クエリ:value > バージョン:2.1.0 | るりまサーチ (Ruby 2.1.0)

クラスklassのインスタンスメソッドnameを定義します。

argcはCの関数へ渡される引数の数(と形式)を決めます．

: argcが0以上の時
argcで指定した値がそのメソッドの引数の数になります。
16個以上の引数は使えません，

VALUE func(VALUE self, VALUE arg1, ... VALUE argN)

: argcが-1のとき
引数はCの配列として第二引数に入れて渡されます。
第一引数は配列の要素数です。

VALUE func(int argc, VALUE *argv, VALUE...

VALUE rb_obj_dup(VALUE obj) (655.0)

2.1.0

関数

Object#dup の実体です。

Object#dup の実体です。

Cのソースコード上でオブジェクトの複製を作成して返します。

例：
VALUE
return_copy(VALUE arg)
{
VALUE copy = rb_obj_dup(arg); // 引数で受け取ったオブジェクトを複製し、copyに代入。
return copy;
}

static inline void dvar_asgn(ID id, VALUE value) (649.0)

2.1.0

関数

現在のローカル変数スコープ中に存在するはずのブロックローカル変数 id に value を代入します。

現在のローカル変数スコープ中に存在するはずの
ブロックローカル変数 id に value を代入します。

絞り込み条件を変える

static inline void dvar_asgn_curr(ID id, VALUE value) (649.0)

2.1.0

関数

現在のブロックローカル変数スコープに存在するはずのブロックローカル変数 id に value を代入します。

現在のブロックローカル変数スコープに存在するはずの
ブロックローカル変数 id に value を代入します。

VALUE Data_Make_Struct(VALUE klass, type, RUBY_DATA_FUNC mark, RUBY_DATA_FUNC free, type *svar) (637.0)

2.1.0

マクロ

type 型の構造体をヒープに割り当ててそれへのポインタを svar に代入し、クラス klass のインスタンスである Ruby のオブジェクトを生成し、それを返します。mark free はそれぞれマーク用・解放用の関数へのポインタです。どちらも、必要ないときはかわりに 0 を渡します。

type 型の構造体をヒープに割り当ててそれへのポインタを
svar に代入し、クラス klass のインスタンスである
Ruby のオブジェクトを生成し、それを返します。mark
free はそれぞれマーク用・解放用の関数へのポインタです。
どちらも、必要ないときはかわりに 0 を渡します。

また RUBY_DATA_FUNC の定義は以下のようです。

typedef void (*RUBY_DATA_FUNC)(void *st)

第一引数 st には svar の値が渡されます。

使用例

struct mytype {
int i;
...

VALUE Data_Wrap_Struct(VALUE klass, RUBY_DATA_FUNC mark, RUBY_DATA_FUNC free, void *sval) (637.0)

2.1.0

マクロ

C の構造体 sval をラップして klass クラスのインスタンスである Ruby オブジェクトを生成し、それを返します。 mark、free はそれぞれ sval のマーク用・解放用の関数へのポインタです。どちらも、必要ないときはかわりに 0 を渡します。

C の構造体 sval をラップして klass クラスの
インスタンスである Ruby オブジェクトを生成し、それを返します。
mark、free はそれぞれ sval のマーク用・解放用の
関数へのポインタです。どちらも、必要ないときはかわりに 0 を渡します。

また RUBY_DATA_FUNC の定義は以下のようです。

typedef void (*RUBY_DATA_FUNC)(void *st)

第一引数 st には sval が渡されます。

使用例

struct mytype {
int i;
char *s;
...

VALUE rb_ary_entry(VALUE ary, long offset) (637.0)

2.1.0

関数

ary のインデックス offset の要素を返します。

ary のインデックス offset の要素を返します。

インデックスが範囲を越えるときは Qnil を返します。
負のインデックスも使えます。

対応するRubyコード

ary[offset] または
ary.at(offset)

使用例

VALUE num;
num = rb_ary_entry(ary, offset);
printf("%d\n", FIX2INT(num));

キャストを使った要素の参照方法

VALUE num = RARRAY(ary)->ptr[offset];

VALUE rb_ary_new3(long n, VALUE i0, i1, i2, ...) (619.0)

2.1.0

関数

長さ n で要素に i0 i1 i2 …を格納した Ruby の配列を作成し返します。

長さ n で要素に i0 i1 i2 …を格納した
Ruby の配列を作成し返します。

対応するRubyコード

ary = Array[i0, i1, i2...] または
ary = [i0, i1, i2...]

使用例

VALUE ary;
int i[3] = { 1, 2, 3 };
ary = rb_ary_new3(3, INT2FIX(i[0]), INT2FIX(i[1]), INT2FIX(i[2]));

絞り込み条件を変える

VALUE rb_ary_pop(VALUE ary) (619.0)

2.1.0

関数

配列 ary の末尾の要素をとりのぞき返します。空配列のときは Qnil を返します。

配列 ary の末尾の要素をとりのぞき返します。
空配列のときは Qnil を返します。

対応するRubyコード

val = ary.pop

使用例

last_error = rb_ary_pop(err_ary);
VALUE str = rb_funcall(last_error, rb_intern("to_s"), 0);

VALUE rb_ary_to_s(VALUE ary) (619.0)

2.1.0

関数

ary.to_s

ary.to_s

使用例

void debug_print(VALUE ary)
{
Check_Type(ary, T_ARRAY);
printf("%s", STR2CSTR(rb_ary_to_s(ary)));
}

VALUE rb_funcall(VALUE recv, ID name, int nargs, ...) (619.0)

2.1.0

関数

recv に対してメソッド name を呼びだし、メソッドの返り値を返します。プライベートメソッドも呼びだせます。

recv に対してメソッド name を呼びだし、
メソッドの返り値を返します。プライベートメソッドも
呼びだせます。

メソッドへの引数は第四引数以降にあたえ、その数を nargs
に指定します。それら引数はすべて VALUE でなければ
いけません。

void rb_ary_store(VALUE ary, long idx, VALUE val) (619.0)

2.1.0

関数

配列 ary のインデックス idx に val を格納します。idx が範囲を越えるときは Ruby レベルと同じく自動的にサイズが拡張されます。

配列 ary のインデックス idx に
val を格納します。idx が範囲を越えるときは
Ruby レベルと同じく自動的にサイズが拡張されます。

対応するRubyコード

ary[idx] = val

使用例

VALUE ary;
int idx;
int n[5] = { 1, 2, 3, 4, 5 };
ary = rb_ary_new();
for (idx=0; idx<5; idx++) rb_ary_store(ary, idx, INT2FIX(n[idx]));

VALUE CLASS_OF(VALUE obj) (601.0)

2.1.0

マクロ

obj のクラスを返します。この場合の「クラス」とは C レベルのクラス、つまり RBasic 構造体の klass メンバの値です。また、構造体を持たない Fixnum などに対しても正常に働きます。

obj のクラスを返します。
この場合の「クラス」とは C レベルのクラス、
つまり RBasic 構造体の klass メンバの値です。
また、構造体を持たない Fixnum などに対しても正常に働きます。

絞り込み条件を変える

VALUE rb_Array(VALUE obj) (601.0)

2.1.0

関数

obj が Array でない場合は to_a を使って Array に変換します。

obj が Array でない場合は to_a を使って
Array に変換します。

VALUE rb_Float(VALUE val) (601.0)

2.1.0

関数

VALUE rb_Integer(VALUE obj) (601.0)

2.1.0

関数

obj が Ruby の整数でない場合は to_i を使って Integer に変換します。

obj が Ruby の整数でない場合は to_i を使って
Integer に変換します。

VALUE rb_String(VALUE val) (601.0)

2.1.0

関数

Kernel.#String の実体です。 val を文字列に変換します。

Kernel.#String の実体です。
val を文字列に変換します。

VALUE rb_any_to_s(VALUE obj) (601.0)

2.1.0

関数

Object#to_s の実体です。

絞り込み条件を変える

VALUE rb_ary_clear(VALUE ary) (601.0)

2.1.0

関数

ary.clear

VALUE rb_ary_shift(VALUE ary) (601.0)

2.1.0

関数

配列 ary の先頭の要素を取り除き返します。空配列のときは Qnil を返します。

配列 ary の先頭の要素を取り除き返します。
空配列のときは Qnil を返します。

対応するRubyコード

val = ary.shift

VALUE rb_ary_sort(VALUE ary) (601.0)

2.1.0

関数

ary.sort

VALUE rb_big2str0(VALUE x, int base, int trim) (601.0)

2.1.0

関数

この関数は deprecated です。内部関数になりました。

VALUE rb_big2ulong_pack(VALUE x) (601.0)

2.1.0

関数

この関数は deprecated です。rb_integer_pack を使用してください。

絞り込み条件を変える

VALUE rb_call_super(int argc, const VALUE *argv) (601.0)

2.1.0

関数

Rubyレベルでの super です。現在評価中のメソッドのスーパークラスのメソッドを呼び出します。

Rubyレベルでの super です。
現在評価中のメソッドのスーパークラスのメソッドを呼び出します。

VALUE rb_check_convert_type(VALUE val, int type, const char *tname, const char *method) (601.0)

2.1.0

関数

val.method を実行してクラス tname のインスタンスを返します。 val がメソッド method を持たなければ nil を返します。

val.method を実行してクラス tname のインスタンスを返します。
val がメソッド method を持たなければ nil を返します。

type は、T_ARRAY, T_STRING などの構造体を表す ID です。
method の結果の型が type でなければ例外 TypeError が発生します。

VALUE rb_class_boot(VALUE super) (601.0)

2.1.0

関数

スーパークラスを super とするクラスオブジェクトを作成し、返します。

VALUE rb_class_new(VALUE super) (601.0)

2.1.0

関数

super をスーパークラスとして新しいクラスオブジェクトを生成し、返します。

super をスーパークラスとして
新しいクラスオブジェクトを生成し、返します。

VALUE rb_class_path(VALUE klass) (601.0)

2.1.0

関数

klass の名前を返します．klassが無名クラス、無名モジュールの場合 #<Class 0xXXXX>, #<Module 0xXXXX> の形式で返します。

klass の名前を返します．klassが無名クラス、無名モジュー
ルの場合 #<Class 0xXXXX>, #<Module 0xXXXX> の形式で返します。

Module#to_s の定義は

rb_str_dup(rb_class_path(klass));

です。

絞り込み条件を変える

VALUE rb_class_real(VALUE cl) (601.0)

2.1.0

関数

特異クラスや化身クラス (T_ICLASS) を飛ばして cl のスーパークラスを辿り、Ruby レベルに露出してもよいクラスを返します。

特異クラスや化身クラス (T_ICLASS) を飛ばして cl の
スーパークラスを辿り、Ruby レベルに露出してもよいクラスを返します。

例:
rb_class_real(RBASIC(klass)->super)

rb_obj_class(obj) は、obj のクラスを返す汎用の関数(Object#type と
同じ)だが、obj が Qtrue などでない RBasic 構造のものであることが
わかっているなら

rb_class_real(RBASIC(obj)->klass)

でも良い。(が、やはり rb_obj_class(obj) を使う方が無難だろう)...

VALUE rb_const_get(VALUE klass, ID name) (601.0)

2.1.0

関数

定数 klass::name の値を取得します。

VALUE rb_const_get_at(VALUE klass, ID name) (601.0)

2.1.0

関数

クラス klass で定義された定数 name の値を取得します (祖先や外のクラスは調べない)。

クラス klass で定義された定数 name の値を取得します
(祖先や外のクラスは調べない)。

VALUE rb_convert_type(VALUE val, int type, const char *tname, const char *method) (601.0)

2.1.0

関数

オブジェクト val をクラス type のインスタンスに変換します。変換には、val.method の戻り値が使われます。

オブジェクト val をクラス type のインスタンスに変換します。
変換には、val.method の戻り値が使われます。

val がもともと type クラスのインスタンスなら val を
そのまま返します。

VALUE rb_cv_get(VALUE klass, char *name) (601.0)

2.1.0

関数

klass のクラス変数 name の値を取得します。

klass のクラス変数 name の値を
取得します。

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static VALUE rb_cont_call(int argc, VALUE *argv, VALUE cont) (901.0)

static VALUE rb_f_array(VALUE obj, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_f_catch(VALUE dmy, VALUE tag) (901.0)

static VALUE rb_f_eval(int argc, VALUE *argv, VALUE self) (901.0)

static VALUE rb_f_exit(int argc, VALUE *argv, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_f_float(VALUE obj, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_f_hash(VALUE obj, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_f_integer(VALUE obj, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_f_missing(int argc, VALUE *argv, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_f_send(int argc, VALUE *argv, VALUE recv) (901.0)

static VALUE rb_f_string(VALUE obj, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_append_features(VALUE module, VALUE include) (901.0)

static VALUE rb_mod_attr(int argc, VALUE *argv, VALUE klass) (901.0)

static VALUE rb_mod_attr_accessor(int argc, VALUE *argv, VALUE klass) (901.0)

static VALUE rb_mod_attr_reader(int argc, VALUE *argv, VALUE klass) (901.0)

static VALUE rb_mod_attr_writer(int argc, VALUE *argv, VALUE klass) (901.0)

static VALUE rb_mod_cmp(VALUE mod, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_const_defined(VALUE mod, VALUE name) (901.0)

static VALUE rb_mod_const_get(VALUE mod, VALUE name) (901.0)

static VALUE rb_mod_define_method(int argc, VALUE *argv, VALUE mod) (901.0)

static VALUE rb_mod_eqq(VALUE mod, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_extend_object(VALUE mod, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_mod_ge(VALUE mod, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_gt(VALUE mod, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_include(int argc, VALUE *argv, VALUE module) (901.0)

static VALUE rb_mod_le(VALUE mod, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_lt(VALUE mod, VALUE arg) (901.0)

static VALUE rb_mod_method(VALUE mod, VALUE vid) (901.0)

static VALUE rb_mod_method_defined(VALUE mod, VALUE mid) (901.0)

static VALUE rb_mod_modfunc(int argc, VALUE *argv, VALUE module) (901.0)

static VALUE rb_mod_private(int argc, VALUE *argv, VALUE module) (901.0)

static VALUE rb_mod_private_method(int argc, VALUE *argv, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_mod_protected(int argc, VALUE *argv, VALUE module) (901.0)

static VALUE rb_mod_public(int argc, VALUE *argv, VALUE module) (901.0)

static VALUE rb_mod_public_method(int argc, VALUE *argv, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_mod_remove_method(VALUE mod, VALUE name) (901.0)

static VALUE rb_mod_undef_method(VALUE mod, VALUE name) (901.0)

static VALUE rb_obj_equal(VALUE obj1, VALUE obj2) (901.0)

static VALUE rb_obj_extend(int argc, VALUE *argv, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_obj_method(VALUE obj, VALUE vid) (901.0)

static VALUE rb_obj_respond_to(int argc, VALUE *argv, VALUE obj) (901.0)

static VALUE rb_thread_abort_exc_set(VALUE thread, VALUE val) (901.0)

static VALUE rb_thread_aref(VALUE thread, VALUE id) (901.0)

static VALUE rb_thread_critical_set(VALUE obj, VALUE val) (901.0)

static VALUE rb_thread_initialize(VALUE thread, VALUE args) (901.0)

static VALUE rb_thread_join_m(int argc, VALUE *argv, VALUE thread) (901.0)

static VALUE rb_thread_key_p(VALUE thread, VALUE id) (901.0)

static VALUE rb_thread_priority_set(VALUE thread, VALUE prio) (901.0)

static VALUE rb_thread_raise_m(int argc, VALUE *argv, VALUE thread) (901.0)

static VALUE rb_thread_s_abort_exc_set(VALUE self, VALUE val) (901.0)

static VALUE rb_thread_s_kill(VALUE obj, VALUE th) (901.0)

static VALUE rb_thread_s_new(int argc, VALUE *argv, VALUE klass) (901.0)

static VALUE rb_thread_start(VALUE klass, VALUE args) (901.0)

static VALUE rb_undefined(VALUE obj, ID id, int argc, VALUE *argv, int call_status) (901.0)

static VALUE rm_final(VALUE os, VALUE proc) (901.0)

static VALUE set_trace_func(VALUE obj, VALUE trace) (901.0)

static VALUE thgroup_add(VALUE group, VALUE thread) (901.0)

static VALUE umcall(VALUE args, VALUE method) (901.0)

static VALUE umethod_bind(VALUE method, VALUE recv) (901.0)

static VALUE umethod_call(int argc, VALUE *argv, VALUE method) (901.0)

static VALUE undefine_final(VALUE os, VALUE obj) (901.0)

static VALUE yield_under(VALUE under, VALUE self) (901.0)

static int cv_i(ID key, VALUE value, VALUE ary) (901.0)

static int inspect_i(ID id, VALUE value, VALUE str) (901.0)

static int mark_hashentry(VALUE key, VALUE value) (901.0)

static int thread_keys_i(ID key, VALUE value, VALUE ary) (901.0)

void rb_define_hooked_variable(const char *name, VALUE *var, VALUE (*getter)(), VALUE (*setter)()) (901.0)

void rb_define_method(VALUE klass, const char *name, VALUE(*func)(), int argc) (781.0)

VALUE rb_obj_dup(VALUE obj) (655.0)

static inline void dvar_asgn(ID id, VALUE value) (649.0)

static inline void dvar_asgn_curr(ID id, VALUE value) (649.0)

void rb_define_hooked_variable(const char name, VALUE var, VALUE (getter)(), VALUE (setter)()) (901.0)

void rb_define_method(VALUE klass, const char name, VALUE(func)(), int argc) (781.0)

VALUE rb_check_convert_type(VALUE val, int type, const char tname, const char method) (601.0)

VALUE rb_convert_type(VALUE val, int type, const char tname, const char method) (601.0)