種類
- インスタンスメソッド (31)
- 特異メソッド (12)
キーワード
- [] (1)
-
abort
_ on _ exception (1) -
abort
_ on _ exception= (2) -
add
_ trace _ func (1) - alive? (1)
- backtrace (1)
-
backtrace
_ locations (2) - exit (1)
- fork (1)
-
handle
_ interrupt (1) - inspect (1)
- join (2)
- kill (2)
- name= (1)
- new (1)
- pass (1)
-
pending
_ interrupt? (1) - priority (1)
- priority= (1)
- raise (1)
-
report
_ on _ exception (2) - run (1)
-
safe
_ level (1) -
set
_ trace _ func (1) - start (1)
- status (1)
- stop (1)
- stop? (1)
- terminate (1)
-
thread
_ variable _ get (1) -
thread
_ variable _ set (1) -
to
_ s (1) - value (1)
- wakeup (1)
検索結果
先頭5件
-
Thread
. new(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (117688.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
...始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発......のコードは間違いです。スレッドの実行が開始される前に
変数 i が書き変わる可能性があるからです。
for i in 1..5
Thread.new { p i }
end
上の例は以下のように書き直すべきです。
for i in 1..5
Thread.new(i) {|t| p t }
end... -
Thread
# thread _ variable _ get(key) -> object | nil (81601.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数を返します。
...注意]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、Fiber を切り替えても同じ変数を返す事に注意してください。
例:
Thread.new {
Thread.current.thread_variable_set("foo", "bar") # スレッドローカル
Thread.current......
Thread.current.thread_variable_get("foo"), # スレッドローカル
Thread.current["foo"], # Fiber ローカル
]
}.resume
}.join.value # => ['bar', nil]
この例の "bar" は Thread#thread_variable_get により得られ
た値で、nil はThread......#[] により得られた値です。
@see Thread#thread_variable_set, Thread#[]
@see https://magazine.rubyist.net/articles/0041/0041-200Special-note.html... -
Thread
# thread _ variable _ set(key , value) (81529.0) -
引数 key で指定した名前のスレッドローカル変数に引数 value をセットしま す。
...]: Thread#[] でセットしたローカル変数(Fiber ローカル変数)と
異なり、セットした変数は Fiber を切り替えても共通で使える事に注意してく
ださい。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new do
Thread.current.thread_variable_set(:cat, 'meow')
Thread.c......urrent.thread_variable_set("dog", 'woof')
end
thr.join # => #<Thread:0x401b3f10 dead>
thr.thread_variables # => [:dog, :cat]
//}
@see Thread#thread_variable_get, Thread#[]... -
Thread
. kill(thread) -> Thread (63820.0) -
指定したスレッド thread に対して Thread#exit を呼びます。終了したスレッドを返します。
...指定したスレッド thread に対して Thread#exit を呼びます。終了したスレッドを返します。
@param thread 終了したい Thread オブジェクトを指定します。
th = Thread.new do
end
p Thread.kill(th) #=> #<Thread:0x40221bc8 dead>... -
Thread
# report _ on _ exception=(newstate) (63508.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
...ルトはスレッド作成時の Thread.report_on_exception です。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、その内容を報告するかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new{ Thread.stop; raise }
a.report_on_exception......true
a.run
# => #<Thread:0x00007fc3f48c7908@(irb):1 run> terminated with exception (report_on_exception is true):
# Traceback (most recent call last):
# (irb):1:in `block in irb_binding': unhandled exception
# #<Thread:0x00007fc3f48c7908@(irb):1 dead>
b = Thread.new{ Thread.stop; raise }
b.......report_on_exception = false
b.run # => #<Thread:0x00007fc3f48aefc0@(irb):4 dead>
//}
@see Thread.report_on_exception... -
Thread
# abort _ on _ exception=(newstate) (63484.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
...。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate 自身を......実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_on_exception # => false
thread.abort_on_exception = true
thread.abort_on_exception # => true
//}... -
Thread
# [](name) -> object | nil (63478.0) -
name に対応したスレッドに固有のデータを取り出します。 name に対応するスレッド固有データがなければ nil を返し ます。
...emlist[例][ruby]{
[
Thread.new { Thread.current["name"] = "A" },
Thread.new { Thread.current[:name] = "B" },
Thread.new { Thread.current["name"] = "C" }
].each do |th|
th.join
puts "#{th.inspect}: #{th[:name]}"
end
# => #<Thread:0x00000002a54220 dead>: A
# => #<Thread:0x00000002a541a8 d......0000002a54130 dead>: C
//}
Thread#[] と Thread#[]= を用いたスレッド固有の変数は
Fiber を切り替えると異なる変数を返す事に注意してください。
//emlist[][ruby]{
def meth(newvalue)
begin
oldvalue = Thread.current[:name]
Thread.current[:name] = newvalu......ume
p Thread.current[:name]
# => nil if fiber-local
# => 2 if thread-local (The value 2 is leaked to outside of meth method.)
//}
Fiber を切り替えても同じ変数を返したい場合は
Thread#thread_variable_get と Thread#thread_variable_set
を使用してください。
@see Thread#fet... -
Thread
# backtrace _ locations(range) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (63472.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
...スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します......似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.run
thread.backtrace_locations # => ["/path/to/test.rb:1:in `sleep'", "/path/to/test.rb:1:in `block in <main>'"]
//}
@see Thread::Backtrace::Location... -
Thread
# backtrace _ locations(start = 0 , length = nil) -> [Thread :: Backtrace :: Location] | nil (63472.0) -
スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配 列で返します。
...スレッドの現在のバックトレースを Thread::Backtrace::Location の配
列で返します。
引数で指定した値が範囲外の場合、スレッドがすでに終了している場合は nil
を返します。
@param start 開始フレームの位置を数値で指定します......似ていますが、本メソッドは self に限定
した情報を返します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.run
thread.backtrace_locations # => ["/path/to/test.rb:1:in `sleep'", "/path/to/test.rb:1:in `block in <main>'"]
//}
@see Thread::Backtrace::Location... -
Thread
. report _ on _ exception=(newstate) (63436.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
...終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトは true です。
Thread.new { 1.times { raise } }
は $stderr に以下のように出力します:
#<Thread:...> terminated with exception (report_on_exception is true):
Traceback (most recent call last):......スレッドが終了しないようにするのがより良い方法です。
* Thread#join や Thread#value でそのスレッドの終了を待つことが保証できるなら、
スレッド開始時に Thread.current.report_on_exception = false でレポートを無効化しても
安......ロックされていて
終了を待つことができなかったりするかもしれません。
スレッドごとに設定する方法は Thread#report_on_exception= を参照してください。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、その内容を報告す... -
Thread
. abort _ on _ exception=(newstate) (63430.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
...。false の場合、あるスレッドで起こった例外は、Thread#join
などで検出されない限りそのスレッドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは false です。
c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate スレ......ッド実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.abort_on_exception # => false
Thread.abort_on_exception = true
Thread.abort_on_exception # => true
//}... -
Thread
. fork(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (63406.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
...スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されま......始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発......ードは間違いです。スレッドの実行が開始される前に
変数 i が書き変わる可能性があるからです。
for i in 1..5
Thread.start { p i }
end
上の例は以下のように書き直すべきです。
for i in 1..5
Thread.start(i) {|t| p t }
end... -
Thread
. start(*arg) {|*arg| . . . } -> Thread (63406.0) -
スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。 生成したスレッドを返します。
...スレッドを生成して、ブロックの評価を開始します。
生成したスレッドを返します。
基本的に Thread.new と同じですが、
new メソッドと違い initialize メソッドを呼びません。
@param arg 引数 arg はそのままブロックに渡されま......始と同時にその
スレッド固有のローカル変数に値を渡すために使用します。
@raise ThreadError 現在のスレッドが属する ThreadGroup が freeze されている場合に発生します。またブロックを与えられずに呼ばれた場合にも発......ードは間違いです。スレッドの実行が開始される前に
変数 i が書き変わる可能性があるからです。
for i in 1..5
Thread.start { p i }
end
上の例は以下のように書き直すべきです。
for i in 1..5
Thread.start(i) {|t| p t }
end... -
Thread
. list -> [Thread] (63403.0) -
全ての生きているスレッドを含む配列を生成して返します。aborting 状態であるスレッド も要素に含まれます。
...全ての生きているスレッドを含む配列を生成して返します。aborting 状態であるスレッド
も要素に含まれます。
Thread.new do
sleep
end
sleep 0.1
p Thread.list #=> [#<Thread:0x40377a54 sleep>, #<Thread:0x4022e6fc run>]... -
Thread
. handle _ interrupt(hash) { . . . } -> object (63298.0) -
スレッドの割り込みのタイミングを引数で指定した内容に変更してブロックを 実行します。
...ングを引数で指定した内容に変更してブロックを
実行します。
「割り込み」とは、非同期イベントや Thread#raise や
Thread#kill、Signal.#trap(未サポート)、メインスレッドの終了
(メインスレッドが終了すると、他のスレッドも終......してください。
=== 使い方
例:Thread#raise 発生のタイミングを制御する例
th = Thread.new do
Thread.handle_interrupt(RuntimeError => :never) {
begin
# 安全にリソースの割り当てが可能
Thread.handle_interrupt(RuntimeError => :immediate......) {
# ...
}
ensure
# 安全にリソースの解放が可能
end
}
end
Thread.pass
# ...
th.raise "stop"
RuntimeError を無視(延期)している間はリソースの割り当てや ensure
節でリソースの解放を安全に行う事ができ... -
Thread
# status -> String | false | nil (63280.0) -
生きているスレッドの状態を文字列 "run"、"sleep", "aborting" のいず れかで返します。正常終了したスレッドに対して false、例外によ り終了したスレッドに対して nil を返します。
...て nil を返します。
Thread#alive? が真を返すなら、このメソッドも真です。
例:
a = Thread.new { raise("die now") }
b = Thread.new { Thread.stop }
c = Thread.new { Thread.exit }
d = Thread.new { sleep }
d.kill #=> #<Thread:0x401b3678 aborting>
a.......status #=> nil
b.status #=> "sleep"
c.status #=> false
d.status #=> "aborting"
Thread.current.status #=> "run"
@see Thread#alive?, Thread#stop?... -
Thread
. pending _ interrupt?(error = nil) -> bool (63280.0) -
非同期割り込みのキューが空かどうかを返します。
...します。
Thread.handle_interrupt は非同期割り込みの発生を延期させるのに使
用しますが、本メソッドは任意の非同期割り込みが存在するかどうかを確認す
るのに使用します。
本メソッドが true を返した場合、Thread.handle_interru......させられていた例外をただちに発生させる。
def Thread.kick_interrupt_immediately
Thread.handle_interrupt(Object => :immediate) {
Thread.pass
}
end
=== 使い方
th = Thread.new{
Thread.handle_interrupt(RuntimeError => :on_blocking){
while true......if Thread.pending_interrupt?
Thread.handle_interrupt(Object => :immediate){}
end
...
end
}
}
...
th.raise # スレッド停止。
この例は以下のように記述する事もできます。
flag = true
th = Thread.new{
Thread.handle_in... -
Thread
# report _ on _ exception -> bool (63208.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
...ルトはスレッド作成時の Thread.report_on_exception です。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、その内容を報告するかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new{ Thread.stop; raise }
a.report_on_exception......true
a.run
# => #<Thread:0x00007fc3f48c7908@(irb):1 run> terminated with exception (report_on_exception is true):
# Traceback (most recent call last):
# (irb):1:in `block in irb_binding': unhandled exception
# #<Thread:0x00007fc3f48c7908@(irb):1 dead>
b = Thread.new{ Thread.stop; raise }
b.......report_on_exception = false
b.run # => #<Thread:0x00007fc3f48aefc0@(irb):4 dead>
//}
@see Thread.report_on_exception... -
Thread
# abort _ on _ exception -> bool (63184.0) -
真の場合、そのスレッドが例外によって終了した時に、インタプリタ 全体を中断させます。false の場合、あるスレッドで起こった例 外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
...。false の場合、あるスレッドで起こった例
外は、Thread#join などで検出されない限りそのスレッ
ドだけをなにも警告を出さずに終了させます。
デフォルトは偽です。c:Thread#exceptionを参照してください。
@param newstate 自身を......実行中に例外発生した場合、インタプリタ全体を終了させるかどうかを true か false で指定します。
//emlist[例][ruby]{
thread = Thread.new { sleep 1 }
thread.abort_on_exception # => false
thread.abort_on_exception = true
thread.abort_on_exception # => true
//}... -
Thread
# value -> object (63184.0) -
スレッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、 そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が 発生した場合には、その例外を再発生させます。
...ッド self が終了するまで待ち(Thread#join と同じ)、
そのスレッドのブロックが返した値を返します。スレッド実行中に例外が
発生した場合には、その例外を再発生させます。
スレッドが Thread#kill によって終了した場合は、......の終了を待ち結果を出力する例です。
threads = []
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.each {|t| p t.value}
最後の行で、待ち合......わせを行っていることがわかりにくいと思うなら以下
のように書くこともできます。
threads.each {|t| p t.join.value}... -
Thread
# run -> self (63148.0) -
停止状態(stop)のスレッドを再開させます。 Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え を行います。
...レッドを再開させます。
Thread#wakeup と異なりすぐにスレッドの切り替え
を行います。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { puts "a"; Thread.stop; puts "c" }
sleep 0.1 while a.......status!='sleep'
puts "Got here"
a.run
a.join
# => a
# => Got here
# => c
//}
@see Thread#wakeup, Thread.stop... -
Thread
. stop -> nil (63148.0) -
他のスレッドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ ントスレッドの実行を停止します。
...ドから Thread#run メソッドで再起動されるまで、カレ
ントスレッドの実行を停止します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { print "a"; Thread.stop; print "c" }
sleep 0.1 while a.status!='sleep'
print "b"
a.run
a.join
# => "abc"
//}
@see Thread#run, Thread#wakeup... -
Thread
# alive? -> bool (63136.0) -
スレッドが「生きている」時、true を返します。
...」時、true を返します。
例:
thr = Thread.new { }
thr.join # => #<Thread:0x401b3fb0 dead>
Thread.current.alive? # => true
thr.alive? # => false
Thread#status が真を返すなら、このメソッドも真です。
@see Thread#status, Thread#stop?... -
Thread
# set _ trace _ func(pr) -> Proc | nil (63136.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを設定します。
...nil を渡すとトレースを解除します。
設定したハンドラを返します。
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
2.to_s
Thread.current.set_trace_func nil
3.to_s
end
th.set_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 2, nil,......fc8de967798>, Thread]
# => ["c-return", "example.rb", 5, :current, #<Binding:0x00007fc8de9673b0>, Thread]
# => ["c-call", "example.rb", 5, :set_trace_func, #<Binding:0x00007fc8de966fc8>, Thread]
//}
@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト) もしくは nil
@see Thread#add_trace_f... -
Thread
. report _ on _ exception -> bool (63136.0) -
真の時は、いずれかのスレッドが例外によって終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
...終了した時に、その内容を $stderr に報告します。
デフォルトは true です。
Thread.new { 1.times { raise } }
は $stderr に以下のように出力します:
#<Thread:...> terminated with exception (report_on_exception is true):
Traceback (most recent call last):......スレッドが終了しないようにするのがより良い方法です。
* Thread#join や Thread#value でそのスレッドの終了を待つことが保証できるなら、
スレッド開始時に Thread.current.report_on_exception = false でレポートを無効化しても
安......ロックされていて
終了を待つことができなかったりするかもしれません。
スレッドごとに設定する方法は Thread#report_on_exception= を参照してください。
@param newstate スレッド実行中に例外発生した場合、その内容を報告す... -
Thread
# fetch(name , default = nil) {|name| . . . } -> object (63118.0) -
name に関連づけられたスレッドに固有のデータを返します。 name に対応するスレッド固有データがない時には、引数 default が 与えられていればその値を、ブロックが与えられていれば そのブロックを評価した値を返します。
...と発生します。
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new { Thread.current[:name] = 'A' }
th.join
th.fetch(:name) # => "A"
th.fetch(:fetch, 'B') # => "B"
th.fetch('name') {|name| "Thread" + name} # => "A"
th.fetch('fetch') {|name| "Thread" + name} # => "Threadfetch"
//}
@see Thread#[]... -
Thread
# join -> self (63118.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
...raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = []
threads.pus......h(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.each {|t| t.join}... -
Thread
# join(limit) -> self | nil (63118.0) -
スレッド self の実行が終了するまで、カレントスレッドを停止し ます。self が例外により終了していれば、その例外がカレントス レッドに対して発生します。
...raise ThreadError join を実行することによってデッドロックが起きる場合に発生します。またカレントスレッドを join したときにも発生します。
以下は、生成したすべてのスレッドの終了を待つ例です。
threads = []
threads.pus......h(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.push(Thread.new { n = rand(5); sleep n; n })
threads.each {|t| t.join}... -
Thread
# stop? -> bool (63118.0) -
スレッドが終了(dead)あるいは停止(stop)している時、true を返します。
...スレッドが終了(dead)あるいは停止(stop)している時、true を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new { Thread.stop }
b = Thread.current
a.stop? # => true
b.stop? # => false
//}
@see Thread#alive?, Thread#status... -
Thread
# inspect -> String (63100.0) -
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
...自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//}... -
Thread
# priority -> Integer (63100.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
...定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
loop { count2 += 1 }
end
b.priority = -2
count1 = count2 = 0 # re... -
Thread
# priority=(val) (63100.0) -
スレッドの優先度を返します。この値が大きいほど優先度が高くなります。 メインスレッドのデフォルト値は 0 です。新しく生成されたスレッドは親スレッドの priority を引き継ぎます。
...定します。プラットフォームに依存します。
//emlist[例][ruby]{
Thread.current.priority # => 0
count1 = count2 = 0
a = Thread.new do
loop { count1 += 1 }
end
a.priority = -1
b = Thread.new do
loop { count2 += 1 }
end
b.priority = -2
count1 = count2 = 0 # re... -
Thread
# to _ s -> String (63100.0) -
自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
...自身を人間が読める形式に変換した文字列を返します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.current
a.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf07ddb0 run>"
b = Thread.new{}
b.inspect # => "#<Thread:0x00007fdbaf8f7d10@(irb):3 dead>"
//}... -
Thread
# wakeup -> self (63100.0) -
停止状態(stop)のスレッドを実行可能状態(run)にします。
...を実行可能状態(run)にします。
@raise ThreadError 死んでいるスレッドに対して実行すると発生します。
//emlist[例][ruby]{
c = Thread.new { Thread.stop; puts "hey!" }
sleep 0.1 while c.status!='sleep'
c.wakeup
c.join
# => "hey!"
//}
@see Thread#run, Thread.stop... -
Thread
# backtrace -> [String] | nil (63082.0) -
スレッドの現在のバックトレースを返します。
...している場合は nil を返します。
//emlist[例][ruby]{
class C1
def m1
sleep 5
end
def m2
m1
end
end
th = Thread.new {C1.new.m2; Thread.stop}
th.backtrace
# => [
# [0] "(irb):3:in `sleep'",
# [1] "(irb):3:in `m1'",
# [2] "(irb):6:in `m2'",
# [3] "(irb... -
Thread
# name=(name) -> String (63082.0) -
self の名前を name に設定します。
...ームによっては pthread やカーネルにも設定を行う場合があります。
@raise ArgumentError 引数に ASCII 互換ではないエンコーディングのものを
指定した場合に発生します。
//emlist[例][ruby]{
a = Thread.new{}
a.name = 'named'......a.name # => "named"
a.inspect # => "#<Thread:0x00007f85ac8721f0@named@(irb):1 dead>"
//}
@see Thread#name... -
Thread
. pass -> nil (63082.0) -
他のスレッドに実行権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、 他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。
...権を譲ります。実行中のスレッドの状態を変えずに、
他の実行可能状態のスレッドに制御を移します。
Thread.new do
(1..3).each{|i|
p i
Thread.pass
}
exit
end
loop do
Thread.pass
p :main
end
#=>
1
:main
2
:main
3
:main... -
Thread
# add _ trace _ func(pr) -> Proc (63064.0) -
スレッドにトレース用ハンドラを追加します。
...加します。
追加したハンドラを返します。
@param pr トレースハンドラ(Proc オブジェクト)
//emlist[例][ruby]{
th = Thread.new do
class Trace
end
43.to_s
end
th.add_trace_func lambda {|*arg| p arg }
th.join
# => ["line", "example.rb", 4, nil, #<Binding:0x00007f......e0>, nil]
# => ["line", "example.rb", 6, nil, #<Binding:0x00007f98e108d4b0>, nil]
# => ["c-call", "example.rb", 6, :to_s, #<Binding:0x00007f98e1097aa0>, Integer]
# => ["c-return", "example.rb", 6, :to_s, #<Binding:0x00007f98e1095cc8>, Integer]
//}
@see Thread#set_trace_func Kernel.#set_trace_func... -
Thread
# exit -> self (63064.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
...レッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begi... -
Thread
# kill -> self (63064.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
...レッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begi... -
Thread
# raise(error _ type , message , traceback) -> () (63064.0) -
自身が表すスレッドで強制的に例外を発生させます。
...してください。
@param message Kernel.#raise を参照してください。
@param traceback Kernel.#raise を参照してください。
Thread.new {
sleep 1
Thread.main.raise "foobar"
}
begin
sleep
rescue
p $!, $@
end
=> #<RuntimeError: foobar>
["-:3"]... -
Thread
# safe _ level -> Integer (63064.0) -
self のセーフレベルを返します。カレントスレッドの safe_level は、$SAFE と同じです。
...ローバルになったため、このメソッドは obsolete になりました。
セーフレベルについてはspec/safelevelを参照してください。
//emlist[例][ruby]{
thr = Thread.new { $SAFE = 1; sleep }
Thread.current.safe_level # => 0
thr.safe_level # => 1
//}... -
Thread
# terminate -> self (63064.0) -
スレッドの実行を終了させます。終了時に ensure 節が実行されます。
...レッドの Thread#value の返り値は不定です。
自身がメインスレッドであるか最後のスレッドである場合は、プロセスを Kernel.#exit(0)
により終了します。
Kernel.#exit と違い例外 SystemExit を発生しません。
th1 = Thread.new do
begi...