.0)

自身のアドレスから指定したホストへソケット接続します。

自身のアドレスから指定したホストへソケット接続します。

接続元のアドレスは Addrinfo#family_addrinfo により生成された
ものが用いられます。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに接続済み Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、接続済み Socket
オブジェクトが返されます。

@param host ホスト(IP アドレスもしくはホスト名)
@param port ポート番号(整数)もしくはサービス名(文字列)

Addrinfo#connect_to(host, port) {|sock| ... } -> object (4.0)

自身のアドレスから指定したホストへソケット接続します。

自身のアドレスから指定したホストへソケット接続します。

接続元のアドレスは Addrinfo#family_addrinfo により生成された
ものが用いられます。

ブロックが渡されたときにはそのブロックに接続済み Socket
オブジェクトが渡されます。ブロックの返り値がメソッドの返り値となります。
ブロックを省略した場合は、接続済み Socket
オブジェクトが返されます。

@param host ホスト(IP アドレスもしくはホスト名)
@param port ポート番号(整数)もしくはサービス名(文字列)

Addrinfo#family_addrinfo(host, port) -> Addrinfo (4.0)

引数から自身に「似た」Addrinfo オブジェクトを生成します。

引数から自身に「似た」Addrinfo オブジェクトを生成します。

「似た」の意味はプロトコルファミリ、ソケットタイプ、プロトコルが
同じことを意味します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("0.0.0.0", 4649).family_addrinfo("www.ruby-lang.org", 80)
#=> #<Addrinfo: 221.186.184.68:80 TCP (www.ruby-lang.org:80)>

Addrinfo.unix("/tmp/sock").family_addrinfo("/tmp/sock2")...

絞り込み条件を変える

Addrinfo#family_addrinfo(path) -> Addrinfo (4.0)

引数から自身に「似た」Addrinfo オブジェクトを生成します。

引数から自身に「似た」Addrinfo オブジェクトを生成します。

「似た」の意味はプロトコルファミリ、ソケットタイプ、プロトコルが
同じことを意味します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("0.0.0.0", 4649).family_addrinfo("www.ruby-lang.org", 80)
#=> #<Addrinfo: 221.186.184.68:80 TCP (www.ruby-lang.org:80)>

Addrinfo.unix("/tmp/sock").family_addrinfo("/tmp/sock2")...

Addrinfo#getnameinfo(flags=0) -> [String, String] (4.0)

ノード名とサービスを文字列の配列で返します。

ノード名とサービスを文字列の配列で返します。

flags には Socket::NI_??? という名前の定数のビット OR を渡します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("127.0.0.1", 80).getnameinfo
#=> ["localhost", "www"]
Addrinfo.tcp("127.0.0.1", 80).getnameinfo(Socket::NI_NUMERICSERV)
#=> ["localhost", "80"]

@param flags フラグ
@raise SocketError getnam...

Addrinfo#inspect_sockaddr -> String (4.0)

アドレスやポート番号などの情報を人間に読める形の文字列で返します。

アドレスやポート番号などの情報を人間に読める形の文字列で返します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("localhost", 80).inspect_sockaddr #=> "127.0.0.1:80"
Addrinfo.tcp("ip6-localhost", 80).inspect_sockaddr #=> "[::1]:80"
Addrinfo.unix("/tmp/sock").inspect_sockaddr #=> "/tmp/sock"

Addrinfo#ip? -> bool (4.0)

アドレスが IP (v4/v6) のものならば true を返します。

アドレスが IP (v4/v6) のものならば true を返します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("127.0.0.1", 80).ip? #=> true
Addrinfo.tcp("::1", 80).ip? #=> true
Addrinfo.unix("/tmp/sock").ip? #=> false

@see Addrinfo#ipv4?, Addrinfo#ipv6?, Addrinfo#unix?

Addrinfo#ip_address -> String (4.0)

IP アドレスを文字列で返します。

IP アドレスを文字列で返します。

require 'socket'

Addrinfo.tcp("127.0.0.1", 80).ip_address #=> "127.0.0.1"
Addrinfo.tcp("::1", 80).ip_address #=> "::1"

@see Addrinfo#ip_port, Addrinfo#ip_unpack

絞り込み条件を変える

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