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-
Rational
# fdiv(other) -> Float (81484.0) -
self を other で割った商を Float で返します。 other に虚数を指定することは出来ません。
self を other で割った商を Float で返します。
other に虚数を指定することは出来ません。
@param other 自身を割る数
//emlist[例][ruby]{
Rational(2, 3).fdiv(1) # => 0.6666666666666666
Rational(2, 3).fdiv(0.5) # => 1.3333333333333333
Rational(2).fdiv(3) # => 0.6666666666666666
Rational(1).fdiv(Complex(1, 0)) # => 1.0
Rational(1)... -
Numeric
# quo(other) -> Rational | Float | Complex (358.0) -
self を other で割った商を返します。 整商を得たい場合は Numeric#div を使ってください。
self を other で割った商を返します。
整商を得たい場合は Numeric#div を使ってください。
Numeric#fdiv が結果を Float で返すメソッドなのに対して quo はなるべく正確な数値を返すことを意図しています。
具体的には有理数の範囲に収まる計算では Rational の値を返します。
Float や Complex が関わるときはそれらのクラスになります。
Numeric のサブクラスは、このメソッドを適切に再定義しなければなりません。
@param other 自身を割る数を指定します。
//emlist[例][ruby]{
1.quo(3)... -
Numeric (181.0)
-
数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス は Numeric のサブクラスとして実装されています。
数値を表す抽象クラスです。Integer や Float などの数値クラス
は Numeric のサブクラスとして実装されています。
演算や比較を行うメソッド(+, -, *, /, <=>)は Numeric のサブクラスで定義されま
す。Numeric で定義されているメソッドは、サブクラスで提供されているメソッド
(+, -, *, /, %) を利用して定義されるものがほとんどです。
つまり Numeric で定義されているメソッドは、Numeric のサブクラスとして新たに数値クラスを定義した時に、
演算メソッド(+, -, *, /, %, <=>, coerce)だけを定義すれ... -
Integer
# / (other) -> Numeric (55.0) -
除算の算術演算子。
除算の算術演算子。
other が Integer の場合、整商(整数の商)を Integer で返します。
普通の商(剰余を考えない商)を越えない最大の整数をもって整商とします。
other が Float、Rational、Complex の場合、普通の商を other と
同じクラスのインスタンスで返します。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果
//emlist[例][ruby]{
7 / 2 # => 3
7 / -2 # => -4
7 / 2.0 # => 3.5
7 / Rational(2, 1) # => (7/2)
7... -
Integer
# div(other) -> Integer (37.0) -
整商(整数の商)を返します。 普通の商(剰余を考えない商)を越えない最大の整数をもって整商とします。
整商(整数の商)を返します。
普通の商(剰余を考えない商)を越えない最大の整数をもって整商とします。
other が Integer オブジェクトの場合、Integer#/ の結果と一致します。
div に対応する剰余メソッドは modulo です。
@param other 二項演算の右側の引数(対象)
@return 計算結果
//emlist[例][ruby]{
7.div(2) # => 3
7.div(-2) # => -4
7.div(2.0) # => 3
7.div(Rational(2, 1)) # => 3
begin
2.div(0)
rescue => ...