Ruby 2.6.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > mkmfライブラリ > Kernelモジュール > try_run (private)

instance method Kernel#try_run

try_run(src, opt = "") -> bool | nil[permalink][rdoc] [added by mkmf]
try_run(src, opt = "") { ... } -> bool | nil [added by mkmf]

与えられたソースコードが、コンパイルやリンクできるかどうか検査します。

以下の全ての検査に成功した場合は、真を返します。そうでない場合は偽を返します。

ブロックを与えた場合、そのブロックはコンパイル前に評価されます。ブロック内でソースコードを変更することができます。

[PARAM] src:
C のソースコードを指定します。
[PARAM] opt:
リンカに渡すオプションを指定します。 $CFLAGS, $LDFLAGS もリンカには渡されます。
[RETURN]
実行ファイルが存在する場合は true を返します。そうでない場合は false を返します。プリプロセス、コンパイル、リンクのいずれかの段階で失敗した場合は nil を返します。