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-
Kernel
$ $ PROGRAM _ NAME -> String (9203.0) -
現在実行中の Ruby スクリプトの名前を表す文字列です。
...実行中の Ruby スクリプトの名前を表す文字列です。
OS と Ruby のバージョンによっては、この変数に代入すると ps(1) の出力が変化します。
この機能はプログラムの現在の状態を表示するのに便利です。
この変数はグローバ... -
Kernel
$ $ -p -> bool (9120.0) -
コマンドラインオプション -p を指定したとき true に設定されます。 この変数には代入できません。
...コマンドラインオプション -p を指定したとき true に設定されます。
この変数には代入できません。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd... -
Kernel
$ $ LOAD _ PATH -> [String] (6115.0) -
Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
...Rubyライブラリをロードするときの検索パスです。
Kernel.#load や Kernel.#require
がファイルをロードする時に検索するディレクトリのリストを含む配列です。
起動時にはコマンドラインオプション -I で指定したディレクトリ、......y/site_ruby/VERSION サイト固有、バージョン依存のライブラリ
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/VERSION/ARCH サイト固有、システム依存、拡張ライブラリ
/usr/local/lib/ruby/site_ruby サイト固有ライブラリ
/usr/local/lib/ruby/VERSION....../local/lib/ruby/VERSION/ARCH 標準、システム依存、拡張ライブラリ
上記表中の VERSION は Ruby のバージョンを表す文字列で、
「1.6」や「1.8」です。
ARCH はハードウェアと OS を表す文字列で、
「i686-linux」や「alpha-osf5.1」な... -
Kernel
$ $ ! -> Exception | nil (3203.0) -
最後に例外が発生したときの Exception オブジェクトです。 該当する例外がないときは nil です。
...最後に例外が発生したときの Exception オブジェクトです。
該当する例外がないときは nil です。
Kernel.#raise によって設定されます。
この変数はスレッドローカル、読み取り専用です。... -
Kernel
$ $ -F -> Regexp | String | nil (3203.0) -
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
...ng#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。
nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split......String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。
Ruby のバージョンによらず動作するプログラムを書くときは
$; に頼らないコードを書くべきです。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd... -
Kernel
$ $ ; -> Regexp | String | nil (3203.0) -
String#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
...ng#split で引数を省略した場合の区切り文字です。
Ruby 2.7からは nil 以外に変更することは非推奨になったため、
nil 以外を代入すると警告がでるようになりました。
nilを設定すると特殊な分割を行います。
詳細は String#split......String#split の仕様変更を考慮すると
常に正規表現を指定すべきです。
Ruby のバージョンによらず動作するプログラムを書くときは
$; に頼らないコードを書くべきです。
この変数はグローバルスコープです。
@see spec/rubycmd... -
Kernel
$ $ ? -> Process :: Status | nil (3203.0) -
このスレッドで最後に終了した子プロセスのステータスです。
...了した子プロセスのステータスです。
Process::Status オブジェクトが入っています。
子プロセスの終了時ステータスは Process::Status#exitstatus で得られます。
この変数はスレッドローカルで読み取り専用です。
@see Process.#wait......のステータスです。
Process::Status オブジェクトが入っています。
子プロセスの終了時ステータスは Process::Status#exitstatus で得られます。
この変数はスレッドローカルで読み取り専用です。
@see Process.#wait
@see Process.last_status... -
Kernel
$ $ > -> object (3109.0) -
標準出力です。
...標準出力です。
組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のフ......には
write という名前のメソッドが定義されていなければいけません。
自プロセスの標準出力をリダイレクトしたいときには、
以下のように $stdout に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準出力の出力先を /tmp/foo に変......= File.open("/tmp/foo", "w")
puts "foo" # 出力する
$stdout = STDOUT # 元に戻す
//}
自プロセスだけでなく、子プロセスの標準出力もリダイレクトしたいときは
以下のように IO#reopen を使います。
//emlist[例][ruby]{
STDOUT.reopen("/tmp/foo"... -
Kernel
$ $ stdin -> object (3109.0) -
標準入力です。
...きは
$stdin に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準入力の入力元 /tmp/foo に変更
$stdin = File.open("/tmp/foo", "r")
gets # 入力する
$stdin = STDIN # 元に戻す
//}
ただし、Kernel.#gets など、特定の組み込みメソッドは
$std......ernel.#gets などが正しく動作するには、
$stdin オブジェクトに代入したオブジェクトが以下のメソッドを
正しく実装していなければいけません。
gets, readline, readlines, getc, readchar, tell, seek,
pos=, rewind, fileno, to_io, eof, each_line......, each_byte,
binmode, closed?
//emlist[例][ruby]{
$stdin = Object.new
def $stdin.gets
"foo"
end
p gets() # => "foo"
//}
自プロセスだけでなく、子プロセスの標準入力もリダイレクトしたいときは
以下のように IO#reopen を使います。
//emlist[例][ruby... -
Kernel
$ $ stdout -> object (3109.0) -
標準出力です。
...標準出力です。
組み込み関数 Kernel.#print、Kernel.#puts や
Kernel.#p などのデフォルトの出力先となります。
初期値は Object::STDOUT です。
コマンドラインオプションオプション -i を指定した場合には
読み込み元と同じ名前のフ......には
write という名前のメソッドが定義されていなければいけません。
自プロセスの標準出力をリダイレクトしたいときには、
以下のように $stdout に代入すれば十分です。
//emlist[例][ruby]{
# 標準出力の出力先を /tmp/foo に変......= File.open("/tmp/foo", "w")
puts "foo" # 出力する
$stdout = STDOUT # 元に戻す
//}
自プロセスだけでなく、子プロセスの標準出力もリダイレクトしたいときは
以下のように IO#reopen を使います。
//emlist[例][ruby]{
STDOUT.reopen("/tmp/foo"...