ライブラリ
クラス
- Exception (1)
- Fiber (2)
- IO (10)
- Monitor (5)
- PStore (1)
- Socket (4)
- Thread (43)
-
Thread
:: Backtrace :: Location (4) -
Thread
:: ConditionVariable (3) -
Thread
:: Mutex (7) -
Thread
:: Queue (11) -
Thread
:: SizedQueue (7) - ThreadGroup (4)
- TracePoint (1)
-
YAML
:: Store (2)
モジュール
- Kernel (2)
- Marshal (2)
- MonitorMixin (1)
- Rake (1)
キーワード
-
1
. 6 . 8から1 . 8 . 0への変更点(まとめ) (1) - ConditionVariable (1)
- Enumerator (1)
- Fiber (1)
- Location (1)
- Monitor (1)
- MonitorMixin (1)
-
Mutex
_ m (1) -
NEWS for Ruby 2
. 0 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 2 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 3 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 4 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 5 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 6 . 0 (1) -
NEWS for Ruby 2
. 7 . 0 (1) - Queue (1)
- Ruby用語集 (1)
- SizedQueue (1)
- Thread (1)
- ThreadGroup (1)
- WIN32OLE (1)
- [] (1)
-
abort
_ on _ exception (1) -
abort
_ on _ exception= (2) -
absolute
_ path (1) - add (1)
-
add
_ trace _ func (1) - alive? (1)
- application= (1)
- backtrace (1)
-
backtrace
_ locations (3) -
base
_ label (1) - broadcast (1)
- clear (1)
- close (2)
- closed? (1)
- deq (2)
- drb (1)
-
drb
/ extservm (1) -
drb
/ gw (1) - dump (2)
- empty? (1)
- enclose (1)
- enclosed? (1)
- enter (1)
- eof (1)
- eof? (1)
- exit (2)
- fetch (1)
- fork (1)
- inspect (2)
- irb (1)
- join (2)
- kill (2)
- length (1)
- locked? (1)
- max (1)
- max= (1)
-
mon
_ enter (2) -
mon
_ exit (1) - name= (1)
-
net
/ imap (1) - new (10)
-
num
_ waiting (1) - owned? (1)
- pass (1)
-
pending
_ interrupt? (1) - pipe (8)
- pop (2)
- priority (1)
- priority= (1)
- raise (1)
-
rb
_ thread _ s _ new (1) -
report
_ on _ exception (2) -
report
_ on _ exception= (2) - resolv (1)
- resume (1)
-
rinda
/ rinda (1) -
ruby 1
. 6 feature (1) -
ruby 1
. 8 . 3 feature (1) -
ruby 1
. 8 . 4 feature (1) -
ruby 1
. 8 . 5 feature (1) - run (1)
-
safe
_ level (1) -
set
_ trace _ func (1) - shift (2)
- signal (1)
- size (1)
- sleep (3)
- status (1)
- stop (1)
- stop? (1)
- synchronize (1)
-
tcp
_ server _ loop (2) - terminate (1)
-
thread
_ variable _ get (1) -
thread
_ variable _ set (1) -
to
_ s (2) - transfer (1)
-
try
_ lock (1) - unix (2)
- unlock (1)
- value (1)
-
wait
_ for _ cond (1) - wakeup (1)
- yaml (1)
- スレッド (1)
- セキュリティモデル (1)
検索結果
先頭5件
-
Thread
. new(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (117679.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。
注意:
例えば、以下のコードは間違いです。スレッドの実行が開始される前に
変数 i が書き変わる可能性があるからです。
for i in 1.... -
Thread (114373.0)
-
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。 Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
スレッドを表すクラスです。スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。
Thread を使うことで並行プログラミングが可能になります。
=== 実装
ネイティブスレッドを用いて実装されていますが、
現在の実装では Ruby VM は Giant VM lock (GVL) を有しており、同時に実行される
ネイティブスレッドは常にひとつです。
ただし、IO 関連のブロックする可能性があるシステムコールを行う場合には
GVL を解放します。その場合にはスレッドは同時に実行され得ます。
また拡張ライブラリから GVL を操作できるので、複数のスレッドを
同時に実行するような拡... -
Thread
# thread _ variable _ get(key) -> object | nil (81592.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、Fiber を切り替えても同じ変数を返す事に注意してください。
例:
Thread.new {
Thread.current.thread_variable_set("foo", "bar") # スレッドローカル
Thread.current["foo"] = "bar" # Fiber ローカル
Fiber.new {
Fiber.yield ... -
Thread
# thread _ variable _ set(key , value) (81520.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま す。
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま
す。
[注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、セットした変数は Fiber を切り替えても共通で使える事に注意してく
ださい。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new do
Thread.current.thread_variable_set(:cat, 'meow')
Thread.current.thread_variable_set("dog", 'woof')
end
thr.join ... -
ThreadGroup
. new -> ThreadGroup (63856.0) -
新たな ThreadGroup を生成して返します。
新たな ThreadGroup を生成して返します。
//emlist[例][ruby]{
thread_group = ThreadGroup.new
thread_group.add Thread.new { sleep 0.1; Thread.new { sleep 1 }; sleep 1 }
thread_group.add Thread.new { sleep 2 }
sleep 0.5
thread_group.list # => [#<Thread:0x007fc6f1842d70 sleep>, #<Thread:0x007fc6f1842c80 sleep>, #<Th... -
Thread
. kill(thread) -> Thread (63811.0) -
指定したスレッド thread に対して Thread#exit を呼びます。終了したスレッドを返します。
指定したスレッド thread に対して Thread#exit を呼びます。終了したスレッドを返します。
@param thread 終了したい Thread オブジェクトを指定します。
th = Thread.new do
end
p Thread.kill(th) #=> #<Thread:0x40221bc8 dead> -
Thread
:: SizedQueue . new(max) -> Thread :: SizedQueue (63655.0) -
Thread::SizedQueue オブジェクトを生成します。
Thread::SizedQueue オブジェクトを生成します。
@param max キューのサイズの最大値です。 -
Thread
:: ConditionVariable . new -> Thread :: ConditionVariable (63607.0) -
状態変数を生成して返します。
状態変数を生成して返します。 -
Thread
:: Mutex . new -> Thread :: Mutex (63607.0) -
新しい mutex を生成して返します。
新しい mutex を生成して返します。 -
Thread
:: Queue . new -> Thread :: Queue (63607.0) -
新しいキューオブジェクトを生成します。
新しいキューオブジェクトを生成します。 -
Thread
# report _ on _ exception=(newstate) (63499.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトはスレッド作成時の Thread.report_on_exception です。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、その内容を報告するかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new{ Thread.stop; raise }
a.report_on_exception = true
a.report_on_exception # => true
a.run
# => #<Th... -
Thread
# abort _ on _ exception=(newstate) (63475.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate 自身を実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_o... -
Thread
# [](name) -> object | nil (63469.0) -
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。 name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し ます。
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。
name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し
ます。
@param name スレッド固有データのキーを文字列か Symbol で指定します。
//emlist[例][ruby]{
[
Thread.new { Thread.current["name"] = "A" },
Thread.new { Thread.current[:name] = "B" },
Thread.new { Thread.current["name"] = "C" }
].each do |th|
th.join... -
Thread
# backtrace _ locations(range) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (63463.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
# backtrace _ locations(start = 0 , length = nil) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (63463.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します。
@param length 取得するフレームの個数を指定します。
@param range 取得したいフレームの範囲を示す Range オブジェクトを指定します。
Kernel.#caller_locations と似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]... -
Thread
. report _ on _ exception=(newstate) (63427.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトは true です。
Thread.new { 1.times { raise } }
は $stderr に以下のように出力します:
#<Thread:...> terminated with exception (report_on_exception is true):
Traceback (most recent call last):
2: from -e:1:in `block in <main>'
1: fro... -
Thread
. abort _ on _ exception=(newstate) (63421.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join
などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは false です。
c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.abort_on_exception # => false... -
Thread
. fork(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (63397.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。
注意:
例えば、以下のコー... -
Thread
. start(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (63397.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されます。スレッドの開始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発生します。
注意:
例えば、以下のコー... -
Thread
. list -> [Thread] (63394.0) -
全ての生きているスレッドを含む配列を生成して返します。aborting 状態であるスレッド も要素に含まれます。
全ての生きているスレッドを含む配列を生成して返します。aborting 状態であるスレッド
も要素に含まれます。
Thread.new do
sleep
end
sleep 0.1
p Thread.list #=> [#<Thread:0x40377a54 sleep>, #<Thread:0x4022e6fc run>] -
Thread
. handle _ interrupt(hash) { . . . } -> object (63289.0) -
スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを 実行します。
スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを
実行します。
「割り込み」とは、非同期イベントや Thread#raise や
Thread#kill、Signal.#trap(未サポート)、メインスレッドの終了
(メインスレッドが終了すると、他のスレッドも終了されます)を意味します。
@param hash 例外クラスがキー、割り込みのタイミングを指定する
Symbol が値の Hash を指定します。
値の内容は以下のいずれかです。
: :immediate
すぐに割り込みます。
: :on_block... -
Thread
# status -> String | false | nil (63271.0) -
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず
れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ
り終了したスレッドに対して nil を返します。
Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。
例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill ... -
Thread
. pending _ interrupt?(error = nil) -> bool (63271.0) -
非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。
非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。
Thread.handle_interrupt は非同期割り込みの発生を延期させるのに使
用しますが、本メソッドは任意の非同期割り込みが存在するかどうかを確認す
るのに使用します。
本メソッドが true を返した場合、Thread.handle_interrupt で例外の
発生を延期するブロックを終了すると延期させられていた例外を発生させるこ
とができます。
@param error 対象の例外クラスを指定します。省略した場合は全ての例外を対
象に確認を行います。
例: 延期させられていた例外をただちに発生... -
Thread
# report _ on _ exception -> bool (63199.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトはスレッド作成時の Thread.report_on_exception です。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、その内容を報告するかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new{ Thread.stop; raise }
a.report_on_exception = true
a.report_on_exception # => true
a.run
# => #<Th... -
Thread
# abort _ on _ exception -> bool (63175.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ
全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate 自身を実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_o... -
Thread
# value -> object (63175.0) -
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、 そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が 発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、
そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が
発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッドが Thread#kill によって終了した場合は、返り値は不定です。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待ち結果を出力する例です。
threads = []
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })... -
Thread
# run -> self (63139.0) -
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。 Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え を行います。
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。
Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え
を行います。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { puts "a"; Thread.stop; puts "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
puts "Got here"
a.run
a.join
# => a
# => Got here
# => c
//}
@see Thread#wakeup, Threa... -
Thread
. stop -> nil (63139.0) -
他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ ントスレッドの実行を停止します。
他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ
ントスレッドの実行を停止します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { print "a"; Thread.stop; print "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
print "b"
a.run
a.join
# => "abc"
//}
@see Thread#run, Thread#wakeup -
Thread
# alive? -> bool (63127.0) -
スレッドが「生きている」時、true を返します。
スレッドが「生きている」時、true を返します。
例:
thr = Thread.new { }
thr.join # => #<Thread:0x401b3fb0 dead>
Thread.current.alive? # => true
thr.alive? # => false
Thread#status が真を返すなら、このメソッドも真です。
@see Thread#status, Thread#stop? -
Thread
# set _ trace _ func(pr) -> Proc | nil (63127.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
nil を渡すとトレースを解除します。
設定したハンドラを返します。
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 2, nil, #<Binding:0x00007fc8de87cb08>, nil]
#... -
Thread
. report _ on _ exception -> bool (63127.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトは true です。
Thread.new { 1.times { raise } }
は $stderr に以下のように出力します:
#<Thread:...> terminated with exception (report_on_exception is true):
Traceback (most recent call last):
2: from -e:1:in `block in <main>'
1: fro... -
Thread
# fetch(name , default = nil) {|name| . . . } -> object (63109.0) -
name に関連づけられたスレッドに固有のデータを返します。 name に対応するスレッド固有データがない時には、引数 default が 与えられていればその値を、ブロックが与えられていれば そのブロックを評価した値を返します。
name に関連づけられたスレッドに固有のデータを返します。
name に対応するスレッド固有データがない時には、引数 default が
与えられていればその値を、ブロックが与えられていれば
そのブロックを評価した値を返します。
@param name スレッド固有データのキーを文字列か Symbol で指定します。
@param default name に対応するスレッド固有データがない時の返り値を指定します。
@raise KeyError 引数defaultもブロックも与えられてない時、
name に対応するスレッド固有データがないと発生します。
... -
Thread
# join -> self (63109.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し
ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス
レッドに対して発生します。
limit を指定して、limit 秒過ぎても自身が終了しない場合、nil を返します。
@param limit タイムアウトする時間を整数か小数で指定します。単位は秒です。
@raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = ... -
Thread
# join(limit) -> self | nil (63109.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し
ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス
レッドに対して発生します。
limit を指定して、limit 秒過ぎても自身が終了しない場合、nil を返します。
@param limit タイムアウトする時間を整数か小数で指定します。単位は秒です。
@raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = ... -
Thread
# stop? -> bool (63109.0) -
スレッドが終了(dead)あるいは停止(stop)している時、true を返します。
スレッドが終了(dead)あるいは停止(stop)している時、true を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { Thread.stop }
b = Thread.current
a.stop? # => true
b.stop? # => false
//}
@see Thread#alive?, Thread#status -
Thread
# inspect -> String (63091.0) -
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//} -
Thread
# priority -> Integer (63091.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。
@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
... -
Thread
# priority=(val) (63091.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。
メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの
priority を引き継ぎます。
@param val スレッドの優先度を指定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
... -
Thread
# to _ s -> String (63091.0) -
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//} -
Thread
# wakeup -> self (63091.0) -
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
c = Thread.new { Thread.stop; puts "hey!" }
sleep 0.1 while c.status!='sleep'
c.wakeup
c.join
# => "hey!"
//}
@see Thread#run, Thread.stop -
Thread
# backtrace -> [String] | nil (63073.0) -
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドの現在のバックトレースを返します。
スレッドがすでに終了している場合は nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C1
def m1
sleep 5
end
def m2
m1
end
end
th = Thread.new {C1.new.m2; Thread.stop}
th.backtrace
# => [
# [0] "(irb):3:in `sleep'",
# [1] "(irb):3:in `m1'",
# [2] "(irb):6:in `m2'",
# [3] ... -
Thread
# name=(name) -> String (63073.0) -
self の名前を name に設定します。
self の名前を name に設定します。
プラットフォームによっては pthread やカーネルにも設定を行う場合があります。
@raise ArgumentError 引数に ASCII 互換ではないエンコーディングのものを
指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new{}
a.name = 'named'
a.name # => "named"
a.inspect # => "#<Thread:0x00007f85ac8721f0@named@(irb):1 dead>"
... -
Thread
. pass -> nil (63073.0) -
他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、 他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。
他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、
他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。
Thread.new do
(1..3).each{|i|
p i
Thread.pass
}
exit
end
loop do
Thread.pass
p :main
end
#=>
1
:main
2
:main
3
:main -
Thread
# add _ trace _ func(pr) -> Proc (63055.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
追加したハンドラを返します。
@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f98e107d0d8>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 4, ... -
Thread
# exit -> self (63055.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# kill -> self (63055.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
Thread
# raise(error _ type , message , traceback) -> () (63055.0) -
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
@param error_type Kernel.#raise を参照してください。
@param message Kernel.#raise を参照してください。
@param traceback Kernel.#raise を参照してください。
Thread.new {
sleep 1
Thread.main.raise "foobar"
}
begin
sleep
rescue
p $!, $@
end
=> #<RuntimeError: foobar>
[... -
Thread
# safe _ level -> Integer (63055.0) -
セーフレベルを返します。
セーフレベルを返します。
Ruby 2.6 から$SAFEがプロセスグローバルになったため、このメソッドは obsolete になりました。
単純に $SAFE をチェックしてください。
セーフレベルについてはspec/safelevelを参照してください。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new { $SAFE = 1; sleep }
Thread.current.safe_level # => 0
thr.safe_level # => 1
//} -
Thread
# terminate -> self (63055.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
ただし、スレッドは終了処理中(aborting)にはなりますが、
直ちに終了するとは限りません。すでに終了している場合は何もしません。このメソッドにより
終了したスレッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begin
sleep 10
... -
PStore
. new(file , thread _ safe = false) -> PStore (54661.0) -
ファイル名 file に対してデータベースを読み書きします。
ファイル名 file に対してデータベースを読み書きします。
データベースを更新するときにバックアップファイルが作成されるため、
file のあるディレクトリは書き込み可能である必要があります。
データベースの更新が成功すると、バックアップファイルは削除されます。バックアップファイル名は
ファイル名に ".tmp" および ".new" を付けたものです。
@param file データベースファイル名。
@param thread_safe 真を指定すると Thread::Mutex を用いてスレッドセーフになります。
デフォルトは偽です。 -
YAML
:: Store . new(file _ name , thread _ safe = false , yaml _ opts = {}) -> YAML :: Store (54628.0) -
自身を初期化します。
自身を初期化します。
@param file_name 格納先のファイル名。ファイルがない場合は作成します。既
にファイルが存在する場合はその内容を読み込みます。
@param thread_safe 自身をスレッドセーフにして初期化するかどうか。
@param yaml_opts YAML 出力時のオプションを Hash で指定します。
詳しくは Psych.dump を参照してください。 -
TracePoint
. new(*events) {|obj| . . . } -> TracePoint (54358.0) -
新しい TracePoint オブジェクトを作成して返します。トレースを有効 にするには TracePoint#enable を実行してください。
新しい TracePoint オブジェクトを作成して返します。トレースを有効
にするには TracePoint#enable を実行してください。
//emlist[例:irb で実行した場合][ruby]{
trace = TracePoint.new(:call) do |tp|
p [tp.lineno, tp.defined_class, tp.method_id, tp.event]
end
# => #<TracePoint:0x007f17372cdb20>
trace.enable
# => false
puts "Hello, TracePoint!"
# .... -
YAML
:: Store . new(file _ name , yaml _ opts = {}) -> YAML :: Store (54328.0) -
自身を初期化します。
自身を初期化します。
@param file_name 格納先のファイル名。ファイルがない場合は作成します。既
にファイルが存在する場合はその内容を読み込みます。
@param thread_safe 自身をスレッドセーフにして初期化するかどうか。
@param yaml_opts YAML 出力時のオプションを Hash で指定します。
詳しくは Psych.dump を参照してください。 -
static VALUE rb
_ thread _ s _ new(int argc , VALUE *argv , VALUE klass) (36601.0) -
-
NEWS for Ruby 2
. 0 . 0 (18523.0) -
NEWS for Ruby 2.0.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
NEWS for Ruby 2.0.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。
== 1.9.3 以降の変更
=== 言語仕様の変更
* キーワード引数を追加しました
* %i, %I をシンボルの配列作成のために追加しました。(%w, %W に似ています)
* デフォルトのソースエンコーディングを US-ASCI... -
ThreadGroup (18391.0)
-
スレッドグループを表すクラスです。グループに属する Thread をまとめて 操作することができます。
スレッドグループを表すクラスです。グループに属する Thread をまとめて
操作することができます。
Thread は必ずいずれかひとつのスレッドグループに属します。
生成されたばかりの Thread は、生成した Thread のグループを引き継ぎます。
メインスレッドはデフォルトでは ThreadGroup::Default に属します。
: 例:
生成したすべてのThreadが終了するのを待つ
5.times {
Thread.new { sleep 1; puts "#{Thread.current} finished" }
}
... -
NEWS for Ruby 2
. 6 . 0 (18289.0) -
NEWS for Ruby 2.6.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
NEWS for Ruby 2.6.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。
== 2.5.0 以降の変更
=== 言語仕様の変更
* $SAFE はプロセスグローバルで扱われることになると共に、0以外を設定した後に0に戻せるようになりました。 14250
* Refinements がブロック引数にも反映されるよ... -
NEWS for Ruby 2
. 5 . 0 (18271.0) -
NEWS for Ruby 2.5.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
...ms.org/2017/11/08/2.7.2-released.html
* https://blog.rubygems.org/2017/11/03/2.7.1-released.html
* https://blog.rubygems.org/2017/11/01/2.7.0-released.html
* https://blog.rubygems.org/2017/10/09/2.6.14-released.html
* https://blog.rubygems.org/2017/08/27/2.6.13-released.html... -
NEWS for Ruby 2
. 2 . 0 (18253.0) -
NEWS for Ruby 2.2.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
NEWS for Ruby 2.2.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。
== 2.1.0 以降の変更
=== 言語仕様の変更
* nil/true/false
* nil/true/false はフリーズされました 8923
* Hash リテラル
* 後ろにコロンのあるシンボルをキーにしたと... -
NEWS for Ruby 2
. 4 . 0 (18181.0) -
NEWS for Ruby 2.4.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
NEWS for Ruby 2.4.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。
== 2.3.0 以降の変更
=== 言語仕様の変更
* 条件式での多重代入ができるようになりました 10617
* Symbol#to_proc でメソッド呼び出し元での Refinements が有効になりました 9451
* Ob... -
NEWS for Ruby 2
. 7 . 0 (18163.0) -
NEWS for Ruby 2.7.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
...NEWS for Ruby 2.7.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリス... -
NEWS for Ruby 2
. 3 . 0 (18127.0) -
NEWS for Ruby 2.3.0 このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
NEWS for Ruby 2.3.0
このドキュメントは前回リリース以降のバグ修正を除くユーザーに影響のある機能の変更のリストです。
それぞれのエントリーは参照情報があるため短いです。
十分な情報と共に書かれた全ての変更のリストは ChangeLog ファイルか bugs.ruby-lang.org の issue を参照してください。
== 2.2.0 以降の変更
=== 言語仕様の変更
* frozen-string-literal プラグマ:
* 実験的な機能として fronzen-string-literal というプラグマが導入されました。
897... -
1
. 6 . 8から1 . 8 . 0への変更点(まとめ) (13393.0) -
1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/インタプリタの変更>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたクラス/モジュール>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたメソッド>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加された定数>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張されたクラス/メソッド(互換性のある変更)>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/変更されたクラス/メソッド(互換性のない変更)>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/文法の変更>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/正規表現>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/Marshal>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/Windows 対応>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/廃止された(される予定の)機能>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/ライブラリ>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張ライブラリAPI>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/バグ修正>)) * ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/サポートプラットフォームの追加>))
1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/インタプリタの変更>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたクラス/モジュール>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加されたメソッド>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/追加された定数>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/拡張されたクラス/メソッド(互換性のある変更)>))
* ((<1.6.8から1.8.0への変更点(まとめ)/変更されたクラス/メソッド(互換性のない変更)>))... -
ruby 1
. 6 feature (10315.0) -
ruby 1.6 feature ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン になります。
ruby 1.6 feature
ruby version 1.6 は安定版です。この版での変更はバグ修正がメイン
になります。
((<stable-snapshot|URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/stable-snapshot.tar.gz>)) は、日々更新される安定版の最新ソースです。
== 1.6.8 (2002-12-24) -> stable-snapshot
: 2003-01-22: errno
EAGAIN と EWOULDBLOCK が同じ値のシステムで、EWOULDBLOCK がなくなっ
ていま... -
ruby 1
. 8 . 3 feature (10135.0) -
ruby 1.8.3 feature *((<ruby 1.8 feature>)) *((<ruby 1.8.2 feature>))
ruby 1.8.3 feature
*((<ruby 1.8 feature>))
*((<ruby 1.8.2 feature>))
ruby 1.8.2 から ruby 1.8.3 までの変更点です。
掲載方針
*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。
以下は各変更点に付けるべきタグです。
記号について(特に重要なものは大文字(主観))
* カテゴリ
* [ruby]: ruby インタプリタの変更
* [api]: 拡張ライブラリ API
* [lib]: ... -
ruby 1
. 8 . 4 feature (9631.0) -
ruby 1.8.4 feature ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。
ruby 1.8.4 feature
ruby 1.8.4 での ruby 1.8.3 からの変更点です。
掲載方針
*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。
以下は各変更点に付けるべきタグです。
記号について(特に重要なものは大文字(主観))
# * カテゴリ
# * [ruby]: ruby インタプリタの変更
# * [api]: 拡張ライブラリ API
# * [lib]: ライブラリ
* レベル
* [bug]: バグ修正
* [new]: 追加され... -
ThreadGroup
# add(thread) -> self (9586.0) -
スレッド thread が属するグループを自身に変更します。
スレッド thread が属するグループを自身に変更します。
@param thread 自身に加えたいスレッドを指定します。
@raise ThreadError 自身が freeze されているか enclose されている場合に、発生します。また引数 thread が属する ThreadGroup が freeze されているか enclose されている場合にも発生します。
//emlist[例][ruby]{
puts "Initial group is #{ThreadGroup::Default.list}"
# => Initial group is [#<Thread... -
ruby 1
. 8 . 5 feature (9559.0) -
ruby 1.8.5 feature ruby 1.8.4 から ruby 1.8.5 までの変更点です。
ruby 1.8.5 feature
ruby 1.8.4 から ruby 1.8.5 までの変更点です。
掲載方針
*バグ修正の影響も含めて動作が変わるものを収録する。
*単にバグを直しただけのものは収録しない。
*ライブラリへの単なる定数の追加は収録しない。
以下は各変更点に付けるべきタグです。
記号について(特に重要なものは大文字(主観))
* カテゴリ
* [ruby]: ruby インタプリタの変更
* [api]: 拡張ライブラリ API
* [lib]: ライブラリ
* レベル
* [bug]: バグ修正
* [new]: 追加されたクラス/メソッ... -
スレッド (9373.0)
-
スレッド スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。 Ruby ではスレッドはThread クラスのインスタンスとして表されます。
スレッド
スレッドとはメモリ空間を共有して同時に実行される制御の流れです。
Ruby ではスレッドはThread クラスのインスタンスとして表されます。
=== 実装
ネイティブスレッドを用いて実装されていますが、
現在の実装では Ruby VM は Giant VM lock (GVL) を有しており、同時に実行される
ネイティブスレッドは常にひとつです。
ただし、IO 関連のブロックする可能性があるシステムコールを行う場合には
GVL を解放します。その場合にはスレッドは同時に実行され得ます。
また拡張ライブラリから GVL を操作できるので、複数のスレッドを
同時に実行するような拡... -
Thread
:: ConditionVariable (9235.0) -
スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。
スレッドの同期機構の一つである状態変数を実現するクラスです。
以下も ConditionVariable を理解するのに参考になります。
https://ruby-doc.com/docs/ProgrammingRuby/html/tut_threads.html#UF
=== Condition Variable とは
あるスレッド A が排他領域で動いていたとします。スレッド A は現在空いていない
リソースが必要になったので空くまで待つことにしたとします。これはうまくいきません。
なぜなら、スレッド A は排他領域で動いているわけですから、他のスレッドは動くことが
できません。リ... -
ThreadGroup
# enclose -> self (9199.0) -
自身への ThreadGroup#add によるスレッドの追加・削除を禁止します。 enclose された ThreadGroup に追加や削除を行うと例外 ThreadError が発生します。
自身への ThreadGroup#add によるスレッドの追加・削除を禁止します。
enclose された ThreadGroup に追加や削除を行うと例外 ThreadError が発生します。
ただし、Thread.new によるスレッドの追加は禁止されません。enclose されたスレッドグループ A に
属するスレッドが新たにスレッドを生成した場合、生成されたスレッドはスレッドグループ A に属します。
追加の例:
thg = ThreadGroup.new.enclose
thg.add Thread.new {}
=> -:2:in `add': can't ... -
Thread
:: Queue # close -> self (9145.0) -
キューを close します。close 済みのキューを再度 open することはできません。
キューを close します。close 済みのキューを再度 open することはできません。
close 後は以下のように動作します。
* Thread::Queue#closed? は true を返します
* Thread::Queue#close は無視されます
* Thread::Queue#enq/push/<< は ClosedQueueError を発生します
* Thread::Queue#empty? が false を返す場合は Thread::Queue#deq/pop/shift は通常通りオブジェクトを返します
また、ClosedQueueError... -
Thread
:: SizedQueue # deq(non _ block = false) -> object (9127.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: SizedQueue # pop(non _ block = false) -> object (9127.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: SizedQueue # shift(non _ block = false) -> object (9127.0) -
キューからひとつ値を取り出します。 キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
キューからひとつ値を取り出します。
キューに push しようと待っているスレッドがあれば、実行を再開させます。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(4)
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].eac... -
Thread
:: ConditionVariable # broadcast -> self (9121.0) -
状態変数を待っているスレッドをすべて再開します。再開された スレッドは Thread::ConditionVariable#wait で指定した mutex のロックを試みます。
状態変数を待っているスレッドをすべて再開します。再開された
スレッドは Thread::ConditionVariable#wait
で指定した mutex のロックを試みます。
@return 常に self を返します。
//emlist[例][ruby]{
mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new
flg = true
3.times {
Thread.start {
mutex.synchronize {
puts "a1"
while (flg)
cv.wait(mutex)
... -
Thread
:: ConditionVariable # signal -> self (9121.0) -
状態変数を待っているスレッドを1つ再開します。再開された スレッドは Thread::ConditionVariable#wait で指定した mutex のロックを試みます。
状態変数を待っているスレッドを1つ再開します。再開された
スレッドは Thread::ConditionVariable#wait
で指定した mutex のロックを試みます。
@return 常に self を返します。
//emlist[例][ruby]{
mutex = Mutex.new
cv = ConditionVariable.new
flg = true
3.times {
Thread.start {
mutex.synchronize {
puts "a1"
while (flg)
cv.wait(mutex)
... -
Thread
:: Queue # deq(non _ block = false) -> object (9109.0) -
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r|
q.push(r)
}
t... -
Thread
:: Queue # pop(non _ block = false) -> object (9109.0) -
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r|
q.push(r)
}
t... -
Thread
:: Queue # shift(non _ block = false) -> object (9109.0) -
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
キューからひとつ値を取り出します。キューが空の時、呼出元のスレッドは停止します。
@param non_block true を与えると、キューが空の時に例外 ThreadError が発生します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r|
q.push(r)
}
t... -
Thread
:: Backtrace :: Location # base _ label -> String (9103.0) -
self が表すフレームの基本ラベルを返します。通常、 Thread::Backtrace::Location#label から修飾を取り除いたもので構成 されます。
self が表すフレームの基本ラベルを返します。通常、
Thread::Backtrace::Location#label から修飾を取り除いたもので構成
されます。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.base_label
end
# => init... -
Thread
:: SizedQueue (9103.0) -
サイズの最大値を指定できる Thread::Queue です。
サイズの最大値を指定できる Thread::Queue です。
=== 例
283 より。q をサイズ 1 の SizedQueue オブジェクトに
することによって、入力される行と出力される行が同じ順序になります。
q = [] にすると入力と違った順序で行が出力されます。
require 'thread'
q = SizedQueue.new(1)
th = Thread.start {
while line = q.pop
print line
end
}
while l = gets
q.push(l)
end
... -
Thread
:: SizedQueue # close -> self (9103.0) -
キューを close します。詳しくは Thread::Queue#close を参照してください。
キューを close します。詳しくは Thread::Queue#close を参照してください。
Thread::Queue とはキューにオブジェクトを追加するスレッドの動作が
異なります。キューにオブジェクトを追加するスレッドを待機している場合は
ClosedQueueError が発生して中断されます。
//emlist[例][ruby]{
q = SizedQueue.new(4)
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r| q.push(r) }
q.closed? # => false
q.close
q.c... -
Thread
:: Backtrace :: Location # inspect -> String (9085.0) -
Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文 字列に変換したオブジェクトを返します。
Thread::Backtrace::Location#to_s の結果を人間が読みやすいような文
字列に変換したオブジェクトを返します。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.inspect
end
# => "path/to/foo.rb:5:in ... -
Thread
:: Mutex # unlock -> self (9073.0) -
mutex のロックを解放します。mutex のロック待ちになっていたスレッドの実行は再開されます。
mutex のロックを解放します。mutex のロック待ちになっていたスレッドの実行は再開されます。
@return self を返します。
例:
m = Mutex.new
begin
m.lock
# critical part
ensure
m.unlock
end
Mutex はロックしたスレッド以外からロックを開放することは出来ません。
ロックしたスレッド以外から unlock が呼ばれると ThreadError が発生します。
m = Mutex.new
m.lock
Thread.new do
m.unlock # => Thr... -
Thread
:: Queue (9073.0) -
Queue はスレッド間の FIFO(first in first out) の通信路です。ス レッドが空のキューを読み出そうとすると停止します。キューになんら かの情報が書き込まれると実行は再開されます。
Queue はスレッド間の FIFO(first in first out) の通信路です。ス
レッドが空のキューを読み出そうとすると停止します。キューになんら
かの情報が書き込まれると実行は再開されます。
最大サイズが指定できる Queue のサブクラス Thread::SizedQueue も提供されています。
=== 例
require 'thread'
q = Queue.new
th1 = Thread.start do
while resource = q.pop
puts resource
end
end
[:resou... -
Thread
:: Queue # num _ waiting -> Integer (9073.0) -
キューを待っているスレッドの数を返します。
キューを待っているスレッドの数を返します。
//emlist[例][ruby]{
require 'thread'
q = SizedQueue.new(1)
q.push(1)
t = Thread.new { q.push(2) }
sleep 0.05 until t.stop?
q.num_waiting # => 1
q.pop
t.join
//} -
Thread
:: Mutex # owned? -> bool (9055.0) -
self がカレントスレッドによってロックされている場合に true を返します。 そうでない場合に false を返します。
self がカレントスレッドによってロックされている場合に true を返します。
そうでない場合に false を返します。
//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
m.owned? # => false
m.lock
Thread.new do
m.owned? # => false
end.join
m.owned? # => true
//} -
Thread
:: Mutex # sleep(timeout = nil) -> Integer (9055.0) -
与えられた秒数の間ロックを解除してスリープして、実行後にまたロックします。
与えられた秒数の間ロックを解除してスリープして、実行後にまたロックします。
@param timeout スリープする秒数を指定します。省略するとスリープし続けます。
@return スリープしていた秒数を返します。
@raise ThreadError 自身がカレントスレッドによってロックされていない場合に発生します。
[注意] 2.0 以降ではスリープ中でも、シグナルを受信した場合などに実行が再
開(spurious wakeup)される場合がある点に注意してください。
//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
th = Thread.new do
... -
ThreadGroup
# enclosed? -> bool (9055.0) -
自身が enclose されているなら true を返します。そうでないなら false を返します。デフォルトは false です。
自身が enclose されているなら true を返します。そうでないなら false を返します。デフォルトは false です。
freeze された ThreadGroup には Thread の追加/削除ができませんが、enclosed? は false を返します。
thg = ThreadGroup.new
p thg.enclosed? # => false
thg.enclose
p thg.enclosed? # => true
thg = ThreadGroup.new
p thg.e... -
Thread
:: Backtrace :: Location (9037.0) -
Ruby のフレームを表すクラスです。
Ruby のフレームを表すクラスです。
Kernel.#caller_locations から生成されます。
//emlist[例1][ruby]{
# caller_locations.rb
def a(skip)
caller_locations(skip)
end
def b(skip)
a(skip)
end
def c(skip)
b(skip)
end
c(0..2).map do |call|
puts call.to_s
end
//}
例1の実行結果:
caller_locations.rb:2:in `a'
caller_locations... -
Thread
:: Backtrace :: Location # absolute _ path -> String (9037.0) -
self が表すフレームの絶対パスを返します。
self が表すフレームの絶対パスを返します。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.absolute_path
end
# => /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
# /path/to/foo.rb
//}
@see... -
Thread
:: Backtrace :: Location # to _ s -> String (9037.0) -
self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し ます。
self が表すフレームを Kernel.#caller と同じ表現にした文字列を返し
ます。
//emlist[例][ruby]{
# foo.rb
class Foo
attr_accessor :locations
def initialize(skip)
@locations = caller_locations(skip)
end
end
Foo.new(0..2).locations.map do |call|
puts call.to_s
end
# => path/to/foo.rb:5:in `initialize'
# path/to/foo... -
Thread
:: Mutex # locked? -> bool (9019.0) -
mutex がロックされている時、真を返します。
mutex がロックされている時、真を返します。
//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
m.locked? # => false
m.lock
m.locked? # => true
//} -
Thread
:: Mutex # synchronize { . . . } -> object (9019.0) -
mutex をロックし、ブロックを実行します。実行後に必ず mutex のロックを解放します。
mutex をロックし、ブロックを実行します。実行後に必ず mutex のロックを解放します。
ブロックが最後に評価した値を返します。
@raise ThreadError self 既にカレントスレッドにロックされている場合に発
生します。
また、Signal.#trap に指定したハンドラ内で実行
した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
result = m.synchronize do
m.locked? # =>... -
Thread
:: Mutex # try _ lock -> bool (9019.0) -
mutex をロックしようとして、ロックが成功した場合、真を返します。 ロックできなかった場合にはブロックせず偽を返します。
mutex をロックしようとして、ロックが成功した場合、真を返します。
ロックできなかった場合にはブロックせず偽を返します。
//emlist[例][ruby]{
m = Mutex.new
m.try_lock # => true
m.try_lock # => false
//} -
Thread
:: Queue # clear -> () (9019.0) -
キューを空にします。返り値は不定です。
キューを空にします。返り値は不定です。
//emlist[例][ruby]{
q = Queue.new
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r| q.push(r) }
q.length # => 4
q.clear
q.length # => 0
//} -
Thread
:: Queue # closed? -> bool (9019.0) -
キューが close されている時に true を返します。
キューが close されている時に true を返します。
//emlist[例][ruby]{
q = Queue.new
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r| q.push(r) }
q.closed? # => false
q.close
q.closed? # => true
//} -
Thread
:: Queue # empty? -> bool (9019.0) -
キューが空の時、真を返します。
キューが空の時、真を返します。
//emlist[例][ruby]{
q = Queue.new
q.empty? # => true
q.push(:resource)
q.empty? # => false
//} -
Thread
:: Queue # length -> Integer (9019.0) -
キューの長さを返します。
キューの長さを返します。
//emlist[例][ruby]{
q = Queue.new
[:resource1, :resource2, :resource3, nil].each { |r| q.push(r) }
q.length # => 4
//}