Ruby 2.4.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Stringクラス > crypt

instance method String#crypt

crypt(salt) -> String[permalink][rdoc]

self と salt から暗号化された文字列を生成して返します。 salt には英数字、ドット (「.」)、スラッシュ (「/」) から構成される、 2 バイト以上の文字列を指定します。

暗号化された文字列から暗号化前の文字列 (self) を求めることは一般に困難で、 self を知っている者のみが同じ暗号化された文字列を生成できます。 このことから self を知っているかどうかの認証に使うことが出来ます。

salt には、以下の様になるべくランダムな文字列を選ぶべきです。 他にも [ruby-list:29297] などがあります。

注意:

[PARAM] salt:
文字列を暗号化するための鍵となる文字列。 英数字・「.」・「/」のいずれかで構成される 2 バイト以上の文字列


# パスワードの暗号化
salt = [rand(64),rand(64)].pack("C*").tr("\x00-\x3f","A-Za-z0-9./")
passwd.crypt(salt)

# UNIX のログイン認証
require 'etc'

def valid_login?(user, password)
  ent = Etc.getpwnam(user)
  password.crypt(ent.passwd) == ent.passwd
end

p valid_login?("taro", "password")   # => 真偽値が得られる