るりまサーチ (Ruby 3.1)

最速Rubyリファレンスマニュアル検索!
39件ヒット [1-39件を表示] (0.390秒)
トップページ > クラス:Object[x] > クエリ:Object#class[x] > クエリ:pretty_print[x] > バージョン:3.1[x] > クエリ:singleton_method[x]

別のキーワード

  1. _builtin new
  2. _builtin inspect
  3. _builtin []
  4. _builtin to_s
  5. _builtin each

検索結果

Object#class -> Class (117826.0)

レシーバのクラスを返します。

...レシーバのクラスを返します。

//emlist[][ruby]{
p "ruby".class #=> String
p 100.class #=> Integer
p ARGV.class #=> Array
p self.class #=> Object
p Class.class #=> Class
p Kernel.class #=> Module
//}

@see Class#superclass,Object#kind_of?,Object#instance_of?...

Object#singleton_class -> Class (81772.0)

レシーバの特異クラスを返します。 まだ特異クラスがなければ、新しく作成します。

...します。

@raise TypeError レシーバが Integer、Float、Symbol の場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
Object
.new.singleton_class #=> #<Class:#<Object:0xb7ce1e24>>
String.singleton_class #=> #<Class:String>
nil.singleton_class #=> NilClass
//}

@see Object#class...

Object#initialize_copy(obj) -> object (63523.0)

(拡張ライブラリによる) ユーザ定義クラスのオブジェクトコピーの初期化メソッド。

...は self を obj の内容で置き換えます。ただ
し、self のインスタンス変数や特異メソッドは変化しません。
Object
#clone, Object#dupの内部で使われています。

initialize_copy は、Ruby インタプリタが知り得ない情報をコピーするた
めに...
...alize_copy でコピーするよう定義しておくことで、dup や clone
を再定義する必要がなくなります。

デフォルトの Object#initialize_copy は、 freeze チェックおよび型のチェックを行い self
を返すだけのメソッドです。

initialize_copy と...
...Error レシーバが freeze されているか、obj のクラスがレシーバ
のクラスと異なる場合に発生します。
@see Object#clone,Object#dup

以下に例として、dup や clone がこのメソッドをどのように利用しているかを示します。

obj.dup は、...

Object#singleton_methods(inherited_too = true) -> [Symbol] (63436.0)

そのオブジェクトに対して定義されている特異メソッド名 (public あるいは protected メソッド) の一覧を返します。

...た特異メソッドとは Object#extend によって追加された特異メソッドや、
self がクラスの場合はスーパークラスのクラスメソッド(Classのインスタンスの特異メソッド)などです。

singleton_methods(false) は、Object#methods(false) と同じで...
...ラスのクラスメソッドも含まれるよう true を指定したが、
# Object のクラスメソッドは一覧から排除している。

p obj.singleton_methods(true)
p Foo.singleton_methods(true) - Object.singleton_methods(true)

#実行結果

[:protected_self, :public_self, :protecte...
...d_bar, :public_bar]
[:protected_class_foo, :public_class_foo, :protected_class_parent, :public_class_parent]
//}

@see Object#methods,Object#extend...

Object::ARGF -> Object (63409.0)

引数 (なければ標準入力) で構成される仮想ファイル (詳細は ARGF、ARGF.class を参照)。

引数 (なければ標準入力) で構成される仮想ファイル
(詳細は ARGF、ARGF.class を参照)。

つまり Kernel.#gets は ARGF.class#gets と同じ意味です。
ARGF.class#file で現在読み込み中のファイルオブジェクトが、
ARGF.class#filename で現在読み込み中のファイル名が得られます。

絞り込み条件を変える

Object#initialize(*args, &block) -> object (63397.0)

ユーザ定義クラスのオブジェクト初期化メソッド。

ユーザ定義クラスのオブジェクト初期化メソッド。

このメソッドは Class#new から新しく生成されたオブ
ジェクトの初期化のために呼び出されます。他の言語のコンストラクタに相当します。
デフォルトの動作ではなにもしません。

initialize には
Class#new に与えられた引数がそのまま渡されます。

サブクラスではこのメソッドを必要に応じて再定義されること
が期待されています。

initialize という名前のメソッドは自動的に private に設定され
ます。

@param args 初期化時の引数です。
@param block 初期化時のブロック引数です。必...

Object#send(name, *args) -> object (63382.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数に して呼び出し、メソッドの実行結果を返します。

...のメソッドを呼び出せます。
d:spec/def#limit も参照してください。

public メソッドだけ呼び出せれば良い場合は
Object
#public_send を使う方が良いでしょう。

@param name 文字列かSymbol で指定するメソッド名です。
@param args 呼び出す...
...ーバは任意(Foo クラスのインスタンスである必要もない)
p Foo.new.send(methods[1]) # => "foo"
p Foo.new.send(methods[2]) # => "bar"
p Foo.new.send(methods[3]) # => "baz"
//}

@see Object#public_send, BasicObject#__send__, Object#method, Kernel.#eval, Proc, Method...

Object#send(name, *args) { .... } -> object (63382.0)

オブジェクトのメソッド name を args を引数に して呼び出し、メソッドの実行結果を返します。

...のメソッドを呼び出せます。
d:spec/def#limit も参照してください。

public メソッドだけ呼び出せれば良い場合は
Object
#public_send を使う方が良いでしょう。

@param name 文字列かSymbol で指定するメソッド名です。
@param args 呼び出す...
...ーバは任意(Foo クラスのインスタンスである必要もない)
p Foo.new.send(methods[1]) # => "foo"
p Foo.new.send(methods[2]) # => "bar"
p Foo.new.send(methods[3]) # => "baz"
//}

@see Object#public_send, BasicObject#__send__, Object#method, Kernel.#eval, Proc, Method...

Object#instance_variable_get(var) -> object | nil (63379.0)

オブジェクトのインスタンス変数の値を取得して返します。

...Foo
def initialize
@foo = 1
end
end

obj = Foo.new
p obj.instance_variable_get("@foo") #=> 1
p obj.instance_variable_get(:@foo) #=> 1
p obj.instance_variable_get(:@bar) #=> nil
//}

@see Object#instance_variable_set,Object#instance_variables,Object#instance_variable_defined?...

Object#marshal_dump -> object (63343.0)

Marshal.#dump を制御するメソッドです。

...定義されていてもマーシャルできるようになります
(特異メソッドの情報が自動的に dump されるようになるわけではなく、
marshal_dump/marshal_load によりそれを実現する余地があるということです)。

@see Object#marshal_load, Marshal...

絞り込み条件を変える

Object#marshal_load(obj) -> object (63343.0)

Marshal.#load を制御するメソッドです。

...Ruby 1.8.0 から導入されました。
これから書くプログラムでは _dump/_load ではなく
marshal_dump/marshal_load を使うべきです。

@param obj marshal_dump の返り値のコピーです。

@return 返り値は無視されます。


@see Object#marshal_dump, Marshal...

Object#remove_instance_variable(name) -> object (63343.0)

オブジェクトからインスタンス変数 name を取り除き、そのインス タンス変数に設定されていた値を返します。

オブジェクトからインスタンス変数 name を取り除き、そのインス
タンス変数に設定されていた値を返します。

@param name 削除するインスタンス変数の名前をシンボルか文字列で指定します。
@raise NameError オブジェクトがインスタンス変数 name を持たない場合に発生します。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def foo
@foo = 1
p remove_instance_variable(:@foo) #=> 1
p remove_instance_variable(:@foo) # instance v...

Object#methods(include_inherited = true) -> [Symbol] (63202.0)

そのオブジェクトに対して呼び出せるメソッド名の一覧を返します。 このメソッドは public メソッドおよび protected メソッドの名前を返します。

...ected メソッドの名前を返します。

ただし特別に、引数が偽の時は Object#singleton_methods(false) と同じになっています。


@param include_inherited 引数が偽の時は Object#singleton_methods(false) と同じになります。

//emlist[例1][ruby]{
class Parent...
...指定して
# いるが、Object のインスタンスメソッドは一覧から排除している。
p obj.methods(true) - Object.instance_methods(true)
p obj.public_methods(true) - Object.public_instance_methods(true)
p obj.private_methods(true) - Object.private_instance_methods(t...
...rue)
p obj.protected_methods(true) - Object.protected_instance_methods(true)

# 実行結果
[:protected_singleton, :public_singleton, :protected_foo, :public_foo, :protected_parent, :public_parent]
[:public_singleton, :public_foo, :public_parent]
[:private_singleton, :private_foo, :private_parent]...

Object#is_a?(mod) -> bool (63148.0)

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

...ードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に fa...
...です。

//emlist[][ruby]{
module M
end
class C < Object
include M
end
class S < C
end

obj = S.new
p obj.is_a?(S) # true
p obj.is_a?(C) # true
p obj.is_a?(Object) # true
p obj.is_a?(M) # true
p obj.is_a?(Hash) # false
//}

@see Object#instance_of?,Module#===,Object#class...

Object#kind_of?(mod) -> bool (63148.0)

オブジェクトが指定されたクラス mod かそのサブクラスのインスタンスであるとき真を返します。

...ードしたクラスかそのサブクラス
のインスタンスである場合にも真を返します。
Module#includeだけではなく、Object#extendやModule#prependに
よってサブクラスのインスタンスになる場合も含みます。
上記のいずれでもない場合に fa...
...です。

//emlist[][ruby]{
module M
end
class C < Object
include M
end
class S < C
end

obj = S.new
p obj.is_a?(S) # true
p obj.is_a?(C) # true
p obj.is_a?(Object) # true
p obj.is_a?(M) # true
p obj.is_a?(Hash) # false
//}

@see Object#instance_of?,Module#===,Object#class...

絞り込み条件を変える

Object#instance_of?(klass) -> bool (63130.0)

オブジェクトがクラス klass の直接のインスタンスである時真を返します。

...常に obj.kind_of?(c) も成立します。

@param klass Classかそのサブクラスのインスタンスです。

//emlist[][ruby]{
class C < Object
end
class S < C
end

obj = S.new
p obj.instance_of?(S) # true
p obj.instance_of?(C) # false
//}

@see Object#kind_of?,Object#class...

Object.yaml_tag(tag) -> () (63130.0)

クラスと tag の間を関連付けます。

...end

attr_reader :x
end

# Dumps Ruby object normally
p Psych.dump(Foo.new(3))
# =>
# --- !ruby/object:Foo
# x: 3

# Registers tag with class Foo
Foo.yaml_as("tag:example.com,2013:foo")
# ... and dumps the object of Foo class
Psych.dump(Foo.new(3), STDOUT)
# =>...
...# --- !<tag:example.com,2013:foo>
# x: 3

# Loads the object from the tagged YAML node
p Psych.load(<<EOS)
--- !<tag:example.com,2012:foo>
x: 8
EOS
# => #<Foo:0x0000000130f48 @x=8>...

Object#_dump(limit) -> String (63112.0)

Marshal.#dump において出力するオブジェクトがメソッド _dump を定義している場合には、そのメソッドの結果が書き出されます。

...ッド _dump
を定義している場合には、そのメソッドの結果が書き出されます。

バージョン1.8.0以降ではObject#marshal_dump, Object#marshal_loadの使用
が推奨されます。 Marshal.dump するオブジェクトが _dump と marshal_dump の両方の
メソッ...
...い場合や拡張ライブラリで定義し
たクラスのインスタンスがインスタンス変数以外に情報を保持する場合に
利用します。(例えば、クラス Time は、_dump/_load を定義して
います)

@see Object#marshal_dump, Object#marshal_load, Class#_load...

Object#respond_to?(name, include_all = false) -> bool (63094.0)

オブジェクトがメソッド name を持つとき真を返します。

...されたメソッドで NotImplementedError が発生する場合は true を返します。

メソッドが定義されていない場合は、Object#respond_to_missing? を呼
び出してその結果を返します。

@param name Symbol または文字列で指定するメソッド名です。...

Object#to_s -> String (63094.0)

オブジェクトの文字列表現を返します。

...使って文字列に変換し
ます。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def initialize num
@num = num
end
end
it = Foo.new(40)

puts it #=> #<Foo:0x2b69110>

class Foo
def to_s
"Class:Foo Number:#{@num}"
end
end

puts it #=> Class:Foo Number:40
//}

@see Object#to_str,Kernel.#String...

絞り込み条件を変える

Object#pretty_print_cycle(pp) -> () (63088.0)

プリティプリント時にオブジェクトの循環参照が検出された場合、 Object#pretty_print の代わりに呼ばれるメソッドです。

...プリティプリント時にオブジェクトの循環参照が検出された場合、
Object
#pretty_print の代わりに呼ばれるメソッドです。

あるクラスの pp の出力をカスタマイズしたい場合は、
このメソッドも再定義する必要があります。

@p...
...aram pp PP オブジェクトです。

//emlist[][ruby]{
class Array
def pretty_print_cycle(q)
q.text(empty? ? '[]' : '[...]')
end
end
//}

@see Object#pretty_print...

Object#===(other) -> bool (63076.0)

case 式で使用されるメソッドです。d:spec/control#case も参照してください。

...ドは case 式での振る舞いを考慮して、
各クラスの性質に合わせて再定義すべきです。

デフォルトでは内部で Object#== を呼び出します。

when 節の式をレシーバーとして === を呼び出すことに注意してください。

また Enumerable...
...String class. But don't hit."
else
"unknown"
end
end

puts check([]) #=> unknown
puts check("mash-up in Ruby on Rails") #=> instance of String class. But not hit...
puts check("<Ruby's world>") #=> hit! <Ruby's world>
//}

@see Object#==, Range#===, Module#===, Regexp#===, Enumerable#grep...

Object#define_singleton_method(symbol) { ... } -> Symbol (63076.0)

self に特異メソッド name を定義します。

self に特異メソッド name を定義します。

@param symbol メソッド名を String または Symbol で指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

//emlist[][ruby]{
class A
class << self
def class_name
to_s
end
end
end
A.define_singleton_me...

Object#define_singleton_method(symbol, method) -> Symbol (63076.0)

self に特異メソッド name を定義します。

self に特異メソッド name を定義します。

@param symbol メソッド名を String または Symbol で指定します。

@param method Proc、Method あるいは UnboundMethod の
いずれかのインスタンスを指定します。

@return メソッド名を表す Symbol を返します。

//emlist[][ruby]{
class A
class << self
def class_name
to_s
end
end
end
A.define_singleton_me...

Object#display(out = $stdout) -> nil (63076.0)

オブジェクトを out に出力します。

...][ruby]{
class Object
def display(out = $stdout)
out.write self
nil
end
end
//}

@param out 出力先のIOオブジェクトです。指定しない場合は標準出力に出力されます。
@return nil を返します。

//emlist[][ruby]{
Object
.new.display #=> #<Object:0xbb0210>
//...

絞り込み条件を変える

Object#extend(*modules) -> self (63076.0)

引数で指定したモジュールのインスタンスメソッドを self の特異 メソッドとして追加します。

...
@return self を返します。

//emlist[][ruby]{
module Foo
def a
'ok Foo'
end
end

module Bar
def b
'ok Bar'
end
end

obj = Object.new
obj.extend Foo, Bar
p obj.a #=> "ok Foo"
p obj.b #=> "ok Bar"

class Klass
include Foo
extend Bar
end

p Klass.new.a #=> "ok Foo"
p Klass....
...ただしその場合、フック用のメソッド
が Module#extended ではなく Module#included になるという違いがあります。

//emlist[][ruby]{
# obj.extend Foo, Bar とほぼ同じ
class << obj
include Foo, Bar
end
//}

@see Module#extend_object,Module#include,Module#extended...

Object#instance_variable_defined?(var) -> bool (63076.0)

インスタンス変数 var が定義されていたら真を返します。

..., @b = p1, p2
end
end
fred = Fred.new('cat', 99)
p fred.instance_variable_defined?(:@a) #=> true
p fred.instance_variable_defined?("@b") #=> true
p fred.instance_variable_defined?("@c") #=> false
//}

@see Object#instance_variable_get,Object#instance_variable_set,Object#instance_variables...

Object#instance_variables -> [Symbol] (63058.0)

オブジェクトのインスタンス変数名をシンボルの配列として返します。

...スタンス変数名をシンボルの配列として返します。

//emlist[][ruby]{
obj = Object.new
obj.instance_eval { @foo, @bar = nil }
p obj.instance_variables

#=> [:@foo, :@bar]
//}

@see Object#instance_variable_get, Kernel.#local_variables, Kernel.#global_variables, Module.constants, M...

Object#pretty_print(pp) -> () (63058.0)

PP.pp や Kernel.#pp がオブジェクトの内容を出力するときに 呼ばれるメソッドです。PP オブジェクト pp を引数として呼ばれます。

...@param pp PP オブジェクトです。

//emlist[][ruby]{
class Array
def pretty_print(q)
q.group(1, '[', ']') {
q.seplist(self) {|v|
q.pp v
}
}
end
end
//}

@see Object#pretty_print_cycle, Object#inspect, PrettyPrint#text, PrettyPrint#group, PrettyPrint#breakable...

Object#public_method(name) -> Method (63058.0)

オブジェクトの public メソッド name をオブジェクト化した Method オブジェクトを返します。

...vate メソッド名を引数として与えると発生します。

//emlist[][ruby]{
1.public_method(:to_int) #=> #<Method: Integer#to_int>
1.public_method(:p) # method `p' for class `Integer' is private (NameError)
//}

@see Object#method,Object#public_send,Module#public_instance_method...

絞り込み条件を変える

Object#respond_to_missing?(symbol, include_private) -> bool (63058.0)

自身が symbol で表されるメソッドに対し BasicObject#method_missing で反応するつもりならば真を返します。

...れるメソッドに対し
BasicObject#method_missing で反応するつもりならば真を返します。

Object
#respond_to? はメソッドが定義されていない場合、
デフォルトでこのメソッドを呼びだし問合せます。

BasicObject#method_missing を override した...
...end
end

def respond_to_missing?(sym, include_private)
(sym =~ /^to_*/) ? true : super
end
end

s = Sample.new
s.to_sample("sample args1", "sample args2")
s.respond_to?(:to_sample) # => true
s.respond_to?(:sample) # => false
//}

@see Object#respond_to?, BasicObject#method_missing...

Object#singleton_method(name) -> Method (63058.0)

オブジェクトの特異メソッド name をオブジェクト化した Method オブ ジェクトを返します。

...o.new(99)
def k.hi
"Hi, @iv = #{@iv}"
end
m = k.singleton_method(:hi) # => #<Method: #<Demo:0xf8b0c3c4 @iv=99>.hi>
m.call #=> "Hi, @iv = 99"
m = k.singleton_method(:hello) # => NameError
//}

@see Module#instance_method, Method, BasicObject#__send__, Object#send, Kernel.#eval, Object#method...

Object#to_ary -> Array (63058.0)

オブジェクトの Array への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

...
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する...
...すべての場面で代置可能であるような、
* 配列そのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def to_ary
[3,4]
end
end

it = Foo.new
p([1,2] + it) #=> [1, 2, 3, 4]
//}

@see Object#to_a,Kernel.#Array...

Object#to_str -> String (63058.0)

オブジェクトの String への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

...
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する...
...面で代置可能であるような、
* 文字列そのものとみなせるようなもの
という厳しいものになっています。

//emlist[][ruby]{
class Foo
def to_str
'Edition'
end
end

it = Foo.new
p('Second' + it) #=> "SecondEdition"
//}

@see Object#to_s,Kernel.#String...

Object#inspect -> String (63040.0)

オブジェクトを人間が読める形式に変換した文字列を返します。

オブジェクトを人間が読める形式に変換した文字列を返します。

組み込み関数 Kernel.#p は、このメソッドの結果を使用して
オブジェクトを表示します。

//emlist[][ruby]{
[ 1, 2, 3..4, 'five' ].inspect # => "[1, 2, 3..4, \"five\"]"
Time.new.inspect # => "2008-03-08 19:43:39 +0900"
//}

inspect メソッドをオーバーライドしなかった場合、クラス名とインスタンス
変数の名前、値の組を元にした文字列を返します。

//...

絞り込み条件を変える

Object#to_hash -> Hash (63040.0)

オブジェクトの Hash への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

...
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する...

Object#to_int -> Integer (63040.0)

オブジェクトの Integer への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

...
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する...

Object#to_proc -> Proc (63040.0)

オブジェクトの Proc への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

...
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

//emlist[][ruby]{
def doing
yie...

Object#to_regexp -> Regexp (63040.0)

オブジェクトの Regexp への暗黙の変換が必要なときに内部で呼ばれます。 デフォルトでは定義されていません。

...
デフォルトでは定義されていません。

説明のためここに記載してありますが、
このメソッドは実際には Object クラスには定義されていません。
必要に応じてサブクラスで定義すべきものです。

このメソッドを定義する...