モジュール
- Kernel (47)
キーワード
-
$ -0 (1) -
$ -F (1) -
$ -I (1) -
$ -K (1) -
$ -W (1) -
$ -a (1) -
$ -d (1) -
$ -i (1) -
$ -l (1) -
$ -p (1) -
$ -v (1) -
$ -w (1) -
$ / (1) -
$ : (1) -
$ ; (1) -
$ > (1) -
$ CHILD _ STATUS (1) -
$ DEBUG (1) -
$ DEFAULT _ INPUT (1) -
$ DEFAULT _ OUTPUT (1) -
$ FIELD _ SEPARATOR (1) -
$ FS (1) -
$ INPUT _ RECORD _ SEPARATOR (1) -
$ KCODE (1) -
$ LAST _ MATCH _ INFO (1) -
$ LAST _ READ _ LINE (1) -
$ LDFLAGS (1) -
$ LOADED _ FEATURES (1) -
$ LOAD _ PATH (1) -
$ OUTPUT _ FIELD _ SEPARATOR (1) -
$ OUTPUT _ RECORD _ SEPARATOR (1) -
$ PID (1) -
$ PROCESS _ ID (1) -
$ RS (1) -
$ VERBOSE (1) -
$ archdir (1) -
$ defs (1) -
$ hdrdir (1) -
$ libdir (1) -
$ sitearchdir (1) -
$ sitelibdir (1) -
$ srcdir (1) -
$ stderr (1) -
$ stdin (1) -
$ stdout (1) -
$ topdir (1) -
$ ~ (1)
検索結果
先頭5件
-
Kernel
$ $ -d -> bool (18343.0) -
この値が真のときはインタプリタがデバッグモードになります。
この値が真のときはインタプリタがデバッグモードになります。
コマンドラインオプション -d でセットされます。
スクリプトから代入することもできます。
デバッグモードでは、通常モードに比べて以下の違いがあります。
* 通常時はいずれかのスレッドが例外によって終了しても
他のスレッドは実行を続けますが、デバッグモードでは
いずれかのスレッドが例外によって終了した時に
インタプリタ全体が中断されるようになります。
Thread.abort_on_exception を
true にセットするのと同じ効果です。
* Thread.abort_on_excep... -
Kernel
$ $ DEBUG -> bool (18343.0) -
この値が真のときはインタプリタがデバッグモードになります。
この値が真のときはインタプリタがデバッグモードになります。
コマンドラインオプション -d でセットされます。
スクリプトから代入することもできます。
デバッグモードでは、通常モードに比べて以下の違いがあります。
* 通常時はいずれかのスレッドが例外によって終了しても
他のスレッドは実行を続けますが、デバッグモードでは
いずれかのスレッドが例外によって終了した時に
インタプリタ全体が中断されるようになります。
Thread.abort_on_exception を
true にセットするのと同じ効果です。
* Thread.abort_on_excep... -
Kernel
$ $ CHILD _ STATUS -> Process :: Status | nil (18304.0) -
$? の別名
$? の別名
require "English"
out = `wget https://www.ruby-lang.org/en/about/license.txt -O - 2>/dev/null`
if $CHILD_STATUS.to_i == 0
print "wget success\n"
out.split(/\n/).each { |line|
printf "%s\n", line
}
else
print "wget failed\n"
end -
Kernel
$ $ DEFAULT _ INPUT -> IO (18304.0) -
$< の別名
$< の別名
require "English"
while line = $DEFAULT_INPUT.gets
p line
end
# end of sample.rb
ruby sample.rb < /etc/passwd
# => "hoge:x:500:501::/home/hoge:/bin/bash\n"
... -
Kernel
$ $ DEFAULT _ OUTPUT -> IO (18304.0) -
$> の別名
$> の別名
require "English"
dout = $DEFAULT_OUTPUT.dup
$DEFAULT_OUTPUT.reopen("out.txt", "w")
print "foo"
$DEFAULT_OUTPUT.close
$DEFAULT_OUTPUT = dout
p "bar" # => bar
p File.read("out.txt") #=> foo -
Kernel
$ $ FIELD _ SEPARATOR -> String | nil (18304.0) -
$; の別名
$; の別名
require "English"
str = "hoge,fuga,ugo,bar,foo"
p str.split #=> ["hoge,fuga,ugo,bar,foo"]
$FIELD_SEPARATOR = ","
p str.split #=> ["hoge", "fuga", "ugo", "bar", "foo"] -
Kernel
$ $ INPUT _ RECORD _ SEPARATOR -> String | nil (18304.0) -
$/ の別名
$/ の別名
require "English"
$INPUT_RECORD_SEPARATOR = '|'
array = []
while line = DATA.gets
array << line
end
p array #=> ["ugo|", "ego|", "fogo\n"]
__END__
ugo|ego|fogo -
Kernel
$ $ LAST _ READ _ LINE -> String | nil (18304.0) -
$_ の別名
$_ の別名
1 e
2 f
3 g
4 h
5 i
# end of a.txt
ruby -rEnglish -ne'p $LAST_READ_LINE' a.txt
#=>
"1 e\n"
"2 f\n"
"3 g\n"
"4 h\n"
"5 i\n" -
Kernel
$ $ LDFLAGS -> String (18304.0) -
拡張ライブラリをリンクするときのリンカのオプション、 ライブラリファイルのディレクトリを指定する文字列です。
拡張ライブラリをリンクするときのリンカのオプション、
ライブラリファイルのディレクトリを指定する文字列です。
Kernel#find_library または Kernel#dir_config
の検査が成功すると、$LDFLAGS の値に "-Ldir" を追加します。 -
Kernel
$ $ PID -> Integer (18304.0) -
$$ の別名
$$ の別名
require "English"
p sprintf("something%s", $PID) #=> "something5543" など -
Kernel
$ $ PROCESS _ ID -> Integer (18304.0) -
$$ の別名
$$ の別名
require "English"
p sprintf("something%s", $PID) #=> "something5543" など -
Kernel
$ $ archdir -> String (18304.0) -
マシン固有のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。
マシン固有のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。 -
Kernel
$ $ defs -> [String] (18304.0) -
拡張ライブラリをコンパイルするときのマクロ定義を指定する配列です。
拡張ライブラリをコンパイルするときのマクロ定義を指定する配列です。
この変数の値は、例えば
["-DHAVE_FUNC", "-DHAVE_HEADER_H"]
のような形式の配列です。
Kernel#have_func または Kernel#have_header
を呼び出すと、その検査結果が $defs に追加されます。
Kernel#create_header
はこの変数の値を参照してヘッダファイルを生成します。 -
Kernel
$ $ hdrdir -> String (18304.0) -
Ruby のヘッダファイル ruby.h が存在するディレクトリです。 通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。
Ruby のヘッダファイル ruby.h が存在するディレクトリです。
通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。 -
Kernel
$ $ libdir -> String (18304.0) -
Ruby のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン" です。
Ruby のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/バージョン" です。 -
Kernel
$ $ sitearchdir -> String (18304.0) -
サイト固有でかつマシン固有のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン/arch" です。
サイト固有でかつマシン固有のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン/arch" です。 -
Kernel
$ $ sitelibdir -> String (18304.0) -
サイト固有のライブラリを置くディレクトリです。 通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン" です。
サイト固有のライブラリを置くディレクトリです。
通常は "/usr/local/lib/ruby/site_ruby/バージョン" です。 -
Kernel
$ $ srcdir -> String (18304.0) -
Ruby インタプリタを make したときのソースディレクトリです。
Ruby インタプリタを make したときのソースディレクトリです。 -
Kernel
$ $ stderr -> object (18304.0) -
標準エラー出力です。
標準エラー出力です。
Ruby インタプリタが出力するエラーメッセージや
警告メッセージ、Kernel.#warn の出力先となります。
初期値は Object::STDERR です。
$stderr に代入するオブジェクトには
write という名前のメソッドが定義されていなければいけません。
自プロセスの標準エラー出力をリダイレクトしたいときには、
$stderr に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準エラー出力の出力先を /tmp/foo に変更
$stderr = File.open("/tmp/foo", "w")
puts "foo" ... -
Kernel
$ $ stdin -> object (18304.0) -
標準入力です。
標準入力です。
自プロセスの標準入力をリダイレクトしたいときは
$stdin に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準入力の入力元 /tmp/foo に変更
$stdin = File.open("/tmp/foo", "r")
gets # 入力する
$stdin = STDIN # 元に戻す
//}
ただし、Kernel.#gets など、特定の組み込みメソッドは
$stdin オブジェクトにメソッドを転送して実装されています。
従って、Kernel.#gets などが正しく動作するには、
$stdin オブジェクトに... -
Kernel
$ $ topdir -> String (18304.0) -
拡張ライブラリを make するためのヘッダファイル、 ライブラリ等が存在するディレクトリです。 通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。
拡張ライブラリを make するためのヘッダファイル、
ライブラリ等が存在するディレクトリです。
通常は $archdir と同じで、"/usr/local/lib/ruby/バージョン/arch" です。 -
Kernel
$ $ LOAD _ PATH -> [String] (9394.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、
環境変数 RUBYLIB の値、
コンパイル時に指定したデフォルト値
をこの順番で含みます。
以下に典型的な UNIX システム上でのロードパスを示します。
-I で指定したパス
環境変数 RUBYLIB の値
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/VERSION サイト固有、バージョン依... -
Kernel
$ $ KCODE -> object (9322.0) -
通常のグローバル変数です。
...通常のグローバル変数です。
Ruby 2.7 以前は特殊変数でしたが、Ruby 3.0 から通常のグローバル変数になりました。
任意のオブジェクトを代入して nil 以外の値に設定できます。
@see spec/rubycmd... -
Kernel
$ $ stdout -> object (9322.0) -
標準出力です。
標準出力です。
組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のファイルを表します。
$stdout に代入するオブジェクトには
write という名前のメソッドが定義されていなければいけません。
自プロセスの標準出力をリダイレクトしたいときには、
以下のように $stdout に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準出力の出力先を /tmp/... -
Kernel
$ $ LOADED _ FEATURES -> [String] (9304.0) -
Kernel.#require でロードされたファイル名を含む配列です。
Kernel.#require でロードされたファイル名を含む配列です。
Kernel.#require で同じファイルを
複数回ロードしないようにするためのロックとして使われます。
この変数はグローバルスコープです。 -
Kernel
$ $ OUTPUT _ FIELD _ SEPARATOR -> String | nil (9304.0) -
$, の別名
$, の別名
require "English"
array = %w|hoge fuga ugo bar foo|
p array.join #=> "hogefugaugobarfoo"
$OUTPUT_FIELD_SEPARATOR = ","
p array.join #=> "hoge,fuga,ugo,bar,foo" -
Kernel
$ $ OUTPUT _ RECORD _ SEPARATOR -> String | nil (9304.0) -
$\ の別名
$\ の別名
require "English"
print "hoge\nhuga\n"
$OUTPUT_RECORD_SEPARATOR = "\n"
print "fuge"
print "ugo"
# end of sample.rb
ruby sample.rb
hoge
huga
fuge
ugo -
Kernel
$ $ FS -> String | nil (9004.0) -
$; の別名
$; の別名
require "English"
str = "hoge,fuga,ugo,bar,foo"
p str.split #=> ["hoge,fuga,ugo,bar,foo"]
$FIELD_SEPARATOR = ","
p str.split #=> ["hoge", "fuga", "ugo", "bar", "foo"] -
Kernel
$ $ RS -> String | nil (9004.0) -
$/ の別名
$/ の別名
require "English"
$INPUT_RECORD_SEPARATOR = '|'
array = []
while line = DATA.gets
array << line
end
p array #=> ["ugo|", "ego|", "fogo\n"]
__END__
ugo|ego|fogo -
Kernel
$ $ LAST _ MATCH _ INFO -> MatchData | nil (304.0) -
$~ の別名
$~ の別名
require "English"
str = "<a href=https://www.ruby-lang.org/en/about/license.txt>license</a>"
if /<a href=(.+?)>/ =~ str
p $LAST_MATCH_INFO[0] #=> "<a href=https://www.ruby-lang.org/en/about/license.txt>"
p $LAST_MATCH_INFO[1] #=> "https://www.ruby-lang.org/en/about/license.t... -
Kernel
$ $ ~ -> MatchData | nil (304.0) -
現在のスコープで最後に成功したマッチに関する MatchDataオブジェクトです。 Regexp.last_match の別名です。
現在のスコープで最後に成功したマッチに関する MatchDataオブジェクトです。
Regexp.last_match の別名です。
このデータから n 番目のマッチ ($n) を取り出すためには $~[n] を使います。
この値に代入すると Regexp.last_match や、 $&, $1, $2, ... などの関連する組み込み変数の値が変化します。
MatchData オブジェクトでも nil でもない値を代入しようとすると TypeError が発生します。
この変数はローカルスコープかつスレッドローカルです。
Ruby起動時の初期値は nil です。
//emlist... -
Kernel
$ $ -I -> [String] (94.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、
環境変数 RUBYLIB の値、
コンパイル時に指定したデフォルト値
をこの順番で含みます。
以下に典型的な UNIX システム上でのロードパスを示します。
-I で指定したパス
環境変数 RUBYLIB の値
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/VERSION サイト固有、バージョン依... -
Kernel
$ $ : -> [String] (94.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、
環境変数 RUBYLIB の値、
コンパイル時に指定したデフォルト値
をこの順番で含みます。
以下に典型的な UNIX システム上でのロードパスを示します。
-I で指定したパス
環境変数 RUBYLIB の値
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/VERSION サイト固有、バージョン依... -
Kernel
$ $ -0 -> String | nil (22.0) -
入力レコード区切りを表す文字列です。 awk の RS 変数のように働きます。
入力レコード区切りを表す文字列です。
awk の RS 変数のように働きます。
Kernel.#gets のような「行」単位の読み込みメソッドが「行」の区切りとして使用します。
Rubyがコマンドオプション -0 付きで起動されたときには -0 で指定された値が既定値となります。そうでないとき、既定値は "\n" です。
この変数に nil を設定すると読み込みメソッドはファイル全体を一度に読み込みます。
空文字列 "" を設定するとパラグラフモードとみなされ、
2 つ以上連続した改行が「行」の区切りになります。
$/ には正規表現は使えません。
この変数はグローバルスコープです。
... -
Kernel
$ $ -F -> Regexp | String | nil (22.0) -
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。
nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split を参照してください。
コマンドラインオプション -F を指定して Ruby を起動した場合、
初期値は -F で指定した値です。
それ以外の時には初期値は nil です。
$; には任意のオブジェクトを代入できます。
ただし、String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。
Ruby ... -
Kernel
$ $ -K -> object (22.0) -
通常のグローバル変数です。
...通常のグローバル変数です。
Ruby 2.7 以前は特殊変数でしたが、Ruby 3.0 から通常のグローバル変数になりました。
任意のオブジェクトを代入して nil 以外の値に設定できます。
@see spec/rubycmd... -
Kernel
$ $ -W -> 0 | 1 | 2 (22.0) -
コマンドラインオプション -W を指定したとき、 そのコマンドライン引数の値が設定されます。
コマンドラインオプション -W を指定したとき、
そのコマンドライン引数の値が設定されます。
つまり、$VERBOSE の値によって以下の値を返します。
: nil
0。警告を出力しない。
: false
1。重要な警告のみ出力する。(デフォルト)
: true
2。すべての警告を出力する。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -a -> bool (22.0) -
自動 split モードを表すフラグです。
自動 split モードを表すフラグです。
コマンドラインオプション -a を使ったとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -i -> String | nil (22.0) -
in-place 置換モードで用いられます。
in-place 置換モードで用いられます。
コマンドラインオプション -i を指定したとき、空文字列になります。
-i オプションに拡張子を渡した場合にはその拡張子が文字列として格納されます。
-i オプションが指定されていない時の値は nil です。
スクリプト内で $-i に代入することもでき、
その場合は Object::ARGV の次の
ファイルを読み込み始めるタイミングで in-place 置換を開始します。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -l -> bool (22.0) -
コマンドラインオプション -l を指定したとき true に設定されます。 この変数には代入できません。
コマンドラインオプション -l を指定したとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -p -> bool (22.0) -
コマンドラインオプション -p を指定したとき true に設定されます。 この変数には代入できません。
コマンドラインオプション -p を指定したとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd -
Kernel
$ $ -v -> bool | nil (22.0) -
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。
警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。
: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する
$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。
$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-... -
Kernel
$ $ -w -> bool | nil (22.0) -
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。
警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。
: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する
$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。
$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-... -
Kernel
$ $ / -> String | nil (22.0) -
入力レコード区切りを表す文字列です。 awk の RS 変数のように働きます。
入力レコード区切りを表す文字列です。
awk の RS 変数のように働きます。
Kernel.#gets のような「行」単位の読み込みメソッドが「行」の区切りとして使用します。
Rubyがコマンドオプション -0 付きで起動されたときには -0 で指定された値が既定値となります。そうでないとき、既定値は "\n" です。
この変数に nil を設定すると読み込みメソッドはファイル全体を一度に読み込みます。
空文字列 "" を設定するとパラグラフモードとみなされ、
2 つ以上連続した改行が「行」の区切りになります。
$/ には正規表現は使えません。
この変数はグローバルスコープです。
... -
Kernel
$ $ ; -> Regexp | String | nil (22.0) -
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。
nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split を参照してください。
コマンドラインオプション -F を指定して Ruby を起動した場合、
初期値は -F で指定した値です。
それ以外の時には初期値は nil です。
$; には任意のオブジェクトを代入できます。
ただし、String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。
Ruby ... -
Kernel
$ $ > -> object (22.0) -
標準出力です。
標準出力です。
組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のファイルを表します。
$stdout に代入するオブジェクトには
write という名前のメソッドが定義されていなければいけません。
自プロセスの標準出力をリダイレクトしたいときには、
以下のように $stdout に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準出力の出力先を /tmp/... -
Kernel
$ $ VERBOSE -> bool | nil (22.0) -
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの コマンドラインオプション -v でセットされます。
冗長メッセージフラグです。Rubyインタプリタへの
コマンドラインオプション -v でセットされます。
警告レベルは三段階あり、それぞれ以下の通りです。
: nil
警告を出力しない
: false
重要な警告のみ出力 (デフォルト)
: true
すべての警告を出力する
$VERBOSE に nil, false 以外を代入すると値は true になります。
$VERBOSE の値はコマンドラインオプション
-W でも設定できます。
-W0 オプションで nil、
-W1 オプションで false、
-W2, -W オプションで true が設定されます。
-...