るりまサーチ (Ruby 2.4.0)

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<< < 1 2 >>

IO#sysread(maxlen, outbuf = "") -> String (63076.0)

read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを 含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作 をすることがあります。

...read(2) を用いて入力を行ない、入力されたデータを
含む文字列を返します。stdio を経由しないので gets や getc や eof? などと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。

バイナリ読み込みメソッドとして動作します。

...
...します。

@param maxlen 入力のサイズを整数で指定します。

@param outbuf 出力用のバッファを文字列で指定します。IO#sysread は読み込んだデータを
その文字列オブジェクトに上書きして返します。指定した文字列オブ...
...小)されたあと、実際に読み込んだデータのサイズになります。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise EOFError IO が既に EOF に達していれば発生します。

@raise Errno::EXXX データの読み込...

IO#chars -> Enumerator (63070.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに IO#each_char を使用してください。

...このメソッドは obsolete です。
代わりに IO#each_char を使用してください。

使用すると警告メッセージが表示されます。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされてい...
...なければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。


@see IO#each_char...

IO#chars {|c| ... } -> self (63070.0)

このメソッドは obsolete です。 代わりに IO#each_char を使用してください。

...このメソッドは obsolete です。
代わりに IO#each_char を使用してください。

使用すると警告メッセージが表示されます。

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

self は読み込み用にオープンされてい...
...なければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。


@see IO#each_char...

IO#cooked! -> self (63070.0)

cooked モードを有効にします。端末のモードを後で元に戻す必要がある場合は IO#cooked を使用してください。

...cooked モードを有効にします。端末のモードを後で元に戻す必要がある場合は
IO
#cooked を使用してください。

@return 自身を返します。

@see IO#cooked...

IO#each_codepoint -> Enumerator (63070.0)

IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

...
IO
の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。

ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "abcde...

絞り込み条件を変える

IO#each_codepoint {|c| ... } -> self (63070.0)

IO の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

...
IO
の各コードポイントに対して繰り返しブロックを呼びだします。

ブロックの引数にはコードポイントを表す整数が渡されます。

ブロックを省略した場合には、Enumerator を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "abcde...

IO#external_encoding -> Encoding | nil (63070.0)

IO の外部エンコーディングを返します。 外部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。 ただし読み込み専用モードの場合は Encoding.default_external になります。

...
IO
の外部エンコーディングを返します。
外部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。
ただし読み込み専用モードの場合は Encoding.default_external になります。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "abcde")
File.ope...

IO#flush -> self (63070.0)

IO ポートの内部バッファをフラッシュします。

...
IO
ポートの内部バッファをフラッシュします。

このメソッドを使ったとき、即座にメタデータを更新することは保証されません(特にWindowsで)。
即座にメタデータも更新したいときは IO#fsync を使います。

@raise IOError 自身...

IO#internal_encoding -> Encoding | nil (63070.0)

IO の内部エンコーディングを返します。 内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

...
IO
の内部エンコーディングを返します。
内部エンコーディングが指定されていない場合は nil を返します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "abcde")
File.open("testfile") do |f|
p f.internal_encoding # => nil
f.set_encoding("ASCII-8BIT", "EUC-JP"...

IO#raw!(min: 1, time: 0, intr: false) -> self (63070.0)

raw モードを有効にします。端末のモードを後で元に戻す必要がある場合は IO#raw を使用してください。

...raw モードを有効にします。端末のモードを後で元に戻す必要がある場合は
IO
#raw を使用してください。

@return 自身を返します。

@see IO#raw...

絞り込み条件を変える

IO#readbyte -> Integer (63070.0)

IO から1バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

...
IO
から1バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば EOFError が発生します。

@raise EOFError 既に EOF に達している場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "123")
File.open("testfile") do |f|
begin
f.rea...

IO#write(str) -> Integer (63070.0)

IOポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ れば to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

...
IO
ポートに対して str を出力します。str が文字列でなけ
れば to_s による文字列化を試みます。
実際に出力できたバイト数を返します。

IO
#syswrite を除く全ての出力メソッドは、最終的に
"write" という名のメソッドを呼び出...
...ことで出力関数の挙動を変更することができます。

@param str 自身に書き込みたい文字列を指定します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生し...

IO#autoclose=(bool) (63058.0)

auto-close フラグを設定します。

...close しません。

@param bool 真偽値でフラグを設定します
@see IO#autoclose?

f = open("/dev/null")
IO
.for_fd(f.fileno)
# ...
f.gets # may cause Errno::EBADF

f = open("/dev/null")
IO
.for_fd(f.fileno).autoclose = false
# ...
f.gets # won't cause Errno::EBADF...

IO#binmode? -> bool (63058.0)

自身がバイナリモードなら true を返します。そうでない場合、false を返します。

...自身がバイナリモードなら true を返します。そうでない場合、false を返します。


@see c:IO#io_binmode, IO#binmode...

IO#read(length = nil, outbuf = "") -> String | nil (63058.0)

length バイト読み込んで、その文字列を返します。

...の全てのデータを読み込んで、その文字列を返します。

@param outbuf 出力用のバッファを文字列で指定します。IO#read は読み込んだ
データをその文字列オブジェクトに上書きして返します。指定し
た文字...
...旦 length 長に拡張(ある
いは縮小)されたあと、実際に読み込んだデータのサイズになります。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX データの読み込みに失敗した場...
...負の場合に発生します。

第二引数を指定した read の呼び出しでデータが空であった場合
(read が nil を返す場合)、outbuf は空文字列になります。

outbuf = "x" * 20;
io
= File.open("/dev/null")
p io.read(10,outbuf)
p outbuf
=> nil
""...

絞り込み条件を変える

IO#readlines(limit, chomp: false) -> [String] (63058.0)

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

...@param chomp true を指定すると各行の末尾から rs を取り除きます。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "line1,\nline2,\nline3,\n")
File.open("testfile") { |f| p f.readlines }...
...chomp = true)][ruby]{
IO
.write("testfile", "line1,\rline2,\r\nline3,\n")
File.open("testfile") { |f| p f.readlines(chomp: true) } # => ["line1,\rline2,", "line3,"]
File.open("testfile") { |f| p f.readlines("\r", chomp: true) } # => ["line1,", "line2,", "\nline3,\n"]
//}

@see $/, IO#gets...

IO#readlines(rs = $/, chomp: false) -> [String] (63058.0)

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

...@param chomp true を指定すると各行の末尾から rs を取り除きます。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "line1,\nline2,\nline3,\n")
File.open("testfile") { |f| p f.readlines }...
...chomp = true)][ruby]{
IO
.write("testfile", "line1,\rline2,\r\nline3,\n")
File.open("testfile") { |f| p f.readlines(chomp: true) } # => ["line1,\rline2,", "line3,"]
File.open("testfile") { |f| p f.readlines("\r", chomp: true) } # => ["line1,", "line2,", "\nline3,\n"]
//}

@see $/, IO#gets...

IO#readlines(rs, limit, chomp: false) -> [String] (63058.0)

データを全て読み込んで、その各行を要素としてもつ配列を返します。 既に EOF に達していれば空配列 [] を返します。

...@param chomp true を指定すると各行の末尾から rs を取り除きます。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "line1,\nline2,\nline3,\n")
File.open("testfile") { |f| p f.readlines }...
...chomp = true)][ruby]{
IO
.write("testfile", "line1,\rline2,\r\nline3,\n")
File.open("testfile") { |f| p f.readlines(chomp: true) } # => ["line1,\rline2,", "line3,"]
File.open("testfile") { |f| p f.readlines("\r", chomp: true) } # => ["line1,", "line2,", "\nline3,\n"]
//}

@see $/, IO#gets...

IO.console_size -> [Integer, Integer] (63058.0)

端末のサイズを [rows, columns] で返します。

...端末のサイズを [rows, columns] で返します。

io
/console が利用できない場合は、IO.default_console_size
の値を返します。

@see IO.default_console_size...

IO.sysopen(path, mode = "r", perm = 0666) -> Integer (63058.0)

path で指定されるファイルをオープンし、ファイル記述子を返しま す。

...path で指定されるファイルをオープンし、ファイル記述子を返しま
す。

IO
.for_fd などで IO オブジェクトにしない限り、このメソッ
ドでオープンしたファイルをクローズする手段はありません。

@param path ファイル名を表す...
...する場合の
ファイルのパーミッションを整数で指定します。Kernel.#open と同じです。

@raise Errno::EXXX ファイルのオープンに失敗した場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.sysopen("testfile", "w+") # => 3
//}

@see Kernel.#open...

絞り込み条件を変える

IO#getbyte -> Integer | nil (63052.0)

IO から1バイトを読み込み整数として返します。 既に EOF に達していれば nil を返します。

...
IO
から1バイトを読み込み整数として返します。
既に EOF に達していれば nil を返します。

f = File.new("testfile")
f.getbyte #=> 84
f.getbyte #=> 104...

IO#lineno -> Integer (63052.0)

現在の行番号を整数で返します。実際には IO#gets が呼ばれた回数です。 改行以外のセパレータで gets が呼ばれた場合など、実際の行番号と異なる場合があります。

...現在の行番号を整数で返します。実際には IO#gets が呼ばれた回数です。
改行以外のセパレータで gets が呼ばれた場合など、実際の行番号と異なる場合があります。

@raise IOError 読み込み用にオープンされていなければ発生...

IO#print(*arg) -> nil (63052.0)

引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

...引数を IO ポートに順に出力します。引数を省略した場合は、$_ を出力します。

@param arg Kernel.#print と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合...

IO#rewind -> 0 (63052.0)

ファイルポインタを先頭に移動します。IO#lineno は 0 になります。

...ファイルポインタを先頭に移動します。IO#lineno は 0 になります。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.readline #=> "This is line one\n"
f.rewind #=> 0
f.lineno...

IO::SEEK_CUR -> Integer (63052.0)

IO#seek を参照してください。

...
IO
#seek を参照してください。...

絞り込み条件を変える

IO::SEEK_DATA -> Integer (63052.0)

IO#seek を参照してください。

...
IO
#seek を参照してください。

Linux 3.1 以降で利用可能です。...

IO::SEEK_END -> Integer (63052.0)

IO#seek を参照してください。

...
IO
#seek を参照してください。...

IO::SEEK_HOLE -> Integer (63052.0)

IO#seek を参照してください。

...
IO
#seek を参照してください。

Linux 3.1 以降で利用可能です。...

IO::SEEK_SET -> Integer (63052.0)

IO#seek を参照してください。

...
IO
#seek を参照してください。...

IO#gets(limit, chomp: false) -> String | nil (63040.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には nil を返します。

...il を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。
IO
#readline との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大の読み込みバイト数を指定します。ただし
ファイ...
...の読み込みバイト数
@param chomp true を指定すると各行の末尾から "\n", "\r", または "\r\n" を取り除きます。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("oneline_file")
f.gets...
...#=> "This is line one\n"
$_ #=> "This is line one\n"
f.gets #=> nil
$_ #=> nil

@see $/, IO#readline...

絞り込み条件を変える

IO#gets(rs = $/, chomp: false) -> String | nil (63040.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には nil を返します。

...il を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。
IO
#readline との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大の読み込みバイト数を指定します。ただし
ファイ...
...の読み込みバイト数
@param chomp true を指定すると各行の末尾から "\n", "\r", または "\r\n" を取り除きます。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("oneline_file")
f.gets...
...#=> "This is line one\n"
$_ #=> "This is line one\n"
f.gets #=> nil
$_ #=> nil

@see $/, IO#readline...

IO#gets(rs, limit, chomp: false) -> String | nil (63040.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には nil を返します。

...il を返します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。
IO
#readline との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大の読み込みバイト数を指定します。ただし
ファイ...
...の読み込みバイト数
@param chomp true を指定すると各行の末尾から "\n", "\r", または "\r\n" を取り除きます。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("oneline_file")
f.gets...
...#=> "This is line one\n"
$_ #=> "This is line one\n"
f.gets #=> nil
$_ #=> nil

@see $/, IO#readline...

IO#readline(limit, chomp: false) -> String (63040.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。

...が発生します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト...
...と各行の末尾から "\n", "\r", または "\r\n" を取り除きます。

@raise EOFError EOF に到達した時に発生します。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("oneline_file")
f.readline...
...#=> "This is line one\n"
$_ #=> "This is line one\n"
f.readline #=> EOFError
$_ #=> nil

@see $/, IO#gets...

IO#readline(rs = $/, chomp: false) -> String (63040.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。

...が発生します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト...
...と各行の末尾から "\n", "\r", または "\r\n" を取り除きます。

@raise EOFError EOF に到達した時に発生します。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("oneline_file")
f.readline...
...#=> "This is line one\n"
$_ #=> "This is line one\n"
f.readline #=> EOFError
$_ #=> nil

@see $/, IO#gets...

IO#readline(rs, limit, chomp: false) -> String (63040.0)

一行読み込んで、読み込みに成功した時にはその文字列を返します。 EOF に到達した時には EOFError が発生します。

...が発生します。

テキスト読み込みメソッドとして動作します。

読み込んだ文字列を変数 $_ にセットします。IO#gets との違いは EOF での振る舞いのみです。

limit で最大読み込みバイト数を指定します。ただしマルチバイト...
...と各行の末尾から "\n", "\r", または "\r\n" を取り除きます。

@raise EOFError EOF に到達した時に発生します。

@raise IOError 自身が読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("oneline_file")
f.readline...
...#=> "This is line one\n"
$_ #=> "This is line one\n"
f.readline #=> EOFError
$_ #=> nil

@see $/, IO#gets...

絞り込み条件を変える

IO.console -> File | nil (63040.0)

端末を File オブジェクトで返します。

...端末を File オブジェクトで返します。

require "io/console"
IO
.console # => #<File:/dev/tty>

プロセスが端末から切り離された状態で実行すると nil を返します。

戻り値はプラットフォームや環境に依存します。...

IO#close_on_exec=(bool) (63022.0)

自身に close-on-exec フラグを設定します。

...2)
@param bool 自身の close-on-exec フラグを true か false で指定します。

f = open("/dev/null")
f.close_on_exec = true
system("cat", "/proc/self/fd/#{f.fileno}") # cat: /proc/self/fd/3: No such file or directory
f.closed? #=> false

@see IO#close_on_exec?...

IO#close_on_exec? -> bool (63022.0)

自身に close-on-exec フラグが設定されていた場合 true を返します。 そうでない場合に false を返します。

...ます。
そうでない場合に false を返します。

f = open("/dev/null")
f.close_on_exec? #=> true
f.close_on_exec = false
f.close_on_exec? #=> false
f.close_on_exec = true
f.close_on_exec? #=> true

@see IO#close_on_exec=...

IO#expect(pattern, timeout = 9999999) -> Array | nil (63022.0)

レシーバから指定したパターンを読み込むまで待ちます。

...定したパターンを読み込むまで待ちます。

このメソッドがブロックなしで呼ばれた場合、まずレシーバである
IO
オブジェクトから pattern にマッチするパターンが読みこまれる
まで待ちます。

このメソッドをブロック付き...

IO#expect(pattern, timeout = 9999999) {|array| ... } -> nil (63022.0)

レシーバから指定したパターンを読み込むまで待ちます。

...定したパターンを読み込むまで待ちます。

このメソッドがブロックなしで呼ばれた場合、まずレシーバである
IO
オブジェクトから pattern にマッチするパターンが読みこまれる
まで待ちます。

このメソッドをブロック付き...

絞り込み条件を変える

IO#pathconf(name) -> Integer | nil (63022.0)

fpathconf(3) で取得したファイルの設定変数の値を返します。

...場合は nil
を返します。(fpathconf(3) が -1 を返し、errno が設定されていない
場合)

@param name Etc モジュールの PC_ で始まる定数のいずれかを指定します。

//emlist[][ruby]{
require 'etc'
IO
.pipe {|r, w|
p w.pathconf(Etc::PC_PIPE_BUF) # => 4096
}
//}...

IO#pos -> Integer (63022.0)

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

...ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "This is line one\n")
File.open("testfile") do |f|
f.pos # => 0
f.gets # => "This is line one\n"
f.pos...

IO#printf(format, *arg) -> nil (63022.0)

C 言語の printf と同じように、format に従い引数 を文字列に変換して、self に出力します。

...第一引数に IO を指定できないこと、引数を省略できないことを除けば Kernel.#printf と同じです。

@param format Kernel.#printf と同じです。print_format を参照してください。

@param arg Kernel.#printf と同じです。

@raise IOError 自身が書き...

IO#stat -> File::Stat (63022.0)

ファイルのステータスを含む File::Stat オブジェクトを生成して 返します。

...

@raise Errno::EXXX ステータスの読み込みに失敗した場合に発生します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "This is line one\nThis is line two\n")
File.open("testfile") do |f|
s = f.stat
"%o...

IO#sync=(newstate) (63022.0)

自身を同期モードに設定すると、出力関数の呼出毎にバッファがフラッシュされます。

...自身を同期モードに設定すると、出力関数の呼出毎にバッファがフラッシュされます。

@param newstate 自身を同期モードに設定するかを boolean で指定します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

@see IO#sync...

絞り込み条件を変える

IO#tell -> Integer (63022.0)

ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

...ファイルポインタの現在の位置を整数で返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
IO
.write("testfile", "This is line one\n")
File.open("testfile") do |f|
f.pos # => 0
f.gets # => "This is line one\n"
f.pos...

IO#ungetbyte(c) -> nil (63022.0)

指定したバイト列を書き戻します。

...ます。

2バイト以上の書き戻しは仕様として保証しません。

このメソッドはバッファを経由しない読み出し(IO#sysread など)
には影響しません。

@param c バイト列(文字列)、もしくは0から255までの整数

例:

f = File.new("testfile...

IO#wait(timeout = nil) -> bool | self | nil (63022.0)

self が読み込み可能になるまでブロックし、読み込み可能になったら 真値を返します。タイムアウト、もしくはEOFで それ以上読みこめない場合は偽の値を返します。

...timeout を指定した場合は、指定秒数経過するまでブロックし、タ
イムアウトした場合は nil を返します。

self が EOF に達していれば false を返します。

@param timeout タイムアウトまでの秒数を指定します。


@see IO#wait_writable...

IO#wait_readable(timeout = nil) -> bool | self | nil (63022.0)

self が読み込み可能になるまでブロックし、読み込み可能になったら 真値を返します。タイムアウト、もしくはEOFで それ以上読みこめない場合は偽の値を返します。

...timeout を指定した場合は、指定秒数経過するまでブロックし、タ
イムアウトした場合は nil を返します。

self が EOF に達していれば false を返します。

@param timeout タイムアウトまでの秒数を指定します。


@see IO#wait_writable...

IO#wait_writable -> self (63022.0)

self が書き込み可能になるまでブロックし、書き込み可能になったら self を 返します。

...、書き込み可能になったら self を
返します。

timeout を指定した場合は、指定秒数経過するまでブロックし、タイムアウト
した場合は nil を返します。

@param timeout タイムアウトまでの秒数を指定します。

@see IO#wait_readable...

絞り込み条件を変える

IO#wait_writable(timeout) -> self | nil (63022.0)

self が書き込み可能になるまでブロックし、書き込み可能になったら self を 返します。

...、書き込み可能になったら self を
返します。

timeout を指定した場合は、指定秒数経過するまでブロックし、タイムアウト
した場合は nil を返します。

@param timeout タイムアウトまでの秒数を指定します。

@see IO#wait_readable...

IO#<<(object) -> self (63004.0)

object を出力します。object が文字列でない時にはメソッ ド to_s を用いて文字列に変換します。

object を出力します。object が文字列でない時にはメソッ
ド to_s を用いて文字列に変換します。

以下のような << の連鎖を使うことができます。

STDOUT << 1 << " is a " << Integer << "\n"

@param object 出力したいオブジェクトを与えます。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生します。

IO#advise(advice, offset=0, len=0) -> nil (63004.0)

posix_fadvise(2) を呼びだし、 ファイルへのアクセスパターンをOSに知らせます。

...表すシンボル
@param offset パターンを指定するデータの先頭位置
@param len パターンを指定するデータの長さ

@raise IOError ストリームが既に閉じられているときに発生する例外
@raise Errno::EBADF ファイルデスクリプタが不正である...

IO#each_char -> Enumerator (63004.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

...れていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' '...

IO#each_char {|c| ... } -> self (63004.0)

self に含まれる文字を一文字ずつブロックに渡して評価します。

...れていなければなりません。

ブロックを省略した場合は各文字について繰り返す Enumerator を返します。

@raise IOError self が読み込み用にオープンされていない場合に発生します。

f = File.new("testfile")
f.each_char {|c| print c, ' '...

絞り込み条件を変える

IO#echo=(flag) (63004.0)

文字入力時のエコーバックが有効かどうかを設定します。

文字入力時のエコーバックが有効かどうかを設定します。

@param flag true を指定した場合、文字入力時のエコーバックが有効に設定さ
れます。

IO#echo? -> bool (63004.0)

文字入力時のエコーバックが有効かどうかを返します。

文字入力時のエコーバックが有効かどうかを返します。

IO#fileno -> Integer (63004.0)

ファイル記述子を表す整数を返します。

...ファイル記述子を表す整数を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。


//emlist[例][ruby]{
$stdin.fileno # => 0
$stdout.fileno # => 1
//}

@see Dir#fileno...

IO#getch -> String (63004.0)

raw モードで一文字読み込んだ結果を返します。

raw モードで一文字読み込んだ結果を返します。

IO#iflush -> self (63004.0)

カーネルの入力バッファをフラッシュします。

カーネルの入力バッファをフラッシュします。

@return 自身を返します。

絞り込み条件を変える

IO#isatty -> bool (63004.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

...入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}...

IO#lineno=(number) (63004.0)

現在の行番号を number にセットします。 $. は次回の読み込みの時に更新されます。

...ber にセットします。 $. は次回の読み込みの時に更新されます。

@param number 行番号を整数で指定します。

@raise IOError 読み込み用にオープンされていなければ発生します。

f = File.new("testfile")
f.gets #=> "This is...

IO#nonblock(bool = true) { ... } -> object (63004.0)

ブロック実行中、一時的に self のブロックモードを変更します。 bool が真ならノンブロックモード、偽ならブロックモードになります。

ブロック実行中、一時的に self のブロックモードを変更します。
bool が真ならノンブロックモード、偽ならブロックモードになります。

@param bool 真を指定するとノンブロックモード、偽を指定するとブロックモードになります。

IO#nonblock=(bool) (63004.0)

bool が真なら self をノンブロックモードに、偽ならブロックモー ドにします。

bool が真なら self をノンブロックモードに、偽ならブロックモー
ドにします。

@param bool 真を指定すると自身をノンブロックモードにします。偽を指定するとブロックモードにします。

IO#nonblock? -> bool (63004.0)

self がノンブロックモードならば true を、 ブロックモードなら false を返します。

self がノンブロックモードならば true を、
ブロックモードなら false を返します。

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IO#nread -> Integer (63004.0)

ブロックせずに読み込み可能なバイト数を返します。 ブロックする場合は0を返します。

ブロックせずに読み込み可能なバイト数を返します。
ブロックする場合は0を返します。

判別が不可能な場合は0を返します。

IO#oflush -> self (63004.0)

カーネルの出力バッファをフラッシュします。

カーネルの出力バッファをフラッシュします。

@return 自身を返します。

IO#putc(ch) -> object (63004.0)

文字 ch を self に出力します。 引数の扱いは Kernel.#putc と同じです。詳細はこちらを参照し てください。ch を返します。

...参照し
てください。ch を返します。

@param ch 出力したい文字を、文字列か文字コード(整数)で与えます。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生し...

IO#puts(*obj) -> nil (63004.0)

各 obj を self に出力し、それぞれの後に改行を出力します。 引数の扱いは Kernel.#puts と同じです。詳細はこちらを参照し てください。

...はこちらを参照し
てください。

@param obj 出力したいオブジェクトを指定します。Kernel.#puts と同じです。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされていなければ発生します。

@raise Errno::EXXX 出力に失敗した場合に発生し...

IO#ready? -> bool | nil (63004.0)

ブロックせずに読み込み可能ならtrueを、 ブロックしてしまう可能性があるならfalseを返します。

ブロックせずに読み込み可能ならtrueを、
ブロックしてしまう可能性があるならfalseを返します。

判定不可能な場合は nil を返します。

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IO#scanf(format) -> Array (63004.0)

String#scanfも参照してください。

String#scanfも参照してください。

@param format スキャンするフォーマットを文字列で指定します。
詳細は、m:String#scanf#format を参照してください。

IO#scanf(format) {|*ary| ...} -> Array (63004.0)

String#scanfも参照してください。

String#scanfも参照してください。

@param format スキャンするフォーマットを文字列で指定します。
詳細は、m:String#scanf#format を参照してください。

IO#sync -> bool (63004.0)

現在の出力が同期モードならば true を返します。そうでない場合は false を返します。

...現在の出力が同期モードならば true を返します。そうでない場合は false を返します。

@raise IOError 既に close されていた場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.open("testfile", "w") do |f|
f.sync # => false
f.sync = true
f.sync...

IO#syswrite(string) -> Integer (63004.0)

write(2) を用いて string を出力します。 string が文字列でなければ to_s による文字列化を試みます。 実際に出力できたバイト数を返します。

...力できたバイト数を返します。

stdio を経由しないので他の出力メソッドと混用すると思わぬ動作
をすることがあります。

@param string 自身に書き込みたい文字列を指定します。

@raise IOError 自身が書き込み用にオープンされ...

IO#to_i -> Integer (63004.0)

ファイル記述子を表す整数を返します。

...ファイル記述子を表す整数を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。


//emlist[例][ruby]{
$stdin.fileno # => 0
$stdout.fileno # => 1
//}

@see Dir#fileno...

絞り込み条件を変える

IO#tty? -> bool (63004.0)

入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

...入出力ポートがttyに結合している時、真を返します。そうでない場合 false を返します。

@raise IOError 既に close されている場合に発生します。

//emlist[例][ruby]{
File.new("testfile").isatty # => false
File.new("/dev/tty").isatty # => true
//}...

IO#ungetc(char) -> nil (63004.0)

指定された char を読み戻します。

...指定された char を読み戻します。

@param char 読み戻したい1文字かそのコードポイントを指定します。

@raise IOError 読み戻しに失敗した場合に発生します。また、自身が読み込み用にオープンされていない時、
...

IO#winsize -> [Integer, Integer] (63004.0)

端末のサイズを [rows, columns] で返します。

端末のサイズを [rows, columns] で返します。

IO#winsize=(size) (63004.0)

端末のサイズを設定します。

端末のサイズを設定します。

@param size [rows, columns] を数値の配列で指定します。

効果はプラットフォームや環境に依存します。

IO.default_console_size -> [Integer, Integer] (63004.0)

デフォルトの端末のサイズを [rows, columns] で返します。

デフォルトの端末のサイズを [rows, columns] で返します。

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